30年ペット業界の第一線で働いてきました。
動物看護とトリマーの専門学校を卒業し
ペット業界の荒波にもまれ
3社を経験後3人の子供を出産ののち
ペットサロンリーデレカーネを独立開業
トリミングにおける犬の負担を軽くできないか
模索しながらドッグトレーニングの資格を取得
犬を愛する人の暮らしを楽しくすることで
動物保護って?犬らしく生きるとは?
ペット業界を変えるためには?
日々1000頭以上の犬と関わり
悩み考え続けることで
日本のペット業界の道を明るくしていきたいと思っています
そのために飼主さんである人の行動を変える投げかけを行っています
一般社団法人ドッグワーカーコーディネーター協会
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サマリー
犬の散歩中に吠えることへの対処法が説明され、吠える原因や感情に基づいた対策が提案されています。また、日常的なトレーニングや吠えない状況を作ることの重要性も強調されています。
犬の吠えの理解
皆さんこんにちは。ベテラントリマーでドックトレーナー、犬の気持ちを代弁できるペットサロンオーナーの原口です。
今シリーズとしてお散歩のあれこれっていうのをお送りしてるんですけど、今回は散歩中の吠えについてですね、お話をしていきたいと思います。
お散歩のお悩みっていろいろあるんですけど、結構大変だなっていうのが、他の犬や人ですね、すごい吠えちゃうっていうのがあるんですね。
その吠えるときにまず考えていただきたいのが、何で吠えてるのかっていう、どういう感情で吠えてるのかっていうのを考えてみてほしいんですね。
犬が嫌で、犬が嫌い、怖いとかで吠えてるのか、あとはその吠えてるのも決まったワンちゃんなのか、全員が全員のワンちゃんが全部に吠えるのか、吠えない子もいるのか、
あと向こうが先に吠えてきてるから吠えるのかとかですね、あとは別のバージョンで遊びたいみたいな、かまってほしいというか、なんかこう興奮しちゃう犬を見ると興奮して、別に怖いとか嫌いとかじゃないんですけど、
興奮しちゃって吠えたり、そっちに行きたいっていう感じで吠えてるのかとか、あと他にもちょっと何パターンがあるんですね、あとはそのパターンが混ざってたりする場合もあります。
なのでそれによってどういうふうな気持ちで吠えてるのかっていうのによってもちょっと対処法変わってくるんですけど、そのどの感情においても共通して言えることは、吠えてから何をしてもちょっと遅いんですね。
飼い主さんがよくおっしゃるのが、「うちの子吠えちゃうんですよ」ってなって、「わんわんわん!」ーって吠えてる時に「ダメ」とか「お座り」「待て」とか言うんですけど、もう全然止まらないですよね、吠えが。
もう興奮状態なので、耳に入ってこないんですよ。普段はうちの子は言うこと聞けるんですけどっていう子も、そういう興奮状態になっちゃうとね、もう全く耳に入らないっていう状態になってしまいます。
例えば人間で例えたりすると、私藤井風さんのファンなんですけど、例えば目の前に偶然風さんが現れましたってなって、「わー!」ってなるじゃないですか、「わー!」ってなってる時に「こっち見て」って言われても「やめて」ってなりますよね。「それどころじゃない!」ってなりますよね。
逆のパターンでうちの店に強盗が現れて、もう今にも襲いかかられそうとか、危害を加えられそうってなった時に、「ここ座って」って言われても、「それどこじゃない!」ってなりますよね。そんな感じです。もう耳に全く入らないっていうような感じです。
トレーニングの実践
なので、まず日頃からこっちを見て、アイコンタクトとったり、お座りとか待てっていう練習を静かな場所から始めます。静かな場所でできないことは、そういう興奮状態では絶対できないんですよ。
なので、まずは静かなお家の中のお部屋の中とか、うちのお店だと保育園やってますので、保育園のトレーニングルームの中、わんちゃんが安心できる場所でお座りとかアイコンタクトの練習が完璧にできるっていうふうに練習をしていきます。
その後ですね、徐々にその刺激のレベルを上げていくんですけど、その後はベランダとかお庭とかちょっと刺激がある、ちょっとストレスがあるっていうところで、同じように完璧にできるようになるまで練習します。
で、それがクリアできたら、静かとかあんまり人がいないとか、わんちゃんが来ない公園とか、空き地とか駐車場とかなんでもいいんですけど、そこで練習します。
で、それがクリアして初めて人通りがあるとか、車通りとか、ちょっと賑やかな場所とか、わんちゃんが通るっていう場所で同じようにできるかっていう練習をします。
で、そこまで来たら、それと並行してというか同時進行で、吠える対象が例えば犬だったとしますよね。犬が遠くにいる状態で、わんちゃんが吠えない位置ありますよね、必ず。
気づいてないぐらいでもいいです。わんちゃん遠くにいるけど、本人が気づいてない、吠えてないっていう時に、「よし」って言っておやつあげるんですね。アイコンタクトおやつ、お座りおやつって言って褒めてあげます。
それを徐々に距離を詰めていくんですね。距離を短くしていく、その対象物の吠えるであろうわんちゃんの距離を縮めて吠えないことを褒めて伸ばしていくっていう風にしていきます。
もし吠えちゃったってなったら、怒ったりしなくていいので、クルッと向き換えで、その場を離れる。吠えちゃったらご褒美はないよっていう風に教えていきます。
この最初の静かなところからお座りとかアイコンタクトの練習をする時点で、それも同時進行でやっていただきたいんですけど、なるべく吠えるっていうシチュエーションを作らないようにしてあげてほしいですね。
時間帯で、あんまりわんちゃんがお散歩しない時間ですとか、あとは通らない道を選んで歩くようにします。なぜかというと、例えばそのわんちゃんが別に吠えたからいなくなったわけじゃないんですけど、吠えて飼い主さんが避けて違う道行ったとしますよね。
そうなると、「俺が吠えたからあいつはあっちに行ったんだ」っていう風な学習をしちゃう。なので、また同じようなシチュエーションになったときに、「俺が吠えればいいんだ」っていう風にわんちゃんが思っちゃうので、なるべくこの練習をしているときに吠えるっていうシチュエーションを作らないっていう風にしていきます。
なんですけど、詳しい方法っていうか、全くその子によって違うんですね。トレーニングの出来具合も違うし、吠えるシチュエーションっていうのもその子によって変わってきてしまうので、詳しい実地でやるときは必ずトレーナーさんと一緒にやっていただけるのがいいと思います。
次回はお散歩での引っ張りを減らす方法をお伝えしようと思います。最後まで聞いていただいてありがとうございました。
07:30
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