00:05
おはようございます。パートタイムママでキャリコン受験生のかなやなおこが送る朝の読書会の時間が始まりました。
はい、ということで、今ですね、犯罪心理学者の出口康幸先生の
犯罪心理学者が教える子供を呪う言葉、救う言葉という本を読んでおります。
はい、もうあれですね、なんだかんだでこの読書会を始めて、はや1ヶ月ぐらいかな、ですよね。
なんか時の流れが早いなぁと思っております。でね、やっぱり、あのー、なんでしょうね、
すごく積み重ねていくと、今ってね、ページ的には
85ページぐらい読んでるんですよね。 まあね、なんかめっちゃ早い人からしたらね、ゆっくりゆっくりペースなんですけれども、
でもね、1日ワンセクションでも読んでいけば、結構ね、86ページぐらいまで読めるもんなんやなぁと思って、
改めて積み重ねって大事やなぁと思っております。 ちょっとね、あのー、風邪気味でして、あのー、めちゃくちゃ鼻声なんですけれども、
ご用意していただけると嬉しいです。 今ですね、第2章の早くしなさいが先を読む力を破壊する
というですね、あの章を読んでいるんですけれども、 そこの、ゆかさんのケースに関しては、概要欄にぷだっとこんなケースだよということを
貼り付けておりますので、 あーそうそう、視聴することができますので、またお聞きいただけると嬉しいです。
はい、では本日のセクションを読んでいきたいと思います。 自分で自分のことを決めるのがなぜ難しいのか。
なんかね、ちょっとね、このセクションのタイトルを見てドキッとしてしまいました。
ではまず、出口先生はこう始めております。 自立的に生きるためには、自然予見能力が育っていることが重要です。
この自然予見能力というのが、簡単に言うと先を読む力のお話ですね。 で、自立、この自立の漢字なんですけれども、自分の字にあの、立するっていう字ありますよね。
そっちの自立のお話を、出口先生はこうおっしゃっております。 この自立とは、自分で自分を立することですが、すいません、あの字のごとくでしたね。
なんかあの私、書研読みみたいな感じなので、すいません、ちょっとそういうことがちょいちょいあります。
はい、まあ自分で自分を立することですかっておっしゃってるんですけども、 要するに自分のことを自分で決められるかどうかです。
そうですね。 自分で方向性を考えたりとか、それに基づいて決定するのが理想です。
それに対して他人の命令に従って決めることを、他立と言います。 なるほど。
03:01
例えばですね、 あの
授業時間のね、5分前に職場に来るように言われたから来てる、 っていう表現ってありますよね。
まあよく、あの時々あるのが、9時から仕事開始やけど、8時45分から朝礼があるから、8時45分に来てや、とかね。
それは他立。 手口先生的には、他立だそうです。
人に言われたからそういうルールだから、とその通りにしているわけです。 なるほど。
で、一方、じゃあまあ授業時間がね、例えば9時からとしますよね。
5分ぐらい前に到着してて準備するのがね、いいかなーとかね、思うからそうしてます。
これはね、自分で考えて自分で決めてるから、 自立なんですよね。
で、まあこういうふうにね、自分で自分のことを決めるのって、結構ね、簡単に見えるかなと思うんですけれども、
手口先生、実は結構難しい課題ですとおっしゃっております。
こういうね、修行時間前に何分ぐらいとかっていう話だと、言っちゃ悪いですが、そんなに大きなことではないと思うんですよね。
結構ね、大きなことになると誰かに決めて欲しくなる人っていません? あら、これ以上は言わないですけれども。
手口先生もね、こうおっしゃってるんですよね。 他立の方がはるかに楽ですと。
だってね、自分で判断せんでいいから、責任も取らなくていいですしね。
で、現代はね、その手口先生から見ると、他立を好む若者が増えているように感じます。
うーん、そうなんや。 自分で決めるよりも、みんなが言ってるからこうしようかなという雰囲気に流されることが多いのです。
私、あんまり若者と最近接してないから、どんなもんなんでしょうね。 知らんけど。
背景の一つには、SNS社会の生きづらさがあるでしょう。
LINEやツイッター、インスタグラム、TikTokなどが当たり前にあり、 自分のことがどこでどう言われているかわかりません。
ちょっと目立つことをすると攻撃されるのではないか。 いや、実はもうどこかで攻撃されているのではないかなどといった不安があるのです。
うーん、そうなんや。
ちょっとこの SNS社会の生きづらさと決めることの難しさがどう関係してくるんやろう。
ちょっと読み進めていきますね。
あ、そうそう、エゴサーチの話が今ちょっと書いてるんですけど、 エゴサーチってしたことあります?
私、 シャロー市受験生の時にしたんですよ。
そうしたらね、ちょっと悪口書かれてて、 私シャロー市受験生でブログやってたんですけれども、
そのちょっと悪口書かれるのが嫌で、 すごく受験勉強にも支障を来すかなと思いまして、
06:06
その時はブログ閉じましたね。 ハッハッハーみたいな感じだけど、まあまあいいや、そんな話は。
で、この自分で自分のことを検索することがエゴサーチって言うんですけれども、
出口先生的には、そのなんて言うんでしょうね、 自分のことがどこでどう言われてるか分かれへんし、
ちょっとでも目立つようなことだから、なんか出る杭は打たれる的な感じなのかな。
だから、そんなんされるんちゃうかなっていう不安が、 このエゴサーチを流行らせている背景なんじゃないかと考察しているわけでございます。
でですね、続けてこうおっしゃってます。
ですから、周りの言うことに合わせる、 グループの暗黙のルールに合わせるといった思考になりがちなのは分かります。
なるほどね。しかし、しかしですよ、全てが他立でいいわけがありまへんやんかって言ってるんですよね。
学生の頃はなんとかなっても、社会に出て、何したらいいんですか? どうすればいいんですか?
ばっかりやったら困るでしょうと。 自分で考えろと言われて苦労することになります。
でね、なんかね、ここからいきなり暴力団の話になるんですけど、 私は暴力団関係者の心理分析も多く行いましたか?って、
出口先生、すごいな。
暴力団関係者の心理分析って、なんでそういう分析するに至ったんやろ? 刑務所に入ってる人とか、そんなんなんかな?
続けていきますね。彼らのほとんどは他立の極地でした。 え、そうなんや。他立なんや。
で、行ってしまえば、自分で何も決めることができずに、強いものにぶら下がっている。
あー、でも確かにね、私、そういう暴力団関係者の方って近くにいたことがないのでわからないんですが、
確かに、あの、上が黒。 白いものを見て黒って言ったら、黒ですねって。
なんか、言わんとあかん雰囲気ってあるのかな?ってちょっと思ったりしたり、どうなんでしょうね。
はい、で、命令に従っていれば守ってもらえるし、対外的には自分を強く見せられる。
一見強そうに見えて、実は弱い人間だったりします。
で、こういう人ってね、なんかあの、社場に出て普通に働いてみなって、もし言われても、
何していいかわからないって言うそうです。 なので、まあ普通の社会で起こる一つ一つに、どう対処していいかわからないらしいんですよね。
まあそうですよね。あれしろこれしろって、自分が考えることなく指示されて行動してるだけあったら、
やっぱりね、そういう習慣が身についてないっていうことやから、
うーん、わかんないですよね。
09:04
で、それで、まあ出口先生、こう締めくくっているんですが、自分はどうしたいのか、将来どうなっていたいのか、
自分で考えて決定していくことが大事です。
そう、大事ですよ。 だからちょっとね、あの10分超えると思うんですけど、
あのまあ、このユカちゃんのケースっていうのがね、 お父さんからあれしろこれしろって、本当に指示されて動いているような状態だったんですよね。
それで、もたつくようであれば、時々お父さんから鉄拳が振ってくるというような、
そういうちょっと恐怖政治に満ちたような家庭環境だったんですよね。 だからまあ、
その今回出口先生がおっしゃった、その暴力団関係者の心理分析のように、
まあ自分で何も決めることができない状態っていうのが、 今回のユカちゃんのケースにも当てはまっているのかなぁと思います。
だから、何やろう、 自分で自分のことを決めることができない。
今が良ければ、今なんとか暮らしていければそれでいいっていうような、
結構その場当たり的な考え方になってしまうのかなぁと思いました。 だからね、多分その
自分で考える習慣っていうのを持てないまま大人になってしまうと、
その周りがすごく良い環境であれば、その環境にきっと流れていくのかなぁと思うんですけれども、
もし悪い環境、その悪の囁きがいっぱいあるような環境に行ってしまうと、
それはそれで悪い方に流されていってしまって、 結局こういう犯罪行為に手を染めてしまったりとかするのかなぁと少し思いました。
やっぱり私たち大人も、なかなか考えることって放棄したくなる時ってあると思うんですよ。
私もしょっちゅうあります。 もうね、今日の晩御飯何食べたいって夫に聞かれたら、
もうそんなん考えることすらしたくないねんって言って投げることもしょっちゅうあります。
まあそれぐらいね、やっぱり決めることって、たかが晩御飯のメニューですらね、ストレスなんですよね。
ストレスなんですけれども、 それも何か大きなことを決定していく
ための負荷みたいな感じで、あんまり夫に
投げずに、ちょっと私も決めていこうかなと 反省いたしました。
はい、ということで本日は少し長くなりましたが、ここまでにしたいと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございます。 本日もご機嫌な一日になりますように、かね穴子でした。
12:03
いってらっしゃーい。
