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2022-04-30 24:57

ながらcast2/067 ゲムマトークショー奮戦記3

完結編です。当日の話から、今後のアレックス・ランドルフ研究の展望・野望まで。
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その時、聴いてくださってた、集まってた方も、相当たるメンバーだったと思います。
後から分かったんですけども、最初にお声掛けした方は、ランドルフのコレクターさんだったんですよ。
結構な数持っている方だったり、ライナークニチュアのことで一番詳しいって言われている方ですとかですね。
あとは、ボードゲーム界の長老的な存在の草場先生なんかも来ていらっしゃいました。
やっぱり草場さんが喜んでいるかどうかが一番気になっちゃって、話しながら時々リアクションを確認したりしてたんですけどね。
終わった後、ちょっと感想を聞いたら、結構楽しんでくださったようで、
安心しましたね。ほっとした。 やった甲斐があったなぁと思いましたね。
後からツイッターを見てたら、僕が一番、ある意味、尊敬しているというか、恐れてもいる方なんですけども、
静作村のゲーム大全を役された方で、ランドルフのコレクターもやってると思うんですけども、すごい詳しい方がいらっしゃってたようです。
その場でお会いできず、ご挨拶もできなかったんですけどね。
僕にとってはある意味一番、異形の念、異風の念を持っている方なんですけどもね。
その方にも後からツイッターですごい褒めていただいたので、
これも、本当想定外の嬉しさでしたね。
あの方にも伝わったんだっていうのは良かったです。
あと、阿蘇山大噴火さんという方も来てらっしゃったようで、その方のツイッターでも褒めてもらいました。
まあこれ、僕がどうこうっていうよりも、やっぱりランドルフさんの凄さですよね。
その生涯っていうものを、やっぱり皆さんが興味を持ってくれたっていうことだと思います。
なのでね、本当そういう話ができたっていうのは幸せでしたね。
まあこれまで、それこそ20年前からですね、ランドルフさんを敬愛する中で、
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10年ほど前に出たドイツ語の本、ディーゾンネンザイテっていうのを読みたい一心で、ドイツ語を翻訳し続けてきたわけですよ。
その中でね、ちょっと半分冗談なんですけども、
アレックスランドルフ研究家、自称なんですけども、
別に大それた活動もしてなく、ただそれをね、名刺に入れてたっていうレベルなんですけども、
今回こういう場を与えられて、初めて、
ああ俺は今、研究家らしいことをしたなって、初めて形になった気がしますね。
今までのモヤモヤとしてたものが。
で、終わった後ですね、草場先生と話をしたり、そのコレクターの方と話をしたりして、
まあ今後の研究の、まあまた、
展望というか、そうですね、筋道がちょっと見えてきました。
そういうね、方と出会えたっていうのも本当に、今回の大きな成果でしたね。
ちなみになんですけど、僕の今後やりたい野望って、まあいくつかあるんですけど、
まあ一つはね、今翻訳しているディーゾンネン・ザイテの官訳を目指します。
まあこれ、その後どうするんだっていうのはわかりません。
日本語として冊子を作るのか、ちょっとわかんないんですけども、とにかくコツコツ続けようかなと思います。
それからですね、それはどちらかというと、生涯とか考え方、
まあ彼のゲームに対する考え方なんかを知りたいということで、
これはね、あの本にとどまらず、
ウェブ上でも多分雑誌なんかでもインタビューとかがあるのでね、そういうのを整理していきたいなっていうのはあります。
もう純粋に読みたいだけなんだけどね。
それとは別に、ゲームそのものの研究をやっぱり進めたいなと思っていて、
この僕がカウントした104のゲーム、
実際はね、バリエーション、リメイクを含めると、
多分その倍近くになるようなゲームの作品を調べていきたい。
これはですね、本当に箱のサイズとかコンポーネントの数とか、ルール、ボードがどういうデザインなのかっていった、
そういうもう本当に初始的な部分の調査ですね。
これはね、最終的にはランドルフのゲームを研究するっていう、
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ベースになるものじゃないかなと思っています。
そのコレクターの方と知り合えたんでね、そういったことも進められそうな気がしています。
めちゃくちゃ地味な作業なんですけどね。
箱の写真を撮ったり、ルールをスキャンしたり、
それを何らかの形でアーカイブ、データベース化していくっていうことで、
どうやってやっていくか考えてますけどね。
それから単純にランドルフの作品を集めた展覧会。
僕の中では大ランドルフ展っていうんですけどね。
偉大なランドルフさんの大きな展覧会を、
本当はこの年、生誕100周年でやりたかったんですけど、できなかったんでね。
次の機会、何とかやりたいななんて思っています。
そんな風にね、やりたいなと思えることが、
もしかしたらできるかもしれないなっていう気にはなってきました。
ちょっと風が強いのでごめんなさい。風切り音が入っちゃうかもね。
あとですね、これ一番重要で、今までのところはある意味、
日本でなくてもできる研究なんですけども、
やはり一番重要なのは、日本とランドルフっていうテーマなんですね。
1966年から72年まで、彼は日本に滞在して、
将棋の勉強をするっていうね、大きな目的があったんですけど、
それと同時に彼はですね、アメリカにパテントを出願したり、
あるいは3Mで商品を出したりですね、
別のアメリカのメーカーからですね、ゲームを出したり、
あるいはエポック社からですね、スポーツゲームというゲームを出したりして、
あるいはですね、爪木なんかも作ってるんですよ。
だから彼は日本にいる6年間に、
ある意味かなり精力的に活動していたと思われます。
シド・サクソンのゲーム対戦を見るとですね、
あの本が出たのが69年なので、おそらく日本にいた時代なんですね、ランドルフさんが。
そのゲーム対戦の中にも、アレックス・ランドルフの紹介としてですね、
彼はもうすでに50を超えるゲームを作ってるなんて書いてあるんですよ。
それはだからボストンでゲーム作家としてデビュー、パン会でですね、
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その後ローマに行って、ローマ時代からそれを始めたのかもしれないなとは思いますが、
日本でもきっとゲームを作るっていう活動というのか、
そういう仕事を発表する次第にかかわらず、
ゲームのアイデアを作って、
69年の本の時点で50を超えるゲームを作ってるっていうことなんで、
かなりですね、日本にいた時も彼はいろんなことをしていて、
僕はその時代が彼のゲーム作家の土台作りだったんじゃないかなというのは、
これ仮説なんですけどね、
ちょっとそこに僕は期待しているというか、
彼が日本に6年いた、あんなすごい人が、
ゲーム作家として花開く前の時代に日本に6年滞在していたっていうのは、
結構重要な時代だったんじゃないかと、
勝手に期待も含めて推測、予想してるんですね。
そういった彼の活動が何とか資料として見つからないかとかですね、
あれやそこまで行かなくても単純に日本で何をしてたのかっていうね、
その辺りをすごく知りたいと思っているので、
日本のランドルフっていうのが大きな研究テーマになるので、
関係者もだんだん年をとってきてると思うので、
今のうちにそういったものを収集したいなというふうに思っています。
そしてですね、やりたいことは広がっていって、
なんとなくやれそうだなっていうものもあったりするんですけども、
これをどう調べて、どう蓄積して、そしてどうまとめて、
そして最終的にどう発表していくのかっていう筋道がまだふわっとしてるんですよね。
今の共同研究としてランドルフの論文を出して、
作読中ではあるんですけども、
そういった形で論文としてまとめて発表していくっていうのも一つですし、
出版物、本のような形でまとめるっていう方法もあります。
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紙の本でなくても、キンドルのような電子書籍という形もあるでしょうね。
いずれにしても、僕の一番単純なイメージは一冊の本にまとめたり、
別に一冊じゃなくてもいいんだけど、
もともとはディーゾンネン在定を全部官訳したときに、
日本語版にならないにしても、一冊の形として出したとして、
その日本語版の特別付録として、
アレックス・ランドルフと日本みたいな論考あるいは資料みたいなものを、
結構しっかりした付録なのか、第2部なのかわからないんだけど、
そういう形でくっつけたらいいかななんて思っていたんですけどもね、
それも一つのアイディアではありますけどね。
その発表、公開の仕方も曖昧ではありますけども、
なんせね、調査も進んでないので、最終的な形は後から見えてくるとは思います。
もう一つはどうやってデータを貯めていくか。
これも悩みというか、いい方法はないか。
これは進め方とも絡んでくるんですけどもね。
例えばなんですけど、ボードゲームギークみたいに、
いろんな人が閲覧したり、あるいは書き込んだりできるような、
環境、データベースを用意しておいて、そこにデータを貯めていく。
さっき言ったような寸法データ、コンポーネントの数とか、
写真、写真に対するキャプション、ルールのPDFもしくはJPEG。
日本ですから、やっぱりルールの和訳も載っけたいんですよね。
そういったものをデータベース化して、貯めていくっていうのがね、
一つはいいかなと思っていて。
もしそれが、例えば、ユーザー登録してログインして、
使えるような閉じた環境であれば、
それを協力してくれる方に教えて、アカウントを作成して、
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その人にもそういった作業を手伝ってもらうっていうような、
コレクターの方と出会いまして、心よく貸してくださるって話になって、
リストも頂いたんですけども、このリストについては、
一つのアイデアがあって、
コレクターの方に、
出会いまして、心よく貸してくださるって話になって、
リストも頂いたんですけども、
このリストを自分の持っているランドルフの著作リストと付き合わせていくのを、
これからやるんですね。
その中でどれをお借りして展示するか、みたいなことを考えていくわけですけども、
仮にこのGoogleのスプレッドシートが、
僕が持っているやつですけどね、
共有できていれば、
スプレッドシートレベルであれば、
その方の列を一つ作って、
持っているっていうところにチェックを入れていけばいいわけで、
逆に持っていないものもはっきりするし、
僕のリストにないものは新規で追加していくっていうことができるので、
そういうやり方をすると、
リストの共有によって、
リストそのものが充実していくんじゃないかなっていう気もしています。
スプレッドシートの共有ってあんまりやったことがないんで、
ちょっとだけ調べる必要がありますけどね。
僕のリストっていうのは、
D存念材っていうのを付録から作ったものなので、
一応ある程度の正確性はあるんですけども、
実際は漏れているものも多少散見されるのと、
あとは、
結局あの本が10年前に出ているので、
その後出ているものがフォローできていないので、
そのあたりも追加していく必要がある。
考え方なんだけど、
それをあえて新たにそういう環境を作る必要があると、
こちら新たにそういう環境を作る必要があるのか、
それともボードゲームギークに
こっちもデータを入れていけばいいんじゃないかっていう気もちょっとするんですけども、
ただ、写真を上げたりもできますしね。
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ただ、コンポーネントとか箱のサイズとかルール、
僕は特に箱の全ての面を記録したいんですよね。
これはランドルフさんの作者名が入っているかどうかっていうのもちゃんと見ていきたいし、
どういう表記になっているのかっていうのも興味があるので、
そういったところもきちっとしていきたいなっていって、
何かいい方法がないか。
できればそういうGoogleみたいな汎用のお金のかからないサービスでできたらいいななんて思っているんですけども、
これね、詳しい人がいればぜひ教えてもらいたいですね。
そういったデータベースで画像も保存できて、
いろんな人がアクセス、アカウントを作ってアクセスできるような環境があれば、
作成できるなと思っています。
実際これ俺一人でもできなくはないんだけど、結構時間がかかるなっていう気もしてるんですよね。
なので、そう、手伝ってくれる人がいたら、そういう人と一緒にやれればななんて思っています。
あとはですね、それはゲームそのものの話なんですけど、
日本にいた時のランドルフっていうのに関しては、
調査して、例えば誰かにインタビューしました。
あるいは文章を書いてもらいました。
あるいは音声インタビュー、あるいは映像のインタビュー、いろんな方式が考えられます。
あるいはランドルフさんが書いたメモとか手紙なんていうのも出てくるかもしれないので、
そういったものをどうやって保管するのか。
なんかこれってあれだよね、博物学とか図書館とか大学の関係とか、そういうレベルになりそうですね。
いい方法はないのかな。
はい、そんなわけでね、なんだか結局3日間このランドルフのトークショー絡みの話をしてきました。
最後は今後のランドルフ研究の方向性なんかをちょっと話してみましたけども、
なんか野望ですよね。
できるんだろうかって思いながら言ったりしてるんですけども、
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今回ああいう場でお話をしたことで、なんか動き始めたって感じもするんですね。
親切な人が教えてくれたり、あるいは協力してくれたりする方が現れたりして、
本当についに動けそうな動きが出てきたのかなと思います。
僕自身もこの日本のランドルフということで、今まで大したことできてなくて、
無駄に時間を過ごしてしまったなっていう後悔もあるので、
ここからはね、とはいえ仕事もしてるし、家族もいるし、みたいなところでガツガツフルパワーで動けるわけではないんですけども、
それでもね、一生懸命やりたいなっていう気になってます。
とはいえ、例えば東京に行きますといえば交通費もかかるし、お金もかかるなっていうのもちょっと悩みの種ではありますね。
妻にも迷惑はかけたくないんで、自分のわずかな小遣いでちょこちょこ貯めては動くっていう形になるのかな。
それよりはさっき言ったように、いろんな場所で協力してくださる方がいれば、そういう方の力を借りながらやるっていう方が進むような気もするし、
ただ、いろんな人が絡むとそれはそれでね、大変になるんじゃないかという俺は、ちょっと悲観的に考えすぎかもしれませんけどね。
でもまあそうだな、一人の力は知れてるな。
なんかね、同僚はクラウドファンディングでもやったらなんて言うんだけど、なんかね、目に見える成果物っていうのを出さなきゃいけないっていう逆に縛りがあって、
まあそれは良い方向に働くと思うんですけどね、プレッシャーがかかって。
ただ、なんだろう、そういう重荷を背負うのも辛いなというのも非常に正直なところではね。
そんなので約束してしまって、なんかさ、デトリストになってしまってっていうのもさ、ちょっと辛いので、もうちょっと上手いやり方をできないかななんて思うんですけどね。
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でもまあせっかくこうやってご縁もできたので、何かね、やはり形になるものを残せたらなと思っています。
今日はね、3日間かけてお話しした最終日になります。
最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
昨日はね、ランドルフさんのメインチでちょっとツイートしたんだけど、たくさんの方が反応してくれて嬉しかったですね。
はい、では今日はここで終わろうと思います。またね。チュース。
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