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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、
日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には子育てネタや、留学時代や旅行の思い出などのお話もお届けしています。
犬のトレーニングなどについての詳しい内容はメンバーシップ配信にて、
より具体的な犬に対しての内容は文章で、ノートにまとめてお伝えしています。
まず、告知をさせてください。
2月19日日曜日、今週の日曜日ですね、午前11時から12時30分まで
Zoomセミナー 犬が体で語ること 犬のボディーランゲージを学ぼう
を開催いたします。今回は一般の方もご参加いただけます。
途中参加、顔出しなし、ミュートOKです。
お問い合わせご希望は、コメントレターDMにてお気軽にどうぞ。
さて今日は、ちょっとショッキングなタイトルからスタートです。
犬に嫌われる犬
想像できますか?
とっくらにいたり、散歩中に犬に会ったりする中で、
必ず吠えられてしまう、唸られてしまう、先輩犬に囲まれて怒られる
といったワンちゃん、いませんか?
うちの犬はただ遊びたいだけなのに、なぜか他のワンちゃんに怒られてしまう
というパターン。
残念なことに、犬に嫌われやすい犬というのは存在してしまうんですね。
その理由は様々なのですが、大きく分けて3つの理由があると思います。
1.持って生まれた性質、見た目、行動パターン
2.対犬との経験不足
3.演出されたボディーランゲージによる誤解
の3つの理由です。
これらのうち、特に理由の3番目は、今週日曜日に行う
犬が体で語ること、ボディーランゲージを学ぼう
のセミナーで取り上げるテーマになっていますので、
1番と2番、そして今日は特に1番をお話ししていきたいと思います。
理由その1、持って生まれた性質、見た目、行動パターン
それらが理由である場合、よく黒い犬は嫌われやすいと言われます。
それは色彩感覚が人間のように豊かではない犬にとって、
黒は何もないように見えると言われるんです。
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なので、黒い犬の表情というのは、犬にとって読みづらいと言われています。
また、3番の演出されたボディーランゲージにも関わってくるのですが、
例えば、ダンビ・ダンジというように、耳やしっぽをカットされてしまった犬という原種も、
耳やしっぽが本来相手の犬に伝えるための形とは異なっていて不自然ですので、
それを見た相手の犬に誤解をされてしまうことがあります。
ハナペチャ系のワンちゃん、いわゆる単頭種と呼ばれる子たちは、
その呼吸の音が他の犬と違うため、その音だけで警戒心を抱かれたり、
敬遠されてしまうこともあります。
行動パターンもあります。
もともと警戒心より好奇心の強いタイプの子や、
犬に対しても自分のペースだけで相手に突っ込んでいってしまうような子、
遊び方や挨拶の仕方が独特で、相手に警戒されてしまうような子、
このような行動パターンが強い犬というのは、
相手の犬に警戒心を抱かれたり、避けられたり、吠えられてしまうことがあります。
ニュアンスはちょっと違いますが、
突然動く、突然素早く走り出すなどの犬は、
警戒というよりは追いかけたい本能を刺激し、
意図せずして相手の犬に追いかけられてしまうとか、
襲われてしまうという可能性もあります。
例えばイタグレさん、ミニピンさんなどは、
突然勢いよく矢のように走り出しますので、
牧羊犬やある種のテリヤの本能を駆り立ててしまうということがあります。
また、子犬の行動というものは分別がありませんので、
政権には嫌がられてしまうことも多いです。
人にとっては、顔を見るなり満面の笑みを浮かべて走り寄ってきて、
飛びついて、じゃれてきたり、なめてきたりする、
この子犬の行動はとても可愛いものなんですが、
分別ある大人の犬にとってはブレ物以外何物でもないんですよね。
この時点で怒らないという政権もいろいろにはいるんですが、
多くの政権は、何なのこの教育のなってないチビスケは。
ねえママ、このブレ物をどっかにやってくれない?
笑い事じゃないのよ。私の尻尾かじろうとしてるわよ。
と飼い主さんに訴えかけてくることでしょう。
とはいえ、いたいけな子犬にうーっとでもうなろうもんなら、
まあ、お姉ちゃんなのに小さい子にそんなこと言って、
このくらい許してあげなさい、など怒られてしまうこともある
先住犬さんや生犬さんは、反対にストレスが溜まってしまう一方、
ということも対子犬ちゃんに対してはありますよね。
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子犬のブレさというのは、政権には受け入れられないことがあるのは当然です。
ですので、二頭目を迎えるということを検討されている飼い主さんは、
先住犬と引き合わせるときには、
政権さんの、そして先住犬さんの権利を大切にしてあげることが必要だと思います。
ただし、この子犬のブレさというのは、教育されるためにある行動でもあります。
いろいろな経験を積むことで、
相手の犬にどういう態度で振る舞うことが犬同士の礼儀化を学ぶことができるからです。
そのことを確実に学ぶためのステップなどは、次回お話ししていきたいと思います。
衝撃的なことに、ある種の見解では、
特定の準血種、いわゆる犬種では、
持って生まれた相手の犬のボディーランゲージやコミュニケーションの方法を読み取る能力が低い、
極端に人為的に作られた犬種のため、
もともとの狼や原種に近い犬たちが、
他の犬と群れの中で平和や安全に保つために行う行動様式やボディーランゲージを示したり、
読み取り能力が失われてきていると言われています。
ちょっと難しかったと思うんですが、
これは非常によく考えると恐ろしいことなんですね。
もともと犬種というのは、
人間により作為的に意図を持って交配・繁殖が続けられた結果生まれてきた犬たちであり、
それぞれに際立った個性を持っているということが多いです。
こういった犬たちは、その繁殖目的にかなった人間たちとだけ暮らしていく分には何も問題はありません。
ですが、犬たちが集まる場、
そこでは時としてコミュニケーションが難しい犬として、
他の犬たちに敬遠されてしまう可能性があることも確かなんです。
これはまさに犬が犬同士よりも人とのコミュニケーションを取ることを得意とする
という事実の裏付けにも当たる説だなと思います。
この繁殖の過程で犬らしいボディランゲンジや行動パターンが失われてきている特定の犬種はどんな犬種なのか、
それは今週末のオンラインセミナーでお話をしようと思います。
なかなかショッキングな結果になっていると思いますが、あくまで一つの研究結果として捉えていただければと思います。
最後になりましたが、もう一つ告知をさせてください。
2月18日土曜日朝9時30分より、まるげんさんのリレー配信にトップバッターとして、
まるげんさんの次の回で参加をさせていただきます。
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今回は私も30分枠をいただいておりますので、土曜日の朝9時半というお忙しい時間かと思いますが、
お耳よりいただけたら嬉しいです。
今回は私は昭和の歌謡曲を3曲ほど歌おうかなと思っています。
それからこのスタンドFMの中でも配信をされていらっしゃる作詞家でいらっしゃる神中玲子さん、
許可をいただきまして、玲子さんの楽曲を一つ歌わせていただこうと思います。
よろしければお耳よりいただければと思います。
それでは今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。