2024-02-14 01:47

ナナ

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1997年の出会い

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今、私がナナと名乗っていますが、ナナは最初にうちの子になった、白黒の犬です。
出会った時のことを知り合いの方がまとめてくださっているので、読みます。
アパートの部屋でのんびりしている時に、キャイーンと犬の声がした。
アパートは交通量の多い道路に面していたので、もしかして、ひかれた? とAさんは思った。
急いで見に行くと、駐車場の車の下に子犬がうずくまっていた。
手を出すと立ち上がってトコトコと離れていく。
ケガはないようだ。
アパートに戻って、冷蔵庫からちくわの残りと牛乳を出し、厚紙にマジックで、
下に子犬がいるので車を出すとき気をつけてください、と書いた。
アパートでは犬は飼えないし、ノラなら親犬が迎えにくるかも。
雨が降りだし、テレビでは台風情報をやっていた。
駐車場を見ると車がない。子犬は、座っている。
その間抜けな姿に胸を打たれたAさんは、意を決し古タオルを持って犬を拾いに行った。
子犬をもらってくれる人を探すこと1週間。
Aさんは自分が引っ越すことを決めると同時に、子犬にナナと名付けた。
2度目に行った動物病院で、獣医師は言った。
お、もう家族って顔をしてるな。
数週間後、Aさんはアパートから5キロほど離れたところの一軒家に引っ越して、
それから5ヶ月がたち、もしかしたらナナと名付けていたかもしれない女の子を産みました。
終わります。
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