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2025-04-07 52:09

【お仕事図鑑 file43】育シェフさん

なおこのおしごとずかん
第43回目のゲストは…
昭和洋食パインズハートの2代目オーナーシェフ
大下最弘(おおしたともひろ)さんこと
育シェフさん!

飲食のお仕事についてのほか
そこから広がったNPO活動などの
お話をお伺いしましたよ✨


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#コラボ収録 #社会保険労務士 #特定社会保険労務士 #育休後アドバイザー #キャリコン #キャリアコンサルタント #ママ #2歳 #高齢出産 #0歳 #社会保険労務士 #女性 #働き方 #飲食業 #飲食 #洋食 #ファザーリングジャパン関西 #育メン #パート#働く女性の支援 #複業 #パラレルキャリア #効率 #AI #生成AI #SUNO #なおこのおしごとずかん #お仕事図鑑
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00:09
おはようございます。こんにちは。こんばんは。かなや なおこです。
パートのお仕事図鑑のコーナーが始まりました。
このコーナーでは、仕事のやりがいや向き合い方、やりようのつまい切り方などを聞くことで、
リスナーさんの仕事理解や人生のヒントをいただけることをコンセプトにしています。
お仕事探し中の方、前途を考えている方、今の職場や働き方に悩んでいる方、
好奇心旺盛な方、新たな世界をちなみしてみたい方、
最後までお耳を拝借させていただけると嬉しいです。
それでは早速ですが、本日のゲストに電話をしていきたいと思います。
パインズハートの大平です。
かなやなおこと申しますが、大平さんこと育シェフさんでいらっしゃいますか?
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
本日のゲストは、将来予測パインズハートの2代目オーナーシェフ、
大下智寛さんこと育シェフさんに色々お話をお伺いしたいと思うんですが、
まず自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
大阪府水田市に、昭和養殖パインズハートという名前の養殖屋の2代目をやっております。
プライベートでは、子育てを活かした親子料理を啓蒙活動など、NPO活動などもしております。
そんなところです。
自己紹介いただきました。ありがとうございます。
いろいろ飲食のお仕事だったりとか、親子料理のお話ですとか、いろいろお伺いしたいと思うんですが、
まずどんなお仕事がないのか、ざっくり飲食とNPOそれぞれお伺いしてもよろしいですか。
はい、そもそも2代目オーナーシェフということで、僕は、うちの父が昭和19年、
昭和39年ですね。39年創業で、大阪府の門間市というところで、養殖屋レストラン松野木というところを創業しまして、
僕は次男として生まれたんですけれども、そこで僕は、早々ずっと店を作るという意識の下で大学卒業後、
一旦3年間サラリーマンをした後に、どこかに修行とかを行くこともなく、直接うちの父のお店の方に入店し、
一緒に仕事をしたという経緯ですね。
そうなんですね。最初は、水田市じゃなくて門間市にあったんですね。
03:04
そうですね。古川橋というところです。
そうなんですね。育シェフさんの代になってから、今の水田市に移転された感じなんですか?
そうですね。20年前に移転して、今日に至るというところです。
そうなんですね。ありがとうございます。いろいろNPOで親子料理の話だったりとか、
あと事前にお話を伺いしていたので、子育て料理研究家だったりとか、NPOのファザーリングジャパン関西でいろいろ活動されていたりすると思うんですが、
どんな活動されていらっしゃるんですか?
主にイクメンブームというのは10年ぐらい前に起こったと思うんですけども、
そのしつけ役的なNPOでして、一番最初は東京がNPOファザーリングジャパンというものを旗揚げし、
その後、文献みたいな形でファザーリングジャパン関西という、一応法人格としては別になっているんですが、
そこからお声掛けをいただいたことをきっかけに、僕はたまたま子供がろくにいているものですから、
小田区産の料理人ということで、お父さんの料理を教えるという役回りでお声掛けをいただきました。
その他、ファザーリングジャパン的なものは、いろいろ活動しておりまして、
笑ってるパパがええやん、キャッチフレーズにしてるんですけども、
主にいろんな会員のスペシャルな人たちがいて、学校の先生、大学の先生、公務員とかですね、
お金のスペシャリストとか、それぞれの子育てに関わるスペシャリストがいてますので、
プロボの的なものでですね、各自治体や民間企業から講演とか、そういう料理講座とかの依頼をいただいて、
その依頼いただいた内容によって派遣し、例えば料理だったら僕が行って、
お父さんや親子に料理を教えるというような活動をしている団体です。
それぞれの専門性を生かして、いろいろお父さんに指導するというところまでではないでしょうけど、
ゲームを活動していくような、そういう団体という感じですかね。
そうですね。お父さんを楽しもうという感じですね。
そちらのお話でもいろいろお伺いできればと思いますので、よろしくお願いします。
ちょっと私個人的に気になったんですが、
イクシェフさんのイクシェフってどういう名前の依頼かお伺いしてもいいですか。
06:03
これはですね、そもそもは僕、SNS上とかプロフィールの中には、三男三女のイクメンシェフって名乗ってたんですよね。
イクメンシェフ、イクメンシェフって言ってたんですけども、長いので仲良くなった人たちが、
いつの間にか縮めてですね、イクシェフって呼んでいただくことが多くなったので、
ここ最近はイクシェフで通してます。
なるほど、最初は三男三女のイクメンシェフが、ちょっと短くなってイクシェフさんですね。
ありがとうございます。早速、昭和食堂パインズハートさんのお仕事からお伺いしたいと思うんですが、
きっかけは、二代目ということでお父様がされていったのがきっかけなんですかね。
そうですね。
事前にお話を伺いしている中で、
デミグラスソースを10日間かけて仕込むって書かれてましたよね。
そうですね。うちの父はほとんど手作りなんですよね。
タルタルソース、マヨネーズ、ドレッシング、カレーの粉とかスープとか、
あらゆるものがすべて手作りの養殖屋だったので、
その中でも代表格が、やっぱり養殖屋といえばデミグラスソース。
それが10日間ほどかかりますということですね。
もともと10日間ってかかるもんなんですかね。それから何かこだわりがあって、10日間かけて仕込まれてるんですか。
そもそもデミっていう意味合いが煮詰めるとか、コーヒーでデミカップってよく言うんですけども、
エスプレッソとかに小さなコーヒーカップをデミカップとか言いますが、凝縮されたソースなんですよ。
なるほど。
そこまで凝縮期間を煮込むことによって濃厚な凝縮されたということは、どうしても時間が必要ということですね。
お父様の代から手作りというところをすごく大切にされていて、デミグラスソースも10日間かけてじっくり煮込まれているということですけれども、
何かそのお店、飲食業をされている中で、
何かありましたか。
やっぱりそうですよね。昔うちの父が創業した昭和39年の頃と、今60年を超えて今とは本当にどう言うんでしょう。
09:09
景気とかも問題もありますし、人件費の高騰だったり、
今10日間を仕込むということですけど、その10日間仕込んだ後の料理のソースを提供して初めて対価になるということを考えると、
その10日間の日の晩だったり人件費だったり、そういうものはお金とは直接は関係にならないので、
なかなかそれが厳しい状態ではあるものの、それを残すことによって、
それを懐かしく思われる世代の方がまだまだ今は多くいらっしゃるので、
逆に言えば本当に希少価値、今本当に希少価値のあるお店、ジャンルですよね、飲食の中でも。
それが価値でありネックでもあるかなと思っています。
価値でもありネックであるというところなんですね。
長く営業、創業61周年にお伺いしているんですけれども、やっぱりリピーターさんの方とか結構いらっしゃるんですか?
移転したという話をさせていただきましたが、つい先日もですね、実は僕が生まれる前からのお客様が、
今こっちの移転先にも定期的にお越しいただけるようなことが、本当にちょくちょくあるんですよね。
そうなんですか。
だから本当にありがたいなと思っていて。
育シェフさんがお生まれになる前からですもんね。
そうですね。
そこまですごく愛され続けるお店ってなかなかないなって思うんですが、
やっぱり愛される秘訣ってどういったところにあるかなっていうふうに思われますか?
結局ね、その方が来られても口に出すのはやっぱり先代夫婦、うちの父親母親の話ですね。
人間味といいますか、味ももちろんなんだけれどもということで、
このかきフライのパン粉の付け具合なんてよそではないよねとか言いながらも、
やっぱり人を好んでお越しいただけていいのかなと思っています。
味だけでもなく、やっぱり人間味っていうところがすごく愛される秘訣なのかなというふうに感じられます。
そうですね。
飲食店ってなかなか、いろいろおっしゃったけど、人件費の問題もあれば、
12:05
少し前だったらコロナのこととかでいろいろ大変だった時期とか終わりだったかと思うんですけれども、
どうでしたか?
そうですね。僕はその20年前に独立するっていうことを考え出した頃、
考え出したのはもっと前なんですけれども、25年ぐらい、5年間かけて移転することを考えておりまして、
その試案中の5年間に、それまでは多くのスタッフ、調理人を雇って、
飲食店、宴会場などを持ったお店だったんですけれども、
これを今度夫婦2人で切り盛りするにはどうしたらいいのかって考えた時に、
その頃に食品衛生の管理でハサップっていう考え方が多く出てきたんですよね。
より安全な食事を、よりスピーディーにとかコストを抑えながら上手に運営するための手法として、
新調理システムというものを僕は目に留まり、それを通信講座で学ぶようにしたのが、
結果、いろんな意味で、今おっしゃったコロナっていうところの窮地に追われたところなんですけれども、
真空パックで商品作りを通販をするっていうところを、
自然とスムーズにシームレスに移行できたということが非常に大きかったですね。
通販事業に活用することができたということですかね。
そうですね。事実上、やってたことは真空パックの技術、それをするための衛生管理の方法っていうのを、
こちらに移転するときには導入し、知識も持ってたので、
それから以降何十年が経った後のコロナにはスムーズに、本当に何も苦労することなく、
袋の大きさだけを小さくして対応できたので、ものすごく良かったなと思っています。
専権力がある方なんだなというふうに感じたんですけど、そこはいかがですか。
どうでしょうね。料理に関してもそうですけど、関西人の言うところの一丁神なんですよね。
とりあえずやってみるとか、新しいことを知ってみるとか、その背景にはいろんな失敗もあるんですけれども、
みんながやる前、その頃の新調理システムなんて本当、勉強している人たちはホテルの大きなシステムを担当している料理長とかですね、
15:02
あとは病院食とか、大きな施設を管理されている人たちが参加されてた通信講座なんですけど、
実際僕がやった20年前で小さなお店でそういうシステムを導入されたというのは、ほとんど初めてっておっしゃってましたね。
そうだったんですね。そういう新調理システムの情報はどういうところで得られたんですか。
これはね、専門雑誌ですよね。飲食店が読むような月刊誌の中で、この度こういう、言えば具体的には日系レストランかな。
日系レストランだったと思います。定期公読してたんですけども、その日系レストランの記事の中に目が止まり、それを活用しました。
なかなか目に止まっても、まだうちええわって思う会社さんとかもいらっしゃるかなと思うんですけど、フットワークの軽さがすごいですよね。
多分フットワークと同時に、独立的にするにはどうしたらいいかみたいなことですよね。
今のいう10日間煮込んだものをどういうふうに、より昔ながらの手法で作ったものを最新の機器技術システムで安心安全を担保する。
ずっとそれが根っこだったんですけど、それを見た時に点と点が繋がったというか、これやっていう感じですよね。
安心安全で最新の技術で届けるっていう。繋がったんですね。
そうですね。これなら一人でできるみたいな感じですね。
確かにイクシェフさんがベースで売られてるのを私も拝見したんですけど、なかなかスイッタ市まで行くのってちょっと大変だなぁだったりとか、
子供が小さいと食べたいけど、子供の食べ物の解除するのは大変で、
行くのってハードルが高いなと思ってたんですけども、通販があるっていうのはすごく選択肢が増えるなって思って、今の時代にすごく即してるなって思ったんですが、どうですか?
そうですね。これがまた本当にタイミング良くて、僕はコロナになって通販を始めた時は母の日のちょっと前だったんですよね。
そうなんですか。
18:00
これが従来今までコロナ以前は母の日には一緒に食事に出かけてたとか、何かものを届けに行ってたとか、そういう母の日のシーンがあったんだけれども、
このコロナで叶わないのでどうしたらいいかなって思ってたところで、養殖ならば世代を選ばないので、
僕のそういう手作りの安心安全な料理ならということで、ちょうど通販で依頼をいただいて、
ギフト的なものに使用していただき、そのギフトでいただいたお母様が今度は別の人にというすごくありがたい連鎖が起きましたね。
送りやすいですね。
そうですね、それは本当に物流が充実しているので助かりました。
当初とはいえコロナの間は何の通販業をしたことがなかったので、
たまにテイクアウト冷凍のパックしたものを作っておいて店に引き取りに来られる方がいらっしゃったんですが、
そういうシステムですね、要するにお金のやり取りをどうしたらいいんだとかから始まって、
一番最初のコロナの1回目の時は郵便振り込みでお願いしますっていうことを。
それが次の年ぐらいから通販サイトというものが割とそれに登場するようになってきて、
それを利用することによって決済が非常にスムーズにいくということで、
どんどんどんどんそれが本当に世の中そういう通販というもの、個人の通販というものにシステムが整ってきたというタイミングもあって、
小さなお店でも対応できるようになったので本当にありがたかったですね。
何度かベースは顧客として利用させていただいているんですけども、やっぱりクレジットカードで買えるっていうのはすごく便利ですよね。
そうですね、本当に決済の選択というのが一つの大きな、今や振り込みっていうのは本当に少ないですからね。
ネットバンキングもありますけど、わざわざいかなあかんとこもあったりとか、手数料がかかるとちょっと気持ち悪くなりますもんね。
そうですね、もう本当、今やその通販サイトさえもいろんな種類が出てきて、利用するお客様がよりストレスがないものがどんどんどんどん選ばれていってますよね。
いろいろお話ありがとうございます。
21:01
続きまして、NPOの活動についていろいろお伺いしたいと思うんですが、昭和食堂ファインズハートさんとしてお仕事されながら、どんな感じでこのNPOの活動にリンクしていったのがすごく私にとっては不思議だったんですけれども、きっかけはどんなきっかけがあったんですか。
なるほど、これも本当、現代においてSNSっていうのが欠かせないんですけど、やっぱり僕ら飲食店は店の中でずっとこもっている仕事なので、外部ともつながるっていう方法はSNSだったんですよね。
そこで親子料理をするのを、僕はよくSNS上であげてたところ、そういう活動を進めようとするそういう団体、NPOですね、ファザリングジャパン関西の中にも既に僕の前にパパ料理の講座の講師をされている方がいらっしゃって、その方の交流が既にあったんです。
僕が入会するまでに。その方が今度キャリアの転換で実家というか、奥さんの里の方に仕事をもろとも変わるということで、次の後目というか、講師をされる方がいないので困ってますというところから依頼をいただいたのがきっかけです。
そういうきっかけがあったんですね。
そうですね。
その活動としては大体どれくらい活動されてるんですか?
いやー、まあ今やめっきり少なくはなりましたけども、その世の中の育免っていうのを増やそうという国の予算が多かった頃には、ほんとひと月に3回ですよね。4回ぐらいの週末休み、うち週に1回の休みだったんですけども。
当初NPOに入るまでは水曜日の定休日だったのを、どうしてもそういう講座的なものは週末土曜日か日曜日ということで、悩んだ挙句を思い切って土曜日を休みにしてそのNPOの活動に当てたところ。
その頃は本当にムーブメント的なものがあったので、月に本当に多い時は3回とかありましたね。
ちょっとそこの仕度になっているというか。
そうですね、仕度というか使われ方、国の予算のタイプが違ってきてて、今育免よりも働き方改革です。
それを活躍推進という的な目的とともに、お父さんが料理できた方がお母さんが速やかに社会に復帰しやすいよねという予算もあるので、内容が若干スライドはしているものの、やっている内容は一緒ということが多くありましたね。
24:13
やっぱり育休の取得推進ってもう数年前から言われてて、男性の育休とかも30%ぐらい取得があるそうなんですけど、やっぱり何もできなかったら追ってもって正直ありますもんね。
そうですね、だから本当に何をしたらいいか、それが本当に上手にリンクしているのがある時、学校の授業の中で家庭科と技術っていうのを両方とも男女ともにするときがあれ何年前かあったんですけど、
やっぱりそれがこうしてて、男の子が家庭科で料理を作る、それが体験として担保されているからお父さんになっても料理に抵抗がないという、両立にある年代からしたら本当に料理に割とポジティブなお父さんが増えた印象ですね。
【森】確かに私今39なんですけど、私の時代だと私も技術やってましたし、男性も家庭科やってたので、その年代は少し抵抗はないかもしれないですね、料理に関して。
そうですね、本当に感じます。
【森】育成婦さんの時はまだ男女別々だったんですか?
別だった記憶がありますね。料理はしましたけども、技術は女の人はしてなかったイメージですね。
【森】そうなんですね。NPOの活動なんですけれども、育成婦さんって3男3女の6人のお子さんで、今31年間のキャリアをお持ちなんですけれども、その活動ってNPOの活動にどういうふうに影響しているなというふうに感じますか?今までのご経験が。
そうですね、当たり前だったものが世の中にこんだけ還元というか求められているんだという記憶きっかけにもなりましたし、そうすることによって僕の中で土日のどちらかお休むなんていうのはすごく勇気のいることだったんです。
言えば書き入れ時、本当それを休みを変えた当初なんてお客様から珍しいよね、そんな土曜日なんて休むなんてとか、今は日曜日なんですけど、そういう時代ですよね。それを思い切ってやったからこそ見えてくる世界というのがたくさんあって、今まで出会わなかった人たち
出会わなかった組織とか自治体とか、そういう交流が増えることによって、ただの飲食店のオーナーシェフではない、もう一人の自分が求められているということに気づけたのがすごく大きいですね。
27:16
もう一人の自分、それはどんな自分だなというふうに思われますか?
それはそうですね、料理を柱に子育てをしていくっていう自分の今までやってきた、これは嫌悪なしにやったことなんですけど、今まで子供が少ないときは外食をしょっちゅうしておったんですが、景気の下火になってなかなか外食もできないと、子供も増えてそういうお金もなかなか大変だということで、
店で親子料理の外食体験みたいなことを始めたのがきっかけなんですけど、それによって得られるもの、料理って子育てにベストマッチするなということに気づけたのがものすごく大きくて、
それを料理に柱にしていろんな育児章とか理論とかそういうものに見聞きしたりすることによって、これはもう世に広めないといけないという僕の中で大きなものが芽生えたというか、
いろんなSNSでの発信、YouTubeもしっかりですね、NPOの活動もしっかりなんですけど、親子料理は子育てにおいては外すことができない、外したらもったいないという気づきになったということですね。
会食体験からそういうふうに知見を得られたようなお話に聞こえたんですけれども、どんなエピソードがいくちえふさんの中ではあったんですか。
そうですね、最初がもう親子料理をしていて、自分の英語ですよね、ちゃんと子育てやってますよみたいなことを写真でパシャッと撮って、フェイスブックにあげたんですよね。
僕は本当にもういやらしい男のそういう下心だったんですけど、それをフェイスブックにあげたところすぐにコメントが入って、それは女性の方だったんですけど、それってモンテスソーリーですよねっておっしゃったんですね、コメントが入ったんですよ。
僕はその頃モンテスソーリーなんて全く知らずに、何のことかなと思ってモンテスソーリーっていうのをググったところ、
イタリアで一番最初に女性の方でお医者さんで、子育ての理論とか子育て方法を確立された方ということを知って、
それからですね、モンテスソーリーっていうものを図書館で借りれる枠をいっぱい15冊借りてきて、ばーっと走り読みをして、
これで書かれてることなんて、ほぼほぼ料理で可能やなって僕は思ってて。
30:06
その中で実践したのが、モンテスソーリーの手法で無言でゆっくり見本を、手本を示すっていうところを実行したところ、
子供ができたって振り向いた瞬間に、僕はもうその動機と心臓がバキュバキュなってパチンとスイッチが入ったのが明らかわかったんですよね。
子育てってこういうことか、子供が一人でやれることを上手に、あたかも子供が自分でやったことを思えるようにサポートすることが、
これって子育てなんやって気づけて、それからもどんどんどんどんのめり込みました。
そういう、できたっていう表情を見てバシッとしたのがきっかけだったんですね。
そうですね。でもそれまでの自分のプロフィールにはダメ夫って使ってるんですけど、
もう今までの自分は本当にとんでもないダメ夫だったんで、もうそれを話すと本当に長くなってしまうから、
例えば30の出産予定日に友達と通りに出かけて、友達の車を僕がインデブリ運転で廃車にしてしまうとかね、
そういうとんでもないことを重ねてきた父親だったんですけど、
そのスイッチが入ってからは本当に子供の行動がものすごく楽しくて、
月に1回ですね、月に1回の親子料理は外せなくなって、迷惑をかけてきたはずの上の兄弟なんかでも、
すごく英語の作文で尊敬する父からは料理は人を幸せにすることを学んだって書いてくれたプリントを喜んでもってきてくれたりですね。
そういうことがあった時に、僕はまだ間に合ったんやと思って本当に嬉しく思いましたね。
エピソードも聞きするだけで胸がジーンときてます。
フレー幅が激しすぎますからね。
ダメな夫っていうかダメなお父さんってだいたいダメなまんまだったりとかするじゃないですか。
それじゃないですかって決めつけてたんですけど、戻ってこれるというか、新たな気づきを得て新しく生まれ変わるというか、変貌していくってすごいですよね。
僕も基本は人は変わるけども変えることはできないと思ってるんです。
でも変わることはあると僕は信じてるし、僕が変われたことなので、
その変わるための勘どころっていうのを僕は一つのエピソードも含め、その料理の仕方一つでも見るポイント。
33:07
それこそ僕がモンテストーリーで無言でゆっくりというアプローチをしたなければ、スイッチが入らなかった可能性が大いにあって。
だから僕は変わる可能性のある方法手法ハウツーというものを世の中に発信し続けることはこれは無駄ではないと思って毎日やってますね。
やっぱり私も今、育成部さんのお話を聞いて、子育てってこういう感動があるんだなっていう一つの知ったことで、やっぱりちょっと子供、今日からの子供の接し方ってちょっと変わるかなって思います。
とは言えねえ、でもやっぱり普段特にお母さん、ママなんかは四六時中ずっと子供と一緒におって、それをキープするっていうことは非常に僕は無理ってお伝えしてて。
いろんなSNS上でやりとりしてたら、ママは料理が苦手とか、親子料理なんて時間も余裕も技術もないということで、すごく効果はありそうとか食い食って良さそうとあるものを諦めてるっていうことなんですよね。
それを諦めることなく僕はする手法として月に一度、月1ワンメニュー運動ですよね。月に1回のワンメニューのその時だけ子供に寄り添い、子供の反応に集中し、子供の出来たに寄り添う。
そうすることによって愛着形成が生まれ、子供は月に1回必ずこの時間が来るとわかれば我慢すること、要するに今よく言われている非認知能力の自制心だったり、もちろんできたっていう作品は自分の自己肯定感も育つし、人に食べてもらって美味しいってなったら人のために役に立ったっていう自己猶予感。
この3つぐらいが芽生えればほぼほぼ子育て完成やな、僕は思ってるんですよね。
月1であってもやっぱり料理で3つが向上するっていうような。
そうですね、だから料理は食育基本法で自立を促す、元となるっていう風なことも全文に書かれている通り、やっぱり自立っていうことは自分でできるっていうものをですね、早く形成すると、もちろん料理を作ることによってお母さんは物理的にしなくて済む時間が早くきますし、
36:02
その料理の中で要素としては国語、算数、理科、社会全て含まれているので、料理する中で自分の子供はどのジャンル、科目、この子は数学が好きだなとか社会が好きだなとか、そういうものを探すように接すれば、
あとは上手に促すことによって自分は数学ができるとか社会が得意だとか、そういうものに芽吹けばどんどん今もデジタルがインターネットが便利な世の中、子供が自分で学び、自分で情報を取りに行く時代なので、子育てが本当にどんどん楽になると思っているんですよね。
思うと料理という一つのコンテンツでいろんなことが網羅できますよね。
そうなんです。なだたる子育ての理論、世の中に広がっている理論は本当に料理で全てと言っていいほど獲得することが可能だなと思っています。
貴重なお話をありがとうございます。
ここまで飲食のお仕事だったり、NPOの活動について少しお伺いさせていただいたんですが、仕事に対する捉え方って、昔と今で何か変わったなというふうに感じるところってありますか。
非常に職業ということで、なかなか給料のお金をもらうという方法が自由になったなという印象なんですよ。
例えば、僕のNPOの活動というのは、費用をいただいてますし、公私業としてですね。
皆さんまだまだ誤解されてますけども、NPOイコールボランティアみたいな印象が持たれているかもしれないですけども、
今やNPOは自治体の右腕的な存在で、自治体自身では問題解決できないものをNPOを通して得意とする方の助けを借りて予算を取って、その予算内でその目的を達成する。
ということなので、これは収入の柱の一つになり得るんですよね。
例えば、僕は飲食店という太い柱の周りにNPOもあれば、個人で自治体とか民間さんからも依頼をいただきますし、
もしくは自治体の審議員なんかのお話をいただくと、その審議員を出席すれば費用も出ますし、
そういう細かい財布を持つことが可能になった現代は、やっぱり自分のアイデンティティ、自分は何が好きで何ができるかということにちょっと振り返って考えてみたり、
39:12
例えば人があなたってこういうこと優れてますよねっていう言葉を聞き逃さずに、
それに何かオファーを受けた時にはとりあえずやってみるとか。
それでやったことが自分の当たり前普通でできることが他人さんにはできなくて、お金を払ってでもやってもらいたいと言われることが成立すればお仕事なので、
NPOもいろんなボランティアもしっかりいろんなことをやってみるということは、生き方、キャリア、人生においては非常に重要なのかなって思います。
そうですね。やっぱり職業人生っていうのが長くなっていく中で、よくライスワークとかライフワークって言われることが最近ありますけれども、
ライスケーキもすごく、さっきおっしゃってたの、育シェフさんの大きな柱っていうところがすごく大事かなと思うんですけれども、
アイデンティティっていうご自身の大事なところを活かせる部分というか、そういった方法もないと、なかなか長く続けるのって難しいのかなって思うんですが、どうですか?
そうですね。長く続けるには、長くつながる必要があると思っていて、つながる方法は、例えば今やもう本当にSNSで十分いろんな方とつながりますし、知らない方も見てもらえる。
そういった意味では、僕は2年ほど前に大阪の読売テレビのローカル番組なんですけれども、子ども挑戦バラエティいろいろっていう番組の子どもシェフっていうコーナーの監修とアシスタントも務めさせていただいたんですけれども、
よもやそんな仕事をですね、僕がするとは本当に思ってなくて、もう僕の周り、家族も含め、あんだけダメ夫だった男が、ようそんなことをオファーをいただけたんで、僕はありがたく仕事をしたんですけど、そこまで変われるっていうことがですね、発信によって可能性があるっていうことは皆さんには知ってほしいなと思いますね。
それを聞くと、発信ってすごく可能性が広がりますよね。
ありますね。めちゃくちゃありますね。
本当にテレビのお仕事っていうことでもそうですけど、NPOの活動の話の中で、やっぱりその、なんて言うんですかね、出会えなかった人と出会えたりとか、はい、っていうお話もされたかと思うんですけど、そういう可能性がいろんなとこで広がりますもんね。
42:15
そうですね。だからそれは自分のポートフォリオという財産だと思うんですよね。自分がSNSでやってきた経緯とかですね。
だからそういう自分のポートフォリオを持つっていうことは非常に重要で、その中で自治体とか公的なとか、例えばテレビの仕事をしてるとか、そういうことによって人というものの厚みが出て、
さらに信用がないと入っていけないとか付き合えない人にも付き合っていけるっていうことで、やっぱりそこは行動しなければつかないことなので、とりあえずやってみるっていうのが大事かなと思いますね。
そうですよね。やっぱり自分にはできへんかなって、引っ掛けてなくてもとりあえず、このことって大事ですよね。
そうなんです。だから親子料理も諦めるんではなしに、僕はとりあえず月1オムレツですね。親子でオムレツを作ることから、月1、100円で済むコミュニケーションツールなので、卵3個とケチャップだけで失敗した作品にケチャップ絵を描いて、
何に見えるねとか言って、失敗したと思ったけどこうして食べるとおいしいね、楽しいねっていう子供の記憶にすり込むことができればですね、自分も料理できる、誰かの役に立てる。
今度次には違うメニューにしたいっていう欲が生まれるのが自然なので、オムレツの次には月1ハンバーグっていうふうにお伝えしてます。
もちろん一緒に料理を作る時もそうですけど、一緒に食べてる中でもすごい対話が生まれますよね、子供と親との。
そうですね、結果お腹が膨れたら幸せじゃないですか。
ただその時に親子で一緒にする時間の使い方、言葉がけ一つによってマイナスにも働くので非常に危険な時間にもなるかなと思っていて、その辺も含めて僕は注意喚起としていろんなところで発信しています。
その注意喚起っていうところは、イクシェフさんのFMとかも含めて発信されてるんですか。
そうですね、失敗と捉えずに部分的成功と呼ぼうみたいなところですよね。もうダメ出ししてても本当に良くないので。
45:01
お仕事のことをお伺いしたんですが、イクシェフさんにとって仕事ってどんな存在ですか。
これはですね、本当に一番最初の方に申し上げたいなと思ってたんですけど、実はその仕事というものに対してのモットーは我が家ではもううちの先代である父の言葉がもうバックボーンにありまして、それはですね、明日につながる仕事をしなさいんですよ。
明日につながる仕事をしなさい、はい。
これは多分父は料理を持って出すときにちょっとお腹の縁がソースが付いてたら拭いたらしまいのことを拭かずに出すことも明日の仕事を汚すことにもなるとか、いろんな意味があったと思うんですけど、
今僕NPOに関わるようになって、うちの父は言わんとすることはそんな小さなことではなくて、自分のできることが誰かが喜ぶこと、それを仕事としていれば、誰かの明日につながることなら全て仕事となるよっていうふうに気づいたんですよね。
すごい広い。
そうですね。そうなると、うちの家族の中の家君じゃないですけども、どんな仕事をしようが構わないと。ただし、明日につながる仕事をするっていうことだけ、みんなで守っていこうな、みたいなことは常々言ってますね。
それが本当に大下家の家君として。
そうですね。僕はそれに従って今後とも生きていこうと思ってます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
福祉師傅さんが今後チャレンジしたいこととか描いてる未来ってどんなことかお伺いしてもいいですか?
そうですね。僕は本当に偶然ながら、今年のMODというのは脱飲食というので、ちょっと洒落みたいにふざけてるようなことを言ってますけど、やっぱり親子料理なんですよね。
親子料理のみんなのハードルを下げるっていうこと。
それをみんなの成功、みんなの失敗をプラットフォーム化したいなって。みんなが自由に見れて、自分の家庭でそれをやってみて、それのやってきたことをフィードバックみたいなものをみんなが集えるプラットフォームを作りたいっていう感じですね。
素敵な夢が終わりなんですね。
そうですね。だって僕の一体験なんて本当知れてますから、それが一人二人さんに増えるだけで何倍にも成功体験を知ることができるわけじゃないですか。
48:00
忙しさながら自分でリスクを負うよりも、その成功体験をやってみる方がよっぽど近道だと思います。
確かにな。やっぱり家庭によっていろんなケースってあると思うんですよね。
例えば旦那さんが単身婦人でおらんとか、家庭によっても全然違うと思うので、やっぱりいろんなケースを知ると、これやって私にもできそうってハードルがどんどん下がっていきそうですよね。
そうなんです。例えばこの月礼ができた当たり前じゃなくて、
例えばうちの昔の古い親子料理の動画を見たときに、みんなでハンバーグ焼いてるんだけれども、
普段しっかりリーダー的な存在のお姉ちゃんがハンバーグを返すのが怖いけれども、弟はどうじることなく、こんなん簡単やんってパパパパとハンバーグを焼くことをやってる動画があって、
そういうのを目の当たりにすると、今ここ子供が何ができてるっていうことを目視して、
お姉ちゃんができてる、妹ができてるのにお姉ちゃんがやらへんとか、そんなことは全く関係なくて、
先月のその子と今月の今の今日の状態っていうことを知ることが月一の習慣のいいところやなと思ってるんで。
役割とかによって違いますよね。
違いますね。本当にいつか僕も今までは命令みたいに全員参加で親子料理をさせてたんですけども、ある時からやりたい人がやるってしたんですよね。
そうしたら本当にストレスなく、ある時は普段やらんもんがやったり、普段やるもんがやらんかったり、
それの背景にはその一日で何かあったことがあったんだろうみたいな想像しながらですね。
自然な形で今ここというものに子供に触れる機会、それが料理だなと思ってます。
素敵なお話をたくさんありがとうございます。ついつい私もいろいろ聞きたいことが山盛りすぎて。
こちらこそありがとうございます。伝えたいことを伝えれました。
ありがとうございます。私も本当にまだ子供が3歳になったばっかりなんですけれども、
子供料理少しずつちょっとやってみたいなというふうに思いました。ありがとうございます。
ぜひぜひです。
ではですね、最後に飲食のお仕事だったりとか、こういうNPO活動に興味を持っている方ですとか、
リスナーさんへのメッセージをお願いしてもよろしいですか。
はい。興味あったことはお金をいただくっていうことでもなくて、学際のノリ。
51:06
例えば飲食ちょっと興味あるなと思ったら学際で飲食をやってみるとか。
やるっていう小さなハードルはいくつでも世の中に用意されてるんで、やれるところからやってみましょう。以上です。
ありがとうございます。確かに。なんかやれそうかなって思うハードルからもしょいっていく方がいいですよね。
そうですね。
ありがとうございます。
いやですね、いくシェフさん本当にいろんなSNSをお持ちで、インスタだったりとかYouTubeとかスタンドFもされてるんですけれども、
いくシェフさんの情報はリットリンクにまとめておりますので、ぜひチェックしてみていただければと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では本日はですね、昭和食堂パインズハートの2代目オーナーシェフ大下智博さんこといくシェフさんにお話を伺いしました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
52:09

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