1. 妄想ロンドン会議
  2. 第144回:【後編】NTL『ヘッダ..
2017-12-09 51:39

第144回:【後編】NTL『ヘッダ・ガーブレル』レビュー 〜イヴォ・ヴァン・ホーヴェ氏の研ぎ澄まされた演出に動揺〜【ネタバレ】

神戸の片隅からロンドンへ想いを馳せて、毎週火曜日・金曜日に配信!/感想・リクエストをお待ちしています!お便りはitunesのレビューへの書き込みもしくは、twitterでハッシュタグ「#妄想ロンドン会議」をつけてつぶやいてください/妄想ロンドン会議サイト:mosolondon.com/メール:mosolondon@gmail.com
00:01
第144回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
しみずです。
よろしくお願いします。
鈴木です。
前回143回からの続きで、ナショナルシアターライブヘッダガーブレルのレビューですね。
ちょっと賢くなって、2回に分けてみました。
ねえ、いつもね。あくなって1時間半とかね。
これで聞きやすくなったらいいね。
いいなって思いますけれども。
はい、ということで。
もう突然後半始まります。
後半始まります。
前半聞いてないよって方は、143回ぜひ戻って聞いてみてください。
オープニングシーンに触れたところで終わってるね。
終わった、終わった。
はい。
今まだね、ヘッダ起きてないからね。
そうだよね。今から起こす。
ヘッダ、ピアノにつっぷしたままやからね。
今まで起こします。
というわけで、ヘッダが起きまして。
はい。
ヘッダちゃんね。
もう、起きた瞬間から嫌味全開だね。
あんな不機嫌な主人公いるっていう。
どうなんだろうね。貴族の、貴族特有の気だるさなのかな。
私でも実は、このヘッダガブレル、何も情報を得ないままで前半見ようと思ったから。
それで、これまでのヘッダガブレルのお話も何も、時代設定も何も知らんままに見に行ったので、
なんかその、貴族っていう設定は分かんなかった。
なんか将軍とか言ってるから、将軍って言ってたよね。
お父様がね、みたいなことね。
なんかいいとこの子なんやろうなっていうのは思って。
貴族じゃないかな、でも軍人か。
まあでもでも、きっといいとこの子なんやと思う。
だけど、だからその、お貴族様の感じねっていう風には思わんくって、
え、何このこんまんじきな人と思って。
だから、彼女が将軍の娘っていう風に言われるまではさ、
なんかピアノとかがあるからね、
え、なんかすごい有名な、孔明な音楽家とかで名を馳せてたりとかした、
そういうなんか有名人が突入できたんかなとか、
そういう風に思いながら見てて。
まあピアノなんも関係なかったけど、結果ね。
だから初め、その将軍の娘でどうのこうのって、
いろんな人がやってきて、話をこう、周りの人が話すので認識するまで、
この子、どこから来た子なんやろう、どういう存在の子なんやろうっていうのが分かんなかった。
なんか街で評判の美人とかなんかなとか。
いやいやいや、ほんまにほんまに。
でもあんなスリップドレスにガウン、ペラッペラのガウン。
でもしんちゃんもさ、ツイッターに書いてたけどさ、
なんでみんなスリップドレス着んの?
03:01
セクシーなんじゃね?
いや、あれが室内着として一般的かどうかが分からんや、うちらには。
分からへん。
パジャマ着ようやって思うよね。
寝るのパジャマ着てくれや。
寝るのな、あったかいやつな。
気のこちよくしなはれや。
スリップドレスにガウンなんだよね。
だね、なんかセクシーな女性はね。
もう数々のね、なしぬシアターライブで女優たちがスリップドレス姿を披露してくださいましたけど、
しかもだから、印象に残っているのといえばね、
欲望という名の電車とディープブルーシー、深く青い海間やねんけど、
欲望という名の電車はまだ服着ててんけど、
ディープブルーシーと今回のヘッダーカーブレルにおいてはほぼほぼスリップドレスで通すっていうね。
スリップドレスは服っていう認識じゃないの。
ヘア着?
いや、私は、
ガウンさえ着てりゃヘア着?
まぁ、絵にはなるよね。Tシャツ短パンよりさ。
Tシャツ短パンであの話嫌だなぁ。
いや、でもね、私はイボに言いたい。今こそ。
Tシャツ短パンで一回やってみてって。
Tシャツ短パンでこの感じだったらすごいんじゃない?
あ、そうやな。
思えへん?暑くない?
暑いなぁ。
ユニクロのフワモコパジャマみたいな。
フワモコパジャマな?
うん。
ほんまやな。
いや、衣装って大事ね。
いや、ほんとにね。美学っているよね。
ほんとに。いるわ、いるわ。
ジェラートピケのパジャマとかでやってほしいよね。
これで、
でもなんか性格が変わるよね。
結局さ、ヘッダガーブレルさんはさ、何回も何回も途中で
断るごとに美しくとか言ってたやん。
うん。
自分なりの美学があって、そこにこだわってたから
そのセリフを吐く人がジェラートピケ着てたら
ジェラートピケかわいいで、かわいいけど
着心地もええで。
めっちゃいいね。
なんかもうフニョフニョってしててね。
めっちゃフワフワやねんけど
それを着ながらのセリフを喋られると、そして拳銃突きつけたりとかね。
ジェラートピケか。
でもそんなのにも伊藤さんには挑戦してほしいですね。
お気に召すままね。
あれではそれっぽいパジャマ二人とも着てたけどね。
着とった着とった。かわいい。
女子お泊り会みたいなやつね。
やっぱコメディに許されるんちゃう?ジェラートピケとか。
そうか。
やっぱシリアスはさ、スリップドレスなんちゃう?
ただ言いたい。
スリップドレス以外のアイコン?
衣装によるキャラを表すアイコンっていうのを
ちょっと誰か発明してくれないかと。
そうやな。
シルクのパジャマでもちょっと違うんだよな。
やっぱ露出いるんだよな。
そうだってさ、スカイライトやってさ、
06:01
あの時もあの子誰やったっけ?
主人公のね。
名前忘れたわ。
名前忘れちゃったね。
人気女優さんやけど。
スリップドレスこそ着てないけれども、
ちょっと肩半分出る肩出しニットっていうの。
そうね。オフショルダーのね。
オフショルダー。ごめんオフショルダーか。
肩出しニットとか言っちゃった。
恥ずかしい。
東山の金さんっぽいから。
あのニットはオフショルダーとして売られてるニットじゃなくて、
ファッション的な。違うね。
なんかすごい襟ぐりが広くて、肩出ちゃったみたいな。
そんな感じやね。
しかもちょっと使い込んでるから伸びちゃっててみたいなね。
きっとオフショルダーのニットですっていうニットに
あの色気は出ないと思うんだよね。
そうやな。
やっぱりあのちょっとこう普段から着てて、
あ、首周り伸びて、ちょっと肩出たなみたいなあれが重要やね。
色気っつうやつですかそれ。
あとはやっぱりこのバックグラウンドね。主人公のね。
そうね。でもそれでちょっと疲れた感じだったりとか
ハスッパな感じだったりとかが出たりするからね。
あまりよろしくない地域で先生をしているっていう設定で、
高段みたいなとこ住んでてあんまりお金もなくてっていう
そういう女性の一人暮らしだったじゃない。
そうね。あんまり服持ってなさそうだったね。
そう。でやっぱりもの上げな感じ出すには
普段着のニット肩出しだわ。あれ大事やねんな。
というね。はいもう何の話やね。
いやスリップドレスはセクシーだって話だよ。
そうやね。スリップドレスは大事だよっていう話ね。
イギリスのお芝居で男子がパリッとスーツ着て
おーなんかオンな感じって思うように
女子のオフはスリップドレスでないといけないってことだよね。
むしろそれがオンだよみたいな。
うちらも挑戦してみるか。
そう来る?
今度だからロンドンに旅行行くときにさ
二人でスリップドレス会議するか。
いやや。
ロンドンを味わい尽くそうぜ。
いいわジェラートPKで。
ねえ気持ちいいからね。
私はTシャツ短パンで何の問題ありませんので。
ぬくぬくして寝たいからね。
うっくっとしてないからいい。Tシャツ短パンでいい。
もう疲れたーって寝るからな。
そういうね。
ヘッダちゃんこれどっからの話?
衣装の話ね。
オープニングでさヘッダ永遠寝てるわけじゃん。
永遠寝てた。
ピアノにズップして。
起きたと思ったらほとんどそんな
別に饒舌に語るわけでもなく
会話の受け答えだけでしかもなんか寝ぼけてるし
めっちゃ嫌味やし。
嫌味。
でなんかもう吐き捨てるようなセリフを少し吐いただけで
で唐突に一人になった瞬間にさ
09:02
曲がかかって感情が爆発するやんか。
あれね私歌いだしたんかなと思って。
私も一瞬思ったけど。
歌ってると思ったら違うね。
心の中のね、あのソングがね。
もう漏れだしてて。
この曲なったら絶対泣くみたいな。
そうやねそうやね。
テーマソングみたいなやつがあってんけど
あそこまでの時間のあの短さ。
そうやね。
確かにそうやね。
なんかあの
えーとある意味私たち置いてけぼりなんだよね。
え、なになになに?みたいな。
本当になんか嫌味なこと言うてる女の子が
誰もいなくなった瞬間に
パサンって泣き出すっていう。
そうだね。
そこでヘッダの人となりっていうのが
もう全て表現されているあの感じって
イボだよなって思うの。
イボだよね。
2作しか見てないけど。
うん。
いやでも本当に言ってた。
なんかその真っ赤いのインタビューで
ヘッダちゃんが言っとったんかな。
あの
エネルギーを内側に貯め込まない。
もう全部出してるって言ってたから
あー出してるわーって確かになって。
ね。
内包しないんだよね。
早く出すぜみたいな。
しかも曲がねなんか
なんだろうねあれ
中島みゆき的な感じかな。
そんな感じ。
英語やけどね。
うん。
なんか聞いたら
なんか条件反射で泣いちゃうみたいな
曲。
まあ皆さんにもね
あるかもしれないけれど。
確かにメロディーとか
いきなりサビから始まるみたいな。
うん。
そんな感じで
なんか一部しか私
聞き取れへんかったけど
なんか私が見たことのない世界どうのこうの
みたいなようなことを言ってたから
あーなんか外に出たいのかなみたいな。
そうそうそう。
そんな気持ちをね。
もうなんか
銀の龍の背に乗ってどっか行きたいなみたいな。
そう。
そういうことやろ。
ファイトみたいな。
そうそうそうそうそう。
空と君との間にね
何があんのかなみたいな。
そんな感じの
あーいいねーそこいいねー。
雰囲気のね
曲が流れるの
エモーショナルにね。
うん。
でまああの場面が転換して
って言うんだけれども
でもあれがだから冒頭10分ぐらい
であそこまで行くって
すごいなっていう。
そうやね。
うん。
あの振り幅の広さ。
うん。
確かにね。
そこでギュッて掴まれ
いやあれもだから
よう考えたらおもい演出やねんね
この曲なったら絶対泣くって。
そしたから変やねん。
うん。
いやちょっと笑えるよ。
しかも絶対センターで泣き出すっていう。
そうそうそう。
なんかこうある意味近畿だよね。
うん。
演出的にはさ。
うん。
ちょっとその陳腐っていうか
小学生かみたいな。
うーん。
でもそこを
あの何のてらいもなく
うん。
あのもう真正面から
感情ぶつけるっていう
もうそれはここやろみたいな
正面やろ
センターやろみたいな
その気持ちはすごい伝わってきた。
だからあの舞台全体が
もうヘッダの心象風景というか
うん。
そうだね。
あの中
うん。
12:00
舞台、劇場すべてが
うん。
ヘッダの中で行われていることみたいな
うんうん。
印象が
うん。
すごい強くて
そうだよね。
うん。
なんか
あのそういう意味では
うん。
その登場人物
うん。
すらもなんかもう
うん。
インサイドヘッドみたいにさ
うん。
あの
うん。
アニメのね。
うん。
もう全部このヘッダの頭の中の人たちなんじゃないかって
うん。
思ったのが
うん。
そのメイドの人
うん。
あの人
まさっきしんちゃんがさ
うん。
あの椅子に座ってるって
うん。
ないものとして描かれてるって
ないものとして描かれてる人が
うん。
まあメイドとしての役割を
うん。
果たし
メイド役として
うん。
果たしたりもするんやけども
うん。
なんかさ
うん。
あの特に後半に行くにつれて
うん。
なんだけれども
うん。
そのヘッダの内包している
うん。
もしくはあの鏡のような
うん。
感情を代弁しているところも
うん。
あるんだよね。
うん。
そう。
もうあからさまにその動きをしたり
うん。
例えばあの
うん。
拳銃を
うん。
なんかその普通の
うん。
人間のコミュニケーションとしては
うん。
おかしい動きを
うん。
そのヘッダが思ったのを
うん。
そのまんま
うん。
あのお前ら神経回路繋がっとんか
うん。
みたいな感じで
うん。
クロコのようにメイドの人が用意したり
うん。
とかっていう
うん。
なんかちょっと
うん。
まああるいは
うん。
なんかちょっとメタ的な動きをしたり
うん。
っていう
うん。
なんかそういうのが
うん。
どうなんだろうっていう
うん。
ある意味一番感情を出していたのも
うん。
メイドさんなんだよね
うん。
あの何もしない
うん。
芝居の中で
そうだね
うん。
うん。
うん。
本当に特に前半なんて
うん。
何も喋らずに座ってるだけやから
うん。
で、この人が
うん。
この役を受けた理由って何やろうって
うん。
私がちょっと心配になったぐらい
うん。
何も喋らない
うん。
うん。
これオファーどうやってしたんだろう
うん。
こうやっての
うん。
あのパネルの前でずっと座っててください
うん。
時々インターホンが鳴ったら
うん。
ドア開ける役してくださいみたいな
うん。
セリフもでもないわけじゃない
そうやね
うん。
大変
難しいオファーやなって思うけど
やはり難しいよね
うん。
いやそれが
うん。
表現する感情が
うん。
なんかもうちょっと話飛ばしていい
うん。
いいよもちろんもちろん
1幕のラストでね
うん。
うん。
まあまあなんかちょっと嵐の予感がしつつ
はいはいはい。
うん。
おっとっとこれはどうなるんだ
うん。
あでもそろそろ時間やなってこっちも思ってんねんけど
うん。
うん。
まあヘッダちゃんが
うん。
舞台
うん。
面でさ
うん。
ちょっとなんか物思いにふけてる時に
うん。
そのメイドさんが
うん。
すっと寄ってきてタバコを差し出す
あああれ1幕の終わりの話やったっけ
うん。
ああー
そうやったそうやった
うん。
2人でタバコに火をつけて
うん。
うん。
で2人でまあおいきそうに吸って
うん。
うん。
そのメイドさんが靴を脱ぐのよね
あ脱いだ
うん。
15:00
で出たよイボお得意の靴を脱ぐ
そう
ここで心が丸裸になりますっていう
うん。
うん。
多分記号なんやけど
うん。
あれで見た瞬間に
うん。
ちょっと私泣きそうになって
うん。
うん。
おおこれちょっとイボ虫来たぞって思って
ねえ
そう前半はどっちかってイボ虫控えめで
うん。
なんか
ちょっと不審
うん。
うん。
普通の芝居ずらしてたよね
ずらしてた
うん。
うん。
なんか
あのー
うん。
後から聞いたらそうかと思うような
うん。
うん。
演出あるんだけど
例えば
うん。
その大きな窓にかかっている
うん。
横引きのブラインド
うん。
あれもあの幕合いのインタビューで聞くところによると
うん。
あのーえっと大きな窓から
うん。
まあ日がサンサンと射してて
うん。
えー最初
うん。
眩しいって
ヘッダちゃんがそう
うん。
起きたときにね
うん。
眩しいって
うん。
でブラインド閉めに行くっていう
うん。
うん。
まあ映画は劇中でなのか分かんないけど
うん。
このブラインドを
うん。
君が開けたかったら開けたらいいし
うん。
閉めたかったら閉めたらいいよ好きにして
うん。
っていう
うん。
そういう演出
うん。
うん。
がなされていたっていう
うん。
えっそうだったのって思って
うん。
だからもうそういう
うん。
イボっぽいとこっていうのは至る所にあったんだけど
うん。
普通に見てたらね気づかない
うん。
きっと他にもあったんだろうね
うん。
前半はそういう分かりやすい
うん。
って思って
うん。
ただそこが役者さんが
うん。
感情を
うん。
組み立てていくプロセスとしては
うん。
うん。
とても必要なものだったんだろうな
そうだねそうだね
うん。
って思う
うん。
しなんかその
うん。
曲がかかって
うん。
そのブラインドの開け閉めをして
うん。
うん。
どんどんうっくずした感情が
うん。
溜まっていってて
うん。
で最後に鼻をぶちまけて
ああそうそうねそうね
うん。
あああれもね
うん。
前半の一番の見どころといって
うん。
過言ではない
まあたくさん
うん。
バケツに入れたままの
うん。
うん。
生の花を
うん。
もう床中に巻き散らして叩きつけて
うん。
ガッシガシに踏みまくって
うん。
そうあれよ
うん。
客席飛んでいかんかったね
飛んでいってんちゃうか
飛んでてるか
うん。
うん。
そんなこと気にしてないよね
うん。
そしてね壁にね
うん。
あのタッカーで打ち付けるっていうね
そう。
あれ突っ込みたかったよね
立体物に打ち付けていく
うん。
あの
ホッチキス
ホッチキスの
うん。
カムンってならないやつね
カムンって
カムンって
いやいや
あのホッチキスの爪の部分っていうのがね
本来紙とか閉じたら
うん。
きちんとその
カムンってなるでしょ
うん。
なるけど
あの壁にね
あの打ち付ける用のホッチキスっていうのがあって
うん。
まあ舞台芸術の現場とか
うん。
あの美術の現場でよく使われてるんだけれども
うんうん。
何かを壁にね
うん。
バチンって止めるっていう
簡易的な釘みたいな感じかな
そうだねそうだね
うん。
うん。
それでね
うん。
次々と打ち付けていくっていうね
いや美しいよ
うん。
18:00
であの
ガンタッカーね
うん。
言いようとするからね
ガツンガツンっていう
うん。
うん。
すごいいいシーンやねんけど
うん。
そんな何にもないように見える
うん。
この家にガンタッカーだけあるわけないやろって
いやいやだから
うん。
あれやろ
今内装工事中やから
うん。
あるねんきっと
うん。
ああそういうこと
いや知らんでもねでもね
うん。
まああのその
花をぶちまけるというシーンですら
うん。
その
ぶちまけているのは花ではなくて
うん。
心情であって
うん。
花は実際ぶちまけられてないし
うん。
うん。
タッカーで壁に打ち付けられてない
うん。
ここで表しているのは心情で
うん。
だってその証拠に後から来た
うん。
あの
うん。
旦那さんだったりとか
うん。
うん。
お友達は
うん。
その荒らされまくった部屋を見ても
うん。
何にも言わないし
うん。
目線も花に行ってないから
うん。
あっこれはあの実際にぶちまけられてるんじゃなくて
うん。
うん。
今私たちが見せられたのは
うん。
このヘッダちゃんの
うん。
心の
うん。
あの葛藤
うん。
うん。
もう鬱屈とした気持ちを
うん。
どこにやっていいのかわからん
うん。
もう爆発やっていうのを
うん。
いう風に思ってるよっていうのを
うん。
体で体現してくれたんだなっていうのは
うん。
すごく思った。
まあだからなんかで
うん。
ちゃんと行けられてる時に
うん。
美しいはずの
うん。
花が
うん。
もう散乱して
うん。
踏み荒らされて
うん。
混沌とした状態で
うん。
むしろ見にくく見えてしまうっていう
そうだね。
あの何かヘッダの心情なのかな
うん。
と思って
そしてやっぱり思ったよね
うん。
これ毎回一体
うん。
おいくら万円の花が
うん。
こうして踏みつけられていくんだろう
うん。
一体この消え物に
うん。
何が入ってるんだろうっていう心配はしたよね
そうやなあ。
結構な数あったよだって
うん。
だからあれは
うん。
あのー
えまさか
触れ残りの
ああそういうことね。
いやいやまさか
あの公園お祝いの花使ったんかなって
いやでもあれ差し入れちょっと何がいいって言われたら
花で
花で
言いそう
言いそうだよね
ちょっと今カーネーション被ってるから
バランにしてもらったりとか
あははは
ちょっとオレンジ足りへんねんやんか
そう
とか
うん。
でも
でも
でも
でも
でも
青っぽいやつ青っぽいやつ
あははは
絶対なるよねそんなわけやらへんわ
あははは
そんなわけやらへんわ
どこの衝撃状じゃん
うん。
ほんまねやめて貧乏根性
あははは
いやでもだからちょっと売れ残った花を
うん。
回してもらえるように
うん。
青花市場に売ってんじゃね
そう思いたいよね
うん。
って思うくらいの量の花が
うん。
舞台一面に撒き散らされて
うん。
そして無実上に
うん。
その何もなかった壁に
バスンバスンって打ち付けられていく
うん。
っていうね
うん。
あれ打ち付けるっていうのは
何の心情ならわれだったんだろうね
どうやら無理矢理解釈しようと思えば
うん。
それすら何か見せびらかしたいとか
あそっちか
私は何かこう
自由になれない自分みたいな
ああ
気持ちなかった
自分は張り付けにされている
そうそうそうそう
この家から出られないみたいな
ああ
まあどっちでもいいんだろうね
21:00
きっとね
だってなぜなら
何もいらない
うん。
だから
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分は
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
自分の
っちゃんと
うーん きちっと持ちながらも
やでだもうない方しなくて済むから楽って言いながらもうすごいコントロールしてる 感じるよやっぱそこはね役者のプライドあるよ
あるしそれはだから結局自分の仕事やと思ってやってると思うよ じゃないとね感情がつながんないじゃない
でなんかすごいチャレンジングやなぁだから日々進化していく感じとかもすごい やっぱり感じるからそうね
生物 たらしめるって感じだねそう
まあまあまあなんかただまぁそこの前半の一番の見せ場と言っても過言ではないその お花巻き散らかしシーン
もうやっぱりなんかこう パッとね最初の舞台セットを見た瞬間にきっとイボのことだからあの花なんかするな
とか そんな感じで見てしまう自分はどっかにいて
思った以上に花を巻き散らかしてくれてオーブラボって思った ありがとうよって思ったけれどもね
はいそんな巻き散らされた h マーク 終わってにマークが開けると
舞台は綺麗に掃除されててね 家具の配置が変わって変わってた
そしてこう真ん中にねこれまでなかったを暖炉出現みたいな 暖炉って言ったらいいのある
でも暖炉なんだろうねうん暖炉を表すでもあの壁際にあの煙突付きの機械があるわけでは なく
なぜかこう 部屋のど真ん中にキャンプファイアーのごとく日が燃え盛るというね
現代アートのような
がねあの現れてましてまぁまたここで思うわけですね なんか燃やすなって
なんか燃やし寒いわけちゃうやん誰もコート着てなかったなって わざわざここで火を焚くということは後からなんか燃えるってと思ったらはい出てき
ましたあの旦那さんのライバルの音グイグイ生きてる学者先生の新しく出版される本 原稿ね原稿これがですね
まあのいろいろあってうよ曲説しましてヘッダちゃんの手元にね来てしまって まあヘッダさんはきっとこう思ったこれ燃やしたらおもろいやろうなってで燃やして
24:04
もうその 通りですねやったーみたいなあんな無邪気に喜ぶ
ってなってた乗ってた そして私はまたここでも思った
この原稿 一体何殺分用意してるんやろうってもある思えてなかったよね
あれもうじゃないのパチパチ言うてさパチパチだって煙も出てたよ えっでもだってあんな神があでも確かにもっとメラメラなるよね日に直接食べられた時に
あんなに燃えないわけがない a 恐るべしじゃあ何かある日にミス
見えてたけど火じゃなかったの火やと思ってんけどやだがそれを
ある程度温度の低い何かにしているのか a
驚き外だけ燃えてたとか いやそうやったら端っこがバーって舞い上がったのがあるそうやね
灰が燃え上がるでしょ なるなかってんっ
あれあれって思いながら私も見ててんけど でもそれより気になったのはもうあの舞台の奥に突如出現した消火器だよね
消火器出現してた だからえっとピアノが1幕はど真ん中にあって
それが2幕になると壁際に寄せられてたんですよレディなってたってっとちょっと こう
奥のとこにホリーって えっと奥側の壁の真ん中斜めぐらいにどんって突き当たっててここに
銀色の あれ消火器あったんやなんかあるなとあれだよなぁと思ってあれ絶対使われるかなぁと思っ
てでもこんなにアピールしながら置くもんかと思ったら消火器あった多分ね それってさ
どっちなんやろう あの消防法的にね日本ではあのそういう火器を使う場合ね
きちんと消防署に届けてるんですよねあれね あの例えば大阪だったら梅田だったら北消防署にちゃんとですね届けてます
あの舞台図とあと客席何人入りますここが非常口です ここで舞台が始まってから何分のシーンで本日を使います
例えばタバコ1本するだけでもね許可がもちろんいるしそう あとクラッカーとかそういう何かこう
薬が入るよねもうね あとあの
今回のお芝居でも使われてたけど火薬入りの鉄砲だったりとかああいう時は届けでをして かつ
こことここに水バケツと消火器をちゃんと設置しますってもちろんそれは 舞台上じゃなくてあの袖の中のね見えないところにちゃんと設置するんだけれども
あのそういう届けでを日本はしないといけないというのがあるんだけどまぁおそら くロンドンとかでもまた昭和あると思うんだけれども違うねその
あの程度とかは違いで制度は違えど でもだからといってあそこに置く
27:05
って思うから 開き直ってあそこやったんそれとも開き直りあるんじゃないかなと思う
お菓子ねそんなんだってあるのってまぁあれが本当に本日 だとしればでも近くで布を使ったり
ああ結構危ないなと思ったものはちょっと待ってそれ触るで日にとか思ったことは 今
少し近くにいて服の裾があるがねこともないとは言えないし何か飛んでくるかも しれないしとか
なぁ何が燃えるかわからんもんねー ってなった時に
山だからどっちも取れるしみんな深読みしてくれるやろうってそういうことだな 置いとけみたいな
ね確かにねなんかあの心情表現の1個やみたいに言われてしまえばもうなんかあそう かなって思っちゃうような音演出なんだもんねあの人までこの部屋で消化器あっても
おかしないだろ確かにね まあでも a 別に何の意味もないよヘヘンと言われそうな気もするけどね
これを置いたのでみたいなねなんか言われそうな気もしますけれども いやーで消火器あったんや
でお本日であるということは確かだねそしたらね多分だからあの書類に何かと 壊してあったんだろうなぁとかそう私はでも思えてるなってこの目で確認したつもりだったんです
いつまでも書類自体が減っていってなかった ほんまにあの紙の束を燃やしたらすっごい肺が舞い上がるはずよ
はい舞い上がり説言うねー 押すねどっどんだけもそうやなってあのね
スってその日も下にすぐに下がってうん ね一瞬にして
下がっていきましたけれどもねそこから窓も閉められねー なんでこの家にこんなインパクトが3台もあんねんとかねいろいろ考えますけどね
インパクトっていうのはあの壁を打ち付けてたネジを電動で あのグルグルグルグルグルってやですねそうそう
ね役者さんたちが落ち着けてましたけどあれはもう窓すらなくなっちゃったよっていう そういうも逃げ場がないよって言うんだろうね
光も刺さない逃げ場もないなんかなぁ そういうことだね
役者さんがね板を切りを運んできて自ら ただあのえっと窓を塞いだことで
あの 全部の3本の壁すべてがあの
私塞がれていると思ってたんだけど下に10センチぐらいの隙間が空いているっていう のがすごいその後目立つっていうか
なんか青い光がこぼれてたよね こぼれてたあれはまあセットとしての美しさもちろんあるけどこれまたね
イボさんに何の意味もないよって言われるかもしれないけどあれも意味があるのかしら みたいな感じでね考えちゃった
まああそこから出ようと思えば本当は出れるんじゃないかとか 閉鎖されてはいないんじゃないかみたいな解釈がね
30:00
あるよね できちゃうのも面白いけれど
まあまあそんなねヘッダちゃんですけどまあその ご友人のですね旦那のご友人のライバルのあの大切な大切な原稿を思いをします
そして なんか多分あの2人昔なんかあったあった絶対あった
だってもう1幕でさ一番やだけに負けたっけ2幕かな なんかより戻そうぜ的なこと言われたもんね
そのライバルの教授教授じゃない学者さんの多分運命の女だったんだよそうそうそう でもヘッダちゃんが金銃突きつけて逃げたんだよね
にゅーだっ 昔ねそれが忘れられない教授
じゃあ学者さんと今現在こういう中にあるのは 下級生ヘッダちゃんの下級生で愛のない旦那から逃げてきたね
それがまた面白くないんだよね昔の男 いつまでも私のこと好きでいてやみたいなあるんですかねそういうのね
独占欲ってんですよね だからもうねあの別に今の旦那のことに満足はしてないけど別にその
元学者に未練があるってわけでもなんでもないのに かつて自分のことが好きやったはずやのに
なんでこのなんかヘッダちゃんとしては何の魅力も感じないあの 平凡なこの下級生
私より劣る女になんで夢中なのみたいな そういう気持ちもありなんかちょっとやったろかみたいな
いたずら心がムクムクムクみたいなね だから今その
その学者さんはね昔お酒で失敗してるからって言って 今はもう本当に立派に禁酒して
後世して今やっと本が欠けて 幸せをね平行もうなんか善やみたいな黙然みたいな
そして彼女が手伝ってくれたんだみたいなね 今から幸せつかむぜって言ってるその男性に対してたった一杯のお酒を差し出して
しまった 飲みなよ
パンチ飲みなよ パンチって何パンチフルーツパンチ
ねえなんかパーティーとかでよく出てくる合図やねえ って
ねえ バターと飲ませるんだよね
なんか断り続けててほらもう心は揺るがないってよってみんな安心していいわよ って言いながらほら早く飲めよって言ってるあの感じな
ほんでちょっと物混ざりを得ない感じになっちゃってはははグイって飲んじゃって ねえそしてまた
かわいそうやったなの子あの子とか言っちゃったけど 学者さんね
それで大切な大切な原稿を落としちゃうんだよね 落とすわでなんか酒が過ぎて
警察だたになってるわチビ泥になって帰ってくるわ
33:00
でまぁあのまあその原稿というのはヘッダちゃんの真面目な旦那さんがあの まあ道で拾ってその辺がねやっぱりそのえっとそこからの描写っていうか
各人々の行動っていうのが行動原理が19世紀やなって感じがすごいしたんだけども そのやっぱプライドに基づいての行動っていうね
あのまずそのお酒でもう二度とあの失敗をしないと誓っていたのにお酒を飲んで しまって酔っ払ってしまってそれで大事にしていた原稿を落とした学者さん
そしてあのそれをですねえっと拾った旦那さん まあ現代やったらリアル現代やったら拾って落ち取ったでってありがとうで終わるのに
旦那さんねあの家に帰ってきてこれは誰にも言うなよ 僕たちだけの秘密だなぜなら彼の股間に関わるからなんやろうと思ったら
この原稿を彼が落としたんだみたいないやいや返しちゃったやみたいにすごい思うやけども ちょいちょいちょいって呼び止めながらやってな
そう思うんだけどもそのなんかそのそういう大事にしているものを落とすということがもうダメな時代だったのかなそのもともと描かれてた19世紀っていうのは
お酒の世紀があってやからね
よしまぁまぁちょっとどんちゃん過ぎてんちゃうか言うて今渡してもまた落とすとかいろいろまああったんやろうけど
まあそうだよね そしてからさその後さあのヘッダちゃんはお家で待ってたんだけどそこにその学者さんの現恋人
兼あの相棒みたいな下級生のね なんて言ってお茶に行っちゃうな
今日ちゃんじゃないな女の子の忘れた忘れたけどフレアちゃんやっけ あそんな感じなんかそんな名前あったねあの彼女も待ってたんだけどもまあ一晩中まあ皆の
見明かしだから帰ってこないのでまあのヘッダちゃんはあのちょうど ぐっすり寝たと寝た後起きてであの
下級生の彼女は寝ちゃってっていうところで まあまず旦那さん帰ってくる
見つけた原稿 こんな見つけちゃったって言って帰さなきゃって言いながら
でもねおばさんが既得だって言うのでね だから急いで言っちゃう急いで言っちゃう
そうねそうね急いで言っちゃったね であのまあ原稿は後で返すからみたいな感じ扱っておいてみたいな感じでね
悪魔の女ヘッダにこの原稿を渡してしまう
ねっ 本当にね
まあそしてあの学者さんライバルの学者さんもあの戻ってきます あの夜のうちに帰るって言ってたのに戻ってこんかったごめんって帰ってきてかつ
もう自分はもうなんてことをしてしまったんだとこの時点で落としている現行の ことに彼は気づいています
でもここがやっぱりここにも19世紀ぽさを感じたんですけど それを落としちゃったって言う
36:03
ことが自分にとってどれだけ弾うべきことなのかっていうね この恥の社会プライドね
でその音したっていう代わりに自分が破り捨てたっていうふうに言うんだよね すごいそれもなんか大19世紀って感じがしてこれ現代の感覚ちゃうわと思って
普通に落としてんって言うといいのに何で言わへんのって今思っちゃうけどね なんか落としたっていうよりも自分が破ってしてて川に流したんだっていう方が
まだ何 恥ずかしいことじゃないっていう感じだったんだろうね
なんかまだ取り戻せるって思うからねもう1回かけるとか ああそういうことか
ブーブー言ってるしねただそのそれに重ねてお酒の上の雨はそれがね いやねー
まあ警察型になって言ってっていうのがちょっと引っ掛かりつつ 飲酒運転を隠す人の心境って感じそういう感じやろうなもう
失敗に失敗を重ねてるからああああああああみたいな 自分のちょっと愚かさを今一緒にちょっとこう好きな女性にそこも見せたくないし
がっかりされたくないって気持ちから自分で破り捨てた なぜなら内容が気に入らんかったからみたいなと言っちゃったのかな
まあでもねそれをまあこの点末をじーっと見てる減ったの 恐ろしいこと
そしてエヘエヘってなるだろ そしてはあの
燃やしたのはそのえっともうその時も燃やしてたんやっけ ちょっとわかんなくなっちゃった
あれどっちやっけなぁ違う違う違うえっと破り捨てたって言ったから 燃やしたでも一体も一体戻ってくるん
ちょっと忘れちゃったけどとにかく意地の悪いヘッドがもう意地の悪さの あの
もう 極限でも燃やしちゃうっていうね
でもそれも一瞬の快楽のためだけなんだよね 何も考えてないんだよねあるたぶんね
いい気味みたいな気持ちいいわっていう いい気味だよ
燃やしてかつもうなんか死んじゃいねえみたいな感じでね 死ぬなら美しく死んでねって
もうなんか 剣銃を渡す
ねえなにそのセリフって思うけど 美しくね美しくよってずーっと言ってたけど
言ってたよね まあね
どんな独特の美学を持った 美しい女性だからこそ許されるや別に許されへんけどな
あんな友達おったらほんまに腹立つわ ほんまやねでも私さあの感じの意地悪
する 意地悪に悩んでる友達リアルに追って
だいぶね私ね知ってんねその意地悪してる人のことも だからめっちゃ思い出した
39:03
だからヘッダが大嫌い なんかこう決してなんかこうよくあるやん困ったちゃい
だけどもでも愛らしいとか 芝居とか見ながらねそう思えんかってこいつほんま地獄に
落ちる思いながら見てた
悪意だからね 悪意やったね
自分がちょっと楽しいから 自分がちょっと腹立つから
そうだよね
そこに特に意思がないのも腹立つよね そうやな
まあそういうことを重ねたわけだからヘッダちゃんはもう地獄に落とされる ことになってしまうんですけれども
まあそのハンジさんねブラックさんに自分でやってきた処境というのがバレます そしてああもう終わりだわってなる
そこですよ しかも旦那が下級生にまた取られる
そうそうそう別にあれはなんかこう 寝取られるとかラブとかそっちじゃないんだけども人生のね言ったら旦那が
仕事大事にしている仕事のパートナーとして 選んじゃうんだよね
しかも自分が絶対立ち入れないところでね 何か手伝えることがあるって聞いたらいやいや君にはないよって言われるっていうね
私のやってきたことなんだったのみたいなね プライドずたぼろやろな ずたぼろやったね
しかもちょっと楽しそうとかね そうやね
自分が何とも思ってないけど所有してると思ってたものが実は人のものだったっていう
しかも取るに至らないと自分が思っている人間に取られたっていうね その悔しさ
絶対あの下級生のこと見下してたよねだって あんなくだらない女って思ってたけどそういう人が元彼も今彼も取っていったみたいになってるからね
あの人が実は一番魔性の女だなって思うけど あの子はいい子やったよ
だからいい子やからね いい子やから使われるんやと思う
そうやわね 裏表ないやん まあヘッダーも裏表ないけどずっと裏やけど
真っ黒やからね 真っ黒やったけどね
まあでもまあそうね であのあれですよトマトジュース事件ですよ
はいはい 濃いトマトジュースをぶちまけられるっていうね
これはもうあのイボの美学と呼ばせていただきますけれども もう追い詰められてどうしようもないってなった時にですね
あのまあブラックさんが主にこうトマトジュースの缶を開けて飲み出して で追い詰められたヘッダーに自分の飲んだトマトジュースぶーってかけるっていうね
あれもまあ トマトジュースまみれにしている中でちーかのようなね
そうそうあれも実際にトマトジュースを吹きかけているのではなく そのあのまるで血のようなあのこうね浴びせられて屈辱感と絶望感でいっぱいだという気持ちをね
42:07
トマトジュースを浴びせることによって体演している 実際の世界の中でトマトジュースは浴びてないっていう
多分ビッグトムは浴びてないと思う ビッグトムは浴びてない
トマトさんがね ビッグトムって書いてたね
かわいい かわいかった
でねぶーってやった後は缶を逆さにしてバタバタバタバタってかけられるっていうね
ドロドロのトマトジュース
あの一幕でヘッダーちゃんが心情表現のために鼻を巻き散らしたのと同じように トマトジュース巻き散らされてるなぁみたいな
なんか侮辱にまみれた感じね そうだね
でまぁ最後はヘッダーちゃん死んじゃうわけだけどさ 割愛すると
頭をぶち抜いてね あの死に方も美学じゃない
ピクッピクしてね そうそうそう どこで研究してきたみたいな死に方になってたけど
ピタピタピタピタピタってなんか 擦り上げた魚みたいな 魚のようになって
でそれを ヒヤッと見つめてる
しかもあの時のね私はでも結構セリフが好きやった
いやーあれは人じゃないよみたいな
最後にねポツリとね言って終わるんだよね なんかヘッダーが死んだって言って
死んじゃったよ 死んじゃったよって言って
なんか人ですらないよみたいな そうなんか人じゃないからいいよみたいなぐらいの意味合いに私は受け止めちゃったんだけど
悪魔死んでったなみたいなそういうね ヒヤッと見つめる中でただ一人涙を流すメイドさん
あれねやっぱメイドさんであの今回のね 特に思ったのは端からの眺め時も思ったけど
伊保さんの作品ってさ映像で見た方が面白いんじゃないかなって なぜならその涙を流すメイドさんも涙流す前にこのどんどん追い詰められていってた時にね
ヘッダちゃんがこのまあ 客席向かって左の壁でずっと座ってたけどどんどんどんどん神戸を垂れて
あのもう無理だみたいな絶望感をね座りながらにして表してて でもそれって実際に舞台見に行ってたらねそこに目が行かないと思う
なぜならやっぱり真ん中で演じているヘッダちゃんとハンジさんの方に向いちゃうし 気づかへんままに終わっちゃいそうでっていうのが結構いくつも仕込まれてて
でも映像で見たらそこをさクローズアップしてくれるから このメイドさんとヘッダちゃんをリンクしてるんだなとかっていうのはすごいわかるやんか
だからね まあ
あれは あのメイドさんが
とても素晴らしい女優さんだと思うから 体全体で泣いているというか
エグエグ泣いているわけでは決してないんだけどお芝居でちゃんと伝わってるとは思うねんけど でもやっぱり客席の一番後ろからは見にくいやろうなって思うほどの
45:07
そうだねあの実際ね今回のパンフレットのいつもあのえっと 何解説をあのいろんな舞台に関係する方が書いていらっしゃるんだけれども
今回はですね広田さん 皆さんと私不勉強で存じ上げてないんですけれども
広田敦夫さんかな敦郎さんかな
敦郎さんかな すいません不勉強でね彼があの書いてくださってるんです今回のね
で実際あの見たんだってあの劇場でこの作品を でも後ろの方で見たからその
やっぱりちょっと届かんかったって書いてた で映像で見た方がいいよみたいなことをちょっと書いてはくださっていた
そうだから本当そうなんだろうなって思うこれ前の方で見てたとしてもやっぱり その視点っていうのはさ全部が見れるわけじゃないからちょっと難しいなって思ったり
なんか別にそんなにあの大きなお芝居でもない でもすごい
なんていうか躍動感があるというか見逃してはならない瞬間がなんか 散見される舞台やから忙しいんだよね
だから橋の時はまだあれヤングビッグシアターでちっちゃいとこでやってたと思うんだ けど
あの今回は これこの方が見られた時だったのかこれ上演してたあのナションシアター収録時かちょっとわかんないけど
900人千人規模の劇場やから結構やっぱり後ろの方は遠いよねっていう ちょっとでも3万になってしまう
ね集中力が勝負の舞台やからさシーンとしてるし それはねちょっとだからまぁあの映像で見れて本当にありがたいことだなと
劇場で見てまたちょっと違う感情がっていうのが一番良いのはわかってるんだけどね わかるわかる
というわけでねそんな イヴォ好きだ
イヴォ好きですよ本当好きです 噛めば噛むほどな人なのかなっていう気はする
そうやねー やっぱ
センセーショナルというか そうだね見せ方がうまい
だからまぁそんな世界で今人気があるっていうのももう本当に納得できるなって 私たちがね私なんかがね言うのも
いやほんまにそうですけども1000円でございますよ まぁでもねあのまぁ
世界のね東の橋の演劇ファンとして言わせていただくしたら イヴォさん好きで
48:02
告白しちゃいました またねあの
いつか ロンドンでイヴォの作品を見れる日が来ることを願っております
ね生で見たいね 作家さんのうちの一人だなと
ね色んな方と今やられてるからね 本当に
どっかのタイミングで捕まえたいなぁ そうやね
はいってわけでねもう前半に これ何やろ前編より1.5倍長くなっちゃいましたよ
すいません長くなっちゃったんですけどもあの本当に本当にあの楽しい楽しい 印象深いナショナルシアターライブの今年最後の作品でございました
取り止めもなかったねー だって考えてもみてよ前回のワンワンツーガバナーズからのイヴォバンホーヴだよ
志村後ろからのこれですよ もう本当にあの今回のあの
このラインナップ考えられたねもう憎いぜこんちくしょうって感じですけれども 全然都市の世界に消えたわ
むしろワンワンツーガバナーズの方が都市の世界あったわ 確かにね確かにね
だけどもまぁの2018年もきっとねまたナショナルシアターライブやってくださることを お待ちしております
私きっとアメリカンエンジェルとか来ると思うんだよね エンジェルシーンアメリカ
それやエンジェルシーンアメリカ 言うの間違えてたなと思って調べた
エンジェルシーンアメリカ間違えちゃった あとあの
ロリキニアさんの新作ね待ってます あーえっとニコラスファイトナーって言ってたやつ
あそれかなあのえっとヤングマルクス だねアレムみたいねみたいです
あとイヴォとさ あの人もやってたよね
やってた あれも見たいです
お願いします もう言うだけ言っておきます
はいというわけで妄想論の会議ではお便り募集しております ハッシュタグ妄想論の会議をつけてつぶやいていただくか
ツイッターでつぶやいていただくか直接私たちにリプライください なんかねすごいちょっと最近リプライいただけてめっちゃ嬉しい
本当にありがとうございます 聴いていただけたらそれだけで嬉しい
嬉しいございます本当にコードリして喜んでおります テレってなったね
なるわもうほんまなる あとはメールでももちろん大歓迎です
妄想論ドアットマーク gmail.com m o s o l o n d o n
アッドマーク gmail.com までお便りください
え?なに? バージニアウルフなんて怖くないもんみたいな
言うとけ言うとけ なんなら直接ナショナルシアターライブさんにリプライしよう
ルーク取れた上にも見たいっす ちょっとお願いしてみようか
ね軽くツイッターでね ハッシュタグお願いNTRっていうの一回だけ作ってんけど
51:05
一回でやめちゃった いやーハッシュタグもええけどやっぱ直接リプライや
あとはメールやねやっぱメールちゃいますか でももうねきっと今頃はねライブのラインナップね
そうだね決まっているのかまた今年のようにめっちゃ4月ぐらいからドットーン あるのかわかんないですけれども
もうやってもらえたらなんでもいいっす 楽しみにしておりますのでどうぞよろしくお願いします
はいでは今日もこのあたりでお別れしましょうさよなら ありがとうございました
51:39

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