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ポッドキャストをやっていると話がうまくなりたいなって思うタイミングがめちゃくちゃあるんですね。いや、ポッドキャスト関係なく話がうまくなりたいなっていうのはずっと思っているんですね。
なので学生時代、お笑いをめちゃくちゃ見てた時期があって、今も見てるんですけれども、めちゃくちゃ見てるっていう時期があって、やっぱお笑いの基本で会話が上手なんですよね。
バラエティ番組でどうやったら笑いが起きるか、笑いが起きたら空気が軽くなっていろんな話ができるっていう流れがあるなって思って、こういう時はどうリアクションしたらいいんだろう、どういう取り掛けをしたらいいんだろうとかっていうのを、お笑いを見ながら勉強じゃないですけど、すごくね参考にしているっていう時期がありました。
今もバラエティ見ながらラジオ聞きながら、そういうふうに自分の中に何かインプットしようっていう作用は働いているんじゃないかなと思います。話のプロってラジオのパーソナリティとかも話のプロだと思うんですけれども、話科っていう職業があるじゃないですか。そう、落語です。というわけで、本日は落語についてのお話を伺ってみました。それでは参りましょう。DJ鹿のむしゃむしゃラジオ。
こんにちは。趣味はなんでもむしゃむしゃDJ鹿野です。早速今日のゲストをお呼びしましょう。今回のゲストはこの方です。
長崎県で新聞販売店を経営しております。高倉と申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。高倉さん、新聞販売店を経営されてるんですね。
はい。
その辺もまず趣味の話の前に詳しく伺ってもいいですか。
新聞販売店っていうのは、新聞を作っているのではなくて、お届けされている会社さんなんですかね。
新聞社が作った、印刷した新聞を買い取って、それを読者さんにお届けするというお仕事です。
なるほど。高倉さんご自身は経営されているということで、配達はしていない?
配達もしてます。
長崎の新聞なんですか。
そうですね。いろんな銘柄を取り扱いさせてもらってます。
そういうものなんですね。
そうですね。町がちっちゃいんで、いろんな範囲ですね。
例えば、この人の家には毎日新聞で、この人の家には朝日新聞で、みたいな感じに届けることもある。
そんな感じです。
そういうものなんだ。覚えるの大変そう。
そうですね。最初は大変やったんですけど、今は全然。
高倉さんはそういうお仕事もされながら、ポッドキャストもやられてるんですよね。
はい。スポティファイの方で、「明日の新聞販売店」という番組をやってて、
ご承知の通り、新聞業界が非常に不景気が長く続いているので、何かしらやらないといけないなということで、
自分自身音声コンテンツがすごく好きだったので、配信やってみようかなという感じでやってます。
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いいですね。新聞系のポッドキャストって結構多いですもんね。
そうなんですよね。新聞社は、もう今ほとんどの新聞社さんが配信してるんですけど、
新聞販売店でやってるとこっていうのが、ちょっと自分の検索では一見も見当たらなかったので、
これやったら第一人者になれるわって思うんですね。
僕もイメージないですね、確かに。
先日、朝日新聞さんのポッドキャストミーティングっていうイベントに参加したときに、
後から見たら、あれ、石川さんもいらっしゃってるって思ってですね。
ニヤミスしてたんですよね。
そうなんですよね。
もうちょっと早くこうやってお話できてたらね。
そうですね。そのとき直接お話できたなと思って、何かお話できたらなと思っていたときに、
今回趣味の話で、これだったら喋れるかなっていうことを、石川さんがツイッターでハッシュタグでつけてらしたんで、
じゃあちょっと手をわぐさせてもらおうと思って、という次第です。
では早速お伺いしてみましょうか。
高倉さんの趣味は何ですか?
僕は落語が大好きでよく聞いてます。
落語は、僕もともと高校生のときに放送部だったんで、
そうなんですね。
そのときに発声練習の中でウイロウイリをやったりするんです。
で、ちょっと足しなんだ、足しなんだってことじゃないですけど、発声練習としてやったっていうのと、
今ジャンプで連載している落語の漫画を読んでいるぐらいの。
あかねばなし。
はい、あかねばなし。
面白いですよね。
面白いですね。
落語の趣味っていうのは聞く方なんですか?
完全に聞く方ですね。
落語っていうカルチャーは知っているけれどもっていうレベルなので、詳しくお話をお伺いしたいです。
まずは落語を聞いていてどういうところが楽しいんですかね?
そうですね、非常に奥の深いコンテンツなんで、
僕も聞き始めてここ10年ぐらいなので、
あくまで僕の場合こういうふうにはまったっていうことでお話しさせていただきたいんですけど、
まず僕もともと深夜ラジオが好きで、
そのときにイジュインさんであったり爆笑問題の大田さんであったり高田文夫さんであったりが、
そろって落語はすごいっていう話をしばしばされることがあってですね、
いつか聞きに行きたいなっていうのはなんとなく頭の中にあって、
その中でも立川忍さんはすごいっていうのを話に聞いていて、
10年前にたまたま長崎県に立川忍首相の独演会があるっていうことで、
これは聞きに行かなきゃと思って。
そこまで全く何の前知識もなく、
本当に試してがってんと龍角さんのイメージしか持ってないまま聞きに行ったんですよ。
そのときにされた話が八五郎出世っていう話なんですけど、
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ちょっとクスッと笑うようなところもあったり、涙を誘うようなところもあったり、
50分くらいの話だったんですけど、心がすごくいろんな方向に転がされて、
聞き終わった後に全身鳥肌立つような、僕サウナも好きなんですけど、
整うって、要は脳内から何かしらの物質が出て、
すごく幸せを感じるっていうことだと思うんですけど、
そういう状態になってしまって、これはすごいと思ってですね。
そこから10年ハマって聞いてます。
なるほど。画前興味が出てきましたね。
1本50分とかぐらいの長尺だったりするんですね。
そうですね。
1人の落語家さんが基本的には口で喋っているもので、
50分の物語を音声のみで伝えている。
主に音声のみか、一応ジェスチャーもあるけれども、
基本音声メインで伝えているのが落語ですよね。
いわゆるラジオドラマとの大きな違いって、
高倉さんの中では何だと思いますか?
まずは一人で演じているっていうことをですね、
たくさんの登場人物であったり、
あとは歩道具をほぼ使わないんですけど、
落語家さんの場合は手ぬぐいとセンスその2つだけで、
例えばその屋台でそばを食べている部分を、
情景を想像させたりですね。
あとは何かカボチャを担いでいる様子を演じたりっていう、
聞き手の想像力を掻き立てるっていう部分は、
そうですね、ラジオドラマもそうではあると思うんですけど、
やっぱりそうですね、その歩道具を使って、
お客さんの頭の中に明確にイメージを持たせるっていうのは、
落語は強いなと思いました。
一人でやってるっていうのはすごいなと思いつつ、
ちょっと僕がちゃんとその50分もあるものを聞いたことがないからわからないんですけど、
登場人物って何人も出てきたりするものもあるわけですよね。
そうですね。
それは一人の方がやられていて、見ていて、
解説ってつくものなんですか。
そうですね、それは演じ分けというか、
僕が見たしのすけ賞でいうと、
女性だから高い声ってわけじゃなくて、
そんなに声のトーンは変わらないのに、
ちょっとした仕草であったり、
ちょっとした顔の紙紙も切るっていうのはあるんですけど、
それで全く今誰が喋ってるんだっていうトリスはなく入ってきましたね。
それはなんか素人にはできなさそうなテクニックがいろいろ隠れてそうですね。
もちろんそうですね。
長崎まで来られるような落語家さんっていうのは、
やっぱり人気があって呼ばれてる話し家さんが多いので、
やっぱりそういう技術っていうのが超一流だから、
何の抵抗もなく話が入ってくるっていう部分はあると思います。
まさに名人芸ってやつですね。
そうですね。
いわゆる浅草とかで何人も出られているものを見ていくのが基本なんですよね。
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そうですね、僕は長崎に住んでるんで、
寄せっていうのは行ったことないんですけど、
いわゆる寄せは浅草でやっているものが基本。
浅草と新宿末広手、上野すずもと、池袋園芸場の4つですかね。
でも根拠に完全に集中しちゃってるんですね。
そうですね。地方にもちょこちょこあるのはあるみたいですけど。
長崎に来られて、スター落語家さんが来られてお話をされるっていう場合って、
費用としてはどれくらいなものなんですか?入場料というか。
入場料ですね。僕がよく言っている佐世保市の落語会は、
そんなに営利目的じゃない感じでやられているので、
2500円で入れるんですけど、それはだいぶ破格だと思います。
通常の寄せだとどれくらいなのかご存知ですか?
そうですね、出られる方によりますけど、4000円であったり5000円であったり。
それで何人かが見られるみたいな感じなんですよね。
一人であることもあるし、2人会であったり3人会であったりですね。
なるほど、そういうものなんだ。
同じ浅草カルチャーというか、下町カルチャーっていう括りにしていいのかわかんないんですけど、
最近僕のところでよくしゃべっているストリップだったりとか、
システムが似てる部分はあったりするのかなと思っていて、
出る方が今日は何人かって決まっていて、
入場料払ったらずっと見てられるみたいな感じのだったりとか。
そうですね。
イメージとして知ってはいたけど、ちゃんと触れたことがないっていう文化としてはある種かなと思っていて、
近いですね。
なんで今まで触れてこなかったのかなって実際に見たら思ったりするぐらい、
やっぱりこれだけ続いてるから素晴らしいものだったりするので、
落語も結構そこに近しいものがある。
僕もラジオやってるぐらいだから、多分好きだと思うんですよね、ちゃんとハマったら。
そうですね。
これはちょっと試してみなきゃいけない趣味だなって思ったんですけど、ぜひ。
高倉さんもポッドキャストをやるぐらい、しゃべるっていうこともある程度好きで、
落語も10年追い続けるぐらい落語も好きでっていうことじゃないですか、
ご自身で落語をやってみたいなって思ったりはしないんですか?
いやー、それはですね、やられてる落語家さんを見ながら、
すごいなーっていうリスペクトが過ぎちゃって、
自分で講座に立ちたいっていう気持ちはないんですけど、
やっぱり落語って新作、自分で作られた話をやる方もいれば、
古典っていう昔から受け継がれてきた話をやるっていうのがメインではあるんですけど、
そのやる方によって話の道筋をちょっと変えたりとか、
いろんな演出を加えて自分の伝えたいメッセージが伝わるように表現されてるんですよね。
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なんでこの話をどういうふうに話せば面白いと思って伝わるかなーみたいな、
その話の構成の部分はちょっと考えるようになって、
今日あった嫌なことをどう神さんに話せば笑ってくれるかなーみたいな。
笑ってもらったらもうそこで消化できるしっていう。
そういうことは考えるようになりましたね。
そういう役立ち方もしていくんですね。
そうですね。
なんかアカネ話を読んでいるっていうのとか、
タイガー&ドラゴンっていうドラマやったじゃないですか、
時代の長瀬くんがやってたドラマ、黒漢脚本の、
ああいうのを見ていると、
なんか自分も一本覚えたいなって気持ちになりそうだなってちょっと思ったんですよ。
僕の場合。
いしかわさんやられた方がいいかもしれないですね。
喋り上手だし、いい声をされてるし。
いえいえ。
ある種カラオケに近い部分があるのかなっていうふうに思ったりはしていて、
僕のやったことがない、まともに聞いたことがない人間が思う勝手なイメージなんですけれども、
当然何かロックバンドだったりとかの音楽を聴いていて、
歌唱力すごいな、到底及ばないな、
なんていうふうに思うんですけれども、
カラオケで歌ってみたいなって気持ちにはなるじゃないですか、
あの感覚に近い感じで、
ああ、ジュゲムを自分なりにアレンジしてやれたら面白いだろうな、
なんていう興味はちょっとあるんですよ。
やっぱり上手な楽屋さんの話聞いてると、
リズムとメロディーがものすごく聞き心地がいいなっていうのは、
強く感じます。
まずは聞いてみるっていうのをやりたいですね。
そうですね。
高倉さんが楽譜を聞きに行ったときに、
高倉さんなりのお作法というか、
気をつけて聞いているところとか、
会場に入るときに気をつけていることとか、
なんかあったりするんですか?
そうですね。
とにかく邪魔をしないっていうことですかね。
もちろん携帯を鳴らしたりとか、
咳払いとかセリ現象ですけど、
できればしないほうがいいし、
楽屋さんの邪魔にならなければ、
あとはもうゆったりと楽しませていただければいいのかなって思ってます。
なんかメモ取ったりとかっていうような感じのこともしない?
しないですね。
周りのお客さんって、高倉さんが行くやつだったりとかは、
どういう方が多いんですか?
イメージは、やっぱり年配の方が多いイメージがあったりするんですけど、
実際のところってどうなんですか?
そうですね。
僕がよく言ってるサセボの2500円の落語会だと、
前座として地元の子供が出てくるんですよ。
〇〇中2年生の〇〇くんです、みたいな感じで。
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主催者の方に話を教えてもらって、
しゃべって降りてくる、前座を務めるので。
本当にちっちゃい子供から、5年配の方まで幅が広いですね。
今落語をやろうとする中学生とかって結構いるもんなんですね。
そうですね。
その主催者の方は、もともとテレビで脚本書いたりっていうお仕事をされてたみたいで、
地元に戻ってきて、
そういう落語っていう文化を、
あまり落語会とかがないので、長崎県には。
これを伝えていきたいっていう気持ちで動いておられるので。
めっちゃいいですね。
そうやって文化が継承されていく過程を見れるっていう意味でも面白そうですね。
そうですね。
落語だからっていう意味では全然なくて、
将棋をやっている中学生も知らなければ、
囲碁をやっている中学生も漫画でしか知らないんで。
なんですけど、ちゃんとそうやって昔ながらのカルチャーって、
今できたYouTubeとか、
このポッドキャストもそうですけどTikTokとかじゃなくて、
ちゃんとそういうのをやりたいっていう若い子たちもいるんだなっていうのが、
ちょっと勝手に嬉しいですね。
そうですね。
学校寄せっていうのもあって、
少し前に自分の7歳の息子がいるんですけど、
の学校に桂宮司師匠って、今書店に出られてる、
今すごく若手で人気の落語家さんなんですけど、
が来られてて、しゃべったのを聞いて、
息子がめちゃめちゃ面白かったって言ってたんですよ。
じゃあ一緒に連れてこーって思って、
家族みんなで落語会を見に行って、
7歳の子供と40歳のおじさんが同じ熱量で楽しめるって、
こんなエンターテイメントなかなかないなーと思ったんですね。
いいですね。
高倉さん40歳なんですか?
はい、40です。
タメですね。
ああ、そうなんですね。びっくりしました。
同い年だと思って。
そうなんだ。
商店の話が出たからお伺いしたいんですけど、
僕の中で、いわゆる寄せでやる落語と商店。
商店に出てるメンバーが落語家さんだっていうのは知ってはいるんですけど、
結びつかないんですよね、大喜利と。
やってることは全然別です。
違いますよね。
寄せだったりとかそういうお話しされる回とかに行かれると、
大喜利を見れる時とかもあったりするんですか?
僕は見たことないですね。
大喜利は単純に商店っていう番組がやっているもので、
それを演者さんがたまたま落語家さんだったみたいなことなんですかね?
寄せの中でレクリエーションとして大喜利っていうものをやったりすることはあるみたいですけど、
それを立川男子師匠が企画としてテレビに持ってって、
それが大流行りして今も続いてるっていう形になってるということですね。
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そういうことか。
じゃあ今松本一史が今風の大喜利として一本グランプリをやっているっていうのと、
商店が始まったのはルーツをたどれば、
芸人さんがテレビ企画持ち込んでっていう意味では同じことなんですね。
そうかもしれないですね。
そう感じると落語って感じですし、
昔の人が楽しむものっていうイメージが先行しちゃってると思うんですけれども、
言ってしまえばお笑いだから、
みんなお笑い好きじゃないですか?暴論かもしれないんですけど。
はい。
今の人も全然好きになれる要素はきっとふんだんにあるはずなんですよね。
そうですね。
特におすすめなのが若い世代とか同世代の話し家さんに推しを作ると、
やっぱりその世代間で生きてきて見てきたものが一緒だから、
結構共通言語というかすごく伝わるものがあるのでおすすめですね。
古典と創作とっていうところの話の創作の方だったりすると、
割と自分たちが生きてきた時代のものとか出てきたりするんですか?
そうですね。創作、新作をされる方はもちろん現代の話をされることも多いですし、
古典でも古典と現代をつなぐような演出を入れて話をされる方もいっぱいいらっしゃいます。
どうしてもやっぱりジュゲムジュゲムだったりとか、
まんじゅうこわいとかっていう有名な落語の話のイメージが先行しているせいで、
絵画ドラマじゃないですけど古い話をずっとされるっていうイメージが多分あるんじゃないかなと思っていて、
創作だったりとかそうやってミックスされているものとかだと、
例えばYouTubeだったり、僕ら世代でいうと、
MDとかルーズソックスとかみたいな単語とかって出てきたりする可能性はあるんですか?
っていうのもあると思いますし、
僕が見た中でいうと、柳屋ワサビ師匠っていう方がいらっしゃるんですけど、
ワサビ師匠が新作をやられた時に、老夫婦の中華屋さんの話なんですけど、
うちも研売機入れた方がいいよねっていう話になって、
でも研売機入れるのもお金かかるから、
箱を作ってその中に奥さんを入れてしまって、
そこでおばあさんが研売機の中に入って、
起こるいろいろみたいな面白い話をされてて、
そういうのは古い話というか、
すごく今のお笑いというかコントを見てる感じで、
とても面白いなって伝わってくるものがありました。
なるほど、そういうお話を伺うと、
勝手に古いものっていう線を自分の無意識下で引いちゃってる部分があるけども、
意外とそうじゃなく楽しめることがありそうだなっていうことにつっかされますね。
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そうですね。古典的な話も伺ってみたいなとは思いますけど、
逆に今最前線の落語家さんがやってる今のお話っていうのを聞いてみたいですね。
そうですね。どちらもとても魅力のある面白いエンターテイメントだなっていうのは思います。
高倉さんがこの落語にハマったきっかけは深夜ラジオからあったんですよね。
深夜ラジオにハマったきっかけっていうのはどんな感じだったんですか?
ラジオにハマったきっかけは、転職して今の新聞屋の修行を始めてから、
深夜動くじゃないですか。
で、基本的に一人で外でいろんな仕事をするんで、
やっぱり耳が寂しいじゃないですか、そういうとき。
なんで何か聞こうと思って聞き始めたら、
めちゃくちゃ面白くてハマったっていうことですね。
深夜ラジオは高倉さんの中では稼働時間なんですね。
そうですね。
僕の場合深夜ラジオって、今でこそラジコがあるからあれですけど、
夜更かししてしまったときに聞くものっていうイメージなので、
なるほど、そういう多行BGM的な。
そうです、完全に。
いろんな方に趣味を伺ってる上で聞いていて、
別にないならないでも構わないんですけれども、
高倉さんが落語を楽しむ上での、
落語に対する目標だったり、
こんなことできたらいいななんていう夢みたいなものってあったりしますか。
先ほど同年代の推しを作るといいって話をしたと思うんですけども、
僕は旬風邸一之助師匠っていう人がすごく大好きで、
45歳ぐらいの方なんですけど、
その方もこれから年を重ねていって、自分も年をとっていって、
で、基本的に引退っていうのがないので、
どっちかが死ぬまで推せるっていう。
そんなコンテンツなかなかないなと思って。
だから今好きな同世代とか若い落語家さんをずっと見続けるっていうのが、
今のところの目標ではあります。
めっちゃいいですね。
なんかこないだ雑談していて、
みんないろんな種類の推しがいるじゃないですか。
必ずしもアイドルとは限らない。
例えば声優さんだったり、YouTuberさんだったりとかするわけで、
そうなってくると、推しと何かできるってなった時に何をしたいかっていうのも、
この推している人のどの側面を好きなのかにもよってくるよね、
なんていう話をしてたんですけど。
高倉さんはその推しの落語家さんと何か一緒にできるってなったら何したいですか。
いやーもう、舞台を見させていただくだけで、僕は幸せですね。
その演者さんとお客さんっていう立ち位置が一番いいっていう。
それが一番こっちも心地いいかなと思って見てますね。
なるほど。最後にお伺いしたいんですけれども、
今こうやって高倉さんと30分ぐらいお話しして、
僕はちょっと一回寄せなのか落語をちゃんと聞いてみる機会を作りたいなって思ったんですけれども、
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もう一押し石川を落語の沼にはめるなら、高倉さんは何をさせますか。
そうですね。いきなり寄せでもいいとも思うんですけど、
やっぱり誰もが知ってる人気の落語家さんの独演会が入りやすいのかなと思います。
誰もが知ってる落語家さんっていうことは、
それこそちっちゃい子供からおじいちゃんおばあちゃんまでいろんな人が来る会なんで、
落語家さんもちゃんと初めての人にも入りやすい芸をやってくれると思うので、
一手目としては一番いいのかなっていうのは今喋ってて思いました。
なるほど。落語の独演会とかって、
どうやってインターネットで、まず落語独演会とかで調べてっていう感じなんですかね。
そうですね。九州の場合は、九州の何県で誰が来るよっていうのをまとめたサイトがあるんですけど、
今回お話しさせていただくにあたって東京どうなんだろうと思って、
独演会東京落語とかで調べたら、もうめちゃくちゃ出てきたんで、
うわーよりどりみどりだ、うらやましいなーと思いました。
そうやって調べて、チケットだったりとかをネットで購入もできるっていう感じですかね。
そうですね。
どうなんですか?
やっぱり事前に予約チケット購入みたいな感じのしといたほうがいいぐらいなもんなんですか。
特に篠介市長であったり、今だったら宮路さんであったりとかは、
結構争奪戦になってるんじゃないかなと思います。
東京の事情が僕あまりわからないですけど。
はい、なるほどね。ありがとうございます。ちょっと言ってみたいなと思うんですけど、
その行く一歩手前とかで、例えばそれこそポッドキャストだったりとか、
YouTubeとかで落語を検索したらそこそこ出るじゃないですか。
そうですね。
そういうのは高倉さんにとってはどうですか?音声のみっていう落語は。
音声のみの落語。
まず、できれば公式が出てるものを聞きたいなとは思うんですけど、
それで言うと、旬風邸市の篠介市長なんかは、コロナで寄せが止まったときに、
それでも落語を楽しんでもらえるのを投げていくために、
20本ぐらい上がってるので、それはおすすめです。
あと、聞き手も想像力を働かせながら聞く、楽しむものなんで、
最初はやっぱり現地に行って落語さんの表情を見たり、
仕草見たりしながら楽しんだほうがいいと思うんですけど、
だんだん慣れてくるとこっちの想像力も対応してくるんで、
だんだん音声のみでも十分楽しめるようになってきたかなとは思ってます。
なるほど。そっちの順番なんですね。
ライブを見てから音源っていう感じの流れがおすすめの流れではあるんですね。
僕はそうですね、それがおすすめですね。
たまに見かけるので、その立ち位置の関係性というか、
どう見るのがおすすめなのかなっていうのを聞いてみたかったなと思って、
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ありがとうございます。
聞いてみたかったっていうツイートをしてよかったなって本当に思いました。
どっかで聞きに行けたらご報告します。
ぜひお願いします。
最後に高倉さんのポッドキャスト番組の紹介を改めてお願いします。
スポティファイで、「あしたの新聞販売店」という番組をやっています。
今は長崎新聞の記者さんをゲストに迎えて、
インタビューの仕方であったり、音声コンテンツについて思うことであったり、
あとはおすすめの映画であったり、アニメであったりを聞いているところです。
もしよかったら聞いてみてください。
最近そのポッドキャストでお話しされた内容、
おっしたもんですかね、漫画にされてたりとか。
拝見しました。
いいなと思って。ポッドキャストが漫画化されるのはいいですよね。
そうですね。あれはツイートしても結構アナリティクスで、
結構見てくれた人多いなっていうのは。
もしかしたら何か需要あるのかなと思います。
高倉さん今日は楽しいお話ありがとうございました。
ありがとうございます。
拙者親方トモースはお立ち会いのうちにご存知の方もございましょうが、
お江戸を経って二重梨上方、曹州、小田原、一式町を過ぎなされて、
青門の町を御残りへおいでなされれば、
蘭関橋虎や東絵門、ただいまを提発いたして縁採と名乗りまする。
岩町より大津小森までお手に入れまするこの薬は、
昔鎮の国の刀人ウイロウという人我が町へ来たり、
帝江三代のおりからこの薬を深く込め置き、
用いるときは一流ずつ、かぶりの隙間より取り出す。
よってその名を帝より刀鎮行と賜る。
すなわち文字には、いただきすく匂いと書きて刀鎮行と申す。
ただいまはこの薬、ことのほか世上に広まり、
工房に偽看板を居出し、
いや小田原の、藩田原の、三田原の、墨田原のと色に申せども、
ひらがなを持ってウイロウと致したは、
親方縁採ばかり。
もしやお立ち合いのうちに、
熱海か遠野沢へ刀人をおいでなさるるか、
または伊勢五三宮のおりからは、
必ずかど違いなされまするな。
お登りならば右の方、
お下りならば左側。
八方が八室、表が三室、玉堂づくり。
覇府には菊に霧の塔の御門を御斜面あって、
刑図正しき楔でござる。
いや最善より仮名の自慢ばかり申しても、
ご存じない方には、
精神の故障の丸のみ、
白川よ舟。
さらば一流食べかけて、
その気味合いをお目にかけましょう。
といって、
早口言葉が始まる落語、
ウイロウリというものがあります。
学生時代、石川は放送部だったので、
このウイロウリを発声練習としてね、
使っていた時がありました。
演劇とかでもね、
使っているらしいです。
あんまり意味がわからなく喋っていたような気もしますが、
なんかこういうのを覚えて
喋れるようになったらいいですよね。
というわけで、
本日の趣味線流。
落語ネタ、いつか覚えてやってみよう。
落語ネタ、いつか覚えてやってみよう。
一つぐらい不意にできる
落語ネタを持っていると、
30:00
もしかしたら何かの役に立つかもしれないですしね。
というわけで、
いつものゲスト募集です。
どんな趣味でも構いません。
番組に出演してみませんか?
あなたの好きなものの話を聞かせてください。
ムシャラジオで話してもいいよという方、
Twitterでムシャラジオを検索していただき、
DMをください。
Twitterやってないよという方、
メールアドレスもご用意しております。
メールアドレスは
ムシャラジオ
ムシャラジオは
皆様からのDMやメール
お待ちしております。
最後に、ムシャラジオは
YouTubeで配信しています。
内容はどれも同じなので、
使いやすいものでお楽しみください。
その際、番組フォローやコメント、
評価をお願いいたします。
そして、ただいま
ポッドキャストアワードというものが
開催されております。
最近ムシャラジオ面白いなとか、
ムシャラジオ聞いてて楽しいなって思った方、
もしよければ
ポッドキャストアワードと検索していただき、
リスナー投票というところに
ムシャラジオが面白いよと投稿いただけると
とても嬉しいです。
来年の3月ぐらいなのかな
発表があると思いますので、
よかったらムシャラジに気を切って
よろしくお願いいたします。
それでは、今回は落語をいただきました。
ごちそうさまでした。
お相手は石川でした。バイバイ。