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直腸がん、症状と予防・早期発見の重要性
2026-09-24 13:49

直腸がん、症状と予防・早期発見の重要性

科学環境分野を中心に、テレビ番組のコメンテーターとしてもおなじみの毎日新聞客員論説委員・元村有希子が毎週気になるニュースを分かりやすく解説します。

田畑竜介
Groooooow Up

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サマリー

大腸がんは日本人がかかりやすいがんのトップで、年間約15万人が診断され、約5万人が亡くなっていると説明します。自覚症状が乏しく、血便や便通の変化をきっかけに受診した時には転移している場合もあるため、早期発見が重要です。40歳以上に推奨される便潜血検査や内視鏡検査は、がんの発見だけでなくポリープの切除や予防にもつながります。元村有希子さんは51歳で無症状の直腸がんが見つかり、直腸を19センチ切除する手術を受けた経験を語り、検診を先延ばしにしないよう呼びかけます。

大腸がんの増加と見つけにくさ
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おはようございます。
大腸の中の最後の肛門、肛門に近い、お尻の穴に近いところを直腸と呼んでいるわけですけども、
中村さんはそこのがんで亡くなったという事務所の発表でした。
さまざまな統計では大腸がんに含まれることが多いので、
今日は大腸がんとしてお話をしたいんですけど、
日本人がかかりやすいがんのトップが大腸がんなんですね。
ちなみに2位は肺がんで3位が胃がんです。
昔は胃がん、肺がん、大腸がんみたいな感じだったと思うんですけど、
順番が変わってきてるんですね。
そうなんです。この半世紀で患者の数は8倍以上に急増していると言われてるんですね。
それがん全体で?
いやいや、大腸がん。
大腸がんそんなに?
背景にあるのは分からないんだけど、
食生活の欧米化ではないかとも言われています。
ざっくり言うと1年間に15万人の方が大腸がんと診断されています。
一方で1年間に5万人ぐらいが命を落としてるんですね、この大腸がんで。
男女の内訳はあんまり変わらないんですけれども、
男性が2万8千人ぐらい、女性が2万5千人ぐらい。
そんな男女差はないですが、
女性では分離別のがん死亡者数では大腸がんが一番多いんですよ。
そうなんですね。
乳がんとか子乳がんみたいなイメージがあるけど、
これ油断ならない病気なんですよね。
特徴なんですが、自覚症状がほとんどない。
気がつくってあれ?って思うのはだいたい血弁。
便秘がまじるとか、下血するとか。
その手前にお通じの調子がいつもと違うな、みたいな時期があったり。
そういうことなんですけど、
なんとなく体調の変化かなぐらいの感じで終わっていたり、
便潜血検査と内視鏡検査の意義
あと、自力出血したのかな、みたいな。
そういう感じで病院に行くのを先延ばしにする人が結構多くて、
肺とか肝臓にがんが転移したところで、肺とか肝臓の自覚症状として見つかって、
たどってみたら、大腸がんからの転移でしたね、ということも少なくないようなんです。
転移で見つかったりすると、ちょっと発見が遅いということになりそうですもんね。
だから、自覚症状が出てからではちょっとややこしい治療になるので、
何よりも早期発見というのが有効です。
というのもね、大腸がんって他のがんの中でも献身で見つけやすいんですよ。
40歳を超えると、職場の健康診断とかで便便のキットが入ってません?
そうですね、入ってます。
40歳を超えると毎年受けることが推奨されています。
がんが腸内にあると便が通過するときに擦れて血を出すんですよね。
その血の中にがんの特徴がないかというのを、つまり便便を通して捉えるということなんです。
そこで陽性って出て、精密検査を受けてくださいっていうこともあって、
精密検査を受けると、これは自らの出血ですね、とかわかるんだけど、
ここで陽性になった後、病院に行かない人が結構いる。
なんででしょうね、それは。
健便は提出したけど、精密検査って病院に行って下剤を飲んで内視鏡検査を受けないといけないんですよ。
そこに心理的な抵抗を覚えることがある。
ちょっと恥ずかしいとかね。
恥ずかしい、それから忙しい。
そうですね。
見つかったら怖い。
それが大きいかもしれないですね、確かにね。
でもね、内視鏡検査っていうのはすっごく適面で、がんを見つけるのはもちろん目で見ますから直接。
目で見て、ここががんですとか、これがんになりかけですっていうのをカメラで見てくれるんですね。
しかもそのカメラの先にメスみたいなのついてて、
ちっちゃいのだったらそれでポチッと取って、手術的なこともできるんです。
それからもう一つは放置したら2年3年経ってがんになるかもねっていうポリープをね、
もうミリ単位で見つけてつまんどきましたっていうことができるんですよ。
つまりがん発見にもなるし予防もできるし、ついでに治療もできたりするわけですね。
それぐらいの初期で見つかれば治療がしやすいがんでもあります。
5年生存率がステージ1だと9割超えてます。
なのでやっぱりここは早く見つけて早く入ってくればするほど元気になれるんですよ。
もちろんちょっと進んだ状態で見つかっても最近は手術に加えて分子標的薬っていう
本当にここのピンポイントで効く薬が結構開発されていて生存率は向上してます。
なのでやっぱりここは大腸がんの検診はちゃんと受けましょう。
今全国平均で4割ぐらいの人しか受けてないんですって。
大腸がん検診。もったいないですよ。
元村有希子さんの直腸がん経験
地元の自治体なんかが積極的に呼びかけているので
このラジオを聞いた後にちょっと検討してほしいなと思うんです。
それはここまで言うのは私が実は直腸がんのサバイバーだからなんです。
そうなんですね。
そうだったんですね。
51歳の秋に見つかりました。
それ検診で見つかったんですか。
内視鏡検査を人生で初めて受けたんです。
そしたらもうビンゴでした。
あるってなって。
でも内視鏡検査1回も受けたことがなかったんだけど
その半年前に父をがんで見とっていて
ちょっと自分もなんか自分の体調べてみようぐらいの
特に何か自覚症状があったわけではなかったんです。
全くないです。
でも見つかった時には3センチぐらい
超えるぐらいのがんになっていて
さっき言ったみたいに内視鏡でちょっとつまんどきましたというレベルではなかったので
結局入院して全身麻酔で下下手術を受けました。
結局直腸を19センチ切除したんです。
そんなに。
でも大腸って全部で2メートルあるので
そこからすると19センチってそうでもないのかもしれないですけど
早めに見つかって
そうなんですよ。ちょっと早くやればよかったでしょうけれどもね。
手術は最近はもう回復手術っていうのはあまりしないんです。
お腹を縦に切ってみたいなことじゃなくて
おへそからカメラを入れてですね
その周りから4つの小さい穴を刺して
副空胸手術っていうのが主流になっています。
それは体への負担が軽いってことですか。
かなり軽いのと
カメラで拡大しながらモニターを見ながらの手術なので
先生によってはこっちの方がよく見えるっていう人がいますね。
あとは起出血量も少ないですし
手術後の入院期間も短くなります。
私ちょうど今頃でしたかね
科学記者はノーベル賞が一年で一番大変な時なんですよ。
10月に発表されてきますもんね。
ちょうど私その時が当たっちゃったんですよ。
ちょうど忙しい時に。
当時部長だったんですよ。
だから先生に許可を得て
病室から部下に指示を出してましたけど
でもそれぐらい
翌日から歩くしっていう感じで
割とすぐに退院できたのはすごく良かったのと
あとこれは周囲のリンパ説を調べて
定位がどうかあるか見てもらうんですけど
20個調べてもらって全て定位がないってことが分かって
ステージ1っていうのだったんです。
だから一応外科手術だけで終わりました。
良かったですね。
それから5年間はこまめに病院に行って
定位を監視するっていうことがあるんですけども
今年で9年なので一応このがんは治ったかなっていう感じです。
そう考えると後にも先にも運が良かった。
そういう思いつきで受けて
お父様が教えてくれてたのかもしれないし
導いてくれたんでしょう。
検診を先延ばしにしないために
そういう動機が働けば病院に行けるんだけど
なかなか躊躇っていけないっていう人は
周りにもいますけど自分の誕生日が来たら
受けようって思う人は思うようにして
2年に1回ぐらい受けるとか
あと職場の検診は必ず受けるとか
これやっぱり早く見つけて早く対処するのが一番だっていうのが
私の実感です。
そうですね。
説得力がありますね。
自分の命は自分で基本守る。
先延ばししてつらい思いをするより
先にやろうっていうことをすごくお勧めします。
おっしゃる通りです。
思い立ったが吉日です。
行動を取るってことが大事ですね。
本村さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間はズームアップ
木曜日は毎日新聞客員編集委員の本村幸子さんでした。
ありがとうございました。
13:49

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