名古屋魅力探検ラジオ。名古屋の観光PR活動に関わり続けて15年、パーソナリティの倉橋岳です。
同じく、名古屋生まれ名古屋育ち、かねりんポッドキャストスタジオ代表、かねりんです。
この番組は、名古屋のグルメ、歴史、文化、店、観光などに関する、知られざる面白エピソードを語り尽くす番組です。
今日も楽しみですが、今日のお題は何でしょう?
名古屋めしの世界、味噌グループ第3弾!
はいはい。もう名古屋味噌のラジオみたいになってますけども。
かねり 本当にそうですね。
前回は味噌煮込みうどん。
かねり 味噌煮込みうどん第2回は味噌煮込みうどんの話をしましたけども、今回は味噌おでんの話をしましょう。
うわー。
やめてほしいなー。
かねり 味噌おでん。
食べながら喋らせてほしいね。スタジオとかでね、これはね。
かねり そうだね。いや、一回さ、現地に行って現地で食べながらっていうのもいいよね。
いやー、もう一回どころかそんなことやったら僕戻れなくなるじゃないですか。
かねり 東京に。
東京に帰れなくなる。それかもうそのうちこの収録のためだけにトンボ帰りし始めるかもしれないです。
かねり あぶないね。
危ないですね。
かねり 危ないね。リスナーさんもそうやって思ってくれるといいけどね。
ぜひね、もうなんかまたこのいきなり脱線なんですけど。
かねり うんうんうん。
あのね、そのうちね、この番組が温まってきたらですけど、
この現地収録とかで僕たちが食べるのもそうだけど、
現地に来てくれた人にもね、こうじゃあ味噌おでんを食べながらやりましょうみたいなね。
かねり いいねそれ。すごくいいですよ。
なんかこの番組のリスナーさん、ファンの人たちと一緒にやりたいねそれね。
かねり めちゃくちゃやりたい。
ああ。
かねり なんかもういなくてもいい、二人でもいい。
それ僕が食べたいだけみたいになってる。
でもさ、その僕ですらですよ、曲がりなりにも名古屋生まれ名古屋育ちの僕でも、
そのガクちゃんのおすすめの何々みたいなのはさ、それ食べてみたいですよ。
なるほどね。
かねり なんか知ってるっていうものあるとしても、リスナーさん。
でもなんか色々とそのガクちゃんの色々なお話を聞いてから食べるのは味が違うと思うしね。
先生この度もですね、持ってきましたいいネタを。
かねり 覚悟して聞くわ。
かねり 今日は味噌おでんね。
味噌おでん。
かねり 味噌おでんっていうのはなんかそれも名古屋のものですか?
名古屋のものですね。
かねり おでんを味噌で食べる文化というのは、
名古屋に限らず愛産技、いわゆる愛知県、三重県、岐阜県というふうにありますけども、
だいたいこの名古屋あたりが一番そのお店やなんかも多くて盛り上がってるっていうところで言うと、
豆味噌の出汁で煮込むタイプと醤油出汁で煮たいわゆる関東煮のものに味噌をつけて食べるタイプ、
二つ種類があるんだよね。
かねり なるほど。
味噌で煮るか、後でつけるか。
かねり なるほどね。なんかつけるイメージが多いのかな俺は。
それはね、居酒屋では前者が多くて、家庭では後者が多いんだよね。
かねり 後者って言うとつけるやつ。
つける。
かねり なるほど。
そう。やっぱりね調理時間がかかるから、家庭では味噌をつけて食べる。
かねり なるほど。
そう。だけどお店なんかは仕込み時間が長いから、味噌で煮ちゃってるっていうところ。
かねり なるほどね。それって全く別物じゃないですか。
確かに全く別物ではあるけども、味噌おでんと両方とも呼ばれてる。
かねり なるほど。その過程でね、ちょっとこれ、自分の思っている味噌おでんってのが一緒なのか確認したいんだけど。
ああ、言ってみて言ってみて。
かねり よく家で味噌おでんやってたんですよ。
うん。
かねり なんかもうどういうものだったかもあんまり。うちはね、父親がおでん大嫌いだったんで。
ほう。
かねり 父親がいないときに食べるものがおでんだったんですよ。
へえ。
かねり ちょっと変わってるかもしれない。
変わってるね。
かねり なので、なんか今思うと多分その煮てるスープは普通だった気がしてて。
なるほど。
かねり 味噌塗ってたんだけど、塗ってる味噌はつけて味噌かけて味噌だった。
ああ、仲物ね。
かねり うん、あの調味味噌っていうか。
うん。
かねり 何?つけて味噌かけて味噌。
うん。
かねり あれも名古屋ですか?
あれも名古屋です。本社が名古屋にあります。
かねり そうか、ローカルネタ通じるぞ。
あはは。
かねり でもなんか東京にも売ってるよ、そのつけて味噌かけて味噌。
あっ、売ってるんだ。
かねり なんか、つけて味噌かけて味噌っていう名前は違うかもしれない。
ああ、はあはあ。
でも中身、まあ一緒でしょみたいなのがあるから、うちの冷蔵庫にあるよ。
かねり なるほどね。あれじゃない?いちびきさんが出している。
うん。
かねり こんだていろいろ味噌じゃない?
かもしれないね。
かねり うん。
なんかあの、ふにゃふにゃの容器に入ったやつ。
かねり はいはいはいはい。
はい。
それも違うものですか?それは。
かねり あの、同じものです。基本的には一緒です。
ああ、同じなんだ。
かねり はい。
うん。
ブランドが違うだけっていう感じ?
かねり うん。
そうだね。
かねり 味噌の中も株式会社。つけてみそかけてみそ。
つけてみそかけてみそのほうが、とろとろっとしてて、
かねり やっぱ違うんだ。
チューブから出てきやすくて、そう。いちびきさん。
かねり これなんだよね。あ、これ今さ、ホームページ見てるんですけど、
ほうほう。
かねり 中もさんの。
うん。
かねり 一番上、トップページかな、この上にさ、
うん。
かねり おでんに味噌ぶっかけてあるよ。
ああ、ほんと?
そう、これなんですよ、まさに。
かねり なるほど。
うん。
かねり それをつけるのは家庭タイプだね。
そう。で、これは認識合ってるの?
かねり 合ってる。
ああ、なるほど。
かねり ただ、この、わたくし蔵橋家ではですね、煮込むタイプだったんですよ。
やばいね。
かねり そうだから。
でしょうねって感じじゃない。
かねり あははは。
だってね、味噌のね、なりわいにしてたからっていうこともある?
かねり そうだね。
うんうん。
かねり うん。
だから、居酒屋に行くと、むしろ家庭の味を思い出す感じかな、僕は。
かねり はあ、それは面白い。
うん。で、この、ま、2タイプありますよっていう話なんだけど、
1個おすすめのお店があって、今回放送はちょっと手短になるかもしれないけど、
ここをちょっとディープに掘り下げたいなと思っていて。
かねり 手短にはさせません。
あははは。
かねり あははははは。
なになに?
かねり 鴨屋っていう、ものすごくいいお店が名古屋にできまして、十数年前に。
知ってるとこだよね、僕も。
かねり え、知ってる?
知ってるとこかな?
かねり 鴨屋は、名古屋のテレビ塔のすぐ近くにあって、
行ったことあります。
かねり うわー。
やっと、やっと先回りできた。先回りじゃないけど。
かねり 先回りされている。
そう、鴨屋さんは、おでん&ワイン鴨屋っていうふうなんだけど、
まさに醸造文化の鴨と書いて鴨屋。
かねり なるほど。
で、のれん屋なんかには、ひらがなとかカタカナで書いてあるんだけども。
かねり かなりいい場所にありますよね。
そうですね。
かねり ひさや、なんていうの?公園ストリートみたいなところ。
そうですね。ひさや大通りパークのすぐ隣にあって、
鴨屋は味噌おでんとワインをマリアージュさせるという、なんともユニークなお店なんですよね。
かねり なるほど、そういうコンセプトだったんですね。
そうそう、そういうコンセプト。
かねり うわー、もうなんか今、とりあえずホームページ見てますが美味しそうですね。
そう、ここのは本当に美味しい。
かねり そっかそっか。そっかそっか。だから味噌おでんなんだ、ここで出すのは。
そう。
かねり ここの味噌おでんがめちゃくちゃ美味しいの?
ここの味噌おでんがめちゃくちゃ美味しい。
なぜここが特別美味しいかというと、これに合わせたお酒を出してくれるお店なの。
なるほど、ペアリングってこと?
かねり ペアリング。味噌とペアリングってなくない?
そうね、あんま聞かないね。
かねり 味噌の注文したおでんに合わせてワインを選んでくれる。
え、なにそのさ、え、どういうこと?その味噌のこんにゃくならこんにゃくに合うのはこれですみたいな話?
かねり そうそうそう。
そんなに違いがあるの?
かねり あるあるあるある。
え、ちなみにそのおでんに使ってる汁のおでん自体は一緒なんだよね?
かねり 一緒。
だよね。でも何、具材によってお酒のチョイスが変わるってこと?
かねり その通り。
もうなんかすごいね。
かねり でさ、ここで衝撃だったのがさ、アボカド。
なるほど。それは名古屋のコンビニはそうってこと?
かねり 愛知県、明治県、岐阜県、静岡県一部ぐらいはそうなんじゃないかな。
ああそうですか。
かねり そう。だって東京で買ったらからしがついてくるだけでしょ。
からしついてくる。
かねり そう、それ衝撃受けた。あの大学の時に東京出たんですけど、からししかないじゃんっていうか、え、味噌って思った。記憶がある。確かに。
そうだよね。しかもおでんの中に名古屋でしか食べないようなあの角麩っていうのあるの知ってる?
角麩?
かねり うん。なんかこうひらひらの…
ハンペンみたいな?
かねり うん。確かに食感はハンペンに似てるかもしれない。
なんだろうそれは。
かねり ちょっとググってみてパブってみて。
それは何?名古屋のものなんですか?
かねり 名古屋の人しか入れないらしいんだよね。これが美味しいのに。
麩ですか?お麩?
かねり お麩じゃないんだよね。角麩っていうのは角張った麩って書くんだけどお麩じゃないと思うんだよね。
かねり 何て言うんだろうなこれ。小麦粉を固めたようなもちもちとした食感の。
出てきた。
本当は角のお麩の麩と書いて。練り物?
かねり 練り物のようだが練り物でない。
タンパク質が主成分で肉や魚と一緒に食べると。だからこれは何なのよこれ。小麦粉とグルテンを主原料としています。
かねり そうそうそう。
で四角い棒状にして作られます。
かねり そうそうそうそうそう。
えーちょっとなんかピンとこないなあ。あったかなあぐらいの。
かねり いやこれね絶対ね特に家庭で出てくる。
ああ見たことあるわ。
かねり あるでしょ。
だってさあ名古屋の味噌伝ってもう全部真っ黒になっちゃうから。
かねり そうそうそう見えないんだよね。
見えないのよ。
かねり うん。
そうだ元の姿の写真見せられてもさあこんな子いたっけみたいな感じですよ。
えーなんだ。何これこんなん確かに言われてみればって感じ。
かねり 全国にないんだよこれ。
ああそうなんだ。
かねり うん。だから角麩は名古屋のもので。
うんうん。
かねり あの北陸とか行くと車麩なんだよね。
ああなんか聞いたことある。
かねり 車麩。これはもう本当にお麩でふわふわしたので京都とかだとあのなんか梅の形したみたいな生麩が入ってて。
うんうんうん。京都は生麩って書いてある。
かねり そう。で東北とかだと油麩っていうなんか麩を油で揚げたみたいなのがあっていろんな麩でもおでんに入っている角麩はこの地方だけだよね。
うーん。この角麩はさあおでんだけにしか使われないのこれ。
かねり あとね甘辛煮とか。
甘辛煮?
かねり うん。それを甘辛く煮て食べるっていうのはあったと思う。
鍋の具材とかには使われない。
かねり すき焼き。すき焼きに出てくるね。
ああありそう。すき焼きってすき焼きにはさすがに味噌は使わないですか?
かねり ああ使わない。
おおよかった。僕知らないだけで。
かねり 確かに使わない。
使うのかと思った。
かねり 意外と。
ええなんでだなんでだろうね。なんだろうね。
かねり なんでだろうね。
すき焼きはもう好き放題やっていいんでしょ。だったら味噌かましましょうよってなりそうなのにね。
かねり 確かにでもすき焼きは絶対に味噌かけないね。
焦げてしまうからかな。味噌が。
かねり ああそうかも。
だって蒸発させるもんね。焼きだもんね。
かねり 本当だ。
かねり ああ角風美味しいんだよな。すっごい味が染み込んで。
あのさちょっと話それちゃうけどそのすき焼きって地方とかお店によって全然違うじゃない。
かねり 入ってるものがね。
物とかなんか焼き方?
かねり ああ。
なんか店によってはもう煮てるみたいな鍋みたいになってるところがあって。
かねり うんうんうん。
それ名古屋のすき焼きっていうのはなんかこう特色あるんですか。
かねり ええそれはないと思います。
ないんだ。
かねり うん。
あのね今さちょっとAIで聞いてみたらなんだけど。
かねり おお。
味噌すき焼きってのが出てきちゃいました先生。
かねり 味噌すき焼きなんてあるんだ。
なんかねあるみたいだよ。名古屋とか千田半島の味噌すき焼き。
かねり ええやば。
ちょっと読むとね。
かねり 八丁味噌や豆味噌をベースにしてみりんや砂糖だしなどを加えた味噌だれを使って牛肉鶏肉野菜を煮込むご当地鍋ですと。
ああなるほどね。
かねり でどんなところで食べれるんでしょうかって名古屋の老舗や半田市の料亭では地元の味噌と和牛を使った味噌すき焼きが
かねり そのままでも全然美味しいんですけど。
美味そう。
かねり これはね美味しいですよ。
溶き卵につけて味わうのもまた絶品って書いてある。
かねり そうです。またリンク貼っておきますのでね。
うん。
かねり お宮の宮に鍵ですね。
うん。
かねり 城前の鍵です。
かねりんかいじゃん。今回。
かねり いやあ、よかった。ちょっとこれ危なかった危なかった。
へえ。
かねり 自分でなんかすき焼きとかって言って、なんかおかしいなってゾワゾワしながら喋ってて。忘れるとこでした。
よく思い出せたね。
かねり 思い出した。AIに教えてもらったよね。なんかヒントをね。
うん。
かねり そうだよ。なんかだからね。なんかね。この忘れるというかね。あまりにも普通のものなんですよね。
なるほどね。
かねり 思いたくて。その味噌を使った何々って言われても。
うん。
かねり 普通に美味しいから食べてるってのが。そうそう。最初の第1回でがくちゃんが言ってくれたかもしれないですけど。
かねり 言ったかな。もうなんか第1回放送とかテイク5ぐらいあったからさ。
うん。
かねり あのもうなんかテイク1,2,3,4で喋ったことがだいぶ埋もれてる気がしてて。
うん。
かねり あのまたね。ちょっといろいろと話したいけど。
うんうん。
かねり あの名古屋のご当地グルメはちゃんと現地の人が普通に食べるものだよねっていう話をしてたと思うんですよ。
してましたね。
かねり うん。まあなんか他の地方のいわゆる名物っていうのよりも数が多いから。
かねり まあ食べないわけにいかないというか普通に食べる日常食に溶け込んでるっていうかね。
うん。
かねり うん。
なのでなんかわざわざ名物ですよねっていう感じもしないので忘れてたんかなって思いました。
かねり なるほど。
うん。
かねり うん。大事な視点だよねそこは。名古屋飯たらしめてるよね。
そうなんですよ。
かねり なるほど。
はいはいすいませんねちょっと放送回奪ってしまいましたが。
かねり いやー行きたいそこは。
はははほんと行ってほしいここはほんとおいしいです。
かねり あの名機から歩いて10分ぐらいかなって感じです。
そうだね名機というのは名古屋駅のことを指しますね。
かねり はははは。注釈が入りました。
他の地方の人たちは名機ってわかんないですからね。
かねり そうですね名台っていうのもね。
確かに明治大学のことを名台って言いますもんね。
かねり そうですね全国の人は。
でも名古屋だけは名古屋大学のことを名台って言うからね。
かねり そうだね。
ローカルだよローカル。
かねり ローカルか。
でもあれだねかねりんは別に名古屋背負ってるぜっていう感じじゃないけど
ナチュラルに名古屋が出てくるんだね。
ナチュラルに出てくるよね。だから生活の一部だったというか住んでたからね。
かねり うん。なるほどね。
普通においしいお店が結構名古屋名物的なものだったりするんじゃないかな。
かねり なるほど。
台湾ラーメンとかもさいろんな店があるじゃないですか。
好きなお店が台湾ラーメンって名古屋のものですかみたいな感じかな。
かねり なるほどね。台湾ラーメンもまた出てきますよ。
本当?
かねり この放送に出てきますよ。
無限に続きそうだなこの番組。
かねり 台湾ラーメンも台湾混ぜそばも出てきますから。
出た。
すごいね。これさグルメだけでどんだけあるのよ。
かねり 本当だね。
しばらくグルメな感じが続きそうな気がするけど。