犬同士の追いかけ問題
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
20年以上1000組を超える飼い主さんとワンコさんに向き合ってきた経験から、コントロールよりコミュニケーションをテーマに、愛犬と心が通い合う関係づくりのお手伝いをしております。
こちらのチャンネルでは、お迎えからお見送りまで、愛犬の一生を7つのフェーズに分けて、それぞれの時期に寄り添った学びとヒントをお届けしています。
今回は、ハッシュタグ4番問題犬、前回の続きとなります。
前回の配信は、ドックランやお友達のお家、お庭、広場などでね、出会った犬に走っていて、吠えたり、じゃれついたりするワンちゃん、これって攻撃なのか、それとも遊びに誘っているのか、どちらかわからない、というケース。
そのご質問について、こういった場合は遊びに誘っているよ、こういった場合は攻撃だよ、ということをお話ししました。
うちの子はそういうことないよ、という方でも、実は家の中でもこれ、よくあるパターンなんですよ。
例えば、来客が来たり、飼い主さんがお部屋から出て行こうとした時に、吠えて足元にじゃれついてきたり、飛びかかってきたり、
もしくはひどい場合になると、足元を噛んできたりする場合の、こういったワンちゃんというのは、このお部屋から勝手に出て行くな、自分の許可なく動くな、という意味で治安維持警察をしているわけなんですよね。
特に、来客が帰ろうとすると、突然すごく吠え出して、来客の持ち物に噛みつく、なんていう場合には、まさしくこのケースに当たりますので、今日はね、こういった知らず知らずに封禁員とか、治安維持警察をしてくれちゃっているワンちゃんに、どうやってやめさせたらいいのか、お話ししたいと思います。
その前に一つ、告知をさせてください。2月28日、3月14日、4月9日、それぞれ3回に分けまして行われます、愛犬のアンチエイジング、脳トレオンラインセミナー、こちらはアンチエイジングということで、5歳から大体11、12歳のワンちゃんを対象にしていますけれども、
2歳から4歳のワンちゃんも受講が可能な、単発のね、1回きりのオンラインセミナーとなっています。セミナーといってもお話よりは、ワンちゃんとその場でアンチエイジングになりそうな体の機能、頭の機能を鍛えるような、そんなワークを一緒にやっていこうという内容になっています。
レベルは3つに分かれていて、2月が一番簡単な初めてクラス、そしてちょっとレベルアップした3月のクラス、一番レベルの高いのが4月のクラスという風になっておりますけれども、どのクラスでも、初心者の方からご参加ができるような内容にしています。
今までね、全くトレーニング、しつけしてこなかったけど、もう何歳なんだけど、大丈夫かなという方もぜひお気軽にご参加してみてくださいね。
特に若くてもお留守番が多かったり、決まった環境にしかお散歩や刺激がなかったりするワンちゃんの場合には、やはり老化やワンちゃんの認知症が出やすい、出るのが早いという風にも言われています。
若い時から日常の中に取り入れられる、頭や体を使ったエクササイズを取り組むことで、ワンちゃんの健康寿命、体の健康寿命、そして頭の健康寿命を伸ばしていきたいなというのが、このセミナーの趣旨になりますので、よかったら概要欄から詳細をご覧いただければと思います。
それでは前置きが長くなりましたが、この治安維持警察犬をやってくれちゃうワンちゃんの止め方、止めさせ方、これについてお話をしていきたいと思います。
これはね、気が付かないうちに飼い主さんが、この治安維持をすることを許可してしまっている、これが一番の問題になるんです。
何でかというと、ワンちゃん自身は治安維持をすることによって、メリットがあるからそれをしていくわけなんですよね。
そのメリットというのは、気が付かないうちに飼い主さんが与えている、こういったケースがよく見られます。
前回のこのお話のきっかけになった、ご質問をくださった方というのは、
ドックランやお友達のお庭でね、自分のうちのワンちゃんと他のワンちゃんを遊ばせたときに、
わーっと走っていくんだけれども、特に遊び続けたり、絡んでやれあって遊ぶというよりは、
ちょっと体当たりをしたり、天髪をするような感じがあって、そこで終わってしまう。
でも相手のワンちゃんは喜んでいるようだ。だからこれが遊びなのか攻撃なのかわからず、
止めたほうがいいのか、それとも放っておいていいのかがわからないということでご質問をいただいたんですよね。
私の回答としては、これが相手のワンちゃんが遊んでいるように見えた。
そう受け取ってくれて、遊んでいるならもっとやろうぜというような誘いをしてきたとしても、
ご自身のワンちゃん自身が遊びを目的として、その他のワンちゃんに絡みに行っているわけではないのであれば、
止めたほうがいいと思います。なぜなら他の場所、他の犬に対しても同じことをする可能性があるからです。
では具体的にどのように止めたらいいのかということなんですが、
これは追いかけ始めてしまったときに飼い主さんが、何とかちゃん、戻ってきて、ダメ!というふうに言ったとしましょう。
その後に戻ってきた愛犬さんに対して飼い主さんが、戻ってきてくれたの、やめてくれたの、えらいね、ありがとうという感じで褒めたり、
戻ってきたことに対しておやつをあげる。これが繰り返されると、このワンちゃん的にはどういうふうに認識するのか。
ここがミソで、このワンちゃん的には追い払ったことを褒めてもらった。
他の犬を自分から遠ざけた。もしくは飼い主さんから遠ざけた。もしくはこの自分がいる場所、飼い主さんと自分がいる場所、この場所の平和を維持した。
平和維持活動ですね。これに対して飼い主さんが褒めてくれた。よし、次も頑張っちゃうぞ、というふうに受け取ってしまうケースがただあるんですよ。
なので、追いかけ始めてしまったら、もう遅いと思っていただいて結構です。ではどうしたらいいのか。
まずはオススメ。ドックランだったり、お庭だったり、入りますよね。
その時点で、ワンちゃんが他のワンちゃんを見た瞬間、ここで声をかけてください。
見たけど追いかけなかった。見たけど走り出さなかった。
走り出さなかった。見たけど声をかけたら飼い主さんの方に意識を向けてくれた。このことに対してたくさん褒めていただきたいんです。
待てをかけたり、お座りをかける必要はありません。ただ飼い主さんのそばにいて、自分からケチらしに行かない。
これができている時にたくさん褒めてあげてほしいんですよね。
そうすることで、このワンちゃんは他の犬をケチらしに行くことではなくて、飼い主さんの近くに留まっていることに対して飼い主さんは喜んでくれているんだということが明確にわかるようになります。
これが明確に伝わっていないと、追い払うことを喜んでくれるんだという勘違いが生まれてしまうことがあるんですよね。
追いかけ問題の理解
この勘違いを知らず知らずにしていることで、「よし、次も頑張って追い払うぞ!よし、ここの平和を僕が守るんだぞ!」という感じでワンちゃんはますます自信をつけて、いろんなところで平和維持活動、追い払い活動、治安維持活動をしていくようになってしまうんです。
とはいえですよ、じゃあドックラに行ったのに他のワンちゃんの方に行くのはやめさせた方がいいのか?
それがですとか、相手のワンちゃんの方から誘われて、こっちは動いてないのに向こうから来た時はどうしたらいいのか?そういった疑問がありますよね。
こういった場合に気をつけていただきたいのは、例えば追い払い結果的にね、この自分の愛犬さんが相手のワンちゃんをその子が近づいてきてくれた。
もしくは褒めたり何か声をかける前に行ってしまった場合、この時に追い払い活動が出たとしても帰ってきた時に褒めない。
これが非常に大切になってきます。
帰ってきた時に褒めたり声をかけたりしないであげてほしいなと思います。
なぜならこの子が意気揚々とほら見てママ、僕こんなに上手に追い払えたんだよ、褒めて褒めてという意図で帰ってきた場合には、それを褒めることによって声をかけることによって助長してしまうからなんですよね。
犬は自分が引き起こした行動の結果がどうなるか、その行動を次から繰り返すか繰り返さないかを決めていく生き物になります。
ですので、カレンさん自身がワンちゃんが他の犬を追い払ったり、他の犬が遊んでいるところに勝手に駐載に入ってそれをやめさせたりすることを褒めることで、その行為というのはますます増えていってしまいます。
逆に、これをやっても飼い主さんは何の興味も示してくれないんだ、それどころかこっちも見てくれないな、戻ってきたけれども一言も声もかけてくれないんだ、そういうふうな学習が続くとどうなるか、この行動をしても無意味だなという学習ができれば、この行動というのはやめていってくれることがあります。
かつ、飼い主さんの近くに穏やかにいることで、飼い主さんが追い払いに行くよりも喜んでくれるんだということがわかるようにしっかりとメリハリをつけて対話をしていくこと、これが非常に大切になっていきます。
また、ドックランに連れて行ったり、相手のワンちゃんがわざわざ遊びに我が家にやってきてくれたときには、ずっとご自身のワンちゃんを近くにキープしておくというのは、とてもそこに行った意味がない、遊びに来てくれた意味がないと思ってしまうでしょうから、
アタックをせずに、上手に匂いかけができているとか、その場の空間で上手に相手のワンちゃんと交流ができている、そのときにたくさん声をかけて褒めてください。
ちょっとね、旗から見たらなんだあの人というふうにね、ドックランなんかとかに思われるかもしれないんですけれども、上手に匂いかけができているときに、いい子だね、そうそうその調子、えらいねというような感じで我が子を褒めてあげてください。
そうすることでワンちゃんは、走っていって追いかけて甘噛みしたり、吠えかかったりすると、飼い主さんはその行動を無視したり、何も反応してくれないけれど、こうやって匂いを嗅いでいたり、近くに来ることを許容するような態度をとっていれば、飼い主さんは褒めてくれるんだな。
それがわかることで、そっちの方がメリットがこのワンちゃんにとってあるので、増えていく、行動が増えていくという形になっていきます。
いかがでしたでしょうか。
オンラインカウンセリングの提案
ここまで聞いて、うちの子もそれに当たるなとか、うちの子のこのケースはどうですかとか、実際どのタイミングでどうやって声をかけたらいいのかわかりません。
という方は、ぜひオンラインカウンセリングで私に動画を送っていただいて、一緒に画面を見ながら、この時はこのポイントでこのタイミングで声をかけましょう。
この声をかけはいりませんねとか、そういった細かいアドバイスが一件一件、一頭一頭にできると思いますので、よかったらそちらも活用してくださいね。概要欄に載せておきます。
それでは今回はここまでとなります。最後まで聞いていただきありがとうございました。