これまでの新卒研修と組織としての課題
swat
では、naminami.fmを始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
うっちー
よろしくお願いします。
swat
今日は、ウェイブでエンジニア研修、新卒研修っていうのを今作っていて、
そこの話を内田さんにしてもらいながら、そこを話していこうかなと思います。
うっちー
はい、お願いします。
swat
お願いします。じゃあ早速、お願いしてもいいでしょうか。
うっちー
はい、そうですね。ウェイブは、研修はあまり用意していなくて、
入った直後に1、2ヶ月の新人研修、新卒も中途も用意はしてあるんですけど、
それが終わった後は、すぐプロジェクトに配属して、その後の成長は本人とか、
後は直続の状況を任せっていう形になっていましたっていうわけがあります。
弊社としては65歳まで成長っていうテーマ、目標があって、
それをちゃんと組織としてサポートしていくためには、
入ったばっかの研修だけでおしまいだと不十分だと思うので、
そこの65歳までちゃんと成長し続けるっていうところをサポートするような形を、
ちゃんと組織的にやっていこうというのが始まりです。
うっちー
今やろうとしているのは、新卒だろうが中途だろうが、
中途は新卒の途中からジョインするような形になると思うので、
新卒からちゃんとステップアップ、どういうふうにステップアップしていくかっていうところをルート作れば、
中途でもルートの途中から入ればそこに乗っていけると思うので、
新卒育成計画みたいな形でやっていくことで、
一本育成の筋道っていうのが立てられるかなと思って、
うっちー
新卒育成計画っていうのも作ろうとしてます。
今はやろうとしているのは、入って今までだと新卒だと3ヶ月ぐらいかな、
研修をして、そこ以降はさっき言った本人とか上長任せっていう形になっているので、
研修終わった後にどういうふうに組織として成長サポートするかっていうところを作っていこうとしてます。
新卒育成計画の策定と研修内容の変更
うっちー
今は1年目、2年目、3年目っていうマイルストーンを置いて、
そのフェーズごとにどういった課題を与えていくかっていうところを作ってますね。
研修といっても、教えるような座学みたいなところは、
やっても結局、タスクをやってる開発の中で、
今担当してるタスクの中で、学んだことを生かすとか、
必要になるってものが出てこないと結局身につかない、後で忘れちゃうとかあると思うので、
やっぱその課題、今担当してるタスクの中で学んでいけるっていう状態を作るのがいいなと思ってます。
僕も座学を学んで成長してきたっていうよりも、
実務の中で学びを深めてたっていう経験があるので、そういったことをやっていきたいのがありますね。
それを考えるってなると、今までだと研修で何かアプリを自分で作ってみようっていう形で、
ゼロからサーバーサイト、AWSのサーバー、インフラ、フロントエンドと、
一通りウェブアプリケーションを作る、運用するのに必要、運用というか開発、動き始める、
初期リリースまでに必要なものを開発の経験をするっていう研修をやってたんですけど、
開発ってリリースしてはしまいじゃなくて、その後運用があって不具合が出てきたりとか、
あとは不具合じゃないか、障害が発生したりとか、ユーザーが膨れ上がってきてパフォーマンスに問題が出てくるとか、
運用していくと初期の実装のアラが出てきたりとか、考慮不足とか、
仕様変更に強い形で設計してなかったがために運用のタイミングですごい嫌な思いというか、
面倒なことになってきてしまったりとかっていうのがあって、
そういう経験をしたからこそ、次のプロジェクトの開発の段階ではちゃんと設計仕様とか、
運用でそういう問題が起きるっていうのを最小限にするために、
ちゃんと設計とか仕様をちゃんと考えてから作ろうねっていうところを学ぶというか、
分かっていくなっていうところがあるので、やっぱり研修の中でもそういった運用っていうところもやってもらいたいっていうのがありました。
1年目の研修内容:開発から運用保守へ
うっちー
実際にそれをやるためには、アプリ作って完成したアウトプットができたおしまいではなくて、
作ったものを保守するっていうところもやってもらうっていうのを1年目の研修としてます。
なので最初の2ヶ月、3ヶ月、新卒入って3ヶ月までの研修でアプリケーションを1個作って、
そのアプリケーションを入社1年後まで運用するっていうのをやろうと思ってます。
それの題材としては、社内でエンジニアの技術書とかを管理する書籍の管理ツールを作って運用するっていうのを今考えてやろうとしてますね。
で、その中では単純に運用担当をするだけだと、不具合修正だけに他のエンジニア先輩方から不具合えるよっていうのを言われて修正するだけだと、
ただの罰ゲームみたいな形になっちゃうので、不具合修正はもちろんやるんですけど、それ以外のイベントっていうのを起こそうとしてますね。
1個は、その仕様の変更ですね。当初の仕様にはなかった仕様っていうのは新しく追加することで、初期想定してなかった設計の変更っていうのが発生するはずなので、
その柔軟な設計をできているかっていうところが振り返りというかフィードバックになるかなっていうところで、仕様変更、ドメイン変更っていうのをイベントとしてやろうとしてます。
あとは他にはデータを、データとしておかしなデータを投入してみる。そこにちゃんとデータチェックが入っていたら、不整合のあるデータっていうのは登録されずにちゃんとデータが整合性の取れた状態でキープできると思うんですけど、
もしNullチェックだったりとか重複排除みたいな設定が漏れてたりすると、データとしておかしくなって、データをいじらないとシステムが動かなくなるっていう事態が発生するので、そういったことを故意に起こしてみるっていうところですね。
あとは他にはパフォーマンス問題として大量のデータを投入してみるっていうところで、故意にシステムが壊してインシデント対応みたいなことを経験させるっていうのをやろうとしてます。
そういった実業務の中で運用していくのかで出てくるであろう問題をサンドボックス的に起こしてみるっていうのを1年間の中でやろうとしてますね。それが1年目の研修です。
AI時代における研修の意義と今後の展望
swat
1年目でちょっと話します。今後はこの1年運用したら、来年入ってくるそのメンバーがまた次の主席管理のツール作ったらそのデータ引き継いでみたいな。
ただアプリは作り勝手みたいなので代々やっていくはいいなみたいな話もありましたよね。
うっちー
そうですね。だから書籍管理を毎回作るってなって、もうできてるんだったら作らなくていいじゃん、保守だけになっちゃうっていうのがあるので、そこはもうゼロから毎年作り変えてもらってデータの移行だけ行うっていうのを考えてますね。
データの移行のタイミングでもいろいろと実運用でも発生するだろう問題も出てくると思うので、必要あったデータが消えちゃったみたいなこともあるかもしれないし。
swat
これあとAIが出てきて、今までだったらアプリを作り上げるみたいなところがそれなりに経験値になっていったところが、AIを使ってしまえば動くものはできるようになってきちゃったので、
作るところではなくて作った後に、それがちゃんと運用に耐えれるものってあるのか、変更に耐えるのかっていう、AI開発が前提になっても耐えれるような研修っていう側面もあるんですかね。
うっちー
そうですね。初期開発というか、動いてるっぽく見えるものってAIでできると簡単にできると思うんですけど、単純に初期開発というか、正常系だけ動いてればいいよねっていう状態は、
普通のというか作っただけでおしまいだと、正常系だけ動いてればそれっぽく見えるんですけど、実運用だと異常の状態とか異常のデータが来たときでもシステムを維持し続けるっていうのが必要になってきて、
そこはちゃんとAIが出してきたアウトプットに対して、あれらはチェックが抜けてるとか、こういう時にうまくいかない可能性があるっていうところを、ちゃんと自分の中でAIのアウトプットにフィードバックできていかないと問題になってから問題だと気づくっていうことになってしまうので、
それをちゃんと実、自分がこう苦労をすることによって学んでもらいたいっていうのがあります。失敗を経験して学んでもらうみたいなところです。
swat
これが今回初めての試みなので、これからですよね、まだ着手して。
うっちー
そうですね、まだ今、今年の新卒がまだ研修中なので、7月中旬くらいまでかな、多分研修続いて、その後7月中旬くらいまで出てきたアプリケーションができると思うので、そのできた後はそれを報酬してもらうのがこれから始まることになります。
swat
初めて試みなんで、どうなるか。
楽しみですね。
うっちー
実際にどうなるか。いろいろとまだ机上の空論みたいなところが実際にやれてないからあるので、そのフィードバックを得てまた改善していきたいです。
2年目以降の研修:担当プロジェクトでの自律的成長
swat
あとは2年目の方をお聞きしてもいいですか。
うっちー
そうですね、1年目はサウンドボックス的に業務と違うアプリケーションを研修で作って、それを担当のプロジェクトと並行で報酬するみたいな形でやってたんですけど、
やっぱり業務に即した担当プロジェクトの中で成長をしていくっていうのが一番いいので、今1年目、2年目以降はもうサウンドボックスのプロジェクトを担当するのはやめて、担当業務の中で担当しているプロジェクトの中で成長をしていくっていうのをやろうとしてます。
そうなると今までと同じじゃんっていう形になってしまうので、本人任せとか上長任せっていう形になってしまうので、2年目以降でやろうとしているのは、担当プロジェクトの中で課題っていうのを設定して、その課題をこなしてもらうっていうのを考えてます。
その課題は各担当プロジェクトの中でも実際あるだろうっていう課題をやっていて、多分こういうのを上げなくても、上長が考えてタスクを今このメンバーには成長段階的には次こういう挑戦をさせるっていうところでタスクを渡してたりもしたと思うんですけど、
やっぱどうしてもタイミングよくその課題が出てこなかったりそのタスクが出てこなかったりとか、あとはプロジェクトの規模感としてなかなか思うように成長につながるようなタスクっていうのが上がってこなかったりとか、
あとはその事業のスピード感っていうところを重視して、あんまり成長につながるにはちょっと遠いようなタスクっていうのをやらざるを得ないこともあったりするので、それに運に任せていってしまうと成長できる人ができるかもしれないけど、成長つまずく人っていうのも出てきてしまうので、
そういったことをちょっと標準化というかベースアップするために、2年目ではどういう課題を与えていこうっていうところを認識を合わせるために整理したっていうのがあります。
その課題はいくつかあって、一個はインシデント対応を自律的に動けるようにするっていうところですね。
誰か先輩とかリーダーが言った指示をもらってから動くところから、自分で判断して動いて報告をするっていうような動きになれるように課題を与えていくっていうところが一つ。
あとは設計の部分で言うと、単純に今まで実装して与えられた設計とか、先輩とペア設計をした作り方に沿って実装するっていうところは自分できてると思うんですけど、
自分で設計をするっていうところですね。単純に設計をするだけだとあんまり成長につながらないので、設計の選択肢っていうところを複数挙げて、それの良し悪しっていうところがあって何が良くて何が悪いのかっていうところをちゃんと考えて、
それをちゃんとアウトプットというか、どれがいいと思ってるっていうところをちゃんと先輩とかレビューアーに説明できるっていうところをやろうとしています。
あとは仕様のミスっていうところをちゃんと自分で考えて指摘できるっていうところをやろうとしていて、単純に仕様通り仕様が固まっていれば、あとは設計して実装するっていうところは誰でもできると思うんですけど、
そこのもし仕様に不具合というかミスがあったり問題があったりした場合にそのまま作ってしまったら問題のあるシステムが出来上がってしまうので、ちゃんと仕様の段階で問題がないかっていうところをちゃんと見つけられること。
もし問題があるなって感じたときにそれを指摘するのを見逃さずに、ちゃんと企画とかと話してやっていけるかっていうところをちゃんとサポートというか課題として与えていきたいなと思ってます。
逆に与えられた仕様だけじゃなくて、こっちからというかエンジニア側から仕様を提案するっていうこともあったりするので、そういったことをゼロから仕様を作る、解決したい課題はあるけどもどうやって解決するかっていうところが定まってないものに対して、
どういうふうな仕様でその課題を解決するのかっていうところを小さく、いきなり大きな機能みたいなところはやれないかもしれないですけど、実際仕様の策定というところから経験してもらうというところをやろうとしてますね。
なので、運用の中でインシデント対応をして、設計、実装のところの、実装から設計というところに小さくステップアップしていくっていうところと、あとは上流の方で仕様のところにも単純に言われた通りに作るだけじゃなくて、自分から仕様というところまで手を出していくっていうところを、
マインド的にも考えを変えていけるような課題っていうのを当てていきたいなと思ってます。
swat
1年目が降りてきた仕様を先輩とかの助けを借りながら何とか動くものを作るみたいなのが1年目で、2年目はそこから一歩踏み出して、自分なりの提案とか仕様の提案とかをしつつ、
インシデントとかも自分で判断できるところはやっていくっていうのが、2年目でやっててもらいたいし、それをやろうねっていう目安というか、実績解除みたいなそういう項目があるって感じですね。
3年目へのステップアップと研修の標準化
うっちー
そうですね。3年目のところで、3年目だと自立して動くっていうところをやっていってもらいたいので、そこにいきなり一気に言われた通りに作るから、いきなり自立して動くにはステップアップするのが難しいと思うので、
中間段階として小さい規模では自立して動けるように、自分で判断で動けるようにっていうのを小さいステップで広げていく、変化していくっていうのを2年目でやろうとしてます。
これも中等から入ったメンバーだったりとか、新卒2年目以降のメンバーもいるので、そういったメンバーにも1回これちょっとやってみてっていう形で展開してますね。
今の新卒が、今年の新卒が2年目じゃないと結果わかんないというわけではないので、今いるメンバー、2年目以降のメンバーが1回やってみてどうかっていうところをちょっとまた擦り上げて、ここもブラッシュアップしていきたいですね。
swat
今日はちょっとまだこれからやっていきますみたいな話ではありましたけど、ちょっとやってみて、結果が出たらここでお話ができたら。
うっちー
また振り返り会ですね。
swat
振り返りいいですね。
今日は以上でありがとうございました。
うっちー
ありがとうございます。