1. 妄想ロンドン会議
  2. 第76回:【ネタバレ】パペット..
2016-11-15 1:15:55

第76回:【ネタバレ】パペットの馬たちが生き生きと躍動する、まさに演劇の奇跡! NTL2016大本命『戦火の馬』レビュー

2012年秋、初めてのNYはブロードウェイでの観劇時。「何の舞台を見ようか?」と迷った私たちに知人がオススメしてくれたのがこの『戦火の馬(War horse)』でした。そこにあるはずのない「何か」を立ち上げるのが演劇だとしたら、この作品には演劇の奇跡が散りばめられています。今回は、作品の素晴らしさはもちろん、NYでの舞台と今回のスクリーニングの二種類の『戦火の馬』を体験して感じたことを私たちの視点でおしゃべりしました。
映像で見て初めて気づいたパペットの細やかな表現や、英語/フランス語/ドイツ語の扱い方、とあるキャストの驚きの年齢などなど、ご覧になった方にも、そうで無い方にも楽しんでいただけましたら幸いです。
(2016年11月11日収録75分)
00:01
今すぐにでもロンドンに飛び立ちたい2人が、現実にはいけない今週のロンドン旅行プランを妄想します。
このポッドキャストでは、実際にロンドン旅行に行くまでが1シーズンです。
それまで、インターネット上や雑誌にあふれるロンドン情報を駆使しながら妄想旅行をすることで、実際のロンドン旅行をより充実したものにするのが目的です。
では、第76回妄想ロンドン会議を始めます。
水口です。
清水です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
2016年、ナショナルシアターライブが完走しましたね。
完走しました。
全6回、全て行くことができました。おめでとう。
おめでとうございます。
頑張った私たち。
頑張りましたね。
戦火の満を見てきた。
見てまいりました。
感想を言ってみようかしらね。
本日、11月11日、ナショナルシアターライブ、戦火の満を見てきましたけれども、何の日でしょうか?
うちの兄貴の誕生日。
あ、昨日や。
ベタにポッキーの日とか言ったらいいの?
ちょっとピンポーン。
間違いじゃないからね。
間違いじゃないです。
正式にはポッキー&プリッツの日ですね。
らしいね。
あれ11がポッキーで、11がプリッツ。
じゃなくて、11月11日ですね。
これはですね、第一次世界大戦の終戦記念日ということですね。
だそうですね。
はい。
申し訳ないんですけど、全然馴染みがなくて、全然知らなかったっていうか、
第一次世界大戦についてあまりにも自分の知識がなさすぎて。
そうだよね。だってさ、あんまり日本もそんな関わってなかった、戦場になってないし。
そうだよね。
あんまり聞くことがないしさ、身近じゃないとか、学校でも響きしか習わんかった。
そうだね。もうだから、歴史の一コマとして。
やっぱり大きく語られるのは、日本では第一次世界大戦で、ちょっと待てよ、二次があるってことは一次がある?みたいな認識があって。
最近英国に興味が出てきて、やっと第一次世界大戦を描いた映画とか。
そうだね。だからイギリスの戦争物の映画ってなると、戦争物ってあれだね、激動の時代を描いた映画だったりドラマっていうと、
必ず戦前、第一次世界大戦が始まる前から始まって、どんどんと戦争の時代に突入していく。
例えばダウントンアビーだったりとか。
そうだね。あれも戦争やったもんね。戦犯で描かれてたのも。
03:02
あとさ、キングスマンもそうじゃない?
キングスマン?
たまらん、この水口のこいつ何言い出したんやっていう、けげんな顔。
キングスマンそうやわ。
キングスマンができたその由来が、
組織が作られたその経緯っていうのが第一次世界大戦で、
後継息子を亡くした貴族とか大富豪たちが、
じゃあお国のためにどうせならお金を使おうよって言って作った秘密組織っていう。
そうやったそうやった。今ね、私は頭の中で、
タラン・エジャトン君とコリンファースさんがエレベーターの地下をずっと降りていきながら、
あれでしょ、コリンファースさんが喋ってるあのシーンでしょ。
キングスマンとは。
そうだよね。
そも何たるかっていう話をしてた時に言ってて。
言ってた言ってた。
そういう組織が本当にあるかどうかは知らんけど、
後継息子がのきなみいなくなってしまったっていうのは本当やったっていうしさ、
若い男の人が消えてしまったって言われてたから、影響力ってすごいんやなと思って。
そうだね、だってさ、私たちが2014年に投影したとき、
それが確か11月9日にイギリスに着いて、ロンドンに着いて、
で、うろうろしてたら、胸にさ、赤いポピーのバッジじゃないけど、付けた人たち。
ゾーカ、ミニゾーカみたいなやつね。
が、いっぱい通りを歩いてて、町のいたるところに祭壇みたいなのができてて。
あった、教会とかにもすごくあったし、
ただなんか最初見たときはね、ポピーっていうことすらわからなくて、
なんか赤と黒の花を付けて貼るけど、何やろうと思って、急いで調べたら、
その終戦記念日で、戦没者の儀礼祭が大々的に、
私たちが見てたのはロンドン島で行われているイベントがあったっていう。
お堀が真っ赤に埋まってたもんね、ポピーの花で。
真っ赤に、いやほんとに、あれは圧巻やったね。
確か700万株だか800万株だかの、戦没者の数をそれで表したとされる。
お堀がもう埋め尽くされてて、人々もたくさんの方がいらしてらして、
あとね、銅像とかさ、パディントン駅のパディントンさんもさ、
ちゃんとね、ポピー付けてたし、
この時期ね、ちょうど今やってるんだけど、
コーツアリーナでテニスのATPのファイナルが行われてるのね、最後に。
しんちゃんが珍しくあれだもんね、見るスポーツテニスだもんね。
唯一見るスポーツ。
06:00
唯一見るね。
上位者8人が争うっていう、最後の大会やねんけど、
それにもなんか結構ね、ポピー付けて、
あのイギリスのマレー選手とか、きのうワウリンカ選手とかも付けてた。
写真見たから、皆さん結構付けてらっしゃるんやと思う。
まあそんなね、今回見てきたナショナルシアターラブ戦火の馬ですけれども、
この戦火の馬が、第一次世界大戦の戦火の馬っていうぐらいですからね、
戦いの日の馬と書かれて、現代ウォーホース、戦争の馬。
まさにその第一次世界大戦を描いた作品ということで、
これはですね、どういう作品かと言いますと、
1982年に出版されました、マイケル・モーヴァーゴさんによる児童小説です。
で、少年アルバート君がですね、小さな頃に手に入れて、
鉄招に賭けて育てた馬のジョーイ君。
これが戦火の馬の馬の地の一つ。
主人公、ジョーイ君。馬主人公のジョーイ君。
人主人公はアルバート君ね。
そこにつくんか、主人馬じゃなくて。
あ、そことか。
主馬公や。
馬公?主馬公?どうでもいいね、このくだり。
そうだね、そうだね。まあいいよ、いいよ。
とりあえず、ごめん、いいかな。馬主人公のジョーイ君ね。
このジョーイ君がですね、第一次世界大戦で軍馬としてフランスに送られてしまって、
アルバート君と離れ離れになってしまうんですね。
そこで体験するジョーイ君と取り巻く人たち。
もしくは戦争の情景。
それと馬と再会するためにアルバート君はアルバート君でまた戦地に向かうんですけれども、
そのアルバートとジョーイがですね、出会えるや否やっていう、
無事に帰ってくることができるのかという、そういうですね。
やばい、もう泣きそう。
そういう話をですね、舞台化したものが今回のナショナルシアターライブ。
戦火の馬オーフォースなんですね。
2007年にね、舞台化されたのね。
そうか、結構前か。
ロンドン公演は終わってしまったけれど、でも超ロングラインやったもんね。
そう、今多分ツアーに出てるのかな。
多分ね、イギリス中を旅してるんじゃないかな。
時々ね、あのジョーイの写真が送られてくるもんね。
ツイッター上にさ、僕は元気ですみたいな。
時々現れるから、元気にやってんだみたいな。
あいつさ、ちょっとさ、うろうろしすぎちゃう。
ジョーイがウェルズで見たよみたいな。
そんな感じでさ、ツイッターにヒュッて現れるんだよね。
あのロンドン公演に乗ってみたりとか、
あと女王に会いに行ってたりとか。
あれすごいよね。
あれさ、今年の女王陛下の誕生日のパレードあるじゃない。
09:00
あ、90歳の誕生日ね。
大々的なパレードをしてたけど、
あの時にさ、普通にミアネアとか、
なんかそんなの見てたと思うんだよ。
繰り返し映像が流れて、
女王が80歳、90歳の誕生日に迎えられましたと。
で、パレードの様子が流れるのね。
あれさ、コメントしながら何回も何回も同じとこから流れるじゃん。
ほんで、見てるうちにさ、
え、ちょっと待って。
この画面の右の端の、このちっちゃい上の方で
ヒヒーンってなってる馬が、
え、これジョーイじゃね?と思って。
ほんで、何回も流れるから見て、
あれ?これどうもジョーイっぽいと思って、
ちょっとこう普通に調べてYouTubeとか見たら、
やっぱジョーイや!みたいな。
普通に、でもあれパレード見に行ってんの?
参加してんの?
応援っていうか、
それだけじゃなくて、普通にご対面してさ、
お花ね、もらったりとか。
そういうエピソードもあるけど、
映像のジョーイにこんなに私は食いついたんやけども、
もちろんテレビの中のコメンテーターたちは
そんなことに一言も触れるわけがなくて、
気づいてもいないからね。
さっと流されてたのがすごく面白くて、
私の中でのジョー陛下のパレードの最高潮な時やったね、それがね。
普通に歩いてて、
うわ、なんかパレードやってる見に行こう!って
言ってるジョーイが可愛いよね。
もしくは、「ジョーがいらっしゃるからここで待ってよ!」
みたいな感じでずっと待ってるとしたら、
それをするとすごくキュンと来るっていうか。
ご見送りすんで。
でもなんかそれぐらいね、
本当に愛されるジョーイというか。
なんかレストランスクエアとかにもよく出没してて、
まあ宣伝的な意味も兼ねて。
プロモーショナルだとは思うんだけど、
なんか普通にカフェでお茶してる人とかに
突っ込んできてたから。
そうだよね。
あとさ、普通にさ、
リアルホース君とご対面してたりとか
なんかね、馬よう会いに行ってる。
あれはさ、馬的にはどういう気持ちなんだろうね。
ジョーイじゃない方の馬ね。
そうそう。
おもんぱかるよね。
おもんぱかるよね。
なんか来たってなるよね。
あれは馬として認識するのか、
物体としての認識なのか、
馬的にはどうなんだろうとか、
そういう余計なことをね、ちょっと考えちゃう。
赤ちゃんがリアル赤ちゃん人形を見せられたような
反応なんじゃない?
そんな感じだね。
そんな感じだね。
そういうことか、そういうことか。
およってね。
そうだよね。
でもよく会いに行ってるし、
あとね、競馬場に行って
ジョッキーさんに乗って回ってたりとか。
なんかすごくあれだね、
ジョッキーさんの原稼ぎじゃないけど、
ジョーイに乗ったジョッキーさんの馬は早いんだぜみたいな。
いいね、そういうのね。
そんな感じになりそうね。
愛されるジョーイだね。
ということで、2007年に舞台化されて以降、
こうやってですね、ロンドンの人々に愛されながらですね、
続いてきたこの作品なんですけれども、
12:01
こちらはですね、映画にもなってます。
はい。
超大作だったよ。
スティーブン・スピルバーグの戦火の馬になってましてね、
これも見ましたけれどもね、
まあまあまあまあ、
何作でしょうか。
そやな。
もしませんね。
で、こちらが、
ナショナルシアターライブ。
まあね、これね、もともとの原作が、
馬視点で、一人称で書かれたという、
そういうお話になってるんですね。
馬の目線から見た第一次世界大戦。
お腹空いた。わらどこ?
そういうことでね。
わが輩は猫である。名前はまだないべき。
ひひーん。
ひひーんじゃない。一応日本語じゃないや。
人間語に翻訳されてる。
そうですね。一応出版されてたからね。
そうなんです。
で、まあそれもあり、
そうすることで、
より公平な目で、
フラットな目で、第一次世界大戦というものを描いたっていう、
そういう原作者のマイケル・モーカーゴさんの意図だったんですね。
そうよね。
そうか。
上位はさ、この人フランス側やからとか、
イギリス側やからとか、
ドイツ側やからとか、考えへんもんね。
そうなんですよ。
いい人か悪い人かでしか見ないもんね。
どこの国の人だろうが。
そうなんだよね。
すごいね。
すごくさ、劇中でも馬の上位くんが、
まあ最初はノーコーバーっていうか、
農場に間違ってやってきてしまった、
狩猟馬。
そうだね。
ハーフではあるけれど、
サラブレットとノーコーバーの、
ハーフなので、
どっちつかずなのかな。
まあそうだね。
どちらにも特化、力技にも特化してないし、
速さにも特化してるわけではない、
馬として描かれてるのか。
そうなんですよね。
だけれども、まあその人間たちの都合でさ、
急に農地耕やせとか言われたりとか、
急に戦争に連れて行かれて、
急に戦地の中を駆け抜けさせられたりとか、
がと思えば、
傷病者を運べ言われて、
運んだり、逮捕を運んだりとか、
馬からしたらさ、
なんでこんなことせなあかんのよって思うよねって。
そうなのよね。
本当に本気で馬の気持ちにちょっと待ってみ?
そうだね。
私ね、だから常々疑問があって、
馬って人を乗せて運ぶじゃない。
運ぶ、運ぶ。
まあまあ、そういう姿を見ることが多いじゃない。
人を乗せて運ぶことって、
嬉しいのかしんどいのかどっちなんやろうって。
しんどいじゃん。
15:01
やっぱりしんどいんだね。
分からんけど、分からんけど。
信頼関係ができるって言うやん、馬ともさ。
言うね、言うね。
仲良くなれるって言うやん。
それはあると思う、それはあると思う。
ほらご主人様、オラに乗ってくださいよって思うのか、
なんでやねん、毎日毎日乗り上がって、
クソって思ってんのか。
いや、今日も乗せてやるぜ、ベイビーって感じじゃないの。
ベイビー扱いなの?
ベイビーな感じじゃないの、分かんないけど。
その馬の気持ちがね、ちょっと分かんなくて。
そうだね、馬の気持ちね。
ちょっと馬の友達がいないから聞かれへんやんか。
まあそうだよね、そうだよね。
だから聞かされるとかも、
これをやったら、美味しい飯食わせろよって思ってるくらいだったらいいんかなって思うけど、
苦しくて苦しくてしょうがないんであれば、
ちょっと馬ってなんて辛いんだろうって、
常々思ってたの。
そうだね。
まあでもほら、例えば競馬とかだったりっていうのは、
その馬の習性を利用したスポットだったりするからね。
逃走本能とかってこと?
そう、なんか馬はさ、隣で馬が走ってたらお前も走れと。
自分の見落としている何かがあるかもしれないから、
隣の馬が走っている方向にお前も全速力で走るんだっていう本能がDNAに刻まれてるんだって。
あ、群れで走るっていうことが?
うん。
そっか。でも競馬とかの通勤、たまに小指に挟んだらさ、
この馬はなんか前で走られるのがすごいって言うよね。
そうそう。やっぱそれね、個体差はあるんだよね、性格の。
そうか、トップじゃないと走られへんから、
なるべく早く先頭に出ましょうみたいなこと言ってたりとかするやん。
そうそう。
そういうことか。
うん、だから。
でも人が走ってたら走っちゃうの?
人走っちゃうの。
わーい。
そう、人っていうか馬ね。
そうか。
そう、周りの馬走っとって、
俺も走らねばーってなって走るわけよ。
そうなんや。
すげーな、馬の生態ってすごいな。
そういうね、馬の目線から描かれた第一次世界大戦。
じゃあ、この舞台、どのようにその馬を舞台に立ち上げていたのか。
それがですね、この舞台の一番の見どころでも言っていい、
ここからですね、ネタバレです。
全然ね、写真とか映像とか見たことないという方は、
是非とも検索していただいて、
YouTubeとかにも予告編ありますので、
それだけでも見てください。
もう、素晴らしいです。
そう、もうなんか演劇の魔法だよね。
うん、まあ本当に劇場でしか味わえないマジックだなと思うのですが、
今ちょっと捕まえることが難しい舞台になってしまったので、
18:01
ロンドンでも終わっちゃったから。
まあ、で、ナショナルシアターライブでね、
ご覧になることができる方は是非とも行っていただきたいし、
無理でもね、ちょっと動画とか漁っていただいて、
もう片鱗だけでも味わっていただきたいなと思うのですが、
ネタバレ嫌だよっていう方は。
そうですね、ここからスイッチオフでお願いします。
はい、ではスイッチオフ。
はい、よろしいでしょうか。
すごいよね、馬の人形。
そうですね、このマリアン・エリオットさん、演出家の。
彼女はですね、私たち大好きなナショナルシアターライブの、
まあ、2016年の春かな、早週にやっておりました、
夜中に犬に起こった奇妙な事件。
犬にって言われてドキッとした。
夜中に犬に起こった奇妙な事件。
はい、素晴らしかった。
こちらのですね、舞台の演出もされている、
もうなんか、シュッとした女性ね。
かっこいい女性だったね。
できる女みたいな。
そうなんですよね。
彼女がですね、今回の舞台を立ち上げるにあたり、
やはりね、原作は馬の一人称で描かれていましたが、
馬がね、ペラペラ喋るわけにもいかないぞと。
なかなか難しいよね、表現としてね。
ずっとは、一言でも無理やな。
いやまあ、そういう舞台もあると思うんだけど、
その動物がね。
緑のマキバオーみたいなね。
ああいうのならね。
すごい特技だね。
そうだね、そうだね。
まあ、ありかと思うんだけども、
彼女が取ったその方法というのがですね、
リアルな馬を舞台上に立ち上げるという。
そのリアルな馬が、アフリカのパペット集団。
パペットアーティスト。
パペットアーティスト集団かな。
パペットアーティスト集団とですね、コラボしまして、
ものすごくリアルで、リアル大きさの馬を舞台上に作っちゃったと。
なんか木とか布とかで、完全手作りで作られた模型?
なんて言ったらいいんだろうね、骨組みっていうか。
本当に馬の骨格を元にして、そのままに動けるんだよね。
3人の人が、パペティエって呼ばれてましたけど。
パペティエ。
パペティエかわいいね。
パティシエじゃない、パペティエね。
パペティエ。
馬1匹につき3人のパペティエがついてまして、
21:05
それらが頭掛かりの人と前足掛かり、後ろ足掛かり、大きく分けるとね。
っていう感じで操るんだよね。人形ジョールリンのでっかい馬みたいに。
そうだね、その3人が全身を使って呼吸を合わせて、
1頭の馬に命を吹き込むって感じだよね。
そうなんだよね。
いやー、すごいなと。
でもさっき水口にリアルな馬を立ち上げるって言ったけど、
決して見た目は全然リアルじゃないやん。
そうだね。だから動いてなければ、
あの3人の人たちが演技をしていなければ中で、
ただの馬アートみたいな感じ。
現代アートの馬アートみたいな。
そうやね、竹彦で作った馬みたいな感じね。
そうよね。
ロンドン歩いてたら至る所に不思議なアートが飾られてたりするじゃん。
1個のオブジェになっててもおかしくない。
どちらかというとアート作品みたいな。
リアルやからといって決して馬側を使ったモフモフさんではないし、
尻尾もフサフサしてないし、
縦髪がホワホワあるわけでもないのに、
もうやたら馬っていう。
馬にしか見えないし、真っ白なんなら、
私は、映画も良かったと思うけど、
スティーブン・スピルバーグさんの映画の中の馬よりも馬してた気がした。
馬してた。
馬が馬してた。
馬するって何やろね、その形容詞。
恋するみたいなね、馬するみたいなね。
そう、あれがね、なんかさ、
私たち実は、この戦火の馬の舞台版、
これ実は今回のナショナルシアターライブ版が初めてではないんです。
私たちの感激劇的にね。
そうなんですよ。私たちは実はこれ生で見てまして、
生で見たっていうのは何ぞいっていうのは、
ロンドンではなくニューヨークの林間センターで。
なぜかね。
いや、なぜかっていいじゃないですかよ。
なぜかニューヨークで見ちゃったね、ブロードウェイで。
ブロードウェイで見ましたね。
ロンドンでもちろんオープニングはロンドンだったんだけども、
すごく評判が良くて、すぐにブロードウェイでも上映されることになったんですけど、
それのブロードウェイチームバージョン。
アメリカ人キャストでやってたっけね。
そうです。それを見てるんですね。
なんだけれども、何を見ようとしたっけ。
あれね、でもね、私たちね、不意打ち事故になりましたね。
そうですね、そうですね。
あのね、とても申し訳ない、自分とかバカって言いたくなるようなことをしでかしてしまいまして。
24:05
バカバカバカバカってなるよね。
でも本当に結構、滅多にこんなことしないよ、普通は。
私、言い訳はしとくんですが、開演時間に間に合わないという。
そうなんだよね。違うね。
すごくアメリカの地下鉄入り組んでて、
なんか泊まると思ってた駅に泊まらなかったか、なんか損なんで、乗り換えたりしているうちにね。
マックスでかい駅から乗ってしまったのが多分。
そうだな。
間違いの始まりが。
ベストセラーにも出てきてたね、コリーンハウスさんがさ、
エンジェルパーキンズさんが毎日通ってたね、グランドセントラル駅。
キャプテンアメリカがバシッと飛び込んでいくとこ。
そういうニューヨークを代表する一大ステーションですけれども。
なので駅が何層にも何層にも地下深くにずーっとあって、
乗り間違えたんよね、きっとね。
ニューヨーク初心者がね、そんなね、オンテイムで行動してはダメだよねって言ってね。
そういう反省ですけれども。
それで、ちょっとね、遅れちゃって開演にね。
駅に着いたのがちょうど開演ちょうどぐらいの時間になって、
泣きそうになりながらその辺りにいた人に、
駅着いてもさ、ないんだもん臨海センターが。
どこ?どこ?駅着いたらすぐって書いてあったらないみたいな。
でかい建物のはずやでーって。
何にもない。なんか静かな駅でさ、降り立ったらね。
で、なんかおばさんに聞いたりとか、
たまたま通りかかってた警官に聞いたりとかして、
臨海センターどこ?
黒人の警官やったって。
が教えてくれたんだよね。
多分これみたいな。
で、なんか私たち裏口の方から入って、
またぐるぐるぐるぐるしてね。
で、どこ?どこどこ?ってなってやっときて、
で、じゃあ、もちろん始まってますわ。
で、今は入れない。そうだろうね。
客止めって時間がありますからね。
ちょっとね、開演してしばらくはどこの劇場でもかな、
あんまりご案内できない時間っていうのがあって。
演出上の都合ね。
特にね、今回の戦艦沼は客席登場とか、
客席の演技だったりとかいっぱいあったから、
余計にはと思ってる。
だから一区切り着くまでは、
あんたたちモニターでも見てるみたいな。
モニターってさ、3列目だか4列目だかの席で通路際の。
あ、そうね。もうっそい前で。
めっちゃ前だった。
迷惑のお客さんだよね。
やっちゃいかん、あれだけはほんとに。
ほんとにそうですよ。
時間にはくれぐれも余裕を持って、
ここで自分に行き交わしてるように。
もう二度と死ね。
あんな悲しい思いはしたくない。
そうですね、そうですね。
そうなんですけれども、
まあね、
だから何かって言うと、
私たちポイント二つあって、
27:00
一つは、冒頭の20分間は見れてないってこと。
生でせっかく見たにもかかわらず、
冒頭の20分間、
小上尉が大人上尉になるまで。
小上尉を知らなくて。
小上尉がいたんだね。
小馬時代のね、上尉くんね。
まだ関節とかの数が少ない感じの。
そう、あの突っ立って立ってる感じ。
あれね、すごいよね。
あれすごかったね。
操り手さんは多分女性が小馬の方はやられてたから、
なんかちょっと柔らかいというか、
小柄な感じがして。
まあ大人上尉はね、男性の方が操ってらしたから、
力強かったけど。
あれ知らんかったんですわ。
知らんかったですね。
もったいないことしたもん。
っていうのがまず1ポイントね。
だから今回のナショナルシアターライブで、
冒頭の空白の20分間をやっと見ることができるっていう。
あれあったらわかりやすかった。
リベンジね。
途中から入ったからパーンって感じだったよね。
ああもう馬いるねみたいな感じ。
感動もちょっとだから薄いわけよ。
なんかさ、子供から大人になるときにさ、
すごい演劇的演出がなされてたじゃない。
小上尉がさ、パーンって弾け飛んでさ、
でそこから大人上尉がボーンって現れるっていう。
ヒヒーンってね。
大きなったってやつよ。
っていうあの感動的なシーンを得てないから。
あの時ね、モニターを見てて、
もうそろそろ行くよみたいな感じで、
ゴソゴソしてたんですよ。
もうなんか準備してみたいな。
案内されて移動中みたいなのがあったので、
もうAとか見逃してましたね。
何も見れてないっていうね。
これを見れては感動って思ったってことと、
あとはその生で見て、
うーわ馬やって実際思ったけど、
そのまあ3列目とはいえ、
舞台からは距離があるわけで、
ナショナルシアターライブでは、
まあカメラワークかなり結構寄ったりとかして。
寄ってた。
そう。で、だからその、
あの演劇のね、そのマジック。
例えば、
他の人形浄瑠璃とかだったりしたら、
すごく寄ったりとかしたら、
まああの黒子さんがいますよね。
黒子気になったりとかするのかなと思ってたみたいに。
この人めっちゃかっこええやんとか思うかもね。
思うかもしれないけどね。
でも今回はさ、その馬の操り手さんが、
パペティエさんが別に黒装束を着るわけでもなくですね、
普通の格好で、
まあ馬に馴染みやすい色の服を身に着けて、
でも可愛らしい。
パペティエさんみたいな感じ?
馬の世話係に一見見えたくもないような格好ではあるよね。
そうなんだよね。
そういう人たちが馬を操っているということプラス、
その馬の骨組み?
木で作られた骨組みだったりとか、
30:01
その貼られているちょっと編み目の布だったりとか、
ネジとか仕掛けがもうカメラが寄れば寄るほど見えてしまうんだけれども、
それってなんかちょっと餃子目になるんじゃないのかなって思ったりもしながら行ったんだけど、
もう全然そんなことなかったっていうか、
むしろすごい細かく見えたことで、
こんな細かい演技してたんやっていうのが感じられて、
そこにすごく感動しました。
ネジ一つ取っても、ネジやなって思うんじゃなくて、
どうなってこの柔らかい動きをしてるんやろうっていう興味になるし、
操り手さんが見えてるっていうのもさ、
作家さんのインタビュー、作家さんじゃない、
演出家さんのインタビューでマリアンヌさんが言ってらしたけど、
あまりにもパッペットの動きとペッティエの動きが素晴らしいので、
見せびらかしてやろうと思ったっていうふうにおっしゃって、
素晴らしいんだって、その考え方。
なんていうのあれ、これ見よがしじゃなく、
無表情に見えんこともないぐらいの、
特に表情を考えてつけてるわけでもないのに、
馬の表情を人間の肩が表してらして。
馬が今しているだろうっていう表情を人間の人がするんよね。
でも、取り立ててニヤッと笑うわけでもなく、
悲しい顔をするわけでもないねんけど、
すごい微妙な動きで。
そうだよね。
悲しい演技をしていますっていう演技をするってことは決してない。
パペッティエさんもとても素晴らしい立派な役者の方達だったっていう。
すごかった。表情動いてないように見えるのに、
今上位悲しんでるってわかるよね。
これ偏見かもしれんけど、
ああいう形で演技をする場合ね、
例えば馬の捜査役として私が行く場合、
なんとなく何も言われなかったら、
私はここにないものとして演技をする気がする。
でも決してそうではなくて、ちゃんとそこにもいるし、
でも出しゃばらないし、
これってさ、1年ぐらいワークショップを重ねて作られてたじゃない。
今回の馬を動かしてた人達っていうのは、
南アフリカのパペティエの方達、それとも、
劇の合間のメイキング映像みたいな時にさ、
33:01
結構訓練してる様子とかも描かれてたよね。
だから役者さんが、
だって今インターネットムービーデータベースで、
例えばトップソーンの頭をやられてるミシェル・アレンさんを分けてみてんけど、
普通に役者さんとしていっぱい出てあるのよ。
じゃあ、役者さんかな。
うん、だから役者さんがあれを動かせるようになったんじゃない。
そういうことか、だって南アフリカっぽくない名前やもんね。
この上位ヘッドの人もニコラス・ハートさんやし。
このナイジェルさんに至っては、
俺、ミッション・インポッシブル・ローグネーションに出てる。
じゃあ、役者さんやね。
もう完全に役者さん。
じゃあ、役者さんがあれを動かせるようになるまで訓練したってことか。
練習したんやない。
後ろの方たちは分からないけれど、後ろの人たちもそうなのかな。
後ろの人たちも。
だからね、普通に名前が南アフリカっぽくないの。
じゃあ、多分ここで、ロンドンで練習した人なんじゃない。
そういうことかな。
すごいね、そのことにもちょっと感動っていうか。
あれなかなか、あのね、だからかな、あの不思議な感じが出せたのは。
でも、本当に一緒に演じてはるんやなっていう気がすごくした。
そうだね、とにかく本当にね、その馬の造形とそこからかむさされる表現が、
もうその、メイキングにも言ってはったけど、
すべての呼吸を馬として呼吸してた。
うんうんうん。
演じてる間、その馬を操っている間は、馬のタイミングで呼吸して、馬のタイミングでいらないてっていう、
その声も全部やってらしてね。
え、なんかもしゃもしゃしてたよね。
そう、ヒヒンとかの、なんか馬独特のさ、ちょっと何重にもなったみたいな声、わかる?
声出しながら息吐きながら、なんか唇鳴らしながらみたいなやつね。
あれはさ、音響さんによる効果音じゃなくて、全部自分たちでやってたんだよね。
多分だからね、2人とか3人とかで一斉に声を出してたんじゃないかなと思って。
一人では無理だよなと思って。
で、まあ圧倒感動したのは、その今をよりリアルに見せるための、何ていうのかな、馬の重さをしっかり感じられる。
だからちゃんと着地して、
あ、蹴るとき重いよね。
そう、重いし、ちゃんとさ、だから襲いかかったりとか、馬がその気象を荒くして、
で、ちょっと興奮して、ヒヒンってなっちゃって、で、どうどうどうみたいな部分とかあったけど、
あの時も見てるこっちとしては、すごいなんか、あ、馬ってあんなに大きいし、
36:01
あの、蹴られたら危険やし怖いっていうのを、本能的にさ、感じるっていうか。
それはやっぱり、あの、馬自身のあの重力じゃないけど、
ちゃんと重さを感じられる演技をあのパペティーの方たちがしてたからじゃないかな。
勢いをつける瞬間の、その、一瞬の溜めとか。
そうそうそうそう。
で、行くよって全員で合図を出してるとかっていうことも多分あるんやとは思うんだけど、
なんかそこの一瞬のなんか、なんかこう急な塩梅なんやろうけどね。
なんかだから、もう一匹重要な芝生として、
そうだね、馬主人公。
頑張る私の芝生として、
トップソン君。
黒馬のね。
黒馬、トップソン君っていうのもいて、
彼の方が多分でかいのよね。
いや、でかかったよね。
あの、重かったよね。
そうそうそうそう。
ずっしりしてた。
なんかだから、その、
ちゃんと、もう文字通り物理的に地に足つけて動いてたから、
ちゃんと蹄の音もカカンカカンって鳴ってたし、
あの、ああいう表現をするときってさ、
例えばライオンキングとか、
ああいうのって、
あれはあれで、アニメの世界を舞台に持ってきてるから、
また別かもしれないんだけど、
ファンタジーだからね。
見てるじゃない、言ったらさ、
ああいうパペットを舞台上で操って表現するっていう、
でもあれは、なんかね、
リアリティのある重力はそこまで感じなかったなと思って、
それがダメって言ってるわけでは決してないんだけども、
どちらかというと、
この前に進んだりとかっていうのも、
アニメっぽいじゃないんだけど、なんだろうな。
あくまで人間が演じている動物っていうスタンスだからね。
動物になりきるとかじゃないな。
ないないない、そりゃそうだよね。
なんだけども、
それでももちろん、それもすごく素敵な表現で、
あの世界観ではね、すごいよね。
動物が本当にそこにいるみたいだって見えるんだけども、
なんか今回はリアルな馬っていうのにおいても、
あの重力感、実際にどのぐらいの重さなんだろうとか、
ちょっと後から冷静になって考えて、
すっごく重いのか、すっごく軽いのかどうなんだろうと思って、
あれだったらあんな2時間ずっとね。
結構な全速力で走ってるシーンとかもいっぱいあったもんね。
軽いんだろうなと思うよ。
それこそ軽そうな木を削ってさ。
39:03
しなやかな木に見えたけど、
でも人が乗って、ある程度の強度があるよね。
とかさ、すごく本当に馬の奇跡的な、
あれはでもね、劇場でしかできないよねって。
あれは無理だね。
ちょっと調査みたい、怒りや調査みたいだね。
あれは無理だね。
だってさ、なんか、なんやろな。
もう一個すごいなと思ったこと言っていい?
あれだけ複雑な気候を持ったパペット。
あれがさ、なんと劇後半では、
トップソン君がね、
亡くなっちゃうシーンがありますけど、
崩れてバタンって倒れちゃって、
死んじゃうんだよね。
ていうか、私がもしパペット使いっていうか、
パペット作った人やったら、
このパペットはこういう風に、この方向で、
この使い方やったらいけるけど、
決して横に倒したりとかしないでくれって言うって思う。
使い終わったら絶対ここにかけるようにしておいてくださいとかね。
木が大変なんで。
折れたらえらいことなんで。
だからさ、足とかの、あと首とかのね、
あの辺の関節部分っていうのも、
すごい自由に動く代わりに、
繊細な仕掛けがされてるんだろうなとか、
ちょっと引っ掛けてあるだけで、
実は簡単に外れちゃったりとかっていうことがあるのかなとか、
そういうのを後からいろいろ思ったら、
あの、見事にぶっ倒れてて、
バウンドとかするからね。
そうそうそうそう。
バフンってか。
ていう、あのー、
まのまの、トップソン君。
あの表現とか、
あ、それオッケーなんだって。
なんか見てるときは最中そんなことちっともないんだけども、
トップソンにしか見えてないから。
見えてないから。
でも後から振り返ると、
すごいなーって思って。
それを毎公演毎公演やり続けるし。
なんかさ、そのトップソンがさ、死んじゃったらさ、
操り手さんがさ、シュイって抜けたやん。
そう、中からヒュルヒュルって抜けて、
もう抜け殻になって。
魂抜けたーって思うよね。
あれは、
しかもあれは私たち舞台で生で見たときにも気づかなかったね。
ちょっと見上げる場所で見てたので、
前過ぎだからね。
何かの表現が見えてなくて、
多分トップソンの本体に隠れてたんやと思うんやけど。
そうだねー。
なんか、戦場のシーンとかでもさ、
あと何頭か馬ができてたけどさ、
みんなさ、パターンって死んじゃってさ、
42:02
シュイって抜けてさ、
その人たちが兵士として死んでたりとかする。
うわ、もうこれ舞台マジック!と思って。
ね、一人が何役もやるあの感じね。
ほんとそうなんだよね。
で、馬といえばさ、
もちろん2匹だけじゃなくて、
もういっぱい出てくるんやけどさ。
小条衣から、
アヒルか、アヒル関係ない。
馬もさ、いっぱいいたやん。
他にも種類が。
牙線?
するところ。
戦場のとこね。
ずらっと並んでさ。
っていう馬もおったし、
最後の方の、
割と後半の方で、
今にも死にそうな馬が、
荷車引かされて登場した時にさ、
ほんまもうなんか、
すごい表現したな、
この馬に対してって私は思って、
もうなんかボロボロのさ、
状態で現れて、
なんか、
すごく、
見てるこっちは全然納得すんねんけど、
考えたら混乱するっていうか、
私たちは、
この馬を、
木と布で作られた、
この馬を、
リアルな馬として、
いつの間にか見せられてるわけじゃない。
演出で、
演劇マジックによって。
で、と思って見てるのに、
途中で出てきた今にも死にそうな馬が、
そのさ、
布がタリーンってなってたりとか、
骨組みとかがさ、
ボロボロになってたりとか、
なんか布感、
骨組み感をより、
アピールされて途中で、
でもやのに、馬が死にそうになってるって感じる、
この、
なんやろ、この何段階みたいな。
すごいよね、あれはね。
だから、
痛々しく見えるんだもん、布が。
それが、
演劇すごいって。
先生になったら頭を動かして、
痛そうよ。
布がね、ビリってなってるんよ。
それで、
もうなんか、
馬たちは、
虐げられ、
バシンバシンとか叩かれて、
傷があるよ、みたいなね。
そうだね、っていうのをさ、
もう、めっちゃ見てて
辛くなる。
いやー、すっげーな、
と思って、だから2時間かけて、
あの馬最後の方に登場するからさ、
2時間かけて、
この馬がリアルな馬だって、
擦り込みされた、
私たちの、もう本当に、
バーン、みたいな感じでね。
上位もこうなっちゃうぜ、みたいな、
未来の姿みたいに見えて、
辛くなっちゃってね。
不思議。
人間って不思議。
人間の思い込みの力って不思議。
本当にね、もうすごい、
辛かった。
っていう感じですけれども、
45:00
あのー、
ナショナルシアターライブと、
私たちが見た、
林間センターで見た、
ブロードウェイ版。
戦火の馬ですね。
実は、
大きく、
違っていたところがありました。
それは、
なんでしょう、脚本上で
大きく違っていたことがありました。
脚本上で、
上位が実はメスやった。
惜しい!
上位どっちなの?男の子でいいかな?
上位どっちかな?
ボーイって言ってたから、男の子かな?
上位って名前ついてるからさ。
え、なにそれ?
メスやったら上子になってたの?
上とかさ、あれじゃないの?
上位に対して、
上子はちょっとオバキューっぽいよね。
ユコさんとか。
ユコさんね。
いや、じゃなくて、
出演者の
喋っている
言語が違かったんです。
あ、上位が?
いや、上子が。じゃなくて、
途中でですね、
戦争にももちろん巻き込まれて、
上位君は
フランスに、戦地であるフランスに
渡りますね。
フランスにはですね、
イギリス軍と
ドイツ軍と、そして
現地のフランス人という
この3つのですね、
国の人々がいるわけですね。
そしてその国の人々が出てくるわけです。
実際。
スピルバーグ版では、
ちゃんとその国の役者さんを使って
演じてらしたはずよ。
そうだったんだ。
ネイティブフレンチと
ネイティブジャーマンのはずよ。
そうですね。
本当に覚えてなくて。
不確かな情報があったらごめんなさい。
いやいや。
今回はですね、もちろん
ネイティブジャーマンとネイティブフレンチでは
ないと思うんですけれども、おそらくみんな
ネイティブブリティッシュな感じだと
思うんですけれども、
ナショナルシアター版、
字幕を見たらみなさんご存知の
通りですね、フランス語を
喋っているときはフランス語で、
ドイツ語を喋っているときは
ドイツ語で
セリフが喋られていたんですね。
字幕を見てわかった?それ。
なんかカッコがついてたよね。
それはね、今違うよって。
今違う言葉喋ってるよみたいな。
翻訳婚約使ってますみたいなやつね。
見てる私たちには
全部わかるけど、
演じている人たちの設定的には
フランス語、ちょっと
わかるっていう人もいれば、
全然英語わかんない
っていう人がいたりとか、
そういう感じで表現されてますね。
そうだね、翔子さん、英語で喋んなー
って言ってたね。
英語が聞こえたぞ、こらーって。
ドイツ語しかわかんない翔子さんだったからね。
っていうのを
48:01
英語で喋んなーっていうのを
ドイツ語で叫んでたっていう
そういうシーンもあったりとか、
あとフランス語喋る女の子が出てきて、
フランスのね、あの子が
フランス語喋ってて、
鼻に抜けるね、フンガフンガ
フンガフンガって言ってたからね。
なんですけれども、
あれね、見ながらね、私たちね、
あの時って
みんな字幕出てたんかなーって
話をしてたんだよね、
見終わった後にね。
そこまでみんなが
ドイツ語とフランス語を
理解してる状態なのかどうかも
わからなかったのね。
結構長いこと喋ってたり、重要なこと喋ってたから、
物によっては
別に何を喋ってるか
わからないっていう、
フランス語であるっていうことがわかれば
十分なところもあるんやろうけど、
それにしては
割と分量多いよな。
どうしてたんやろうって思ったんだけど、
実は、あのナショナルシアターラブ
行ってみた、
ロンドンで上演されていた
オーフォースに関しては、
字幕はなし。
フランス語はフランス語、
ドイツ語はドイツ語、
わかる人だけついてこいっていう状態だったんだって。
何不親切設計。
日本人は思うんだけど、
でもそうか、
そういうことでいいんか。
そうなんだよね。
そうかと思って。
っていうのを、
私も
完全正解情報ではないんだけれども、
ネットで
いろいろ検索してたときに、
そういう情報を見たんですけれどもね。
で、ブロードウェイでは?
一方、ブロードウェイではですね、
なんと、
フランスなまりの英語、
ドイツなまりの英語で
喋られてた。
だからさ、
例えばさ、
日本の第二次大戦ものとかでさ、
日本のドラマとかで、
ちょっとこう、
英語なまりの日本語を
喋るみたいな、
そういう表現なんじゃない?
君たち、
私にそれよこしなさい。
とか言ったりとかする。
なんかね、ペリーさんとか
そういうイメージあるけどね。
そういう。
昔そういう、
って言ってあったけどね。
あんなイメージ。
そういう感じで、
そこまでふざけてないと思うけど、
そういう感じで、
今、フランス語喋ってますよ。
今、ドイツ語喋ってますよ。
っていう感じで、
英語で
上演されてたんだよね。
そうか、親切設計は
そっちか。
分かりやすいわね。
アメリカはさ、
どの映画見てても、
ちょっと待って、マヤ文明の話じゃないしさ、
なんでみんな英語喋ってるの?
あるやん。
全員英語。
全員英語でさ、おかしない?みたいな。
大国の誰々さんとさ、
51:01
ドコソコ帝国の誰々さんが
大昔に出会って、
なんで英語で喋り合ってんの?みたいな。
コミュニケーション取れちゃった!みたいなね。
そうそう。あるやんか。
なんか、
でも、アメリカは
それが
良しな。
分かりやすく。
分かりやすいっていう、
むしろ、
英語一番!みたいな。
感じなんじゃないかなって。
だから、日本の映画とかも
アメリカとか行ったら
字幕つかないもんね。
全部吹き替えられてるんだよ。
でも、
イギリスって、
イギリスとかは、
割と外国語、映画は
外国語のままで聞くっていうのが、
字幕。
日本も字幕で見てるけど、
最近は吹き替えもなってきたけどね。
このまま吹き替え前世になったらどうしよう?
って字幕派の私は思ってます。
それはブルーレイを買って、字幕を選択して
頑張るしかないわな。
ブルーレイで見たい!
なんですけれども、
そこも文化の違いっていうか、
かつ、
学のある方たちは、
フランス語を結構しゃべれるし、
わかるんだよね。
そうだね、やっぱり専攻してらっしゃったりとかも。
言うても近所やから。
そうそう。
ユースターでもすぐ、
1時間、2時間で行けちゃう。
まだ今しばらくはね。
やめて!ブラックの話やめて!
大丈夫です!
イギリスの皆さん、一緒に頑張りましょう!
なんだけども、
だからそのあたりが、
とてもイギリスらしいなって、
思いましたね。
なんか途中で、
だから、よっぽどあれや、
長時間になりそうやと、
おい、お前イギリスの馬だから英語の方が
わかるんだろう?
っていう前置きをして、
ドイツの周りの英語を話してらしたりとか。
そうなの、急にね。
フランス語よりも、
おそらくドイツ語喋るときの
文量の方が気にしてたっていうか、
あんまりドイツ語そこまで。
そうです。
で、翔子さんやったから、
結構な文量喋ってたったから、
たどたどし英語みたいな感じで、
ずっと。
割と後半の主人公
的な方だったので、
その方がドイツ人翔子さん
っていう役だったから、
ずっと
ずっとドイツ語喋らなきゃいけなかった。
その人はフランス語も喋れるし、
ドイツ語も喋れるし、英語も喋れるっていう
とてもバイリンガルな方だった。
便利便利。
そうなんだよね。
出筋がわからなくなる程ではないし、
フランス語喋ってる女の子とかはね、
本当に感情の方で
演じてたから、
わからなくても
なんとかなるかって感じ。
女の子って言ったけど、あれ女の子じゃなかったっけ?
やめて!
ブロードウェイ版と
今回見たナショナルシアターライブ版の
大きな違いだったんですが、
途中で出てくる
54:01
フランス人の女の子、ジョイとね
心通わせる、エミリーちゃん。
エミリーちゃんね。
いましたけれどもですね、
この彼女、私たちブロードウェイで見た時は
可憐な女の子が
演じていたんじゃないかと思います。
おそらく。
知ったことあるよね。
全部多分やんか。
そうなんですよ。
わからんけどね。
ただ今回の
ナショナルシアターライブ版で
確実に言えることはですね、
彼女エミリーさんはですね、
上演当時
30歳ぐらいだったんじゃないかということです。
なんかね、すごい
不思議な魅力のある方やなと思って。
そう、出てきて、
本当に10歳やって言われたら
10歳かって思うんだよね。
なんかその、小柄やし、
でその闘心がさ、
子供の闘心してたやん。
なんて言ったらいいの?
肉付きの良さが
割とチャイルディッシュやった。
チャイルディッシュね、そうね。
で、リアリティを持って
見ててんけど、
どうやらこの演技力は違うぞとか。
異様に演技力が高い。
叫ぶんだよね。
しかも酒の声が子供らしくはなくて。
割とドス恋。
そう。
子供この低音で叫ぶかなーっていう。
やめてー!
連れて行かないでー!
みたいなね。
危機迫る。
本当に危機迫るのね。
割とね、ドス恋系で
迫力で虹で言われるから。
あの子すごいねって
見終わった後になったんだよね。
なんなんやろね、あの子役って言ってたら
パンフレットペラリとめくりましたら
まあね、
アラサ?
アランドサラティな
サラティってど真ん中?
いやーだから
舞台マジックだよね。
劇マジックよ。
たまにね、小劇場とかね
もう少年役にしか
見えないよねっていう方とか
いらっしゃるけど、
あんな感じだよね。
でもなんか、まだ
都市行かれてる方が少年役をする
女性でね、
なんかわかんねんけど
なんか少女役で
しかもなんか
カメラにも頼るっていうか
決してしかも枯れんじゃないの。
いやのに、もうほんと不思議やな
って思った。
すごいね。
無理はなかったね。
でもあれで10歳って言われても
信じるっちゃ信じる。
でもね、ロングランしてるじゃない?
このウォーフォース。
あれさ、ほんまに、もちろん
英国演劇界層が厚いですから
もちろんビリー・エリオットだったり
マチルダだったりとか
エミリー役をできる少年少女
少女か。
いっぱいいると思うんだけれども
あそこであえて
大人をね
寄与してるっていうことにも
57:00
なんかちょっと感動は覚えましたね。
でもあれだから、Broadway版では
ちゃんと少女がやってた
ほんま?
今となってはわからんで
世に見える30歳かもしれなかったやん
超華奢やったけどね
華奢?
世に見えたからその印象があって
私たちに一枚フィルターがかかってたのかもしれないんだけど
これは少女がやるものだ
しかもなんか
子供の役をちゃんと子供がやるって
いうのが
これがキンキーブーツ叱り
そうだね
夏のシアターで言うと
ハードプロブレムでも
ちゃんと子供がやってましたね
そうだね
そういうことがちゃんとできる国だって
思ってたから
決してネガティブな意味での
日本みたいにさ
9時以降は舞台に出ることができないとか
そういう
他にもあるのかな
10時とかじゃないと無理じゃないかな
そうだね
じゃないと途中でビリいなくなっちゃうよ
ビリいなくなるな
チルダとかも全員子供たちいなくなるでしょ
だけど
そういうのが
許されているというか
子供もその舞台の表現
の表現者の一人として
対等に舞台上で演技をしている
っていうのを思い込んでたから
じゃあ子供の役がある
っていうところに
子供を使わないわけがないと思ってたから
なんとなくこの人は絶対子供やと思ってた
そうやな
思い込みあったわな
でも違かったっていうので
でもまた一瞬ひっくり返って
すげーナイギリスって思ったっていうね
あんな30歳すげーな
すごいよね
でも確かに
プロフィール写真とか見たらさ
大人っぽい顔してんの
別の役やと思ってて
一瞬役名も見ずにね
出た時に
お母さん2人いるなみたいな
おかしいねみたいなね
アヒルさんかなと思ったのよ
思うよね
アヒルズヒット
アヒルしかおらへんから
それにも驚きました
そんな感じで
私たちね
ナショナルシアターライブ
楽しんで参りましたけれどもね
今回の戦火の馬
やっぱり楽しめたな
悔しいな
悔しがる?そこで悔しがっちゃう
ナショナルシアターライブで
以前
ナショナルシアターのミュージアムショップに
行った時に
昔はまだ戦火の馬上映してたのよね
劇場で
2013年
アヒルさんとかね
上位の頭
売っとったのよ
工作して自分たちで
戦火の馬ごっこできるよ
みたいなやつね
段ボールかな
固い紙を切り抜いて
骨格が作れて
カチカチってはめていったら
パタパタパタってなるアヒルさんが作れるやつ
売っとったよ
1:00:00
欲しいわやっぱり
別悩んだもんね
買おうかなどうしようかな
道路で走らせたらめっちゃ惹かれるよな
買って帰って作るかほんまに
みたいな感じのこと言って
そうやなやめようか
でも売ってるかもよ今も
大人気だと思うよアヒルさん
欲しいよね
夏休みのね
お子様の工作にもきっといいと思いますよ
素晴らしい
みんなと遊べるしね
あれね楽しかった
確かにね
今回さ
私たちナショナルシアター
ライブ歴初めてさ
友達と見に行ったじゃない
やっと
友達ができました
そうなの
もともとお友達の人が
一緒に行ってくれるっていうので
そうなんだよね
たまたまね
私はナショナルシアターライブ
見るからっていうことで
映画館に行く予定があったんだけど
その友人2人も
そっちに一緒に行くよと
なんか違うもの見ようかなみたいな
どうやらね2人のうちの1人はね
とってもブリッジットジョーンズの
日記が見たかったらしい
見たらいいと思うよ
でも私も見なあかんね
どうしたの見るの珍しい
すごい好きな人がいっぱい出てることが
今更ながらに判明したから
出てるよ
ジム・ブロードベンドさんとかめちゃくちゃ出てるよ
ジュリアン・リンのタットさんとかね
めっちゃ出てるよ
すごいんだから
1から3までのキャラの人たち
全員そのまま
1人かけること
出てるんだから
ポタリック・マラハイドさんも出てる
ナショナルシアターライブの
ロリディ・キニエさんの
ハムレットのクローディアスを
やってらっしゃった方とかも出てらっしゃるので
これ見なあかんやつやったんちゃうん
って今更ながらに後悔したんだけど
もうすぐ終わっちゃうよ
そういうねお友達はですね
ブリッジットジョーンズの日記を見たかったんですよ
ナショナルシアターライブ
前回ののが5時から
ブリッジットジョーンズが6時半からだったの
ちょうどいいじゃん時間的に
ここあるの一緒ぐらいになるかしら
せっかくさ来たんやったらさ
ナショナルシアターライブ見て変わらへん?
って私は誘ったわけ
もともとねお芝居をやってる
今お芝居やってる役者さんなので
あとお芝居やってるスタッフさんと
役者さんと2人だったんで
これはさ
この人たちを今誘わずして
誰誘うねんっていう状況でさ
でもさ
いや私ブリッジットジョーンズ
見たいしってなってさ
そうなるよねって思って
馴染みがないと
私たちはもう行くって決めて
って結構長いからさ
何の抵抗もなく行くけど
やっぱり普通の映画見ようと思って
3000円は高いなとか
3時間か4時間か
1:03:00
ってなってくるとか
いやそんな舞台とか
映像で見たっておもろし
しかも英語やし
ってなるのは分かる
分かるよね
だから私たちも
初期の頃はそれでも
めっちゃいいよ
って結構言ってたけど
あんまりみんな反応してくれへんし
会務で本当に
100人に声かけて1人か2人ぐらい
反応してくれんの
この友達の稲さんね
いやいや100人には声かけてくれん
おそらくね
結構言ったつもりやけど
全然なんか
興味を
示してくれなくて
自分たちと
妄想論の会議やってく中で
仲間はできたじゃない
Twitterとかで聞いてくださる方
リスナーさんだったり
盛り上がれたらそれでいいじゃん
それもあって
ポッドキャスト始めたんだけどね
誰ともこの楽しみは
共有できなくて
どこにおんねん仲間はってなって
てっきりね
お芝居やってる仲間たちが
その仲間たちだと思ってたら
誰も興味を持たない
違うパーティーやったね
ドラッグウェア思ってたらみんなファイファンやった
そんな感じやね
世界違ってたごめんごめん
世界観のタッチが違うってなるかも
その誘った
友人2人は結構近しい
友人で
私たちがこうやって
毎年毎年
年中ロンドンについて
考えてたりとか
あんまり周りに言ってないから
受け入れてくれる数少ない
友達と一緒に
行ってみたら
非常に楽しくて
楽しんでもらえた
よかったと思って
特にね
これさ
謎の
3ターン回る
宣伝部分があったじゃない
あれはね事故っすよ
ほんまね
いつもはそこまで
ないのに今回
それが起こってしまって
誘ったものの最初の30分で
やばいなと思って
私これに誘っちゃって
ほんまごめんって思ったもん
あれ多分ライブ中継とか
やってる時に
実際に流してたものやったんじゃないかな
と思うし
会場の雰囲気を味わってもらうために
映画館自体の会場時間に
流しておいて
きっとそうだと思う
例えば7時開演の
お芝居だったとして
6時半から会場して
中継した映画館とかも
6時半からオープンしてて
一緒に会場時間の
ロンドンの劇場の雰囲気
ジャワジャワっとした感じ
そういう感じだったと思う
そこでもったいないから
宣伝流しておこうかっていう
1:06:00
ナショナルシアターライブの
50周年の
DVDとかが3ターン回ってきたからね
3周目始まった時
笑っちゃったもん
帰ろうかと思った
舞台の宣伝とかもしてたから
ワンワンツーカバナーズとかのやつ
終わってるし見られへんし
当時の宣伝やからさ
無理やしみたいな
見たいわ
あれはねちょっとね
ちょっと興ざめ
あれはねちょっと日本で
直す暇もない
直す暇もないと思うから
もうしょうがないんやろうな
とはね
思うけど
次からは
今までそういうことなかったから
そんな会場
開演が多すぎた
あんなことはなかった
じゃあもっとね
情報とかの上映時間短くて済んだやん
そうなんかさ
結構今回のナショナルシアターライブで
終電間に合わないから見に行けない
みたいな人も結構さ
宣伝されたんだけど
あのね
大阪とかが多分遅かったんだよね
なんか終了すると
11時50分とか
それは無理やわ
せっかくね
大阪っていう誰もがアクセスできる
場所やのに
その時間からやっちゃって
20分なり30分なり
前倒しで始めれたら
見れた方いっぱいいらっしゃるじゃないかな
それはちょっとね
多分ナショナルシアターライブとの協定で
その
触らないと
編集は一切しない
編集は無理
っていうのがあったんだろうってことと
プラス東方の宣伝流さんとあかんかった
っていう
東方系でやっとるからしゃーないわな
でも東方の宣伝を一層無くしてさ
会場時間からさ
あれ流してるのさ
それができるようなね
融通がきくような
映画館になっていってほしいなと
そうですね
私別に
映画の宣伝嫌いとは言ってないけど
それも楽しみの一つではあるから
でも
5時からスタートって書いてて
やのに本編が始まるのが
5時35分ってどういうことやねんって
ほんと思ったんで
せっかくの
面白いもの見ても
すごいさ急にさ
楽しみメーターがどんどん減ってて
マイナスからのスタートになるじゃん
じゃあ少なくとも言っといてよって
そしたら
めっちゃお腹すいてるの我慢してきてるのに
なんかちょっと
買ってこれたやんって
ポップコーン買いに行けたやんとか
トイレ行きたかったのに
今行けたんやんとかっていうのがさ
目前に伏せてたらそれに越したことはないから
なんかね
すごくねそれは
すごく感じました
でもそんな状態から始まってんのに
めっちゃ感動したからやっぱこの作品ってすごいね
初めて
1:09:00
こういう状態でね
イギリスの舞台を見た友達も
すごく楽しんでくれてたので
やっぱりその
初めての方にも優しいというか
舞台マジックを
存分に全身で味わってもらえる
舞台だよなと思って
なんかね
こんな素晴らしいものが
劇場に行ったら
あるんだよ上位に会えるんだよ
本当に素晴らしいな
いい作品やね
いい作品ですね
もうなんか
一昨年にも日本で
上映されてましたけどもね
今回緊急ブーツが来日版
という形で着てたみたいに
この戦火の馬
の来日版が
あった
来日版って日本版ないですけど
だからあれもね
私たちはニューヨークでも見てたし
東京でしかやってなかったから
行かずに終わりましたけれども
なんかそんなに盛り上がってなかったから
そうだねあんまり噂話とかを聞かなかったね
すっごいやつやってたらしいよ
とかっていうことは耳にしなかったかな
映画館でやってて
3000円っていう
一緒にいて友人も言ってたけど
これ3000円で見れるのって
はじめはさ
3000円もするのって感じだったのが
3000円で見せてくれてありがとう
ってほんまそうだねって
思うから
これをきっかけに
本物の舞台とか
見て欲しいなって思うし
ちょっと印象的に
玄関センターで見たときもそうやったけど
やっぱりだだっぴろかったので
なんか草原で見てる感じがしててんけど
草原感じた?
それ正解やでしんちゃん
なんか農場の端から
上がってた気がしててんけど
やっぱね
ロンドンの劇場で見ると
もうちょっと
人と身近に感じれるんやろうな
とか
日本の劇場やとたぶん
見ると
日本の劇場やと
東京シアターオーブさんでやられてたのかな
あそこで見ると
印象が
遠くなってしまうのは否めないので
だいぶ遠いね
そうだね
せっかくの舞台マジックがさ
馬に見えすぎて
遠くからだと馬にしか見えなくて
逆にダメかもね
近くで見ることに意義があるもんね
あの作品ね
シアターオーブもそうやし
リンカーセンターもそうやったけど
見上げる形のところが多くて
映像で見る限り
ロンドンの劇場では
割とすり鉢状というか
上から見る人が多かったのかな
やっぱそっちの方が
楽しめる作りには
なってたなっていう
映画で見るのは
すごく有効やったんじゃないかなと
ストレスなく
見れたから
1:12:01
カメラワークも
すごく凝ってて
繊細で
寄りすぎることもなく
引きすぎることもなく
ストレスなく
見ることができて
アヒルまでちゃんと
抑えれたからね
サンダウンチみたいな
アヒルの姿もね
というわけで
この2016年の
ナショナルシアターライブ全6本
感想が
感想
今年も楽しませていただきました
来年何が来るのかな
私はサンモンオペラを
消耗したいと思います
危険な関係が見たいです
ということで
ナショナルシアターライブジャパンさんに
どんどんリクエストを送りましょう
まだ発表になってないのかな
やるのかな
やってくれるのかな
やんねーとかねーやろ
やってほしいけどわかんないからね
何が起こるかね
やらへんってなったらちょっとね
泣きながらね
訴えに行くよ
カルチャビルさんに
でもすごく浸透してきてる気がして
特に映画好き
映画好きの方たちに
ナショナルシアターライブが浸透しているな
もちろんね
お芝居関係の方たちにも浸透していて
私たちの周りの人たちはさっきおきね
なんか
やるとかっていうのがすごい有効なんやろうな
とは
大事なことだね
2ヶ月に1回の恒例行事
みたいになってきたら
もうちょっと定着したら嬉しいな
って
1週間っていう
ギュッてやるのがさ
ここしかないっていうのでみんな絶対見に来て
もちろん見に来れない人もいるんだけど
なんか下手にだらだら3週間とか
やるよりか
なんかいい気がする
普通の演劇でも
小劇場とかは1週間ぐらいの
公演が当たり前になってるから
ここですよってちゃんとスケジュール上に書いて
狙い定めていくみたいな
すごく楽しみにしていくっていう
スペシャル感は
あった方がいいんじゃないかな
そうですね
というわけでですね
ナショナルシアターライブ
堪能いたしました
お疲れ様でした
お疲れ様でした
妄想ロンドン会議では
お便り募集しております
突っ込みたいのに最近間違えへん
間違えません
ツイッターやっておりますので
妄想ロンドン会議で検索してみてください
ブログもやってます
そんな感じですかね
次は
どうなるんだろう
今回は
ケネスブラナーシアター
ブラナーシアターライブ
1:15:01
英国エンタテインメントが
飽和状態で
忙しくて仕方がない
パニック状態
息がつけない
ブラナーシアターライブ
ケネスブラナー劇団さんが
やってる作品
冬物語ロミオとジルエット
毎週毎週やってる
ロミオとジルエット
始まりますね
ブラナーシアターライブは
終わりましたが
英国の舞台
興味がある方は
ぜひ見てください
ブラナーシアターライブと
同じような感じですね
ブリッジドジョンズの日記
面白かったので
また来週
お会いしましょう
ありがとうございました
01:15:55

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