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こんにちは、年間指導時間2000時間のプロ家庭教師☆直希先生が教える、ここだけの勉強メソッド。
今回はですね、子供が受験ストレスに悩んでいる時、どうしたらいいのかってお話をやっていきます。
まず、受験ストレスから子供がもっと成長するためにってお話をやっていきます。
もし、受験ストレスがかかっていて、その子にとって受験が負担やったら、一緒の子とやめさせた方がいいかとかね、
もしくはランクを落とすべきなのかってよく聞かれるんですけども、
読者の方の中にも、このような相談をしていて、負担やったらやめさせた方がいいってアドバイスを受けた人、少なくないと思います。
しかし、これまで述べてきたように、ストレスをなくしたりとか、軽減させたりする環境を用意することは、実は子供にとって最良の策ではないんですよね。
そんなに平坦な道が一生続くわけではないからです。
もちろん、うつ状態が本当にひどい時は、ある程度改善するまでは、模擬試験を受けさせないなど、そういった選択肢はあります。
やろうと思ってもできないために、むしろ成績下がってしまって、焦りとか不安が強くなってしまうからです。
しかし、受験自体をやめさせてしまうと、その後の人生のストレスが余計に強くなる可能性があります。
自分でストレスを解決できなかったことが、ある種のトラウマになって、心理的ストレス体制を弱めてしまうからなんですよね。
また、今の厳しい競争社会の中では、医学歴とか資格を得てない人にとっては、めっちゃストレスの多い職場になりがちなんですよね。
ですから、むしろ受験という体験をうまく活用して、ある程度ストレスフルな状況でも、いいパフォーマンスを出すにはどうしたらいいかとかね、
そういう方法を掴む機会をしてほしいなと思っています。
そして、子供にとってストレスマネジメントの方法論は、できるだけ若いうちに知っておいた方がいいかなと思います。
なぜなら、大人になってから受けたストレスの方がこじらせるからなんですよね。
もし、家庭環境の中に根性論とか、なんとかでなければいけないという、完全主義みたいなこだわりが蔓延しているときは、
親御さんの方から認知を変えていくということもあってもいいかもしれません。
受験ストレスを乗り越えると、合格すればよしということではないんですよね。
合格とか入学というのは、次の段階のスタート地点に立つということだけなんですよね。
ちゃんと合格したものの、身も心もボロボロに疲れ果てて、晴れて入学した学校に登校する気力が湧いてこないというのでは、もともこもありません。
受験をしながら、元気な脳と体を取り戻して、むしろ心が鍛えられて息を酔おうと、次のステップに踏み出すという理想の形に、なんとかして持っていきたいなと思います。
それには、方法論さえ間違わないなら、全く不可能ではないかなと思います。
続いて、子供のSOSは意外なところにあるという話をしていきます。
子供がストレスを抱え込んでいるとき、早めに気づくにはサインを見抜くことが欠かせません。
ところが、子供のサインの出し方は非常に多岐にわたります。
例えば、机に向かわなくなったりとか、朝が起きづらくなったりとか、学校に行かなくなるという例もあります。
妄想的なことを言ったりとか、幻覚を見得ることもあって、精神病とか心配するかもしれませんが、実は一家性のものであったら、ストレス反応であることが多いんですよね。
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女の子の場合は、対人関係のトラブルから、太っていると嫌われると思い込んで、
行き過ぎたダイエットから、過食とか挙食、応答を繰り返すことがあります。
大人だったら、自分がどんな感情なのかを言葉で表現できるんですけれども、
子供は言葉で表現するのは難しくて、感情を行動で表すことになるということも含まれます。
大人のうつ病では多くの場合は、自分にはもう生きる価値がないといった悲観的になってしまう人が多いんですけれども、
子供は逆にテンションが上がったりとか、喜怒哀楽が激しくて攻撃的になる可能性があります。
原因のわからない腹痛とか頭痛、吐き気、疲労感、その他の病気と思える症状が続く場合もあります。
眠れない子もいたら、寝ているばかりにずっと怠けているように見る子もいます。
そこには、昼夜が逆転するような生活リズムの乱れが起こっています。
胸が苦しいとか、朝起きると頭痛いとか、手に汗かいて鉛筆握れないとか、親も経験したことのない症状が出て、特別な病気を連想してしまう場合があります。
不安なときは、病院で検査を受けて、どこにも病気はないということを確認しておくこともいいでしょう。
身体的な病気にしても、一般的に大人の場合は、高血圧症とかガンなどそのほとんどが生活習慣病と言えます。
しかし、子どもに起こる病気というのは、先天的なもの以外はほとんどなくて、インフルエンザの感染症以外では、よほどのことがない限り病気にはなりません。
つまり、以前と比べて体の不調を訴えることが多くなったとき、子どもの場合は、心理的要因が絡んでいることが多いと見れます。
心理的要因と言っても、うつ病とは限りません。
はじめは子どものうつ病と似た症状であっても、実際には別の精神疾患であったりすることもあるので、子どものうつ、受験期、そして生命期の心の病気に詳しい専門家に聞くのもいいかもしれませんね。
続いて、子どもの気持ちがわからないときにどうしたらいいのか、それについてお話ししようと思います。
一昔前に比べて、我が国の子どもの数は減っていて、学校の中には定員割れするところも増えてきています。
普通に考えたら、どの学校も入りやすくなってんちゃうかと思うと思うんですが、実はそうではないんですよね。
日頃から、両親とか、祖父母の関心と愛情がたった一人の子どもと二人の子どもに注がれている環境で、その期待に押しつぶされそうになっている子がいます。
志望校は自由に選んでいいよと言われても、実はそんな自由になれないんですよね。
これなくてはいけないとか、こんなランクではダメだとか、今のままでは親を失望させてしまうとか、
自ら自分の将来を狭めていって、自分自身を追い詰めてしまうケースも見られます。
こうした中で、テストで思ったような結果が出せへんかったりとか、順位が落ちたりすれば、強いストレスを感じるんですよね。
一時的に落ち込んで部屋にこもったり、突然切れて家族や物にやつ当たりしてしまいます。
こうした行動というのは、失恋して悲観の涙に喰らえたりとか、やり食いするのと同じように、子どもの一時的なストレス反応としては正常なことかなと思います。
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同時にこの頃には、些細なことで友達との人間関係の行き違いとかトラブルを体験することが多く、生まれて初めてそういうショックとか深い悩みを感じることもあります。
しかも昨今では、LINEとかFacebookといったSNS上で、こうした行き違いとかトラブルが起こる可能性もあります。
応援にとっては、一昔前よりも、我が国に何が起こっているのかって見えにくいんですよね。
あまり心配しすぎて落ち込みや傷つきを、何でも心の病みと決めつけるのは良くないです。
問題は、どこまで見守ればいいのかということになります。
また見守るという点では、少なくとも子どもの現在の状況がわかる程度には、心理的に近い距離にいることも必要なんちゃうかなと思います。
子どもが何を考えているとかわからへんとかね、そういった親御さんの場合は、受験生はこうあるべきとかね、私をこうしてきたという思い込みとか押し付けが強いケースがあります。
しかし、世間一般の受例とか、自分の過去とか、他の兄弟とか見比べても、その子の本当の問題点は見えてこないんですよね。
その子自身を見てほしいです。
受験中は、本人だけでなく家族までも、もし落ちたらとかね、ネガティブに考える人たくさんいらっしゃると思うんですけれども、
そういった時にね、家族みんなで外食に行ったりとか、おいしいもん食ったりとか、将来とか受験のことの話をね、一切触れへん場を持つのもいいかもしれません。
あえてくだらへんね、世間話で笑って過ごすっていうのもいいと思います。
張り詰めた心を緩めてあげることで、物事をポジティブに受け止められるようになれば、受験への味方がかかってくると思います。
今日もどうもありがとうございました。
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