2023-03-16 13:42

《犬》「大型犬🐕を恐がる子供👧」どうしたらいい❓コーイチさんレター返信✉️

ミネソタで脳を研究されているコーイチさんからレターをいただきました🥰✉️

「大型犬を怖がる子供さん」へのアプローチについて
犬のトレーナーとして「音」「動き」「距離」
にフォーカスしてお話してみました🤔

また、「恐怖の対象」がどこにあるかを正確に把握することは
克服のための大事なステップとなります❣️

ご自身のお子さん、愛犬さんが「怖がる」ものがある場合、
ぜひその対象を詳細に把握してみてください🤗


🍀コーイチ@us研究留学チャンネル
https://stand.fm/channels/5f4bc90c6a9e5b17f755bfe5

#288・恐怖をなくすには【細胞談義050】
https://stand.fm/episodes/640f8470a94b3661417fe693

コーイチさん、レター主様、ありがとうございました✨

コーイチさんとのライブ日程が決まりましたら、
皆様にお知らせ致します😆✨

(旦那在宅中……イヤホン使用につき、ざわざわすみません💦)

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00:07
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、
日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
さて、今回はアメリカ・ミネサタ州から配信をされている、コーイチさんからいただいたレターにお返事をしてみようと思います。
コーイチさんからいただいたレターの中には、
僕のチャンネルの方にいただいたレターで、
お子さんが近所の大型犬を怖がってしまうというお話がありました。
僕のチャンネルからは、恐怖感情と脳の機能に関してお話しすることでお返事としましたが、
アニマルコミュニケーターさんとしては、どのようなアドバイスが考えられますでしょうか。
人と動物との関わり方にも関わってくることだと思いますので、
よろしければ教えていただけると嬉しいです。
ということでした。
コーイチさんは、ミネサタで脳の研究をされていらっしゃる博士さんでいらっしゃるので、脳の機能のスペシャリストです。
ピアノも大変お上手です。
そんな方にレターでご質問をいただけるなんて恐縮この得ないのですが、
私なりの見解をお話ししてみようと思います。
私はドッグトレーナーとして、子どもと犬についてはご相談を受けることがよくあります。
また、自分自身も犬と子どもと共に暮らしていますので、
コーイチさんとはまた違った視点でお話ができたらと思います。
今回は犬を怖がるお子さんという視点からのご質問で、
コーイチさんはご自身の持論を配信でお話しされていますので、
そちらの配信も聞いていただけると良いなと思います。
概要欄にURLを記載しておきます。
さて、私の立場で子どもを怖がる犬の相談をよく受けますので、
まずはそちらの視点からもお話をしていこうと思います。
コーイチさんもおっしゃっていましたが、
恐怖という感情は生存本能に関わる原始的な強い感情です。
潜在的に動物、生き物は自分より大きな生き物を怖がります。
それはこの生存本能に関わる分野でもあるからです。
これは子どもでも犬でも同じ反応です。
それは、それでは大型犬が怖くない子ども、
子どもが怖くない小型犬はなぜ、
その生存本能があるにも関わらず、
その相手が怖くないのでしょうか。
逆を考えると、それは経験的学習が
自分より大きな生き物を怖がるという本能をより上回る
03:02
ポジティブな条件付けができているからです。
これはコウイチさんが、恐怖を克服されるためには
学習が必要とおっしゃっていて、
こちらもすべての動物に当てはまります。
ですので、大型犬を怖がる子どもに対する対処法は、
大型犬は怖がるべき相手ではないという
学習経験を積み重ねることで
克服ができるというのが、この方程式の簡潔な答えになるかと思います。
ですが、実際にはここのいろんな要素が組み合わさっていると思います。
こちらのお子さんは、大型犬が怖くて、
その犬のいるところを避けようとすると、
反対側の斜道に飛び出てしまいそうで怖いという
違う恐怖にもさらされています。
これは恐怖の積み重ねであり、
2つの負の条件が重なっていて、
犬が恐怖を克服するという条件です。
恐怖の積み重ねであり、2つの負の条件が重なっていて、
より強大な恐怖を呼び起こす場合があるんですね。
犬も怖いけど、避けると車に轢かれそうでもっと怖い思いをするということです。
これが積み重なった学習体験、学習経験になると、
あの場所を通ると思うだけでも怖い、足がすくむ、涙が出てくる
というような連鎖反応、連鎖恐怖を起こしていくことも可能性として考えられます。
そして、こちらのお子さんの場合、さらに詳しい情報をいただいたのですが、
この怖いという対象の大型犬さんは、普段は檻に入っていて大人しいんだそうです。
ただ、もしかしたら、かつて吠えられたことがあったかもしれません。
ということでした。
それでは、大型犬が怖いというイメージを払拭、克服されるためには、
どういうプロセスが必要なんでしょうか。
いくつか条件を考えながらお話ししていきましょう。
私は犬の専門家なので、犬の場合はどうしても想定してしまいますが、
犬が何かを怖がる場合には、その多くに音、動き、距離が関わってきます。
音で言えば、犬が一番苦手とするものは、突発的な大きな音です。
私の子供たちを見ても、まあ大人でもそういうところがあると思うんですが、
突発的な大きな音には驚いたり、怖がったりする場合が多くあるように感じます。
ですので、もしお子さんが大型犬が怖いという第一の理由、
それが近くを通った時に吠えられた思い出があったというのであれば、
10回に1回しか吠えない犬であったとしても、
また大きな吠えで突然吠えられるかもしれないという恐怖体験の学習がトラウマ化していることは十分にあり得るんですね。
この突発的な吠えの予測をして怖い気持ちになるという場合には、
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普段からテレビやYouTubeで犬の吠える声を聞かせてあげたり、
ペットショップなどに行って犬の吠える声に鳴らしてあげたりというのも多少有効的だと思いますし、
大型犬の前を通る時には大音量でイヤホンで音楽を聴きながらお母さんと手をつないで歩くなどが手っ取り早くできる対処ではあるかなと思います。
次は動きです。
目の前を動くものに犬は止まっているものよりも2倍以上早く反応します。
それは彼らの視覚が人間のものとは違い、
視覚情報としては動体視力の方が遥かに色彩を見分ける能力より優れているので、
同じものが止まっていたりゆっくり動いている時よりも素早く目の前を早く動くものの方を見つけやすいんです。
このことを踏まえてこのお子さんのことを想像した時、
もしかしたら大型犬の前を怖くて早く通り過ぎたくて走ったり早足になったりしてないかなという考えが私の頭の中に浮かびました。
もしそうであればこの子の走る行動や早を歩きをするという行動は犬にそれを知覚させる唯一無二の行動です。
普段はおとなしく森に入っている大型犬であっても、一度吠えられて怖い思いをした子にとっては、
例えば寝ている大型犬がお子さんの存在を見つけて頭を上げるだけでまた吠えるのかもしれないと怖くなってしまうことは考えられますよね。
まずはその大型犬さんの前を通る時には走らないことをお勧めします。
動きをなるべくゆっくり、動きを少なくして歩くということをお勧めします。
親御さんがご一緒であればその大型犬の前を通る人の歩き方、そして犬の反応を見ていただきたいと思います。
もし犬の前を歩く人が百発百中吠えられるようであればまた違うんですけれども、
大人だと吠えないけれど子供には吠える、自転車などには吠える。
吠えないとしても、そういった子供や自転車が通る場合には起き上がってそれを見つめるというような場合には、
動きの速さ、その動きに関わる音などが関係していると思います。
動く速度は通りを行く大人だと同じだとしても、
ジャンプをする、手足を振り回す、不規則な動きをする、手に持っているものを振り回すなど、
特殊な行動を伴う際には犬は動きに反応してじっと見つめたり、立ち上がったり、吠えたりする場合があります。
また、動きに入るものの中に目線があります。
嫌いだからこそ、苦手だからこそ、じっと見てしまうというのは、
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皆さんでも少なからず1回はある経験ではないでしょうか。
人もそうですが、犬によっては目をじっと見つめられるだけで不安になったり、相手に警戒心を抱くことがあります。
それは興奮や威嚇の吠え、そういった興奮や威嚇を表す行動につながる場合もあります。
これは小さなお子さんのみならず、大人にとっても時として同じように作用します。
知らない人がじっとこっちを見ていたら、なんとなく気まずい思いをしたり、不安になったりしますよね。
もしかしたら、大型犬さん自体は何か行動をしていなくても、
大きい犬がこちらを見ているだけで怖いという気持ちを引き起こしている場合はあります。
最後は距離です。距離は動物にとって非常に大切です。
動物には逃走距離と限界距離があります。
野良猫などは一定距離まで近づくと逃げますよね。
これが逃走距離です。
ですが、それ以上逃げられないという距離まで追い詰められると一気に攻撃に転じます。
それが臨界距離となります。
これは人間だとパーソナルスペースと一部置き換えられるかもしれません。
この距離感というのは、時と場合と対象によって受け入れ可能な距離が変わってくるんですね。
その娘さんにとって、その犬と娘さんとの距離は逃走距離なのに逃げた先に別の車という恐怖が待っているとなると、この恐怖はさらにさらに高まってしまいます。
この逃走距離は慣れるということによって縮めることができます。
ここからは、怖いものに慣れて逃走距離を縮める犬のトレーニングの方法の一つをお伝えします。
恐怖の対象である相手が見えたら必ず褒めてあげてください。
まずは視界の中に入るということだけでもとても肝心です。
視界の中に恐怖の対象が入ってきただけでも褒めてあげることを繰り返すことで、
あれは苦手だけどなんだかあれを見るとママが喜んで褒めてくれるんだよなという条件付けができていきます。
さて、ここまでで音・動き・距離についてのお話をしてきましたが、
怖いものがあるとき、これは犬も子どもも一緒だと思いますが、
怖いものの何が怖いのかを詳細に把握することが周囲の人が対応できることの第一歩だと思います。
例えば、私の娘は1歳ぐらいの頃、ぬいぐるみや人形を見ると泣いて怖がることがありました。
泣かないぬいぐるみや人形もあり、その違いは何だろうと観察と実験を繰り返したところ、
正面から娘の目を直視しているような形で置かれているぬいぐるみや人形が怖いのでした。
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これは絵などでも一緒で、あるとき保育園で年長の学年の子たちが
人型の絵を切り抜いて顔や体を描いて色付けしたものが壁に貼られていたんですが、
怖くてパニックになった娘は保育園のそのお教室に入ることを断固拒否していました。
そのときに私は、「ああ、あれが怖いんだな。」とわかったので、
すみません、あの絵なんですけど見えないように位置を変えていただくか、
裏返しにして一瞬しておいてもらえますか。」と言いました。
私の娘の場合は正面、目、直視という条件が娘を怖がらせる原因でした。
ご相談者さんの娘さんの場合、
檻に入っている大人しい大型犬が怖いということですが、
正確にその大型犬のどこが、どういうことをしたときに、
どういうふうに怖いのかを知ることが、
どうしたらこの大型犬が怖くなくなるのかを知るための大切な一歩になると思います。
ぜひそれがわかったらまた教えてほしいと思います。
さて、ここまで長々お話ししてきましたが、
高市さんの解釈、私の解釈を経て、
2人で恐怖刺激とその克服法についてライブをしてみようということになっています。
詳細などがまだ未定なんですが、決まり次第皆様にお知らせしたいと思います。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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