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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律のもとで展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、後半戦ということでね、今日もゲストをお迎えしていきたいと思いますので
早速ご紹介させていただきます。
株式会社キテラ代表取締役、CEOの植松隆史社長にお越しいただいております。
植松さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします、植松です。
相変わらず声が柔らかいですけれども。
やってることはゴリゴリと言うね。
そんなことはないと思いますけど。
今日なんですけど、前回いろんなサービス内容で
いかにシャロー氏の先生の事務所にフィットするのかみたいなお話をさせていただいたんですが
植松さんご自身、そもそもシャロー氏の先生でもあるじゃないですか。
そこからスタートアップという形で事業会社の代表として
始業からある種、事業会社にパラダイムシフトというか
アイデンティティシフトと言いますか、してきていると思うんで
その辺は順風満帆に来ているだろうと、なんとなく匂いはするんですけど
当時どうだったのかとか、企業の背景、過去をどんな感じでやってたのかみたいなお話を
少しお聞きしたいなあなんて思うんですが。
前職って何されてたんでしょうか。
前職はですね、一般の事業会社で人事総務とか、あとは経営企画の仕事をしておりまして。
そっち畑なんだ。
もともと前職はソフトウェアの開発会社にいました。
そこで14年ぐらいですかね、勤めてましたね。
そんなにいたんですか。サラリーマンとしてってことですか。
そうですそうです。いわゆる脱サラという形で開業というか起業しました。
14年もいたんですね。
そうですそうです。
長っ。
いわゆるSIR的な業界っていうことですか。
そうですね。
人事総務。
そうですそうです。
経営企画やって。
その会社に勤めて。
レアですね。
そうですね。その会社に勤めている最中にシャロシ資格を取って、長く勤務登録でいた時代があります。
社内シャロシ的な方ですね。いますよね、結構多く。
そこから、事業を売却してとかってことですか。どういう経緯でここに至ってるんですか。
そうですね。ちょっと正確に申し上げますと、その会社の中の一新規ビジネスとして、この今の聞いてる卵みたいな形のものが生まれまして。
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で、その中で会社の中で一新規ビジネスとしてやり続ける方法もあったんですけども。
やっぱりその事業会社との既存の事業ドメインとちょっとその乖離があるというか、飛び散りみたいなビジネスだったので、あまりシナジー効果がないんじゃないかみたいなことが社内からもちょこちょこ聞こえてきたりして。
私自身もこういうビジネスを仕切って早く、クラウドサービスなので、プロダクト改善サイクルも早くしないといけないとか、機能実装とかもクイックになっていかないといけないっていうことのちょっとその何ですかね、もどかしさみたいなのがあったので。
もう外に出て自分で持ち出しちゃった方がいいんじゃないかなっていうふうに思って。
じゃあ買い取ったみたいな。
そうですそうです。MBOっていう形ですかね。
なるほどね。でもこれ普通に話してるってことは別になんか喧嘩上がりしたわけではなく。
ではないです。いろいろディールはありましたけども、私自身で個人で買い取って、外に出た。
それがでも逆に言うと3年くらい前の話ってことですか。
そうです。
そんなにうまくいくもんですかって感じがするんですけど、そこからもうすぐにいきなりエクイティファイナンスでスタート?
最初は日本製作技術高校から。
意外と地道にそういうスタート、地道って言っちゃったじゃないですけど。
そうですね、創業優先制度って言ってたかな。
うんうん、ありますよね。
を使って創業時には借り入れをしました。
はいはいはい。で、そこからエクイティバンバン決まって。
バンバンは実は決まってなくてですね。
エクイティファイナンスするまでには結構しんどかった時代はあります。
どんなあれなんですか。VCとかに声かけに行って自分から営業行ってって。
行きました行きました行きました。もう散々行きました。
この感じの声の音は相当行ったんですね。
相当そうですね。ちょっと他の人と比較は。
どのぐらい行ったんですか。
3、40社回りました。
うわ、すごい。
へー。
と思いますね。
で、当然創業優先受けた後にエクイティも見ながらバーッと見て。
そうですね、創業優先って本当に1千万とか当時は2千万くらい受けたのかな。そんなにないんですよね。
その時、創業3名でやってたんですけど。
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そのくらいの金額ってすぐなくなっちゃうんですよね。
オフィス代は固定と人件費ではい、さよならって感じになりますね。
そうですね。
あとはプロダクト開発するために外部リソースの方とかもサポートしていただいたので。
売上は別でも本当は社老子業務めっちゃやってどうにかしてたとかって感じじゃないんですか。
ない。全くないですね。
本当に事業のみで行ったんですか。
そうです。
資格持ってるけど。
はい。
そこの割り切りはすごいですね。なるほどね。
そうですね。当時はそうでした。
でもお客さんも当初は全然つかなかったので、銀行残高が毎日減るんですよ。
減る一方で振込ってボタンも本当に押したくなかったですね。
なるほど。で、ただ全然調達は決まらずに行って。
そうですね。もう断られまくりましたね。
前回の話とかのサービス内容を聞くと断られるイメージが全然湧かないですし、
深井先生に商品のサービス内容をパッと聞いた瞬間にすごいんじゃないですかっていう感じじゃないですか。
全然当時は3年前は。
そうですね。そういうサービス時代がまず世の中になかったっていうところで、
本当にこのサービスニーズあるのっていうところからまずその改善性を証明しなければいけないっていうことがすごく大変でしたね。
一般の事業会社様に最初やっぱり提供してたので、今のようにトラクションがガッと出てきてたわけではなかったので、
余計すごく、じゃあもうちょっと数字詰めたらまた見せてっていう感じでお断りを受けたわけです。
あとはこういう形の事業計画の方がうちのVCとして出資しやすいんだよねって言われると、
それに沿った事業計画を書き直して、パワーポイントを使ってまた持っていくと、
あるあるですね。
これも違うなみたいなそういうラリーが続いていた時期が6ヶ月、7ヶ月ぐらいありましたね。
うわー、いやー。これはしんどい。
結構やべえぞやべえぞみたいになって、でも今の話だと、どこで盛り返したんですか、この話の。
そうですね。ですので我々も結構最後疲弊しちゃってですね、チームメンバー3人。
そんな時期あるんですね。
ありましたありました。もう紙幣して、もうちょっとお金もないから、私もシャロ四方陣で小物先獲得に動くから。
なるほど、なるほど。
エンジニアも、じゃあわかった僕も現場出て、住宅でやるからとかっていう話をしたんですよね。
それで、じゃあもう調達諦め、エクイティ調達諦めようっていうふうに思って、その時関係性があったVCさんと一旦閉じクローズして、
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いろんなイベントとかにも出る予定だったんですけども。
ピッチイベント的な。
ピッチイベントでした。でもキャンセルしたんですね。
もう完全に心折れてる状態ってことですね。
折れてましたね。
もうエクイティはいいと。自前で稼いでやるというふうにシフトして。
そうですそうです。もう本当にその時は生きた心地って変ですけども、もう本当にドヨーンとしてました。
あるイベントだけはですね、ちょっともう枠を抑えてるので、ちょっと出てもらわないと困るっていう話があったので、
いやいやですね。
いやいやなんですね。
いやいや、渋々。
そうなんです。
どうせ無理だろと。
そうそう配線処理だし嫌だなって思って行ったイベントが最後あったんですけども、
本当にでもね、そこで運良くですね、そのイベントに来ていたVCのキャピタリストの方から、
3、4名ぐらいですかね、の会社からオファーの連絡をいただいて。
今まで一社もなかったのに。
そうなんです。
いきなり。
何が違うんですかね。
本当ですよね。
はい、私も振り返ると何が違ったのかっていうのは分からないんですけども、
初めてお会いした方々だったので、そのオファーをいただいた方々も。
なので粘り、今思えばですね、粘り強くやって良かったなっていう風に思いましたね。
けど、ちょっと決まった理由はようはっきりは分からないけど、決まったという現実があるみたいな。
そうですそうです。
いきなり3、4社、そんなことあるんですかね。
そんなことあるんですね。
僕、上間さんのおかげでちょっぴりこういう業界にお話、機会増えましたけど。
そうですよね、どっぷりですね。
タイミングってものすごく大事だなって思いました。
お金を出したいタイミングと出したくないタイミングであって、
そこにいるかいないか、はまるかはまらないかで、調達金額とか出資の運が全然違うんですよね。
そうですね、これはもう本当に出会いですね、タイミングが。
不思議な世界だなって思いましたね。
必ず出る話ですけど、やっぱりそうなんですね。
そうですね、なかなかそういう情報って表に出てこないんですよね。
ネットでも出てこないので。
私もましてや企業なんて初めてだったので、銀行行けばお金貸しくれるぐらいに思ってたんですけど、
全然そんなことないっていうところからのスタートだったんで、本当に苦労しました。
そうか、じゃあ高校終わった後に、それこそ、なんだろう、
小高中金だとかいろんなところに声かけは、有志の方はもう考えてなかったんですか。
考えてはいなかったですし、やっぱり額がすごく少なかったので、
数百万とかっていう感じなので、あまりこう。
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やろうとしてることに対して、もうエクイティじゃないと戦いに行けない。
そうなんですね、はい。
そうですよね。
で、そこからはもう、それがいつぐらいの話でしたっけ。
それが2019年の11月ぐらいですかね。
あれ、向井先生が前感染でお話しいただいた2019年の7、8月ぐらいに会ってるって言ってます。
そのときはけっこうドヨーンとしてる時期に会ってるってことですか。
そうですね、ドヨーンとし始めた時期ですね。
あ、あれし始めた時期なんですね。
し始めてました、はい。
そんなことは知らず。
そのときは、もう裏話じゃないですけど、向井先生が来られて、
シャロシム系いいんじゃないのってお話しされてたのも、
我々としてはもう、今からピポッとっていう感じで、
それは無理だよねっていうのもあって、ちょっとそのときはお話、アドバイス。
すごく微妙なリアクションで、びっくりした記憶があります。
あれ、なんでこんな微妙なリアクションなんだろうって。
紹介されてるのに。
それはいい話ですねとか、一回テストしてみますとか、
なんでなんでなんでだろうと思って、その日は終わりましたね。
まあでもそうですよね、今まで開発したのもけっこう変えていかないといけないとなると。
ちょっと現実的な可能性が低いと、当時は捉えたと。
だからか。
言わないですからね、そこの話はね。あったタイミングで。
僕にね、技術を担当してる方の表情がすごく微妙でした。
なんか無表情になっていくんです、どんどん僕が喋るたびに。
え、なんか悪いこと言ったかなと思って。
どんどんどんどん表情が消えていって。
上松さんだけちょっとにっこりしてるんだけど、
名前出しませんけど、一緒にやってた方。
ググったらすぐ出そうですけどね。
すごい表情が消えていったのを覚えてますね。
そうですね。
あの時はちょっとピリピリし始めてたと。
だからか、やっと意味分かった。
ここの話はね、あんまり掘りすぎると。
そろそろドヨーンとし始めそう。
そんなことはないです。
そこから調達が決まって、
もうここからは一気に勝負出たんですか。
で、シャロー氏にもピューポッとしてみたいな。
そうですね、はい。
調達して、その年明けてですね、2020年の4月ぐらいですね。
シャロー氏事務所さんにフォーカスしようという意思決定をして。
はい。
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ちょうどその辺でコロナってことですね。
そうです。
かなり追い風のはず。
追い風のもう一つがですね、コロナになって、
ちょっと仕事が暇になるじゃないですか。
いろんな業種が。
売り上げ落ちたり。
お客さん減ったり。
人事総務の人が就業規則見直したいってすごく当時言い始めたんですよ。
今まで向き合わなかった就業規則にみんなが向き合って。
これを機会に直したい、変えたい、見直したいって。
それがシャロー氏の先生に行って、
来てるとちょうど初めて知る先生が多くて、
じゃあもう契約した方がいいんじゃないのっていう風にちょうどあったんですね。
今思えば。
それはあったと思いますよ。
上松さん的にはそんな感じですか。
はい、コロナは我々にとってすごくフォローの風でした。
ちなみに何が、今向井先生がおっしゃった話もそうです。
他にも要素はあるんですか。
リモートで商談ができる。
この営業手法のブラスティックな改革、革命って私たちも言うといいと思うんですけどね。
こういうオンラインでの商談とかっていうところが。
僕、キテラの社員の方とお会いしたのほとんどないんですよね。
入ってから社外取り。
知ってるんですけど、リモートワークが原則だったんで。
何人か存じ上げてますけど、お会いしたことないです。
なるほどね、スタートアップの社外取りでかなり早い段階で入ってるのに、
社員会ったことないっていうのが。
会ったことない。
会ったことないんですよ。
でも別に何も不都合はないんですけど。
確かにね。
営業手法が最初から変えられたから。
そうですね。
すごく効率が良いんですよね。
そうですね。
それはものすごくありました。
ありましたね。
商談コストがむちゃくちゃ下がってるのと、最適化されて効率的っていう感じ。
そうですね。
コロナ前では本当に東京近郊の先生方に私が本当に足を履いて、
実際にデモをしてご説明させていただいたんですけど、
それがもう言い合わなしできなくなったので、
オンラインツールで全国。
だからか。
営業がいきなり全国にも広がったって感じ。
全国に営業できちゃうんですもんね。
しかも地方で若い次の世代のシャロウ氏の事務所とかだと、
いわゆる地方にいっぱいいるじゃないですか。
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親父の世代を引き継がなきゃいけないんだけど、
ちょっとこの辺アス入れなきゃみたいなサブスクがとかって言ってる人にとっては、
めちゃくちゃ助かりますよね。
いきなり東京の生まれたスタッフの案件をいなり商談して自分が使えるようになるって、
今までなかったのが。
そうですね。
地方の先生も結構熱心に問い合わせ。
そうですね。
逆に地方の先生のほうが、
オンラインでの商談に対しての抵抗感というのはなかった記憶がありました。
なかったですね。
そんなそうなんですね。
持ってますねって言ったら何の言語化にもなってないですけど、
持ってますねって感じた状況ですね。
いや全然。そんなことは全くないんですけども。
本当にいい先生にめぐり会えてたっていうことですかね。
ちなみに聞いてる限りですと、
サービスとしてはどんな社老子の先生でも使えるのかなと思ったんですけど、
あえて言うと、どういう社老子事務所の方だと相性がサービスとしていいみたいなのってありますか。
そうですね。あんまり特色はなく皆様はお使いいただいてるんですけれども、
そうですね。
女性機嫌しかやってませんみたいなのはちょっと相性が悪いですかね。
そうですね。私たちのサービスの一つのコンセプトは、
顧問先様とのエンゲージメントっていうんでしょうかね。
関係性っていうところをキチャラを使って強化していただくっていうことができるので、
顧問先様をこれから獲得していきたいとか、
ショットじゃなく単発じゃなくてお客様との関係性を継続していくような、
経営方針の社老子事務所様の方が相性はいいかもしれませんね。
ああ、そういうことですね。
でも本当に本質的な話ですよね。
お客との関係性をちゃんとエンゲージメントを高めていくということが、
社内管理規定のSaaSなんですけど、
実は関係性までエンゲージメントを高めるような趣味になってるっていうのは。
そうですね。
社内規定類って会社の制度とかルールっていうのを定めた唯一のドキュメントなので、
言ってしまえば会社のカルチャーとかっていうところも読み解くことができるんですよね。
ありますね。
その向井先生ありますっていうのは、ちょっと文章見るとこういう特色あんだなみたいな。
こだわりがあんだなとかありますね。
そういった例えば懲戒制度一つ取ってもそうですし、
服部規律一つ取っても、書きっぷりによって会社のカラーっていうのは本当に伝わるので、
すごく重要なドキュメントなんですよね。
だからサービスの提供においては、いろんな材料に使えるって言ったらちょっと失礼かもしれないですけども、
社同士の先生方がより深くこの先に関与するための情報源としてはすごくいいものだと思います。
なるほど。そのための土台をしっかりと、そこを最適化していこうというようなとこですね。
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なるほどですね。
聞いている限りだと、入れない理由なさそうなサービスだなと思いますので、
もし興味がある方は、どうすればいいんですかね?
規定談のサイトに問い合わせ?
そうですね。問い合わせフォームでございますので、
問い合わせいただければ、しっかりとご案内させていただきます。
ということですね。
というわけで、もう気づけば時間が切ってしまったんですけれども、
最後に向井先生と植松社長の方から一言、
皆さんリスナーの方にいただけたらなと思うんですが、
向井先生からいきますか。
いろいろこれからもサービス展開を検討しておりまして、
いきなり役員としてしゃべっているんですね、今。
就業規則のサービスになっていますけど、
関連に広げてかなり大きく展開する予定なんで、
ぜひご興味を持って見守っていただければと思います。
よろしくお願いします。
植松社長、いかがでしょうか。
ありがとうございます。
私自身も社路市ということもあるので、
私自身が社路市の一つの働き方として、
大げさはしないですけども、
社路市としての活躍の場としてこういう道もあるんだっていうのを、
私の後輩に続く社路市の人たちにも一つ示せたらいいかな、
なんていうふうに思っていますし、
社路市の社会的な地位とか市長制の認知度ももっともっと高めて、
業界全体を盛り上げていきたいなと思っていますので。
キテラサービスを通して同市の仲間として業界底上げというか、
改革していこうというような話もありますもんね。
いやいやいや、こんな社路市の先生、
久々に初めて会ったなという印象でしたが、
お会いしてよかったです。
またぜひ授業が今後伸びていくと思うんですけれども、
また忙しくなる前にというか、
チャイミングでまた半年ごとか1年後、
機会がありましたら、ぜひ番組に遊びに来てくださったらなと。
はい、ありがとうございます。
ということで、今日のところ終わりたいと思います。
上松さん、向井先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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