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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと語っています。
今日は、もうちょっとね、また再びトライですよ。ボイスレコーダーを手に入れたので、駐車場での録音にトライしております。
今日のテーマは、私はどうやって教員という職業を選んだのかについてお話ししたいと思います。
小さい頃はね、追いかけが大好きで大人しめの子でした。だんだん、こうね、長じていくにつれて、外で活発に遊ぶ女の子だったんですけれど、中学校2年生の時に、やっぱり国立大附属の教育学部の附属の学校に行ったものですから、大量の教育実習生と巡り合いまして、
教育実習生のお兄さんお姉さん方への強い憧れがね、私の中に生まれたんですよね。あんな風なお兄さんお姉さんになりたい。教育実習生の授業も楽しかったし、教育実習生たちの触れ合いもすごく楽しかったんで、ああいう憧れが強かったんです。
そして、中学校2年生の時に国語を担当してくれた先生がとっても面白い授業をしてくれたんで、やっぱり14歳っていうのは大きなポイントだと思いますね。この時に受けた影響で私はなんとなく教員、国語っていうすり込みが生まれたんじゃないかなと思います。
でもね、はっきりと先生になるっていう決意はないまま、時は流れ、高校2年生のいよいよ夏休みの前の、そろそろ大学の学部学科進路選択大詰めっていう時になりました。
で、その話をする前に家で母親父親に将来どうするかっていう話を何気なくした時にですね、私は友達がみんな大学行くもんだから大学なんとなく行きたいなと思っているというようなことを話しました。
そうしたら今でも忘れません。私の母親がですね、「まあ短大でもいいって、いいところに就職して、そこで知り合った男の人と結婚して専業主婦になればいいんじゃないの?」って言ったんですよね。
その時に私はこの既定路線で歩まされる女性のあるべき姿っていうのを母親に望まれたっていうことがちょっと反発心を生んでしまいまして、そんなのには絶対になるものか。
私の人生は私で歩む。絶対に男の人と同じ給料を取って、そして女性としても経済的にも精神的にも自立して歩んでやるんだっていう強い決意が母親の一言から生まれちゃったんですよね。
それでやっぱりそこで中学校2年生の時に思い描いていた国語の先生っていうものを思い起こしまして、やっぱり一生働けるっていうことは当時は看護師とか教員とか公務員とかしかなかったんで、
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実はジャーナリストになりたいっていう夢はあったんだけれども、一生働ける職業ではないということで国語の先生になったら一生働けるし、結婚しても子育てと両立しながら勤められるしっていうことで国語の先生になることを目指しました。
国語好きだったし、中学校2年生の時に出会った国語の先生の授業が楽しかったんで、あんな授業したいなと思って先生に相談したら、当時の担任の先生がこれまた国語の先生で、やっぱりそういうことだったら広島大学の教育学部の教科教育学科、国語教育学っていうのが有名な先生もたくさんいらっしゃるし、
いいだろうということで広島大学を目指すことにしたわけですね。やっぱりその選択は正解だったですね。大学に行ったら本当に名だたる教授陣がずらっと並んでまして、いろんな授業も楽しかったし国語教育を深めていく点では教授陣もそうだったけれども先輩陣もすごくて、
特に院生のお兄さんにはものすごくいろんなことを教わって学ぶ、それから教育学を学ぶ、国語教育を学ぶっていうことを目の前で見せてもらいながら勉強させてもらいましたね。とっても私には刺激的な大学生活だったと思います。
そんなこんなで職業として国語の教員を選んだ私なんですけれど、やっぱり将来は女性として育児と家事とそれから仕事を両立させていくということを悩んでました。私がやったことは情報収集ですね。
いろんな本を読みましたし、いろんなところでそういう先生っていう、女性の先生っていう立場にある人とお話をする機会を積極的に得るようにして、そのたんびにどうしてましたかっていうのを聞くようにしました。
思えばこの時の大学時代のいろんな情報収集が後々役に立ったと思います。ありとあらゆる情報を蓄積していって、その中でこの時はこうすればよかった、この時はこうしようという問題解決の糸口になってくれたと思うんですよ。
なので、今の学校の先生を目指そうとしている人、それから家事、育児と仕事を両立させようと思っている人は、高校時代はそうでもないかもしれないけど、高校時代、大学時代、そして働いている時、独身の時代、情報収集をたんまりすることをお勧めしたいと思います。
ということで、私が教員を目指して、そして両立を目指す際に気をつけたことについてお話をしました。
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ゆくゆくはまた具体的に、家事、育児とどうやって両立していったかっていうようなノウハウとか事例とかをお話できたらいいかなと思っています。
今、少子化時代にあって、男女共同参画っていうのは、これからの時代にとても重要視されてくることだと思います。
やっぱりこの世の中を豊かにしていくためにも、働く女性の問題というのは大きいと思っています。
ということで、今日のお話はこれまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いしましょう。