2025-08-18 29:14

#12「海の映画といえば!」 #ジョーズ #温泉シャーク #エアポート77 #映画とガジェット

ジョーズ 温泉シャーク ポセイドン・アドベンチャー エアポート77 スピード2 パイレーツ・オブ・カリビアン フック コクリコ坂 崖の上のポニョ アビス 終戦のローレライ スーパーハッピーフォエバー 海の上のピアニスト アンダーグラウンド 犬の裁判 南極物語 史上最大の作戦 プライベートライアン ベン・ハー トラ・トラ・トラ 戦国自衛隊

サマリー

ポッドキャストでは、映画『ジョーズ』や日本のB級ホラー『温泉シャーク』について語られ、特に『ジョーズ』の名シーンが深く掘り下げられています。また、映画『ポセイドンアドベンチャー』や『エアポート77』などの海に関連する映画についても触れられています。いくつかの海に関連する映画が紹介されており、特に『ジョーズ』や『アビス』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの名作映画と、それに関連したエピソードについて語られています。本エピソードでは、『ジョーズ』や『温泉シャーク』、さらに『エアポート77』が取り上げられ、映画制作におけるCG技術と実写の違いについて議論されます。特に、実際の戦争映画や特殊撮影技術の重要性が強調され、視聴者に映画への新たな視点が提供されます。

『ジョーズ』の恐怖
ジョニーと館長の映画とガジェット、ポッドキャスト。始まりましたー。始まりましたー。
いやー、6月がね、終わって。もう今年も半分終わっちゃいましたね。そうなんですよ。聞いてください。6月は祝日がありませんでした。うん、確かに。しかし、7月は海の日があります。お!あるんですね。まあ毎年あるけど、嬉しいね。今年も漏れなくありますよ。海の日。海の日といえば海の映画。海の映画といえば、ででん。
ででん。ででん。でんでんでんでんでんでん。長いって。やっぱね、ジョーズ。ジョーズは本当にね、怖い映画でしたね。いや、ジョーズといえば館長じゃないですか。なんですか?引き、引きながらズームするみたいだし。よくそこに行きましたね。これはやっぱり個人的にはまったところを聞きたいんで。
ありがとうございます。まあジョーズはよくテレビの横垣劇場でね、流れた映画なんですけど。過去の話です。スピルバーグってやっぱりちょっと映像テクニシャンなので、面白い映像のカットを作るんですけど、ジョーズの中でも特に印象的なのが、最初にロイ・シャイダーが警察署長で、なんかサメが出るぞって話になってるんだけど、海開きしたいって市長の説得に負けて海を開いちゃってるんだけど、一応海にいるわけですよ、その警察署長が。
そしたら向こうでわーきゃーっていう悲鳴が聞こえて、なんか血しぶきが上がるわけですよ。
ドボドボドボって。
すごい嫌な血しぶきを。
嫌な血しぶき。
血しぶきを見た瞬間、日焼けチェアみたいなところにいたロイ・シャイダーに向けてカメラがギヨーンって近寄ってくるのに、なんか遠近感が崩れて、後ろの背景が迫ってくるのにロイ・シャイダーの顔が前に迫ってくるみたいな、なんかよくわからないショットが挟まれるんですよ。
これ皆さんね、ジョーズの予告編とかをね、YouTubeで見ていただくと、それは大体予告に使われてるんですよ。
これは何というショットだろうと思って、僕もそのビデオを持ってたんですけど。
当時いくつだったんですか。
12歳くらいだったと思いますけど、家にあるビデオでズームしてみると、そうはなんないし。
ビデオってベータムービーね。
ビデオカメラが比較的あった家だったので、自分で試してみたら、なかなかあの絵にならないんですよ。
ロイ・シャイダーがシューって顔が。
ただズームするだけだとね、違うと。
これはどうやってんだろう、どうやってんだろうってやってたときに、あるとき偶然にカメラは近づいていくんですけど、ズームを逆にしてくっていう手法がわかったんですね。
つまりカメラとの距離は変わってくけども、ズームをコントロールすることで、画角は変わらないのに遠近感だけが変わると。
これは後々勉強すると、別にスピルバッグを初めてやったわけじゃなくて、サスペンスの神様と言われたアルフレッド・ヒッチコックが、
目眩という、高所恐怖症の男を描いた映画があったんですけども、この螺旋階段を上から見ると高いから気持ち悪くなっちゃう。
怖くなっちゃうっていう、その幻覚的なシーンに、その螺旋階段をそういう手法で撮ってるのが最初だというふうに映画史では言われてまして、
目眩ショットって言われたり、目眩ってのは現代でバーディゴって言うんですけども、バーディゴショットって言われたり、逆ズーム。
ズームしながら逆にカメラを引いていく、もしくは寄せていくということで、逆ズームというように言われたということでございますね。
長かったです。すみません、説明が。
天才かわいい少年が気づいたと、当時。何のヒントもなしに。
それが嬉しかったの。今みたいにウィキペディアとか検索すれば、ジョーズのあのショットとか出てこないよね。
そういう言い方が出ますけどね、AIとかジェミニとかに答えられて。
しかもそんなショット個別を解説するYouTuberとかいなかったんですよ。
自分がやってね、やっと気づいたっていう。
あれは嬉しかったですけどね、すみません。
感情から当時作った映画にもそれを採用されたんですか。
採用、もう何回も採用。
しつこい、しつこい。
『温泉シャーク』のB級映画
毎回使って、しつこい、しつこい、もう本当に。バカのひととばみたいにやってましたけど。
俺の必殺技。
分かるか、これをみたいな。
僕はね、ちょっと恥ずかしながらジョーズは見てないんですけど。
ほぼジョーズ、和製ジョーズと言われる温泉シャークは見たことあるんですよ。
和製ジョーズは温泉シャークだったのか。
温泉シャークは見たことある。
これで去年公開で。
またね、吉祥寺でアップリンク見に行ったんですけど。
舞台は、確かね、熱海なんですよ。
熱海!
熱海って言ってんじゃない?
何だっけ、熱海市だったかな。ほぼ熱海なんですけど。
文字ってんだよね。
熱海だったかな。ほぼ熱海なんですよ。
熱海が舞台で。
これ笑えるの?
B級もE級とか爆笑ですよ。
わけわからん映画です。特撮もありですしね。
だってもう温泉からサメですよ。
どの排水溝から出てくるの?どうしてそこにシャークが出てくるの?
ジョーズは海じゃないですか。分かりますよ。
温泉シャークは古代サメといって、もちろん架空のサメですよ。
温泉の中で生きられる生態なんですよ。
温泉の原生の中にいるんですね。
熱海市は当然温泉で有名じゃないですか。
温泉のパイプを通じて。
最初はちっちゃいってこと?
骨が軟骨なんですよ。細いパイプ通るんですよ。
そんなすごいな。
ご都合主義だぜ。
タイトルありきなんですけど。
温泉パイプを通じて熱海中の温泉を並ぶ。
個人で温泉を引いているオタクもあるじゃないですか。
そこにお風呂入ったら急にガーって食べられちゃうみたいな。
でかくなってるの?
サメサイズです。パイプを通って。
予告編なんかが、銭湯でお姉さんがお風呂入ってると思ったら、
後ろに口を上げたサメみたいなのがいる。
じゃあ海水浴と違って、おっぱいポロリンがあるっていうか、
ちょっと裸のサービスもあるのかな?
ない。
ないんだ、それは。
バスタオルなんだ。
おっぱいバレーほどじゃないですよ。
おっぱいバレーだって詐欺じゃないですか。
出てこないからね。
ちゃんと温泉シャークは温泉もシャークも出てくるんで。
ほんとです。
ちなみに2もね、フラウドファンディング集まったのかな?2制作中で。
で、温泉シャークはですね、ロボットに乗って戦ったり、
マッチョが温泉で戦ったり、わけわかんないんですよ。
わけわかんないんですけど、まとまってるんですね、最後に。
面白かったなみたいな。
そう、うまくどちらからはない。
こちら買ったのがうまく収束するんですよ。
それは監督の腕ですね、これ。
しかもロボットに乗るのがね、熱海市長なんですよ。市長がロボットに乗って戦うんですよ。
すごい。
操縦士かパイロン。
インディペンデンスデーもびっくりじゃないですか。大統領戦闘機に乗ってるぞみたいな。
だからなんていうのかな、たとえば、これはたとえなんですけどね、
ビュッフェに行って好きなものばっかりとってて、味がぐちゃぐちゃかと思ったら、
意外とみたいな。カレーもハンバーグも餃子もラーメンもデザートもケーキもアイスも食べちゃうけど、
意外と全部まとまってたなみたいな。そんな映画ですね。
のこのこ、タイトルのB級館とは裏腹に意外とまとまってると。
海の映画の傑作
大統領の感じ。
いいね。
肩の力を見てほしい。ぜひ見てほしい。
肩の力を抜いてね。
あと海といえばね、海のスペクタクルというか、
たとえばトロイとか古いローマの海戦映画とかもあるけども、
ポセイドンアドベンチャー。
アドベンチャーで船がね。
ポセイドンっていうのでリメイクしたんで、ポセイドンっていうのもあるんだけど、
ジーン・ハックマンが出てるポセイドンアドベンチャーっていうのは。
アドベンチャーがね、面白いですよね。
船がポセイドン号にすごい大波が来て、バーンとひっくり返っちゃうんですよ。
そんな風に本当はひっくり返るんだけど。
タイタニックのことありますからね。
上手く180度回転するんですよ。
ひっくり返っちゃう。
ひっくり返ってそこで止まるんですよ。
だから全部180度逆転しちゃった船の中で生き残った人が。
しかも水も侵入してくるんですよね。
どうやって助かるかという対策パニック映画の一番最初のヒット作。
それからタワリングインフェルノとかね。
そうそう、海版タワリングインフェルノみたいな感じ。
逆さになっちゃったからどっちへ逃げたらいいかわかんないってパニックになってるときに、
船のそこに行けばそっちが逃げられるはずだという人と、
いやそんなわけはないからこっちから逃げようという人といろんな人がいる。
そもそも船の中にいますからね。
俯瞰に見てるわけじゃないから逆さになってることが正しいかどうかも怪しいですけどね。
で、結構牧師さんが主演なんですけど、
ジン・ハクマンは牧師さんなんですけど、牧師さんが皆さんを導いて船の底へ行くと。
見せ場はやっぱり牧師さんが最後に結構体を張るシーンがあるんですけども、
そこは結構涙なしでは見られないというシーンになっておりまして、
実は船が転覆するシーンは最初の10分くらいで終わっちゃって、
あとは船内の描写なんですけども、今見ても面白いんじゃないかなと思いますし、
その後作られたパニック映画で、エアポートシリーズっていうのがあったんですね。
エアポートシリーズはありますね。
最初は大空港っていうのがあって、
その後にエアポートというタイトルで、あれは日本タイトルだからエアポートになったのか、
シリーズっぽくエアポート75、77、バルミューダートライアングルみたいな。
そのバルミューダートライアングルは確か海に墜落しちゃった飛行機が、
でも機体は壊れなかったんで沈んじゃったと。
沈むんだけど、中は一応空気がまだあるけど、だんだん水が侵入してくるし、
海溝棚みたいなところにいるから、人の移動だけで時々グラグラってなるみたいな。
そういう次元サスペンス。つまり海の中に入っちゃった飛行機からどうやって助かるかなというね。
海映画でしたね。空映画かと思いきや海映画でしたね。意外な。
ありました。
あとスピード2。
スピード2。寄せばいいのに2を作ってしまった。
しかもキアヌ・リーブスじゃない。
そう、キアヌ・リーブス出てないんですよ。
あんた誰っていうね。
そんなことないですけど。プラトンに出てる、何でしたっけ。
ウィリアム・デフォー。
ウィリアム・デフォーが出てるから俺はバッチリでした。
もう昼にチースはしてるやつ。
ウィリアム・デフォーの悪役顔。スパイダーマンから入ったね、ウィリアム・デフォー僕は。
とにかく顔が長いな、あの人。
島田旧作ですから。西洋の島田旧作ですから。
スピード2のイメージありますね。
でも車をね、1で車取られちゃう人も2でも出てきますからね。
そうだったっけ。1はバスが止まらなくなるんだけど、2は?
豪華客船が止まらなくなる。
客船が止まらなくなる。だから水上バイクとかも出てくるしね。
出てきますよ。
海にまつわる映画の魅力
港に突っ込んできちゃうんですよね、船ごと。バキバキバキバキって。
あれが見せ場だったけどね、なかなかヒットしなかった。
海絵がいいですね。
あと、パイレーツ・オブ・カリビアン。
それは海ですよ、タコ伯爵みたいなの出てきますよね。
あれ最高ですよね、メデューサみたいにニョロニョロしてますね。
パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズが長すぎるんですけど、どれくらいありましたっけ?
ロード・オブ・ザ・リングくらいあったよね。
ロード・オブ・ザ・リングは僕はしっかり見たんですけど。
パイレーツ・オブ・カリビアンはあんまり見てないですね。
海賊物って汚いんだよね、絵がね。海賊船だから。
臭そうっていうか。
臭そうですね、確かに確かに。
あれ好みあるよね、海賊船。
海賊映画、フックとかもありましたよね。
ああ、ダスティ・ホーマンがフックやってたよね。ロビン・ウィリアムスが妖精やってたんだけど。
大人になった?
なりきれなかった?
ロビン・ウィリアムスがピーター・パンみたいな話ですよね、確か。
ありましたね。確かあれですよ、プリティ・ウーマンの彼女も出てましたね。
出てきません、名前が。
ウェンディ・ネフかな。
そうです。誰だったかな。出ませんね。
ちょっと検索しましょう。
口の大きい女優さんですね。
口のいい。
ひどいな。
情報がない。ジュリア・ロボットがティン・カーベル役ですよ。
そうです。
40歳になったピーター・パンが船長と再び戦うという話ですね。
なんか結構説得っぽかったね、この映画。
まあ、もともとファンタジーの映画ですからね、どうしても。
海ね。
あとコクリ・コザカからじゃないですか。
コクリ・コザカ、ジブリですか。
あれも横浜ですよね、確か舞台が。
あとポニョも海沿いじゃないですか。
確かに、崖の上のポニョですけど海の上に乗ってたような。
乗ってたっけ?
しっかり海、海、海してますけど。だってポニョ自体魚の子ですからね。
あとアビス。アビスってね、キャメロンがターミネラー2の前に作った深海映画なの。
深海映画なんですか。
深海のなんか基地の中で変な生き物ができちゃうみたいな話なんだけど、
生き物が液体金属みたいな水が相手の顔を見たら相手の顔になるみたいな。
まさにね、その技術の基礎技術ができたのはアビスを作ったからなんですよ。
ところがこのアビスの主演はね、エド・ハリスっていうね、ライトスタッフでグレン大佐を演じてた人。
ザ・ロックで反乱軍の将校を率いる人、つまりメイバイプレイヤーが主演になったんですけど、
主演としては花がなくて、なんか弱かったっていうのもあって、
なんか結構そこそこ面白いのに、あんまりこう受け入れられなかった、不運な映画アビスというのがあります。
なるほどね。
あとやっぱり海といえば潜水艦映画もありますね。
潜水艦映画。
戦争映画。
僕弱いんで、陸戦が好きだね。
陸戦。あ、そうだろうね。Uボートとかで。
全然ダメ。唯一海軍なのが地獄の目視録ですよ。
面白いね。やっぱり戦争映画好きってみんな好きなわけじゃなくて。
海は広くない。土地が壊れないんで。バキバキ木が割れるとか、飛行機が飛んでとかないんで。
そういう何かミシミシと破壊されるところがね。
そうそうそう。
だから潜水艦映画って映画界で言うとやっぱり未出劇になるから、割と傑作が多いと言われて、限られた状況でシナリオを作るから、
どうしても絵は単調なのにシナリオが面白いということで傑作になりがちで、
クリムゾンタイドとか、K-19とか、レッドオクトバーウェイとか、みんなそこそこ面白いという。Uボートもそうだし。
潜水艦映画の特徴
邦画の潜水艦もありますよね。
あった!あのね、樋口監督が、樋口がごめんなさい、山崎さん。
真夏のオリオン。
あとね、あれがありましたよ。第3の原爆を運ぼうとしているB-29の出撃を阻止するために、日本のU-157が頑張るという映画がありましたね。
山崎監督、いわゆるゴジラ-1の監督の作品でありました。
現実歴史なんだけど、ちょっとプラスアルファしてそれを阻止したという話。
核戦機作るね。
面白かったなと思いましたね。
なるほど、なるほど。
海もいろいろありますね。確かに海って広いから、上でもあるし、海辺でもあるけど、深海もあるし。
海の中が多いんで、海辺映画もいいですか?
海辺のポーリーヌ?
ちょっと見てないんですけど。
スーパーハッピー・フォーエヴァーというフォー画がありまして、2024年公開の映画ですけどね。
最近ですね。
僕これ、下高江戸シネマで見たんですが、結構これ良かった映画なんですよ。
あらすじを見ますと、2023年8月19日、伊豆にある海辺のリゾートホテルを訪れた幼馴染の佐野とタミヤ。
そのホテルは間もなく閉館することになっており、アンをはじめとしたベトナム人の従業員たちは一足早く退職日を迎えようとしていた。
佐野は5年前にここで出会って恋に落ち、結婚した妻の凪を最近なくしたばかり。
妻との思い出に固執し、やけになる佐野の様子を見兼ねたミヤタは、友人として助言をするものの、その言葉は佐野に届かない。
二人は数少ない言葉を交わしながら思い出の場所を巡り、5年前に凪がなくした赤い帽子を探すが…。
伊豆が舞台で佐野とミヤタという男性が出ているんですけど、
佐野さんが5年前になくした帽子を探しているんですけど、当然、常識で考えれば見つからないじゃないですか。
だけど、亡くなった奥さんの思い出を思い返すために、しつこく5年前でも見つかることもないように探していて、
友人のミヤタも留めに入る、留めてもいい加減にしないよみたいな、付き合ってあげる友人なんですけど、
ミヤタも信仰宗教に入っている、スーパーハッピーフォーエバーという、
映画は信仰宗教の映画じゃないんですよ。
この最高がずっと続けばいいのになみたいなセリフを言うシーンがあったり、それぞれの出演者の中で楽しい思いがずっと続けばいいのになっていう思いがこの映画のタイトルにはなっているんですけど、
いろんな小伊豆の映画で、伊豆が舞台の映画で、宝賀らしく何も大きい事件が起きているアクションはないんですが、心に刺さる伊豆。
心の奇妙を描いていく系ですね。
という感じですね。
ベトナム人のホテルの従業員のアンって出てくるんですけど、
当然、このアンさんは5年前にナギさんと会ってるんですけど、サノーさん、旦那さんとサノーさんには会ってなくて、
5年後の世界、映画の中で現在では、サノーとアンは知り合いじゃないんですよ、当然。
5年前にナギさんは会ってるんですけど、サノーとナギの関係のことは知らないんで。
だから、帽子を探してるってことも知らずに、人ごとに過ごしていくっていうのがまた歯がゆいけどちょっと面白いみたいな。
海に関する個人的なエピソード
歯がゆさっていうのは日本映画が得意とする表現だね。
ムズムズする感じね。
ダンサイン・ザ・ダークなんかも歯がゆいっていうか、宝賀じゃないですけど。
ダンサイン・ザ・ダーク?
宝賀?
宝賀じゃないですけどね。
歯がゆいっていうかあれは暗かったな。
暗いか暗いかですね。ミュージカルというか。
美奥ね。
そうですそうです。
あれはつらい。ラルス・モントリアー見るのがつらい。
今思い出したけどね、海の上のピアニストっていう映画がありまして、
これはニューシネマ・パラダイスのジュゼッペ・トルナトーレというのが撮ってるんですけど、
昔の1930年とか20年代のタイタニックみたいな旅客体制を一週間で横断するみたいな。
その従業員同士が恋愛して、子供が生まれちゃったんですよ。船の上で。
ところが本当に戸籍とかも取らないまま、そのまま船で育っちゃった子供がいるっていう話で、
その人がいつの間にか育って、だから一回も陸地に降りないままピアニストになって、
余興じゃないけどね、レストランで弾いてると。
それはティム・ロスがやってるんですよ。レザーボアドークとかパルクフィクションの。
彼がいつかは陸に降りるのかっていう映画なんですよ。
それで言ったら、アンダーグラウンドは逆映画ですよ。
アンダーグラウンド、エミル・クストリッザ。
ユーゴスラビアが舞台の。
逆だったっけ?
逆です。子供が生まれてずっと地下に住んでるんですけど、海を見たことがないんですよ。
地上に出る時があって、川かなんか泳ぐんですね。
でも海を見たことがないんで、水がたくさんあるところが海なのかなみたいな。
川を泳いで、川に入ると、ここが海なんだみたいな。
でもお父さんがすぐ隣にいると、いやここは海じゃなくて。
でも泳ぎ方を当然知らず溺れちゃうみたいなシーンがすごい印象的でしたね。
海を初めて知る。面白いね、それね。
っていうシーンがありましたね。海映画ではないんですけど、アンダーグラウンド。
僕ね、この前ちょっとパーソナルな話で犬を飼ってるんですけど、犬は海を見たことなかったのね。
犬もミサキにキャンプに行くから、朝早く海というものを見せてやろうと思って海外に連れて行ったの。
僕のイメージですよ。犬は初めての水がいっぱいあるところを見て、海の波打ち際を喜んで走るだろうと思ったら、全く興味を示さなかったですね。
怯えたりとかもしないんですか?
何も環境として把握していなかったですね。
一応下ろしたんですよ、ちゃんと。
発見に取られてるじゃないですか。
発見に取られてるのかな。そういう感じでもなかったけど。
館長は海に入ったんですか?
はい、横田海際を散歩しようと思ったけど、海側には全く興味を示さなかった。
館長が率先して海にバチャバチャバチャ、面白そうみたいな。
館長を海へ連れてきて、楽しめって言われても。
一緒に楽しまないと。
初めて海に来たのにどう楽しんだらいいんだろうみたいな。
俺も入ればよかったのかな。入ると後がややこしいからな。
きっと犬も思ったんですよ、ややこしそうなんだろうな、入ってないってこと。
別に入らなきゃいいのか。
刺しちゃったみたいな。
臭いとか海沿いって塩の臭いとかするから、そういうのに興奮するかなと思ったら全然しなかった。
なるほどね。今犬の裁判っていう映画もやってますね。
犬の裁判。
犬の裁判。これもね。
それは気になるタイトルですね。
何だっけ?
ミニシアター系なんですけど。
犬の映画もいろいろありますからね。
犬の映画。だいたいこういうとこ出てきた映画で出尽くして終わっちゃうんですよね。
マイライファーサードックで雷火拳でみたいな。
犬の裁判はどんな映画だったかな。
実話なの?法廷コメディみたいですよ。フランスの。
犬が帰国となった。前代未聞の裁判に行くよ。
実話に着添えて書いたフランス発の法廷コメディだそうです。犬の裁判。
犬の裁判面白い。犬ヶ島っていうのはウェス・アンダーソンの映画になったな。
犬ヶ島。日本のモチーフになってるやつがあったな。
海の映画の考察
キャッツ&ドックスも犬映画ですよ。
犬映画はちょっと後で考えておきます。別の回に。
動物映画いっぱいあるからね。
犬から急に動物映画。それ言ったらロストワールドとかもオッケーみたいな。
ハチ公とかね。
ダンボードロップ大作戦とかもオッケーになっちゃうし。
動物はちょっとデカすぎるからね。
犬ぐらい絞っておかないと。
種族限定にしておかないと。
恐竜もオッケーみたいな。ビッグフットもオッケーみたいな。
恐竜映画も多いね。
南極物語とかね、あるからね。
南極物語ね。
本当に南極で撮ってたらしいから。グリーンバックとかじゃなくて、本当に南極で撮って、遭難しそうになったらしいからね、高倉健人が。
そうだったんですか。
すごいよね。今考えるとね。本当に南極行って撮ってるってね。
最近の映画を見てるときに、戦争映画もそうなんですけど、CGが生まれる前の映画と後の映画って作り方が違うじゃないですか。
史上最大の作戦。見てほしい。
見てほしい。
史上最大の作戦で、上陸するシーンも全部エキストラさんなんで。
元軍隊の人がやってる。
もちろん軍隊の人、数合わせの普通の人もいるんでしょうけど。
と、プライベートライアンは見比べたら全然違います。
プライベートライアンはコピペなんですよ。
コピペってそんなにわかんないですよ、パッと見で。
俺もよく見てもわかんないところもあるんですけど、やっぱり言われちゃうと、ある程度50人とか動きをコピーして、例えば100メートル先に来てたりとか。
増殖できると。
でも、史上最大の作戦はロングビーチで、上陸するんで兵隊さんが。そこを空撮のカットで撮ってるんですよ。
絶対コピペとかできないわけなんですよね。CGもない時代ですから。
この圧倒的物量。
物量ね。
しかもこれは戦争映画ですから、実際に起きた作戦だと思うと、これだけの人が上陸したんだなっていう実感というか、そこにタイムスリップしたかのような体系ができる。
だからベンハーの戦車シーンとかも、今はスターウォーズとかのシーンでも、グラディエーターでもいくらでもできるけど、本当に観客がいて、戦車走らせてみたいなね。
いや物理すげえなみたいな。
かき割りとかもないんですか?
かき割りぐらいは使ってると思いますけど。
ダンケルクとかもね、人が段ボールで使ったって話もありますけど。
そうだね、面白いね。野田さんはやっぱり実写が好きですからね。実写でなるべくやりたいっていうね。
そういう90年代以降はね、結構コンピューター技術が発達しましたけども、それより前は爆発も物理的な爆発でしたからね。ドカーンってね。
あとCG処理しちゃうと、後の時代で4Kとか8Kレストアした時に浮いちゃうんですよね、実写とCGの部分が。そこのつなぎが見てられなくなっちゃう。でも実写はそれはないんでね、当然。
過渡期のCGは一番浮きがちなので、やっぱり2000年代初頭とか、今になるともうだいぶガッチリだけど、そういう変革期はね。
タイタニックですら今見ると、CG全とした看板の客がガクガクガクって動いてるみたいな。うわ、CG!ってなっちゃうからね。
メガロポリスどうでした?
メガロポリス?
CGCGすごいしてて。
リアリティを追求してる映画じゃないから、これでいいんじゃないっていう感じはしたんだけど、わざとそういうことでやってるんじゃないみたいな。かき割りの中の世界というか。
地獄の目標録、死体以外の10台が全部実物みたいな。どうしちゃったんだよみたいな。
ぶら下がってる人大変だよね。ずっと裸でぶら下がってぐるぐる回ってたもんね。
違うね、当然今回も違うと言われる。
戦争映画だから物量がね、すごかったからね。
遠すぎた橋も見てほしい。
だからパールハーバーを描いた映画で、トラトラトラってのがあるんですけど、
トラトラトラなんか本当に飛行機が落ちて、そっから爆発して、その爆発で何かが吹っ飛んできてくるくる回ってるところスタントマンが逃げてるシーンがあるんだけど、明らかにもう本当に死に物狂いっていう。
あれ確か事故だったはず。
事故だったっけ?なんか危なかったよね、プロペラかなんかがさ。
実際に撮影中に起きた事故を使ってるんで。
心配になるよね、あれね。
当時特撮技術がこう、実際の、戦争の記録映画みたいなのが残ってて、それにすごい似てるから、米軍がこれいつ入手したんだみたいな、これうちのセットで撮ったものなんですよみたいなエピソードもあったり。
その話で言うとさ、博士の異常な愛情もさ、B-52っていう爆撃機の話なんだけど、まだその時は新鋭機だったから、情報が手に入らなくてB-29の図面で、
想像してB-52を作ったら、そのセットにやってきた軍事アドバイザーが、なんでこれ作ったんだよ、どっから情報が手に入らなくて、怒られたっていうかね、怪しまれたっていうくらいよくできてたらしいですよ。
あとは、戦国自衛隊の61式戦車もね、タミヤの模型風を1分の1サイズ拡大して作ったって話が好きですよ。
戦国自衛隊、あれも面白かったね。あれも海に出てきますね。
海に出てきますね。
海の前で。
海に出てきますね。
確かに確かに。
ふんどしの千葉新一と、ちょっとね、2人の男がふんどしでホホホとかやってる。
ありますね。海映画に戻ってきましたね、なんとか。
映画制作技術の比較
というわけでね、お後がよろしいようで海映画に戻ったところで、今回も。
ジョニーと。
艦長の。
映画とガジェット。
ガジェット、ポッドキャスト。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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