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2022-04-23 31:41

19. 愛をもって大洗に帰ろう

ガルパンの聖地大洗に行ってわかった長く作品が愛されるポイント 「作り手」「担い手」「受け手」

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愛をもって大洗に帰ろう。
まあ帰ろうと言われましても、皆さんはあの大洗が根ふるさとではないと思いますし、何を隠そう、私もですね、地元は霞ヶ浦市、旧千代田町でございまして、大洗町ではございません。
ちなみに大洗町というのは茨城県大洗町ということで、茨城県の県庁所在地は水戸市なんですけれども、いわゆる県北と言われる県の北の方にあるんですね。
茨城県はなんかクソ長いカステラみたいな形になっておりまして、横にもでかいんですけれども、県南と県北でだいぶ鉛とか、なんででしたら取れる野菜とか果物とかも若干違う。
文化もちょっと若干違う。ヤンキーのバイクのふかし方も若干違うぐらいにはまあ違うんですけれども。
まあそんな県北の水戸市から大洗鹿島鉄道かな、鹿島臨海鉄道ですね。鹿島臨海鉄道に乗って東の海の方に行くと到着するのが大洗町という限りでございます。
何を隠そう、ガールズ&アニメ、ガールズ&パンザーの聖地、いわゆる舞台となる大洗町でございまして、
今までね、いとぽいどのやっていきFMであったりとかYouTubeみたいなのをね聞いてくださった方はわかると思うんですけれども、
いとぽいどさんはガルパンが大好きでございまして、
なんでしたらその自分のキャリアのきっかけをガルパンにするぐらいにはガルパンが大好きっ子でございますと。
もちろんその作品が面白いっていうのもあるんですけれども、実はですね茨城県というのは県の魅力度ランキング最下位か、ブービーかっていうのをずっとやってたんですよ。
で、やっぱりその地元にいた時に文化はつる土地という認識がすごくてですね、
本当にその自分の実家の周りは言ってしまえばベッドタウンと言いますか、コンクリートと民家しかないわけですよ。
下手したら緑すらもないんですよ。もちろんその畑とか果樹園とかに行けばもちろん腐るほどあるんですけれども、
何せその関東平野でございますから、筑波山のところまで行くとまた別なんですけれども、霞ヨーラの周りというのは平野でございますから、
まあ見るものも何もない、風光明媚なものもなければ文化的なものもなく、人工的なものもほとんどないというカスエリアだったんですね。
本当に。で、その通学区域内の端っこでもありましたので、本当にマジでカスだったんですよ。
で、茨城県というのは何も面白くないなっていう印象が幼少期から叩き込まれておりまして、
で、マジほんと茨城というのはカスやんけと思って生きてきたんですけれども、ガールズ&パンザーがね、登場しましてですね、
うわ、茨城じゃん、っていうのあったんですよ。で、まあでも茨城って言っても県北やろって思ってたんですけど、なんとですね、なんと、
秋山ゆかりさんの出身地、中央市。素晴らしい、思わず波形も拍手に上振りしておりますけれども、
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ガルパンのね、大洗女子学園というのはですね、まあいわゆる学園館と言われるような、大きな、まあいわゆる戦艦じゃないですけれども戦わないので、
大きなお船の上に、まあある種そのガンダムのコロニーみたいなのがありまして、それが丸ごと学校でございますと。で、まあ大洗という名前がついている通り、
大洗の港に降りたりもするんですけれども、劇中でね、大洗の町並みで戦うシーンがあるんですけれども、あの茨城県のいろんなところから生徒が集まってるわけですよ。
なので、龍ヶ崎市出身とか、千代浦市出身、筑波市出身みたいなのもあるわけですよ。そんな中、主人公の西住美穂さん、主人公というかリーダーのね、西住美穂さんは、
その、実は熊本からの都内というか、戦車道の親元から都内というか、まあ逃げ出してきて、戦車道がないこの大洗の学校だったら、もう戦車道でビビらなくてもええんやと思ったら、戦車道やらされる、
そういう話なんですけれども、西住美穂さんを除くね、ほとんどの人が茨城県出身ということでですね、千代浦市のね、千代浦市というのは霞が丸市というより千代田町の隣で、
糸っぽいの実家があるところは、ぶっちゃけ千代田町のもうほんとギリギリ端っこぐらいだったんですよね。で、あの高校は千代田一高というところでして、千代田だったんですね。
で、土浦もやっぱりね、今行ってみると分かるんですけど、文化はつる土地、アルティメットバージョンという感じですね。もうほんとにやばいんじゃないのかっていう感じなんですけどね。
あの高校の時のね、あのお友達がね、あの千代浦の主役に勤めているので、あのこれを聞かれてないことを祈るばかりなんでございますけれども、
土浦駅の周りが最近も言ったんですけど、まずやばいことになっており、おいおい大丈夫かと思うんですけれどもね。
ちょっと前は土浦のところにVRカフェみたいなのがありましたよね。あのゾンビのね、VTuberさんの、結構長くやってらして、今はもう多分引退というか休止されたのかな。
そういったカフェとかもあったんですけれどもね。基本的にはあの桜町という繁華街、いわゆる風俗街ですね。
あとドラッグですね。本当に治安が悪いんで、あのプッシャーがたくさんいるんですけれども、そういうような気配でございますと。
ちなみにゆるふわギャングというね、ラッパーのグループがありますけれども、男の子の方が確か土浦出身だったじゃないかな。
あの基本的に何というかノリと世界観とセンスみたいなのをすごくシンパシーを感じるものがあります。うわわかるわっていう感じですね。
土浦の個心なので、ぜひこのまま爆走してほしいなってすごく思っています。ゆるふわギャングのPVにね、あのVロイドスタジオで作られたモデルが一瞬登場する、一瞬というかジャケットかな。
アリスという曲だったかな。不思議の国のアリスをテーマにした曲だったと思うんですけど、最近リリースされた曲で使われておりまして、うわマジかと思ったんですけれども、
そっと見守っておきたいなと思って、そっとサブスクでめちゃくちゃ聞いてそのままにしております。プロデューサーの方聞いてたらファンです。頑張ってください。本当に応援しております。
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話を戻しましてですね、この間大洗町に行ってきたんですよ。あまりにも疲れてしまって、毎週木曜日に生配信出てるんですけど、大体3時間とか3時間半やるんですよね。
台本通りに進行するだけじゃなくて、基本的にはゲストの方を立てるようにっていうことをやってるわけなんですけれども、なかなかヘビーなのが続きましてですね、
ヘビーというのは豪華ゲストという意味なんですけれども、豪華なゲストとなるとやっぱり緊張しますので、ヘビーなのが続いて、結構最近アルティメットに疲れてしまってですね、
これやばいかもしれない、ちょっと気も触れてきてしまっていてですね、気が立ってきてしまっておりまして、妙にソワソワするので、ここら辺でちょっとリセットかまさないと、
何か大きな事故になるぞという気配がありましたので、弾丸で1泊2日で大洗に行ってきたわけですよ。
大洗、久しぶりに行ったんですよ。コロナがあって、実は大洗というのは、ガルパンのね、調べてみたら、知ってる方もご存じの方も多いと思うんですけれども、
たくさんキャラクターのスタンドが立っているだけではなくてですね、そのスタンドが立っているのが商店街のお店なんですよ。
お店で何かおいしいものがいっぱいあるんですね。大洗というのはもともと海水浴場があったんですよ。大洗海水浴場というのがありまして、大洗マリンビーチというのがありまして、
基本的には港、いわゆる車に乗って海鮮丼食べに来る場所、プラス海水浴場の場所、サーフィンとかもね、かなり、それこそこの間でサーフィンのお客さんいっぱいいましたけれども、
もともと観光のところがある、観光地という側面があるので、商店街ですね。
商店街というものがお客さん慣れしていますし、食べ歩きというか、何かちょっと買って帰れるみたいなところも多いんですよ。
大洗のエリアも広いんですけどね、南から北までちょっと広いんですけれども、基本的に自転車とか、徒歩でとか、商店街楽しめるようになっておりまして、
大洗の聖地の取り組みみたいなのは、商店街の商工会の会長さんがね、音頭をとって、結構若手の方なんですけど、若手と言っても、いわゆる60、70歳ではないという意味での若手ですけれども、
ご主人がね、いわゆる旅館が、観光地には旅館がたくさんあるんですけれども、曲松商店街にアニメをぜひ見てください。
アニメの説明をちょっとゼロからするのは大変なので、ダージリンが突っ込んだ旅館あるじゃないですか。
あの旅館のご主人が商工会の会長さんでございまして、その会長が音頭をとって、いろんな人をお話しして、そこから生まれたのがこの大洗の街という取り組みなんでございますけれども、
もちろんね、アニメサイドをバンダビジュアル側のね、プロデューサー、メイプルプロデューサーの杉山プロデューサーという方がいらっしゃいますけれども、どうやら今年で定年を迎えるそうで、
うわマジかと思ったらガルパンは10周年ということで、もうビビり散らかすばかりでございますけれども、
そこら辺で説明はね、ちょっと一旦今日はここまでという形にするんですけれども、お笑い行ってきたんですよ。
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行ってきてすごく感じたのが、いわゆるあんこお祭りというものと快楽フェスタ、3月と11月だったかな、それぞれ大きい地元のお祭りみたいなのがあるんですよ。
地方にあるじゃないですか、デギアお祭り、なんかオフィシャルのテントとかが立ってさ、あんこのドブ汁とかあんこの唐揚げとかいっぱいおじちゃんおばちゃんが売るみたいなさ、でなんか演歌歌手がたまに来てみたいなのあるでしょ。
糸っぽいろの地元だと千代田祭りというのがあったんだけどね、今は霞ヶ原祭りになっておりますけれども、それのね、お笑い版というのがあるんですよ、あんこお祭りというのがね。
あんこの吊りし切りのライブとかをやったりするんですけど、それにだいたいガルパンステージというのがございましてですね、声優さんが来たりしてなんかちょっと話すみたいなのがあるんですよ、毎年やってるんですね。
で、糸っぽいろはその第1回のガルパンのやつもね、高校の親友の太郎というやつがいるんですけれども、太郎と一緒に行って、いやもうマジほんともうガルパンしかねえよ、もうガルパンみたいなやつ、ガルパンで行くわみたいなよくわかんないことをね、
ショッピングモールというか、当時はあれですね、アウトレットモールでしたかね、今はアウトレットじゃなくなってるんですけれども、アウトレットの2階からそのステージを見ながら、なんかこう唐揚げを食べながらなんかエモくなんか宣言するみたいなことをやり、その宣言通りに普通にガルパンの仕事をやるっていう形になって、
結論からするとすげえ大笑い町に自分の作風というのが影響を受けてるなっていうのを痛感した1泊2日だったんですけれども、どういうところがすごいかと言いますとですね、コロナでそのお祭りが延期になったり中止になったりして、2年ほどやっぱりちょっと空白期間があって、もちろん最終話のね、いろいろ事情があるんですけれども、
制作側のね、会社のジャグミのちょっといろんなリニューアルとかもありまして、ちょっとテンポ感が遅れてるんですよ、最終話の制作というものが毎回毎回。だけどめちゃめちゃクオリティも高く、とにかく面白い。監督が最高ではございますし、キャストもスタッフも最高なのでめちゃめちゃ面白いんですけれども、
反県映画がそんなにだから更新されてないんですよ、この2年間。久しぶりに言ったら大洗駅の新しい、いわゆる鹿島臨海鉄道大洗駅の制服を着たキャラクターたちっていうのがいるわけですよ。そういうのって結構あるよねと思うんですけれども、もともと数年前に、いわゆるアンコーチームのメインキャラ5人が制服を着て車掌さんみたいな格好してね、それぞれのポーズを撮るって反県があったんですけれども、
それプラスアルファで何人かまた新しいのが出てきたわけですね。反県映画というのは、いとぽいと結構ディレクションと企画をかなりしてきたんですけれども、それぞれの10日の立ち映画でも使えるような形、プラス複数人が並んだとき、背景が適当なものを入れて、そのままポンポンポンポンって置いたときに、ちゃんと見どころがあるように作らないといけないんですよ。
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あまり良くない反県の立ち映というのは、単体で使えず、複数に並ぶときもなんか微妙っていう縁起がついていない、情報量がない、見どころがない反県というのがあまり良くない反県なんですよね。
ガルパンの反県というのは、すごい。マジですごい。もちろんこれがデザイン志向のものになせる技かというと、ちょっと違うと思っていて、これはもう純粋に愛のなせる技だなっていうふうに改めて大きくなってから、この間お笑いに行って、たくさんやっぱ最近過密的にお仕事をやらせていただいていて、経験値もたまってきているので、その視点から見るともう愛がすごいなっていうのを思いました。
ここでの愛は、昨日のポッドキャストで話したんですけれども、原神のうんきんちゃんの話で言ったんですけど、これがいいよねって確信を持って書いているっていうところと、あとキャラクターへの愛ですよねっていうのがすごいなっていうのを感じていて、本当に大切に大切に書いているな。
この子のことを大切に思って書いてるなっていうのはもちろんのこと、この子がちょっとドライに言ってしまえば、この立ち絵がたくさんみんなに愛されるといいな、いろんなところで使われて歓迎されるといいなっていうのを考えた上で作れば、基本的に見どころがあったりとか、なんかこうちょっと演技がかわいい演技があったりとか、どういうシチュエーションだからこういうような動きをしてるよねとか、
例えば信号の旗を持っているとか、アナウンスのマイクを持っているとか、いわゆる切符を切るね、車掌さんが肩にかけるカバンを持っているとか、その時の口は何なのか、目線はどこなのか、手は何なのか、腰の曲がり具合はどうなのか、各キャラクターで重心の置き方はどうなのかっていうのを糸ポイラーは死ぬほど見るんですけれども、
大笑いのガルパンの犯刑というのはそういうものが非常に全てになっていて、これはクリエイターの力っていうのももちろんあるんですけれども、あっと思って気づいたのが、結局ガルパンの例えばですね、例えばですよ、
そうですね、例えば秋山ゆかりさんにしましょうか、ひゃっほー最高だぜーでおなじみの土屋で出身の秋山ゆかりさん、秋山ゆかりさんの立ち会を例えば一つ作るっていう風になったらですね、まず秋山ゆかりさんのスタンドパネルが立っているお菓子屋さんというか飴、甘い飴ですね、べっこう飴とかカルメ焼きとか売ってそれ買って食べれるんですけれども、飴屋さんがあるんですよ、
その飴屋さんを中心にして、秋山ゆかり誕生祭っていうのは確か6月とかにやるんですよ、誕生日の時にイベントをちょっとしてやるんですよね、声優さんが来るわけでもないんですよ、単純にそのお店のおじちゃんを中心、あと商工会課長を中心にファンが集まって、なんか普通になんか出し物やったりとかして盛り上がったりとかして、わいわいやるっていう、ただそれだけなんですよ、
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お誕生日おめでとうみたいな色紙をファンが持ってきたりとかして、ちょっと祭壇を作ってみんなでわーってやって、ただ帰るっていう、別にそのお酒がめちゃめちゃ入るわけでもないんですけれども、とにかくね、食べ物が美味しいからそれで集まってみんなで同行後の牛が集まってわいわいするだけで楽しい、ただそれだけなんですけれども、そういうところで結局掲げられるわけですよね、
あとそれがグッズになったりとかして、例えばですけれども、鹿島臨海鉄道の例で言うんだったら、その駅で売られるわけですよね、駅でも何か貼られるわけですよ、すなわち、いわゆるそのイラストを描いたら、そのイラストが完成したら、それをファンが見る前に、
いわゆるそれを形にする側、何かしらに転用する側、グッズ作ったり看板作ったり、壁に貼るステッカーを印刷したりとか、あとちょっとイベントのためのバナーを作ったり画像を作ったりとか、何かする人がいるじゃないですか、そういう人たちが全員キャラクターをとても大切に愛しているんですよね、
お客さんがそのキャラを好きっていうのはもちろんなんですけれども、それよりも前に、そのキャラクターを扱う人が愛しているっていうふうになると、絶対いいものが生まれるんですよ、どんなに素敵な作品、どんなに素敵な絵を描いたとしても、それがどう使われるかによって全然変わってくるんですよね、
オーラってなんかよくわからないけど、ブンって出したら、それ以上にはもうならないんですけれども、愛をもって扱われることによって、やっぱ魔力が宿ると言いますか、オーラが違うんですよね、描いてる人もそれをわかってるからこそ、こんなにも愛を込めて描いてるんだろうなっていうのが、今大人になってやっとわかって、ファンに向けてファンがにやりと笑うようなネタを仕込むみたいなね、そういう感じなんじゃないかなってずっと思ってて、
そのお仕事させていただいた時にはファンがにやりと笑うようなものを大量にぶち込むっていう、非常にオタクらしいアートディレクションをさせていただいて、その結果ね、ちょっと話、間は急だしちゃうんですけれども、
ガルパンギャラリーというのがございまして、いわゆるガルパングッズが大量に売っていたりとか、今までのコラボのポスターとか展示のパネルとか飾ってあるようなギャラリーがあるんですけれども、ガルパンの歴史みたいな風にね、
そのガルパンギャラリーにはイトポイロも制作させていただいたハンケングッズみたいなものを納品して売り場を作ったりとか、ポップを自分でデザインして印刷して持ってって貼ったりみたいなのもやってたわけですよ。
そういう経験は本当に加年量販店の店舗を作るっていう経験がなかったらできなかった。やろうとも思わなかった。メンチン取るぞみたいなね。
自分でその銃器買って持ち運んで、それで売り上げ上げるみたいなね。売り上げ上げるって言ってもギャラリーの売り上げを上げるのに貢献してるだけなので、自分が作ったものをたくさんの人に届けたいという気持ち一心だったんですけれども、結構いろいろ思い入れがある場所でしてね。
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そこのガルパンギャラリーに自分が作った手掛けたグッズというのが展示されてたんですよ。
もともと大量に作ったっていうのもあるんですが、春夏秋冬をテーマに全てのキャラクターをSDキャラクター化して、誕生日に合わせて秋山ゆかりさんだったら梅雨だから6月だから雨がっぱ着せてみたいな。
かどたりワンズ生徒会長は1月の元旦の付近の誕生日でございますから、一富士二鷹三なすびの格好にして着物をふりそで着せてみたいなね。
大笑いで誕生日のお祭りがあるっていうことと、大笑いの1年がずっとこれからも未来へと続くようにというよりも、やっぱりキャラクターが過ごしているということは時間が経って季節は巡っていくものなので、
そういうものを一つパッケージングにしたいっていう、まじ今考えると、まじないかな。
なんでしょうね。夢枕幕の陰明寺の世界観ですよね。足矢同盤的なやつですよね。
朱をかけるみたいな、朱というのは呪いという字を書くんですけれども、
そういう魔法陣的なものを1年かけてやり尽くし、1年経った後に巨大な魔法陣が完成し、この街のすべてが魔法陣となるみたいな謎の誰がわかるねんっていうネタをやってたんですけれども、
それが全種類飾ってあったんですよ。中には声優さんがサインを入れてくださっているものもあって、
それがガラスのケースに頭からケツまでズラズラズラズラって並んでて、ちょっと感動してしまったんですよね。
感動してしまったと同時に、割れながらと言いますか、全然今見ても素敵じゃんと思っちゃったんですよ。
5、6年前とかだと思うんですけれども、最後のソニー時代にいたところで、結構時間経ってると思うんですけど、今見てもめちゃくちゃ素敵じゃんと思ったんですよ。
で、ガルパンのイラストって全然古くならないし、全部素敵なんですよ。
今見ると結構等身が低いというか顔デカいんですけど、もちろんものすごくキャラデザーが、キャラデザーのね、アクタスだったかなの方がめちゃくちゃもうマジで神っていうのはもちろんあるんですけど、絵が上手すぎっていうのはあるんですけれども、
愛を込めて描かれたものというのは、全然古びないなっていうのをすっごい痛感したんですよ。
もちろん例えばユーリオンアイスとか、そういう本当になんというか、熱すぎる思いが呪いとなってるみたいな、そういう作り手がすごい情熱をかける作品ってあるじゃないですか。
で、例えばユーリの判刑とかね、お話、なんかちょっとね話題になった、お友達と話しててね、話題に上がった時があって、どういうのだっけってパーッと見たら、うわすげーなーって、うわーすごいって思ったりもしたんですけれども。
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それと同じなんですよ。結局愛を持って、作り手とそれを展開して形にする人が少なくとも愛を持って作られているものというのは全然古びないっていうのを思いました。
お客さんがどうで?お客さんは残念ながら年を取るにつれて、やっぱりね年齢層が変わってくるとファンって基本的には卒業するんですよ。
特に若い子。高校生とか20代前半から中盤は基本的に2年ぐらい経つと自分が好きなものを卒業するというか、まあ忘れるんですよ。忘れるというか、覚えてるし好きなんだろうけどハマってはないんですよね。
だけれども30代以上、もっと言うと30中盤以上とかになってくると、ガルパンもガルパンおじさんという言葉がある通り、おじさんって絶対に裏切らないんですよね。
ずっと好きなんですよ。それを年取ったから新しいものが好きになれないからっていう言い方もあるんですけれども、単純にもちろんいろんな理由もありますよ。
自分がまだ元気だった頃好きだった、イトポリオとかもそうかもしれませんね。まだ血気盛んで元気だった頃に好きだったものに触れることによってちょっと若い気持ちになるっていうそういう効果もいろいろあると思うんですよ。
いわゆるまるまるおじさんっていうものは。でもね、いいんですよ。
おじさんでそういうオタク活動っていうか趣味の活動ができるってことは、ある程度経済的にも安定してるというか、いわゆるマジでやばい状況にはなってないし、イベントに来れるっていうことは引きこもりにもなってない。
フットワークもある。いわゆるファンの集いみたいな感じになると、コミュニケーション能力もある程度、いわゆる社交能力もそこそこあるってなると、実を言うとめちゃくちゃお金持ちかいないかという話ではなくてですね、
人間力というレベルの定義で言うとクソエリートなんですよ。実はガルパンおじさんというのは。もちろんミリタリーファンというのが基本的に礼儀があるみたいなものもあるかもしれないんですけれども、まるまるおじさんって人間力クソ高いんですよね。
なので、うわーまるまるおじさんになりたーいって思いました。なりたいと思いましたし、まるまるおじさん向けのものを作るというのはやっぱ愛情を持っている人たちではあるので、すごくいいことだなと思いました。
作り手とそれを展開する側と形にする側、そして受け手というのが全員が愛を持っていると、こんなにも古びないものが生まれるんだなっていうのをボロボロになった大笑いの街のキャラクター片手看板ですねっていうのを見て思いました。
あと自分がデザインしたQRコードのポスターとかまだ貼ってあって、もうヒレ焼けちゃってたんですけれども、スマホゲームのディレクターをやったんですよ。歩いていってQRコード読み取るとストーリーが開放されて、最後までぐるっと歩くとエンディングを迎えるみたいなのがあったんですけれども、デザインとかもいろいろしたんですけれども、それがまだ貼ってあって、
もちろん立ち絵を使っていただいたんですけれども、全然古びないというか、全然違う企画のためにアートディレクションさせていただいた謎解きゲームのために作った半径の立ち絵というのが、通販サイトか何かのポスターに使われていたんですけれども、
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それを見てもめちゃめちゃいい感じで感動しました。全然古びないんですよ。いわゆるこのために作ったものじゃないんだけどっていう使われ方をしてても、愛があって描かれると全然いいなと。
これすごくわかったことが、作り手と展開する人と作り手、担い手、受け手っていう3つのフェーズにあるとすると、この3つが全て揃っていると神になれる。最低でも2つが揃っているとめちゃくちゃ良くなる。1つだけだと伝わらない。これをすごく思ったんですよ。
作り手だけが愛を持っていても担い手が適当な人だったら、それは全然お客さんには伝わらないし、担い手が愛があっても作り手がダメだったりすると、そもそも限界がある。
あともう1つ、受け手に愛があったとしても、そもそも供給されるものというか作られるものというのが愛がなかったら、もう終わっていってしまうので、それもダメ。ただ、この3人のうちの、いわゆる1、2、3、3つの組み合わせがありますよね。
A、B、Cがあったら、A、B、A、C、B、Cですね。この組み合わせが揃っていればいいです。なので、作り手がダメでも担い手と受け手がすごい愛を持っていればワンチャンいけます。担い手がダメでも作り手と受け手が情熱を持っていれば全然いけます。
お客さんに愛がなくても、作り手と担い手に愛があれば、長くずっと残る作品になります。これをすごく思いました。なので、自分が関わる作品であったり、プロダクターであったり、自分がはまっている作品みたいなものが、いったい今どういう状況にあるのかというのは考えた方がいいと思います。
ここで愛と言っているのは、流行っているからやるみたいなものとは関係がないというところが大事なポイントです。いわゆるコミケとかに出ているとわかると思うんですけれども、いわゆるコミケというか同人用語でいなごという言葉がありますね。別に悪くはないと思うんですよ。
だって盛り上がっているもので、盛り上がっている漏れがあったおかげで自分がその作品を知ってそれを好きになるから、なんか好きになって何か表現したいっていう、そういう流れっていうのは全然あるので、別にいなごという単語が今やどうなのかなって思うんですけれども、なんでいなごという言葉が使われるかというと、流行っているときだけやって、流行らなくなったらパッとやめて違うところにまた行くっていう、いわゆるジョブホッパーじゃないですけれども、全然いいと思うんですけどね。
むしろだって少なくとも消費者はそういう形ですから、だってアニメマイクロやってるしって話なんですけれども、でもその流行っているものだからやるっていうのは必ずしも愛があるというわけではない方向に行きがちではあると思うんですよね。
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そうそう、流行ってるから好き、みんなで話題になってるから好きっていうのは作り手、担い手、受け手、全部あると思うんですよ。少なくとも作り手と担い手を流行ってるものを作らないと今の時代はやっぱりお客さんがかなりマスになってきてしまった、いわゆる目が超えたお客さんではないので難しくなってしまってるんですよね。
なので流行ってるものじゃないとダメっていう風になってしまってると思うんですけど、でも少なくとも流行ってるものをやるっていうところから愛を持ってっていうのをこのいわゆる3つの丸々手のうちの2つにラブを持つっていうのは結構難しいんですよね。流行りから始めたとしても流行ってると流行ってないとか関係なくマジでもうこれ好きだっていう状態になるまでは少なくとも時間がかかるんですよ。
でも流行りっていうのは今すごい一過性のものじゃないですか。バズとかブームって長くないじゃないですか。なので愛を醸成するまでの時間が足りなすぎるっていう問題はあって、なるほどこれはちょっと難しいかもなと思いました。ただ逆に言うとですね、ただただ長く続けているだけのものっていうのは少なくとも愛を醸成する可能性は全然あるんですよ。
だからめちゃめちゃ人気がなくて絶対数が少ない。例えば同時視聴者数が少ないよとか、チャンネル登録者が少ないとか視聴率が少ないよとか、ウェブマンガのDV数が少ないとか単行本の増殺があまりされないよとかそういうのがあったとしても長く続くことによって少なくともずっと好きな人がもしいたらですよ。多分続くってことはいるってことなんですけどね逆説的に。
愛が育まれる可能性はある。だから長く続けるというのは非常に大事ですし、これはもう作り手もそうですし、作り手が長く続けるとずっと好きでいてくれるファンもいるんだなってことをまずわかること。担い手は長く続けてくることによって人も集まったりビジネスがある程度、例えばですよお金の客単価がめちゃくちゃ上がるとかね、イベントができたりとかそういうのが全然可能性があるよっていうこと。新しい取り組みができる可能性もあるよってことをわかること。
そして受け手は長く続けるということを応援すれば少なくとも自分の好きなものがより良いようになっていく。なのでとにかく今の時代は長く続けるっていうことはすごく大事なんだなと思いました。
お笑い、いわゆるガルパンも10周年なんですよ。10周年経った10年前のクリエイティブが全然古びてないっていうのは、もうやはりこれはもう愛のなせる技だなっていうのを確信しました。もう本当に是非行ってみてください。
今行くと人そんなにいないんですよ。もちろんシーズン外してるっていうのもあるんですけれども、人いないけれどもお店はちゃんとやっていて、やっぱりもう最近イトッポイードも外であんまりお話できないんですよ。お仕事の話とかアニメとかの話とか結構関わってるというかものも多いんですよ。
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実を言うとですね、いろんな業種またいでですね。なのでなかなかこの見た目でしょ、顔割れもしてるでしょ、毎週出てるでしょ、あんまりやっぱりお話できないんですよ。お店とかでもちょっとやっぱりお話できなくて、でもお笑いはとにかく町も広くて空も広く空気もおいしく、潮風は気持ちよく、そんなに人もぎゅうぎゅうになっていないので、もう本当にすごくリフレッシュできました。
ぜひね、大笑い町行ってみてください。今ね、最終話の第3話ですね、Amazonのね、あのプライムビデオでレンタルでね、見れるようになっておりますので、最新はそういえばコロナにゴタゴタで見てないんだっていうことはぜひ見てください。
はい、戦車線のねバトルが続いているんですけれども、マジで本当にお話がうまい。あのもう本当に大人になってみるともう脱帽しきりという感じですね。いや素晴らしい。もう一回見直そうかなと思いました。ということでね、大事なのは愛ということで、All you need is loveというのは本当ですね。
あのここだけの話ね、ポッドキャストで天神の回数、あの天神のエピソードをやったじゃないですか。あのそこだけね、再生回数がね、急にね伸びが遅くなったんですよ。なのであのキモーターみたいな話はしないってね、あのこのネタ帳みたいなの毎回ね、あの書いてるんですけれども、あのタイトルだけ書いてるんですけれども、あのそこのタイトルの横にあのキモーターみたいな話はしない。目指せ爽やかラジオって書いてね、今収録しております。
えーまあ愛をね語るというもこういう風にね語ったら皆さんも許してくれるんじゃないでしょうかと思っております。ということででは収録に行ってきますのでここら辺で失礼します。ではまた明日。
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