育児の影響
無駄日記、始まりました。よろしくお願いします。
僕ですね、ちょっと前に子供が生まれて、日々育児をしているわけなんですけども、
育児をし始めるとですね、なかなか自分の時間を取るのが難しくなっていったりとか、
そもそも生活自体がガラッと変わっていったりとかね、優先順位のトップに子供が来たりっていう、
本当にいろんな変化が起きているなという感じなんですけど、そんな中、
シティーボーイとかカルチャーの呪いみたいなのを、子育てが打ち消してくれるんじゃないかなっていうのをちょっと思ってて、
今回はちょっとそれについて話していきたいんですけど、まずそのカルチャーとかシティーボーイの呪いが何かっていうと、
僕の事例で言うと、高知でね、四国の高知、本当に田舎っすよ。
生まれ育って、その時にポパイとかブルータスとかね、そういうシティーボーイを題材とした雑誌をずっと読んできて、
東京に来た時に憧れの東京だし、シティーライフ満喫するぜって言って、
ポパイに載ってる本屋さんとか飲食店行ってみたりとかね、そういうカルチャー的なものに積極的に触れて、
自主的にやってるわけじゃなくて、もはや呪いみたいになってきて、その映画の新しいやつが出たらちょっと見に行ったほうがいいのかなとか、
僕はそんなに映画見るわけじゃないんですけど、そんな僕でも、今出た国宝とかね、
去年だったらナビビアの砂漠とか、ああいうのが出てると、なんかこうちょっと見ときたいなみたいな。
で、その見ときたいなっていうのは100%自発的じゃなくて、流行ってるから抑えておかないとみたいな。
そういうことがあって、それをちょっと一種のカルチャーの呪いとか、シティーボーイの呪いみたいな感じで言ったんですけど、
本当にステレオタイプのカルチャーのトレンドを追っかけときたいっていう欲求と圧みたいなものを呪いだと仮定したときに、
そこからどうやって抜け出すかみたいなのって、それは華麗とともにどんどん変わっていくのかとか、
あとはもうそもそも東京離れてしまったらそういうものに触れづらくなるから距離ができるのかなとか思うんですけど、
僕の中でこの子育てが始まったことによって、結構そのシティーボーイの呪いとかカルチャーの呪いみたいなものが溶けてくるなと思ったんですよね。
趣味の整理
で、それなんでかっていうと、シンプルに時間とか自分のリソースみたいなのがなくなっていくんですよ。
まずやっぱり育児が最優先で、育児をやっていくと、映画に行くのとかも結構難しくなってくるし、
じゃあその映画行ってる間誰が子供を見るんですかとかっていう話になってくると、そんな頻繁に映画は行かない。
僕はそもそもあんま映画見ないんですけど、僕だったらめっちゃゲーム好きで、本当に毎日ゲーム2,3時間ぐらいずっとやってたんですけど、
ゲームも一切しなくなったし、それはなんかすごい嫌とかっていうわけでもなくて、
別にゲームあんまやらなくてもいいかなってうすうす思ってたんですけど、
暇でやってたりとか、なんとなくゲームのトレンド知ってるのいいなとか思ってたのが、
育児で強制的にその辺の時間とかリソースがなくなっていくと、
そうすると趣味とか普段の生活でやりたいことがどんどんどんどん厳選されていくんですよ。
優先順位が低いものに関してはもう諦めるしかないと。
これが結構良くて、強制的に時間がなくなるんで、勝手にデトックスみたいになるんですよ。
僕の場合はゲームとかもそうですし、ランニングとかも結構意欲的にやってたんですけど、ちょっと走る時間ないなとか。
あとはめっちゃ細かいところで言うと、ドリップコーヒーって言ってね。
コーヒー豆買ってきて自分でひいて、それにお湯を落としてドリップするっていうコーヒーの飲み方は好んでやってたんですけど、
ドリップしてる時に子供ないたらもう全部終わるんで、基本的にコンビニでコーヒー買うようにして、ドリップコーヒーはやめたりとか。
でもそれは正直そんな嫌じゃない。
我慢してる感じもないし、ないならないで全然いいかなっていうので、結構呪いが打ち砕かれていくと。
今残ってるのは読書とか、あとはお笑いですね。
お笑いは何かっていうと、YouTubeで芸人の動画見たりとか、あとは録画してるアメトーク見たりとか。
あとポッドキャストも結構聞いてて、これは自分が大好きっていうのもありますけど、
耳にイヤホンさえぶち込んどけば、子供寝かしつけながらでもラジオ聞けるっていうので、めちゃめちゃ相性いいんで、これは残ってますね。
あとさっきランニングなくなったって言ったんですけど、散歩が残ってて、これはランニングは結構準備時間かかるんですよ。
ランニングウェアに着替えて、ストレッチもして、飲み物とか準備して、出て、30分とか1時間ぐらい走って帰ってきて、
シャワー浴びて、またストレッチしてみたいなのが結構だるいと。それやる暇はないっていうことで、時間空いたりしたら夜ちょっと散歩行って、
本当20分とか30分ぐらい歩いて帰ってくるっていうのだったら、今のライフスタイルでも全然できるなっていうのと、
またやっぱ散歩めっちゃ好きだなっていうので、これは残ってるっていう感じですね。
で、その他の漫画とか、ライブは正直行くようにしてるんですけど、漫画の新作追っかけたりとかは、もうちょっと一旦いいかなと思って、
今まで読んできたものの続きをちょこちょこ読んだりとかして、なんかこう焦って追いつかなきゃみたいなのが、
良い意味でなくなっていくっていうのがあるかなと思いますね。
都市からの距離
あと、自分の中に役割として家庭を回していくっていうのが入ってくるんで、その育児をしたりとか、
あとはシンプルにお金稼いで子供の養育費にしなきゃいけないっていうのがあるんで、
その辺がアイデンティティの柱として一本ポンって増えた感じもして、
別にいろんなカルチャー詳しくないといけないとか、シティボーイライフしなきゃいけないみたいな圧はそんなに強かったわけじゃないんですけど、もともと。
ちょっと残り火みたいなのが自分の中であったんですけど、その辺も割と消えてしまって、
まあこの1年ぐらいはちょっと新作のものとか見れないけど、まあまあそれはそれでいいのかなみたいな感じに思ってますね。
で、あとは東京を離れるっていうことにもつながるなと思ってて、
これはもともと僕東京に住んでないのでしばらくちゃうやんかっていう話ではあるんですけど、
まあ都内に住んでて、同棲して、2人ダブルインコムで稼いで、例えば家賃15万のところに住みますとかってやってたときに子供が生まれましたと。
で、もうちょい広い部屋がいいねとか、もうちょい子育てしやすい場所がいいね。
でも2人ともバリバリ働けるわけじゃなくて、片方育休とってるとかってなった場合収入も下がるから、
やっぱ現実的に東京離れるかとか、ちょっと都市部離れて地方に行くかみたいな選択肢が出てきて、
まあやっぱ今で言ったら千葉の流れ山とか、あと僕が昔住んでた湘南エリアも結構その子育てをすることになって引っ越してきましたって方結構たくさんいたんで、
そういうふうに現実的な制約みたいな、お金と場所とか、いろんな天秤にかけた時にちょっと郊外の広い場所に行くみたいなのが割とパターンとして多いかなと思ってて、
そうなるとですね、そんな郊外にミニシアターもないし、独立系新幹線もあんまないので、強制的に距離ができることでそういうものから離れていくと。
ただ、金がめっちゃある人は関係ないけどね、すごい良いターマンとか、わかんないですけど、住んで子どもも快適に暮らしながら、子育てもバリバリやりながら、
もうそのすごいシティーライフを満喫するっていうパターンもあると思うんですけど、めちゃめちゃ金ある人じゃない限りは結構現実的にちょっと離れていったりとかするのかなっていう気はしますね。