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2023-02-07 16:27

ちきりん流 仕事の4分類

ちきりん流 仕事の4分類」今日はちきりんさんの「自分のアタマで考えよう」という本に出てくる「ちきりん流 仕事の4分類」についてJF専門家の仕事を例に話してみました。

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はい、今日お話ししたいのは、チキリン流仕事の4分類ということですね。
ちなみにチキリンという名前聞いたことない人もいるかもしれませんが、特に日本語をぼうっとしない人、
日本人だったらだいたいチキリンという名前は聞いたことがあると思うんですが、これは人の名前で、特に経済分野とかそちらの方で
ブログがとても有名で、ツイッターとかもしていらっしゃる、そういう方ですね。すごく有名な方です。
本名は一応公開されていないので、知っている人はみんな知ってますけど、本人が公開していないのでここでは言わないことにしておきますが、
ブログを使っている人のペンネームですね。ペンネームがチキリンさんという人です。
今月の日本語教師ブッククラブで選ばれている本が、自分の頭で考えようというこのチキリンさんの本なわけですね。
この本にチキリン流仕事の4分類というのがあります。
仕事の分類というといろいろ
例えば製造業とか、サービス業とか、第一次産業とか、そういういろんな分け方がありますけど、チキリンさんはそういうのとは別に、
成長の段階などによって一つ考えているんですね。それ以外にも一つあるんですけど、
皆さんに聞いてみたいんですが、今それほどまだ多くないですけど、
チキリンさんの自分の頭で考えようという、この本もダウンロードしてみましたとか、あるいは読んでみましたという方がいらっしゃったら、ハートマークでリアクションいただけますか。
チキリンさんの自分の頭で考えようですね。この本すでに読んだ人、ハートマーク来てますね。ありがとうございます。
じゃあですね、もう一回この本について具体的なことをご紹介しますが、本のタイトルは自分の頭で考えよう、それでサブタイトルにですね、知識に騙されない思考の技術というふうに書いてあります。
知識に騙されない思考の技術、こういうタイトルになっています。
これね、なんとなく最初は読み流していたんですけど、このサブタイトルが意外と重要なんですよ。
悪い人に騙されない思考の技術じゃないんですよ。知識に騙されない思考の技術なんですね。
この知識というのは何かというと、自分自身の知識なんですよ。
なので、下手にものを知っていると、そのおかげでちゃんと考えられなくなってしまうということがあるんですよね。
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なので、そういう自分の知っている知識に邪魔されないで、そういうバイアスにとらわれないで考えるようにするっていうね。
それがこの知識に騙されない思考の技術というところに凝縮されている、そういう意味ですごくいいサブタイトルだと思います。
この自分の頭というのは知識に影響されない、そういう頭ということですよね。
だから知識を持っているのも自分の頭なんだけど、その自分の頭の中にある知識に騙されないで、自分の頭の中にある思考で考えましょうということですね。
これとっても面白いサブタイトルだと思いました。
Kindleでは1232円ですね。
これはオーディブルも出てるんですよ。
つまり声優さんが読んでくれてるやつですね。
これは2100円で出ています。
あと紙の単行本は1540円で出てますね。
本の長さは314ページで、ダイヤモンド社から2011年の10月27日に発行されていますね。
2011年です。
2011年なのでもう今から12年前ですけど、それほど古いという感じはあまりないです。
ここからちきりんさんがこの4つの分類について書いてあるところを少し引用してみたいと思います。
以下引用ですね。
最近ちきりんが大事だと思っているフィルターは、仕事を企業の成長サイクルに応じて4つに分けるものです。
その後、箇条書きでこう書いてありますね。
4つの異なるタイプの仕事、成長の仕事、支援の仕事、運営の仕事、再生の仕事。
この後、それぞれの4つの仕事についてこういう風に話しています。
もう一回言いますけど、成長、支援、運営、再生ですね。
この4つの仕事についてもう少し詳しく書いてあるところがあります。
以下、引用です。
成長の仕事とは、伸び盛りのベンチャー企業で働くとか、大企業であっても中国やインド市場の担当者となって、
年率10%以上で売上や支店数、社員数が伸びているような事業に当事者として関わる仕事です。
支援の仕事とは、弁護士や会計士、コンサルタントや銀行家などとして、経営者や実務者を側面支援する仕事です。
運営の仕事とは、工場や物流センター、テレフォンセンターなど、実際のオペレーションを担当する仕事です。
最後に、再生の仕事とは、事業の立て直しを担当する経営人や、そのための事業投資、プライベートエクイティファンド、買収関連に関わる仕事です。
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はい、ここまで引用ですね。
次のところも、4行ぐらい引用しますね。
以下、引用です。同じ職業の仕事、例えば人事や経理、開発や営業であっても、それが成長分野における仕事なのか、支援分野なのか、運営分野か、再生分野かによって求められるスピードや働き方、また現場での判断基準は全く異なります。
はい、ここに書いてあるんですね。
これね、本当に僕ね、すごく、いや本当にそうだよなと思うんですよ。
僕自身もね、ちょっと振り返ってみると、それぞれそういうところの仕事をしてきたことがあるなというふうに思います。
例えば最初の成長の仕事というのは、モンゴルで、モンゴル日本人材開発センターというところの立ち上げに関わったんですよね、僕ね。
ここは国際交流基金とJICAが共同で、あとその現地のモンゴル国立大学ですね、その3つが共同で作っているセンターなんですけど、もう本当に前例がないところだったんですね。
なので、もうとにかく何やってもいいからというか、ベストだと思うことをやってくださいみたいな、そのくらいの指示しかなくて、
それでですね、もう本当に何にもレールが敷かれていないので自由にできるというのがあってですね、
かつ、だからいろんな、もう本当に球を打つんですよ、いろんな球を打って反応がいいので、学習者がたくさん来てくれるような、
そういうコースとかそういうイベントはどんどん大きくしていって、でもその逆に受けが悪いやつ、受けが悪いのはもうすぐに撤退してみたいなね、そういうことをやってましたね。
これは本当に僕自身もすごくやりがいのある仕事だったと思います。
それから次の支援の仕事っていうのは、結構このJFの専門家、特に海外の地方とかに行っているJFの専門家っていうのは、この支援の仕事っていうのが結構多いかもしれません。
例えばカリキュラムの変更に協力したりとか、もう本当にその教科書はね、この教科書は合わないと思うので、もっといい教科書どういうのがいいですかというふうに質問されたりとかですね、
あるいはその学習者のモチベーションを上げるためにイベントに行って、もう本当に客寄せパンダみたいな、そういうのをしたりとかですね、そういうのもやったりします。
こういう仕事はもう結構JF専門家にとってはかなり日常的な仕事ですね。
あとね、運営の仕事っていうのはあります。これもね、Twitterで僕のことを知っている人は、例えばこの間も行動中心アプローチのコースとかありましたけど、あれも基本的には僕が表に立っているのも僕がやってますけど、実はですね、基本的にワンオペなんで全部裏も僕がやってるんですよね。
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それ以外にも、今TTCっていうティーチャーズトレーニングセンターっていうね、これはインドの外務省と日本の大使館が共同で主催しているコース、センターなんですけどね、運営しているセンターで、そこのコースのいくつか、そのコースを国際交流基金が受託しているという形になるのかな。
その中のBコースっていうのを僕が担当していて、これは10週間でどんどん回っていくコースなんですけど、基本的にはもう、反転事業用のビデオとかも1年の最初に作ってしまって、もうその1年分同じビデオを作って回していくんですね。
なので、どっちかというと運営の仕事がかなり多い、そういうものです。
これはね、規模としては100人ぐらいが一度に、今のコースも113人とかがグーグルクラスのルームに登録していたのかな、そのくらいの規模としては普通の学校の一つのクラスよりは大きいんですけど、でも10週間なのでそういう意味ではカリキュラムとしては規模はかなり小さいんですね。
でもそれとは別に、ニューデリーの方ではTTCのAコースっていうのもやっていて、これは360時間というカリキュラムとしてはかなり規模が大きい、だけど人数としてはもちろんそんな多くはないと思うんですけど、なのでそういう仕事の実際の、これは僕が運営していないです、Aコースの方は僕はタッチしていないので、本当に最初と最後の式典とか、あるいは発表会の時にはオンラインでね、
見るとかそのぐらいしか僕は関わってないんですけど、こういう仕事を担当している人はまさにこの運営の仕事というところになると思いますね。
あと僕は今のこれ以外も、カイロとかベトナムとかモンゴルとかでそのセンターとかで働いている時にはもうそれが軌道に乗っていて、まずはとりあえず大きな問題がなければそれを維持するという感じの仕事ですよね。
そういう仕事にも関わっていたことがあります。これはどっちかというと、荒探しみたいな、荒探しというのは他人の荒探しというわけではなくて、コースでうまくいっていないところを直していく、補充していくとか修正するとか、そういう感じの仕事が中心になりますよね。
最後に再生の仕事というのがあります。
これはね、僕はこれが一番向いてないと思いました。
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これはね、少なくとも当時の僕には向いてなかったですね。
ベトナムのですね、さっきモンゴル人材開発センターというのがありましたけど、それは本当に立ち上げだったんですよ。
それの反対に、ベトナムはですね、人材協力センターというのがあって、ベトナム日本人材協力センターというところですね、そこはもう撤退要員だったんですね。
僕の後任がいないということがわかっていて、仕事の主な目的としては、僕がいなくても仕事が回るような環境を整備するというね、そういうことだったんです。
もちろんね、これはね、今となれば、それの仕事の大切さというのはもうすごくよくわかるんですけど、当時はですね、まだ僕もその潔気盛んな頃だったので、
当時の僕には正直あまり向いていなかったですよね。やっぱりもう規模も小さくしなきゃいけないんで、人員整理とかもしなきゃいけないし、
そういうのはちょっと本当に僕には向いていなかった。少なくとも当時の僕には向いていなかったというか、少なくとも当時の僕にはその仕事の大切さというのがですね、いまいち納得できていなかったなというのはあると思います。
こんな感じで、本当に同じ日本語教育の仕事をしていて、かつ国際交流基金の専門家という仕事でも、もう本当にこういう4つの仕事のタイプというのは実際にあるので、それぞれの向き不向きというのは本当にあると思います。
例えば、成長の仕事というのは、僕には向いていましたけど、本当にいろんな企画力とか、それからいろいろリスクをとってやってみるということも、
そういう才能ではないですけど、能力でもないけど、そういうのが抵抗なくできるかどうかということですよね。
そういうことが、向いている人と向いていない人というのがあると思うので、そういう意味では、基金の専門家になるという時に、必ずしも私は企画力があるから向いているとは言えないし、私が企画力がないから向いていないというふうにも言えないんですよね。
でも、それぞれの現場で求められる仕事のタイプが、この4分類で見てみると、かなり明らかになってくるんじゃないかなと思いますね。
これはこういう仕事だから、同じ専門家でもあっちの人よりはこっちの人が向いているとか、そういうことはあると思いますし、もちろん新しい人が採用される時にもそういう目で見られるというのはあるんじゃないかと思います。
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それでは、今日のムラスペはここまでになります。もし、リスナーの皆さんも、このチキリンさんの自分の頭で考えよう。この本、ここだけではなくて、すごく役に立つところがたくさんありますので、ぜひ読んでみてほしいと思います。
チキリンさんの自分の頭で考えよう。これね、もし、これからせめてサンプルだけでもいいのでダウンロードしてみたいという方がいらっしゃいましたら、ハートマークでリアクションいただければと思います。
それでは、本日もムラスペにご参加くださいまして、ありがとうございました。
実はですね、明日からは僕はネパールに出張なので、土曜日までね。なので、今週は今日で終わりになります。また来週、ハートマークいただいております。ありがとうございます。
また来週、このムラスペでお会いできればと思います。それから今日のこのチキリン流、仕事の4分類という音声配信につきまして、ご感想とかコメントとか質問とかありましたら、ぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
はい、それでは本日も良い1日をお過ごしください。そして、冒険は続きます。
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