お散歩ってじゃあどういうものなの?お散歩自体ですねっていうのはどういうものなのっていうのはシーズン1のエピソードが3番目かな6月19日の回で散歩をするということという回があるんですけれども、そちらで犬にとっての散歩っていうのはどういうものなんだよっていうのを話しているので興味がある方はぜひそちらも聞いてみてください。
このポッドキャストの説明文にも貼り付けておきますのでよかったらそちらのリンクから聞いてみてくださいね。
お散歩でよく見かける光景っていうのもやっぱりいろいろあってちょっとぐさっとなる人もいるかもしれませんが、よく見かける光景としてはワンちゃんがどんどんどんどん前に歩いていって飼い主さんがちょっと待ってちょっと待ってって引きずられてしまうようなぐんぐんぐんぐん引っ張られちゃうようなこういう状況であったりとか。
これは昔僕が飼ったワンちゃんもそうだったんですけど、バイクとか自転車とか車が来ると喧嘩を売りに行く子ね。絶対勝ち目がないのにこのバイクとかに飛びかかっちゃう子っていうのとか。
他には拾い食いであったりとか他のワンちゃんを見かけると突進してって遊ぼう遊ぼうってなったりとか逆に吠えちゃったりとか。あとはまあいろんな場所でもでもしないのに不必要なマーキング行為をしていたりとか、あとはワンちゃんが排泄場所を選んでいたりとか。
こういったことに困っている人がいるのであれば特に今回の回っていうのは深く聞いていただいて実践していただければこういったことっていうのが治っていきます。
まず一つ目のセクションは犬を知ろうというところです。
もちろん皆さんいろんな本を読まれていっぱい勉強してきたと思うのでお散歩の歩き方も大丈夫だと思うんですけど、
左側を歩かそう左側を歩かそうってどの本にもやっぱり書いてあることが多くてですね。
これがちょっとまず間違いだなと言わせていただきたいです。
っていうのはですね犬によって右を歩きたいか左を歩きたいか右を歩いている方が安心するのか左を歩いている方が安心するのかっていうのはその子その子によって違うんです。
なので右を歩きたい子に無理やり左を歩かせるっていうのは人間都合のしつけでしかないので僕はしなくていいと思っています。
右を歩きたいんだったら右を歩かせればいいし左を歩きたいんだったら左を歩かせればいいと思います。
一つ例で言いますと右利きの子がワンちゃんって多いんですよ。
ワンちゃんって約7割ぐらいは右利きって言われていて中には両利きの子左利きの子がいるんですけれども。
なんかね利き足から動き出すから右にいさせるとなんかどんどんどんどん右に逸れていっちゃうみたいな書き方をしている記事とかもあるんですけど。
これが右利きが多いから右に離れていくのかっていうのはちょっと僕は怪異的なんですが。
この理論で言うと人間と同じで右利き左利きによって筋肉の凝りとか骨の歪みとかっていうのはもちろん犬もありますから。
これによって影響が出てくる可能性はあるかなと思います。
なんでこの筋肉の凝りとか骨の歪みでどうしても歩いてると右に寄ってっちゃうんだよねっていう子は左側を歩くと飼い主さんにぶつかっちゃうから右側を歩きたいっていうワンちゃんとかもいるんじゃないかなと思います。
じゃあなんでそんな本でね左側を歩かせろ左側を歩かせろって言ってるかと言いますとですよ。
もともとこの今のお散歩のトレーニング方法っていうのが西洋から伝わったトレーニング方法でこの西洋の犬っていうのは警察犬とか軍用犬として使われてた犬っていうのがもちろんいるんですね。
人間はこの軍隊の人っていうのは右側に銃を持って行動してたので左に犬がいてくれた方が楽だったんですよ。
なんでこの軍用犬警察犬っていうのが左側をぴったりくっついて歩くっていうトレーニングが徹底されてました。
でこれが日本に入ってきた時にそのままワンちゃんは左側を歩かせるもんなんだよっていう風に留守されたという説がまあ一つあります。
一応法律的にはどうなのというところなんですけど人間は基本的には右側通行という道路交通法があります。
なので基本的には道路の右側を歩かなければいけないという道路交通法があるということもまあまあ一応頭に入れといてはいいのかなとは思うんですけど。
まあ結論としましてではですねそのワンちゃんワンちゃんによっても右側を歩きたい左側を歩きたいっていう好き嫌いであったりとか欲求であったりとかどっちの方が安心するっていうのがあります。
すれ違う人に関してはお散歩中に出会う人の全員が犬好きなわけではなくて出会う人の中には犬が嫌いな人もいるのでわざとそういう人に近づける必要はないと思います。
状況によっては犬の安全を守れない場合が出てくると思うんですね。
例えば左側にワンちゃんを歩かせる方がいいですって言われてるからって頑張って左側を歩かせようとしてても車道犬人間っていう順番で並んでると犬の安全を守れない。
特に車に飛びついちゃうバイクに飛びついちゃう自転車に飛びついちゃう子の命の安全を守れないのであれば僕は理想的なのは車人間犬っていう並びで歩かせる方がやっぱり犬の安全というのを守ってあげられるんじゃないかなと思います。
なので結論としましては右側も左側も歩けるに越したことはないんですけれども安全が守れるのであればあなたの愛犬の好きな位置っていうのに歩かせてあげるっていうのが一番いいんじゃないかなと思います。
ここからのセクションはちょっと実践的になっていくんですが楽なお散歩のコツっていうのもちょっと皆様にシェアさせていただこうかなと思います。
これは僕のやり方なので全員が全員に共通して言えることではないですしもちろんワンちゃんによっても好き嫌いっていうのがあったりとか性格もあるのであなたの愛犬に全て適応するというものではないんですけれども割と一般的というか割と汎用性が高いものになってますので
もしあなたの愛犬との散歩の中であなたにお困り事があってあなたの愛犬が困らないのであれば一つ取り入れてみてください。
まずはですね、家を出る前に必ずお座りをさせてあげてください。
これはリードを見せた段階で興奮をするようだったら興奮が収まるまでリードをつけたまま家の中でケージフリーで遊ばしておいてもいいです。
まず一番大事なのは家を出る段階で興奮をさせないことそしてお座りっていうのは興奮度のリセットボタンなのでお座りをさせて興奮度をまずゼロに下げます。
ここのステップを間違う飼い主さんというのが多くてリードを見せてあお散歩だやったーって喜んでるワンちゃんを見てあー喜んでるわねじゃあ早くお散歩行きましょうってそのまま興奮度マックスの状態でお散歩に行く人も多いんですけど
それはそれでもちろんかわいいですよもちろんかわいいですけど結果として犬がぐいぐい引っ張って飼い主さんが引っ張られるっていう構図が出来上がるので
家を出る前に興奮をさせないということがポイントです。リードを見せて興奮するのであればリードをつけた状態でちょっとケージフリーで家の中を過ごさせる。
で興奮度が落ち着いたら一回犬をお座りさせる。そこで足がバタバタしなかったりとか尻尾の触れ具合とかも落ち着いているようであればお散歩に出ましょう。
でこのお散歩に出るとき玄関の扉から出るときは必ず飼い主が先に出てください。
飼い主が先に出ないと君が出らんないんだよみたいなことではなくて飼い主が先に出て犬の安全性をチェックしてあげてください。
今犬が出ても安全な状態なのかもちろんご近所さんで犬が苦手な方もいるでしょうそういう人はいないのかどうかそういうのを飼い主が先に確認してから犬が出てあげます。
これによって犬に安心感を与えることができます。
で次ですね犬に前を歩かせないこれはリーダーウォークに通ずるところなんですけれども犬っていうのは前を歩くと必ずパトロールモードになります。
パトロールモードっていうのはどういうことかというと匂いを嗅いでこの辺は安全なのか安心なのか外敵はいないのか自分のテリトリーの中で普段見慣れない犬が入ってきてないかこういうのを匂いでまず情報を嗅いでいつもいる環境の中に何か変わったことがないかっていうチェックをします。
これは聴覚も一緒です。視覚も一緒です。すべての感覚を使って異常がないか安全かっていうのをパトロールしようとするようになります。
でこのパトロールモードに入った結果車が来た時に突っ込んでいったりとか他のワンちゃんが来た時に吠えちゃったりとかっていう行動につながっていくので犬に前を歩かせないっていうのはリーダーが人間だから犬はその指示に従わなければいけないという話ではなくて犬にパトロールする必要はないんだよというのを伝えるのが大事です。
次リードコントロールです。これも引っ張られている人だったら言わずもがなでしょうけどリードが常に張ったままになっていると思います。
この張ったままの状態では何にも意思が伝わりません。人間が引っ張らないでって言ったところで何にも伝わりません。逆に早くおいでこっちおいでそっち危ないよって呼んだところでもう来ません。
なぜなら意思が伝わらないからなのでリードは常に緩めておきましょう。なかなか難しいと思うんですけれどもこれ僕が話しているのはしつけではなくトレーニングです。
トレーニングっていうのは犬も頑張って習得しなければいけないし飼い主さんも頑張って習得するんです。それがトレーニングです。
なのでリードが引っ張られる状態っていうのをまずなくしていきましょう。じゃあどうやってなくしていけばいいか。まずはあなたの愛犬をあなたの足元に座らせてください。
あなたの横にいれば安心して座ってても何も危険はないんだということを教えてあげることができます。
この状態であればまずリードは張っていないと思います。この状態から軽くリードを引っ張って歩き出すよっていう合図を出してあげます。
この時は大好きなパートナーにおねだりとかしたい時にTシャツの裾をキュッと引っ張ったりするじゃないですか。
あんな感じでキュッと軽く引っ張るぐらい。グイッと引っ張る必要はないです。軽く引っ張るぐらいな感じでいいです。
この力加減というのはなかなか言葉でお伝えすることができないので僕は実際にドックトレーニングに来ていただいてこの力加減というのをお伝えできればなと思っています。
犬にストレスがない余計な負荷のかからない力加減というので引っ張ってあげます。
今の段階で一番近い例としてはさっき言った大好きなパートナーにお願いをしたい時にキュッとTシャツの袖を引っ張るというのが一番近いかもしれないですね。
もしこの状態で歩いててワンちゃんが前に行こうとしました。そしたらまた同じようにTシャツの裾を引っ張るようにキュッとちょっと引っ張ります。
この引っ張る時間というのは0.5秒から1秒以内にしてください。それ以上引っ張ると犬の首に負担がかかります。
犬との引っ張り合いが今度始まっていくので0.5秒から1秒というこのリードコントロールを体に叩き込む。
続いて耳の位置を知っておく。自分の愛犬がどういう環境の中で耳が動くのか。耳が動けば次は行動に移ります。
なので耳の位置を知っておけば例えばバイクに突進してっちゃうワンちゃんに突進してっちゃう向こうから来る人に可愛がって可愛がってって突進してっちゃうこういうのをコントロールすることができます。
これもですね以前のポッドキャストでお話しさせていただいたんですけれども犬の聴覚は人間より優れてます。
なので人間よりも遥かに高い音っていうのを聞き分けられますし高い音が聞こえるということは人間の聴覚では聞こえていないトークの音も聞こえるっていう可能性があります。
なのでまずあなたの愛犬の耳の位置あなたのそばにいてフラットな状態の耳の位置もしくはお家の中にいるときの耳の位置こういったものを常に見ておいてあなたの犬が安心しているときはどこに耳があるのかっていうのを常に知っておきましょう。
まあこれタレ耳の子だとちょっと難しかったりはするんですけどこれで少しでも耳が前に向いたら次は何かしらのアクションが起きます。
ここでトレーニングです。飼い主さんはこの耳が動いた瞬間に今なんで耳が動いたのかっていうのを気にしてください。
もしかしたら遠くの方で車がブルーンってエンジンをかけたかもしれない。
自転車が2本先の曲がり角のところでキーってブレーキをかけたかもしれない。
次の十字路の左側から犬が歩いてきてて犬の爪とアスファルトがぶつかるチャッチャッチャッチャッチャッって音が聞こえているのかもしれない。
何かの音が発生しているからあなたの愛犬の耳が今動きました。
それは何なのかっていうのを知ってください。
この耳の位置を知って次に起こる動きっていうのを抑止したいときこれを静止したいときはお座りをさせましょう。
ここでお座りをさせることによってさっきも言いました興奮度のリセットボタンになりますから犬は一旦落ち着きます。