1. 二番経営 〜組織を支えるNo.2の悲喜こもごも〜
  2. #81 マネジメントの父による経..
2025-11-19 33:55

#81 マネジメントの父による経営学。まず「企業とは何ぞや」を理解する【No.2視点のピーター・ドラッカー②】

▼今回のトーク内容: 

改めてドラッカーの著書を二番経営的に読み解いてみる/「現代の経営」(1954年)/ドラッカー、44歳の時に執筆/マネジメントのポイントに初言及/企業マネジメントについて語る/まず「企業とは何ぞや」を理解する/企業の存在理由/財とサービスを提供する/資源=人・モノ・カネを調達/その価値以上にして世に出す/資源を社会から一時的に借りて還元する/企業最大の責任は「存続すること」/お金儲けを続けるのではない/価値あるものを生み続ける/企業の目的/「顧客の創造である」/企業価値を決めるのは顧客/企業に必要なこと/マーケティングとイノベーション/顧客が何を求めているのか正しく理解する/より高い価値のものを提供し続ける/この両輪/もう一つの大切なこと/生産性の維持向上/マネジメントの定義/企業が成果を出すために動かす全ての機能/企業の目的は利益ではない/利益は条件/リスクに備えるためのお金は利益からしか生まれない/イノベーションを起こすための利益/ドラッカー「最低限の利益があればいい」

▼番組概要:トップを支える立場から組織を動かす力を探るビジネスポッドキャストです。経営実務と理論にとどまらず、歴史的な人物の意思決定をひもときながら、現代の組織課題やリーダーシップの本質に迫ります。製造業に特化したコンサルティング企業、オーツー・パートナーズ取締役の勝見靖英と、幻冬舎「あたらしい経済」編集長の設楽悠介がMCを務める。毎週水曜日配信。

▼番組ハッシュタグ:#二番経営

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▼パーソナリティ

勝見 靖英(株式会社オーツー・パートナーズ 取締役)1971年生。慶應義塾大学文学部卒。ジャパンエナジー(現ENEOS株式会社)、PwC、デロイトトーマツコンサルティング、日本IBMなどを経て、2015年7月よりオーツー・パートナーズに参画、2018年4月より取締役。製造業を対象とした戦略策定、業務改革、ERP/PLM等大規模システム導入等のプロジェクトを多数経験。プロジェクトマネジメント、チェンジマネジメントを得意とし、現在は経営企画/会計/人事総務/組織開発/IT/マーケティング広報等を管掌。

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設楽 悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長)1979年生。明治学院大学法学部卒。マイナビを経て幻冬舎に。同社でコンテンツビジネス局を立ち上げ。電子書籍、コンテンツマーケティングなど新規事業担当。2018年にブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。幻冬舎コミックスの取締役を兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてWeb3専門番組「EXODUS」など配信。著書に『畳み人という選択』(プレジデント社)。

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▼ディレクター:

関岡 憲彦

▼プロデューサー:

野村 高文 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/nmrtkfm⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼制作:

Podcast Studio Chronicle ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://chronicle-inc.net/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

▼カバーデザイン:

松嶋 こよみ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/⁠⁠⁠

サマリー

このエピソードでは、ピーター・ドラッカーの経営学や「現代の経営」について解説し、企業の存在理由や目的に関する重要なポイントが紹介されています。特に、企業は財とサービスを提供し、顧客の創造を通じて社会に貢献する存在であることが強調されています。ドラッカーの企業の定義は、企業が社会的な存在であり、その目的は顧客にあり、マーケティングとイノベーションの機能を持っているというものです。企業は顧客を創造し、ニーズに応えることでその目的を果たすことが求められています。このエピソードでは、ドラッカーのマネジメントの概念と企業の目的について深く掘り下げています。企業は顧客の想像を基に利益を条件として生き残り、イノベーションを追求する社会的存在であるという考えが紹介されています。

ドラッカーと経営学
スピーカー 2
二番経営 〜組織を支えるNo.2の悲喜こもごも〜、この番組はトップを支える立場から組織を動かす力を探るビジネスポッドキャストです。
スピーカー 1
こんにちは、株式会社オーツーパートナーズ取締役の勝宮すひでです。
スピーカー 2
源頭者新しい経済編集長のしだれゆうすけです。
二番経営第81回、今回のテーマはNo.2視点のピーター・ドラッカーの2回目です。
スピーカー 1
はい、2回目ですね。
前回ですね、No.2視点のドラッカーをやるということで、
このドラッカーがたくさん本を書かれているんですけども、
わかりやすい言葉で書いてるんだけれども、なんかちょっと理解しにくいなと思ってた勝宮の方で、
理解をするためのポイントっていうのを整理しましたというのが前回でした。
ちなみにそのポイントっていうのは、マネジメントっていう書籍に至るまでのドラッカーの思想の背景ですね、
第一次大戦の時にですね、ヨーロッパで生まれて、
それで文明が荒廃するというか、戦争の焼け野原になった後、ずっと育ってきてですね、
小さい時から文明とは何かとか、人の幸せはっていうことを考えて考えて、
行き着いた先に資本主義でもない、社会主義でもない、まして全体主義でもないっていうことで、
産業社会、主役が企業の産業社会っていうのが、人とか社会を良くするものであろうというふうに結論付けてですね、
そこから研究が始まったっていう、そういうバックボーンの話がありました。
それからもう一つのポイントで、経営学的なアプローチの話をさせていただきました。
ドラッカーを読んでない経営学者、経営学の研究者が非常に多いというところだったんですけれども、
ドラッカーさんというのは、学術的にロジックを積み上げてデータとかで実証して、
こうだっていう結論を出すっていうのではなくて、ご自身がコンサルタントとしての活動が非常に多かったので、
そこから、企業とはこうであるとか、マネジメントはこうであるっていうような結論を書いて、
具体的な事例を出すみたいな、そんな書籍をたくさん書かれていたので、
本当に研究者というよりも、コンサルタントがもうこれが正しいみたいなドーンというタイプの方だったので、
アカデミアの中では全然受けなかったという感じですね。
それから三つ目のポイントとして言葉の定義っていうのがありました。
マネジメントっていう言葉はみんなも使うんですけれども、
名詞的に使うのか、あるいは動詞的に考えるのかっていうのでちょっと意味合い違ってくるですとか、
エグゼクティブとかマネージャーとかそういった言葉もですね、
ドラッガーの書籍の中ではいろんな意味を持って使われることがあるので、
ちょっとわかりにくいっていうのがありました。
こういう思想的な背景と経営学のアプローチ、
それから言葉の定義っていうのを抑えながら本を読んでいくと、
比較的に読みやすくなりますというお話をさせていただいたのが前回です。
現代の経営の本質
スピーカー 1
今回はですね、その3つのポイントを意識しながら、
改めてドラッガーの代表的な書籍を読んでいくというかひも解いていく、
2番系的に読んでいくっていうことをちょっとやってみたいなというふうに思います。
今回ピックアップする書籍はですね、
現代の経営という書籍になります。
この現代の経営という書籍はですね、
1954年ですね、第二次大戦が終わって10年経たないタイミングで、
ドラッガーが44歳の時に出版された書籍です。
現代の経営、2本目が現代の経営で、
現代はThe Practice of Managementという本です。
この本はですね、マネジメントを体系的に論じた最初期の書籍で、
ドラッガー経営学の原点と呼ばれたりしています。
今でも通用する内容というか原則がいっぱい書かれていて、
本当に古典的な名著と言われていて、
日本でもですね、マネジメントエッセンシャル版というのが一番、
ドラッガーの本では売れているんですけども、
その次ですね、2番目に読まれている著作がこの現代の経営になります。
在会人とか経営者の方々で、この本を一番に進めるという方が非常に多い、
そんな書籍でもありますね。
この現代の経営というのは、先ほど思想の背景、
おいたちのところで話をした産業社会だとか、
企業というのが主役なんだということに気づいた、
あとですね、経営あるいはマネジメントということに、
ドラッガーが初めて意見を述べた、そういう書籍になっています。
私もですね、最初に読んだのはもうそれこそ、
何かよく分かんないなと思いながら、
今から20年ぐらい前に読んでですね、
分かんないまま蓋して、ずっとレート保存し続けるという感じ。
キーワードだけちらちら見るみたいな感じだったんですけども、
それはこの1年ぐらいの間でですね、改めて読んでみて、
先ほどの3つのポイントに気をつけて読んでみると、
また違う見え方がしてきましたので、
それは共有できればと思います。
企業の目的と責任
スピーカー 1
違うといってもですね、
本当にドラッガーの研究者の方とか、
大ファンの方とかっていうのも当たり前に読んで、
そりゃそうだろうということかもしれないので、
本当にビギナーみたいなおじさんがですね、
読んだらこうだっていうのをちょっと紹介するぐらいに
ご理解いただければと思います。
早速、内容のほうに入っていきますと、
この現代の経営の目次なんですけれども、
福祉にはですね、全部で十何章まで書立てがあってですね、
結構文量は多いんです。
ハードカバーの本が上下巻で、
全部で600ページはいかないぐらいですね。
500何十ページあるような書籍になります。
その中にはマネジメントの本数とか、
マネジメントの3つの機能、
マネジメントの組織構造、
マネージャーについて、
マネジメントの責任、そんな感じの目次が並んでいます。
これ現代の経営っていうタイトルなんですけども、
現代がThe Practice of Managementですので、
マネジメントの実践というようなことができるので、
マネジメントを実践していくには、
どんなことに応慮しなきゃいけないのかとか、
何がポイントなのかっていうことが書かれている本だ
っていうふうに思っていただければいいと思います。
マネジメントと経営っていうのは
ニアリーイコールになっているんですけども、
ドラッガーの定義するマネジメントとは
こういうものだっていうものもありますので、
その辺りをちょっと紹介していきたいと思います。
この書籍の中で、
マネジメントっていう言葉が一番使われる単語になるんですけども、
この書籍の中でのマネジメントっていうのは、
企業のマネジメントっていう意味合いで使われています。
前回紹介した女子高生が
ドラッガーのマネジメントを読んだらみたいな、
スピーカー 2
女子マネジメント。
スピーカー 1
モシドラですね。
モシドラは当然企業ではないですよね。
あのマネジメントっていう書籍はですね、
企業以外の組織のマネジメントっていうところで
ちょっと広く捉えることができるんですけども、
この現代の経営という本は
企業のマネジメントっていう前提で書かれた書籍になります。
そういう前提でいくとですね、
まずは企業について、企業とは何なのかとか、
そういったものを理解しておいてですね、
中に入っていくと分かりやすいので、
企業についてこの書籍の中で
ドラッガーが解説している部分というのを
ちょっといくつかピックアップして
最初にご紹介したいと思います。
まずですね、企業の存在理由っていうのは何なのかっていうのが
結構最初の方にですね、説明されています。
企業の存在理由っていうのは、
財とサービスを提供するものであるって書いてあるんですね。
当たり前っちゃ当たり前ですよね。
普通の会社っていうのは商品、製品を作って届ける、
あるいはサービス業であればサービスを提供する
っていうところなんですけども、
要は企業の本質っていうのは
経済的な成果を外に出していくものですっていうことです。
当たり前っちゃ当たり前なんですけど、
それがもう存在理由であると。
その経済的な成果物を生み出さないのは
それはもう存在理由としても企業じゃないっていうぐらい
言っています。
それからその企業が財とサービスを提供するにあたってですね、
じゃあどうやって作るかっていうと、
いろんな資源をですね、外から企業が中に入れてですね、
その資源っていうのは分かりやすい言葉で言うと
人、物、金と言ったりしますよね。
その人、物、金っていうのを会社の中に取り込んで、
その人、物、金の合計ですね、
総額の合計に勝るより優れたものを出すと。
だから一回資源を50で入れて、
80の価値にして出すとか、そんなイメージですね。
入れたものよりも多く勝る優れたものを出していく
っていうのがポイントだということも言っています。
この考えですね、財とサービスの提供とか、
資源を入れてより高くして出す。
高くっていうのは金額に関わらずですね、
価値を上げて出すっていうのは、
この企業っていうのは、今申し上げたように
経済的成果を生み出すものって言ってるんですけども、
そもそものドラッガーの考えっていうのは、
社会とか人を幸せにする、より良くするものっていう風に考えていて、
企業っていうのは当然社会の中で存在するものだっていうところがあるんですね。
なのでその企業が扱う経営資源っていうのは、
社会からお借りするものっていう感覚があるんですね。
なのでそういった社会から一旦資源をお借りして、
それをより良いものにしてまた社会に還元するっていうような考え。
それが企業っていう存在です。
そのやり取りするのは経済的な成果、価値でやり取りするんですよっていうのが、
ドラッガーが言ってる企業とは何なのかっていうところですね。
あくまでも社会から一時的に資源というのは借りてるだけですという感覚なんですね。
ここが一般的な企業って資本家が投資をしてですね、
資本金を作ってそれでお金儲けをするって感じなんですけども、
その資本家から預かったお金自体も社会からお借りしてるものですっていう感覚なんですよ。
ここが企業を考えるときの資本主義的な枠組みではあるんですけども、
スピーカー 2
ちょっと捉え方っていうのが若干違うんですよね。
社会の一公正要素っていうところになります。
スピーカー 1
それからですね、そういった価値をどんどん出していく、
経済的成果を出していく企業なんですけども、
当然企業にも責任があります。
社会的な意義を出すとかっていうこともあるんですけども、
一番大事な責任は存続することっていうふうに言ってます。
企業っていうのは、もともと生まれたときにはプロジェクト的にですね、
一番最初の株式会社っていうのはプロジェクト的にいって、
みんなが出資して大公開次第に作ったのが最初なんですけども、
そこから先はですね、企業活動っていうのは何年にも渡って続いていくというのが前提になっています。
これは会計学でも継続企業の向上という言い方であるんですけども、
何よりもその経済活動、経済的成果を出すっていうことをずっと続けるってことが、
もう企業としての責任なんだよってことを明確に言っています。
で、これはお金儲けをし続けるとかっていうんじゃなくて、
とにかくもう価値を出すっていうことを続けなきゃいけないっていうのも大命題みたいな感じですね。
そこで責任と言ってるんですけども、
じゃあその責任を果たすんですけども、
そもそも企業っていうのは存在理由は財とサービスの提供でした。
でも、じゃあこの企業っていうのは存在理由はそうなんですけども、
何のために存在しているのかじゃなくて、
企業自体の目的っていうのは何なのかというのがあります。
生まれた経済的価値、財、サービスを提供するっていうのが企業をたらしめるものなんだと思うんですけども、
目的は何かというところで言うと、ここは有名なフレーズになるんですが、
企業の目的は顧客の創造であるという言葉をですね、
ここではこのドラッガーは現代の経営というところで初めて言っています。
企業の目的は顧客の創造である、何となくそれっぽい言葉なんですけども、
よくよく考えると何かよく分かってるの分かんないよなって言葉でもあると思うんですよね。
で、この顧客っていうのがいきなり登場してきました。
しかも顧客をクリエイトするっていうことを言ってるんですね、創造すると。
で、これどういうことかっていうと、
企業の社会的存在
スピーカー 1
これあの先ほどの企業っていうのは社会的な存在であって、
資源をお借りして出すって話をしたんですけども、
とにかく企業は社会の機関だから、
その目的っていうものも企業の中にあるんではなくて、
外にある、社会にあるっていうのがドラッガーの定義なんですね。
外っていうのは何かっていうと、
その企業がやり取りするお客さんに企業の目的っていうのがあると言います。
その企業が活動する行為っていうのが人の欲求ですね。
それを需要という形で有効需要として変えたときに初めてお客さんが生まれます。
初めてそこに市場が生まれるってことになります。
とにかく企業が何なのかっていうのを決めるのはお客さん以外ないということですね。
自分はこんなものを作ってます、これを提供してますっていうのは企業が言うんじゃなくて、
お客さんから見てこれはどんな会社だ、これを目的とした企業であるっていうことは、
あくまでもお客さんからじゃないと定義できないっていうことを徹底的に言ってます。
要は企業ってお客さんがいないと存在し得ないというところですね。
なのでドラッガーの定義だけで言うと、
これから世の中にすごいものを作って世に出していくぞって言って研究開発をして、
ひたすらこうなんかやってるっていうことだけの瞬間でまた企業としてなし、
目的としてはお客さんが存在してない状況ですからね。
そこからお客さんのところにお客さんを作ってこれを売っていく、提供していくことができて、
初めてその企業は目的を果たしていることになるということになります。
じゃあその企業が顧客を創造するっていう目的を果たすためにですね、
企業はどんな機能を持ってなきゃいけないのかというのは次にですね、
ドラッガーが言っていて、その企業の機能は2つしかないって言ってですね、
その2つっていうのがマーケティングとイノベーションだと言っています。
マーケティングとイノベーションという言葉はよく使われるものだと思いますし、
イノベーションについては2番経路の中でも1回扱ったことがありますけれども、
これですね、マーケティングの言葉の定義っていうのはググってもらえば出てくるものだと思うんですけれども、
すごく雑に簡単に言うと、今いる潜在的なお客様が何を求めているのかっていうのを正しく理解して、
それを提供する、売るっていうことの手前までっていうんですかね、
売る行為も含めてマーケティングと言ってもいいんですけれども、
潜在顧客に今何を提供すればいいのかっていうのを考えて、
その段取りをしていくっていうのがマーケティング活動になります。
これは企業のマーケティング部門がいろんなアンケートを取ったり商品企画をするっていう活動じゃなくて、
企業活動全部がマーケティングっていうような意味合いですね。
これが1つ企業の機能になります。
もう1個がイノベーションと言ってるんですけど、
今度このイノベーションっていうのは一旦マーケティングで、
今の潜在顧客何求めているのか、今のニーズは何かっていうのを調べて出していくってことをマーケティング活動でやりました。
今度イノベーションっていうのは企業っていうのは、
昨日よりも今日、今日よりも明日、どんどんどんどんより優れたものを出し続けなきゃいけないっていう責任も負っているんですね。
なので、より高い価値のものを提供していくためにですね、やっていく活動がイノベーションというものになります。
わかりやすいのは、毎年モデルチェンジするようなiPhoneでも何でもいいですね、プロダクトとかですね。
よりお客さんのニーズに合う。
あるいは今はニーズがないんだけど、来年新しいモデルではこんな機能がつくんでっていうので、そこでマーケティングが広がるというように、
その製品そのものあるいはサービスそのものをイノベーションしていくっていう考え方があります。
そうするとですね、じゃあその製品開発とか企画をしている人だけがイノベーションできるかっていうと、そうではなくてですね、
製品とかサービスを提供するやり方そのもののイノベーションっていうのもある。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
製品は同じだけれども、その使い方だったり届け方によって変わるっていうのもあるかもしれないです。
ちょっと古い話かもしれないんですけども、福岡といえばですね、明太子っていう有名な土産品というかありますよね。
福岡の明太子っていうのは、もともと福岡県でしか食べれないものだったそうです。
それはあの鮮度の問題ですね。
それが全国区になったのは1970年以降らしいんですけども、
なんでかって言ったら、新幹線で持っていけるっていうことができて初めて全国に広がったりします。
もちろん捕鶏の技術もそうかもしれないんですけども、これ明太子っていうプロダクトは全く変わってないんですよね。
でも流通させる技術が変わるっていうことで、どんどんまた新しい市場ができるってことになります。
4,50年前の例を出さなくても、Uberもそうかもしれないですし、Amazonで本が届くっていうようなことも本っていうプロダクトは変わってないけれども、流通が変わるという感じかもしれないですね。
Kindleっていう製品が変わるっていうのもあるかもしれないです。
そういったこともあります。
あとはビジネスモデルそのものもあるかもしれないですし、あと届け方も製品も全く変わらないです。
でも半年経ったらその定価が3割引きになりました。
こんなことあるかもしれないですね。
これは小売店の割引じゃなくて、もうメーカーの標準価格が下がるってこともありますよね。
これメーカーの努力によって価格が下がるみたいなことです。
でもプロダクトは全く一緒。値段が下がっただけ。
でもこれもイノベーションなんですね。
お客さんに届くものは一緒なんですけども、それは作り方が変えたかもしれない。
部材の調達方法が変わったかもしれない。
設計が変わったかもしれない。
あるいはもうアウトソースして外部に住宅製造をお願いして安くなったのかもしれない。
わからないんですけども、そういったことも含めてイノベーションっていうのを起こせると。
なのでイノベーションっていろんなところで起こすことができるよっていうことですね。
このマーケティング、今あるニーズっていうのは何なのかっていうのを話すマーケティングと
これからの新しい価値を生み出す活動、イノベーション。
この2つっていうのが企業が持っている機能ですと。
その機能を果たして顧客を創造していく。
需要をそこに作っていくっていうイメージですね。
それが企業の目的なんですっていうのがこのドラッガーの一番重要な主張になります。
マーケティングとイノベーション
スピーカー 1
このマーケティングとイノベーションの話をしたんですけど、
もう1個ドラッガーはそこに企業活動として被せているものがあって、
それが生産性というものになります。
生産性っていうのは皆さんがイメージする効率化とか、
コストを下げるとかスピーディーにするとか、そういった意味合いの生産性ということで理解いただいていいです。
ドラッガーって結構ゴリゴリのマッチョなビジネスパーソン的な感覚持ってて、
無駄なことをやらないとか、ちゃんと目標通り計画通りしっかりやっていくっていうような考えもしっかり持たれています。
なので毎年より優れたものを提供し続けなきゃいけないっていう概念があるので、
当然生産性を上げていくっていうこと、これも大事なことだよというふうに言っています。
ここが企業の活動目的ですとか、存在理由とか企業が持っている機能、そこら辺の説明になります。
スピーカー 2
でもあれですね、かつみさんも一回読んだときに、昔読んだときに何か分かるようで分かんなかったとおっしゃってたと思うんですけれども、
まさに今僕も聞いててそういう気持ちで。
言ってしまうと非常に今でも基礎的に何か考える。視点とかもちろん違いはあるんですけど、
なんかそういうことですよね。でもポイントはこれがやっぱりさっき言った70年ぐらい前に約出版されているということで、
その時に言ってたことが、逆に言うと今そんなにすごく突飛なことに聞こえないっていうのがすごさっていう気がしましたね。
スピーカー 1
そうですよね。普通に今のビジネスに書いてある。
スピーカー 2
今年出た本にこういうこと書いてるものもあるしっていう話なので、すごいなそれが。
スピーカー 1
そうなんですよね。ちょっと分かりにくいっていう話をして、今淡々と説明して聞いてくださった方、しらあさんも、
なんとなく企業ってそういうもんなんだなとか、こんな機能があるんだなっていうのはご理解いただけたんじゃないかなと思うんですけども、
今の説明ってほとんどドラッガーの書籍に書かれている文章を私がうまくつなげながらお伝えしているんですけども、
これですね、企業とは何か、存在理由、目的、機能っていう感じで、企業っていうタイトルで並んでると結構わかりやすいと思うんですけども、
今言った文章一つ一つが本の中に点在してるんですよ。
スピーカー 2
そうなんですね。なるほど。
スピーカー 1
一番最初に企業とはほにゃららじゃなくて、後半の方に企業の存在理由はこうだから、こうしなきゃいけないみたいなことを書いてあるんですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
なので、あれ企業ってこういうもんだっていうの前に書いてあったよなと。
あれは目的かと、こっちは存在理由かとか、そういう感じになってて、それがですね、文章一つ一つは読めるので、
なんとなく企業の定義ってなんだったっけみたいなのが出てくるっていう、そういうのがすごく多いですね、トラッカーの出席っていうのは。
なのでちょっと並べ直して理解し直すとすんなり入るっていう言葉の定義というか、
本当経営学的なアカデミックにやってる論拠積み上げ型のものじゃないなっていうのが本当にわかる。
確かに確かに。
今ですね、その企業っていうのを主語にしてですね、いろいろお話をしたんですけれども、
今日はですね、ちょっと時間もあれなんですけども、一つ二つですね、重要なキーワードっていうのを押さえていきたいと思います。
それはですね、この本のタイトルにもなってるマネジメントですね。
The Practice of Managementですので、マネジメントっていうのは何なのか。
先ほどの企業の定義っていうのはわかりました。
社会的な存在で経済的価値を出していく目的っていうのは顧客の想像であると。
イノベーション、マーケティングをやって生産性を上げていく、そういう企業っていうのがあるんですけども。
ではマネジメントっていうのは何なのかというとですね、このマネジメントの定義をスコーンと見てもですね、全然意味がわかんないんです。
スピーカー 2
マネジメントとはホニャララって書いてあるのを読むとですね、組織をして成果を上げさせるための道具、機能、機関である、って感じなんですね。
スピーカー 1
マネジメントとは社長を中心とする経営体制のことであるとかって言ったらなんとなくそうかって思うじゃないですか。
でもそんな書き方してくれないんですね、ドラッガーさんは。
で、マネジメントとはこれだっていう定義はですね、もう一つあります。
マネジメントとは事業、これ英語ではビジネスですね、事業、それから経営管理者、これ現状だとマネージャーです。
事業をマネージャー、それから人と仕事、これらそれぞれをマネジメントする多目的の機関であるって書いてあるんですよ。
マネジメントの定義を聞いてるのにこの三つを言ってそれをマネジメントするって言ってる。
スピーカー 2
言ってるっていう、ループするやつですね。
ループするやつです。
スピーカー 1
もう混乱めっちゃするという感じなんですよね。
スピーカー 2
そもそもその前の定義でも道具、機能、機関、言いたいことはわかるんですけど、その一つの言葉で確かにそういう側面があるので、どれやねんっていう感じになりますもんね。
スピーカー 1
ここでマネジメントっていうのを名詞的に扱うと、確かに会社、企業の機関であるっていう機関とか機能であるっていうふうに理解するといいかなと。
経営者の集まりみたいな取締役会とか幹部会とかそういう感じじゃなくて、あるいはマネージャーが集まるとかそういうのではなくて、何かを動かしていく、そういう機能であるっていう感じなんですね、意味合いとして。
じゃあ何を動かすのがマネジメントなのかっていうと、一つは事業、一つは経営管理者、一つは人と仕事ですよ。
なるほどなるほど。
スピーカー 2
そういうことか、それらを動かすってことだね。
スピーカー 1
そうです。これを動かして、企業の存在理由だったり企業の目的を果たす、そのために動くのがマネジメントですよっていうことを言っています。
なるほど。
マネジメントの基本
スピーカー 1
なので、この事業、企業とそれからビジネス、そういったものに活動させるっていう、そこのエンジンみたいなものはこのマネジメントですよということを言っています。
なのでその経済的な成果を上げるというのが存在理由としてありましたので、逆にマネジメントがその企業を動かして経済的な成果を生み出さなければ全然意味ないと。
そこに携わっている人みんなもう総督会だみたいな感じで言っています。
結果を出せと。とにかく成果が大事。成果を出さないマネジメントはマネジメントでもなんでもないみたいな感じなんですね、村川さんは。
これがマネジメントというものになります。
そのマネジメントを考えるときにですね、一個経済的な成果を出さなきゃいけないんですけども、そのときのポイントでよく言われるのが利益という言葉があると思いますね。
一般的にその企業とは何かと利益を生む存在であると言ったりもするんですけども、村川も利益を出すこと自体を否定していることはないんですね。
なんですけども利益っていうのは全然目的じゃないよと。企業の目的はあくまでも顧客の想像であると。利益っていうのは内側のものですよねと。
なので社会的存在なので企業の目的を決めるのは外です。つまりお客さんです。ここは絶対動かさないんですね。
じゃあ利益っていうのは何なのかっていうと目的ではなくて条件だって言ってます。
この条件というのは何かというと、利益の前に先ほど企業の責任というので、企業っていうのは存続しなくてはいけないっていう話があったと思います。
存続をさせることが重要なんですけども、当然世の中っていうのは何が起きるかわかんないですよね。
昨日までうまくいったことが何かの事情でどっかの大統領が関税率上げるぞって急激に下がることとかってあるわけです。
パンデミックが起こって今までできてた商売ができないっていうこともあります。
なのでそういった不足な事態、リスクですよね。
それに備えていざっていうときのためのお金を蓄えておく必要があります。
そのリスクに備えるためのお金、それは利益から生み出すしかないというところですね。
これが一つです。
あとそれから企業っていうのはよりいいものを出し続けなきゃいけないということになります。
去年の製品よりいいものを出す。
去年の製品をよりいい形で世に提供するっていうことを定められていますので、
イノベーションを繰り返していかなきゃいけないので、そのためのお金も必要ですよね。
なのでその能力を上げていく、維持するためのお金っていうのも必要になります。
なのでそのリスクに備えるっていうのと、イノベーションを起こす、より良くしていくためのお金っていうのが必要で、
それを抑えるための利益、これも作んなきゃいけないと。
だからその存続させるための条件ですね。
それが利益なんですよっていうことをドラッガーは言っています。
それを目的にするんじゃないと。
利益を最大化するっていうのが一般的な企業の目的だったり、企業人の目的って言われてるんですけど、
資本主義ってそういうものだって感じなんですけども、ドラッガーの定義ではそうではないんですよね。
スピーカー 2
なるほど。
企業、いわゆる法人ですよね。
法人っていう言葉で日本語だと言ったりはしますけど、ここの利益のところの条件、利益は条件であるってところを見ると、
非常に、今日企業の話をしたんですけど、擬人化してるような気もしてて。
スピーカー 1
一人の人が生きるためにお金稼ぎが目的じゃなくて、まず生きることが大事じゃないですか。
スピーカー 2
人間も。そこにすごく、もしかしたら重ねてるのかなと思っちゃったりしましたね。
スピーカー 1
そうですね。ご飯食べないと何もできないでしょう。
ご飯食べるためのお金はちゃんと取りなさいよっていう。
スピーカー 2
取りなさいよって感じだし、将来に関しての貯蓄もだから必要で。
だから一定レベル生きる条件としてはいるよねみたいな。
面白い。
スピーカー 1
ここが最大化じゃないんですね。最低限の利益っていう言い方をするんですよ、ドラッガーは。
リスクに備えていいものを出していくための最低限の利益は何なのかっていうことをマネジメントとして意識しなきゃいけないっていうことを言っていますね。
企業の目的と存在意義
スピーカー 2
ドラッガーの言葉って難しくないから難しいですね。
スピーカー 1
そうなんですよ。今の言葉ぴったりですね。
スピーカー 2
今日なんか聞いて覚えたな。
これが難しい専門用語とかいろいろ入ってた方が意味は特定される、捉え方が固定されるじゃないですか。一見難しいんですけど、逆に中学生でも全然わかる内容だからこそ深い。深いなって思いました。
スピーカー 1
深いんですよね。全部の単語わかるんですよ。
スピーカー 2
いやすごいな。改めてちょっとそれ思いました。
スピーカー 1
今回ちょっとこの本を読みにあたってどうしても理解できないところとか、これ企業なのか事業なのかとか、この経営管理者の意味って何だろうとかっていうので、英語版もちょっと入手してですね、全部確認していったんですね、気になるところとか。
スピーカー 2
そうか役がどうなってるかによるから。
スピーカー 1
確かに分量は多いんですけども、英語でもまあまあ読めると思います。
そうか単語が簡単なんだ。
もちろん日本語のほうが読むの早いとは思うんですけれども、英語のほうも意外と英語の勉強してる人チャレンジしても全然いいかもしれないなっていうぐらいの変異な英語が書かれてます。
ただ文章はどっちなんだろうっていう、つながんないっていうのが起きるんです。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
という感じで、言葉の定義、重要なキーワードっていうのを押さえたので、次回はもう次回で探しますけれども、また本の内容のところにもうちょっと入っていきたいと思います。
スピーカー 2
ありがとうございます。
2番K、組織を支えるNo.2の引きこもごも、ここまでお聞きいただきありがとうございました。
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ここまでのお相手は、しだれゆうすけと、
スピーカー 1
かつみやすいででした。
ありがとうございました。
33:55

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