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冒険家のみなさん、おはようございます。
今日も落雷に揺られて、灼熱の砂漠を横断していらっしゃいますでしょうか。
本日は、2023年の8月30日、インドでは午前8時の50分を回ったところです。
今日もTwitterの音声配信、むらスペを始めさせていただきたいと思います。
今日は、画像生成AIのレオナルドというツールについてお話ししたいと思います。
最初に、いくつかお知らせをしておきたいと思います。
まず、Zoomでハナキンは、水曜日から明後日です。
乾杯の温度の人が決まっていなかったのですが、
フランスのパリの三浦隆さんが、フェスティポンというフランスのオンラインの日本文化フェスティバルについてお話しいただきましたので、
三浦隆さんにお話しいただくことになりました。
皆さん、特にフランスの日本語教育の方や、オンラインの日本文化イベントにご関心のある方は、ぜひご参加をお願いしたいと思います。
あと、画像生成AIの授業で使うアイデア共有というのも、僕の方でハナキンPDとして挙げているところです。
それから、日本語教師映画パーティーですが、
こちらは提案が一つだけだったので、無投票で鏡の子状に決まりました。
これ、教育関係者にとっては非常に深い意味のある映画です。
少なくとも本は、僕は本の方は読みました。映画はまだ見ていないのですが、
少なくとも本の方はすごく教育関係者にとっては意味のあるものだと思いますので、皆さんと一緒に見られることを楽しみにしております。
それでは、ここから本題に入りたいと思います。
レオナルドの特徴と無料版の使い方
今日お話ししたいのは、画像生成AIのレオナルドというツールについてです。
これを話そうと思ったのは、さっきも申し上げましたが、
あさってのZoomでハナキンで、この画像生成AIの授業でどういうふうに使えるかというアイデアを共有しましょうというのを企画したら、
その前に、画像生成AIそのものについて知りたいという意見をいただきましたので、
そもそもどういうものなのかということについて、いろいろご紹介してみたいと思ったわけです。
今これをお聞きの方は、今まで画像生成AIというのを、いろんなものがあるんですけど、
それを使ったことがあるかどうか、それをちょっと思い出してみてほしいんですね。
多分有名なものとしては、Canvaというのかな、あれが一番有名かなという、
僕の周りではTwitterとかでもよく見かけるのはCanvaというのが一番有名だと思います。
あと、もっとプロフェッショナルな感じの方は、ミッドジャーニーとかそういうものを使っている方もいらっしゃいますね。
あと、アドミのFireflyというのも最近できたばっかりですけど、将来性がすごく注目されているんじゃないかと思います。
僕が使っているのは、その中でもレオナルドというものなんですね。
これは何で僕がこれを使ったかというと、仕事で使えるのがとてもはっきりしているということと、
無料でもかなり使えるということですね。
例えばFireflyとかは無料でも使えるんですけど、今まだベータ版というやつで、
ベータ版の間は商用利用しないでくださいとされているんですね。
少なくとも仕事で、僕の場合は営利団体ではないので、もしかしたら使えるのかもしれないけど、
その辺は微妙なので、商用利用できますよというふうに書いてあるところを選びました。
それからもう一つは、同業者の中で、日本語教師の中で、
もう本当に営利団体で日本語を教えている人もいらっしゃいますよね。
そういう人に対してはやっぱりこのFireflyはお勧めできないので、
つまり商用利用できないものをお勧めするわけにはいかないので、
それで今はお勧めしないでおります。
あとMidJourneyというのもすごく有名ですけど、
これも無料で使える枠がすごく少ないんですよね。
なので、僕も無料の分は全部使い切ったんですけど、
それからやっぱりディスコードで使うというのがちょっとめんどくさかったので、
僕はMidJourneyは有料版には移行しませんでした。
まあ移行しませんでしたというか、少なくとも無料で使いましょうっていうね。
かつ仕事でも使いましょうっていう、
そういう日本語教師の方にはちょっとお勧めできないというふうに思っております。
今日ご紹介しているこのレオナルドですね。
レオナルドはまず無料で使える分が多いんですよね。
これは現時点ですけど、現時点では毎日150トークンというのが出てきます。
これインド時間の朝5時半だから、
多分日本だと午前9時ぐらいですね。
午前9時ぐらいにリセットされて、
その時に150トークン使えるようになるんですね。
これがどのくらい使えるかというと、
特にいろんな機能があるんですけど、
ハイレベルの機能を使わなければ、
画像1トークンでできるんですね。
なので毎日150トークン使えるということは、
毎日150枚の画像を生成することができるというわけです。
いろんなモデルっていうのがあるんですよ。
いろんなモデルっていうのがあって、
その中には無料版ではいまいち仕事には使えないというのも出てきたりするんですけど、
それじゃなくて、最近僕がよく使っている3Dアニメ風っていう、
そういうスタイル、そういうモデルを使うと、
かなり無料版でも普通に仕事で使えるぐらいのイラストみたいなものはできます。
しかもそれが毎日150枚作れるということなんですよね。
なので、この量が非常に多いというのが一つの特徴だと思います。
有料版の特典と利点
毎日150トークンで使えるというのが、
現時点でのレオナルドの無料枠です。
最初の頃は他の人の画像とかを見ると、
これは仕事には使えないなっていうね。
例えば肌の露出が多いものとか、
それからちょっとグロっぽいものとか、
そういうのも他の人が作ってそれを共有していたりするんですね。
なのでちょっと引いてしまうところがあるかもしれませんが、
このレオナルドには NSFW っていうのがあります。
Not Suitable for Work ですね。
要するに仕事には適していないっていうね。
そういうものがあるので、
これを選ぶと、これをオンにしておくと、
肌が多く見えているものとか、
グロいものとかそういうものは自分の目には入らなくなるので大丈夫です。
それからこの画像生成AIが作ってしまうときにも、
そういうものは出にくくなりますし、
仮に出たとしても、出たときにそれが検知されて隠されるんですね。
ぼかしが入るんですよ。
それでも今作った画像を見ますかというところでクリックすると、
それが見れるようになるんですけど。
ただ最初からこの NSFW をオンにしておくと、
これかなり敏感なんですよ。
なんでこれが仕事に、職場に適さないのかわからないよな。
別に3Dアニメでもノースリーブとかでもなく、
僕から見たら特に肌の露出が多いようには見えないもの。
あとそれからですね、色とかですよね。
服の色とかが肌色って言い方はちょっとよくないですけど、
人間の肌とご認識されやすいような色が多く混ざっていたりすると、
これが検知して、最初にぼかしがかかった状態で表示される。
中が見えない状態で表示されるということになるような感じがあります。
僕の場合はですね、最近実はその有料版の方に移行しました。
これが確か1ヶ月に100ドルぐらいだったかなと思います。
これ1年間で払うこともできますね。
そうすると何が違うかというと、
1ヶ月に8500トークンが使えるようになるということですね。
これ大体30で割ってみると1日300近くになりますので、
有料版にすると2倍ぐらい使えるようになるということと、
それが1日300トークンというわけではなくて、
1ヶ月に8500トークンなので、
要するに使う日にたくさん使って、使わない日は1回も使わないという、
そういうようなこともできるようになってくるわけです。
アルケミー機能の効果
あともう一つは画質が向上するというのもあります。
特にアルケミーという化学のアルケミーですけど、
そういう機能を使うとすごく画質が向上してくるんですね。
3Dアニメ風だったら無料版でもそんなに問題なく使えるんですけど、
特に写真っぽいリアルな写真のような画像を生成するときは、
有料版にするとものすごく大きな違いが出てきますね。
特にアブソルートリアリティという絶対的な現実感というか、
そういうモデルを使って、スタイルもフォトグラフィーというスタイルを選ぶと、
見慣れていない人には見分けられないぐらい、
そういうレベルの現実的な画像が生成されます。
ただ、例えばポスターとかでも僕はよく使うんですけど、
ポスターで使うと、こんな写真どこで撮ったんですか、みたいなことを質問されることがあって、
実際その人は、そういう質問をしてくる人には、
これが画像生成AIの生成されたものだというのは分かってないんですけど、
でもそこに横から、これはAIが作ったものだよという横槍を入れてくる人がいたりして、
そういう人には見分けがつくというぐらいのものです。
今ここまで使ってきて、僕は非常にこれは良いなと思っているんですが、
弱点としては、例えば僕は日本とインドの国際交流に関わっているので、
同じ画像の中にインド人と日本人が出てくる、そういうものを作りたいんですけど、
これができないんですよ。
インド人と日本人が笑い合って話しているとかね、
そういうプロンプトを入れると、
日本人ともインド人ともいまいち言いにくいというかね、
インドには実はかなり東アジア的な顔立ちをしている人が特に北東集の方に多くて、
そういう意味だったら別にインド人っぽくないとは言えないんですけどね。
でも要するに、2人いるとどっちがインド人でどっちが日本人か分からない。
要するに中間的な特徴を持った人が2人いるわけなんですよ。
そういう時に例えば、
服を着せて、伝統的な服を着せてね、
サリーを着ているインド人と着物を着ている日本人というふうにしてみても、
やっぱり同じようなね、サリーでもない着物でもない、
でもちょっとその2つの特徴が入っているような服を着ている人が2人出てくるんですね。
なのでちょっと今のところそこが難しい。
だけど2つのものが分けられないかというとそんなことはなくて、
例えば男と女というふうにすると完全に男性らしい人と女性らしい人が出てきますね。
あと例えば動物もですね、
例えば犬と猫というふうにすると、
いかにも犬らしい犬と猫らしい猫が出てくるわけです。
でもそこにですね、白い犬と黒い猫というふうにしてみると、
今度は色のほうが混ざっちゃうんですよね。
なので、明らかに犬らしい犬と猫らしい猫がいるんだけど、
体は白黒で、両方ともね、
要するに白黒の犬と白黒の猫がいるというね、
そういう状況になっています。
混ざるといっても灰色になるんじゃなくて、
白と黒の真鱈の犬と同じ真鱈の猫がいるというね、
そういう画像が出てきたりしますね。
こんなふうにですね、ちょっと弱点もあるわけなんですが、
人物の特徴の表現に改善の余地あり
でもですね、いろいろ使い勝手はあるんじゃないかなというふうに思いますので、
特に行動中心アプローチでも、
従来の文系シラバスでも場面を設定するというようなときに、
この画像というのは非常に使えると思いますし、
それからもちろん物のね、
特に名刺とか、水曜日とかそういうのではなくて、
もっと時計とかハサミとかね、
そういう画像にしやすいもの、
そういうものを簡単に作るにはとても便利ですし、
もう正直な話ね、
素材サイトありますよね、
僕がよく使っているのはPixabayというやつですけど、
そういうところとか、
日本の方が使っているイラスト系のほっこり系のイラスト屋さんか、
ああいうところで検索するよりは、
ここでハサミとか入れてですね、
すぐ生成する方が全然簡単だと思いますね。
ということで、
ただですね、
やっぱり日本語教師にとっては、
同じ人工知能でも大規模言語モデルほどのインパクトは、
はっきり言ってないです。
全然ないですね。
だけどもちろん、
これが美術の先生とかにとっては同じぐらい、
かなり大きなインパクトはあると思いますけど、
日本語教師にとってはチャットGPTとか、
それほどのインパクトは正直ないと思います。
だから知らない人は全然知らなくても、
全然無視していてもいいと思いますね。
ただ、
使い方によっては非常に面白い使い方もできるんじゃないかと思うので、
興味のある人は使ってみるといいんじゃないかというふうに思っています。
はい、
それではですね、
リスナーの皆さんもね、
もし、
じゃあ最後に聞いてみましょうか。
この画像生成AI、
もう既に使ってるよっていう人が、
リスナーの方でね、
この画像を使っている方がいらっしゃったら、
ハートマーク、
使ってみたいなという方がいたら、
あとどんなマークがあるんだっけ、
ちょっと待ってね。
使ってみてもいいかなという人がいたら、
サムズアップ、
いいねのマーク、
でもちょっと今興味ないなっていう人は、
涙のマークでリアクションしていただけたらどうかと思いますか、
どうでしょうか。
今日もそんなにたくさんのリスナーの方がいらっしゃるわけじゃないけど、
あとリスナーの環境によってはね、
リアクションできないこともあるんですけどね。
それではですね、
本日もムラスペにご参加くださいまして、
ありがとうございました。
今日のこの画像生成AIレオナルドにつきまして、
ご感想とかコメントなどありましたら、
ぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
はい。
あ、なんかコメント来てますか。
はい、ちょっと待ってね。
はいはい、ありがとうございましたっていうお礼が来てますね。
それではですね、
本日も良い一日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。