00:00
今日お話ししたいのは、国会に見る教室の改善ということですね。
これを話そうと思ったのは、皆さんご存知だと思うんですけど、松本総務大臣という人が参議院の本会議で居眠りをしていたのが動画でバッチリ映っちゃっているんですね。
しかも、野党の人に指摘されたら、いやあれは居眠りじゃないとか嘘ついて、どう見ても嘘なんですけど、
そういうことを言っていて、またさらに批判されているというのがありますね。
ここで思い出したのは、
2019年の頃に玉木雄一郎さんがタブレットを持ち込もうとして、国会の規定に反していると言われてニュースになったことがあるんですね。
なので、これは2019年1月31日の記事なんですけど、
衆院本会議ではタブレット持ち込み禁止、今期は20年以上前の申し合わせという、こういう2019年1月31日の記事なんですけど、
これ3年前だから今でもそうなのかちょっと僕よくわかってないんですけど、かなり国会の運営というのはすごくアナログだということがよくわかります。
この当時は安倍首相が基本的に賛成できるところがあまりない人でそんなに評価してはないんですけど、
この時はタブレット端末解禁の方にそういう姿勢をその時は見せていたんですね。
だけど逆に野党の方がそれに対して民主党の齋藤議員が非常識とそれを批判したというふうに書いています。
僕はこの件に関しては少なくとも国会の中にタブレットを持ち込むということは反対する意味がわからないですよ。
だって居眠りだってしてる人がいるんだから別にそれ批判されるわけですから、タブレットでゲームとかしてたらもちろん批判されますよね。
みんなカメラとかもいっぱいあるわけですから。
なのでちゃんとその仕事に使うためにタブレットを持ち込むのは僕はとても必要だと思います。
その一方で松本総務大臣がどうなのかわかんないんですけど、
やっぱり座っていて一方的に話を聞いているだけだと眠ってしまう人たちというのは眠るというか集中できなくなってしまう人たちというのは一定数存在するんですよね。
03:10
僕自身もまさにそうなんですよ。
座っていて一方的に話を聞くというのがとても苦手で、
それをさせられるとちょっと本当に眠くなっちゃうんです。
大事な会議とかでもちょっと眠くなっちゃうんですよ。
1対1で話をしているときに寝ちゃうこととかそういうこともありました。
すみません本当に申し訳ないと思います。
でもこれ本当に体質とかの問題だと思うんですよ。
相手を尊敬していないとかそういうのではなくてそういう体質の人がやっぱりいるんですよね。
なので僕は仕事の時は基本的にずっと立って仕事をしているんですね。
スタンディングデスクとか使って。
スタンディングデスクってただ単に普通の机の上にパソコンスタンドを立ててスタンディングデスクと呼んでいるだけなんですけど、
そういうものを使って座って眠くならないように努力しながら仕事をしているそういう人もいます。
そういう人が国会みたいな本当に一方的に話を聞くだけですよね。
しかも松本総務大臣が寝ていたのは与党の自分の岸田首相が演説している時だったらしいんですよ。
そしたら野児を入れるわけにもいかないじゃないですか。
野党の人が話している時に野児を飛ばすという議員もいますけど、
野児を飛ばすというのは野児の内容にもよりますよ。
あと言葉とかそれにもよりますけど、
でも少なくとも居眠りするよりはずっといいと僕は思います。
ちゃんとそこにコミュニケーションが成り立っているわけですからね。
つまり国会のこういう居眠りのことに対して批判すべきは居眠りする一人一人の議員ではなくて、
居眠りをしてしまうような環境にあると僕は思っています。
これはもう本当に学校の教室で起きていることと全く同じなんですよね。
このことに関しては、
教育界のことは非常に時代遅れだということをいつも言ってますけど、
国会はさらに時代遅れですよね。
タブレット禁止とか、
これは今でもそうかわからないですけど、
まずは国会がこういう環境を変える方が先にやるべきではないかなと僕は思います。
つまり何が問題なのかというと、
双方向性、インタラクティビティというのかな、
06:00
インタラクティブではないということです。
インタラクションがないということですね。
それが基本的な問題の原因として僕はあると思います。
今回の居眠り事件の話とかもね。
そのためにはどうすればいいかというと、
最近のZoomのオンライン授業とかだったら、
僕も推奨しているんですけど、
誰かが話しているときには積極的にチャットボックスでコメントしてくださいと言っているんですね。
そうすることによって、しかも話している人がそれを見ることによってインタラクティブになりますし、
話す人はちょっと余裕がなくてチャットボックスまで見れないということがよくあります。
僕もそうですけど。
でも少なくとも見ている人同士の間ではそこにインタラクティブ性が出てくるわけですね。
双方向性が出てくるわけです。
そういうことを例えば国会のことで見てみると、
国会の場合は少なくとも国民全員がそこにツッコミ入れられるかというと、
ちょっといろいろ問題も出てくると思うので、
僕はそれはそれでいいと思うんですけど、
話し合いを進めるためには選ばれた国会議員の人だけがツッコミを入れられるような、
そういう体制を作るといいんじゃないかと思います。
本当に例を挙げてしまうと、ニコニコ生放送、ニコ生ってあるじゃないですか。
あれはニコニコ生中継だっけ。どっちか忘れちゃったけど。
いわゆるニコ生っていう日本のサービスがありますよね。
YouTubeみたいに動画が見えている上に、
そこにYouTubeでいうとチャットボックスというかコメント欄ですよね。
それが画面の上に流れて見えてくるという、
そういうサービスがありますけど、
それを国会議員だけが書き込めるような、
そういう形の話し合いをすれば、
少なくとも話し合いの効率はずっと良くなると思います。
しかもそれをやることで、
政治家は自分の支持者に向けて活動成果としてはアピールもできますよね。
逆に反対すべき時に何もアクションを起こさなかったということがあったら、
それも批判されるリスクもあると思います。
誰かその政治家の政策に反対するようなことが、
遠大に上がっている人がそれを話しているとして、
その時にそれを見過ごすということですよね。
09:00
見過ごして何もそこでリアクションしなかったら、
それはそれでまた別な問題。
支持者の人からは批判されたりしますよね。
そういうふうにインタラクションがあったら、
今回みたいにただ一方的に座って受け身で黙って聞いているだけみたいな感じではなくなるので、
少なくとも居眠りということはなくなると思います。
もちろんこれはただ単に居眠りがなくなるという表面的なことだけではなくて、
多くの議員が積極的に話し合いに関わるという結果になるわけですよね。
その結果多くの視点が話し合いに関わることになって、
その話し合いの質が高くなるということにつながります。
それはもちろん言うまでもなく、日本の社会が良くなるということにつながるわけですよね。
ですのでこういうインタラクションのニコニコ生中継のような、
そういう国会の演説があってもいいんじゃないかと思います。
そうすると今度は話す方、演題でスピーチする側の人もやっぱり変わってくると思うんですよ。
どういう風に変わってくるかというと、インタラクションができるので、
これについてどう思いますか、賛成だと思う人は、
僕もよくムラスペでやってますけど、
何かしたことがある人はハートマーク、そうじゃない人は涙のマークとか言ったりしますよね。
それが国会でもできるようになるわけですよ。
そうするとその場その場で国会での意見表明が、
集団としての意見が出てくるわけですよ。
そういうことによってまたさらに話し合いの質が高くなってくるというのもあると思います。
もちろんその時にスピーカーに問われるのは、
単に野党だから反対、与党だから賛成みたいな問いではなくて、
もっと深い問いができるようになってくると、
そういう話し合いがさらに質が高くなってくると思うんですね。
なのでここは本当にスピーカーの能力が問われてくることだと思います。
今ではもう本当に一方的に話すのが上手かどうかという、
それしか問われていないけど、
それが本当にできれば教師、
例えば教師のような感じですよね。
教師っていうのはただ単に一方的に話せばいいだけじゃなくて、
どういう問いを投げかければいいかとか、
そういうことも大事になってきますから、
そういう能力がまた政治家には必要になってくるんじゃないかなと思います。
12:02
でも実はこういうインタラクティブ性っていうのは今でも本当はできるはずなんですよ。
別にそういうデジタルなツールを使わなくても、
賛成の人は拍手をお願いしますとか、
あるいは反対の人はブーイングをお願いしますとか、
そういうことを政治家が国会の会議で話すと、
それで全体的な集団としての意思というのがだんだん可視化されて分かりやすくなると思います。
また今でもヤジってありますよね。
さっきもヤジについて話しましたけど、
口汚いヤジっていうのはあるけど、
でも今の問題は誰がヤジを飛ばしているのかわからないっていうのがあるんですよね。
それがこういうニコニコ生中継、ニコニコ生放送、どっちか忘れちゃったけど、
ニコ生みたいにするとそれが可視化できるようになるので、
それも一つのメリットになるのではないかと思います。
こういうことを考えると本当に今の、
特に今回の松本大臣の居眠りについて、
ただ単に居眠りが悪いと言って批判してしまうのか、
それともどうして居眠りをしてしまうのか、
そしてそれを改善するにはどうすればいいのかということまで考えると、
こういう国会の運営の方法そのものがかなり前時代的古すぎて良くないのではないかということが分かりますし、
そこから今の教育の現場でも、
実はまだ特に大学とかでは一方的に教師が話すだけで学習者がただ聞いているだけとか、
そういうのが特に高等教育の現場とかではかなりあるので、
そういうところももう一度考え直す機会になると良いのではないかと思います。
それでは今日の僕のラツベはこの辺までにさせていただきたいと思いますが、
リスナーの皆さんもニコニコ生放送のような国会を見てみたいと思いますでしょうか。
ちょっと皆さんにまた聞いてみましょうか。
ニコニコ生放送のような国会中継を見てみたいという人はハートマーク、
それは困る、今のままでいいという人は涙のマークでリアクションいただければと思いますが、いかがでしょうか。
それでは本日もムラスペにご参加くださいましてありがとうございます。
ハートマークいただいております。
ありがとうございます。
今日の国会に見る、
ハートマークいただいております。
ありがとうございます。
今日の国会に見る教室の改善について感想とかコメントがありましたら、
15:04
ぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有ください。
それでは今日も良い一日をお過ごしくださいませ。
今日のハナキンで皆さんにお会いできることを楽しみにしております。
そして冒険は続きます。