1. 妄想ロンドン会議
  2. 第355回:大相撲 in ロンドン
2025-11-12 36:48

第355回:大相撲 in ロンドン

日本が誇る国技・大相撲が、歴史あるロイヤルアルバートホールに堂々上陸!
古の相撲ファンだったMizは、ロンドンからの微笑ましい頼りに頬が緩みっぱなし…
34年ぶりのロンドン公演、現地のファンは熱狂!
相撲の神聖さ、文化、そしてスポーツとしての側面…全てが詰まったイベントの裏側を妄想たっぷりにお届けします🇯🇵🇬🇧

▶︎"What's 妄想ロンドン会議?:日本に居ながらロンドンカルチャーを遊び尽くそう!オトナ女子ふたり(Miz&Sin)による、ロンドンニュース・英国Film/Stage/Drama/Book・英会話情報。神戸在住時々ロンドン。▶︎X (旧twitter):twitter.com/mosolondon ▶︎MAIL:mosolondon@gmail.com

サマリー

ロンドンで開催される大相撲トーナメントは、34年ぶりに行われる。日本の伝統文化とスポーツが見事に融合したイベントとなり、観客は熱心な相撲ファンで、相撲に関する深い理解と敬意を持って参加する。伝統的な儀式や文化が強調され、現地での盛り上がりが感じられる。相撲がどのようにして国境を越えて愛されているかも示される。大野里は英語で素晴らしいスピーチを行い、観客に感動を与える。

ロンドンでの大相撲トーナメント
第355回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。清水です。よろしくお願いします。
ドスコイ!
なんて言いました今?
ドスコイ!
ありがとうございます。
はい、皆さまお気づきの通りですね、気づいたかな?気づきましたよね。
今日は気になるロンドンニュースをお届けしたいと思います。先日ですね、ドスコイいただきまして。
議題だけ聞いただけなんですよ、今。
そうですね。
ひたすらドスコイって言い続ける人になろうかなと思って。
はい、先日ロンドンでですね、とても素晴らしい文化的、そしてスポーツ的イベントが行われました。
それはですね、大相撲でございます。
The Grand Sumo Tournament at Royal Albert Hall。
なんかすごい音響の相撲になりそうな気がする。極上のサウンドでお届けされる気がする。気のせいかな?
そう、日本が誇るですね、プロスポーツ、相撲がですね、大相撲がですね、
先日、2025年10月15日から19日の5日間ですね、ロンドンのロイヤルアルバートホールにて開催されたということでね、
結構ね、SNSとか相撲公式アカウントさんがロンドン観光するお相撲さんたちとかを。
見たいね。
そうそう、あげてくれてたりとか、あとあのですよ、あのロイヤルアルバートホールにまさかの土俵ですね、
日本で作られているのと同じ方法でですね、土俵バーン真ん中に、そして屋根の屋倉を組んで大相撲会場が出来上がったというね。
もうこの時点でいろんな謎が私の中で渦巻いてるんですけど。
いいですよ、いいですよ。今日はね、そんなちょっとこのビッグイベントについてね、たわいっぱいおしゃべりしたいなと思うんですけれども、
じゃあ早速しんちゃん、どんな謎が渦巻いてるんでしょうか。
あの水口さんね、幼少の頃から相撲に慣れ親しまれておられ。
なんなん、その言い方。
そうです、私がただの相撲ファンです。
そう、あれですよね。一応ですよ、自分のこの相撲。
しこ玉持ってんの?
しこ玉持ってないよ。しこ玉ないですけど。
相撲好きのルーツとしては、母が相撲が好きでずっと家で相撲をかかってたというね。
テレビでね。っていうルーツがあるんですけれども。
一時期ね、私たちが何歳ぐらいのときかな。高野原とか和歌野原とか相撲ブームがあったんですよ。
塩野富士さんとかもかな。すごいブームがあったよね。もうちょっと前か。
そうだね、ちょい前なんだけど。
すごい印象に残ってるよ。
印象に残ってるよ。
塩野富士のちょっとこう、引退直前ぐらい以降ぐらいからですね、好きでしたというね。
かっこよかったもんっていう。
ただ私はね、ちょっと意識してあんまり見ないのよね。
別に別にいいと思います。
と思って、今回さ、そのニュースが飛び込んできたので、なんかちょっとニュース映像とか、
ウェブ記事とかでは目にしててんけど、まず土持ってたん?っていうね。
あー、土ね。はいはいはい。来たよね、そこ。
全部手作業で固めるんだよね、確か。
そうです。あの、コンコンコンコンっていうね、あの、なんだろう、トンカチみたいなやつで。
なんかビール瓶で固めてたぞ、前。これが一番いいんだっつって、職人さんが。
そうなんだ。それはちょっと知らなかったですけど、そうそうそう。土俵をね、持って行ってます。
あの、何トンだったかの土を日本から持って行っておりますね。
それ運ぶ、飛行機なんか船なんかわかんないけどね。土運ぶってすげーな。
すごいよね。
意味わかんない。
本当にです、本当にです。
結構、そのなんだろうな、あ、えっと、その他にも色々大変なことがありまして、ロイヤルアルバートホール側としてましては。
やはりあの、力士たちが座るチェアーでございますね、お椅子。
こちらがですね、あの、200キロ対応仕様に交換されましたりですとか、あとはトイレ、こちらも補強しないといけません。
あの、便器割れますからね。
そうか。
そう、あと土俵をね、設置するために、あの、何だろうな、5メートル幅の粘土を積んだりとか。
なんかそういうのも、あの。
粘土。
一回粘土敷いた上に土俵を。
あ、でもわかんない、これもしかしたらザ・ガーディアンのこれごめん直訳やから、これ自身が土俵のことなのかな。
ごめんなさい、ちょっとこれに関しては私は嘘ついたかもしれません。
もしかすると、その粘土質含んだ固まる土俵のベースのことかもしれないね。
知らないね、そう。ただそのかなりね、日本の現場仕様をそのまま英国に搬入したという報道がね、ありましてね。
あと、まあ何だろうね。
文化の融合とファンの熱意
どこまで乗ってたんやろうなっていうのとさ、運ばれ、歴史運ぶ飛行機が大変っていうのはよく聞くじゃん。
あの、偏ったら間近だよっていう。
だってね、1人150キロとか小さくてもね、あったりしますからね。
余裕でありはるよね。
でも機内食は何本ほど積まなあかんのかさ。
わかんない。どんだけ食べるんやろ、何食べるんやろね。
ご飯に関してもね、これあの、これあれなんですよ。
このイベント、ロエルアルバートホールと日本相撲協会が主催なのね。
なのでアルバートホール側としましては、やはりこの、あれですね、ケータリング用意されております。
主催者側としてね、全面協力だからね。
全面協力です。
あの、なんとこれも、やはり力士にとって、この5日間のトーナメントを行うためには、ご飯が一番大事だってことで。
大事ですね。
すごい量の、何キロって言ってたかな?のお米と、70キロだったかな?のお米と、
あと、そのご飯、おかずとかも全部日本食で、もう彼らが日本で食べていた、その時の、その状態をまんま持ってきた、ということで。
いつからデリバリーとかそういうことじゃなくて?
違います。それはそれで気になるけどね。
あと、力士さんたちは、休日に普通に街を出歩いて、ホットドッグとかをね、屋台で買って食べてましたね。
いやさ、それもなんかちょっと、ちらっと見たけどさ、日本にいてもさ、なんか大阪とか行くと、大阪場所にちょうど出くわすと、浴衣着た力士さんにね、よくお会い、お会いというか見かけたりとかするけど、やっぱりドギも抜かれるよね。でかっつって。
そうなんですよ。
分かってても、でかって言っちゃうよね。
私、恥ずかしながらですね、大阪場所の時に、高校生の時でしたかね、あれはね、臨時でね、相撲部屋がやってくるわけなんですけれども、見に行きましたよ。相撲部屋巡りました。稽古もちょっとちらっと見ました。
あ、そう。あれって部屋ごと持ってきはるってこと?部屋が移動してくるの?
そうそうそうそう。
ってことか、ホテルとかじゃないんだね。
そうそうそう。
へー。
いや、たぶんそう。その時の私は、どうやって調べていったんだろうね。なんか友達とさ、なんとか部屋はここにあるって、ふーんって言ってた。
ふーんって、なんか雑誌とかで情報載ってんのかな?
分かんない、分かんない。
雑誌はあったよね、相撲の雑誌。
えー、あったっけ?
あったあった。本屋で読みかけてた気がする。
今もあるんちゃう?相撲会ってやつ。
あ、そうかな。
分かる。もしかしたらそれ見ていったんかもしんないね。だって昔はネットとかないからさ。
ピアか。相撲会かよ。
ブロマイドみたいな。
ブロマイド。
ちなみに私のね、推し歴史は極童さんっていうね、歴史だったんですけれども、え、知ってる?しんちゃん。
極童さん、えっと、え、極って朝日?
朝日、朝日、そうそう。
朝日に満ちの山でございます。
なんかシュッとした人じゃなかった?
そうね、ちょっと小柄なね。
そうだよね。
そうなんです。
分かる分かる、なんか小柄な人ですごい強い人すごい好き。
ね。
でも大きな人がバーンってやるのもすげーなって思ってみる。
そうそう、いやほんとそうなんだけどね。
そういうね、私も昔とっても大好きだった。
ただ今はね、もう全然その相撲のこと詳しくなくって、もう今回のこのニュースで、あ、今って日本人の横綱がいるんだっていうのを知ったぐらいの、ほんとに。
そうだね、いたりいなかったりしたもんね、なんかしばらく。
もうね、結構なんか海外の歴史が強くて。
モンゴル、ルージュの人とか。
そうそうそうそう、そうなのそうなの。
うん、っていうことなんですが、このね、ザ・グランド相撲トーナメントですが、なんとなんと日本の国外で、しかもロンドンでこの規模の正式な五日間トーナメントを行われるのはですね。
はい。
前回、1991年の同会場以来34年ぶりということで。
34年ぶり?
はい、そして相撲の歴史長いです。1500年の歴史があるんですけど、8世紀からね、あるのね。
のみのすくねとかじゃなかったって。
全然知らん。逆にそこはしんちゃんの方が詳しいかもしれん。
わかんない、土地狂っとったらごめんなさい。
いやいやいや、そう。
知らんよ。
その中で海外公演は今回含めてたった2回。
もっと行ったらええのにね。大変だわね。
そう、でもなんかね、私はこのね、見てて普通にこの相撲ファンとして、
いにしえの相撲ファンとしてね、ほのぼの見てたんですよ。
素敵なことやなと思って。会場の写真まず見た?めっちゃすごかったやん。
すごかった。
すごかったよな。これどこ?みたいな。
もうどこだかわからない。
なんかでもその、なんだろうね、そういう歴史ある日本の相撲がね、文化的、そして神事でもあり、そしてスポーツっていう相撲がロヒアル・アルバートホールっていう、これまたさ、すごく歴史のあるロンドンのホールで。
なんかさ、まだ大津アリーナって言われる方が納得するけど、なんでロヒアル・アルバートホール?
ロヒアル・アルバートホール。
パチン、パチンみたいなさ、音がよく響くとかそういう。
いやいやいや。
音響効果狙ってる?
残った、残った。
反響がいいとか。
そう、前回の1991年っていうのは、この相撲単体っていうなんかその行事ではなくて、なんかね、ジャパンフェスティバル的なやつがあったんだって。
これ詳しくわかんないんだけど私も。その中の行事の一環として相撲があったと。
なんか日本の文化を紹介するイベント自体があったってことなんだね、きっとね。
そうそう。
それの一環か。
そうだね、そうだね。で、その時が初相撲ロンドンお目見えだったんだけれども。
で、今回に関してはその正式にね、もう大相撲としてのご招待というか、もう両国協力してやりましょうっていう状態でロンドンに行ったわけなんだけれども、
このさ、私がまずびっくりしたことが、この相撲がスポーツじゃなくて、しんちゃんさっき言ったみたいにロイヤルアルバートホールでやってる。
つまり文化的側面っていうのをすごく重視して捉えられてるんだなっていう、そういう評価なんだなっていうのを感じたことと、
あとチケットはもう速貫で。
らしいね。
結構高いのよチケットが。600ポンドとかだったかな。高い席でね。
ちゃんと砂被る席もあるんですよ。
砂被んないよって言っても被られるからな。
ここは危険な席ですって言って売られてたらしい。でもすごい迫力ですって言って。
結構ヨーロッパツツー裏裏から来てらっしゃったみたいな。
過去のデータと相撲の歴史
そうなの。
私がもうびっくりしたのが、その観客の人たちがさ、なんていうのかな。
なんか日本から何かが来てるぞ。相撲ってやつか。見てみよう。こんなのか。ほうほうよけかなよけかな。みたいな観客じゃなくてさ、みんなさ熱い。
ガチファンなんでしょ。
そう相撲ファンやね。まさか相撲が見れるなんて。みたいな。
ちゃんとみんなさ、大相撲の精神をね。
分かってるじゃん。すごいのよ。
なんかやっぱりその日本の国技としてはあの、今知られました。のみのすくねとかいまのけはやが一番最初に戦ったというのが相撲の始まりだったそうです。
あるよね。奉納したよね。力をね。
だからやっぱりその、何か祈りのためにとかっていう側面があったりとかするっていうのも理解された上で、あの土俵がすごく神聖なものなんだとかっていうのも、なんかもう私なんかよりもすごく知ってらっしゃるようなのね。
そうなのよ、そうなのよ。もうこんなね私のこのなんていうの、あの薄い薄いあの洋装のめぎりのね、相撲好きの時代のあれなんてもうとんでもない、もっともっとガチファンの方がいらっしゃるのよ。
わざわざ日本に相撲見に行ったけどチケットが取れなくて見れなくてみたいな方とかなんかインタビューに答えていらっしゃって、やっと見れたんだとか。
そんなにですかって、うちらがまあそうね、あのロンドンにレミゼ見に行くようなもんだよねって思いながら。
そうやね、そうなのよ。
もっともっとレアでしょ。
そうやね、なんか私ね、これ最後にしんちゃんとちょっと喋りたいなと思ってたんやけど、もう今喋っちゃうけどさ、レミゼ出てきたから。
これね、日本からこの相撲がね、ロンドンに来ましたと。で、これってロンドンから何を持ってきたらいいんやろうと思ったの、日本に。
で、同じようなのあるんかなとかと思って結構いろいろ調べたりとかしたんだけど、もちろんさ。
アスコット競馬場じゃない?
それね、それはあるかもしれないね。
ウィンブルドン。
それはただの試合やしな。
そうやね、でもそれぞれさ、どのスポーツもやねんけど、それこそ競馬とかにしても、最初はさ、何かこう神事だったり祈りだったりとかしたわけやん。
けど、なんか、それって今結構エンタメになってて、その祈りの部分っていうの、神事の部分っていうのが、肩の部分っていうのが、もう結構なくなってるものが多いのね。
で、それがすごい面白かったんやけど、その、相撲って土俵入りします、でなんか四股踏んで、
なんか薙刀さ、ブンブン回したりしなかったっけ?
薙刀を回すだけかな。
あーはいはいはい。
弓か?ブンブンか回し張るような、器用に大きな人は。
薙刀回したっけって思っちゃった。そういうのもある、そういうのもある。
あれね、なんていうんですか、試合って言わないよね、取り組みが始まる前にさ、なんかいろいろやるよね。
いろいろやるのよ、そうなのよって決まっててさ、なんかこれがさ、もうずっと昔からそれが続いてて、
なんかその、なんだろうな、こんなにもその、神事とスポーツとあと文化をもうきっちり融合した、なんかこういうものって、
かに本当にちょっとなかなか見たことないなって改めて思わされて、相撲すげえなって思ったっていう。
ロンドン公演の様子
スポーツの部分があんまりないね。
伝統文化っつったらさ、やっぱあのなんか、どこの地域だったかすぐ出てこないけど、なんかケチャとかさ。
あるよね。なんか宗教音楽みたいな、ガムランとか。
あとイギリス、スコットランドなんとかロイヤルタトゥーか。
ロイヤルミリタリータトゥー。
ロイヤルミリタリータトゥー。
みたいなことはあるし、やっぱりそれも神聖なものとか、文化としてとかっていうところはあるけど、これがスポーツって、燃えたい?
燃えたい、確かにね。そういうのもあるか。あれ、燃えたいってなんかプロリーグとかあるんだっけか。
多分、なんかあれ、あの最初にさ、なんかステップみたいなの踏むのってあれってお祈りなんじゃなかったっけ。
あー、そうかもしれない。
ミッチャミッチャみたいなことしはるよね。失礼、私。
私もふわーっとした知識で喋ってます、今。
なんかステップ踏むのがあれ、お祈りだっていう風に聞いたことがあるような気がせんでもないな、とか思ってみたり。
だから、ないことはないんやろうけど、ただそれをここまで守り続けて、しかもちょっとパフォーマンスとしてもザ日本みたいな、ちょっと歌舞伎。
そうなんよね。
歌舞伎も相撲から撮られてる動きとかいっぱいあるしさ。
確かに確かに。
そうそう、で、ぐーじさんって、今日本で見ないよ、あの人たちだけだよっていうような。
確かにね。
来てらっしゃって、っていうのって、日本を好きでいてくださる外国の方にはたまらんねやろうなっていう。
いや、本当にね、すごく、めちゃくちゃ幸せな気持ちに、私はこの遠くにいたけどね、思った。
わーって、なんかすごい盛り上がってらっしゃったね。
そう。
取り組みのところで、すごいキラキラした目で、すごい支援として守ってる感じとかって、
日本人としてはもうそういうもんやと思って見てるけど、あれってすごい、なんていうのかな、新鮮な体験なんだろうね。
きちんとルールを守って見てくださってるっていうのが素晴らしいなっていう。
どういう方が集まってられてたのかっていう、それをBBCが取材をしてくれてまして、もしよかったらそれを紹介させていただきたいんですが。
はい。
2025年10月21日の記事でございます。タイトル、ロイヤルアルバートホールが揺れた大相撲ロンドン公演、ネットのファン層が集まるということで。
やっぱりネットなんだよね。
15日に始まった大相撲ロンドン公演が19日に終わった。
競技が始まる前に儀式が45分間続いても、観客がずっと夢中のままでいるスポーツはそう多くない。
儀式、確かに45分間もあるのかあれ。土俵入りだよね。
ゆっくりみんなでパレードしたりするやつ。
そうそう。回し、化粧回しつけて。
永谷園って書いてあるやつ。
そうですそうですそうです。別に全部に永谷園が書いてるわけじゃないですが、化粧回しつけてね。
それでも何百年もほぼ変わらずに続いてきた小さな土俵で繰り広げられる精美な定備、伝統行事はまさに観客の心を和静かにした。
これちょっと直訳なのでね、日本語出てきたらすみません。
ロイヤルアルバートホールで5日間続いた大相撲のイベントには最高峰の力士40人が参加した。
相撲の最も古い記録は紀元前23年のものだとされる。
その競技を迎えてイギリスのビクトリア朝時代に建てられたロンドンのコンサートホールは完全に姿を変えた。
土俵の上には重さ6トンにもなる日本の神社様式の屋根が吊るされた。
全部読むか。
ここで主旨家たちは邪気を払うために足を踏み鳴らし、神々の注意を引くために手を叩いた。
様々な古式ゆかしい儀式が行われた土俵の上にはアメリカのバスケットボールの試合会場にあってもおかしくない巨大な回転式LEDスクリーンが設置され、観客に各種データやリプレイを提供した。
リプレイとか見れるんだね。
そんな感じだったよね。日本はないよね。
でもNHKの中継見てたらあるやつだな。
中継はね、そうですね。
今の決まり手みたいなやつだな。
相撲は古代に始まった競技で、歴史のあらゆる種差について厳格な決まり事がある。それでも相撲は現代社会の中に存在しているのだ。そしてその現代社会が相撲を日本の国境を越えて広める手助けをしている。
ファンの熱意
ここからです。
シャーン・スペンサーさん、35歳は、数年前、たまたま見た動画に興味を惹かれた。
それがきっかけとなり、彼女はすぐさまいくつかの相撲部屋の映像に特化したYouTubeチャンネルを見つけた。
相撲部屋は力士が生活し、稽古する場所だ。力士たちは早朝に起きて稽古し、高タンパクのちゃんこ鍋を食べ、午後には昼寝をする。全ては体を大きくするために。
相撲部屋の様子を見るようになったのに続いて、シャーンさんは本場所というものを知った。
かわいい。知るよね知るよね。15日間で優勝を争う、いわばチャンピオンシップ大会だ。この時点でシャーンさんはもうすっかり相撲の虜になっていた。
ロンドンでのトーナメントはこれまでネットで見てきたあれこれを実際に目の前で見られる一生に一度の機会だったとシャーンさんは話した。
これシャーンさんのお話ね。この次なんですがすいませんめっちゃ長いのでかいつまみますが。
次はえじんばら在住のジュリアさんとそのパートナーのセザールさんのお話なんですが、彼らはね、彼らももちろん今回の大相撲ロンドン場所に来たんですが、
彼らは日本相撲との出会いっていうのは6年前の日本旅行がきっかけ。で、いかにも観光客がやることかなと思ったけれども、
まあでもちょっと見てみるかと思って行った相撲を見てもう大好きになったらしい。そこから夢中でもう私たちが見るスポーツはこれだけって言って、
相撲一筋。なるほどね。彼らによるとイタリアのグループだったりとかイギリスのグループも見つけたと。
これはあの同じ趣味の持つ人たちのグループのことね。相撲同好会ね。そうですそうですそうです。
で、本来だったらもうそのそういうね各地にいるネットから始まったもしくは観光旅行をきっかけで相撲好きになった世界各地の相撲ファンがもうロンドンに大集結ですよ。
いや、一大イベントだったんだね。
もう彼も言ってます。本当にごめんね。
そう、日本にいたとしても席が取れるとは限らないって言ってて、ほんとそうなんだよね。
だからこのねBBCの記事にたくさんのファンの人たちの声が載ってる。
すごい嬉しいねんけど、やっぱ気になるのはちゃんこ鍋の鍋とコンロを持ってったんかな。
いや、わかんない。これはもしかしたら現地調達かもしれない。
いるぜ、カセットコンロ。
いるね。
いりますね。
どんぶりじゃわんもいるぜ。
いるぜ?
いるね。
でもそれはさ、あるんじゃない?ロンドンの。
あるんかな、アルミの鍋あるんかな。
あれじゃないとダメ。
あれじゃないとダメかな。
超でっかいやつ。
そうやね。
いや、だってたくさん食べてほ…でも、お相撲さんも大変だよね。
現地のものもちょっと食べたいねとかさ。
いや、ほんとそう、ほんとそう。
どうするかな、ちゃんこ食べないと怒られるよねとか言ってんの。
ちゃんこはね、あれだよ、ちゃんこっていうのはご飯っていう意味なの。
だから全部ちゃんこなの。
でも鍋じゃん。
なんか、栄養とか効率を考えるとたぶんあれ、肉も野菜も全部食べれるからちゃんこ鍋がいいんだよね。
まあね。鍋なことが多いんだろうね、たぶんね。
だってそこでポテトチップスずっと食べてたらきっと親方に怒られるよ。
いや、でも食べてる人もおると思う。
あ、そう。
そう。
プレータマンジェ一店舗全部買い取る勢いで買っちゃうよ。
ね。
もしくはテスコが開くよ。
そうね。どうだったんだろうね。
どういうものを食べてたのかまで詳しく私も知らないんだけれども。
肉と野菜がありあって感じなのかもしれんけどね。
でもちょっとね、やっぱ美味しいご飯食べてしっかり動いてほしいからね。
いや、ほんとそうですね。
いやー、でもね、本当に、なんだろうね。
ごめんね、ちゃんこの話からちょっと外れるけど。
あ、いいよ。
外れるけど。
外して。
この、なんだろう、ちょっとこう、逆輸入的なね、感じでね、またこう、日本でも、今でも人気やで。
今でも人気やけど、またなんかこう、若者たちにもその魅力がね、もう一回再現しないかなーとか、ちょっとこう思ったりして。
やっぱり今なり手とかがなくてさ。
素晴らしいねー。
相撲さんの、まあそれはそうだよね、すごく厳しいし、あの、ね、若者たちは今やもうあの韓国アイドルに夢中ですから。
みんなあのヒョロヒョロ、そっちになりたいから。
たまにさ、ニュースでさ、地域のニュースみたいなんでさ、ちびっこ相撲の優勝は?みたいなことやってたりするやん。
小学校6年生の子って言ってさ、大きくなった男の子がさ、頑張って可愛い顔でさ、真っ赤かりなりだから投げ飛ばしてたりとかするの見てたら、もうお願いやから頑張ってって思うよね。
そうだねー、あの子たちとかどうしてるんだろうね。
ロンドンでの大相撲の開催
わかんない、ちゃんとどっかのお部屋に入れたらいいんだけど、でもね、中学校行ったら、なんか違うことに興味でて、辞めたりとかっていうことももちろんあるやろうからさ、そこは憧れ続けてほしいなと思ってしまうよね、ああいうニュース見ると。
確かになー、私さ、あれだよ、小学校の時にほんま相撲好きでさ、でもさ、女子は、相撲取りには慣れないから、
まあその、なんですかね、私大きくなったら相撲部屋のおかみさんになりたかったのよ。
あ、そっちか。
そっちです。で、そのやはりこう、順序としては、やっぱりこうスポーツ記者になるのがいいんじゃないかなと思って、スポーツ記者を目指していたのね。
そのスポーツ記者になるために、やはりこう相撲と、やはりこう相撲のね、相撲版にならないとわかんわけよ。
相撲版、相撲版。
野球の方になっちゃってダメやから、やっぱこうそのためには、
野球版になりたくていくんじゃないの?
相撲版になりたいよ。でもなかなかさ、ね、基本的にいかないかもしれないからさ、
自分に実績をつけるために、中学校に有名な相撲部がある学校を受験しようとしたことがあった。そこまで考えたことがあった。
ちなみにそんな中学高校はあるの?
なんかね、中学校が確か四国にあったんだよね。
へー、そうなんだ。
で、おばあちゃんさ、香川県やから、あ、行けんじゃね?と思って。
そこから変えればいいんじゃね?と思って。
下宿させてもらえるってか。
なんか親は冗談で言っとったかもしれない。そういう話もしたからさ。
けど、私はわりと本気でめっちゃ考えた時もあった。
けど、まあそれは、それはやらず。
でも結構、大学とか入った時も、面接とかでさ、記者になりたいって言って入ったよ。相撲のことは言わなかったけど。
そう。なかなかにマジガチでしたね。
そうそうそうそう。でもあの、知識は薄いんやけどな。
今ちょっと思い出したなっていうね。そんなどうでもいいお話でございまして。
はい。あの、えっと何の話だっけ?
最後にさ、大野里がさ、横綱のね。
はいはいはい。
スピーチしたの知ってる?
見てない見てない。
あの閉会式があったんだけども、万丈のね、あの、客席ワーッとこう見つめる中、40人の力士たちがね、まるでミュージカルの最後のカーテンコールのようにですね。
まあ、言ったらあれは四方囲み舞台ですから。
で、あの、客席に向かって礼をするわけね。
カン、右!って言われてこう、右向け右して、あの、礼して。
右!って言われて礼して、みたいな感じで。
もう拍手喝采。で、そこで真と静まり返ってね、大野里がマイクを持って一歩前に出ます。
そして、なんと彼は英語でスピーチしたんですね。
そのスピーチがもう素晴らしかったので、ちょっと共有させてくれ。
大野里の真似で言います。
Hello, everyone. London is great. Thank you and see you. Goodbye.
最高。
シンプル is best.
もうね、このハローって言った瞬間に、もう観客席がフワーってなって、まさか英語喋ると思わへんやん。
やっぱりその国の言葉で感謝を述べる、伝えるっていうのは本当に大事なことなんだなって。
土俵の上で初めて英語が話されたんじゃない?
かもしらん。多分ね、誰も英語を期待してなかったし、それが日本語のスピーチだったとしても、みんな大歓迎だったと思うのね。
別に普通にそこでごっちゃんですって言ってくれたら、それはそれでね。
うん、なかなかごっちゃんですはないかもしれんけど、そうね。
いいと思うのよ。別にさ、日本人が、力士が日本語喋るって別に普通のことやし。
けど、めっちゃ可愛いね、また。メモを用意して、そのメモを見ながら言ってた。
大きな体にちっちゃいメモなんやな。
そうやね。
でも、笑顔でね、めちゃくちゃ良かった。
どこまで熱烈な歓迎を受けて、しかも日本風の神社風の屋根にはさ、マインオンレとか書いてあるわけでしょ、きっと。
書いてたかな。
なんかよく書いてるやん、あれ。
書いてますね。今回書いてたかは知らんけど、書いてたかもしれんね。
ああいう状況でさ、そんだけ歓迎されてるってすごい、やっぱり嬉しかったんやろうね。
素晴らしい。
なんか、みんな素晴らしかった。歴史たちも、そして観客たちも、さらにもちろん日本相撲協会も、ロイヤルアルバートホールさんも、日本もイギリスもロンドンもみんなすごいと思って感動したっていう。
大野里の英語スピーチ
それをちょっと話したかったんでした。
またね、行ってほしいし、追っかけていくか。
いや、ほんまそうですね。いや、ちょっと相撲を追っかけていくかどうかわかんないけど、でもよく考えたら、この間私がフェスティバルホールに見に行ったレミゼのワールドツアー、あれはロンドンにおける相撲と同じやなと思って。
だから、きっとあんな気持ちでロンドンの相撲ファンの方たちは、歴史たちを見たんだろうなと思って。
本物のレミゼ来たーってなったからさ。
そうやんな。
すごい、日本が誇る文化です。
というわけで、お時間が迫ってまいりました。
妄想ロンドン会議ではお便り募集しております。
ハッシュタグ、妄想ロンドン会議をつけて、Xでポストしていただくか、直接私たちまでリプライください。
また、メールでのお便りも大歓迎です。
妄想ロンドン、atmarkgmail.com、mosondon,atmarkgmail.comまでお便りください。
はい、ちょっと見に行かれた方いらっしゃいませんかね。
もしいらっしゃったら教えてください。
教えてほしい。
現地にはいけなかったけど、その空気感を一緒に味わえた気持ちで、めちゃくちゃよかったです。
はい、というわけで、今日はこのあたりでお別れしましょう。
さよなら。
ありがとうございました。
36:48

コメント

スクロール