1. 妄想ロンドン会議
  2. 第207回:【後編】映画『プー..
2018-10-06 37:21

第207回:【後編】映画『プーと大人になった僕』レビュー【ネタバレあり】

2018年、英国三大モフモフ映画のラストを飾った『プーと大人になった僕』をレビュー!ちょっと、ちょっぴり、辛口でございます…!

神戸の片隅からロンドンへ想いを馳せて、毎週(だいたい)火曜日・金曜日の夜に配信!/感想・リクエストをお待ちしています!お便りはitunesのレビューへの書き込みもしくは、twitterでハッシュタグ「#妄想ロンドン会議」をつけてつぶやいてください/インスタでロンドン旅動画の投稿始めました!@mosolondon/メール:mosolondon@gmail.com
00:02
第207回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
清水です。
よろしくお願いします。
Dがデカい。
何?
第のDがデカい。
いや、ちょっと気合を入れていこうかなと。
もうちょっと勢いづいたままね。
うん、そうです。
前回206回のネタバレなし回がちょっと、
そろそろネタバレるかなと思って止めてしまったので、
そのまま勢いでとどめいたします。
そうですね、プーと大人になった僕の207回はネタバレ回でございます。
まだ前回聞いてないよっていう方は、ぜひ前回のネタバレなし回聞いていただきまして、
続きこれ始めていただけたらなと思いますが、
どんどんバレていこう。
はい、というわけで今からプーと大人になった僕、
大絶賛ネタバレでいってまいりますので、
まだ聞きたくないよっていう方は、
ぜひここでスイッチオフしていただけたらと思います。
ね、早いね。
うん。
スイッチオフ。
オフ。
オフ。
よろしいでしょうか。
オフ。
というわけで、今回取り上げさせていただきますのは、
前回引き続きプーと大人になった僕、映画ですね。
はい。
プーさんとクリストファー・ロビンの大人になってからの再会、そして冒険ということで。
前回までのあらすじは、原作知ってないとちょっとねっていうところですかね。
そうなんです。
ちょっと私たち的には、
どうしても同じクマということでパディントンと比べてしまったっていうところと、
もしかして原作をよく知ってないと、これは楽しめなかったのではないかっていうのが、
なのでちょっとこうネガティブな感想になってしまったっていう。
そしてこのプーと大人になった僕会でのちょっとこう、
ファンタジーとリアルのルールがちょっとわかんないっていうのが、前回までの感想。
あとロンドン愛の割合が違うっていうのもしたい。
パディントンと比べてね。
まあね、それはね。
多分、でも主に私はこの3点なんですが、
そうですね。
この原作を知っていくのと知らずにいくのとっていうところに関しては、
パディントンもプーも私同じ条件で見ていて、
分かる分かる。私もだよ。
両方、絵は知っている。なんとなくのイメージはあるけれど、
まあパディントンがリアルクマだってことも、
もう分かんないじゃん。だからファンタジーのものなのか何なのかっていう。
知らずに見に行った。
で、プーがぬいぐるみだってことも知らずに見に行った。
そこで条件は同じだと思うよね。
で、原作を知らないものがそのまま映画に突入して、
どちらが楽しめたかって言ったら、やっぱり私はちょっとパディントンに分配をあげたい。
まあそうですね。それはそうだね。私も一緒です。
それは特に、私は映画を見る時に脚本を重視して見てしまうんですけど、
もう脚本っていう意味では圧倒的パディントンの勝利ですね。骨組みとして。
で、映像的な話をすると、今回のプーと大人になった僕の映像っていうのは、
03:01
まあそのあえてそういう造形にしたっていう風にも言ってたけれども、
そのプーさん、薄汚れております。
なんかカスカスやったよね。
あれはでもね、制作人の意図としては、
抱きしめられて、ずっと持ち主の男の子によく抱きしめられて、
過ごしてああなったっていう。
一緒に寝ちゃったりするんだよね。
うん。っていう愛されてたクマ感、ぬいぐるみ感を出してああなりましたと。
あと何回かハチミツ漬けになった感とか。
もうあれもね、そうですね。
ドジっ子としてのキャラクターの位置づけ、役割ね。
クマのプーさんもドジっ子です。
パディントンもドジっ子なんですけど、
ただそれぞれのモチベーションといいますか、
パディントンには真摯に振る舞おう、
そして自分をこの街に受け入れていただこうという、
そういうモチベーションのもとに、でもついつい結果がドジっ子になっちゃうっていう。
その過程において、ああああああっていう声が出るけれど、
プーさんは何かがことが起こったその過程において、
ああああああって。
ああああああって。
これね、見てる人の声。
このテンションだよね、多分ね。
プー自身に、今やってることが悪いっていう感覚が全くないので、立て直そうとも思わないし、
例えばね、クリストファー・ロビンの大事な書類とかをばら撒いてしまったりとか、
いろんなものを、蜂蜜をね、ひっくり返してべっちゃべちゃになりながら、
絨毯歩いたりと家の中を歩いたりっていうことに関しても、
ちょっとその、こっちとしては見てる、こっちとしてはイライラするっていうか、
おい、何やってくれてんねんみたいな。
そういうところが。
ああ、もうやめて歩かないでって。
愛せないっていう、ああもう仕方ないな、プーったらっていうふうには思えない向きもありまして、
それはね、そういうふうにわざと作ってるんだと思いますけど、そこちょっと辛いポイントでしたね。
だから彼のことをあんまり好きになれないっていう、まず入りがそこね。
私はそうやった。
あえて色が鮮やかじゃない、ロンドンも灰色、そして森も、なんかちょっと物悲しいんだよね。
寒そう。
クリストファー・ロビンがクリストファー・ロビンの心を取り戻してやっと晴れるみたいな、
彼が来ると本当この森はいつも晴れるんだっていうセリフを生かすために、そこまでずっと暗いから。
そうやね、めっちゃ暗いね。
なんかね、ちょっとそれが陰鬱とした感じになるのかなと思いつつ。
06:04
そうやね、でなんかね、クリストファー・ロビンの元にプーが現れました。
クリストファーはめちゃくちゃ忙しくて、仕事しなきゃみたいになってるけど、プーさんがいろいろいらんことをしてくれてしまうので、
てかとりあえずこのプーを森に帰さんとあかんと思って、電車に乗ってプーを森に連れてって、
昔のこれ懐かしいなみたいな感じで森に着いて、おそらくはいつもの木の鱗に入って、そこが百営化の森の入り口なんだろうね。
私はね、だからね、今この話に持ってきてもらったことあるんだけど、サセックスの森と百営化の森っていうのが区別がつかなくて。
わかる。リアル森とファンタジー森の区別でしょ。
本当にクリストファー・ロビンが遊んでいた森はサセックスの森で、そこで空想の喋るクマと遊んでいたのが百営化の森っていう区別なんだと思うんだけど、
それが、その住み分けもちょっと私の中で曖昧で。
私もわからなかった。
このウロの右行ったらロンドン、左行ったら百営化の森みたいなのがちょっと曖昧になってしまったのね。
今ここどこよって、これが喋って当たり前のところなのか、故郷としてのサセックスなのかがわかんなくて。
だってね、プーずっと喋ってるから、百営化の森に行けば初めてプーが喋りだすとかやったらまだなんかわかんないけど、プー変わらへんし、
なんなん、このワープ感なんなんみたいな、どこなんここみたいな。
しかもそこにさ、クリストファーの奥さんと子供が秘書に訪れててね、バカンス過ごしてたじゃない。
なんかそこもどこなんみたいな、ちょっとわかんないっていうか。
でも彼女たちにも喋るクマが見えてるみたいな。
見えてる見えてる。
なんか物語を作る上で、いきなり目の前に現れた喋るぬいぐるみと喋るリアルクマ、コートとか着てるクマ、帽子とかかぶってるクマ。
どっちが喋らせやすいかって言ったらぬいぐるみの方が喋らせやすいと思うよね。
それは思います。
心の垣根的に。
わかるわかる。
これはもうだからそのさ、小さな心を、小さい頃の純粋な心を持ってる人だけが聞こえる、話せるクマなんだよみたいな感じでやりやすいもんね。
リアルなクマが喋ってるっていう設定って本当にものすごく、これ今パディンとの話ですけど、ものすごく受け入れさせにくい。
だって猛獣だぜ。
そうだね。
09:00
一応ね。
あれはすっごくうまかったよね。
ああいう生物として認識させて、ロンドンの街になじませたのが、もうどこがその基準なのかがわからないんだけど、なぜそれがプーさんに適応できなかったのかっていうのが、私の心の垣根的にもね。
わかります。私もそこの扉閉じてる。
なんかね。
そこがもやっとするの。
そこがもやっとして、そのリアルとファンタジーの境目も、ちょっとやっぱりプーが喋っているのを見て驚く人々。
はい。
ね。
おります。
おりました。何人かいてありました。みんなが目を合わせて。
え?みたいな。
おつーみたいな。
駅員さんとかね。
うん。なんだ今のっていうのの、その戸惑い感が、なんかちょっと不自然に感じてしまう。
そうなんでね。それでいくと、その奥さんと娘の、娘はまだわかる。その子供やからね。
ピュアだからね。
ピュアだから、その受け入れやるのもわかるんやけど、なんかその後半に行ってドタバタゴタゴタした後でのその奥さんのね、奥さんも見るわけやん。
うん。
その奥さんの受け入れ方とか、そういうのもなんかね。
めちゃめちゃ仲良くなってたけどね。
そう。なんかその、昔こういうクマとの出会いがあったみたいな話をしてたんかなとか、そうしてなかったんかな、初めてなんかなとか、そういうのがなんかその一瞬の、その本当に表情とか目線とか奥さんのね、
なんかそういうので、まだ表現してくれてたらこっちも物語に深みを感じるし、でもなんか全然そんなんもなくって、そのえっと、今はプーさんの、この世界のリアルとファンタジーのルールがわかんないって話をしてるけど、
奥さんと子供と一緒に暮らしてきてたこれまでっていうのも、なんかちょっとステレオタイプすぎてね、なんかそのクリストファーならではの歴史っていうのを、各シーン各シーンからあんまり私は感じ取ることができなかったっていうのもがっかりポイントなんだよね。
ちょっと尺が短かったっていうのもあるけれど、寄宿学校に行って、お父様が亡くなられて、一家の、一家を支えなければならない、お母様を支えなければならないってなって、そこから責任を負って、従軍して、戦争でとても大変な目に遭って、やっとロンドンに帰ってきたらもう子供が生まれていて、子供と再会したけれど、もう自分は仕事に頑張らなければならない、
っていうその、そこが、全然想像できないまま。
12:01
うーん、なんかあらすじって感じでちょっと私は聞かされた感があってね。
今、現在クリストファー・ロビンが挑んでいる仕事、旅行カバンを作るんだけど、その部署自体がとても成績が悪いので、予算を削減しなければならない。
で、どうしましょう。材料費を削るのか、工程を減らすのか、人件費を減らすのかって20%、どこで削減するんだって言ってる時に、ずっと社員さんを見てるんだけど、社員さんもすごい気にして、
自分が首を切られるのじゃないかって思って、こっちの様子を伺っているんだけど、クリストファー・ロビンが、彼らを守りたくて働いているというふうには見えなくて、
わかります。非常にわかります。
何のために、自分が死んでも会社に残らなきゃいけないんだって、自分を守るためにやっているようにしか見えないところが、ちょっとなんか、
彼らの生活を守らなきゃ。社員の首を切るわけにはいかないから、どうにかして企業努力で、この部長を守らなきゃいけないんだ。
っていうところに何かちょっと持っていて欲しかったんだけどなっていうのが、私の、
もやっとポイント。
もやっと。
もやっとポイントを略してもいんと。
クリストファー・ロビンを愛せない理由。
もうさ、プーも愛せないし、クリストファー・ロビンも愛せないし、私たち。
もう一個、それは自分の想像力で補って見てたりする。勝手にね。
バックグラウンドとかね、彼らのね。
そういうのって本当にふとした仕草とか、ふとしたやりとりの中で、
本当にセットだったり小物だったりとかっていうので出せると思うね、関係性っていうのが。
でもそれを結構、あえてなのか、もう排除しちゃってて。
それがその大人としての私は、
もやっとっすね。
ガラス越しに見ている社員たちをチラッと見て、
頷くだけでそこは表現できるものなんじゃないかっていうセリフも何もいらないよって思うんだけど、
それが一切なかった。
で、最後には本当に人件費持ってなかった時に、ごめんよごめんよって言いながら罰を付けていっている。
そうだね、あれも朝の前に社員さんたちとのやりとりが何かあれば、
そこも黙示の決断なんだなっていうふうに思えるんだけど、
ごめんよごめんよもあんまりこっちに響かないっていうか、
もう簡単にそれやっちゃうんだみたいな感じに感じましたね。
おそらくね、このプーと大人になった僕は、
お仕事映画としての側面っていうのをもっと持たせることができた映画だったと思うのね。
15:00
実際そこも宣伝の面ではフューチャーされてて、
売り文句としてさ、もう仕事に疲れた大人たちぜひ見てくださいみたいなそういうところがあって、
でも私、今私自身がサラリーマン的な生活をしていないので、
今の私にとっては分かる分かるっていうふうにはならないんだけど、
もし私が彼と同じような仕事をしていて、
残業残業で苦しい立場にいる中間管理職っていう、
そういう人が見に行ったら癒されるどころか、
見てる間ものすごく辛いんじゃないかなっていう思うところがいっぱいあって、
かつあんまりそこに関してのこの映画の中での解決策っていうかさ、
あんまり提示されないっていうか、
結局なんかもやっとしたままお仕事されている方、
クリストファロビーと同じ境遇の方は、
いやそりゃそうだよね、映画だから、フェクションだから、プーさんだから、
それはいい感じで終わるかもしれないけど、
俺にはプーはいないし、
図を逆さにしたって仕方がないしみたいな、
何もしないをするっていうのはね、
そうです、プーさんの格言が何箇所にも出てくるんですけど、
これがね、取り上げられてましたけど、
何もしないなんて無理って言うけど、
僕は毎日何もしないをやってるよ、
これプーさんの気持ちでやってます、
とか、何もしないって最高の何かに繋がるんだとか、
言うんですよプーが、プーの野郎がな、
もうプーの野郎って言わせてもらいますけど、
蜂蜜に足ボン浸したやつがね、
何もしないをしようよってね、
言うんです、そうなんですよ、
それが響くような解決策ではなかった、
何もしないを作り出すために、
ゆくゆくは自力をカバンが売れるように、
平社員も休もうよっていうのがね、
映画のオチなんですけどね、
あれはちょっと面白かったけど、
そのオチ的なところはね、
どうやって経費削減問題を乗り越えるのかなって思った時に、
経費を削減するのではなく、
需要を上げようとね、
そういうことですね、素晴らしいと思ったけど、
あそこはもうなんか、
ただめっちゃ面白いと思ったけど、
あの一瞬だけやって、
もうちょっとそこも膨らまして欲しかったなっていう、
じゃあ私ももっとのめり込んで見れたのになみたいな、
お仕事映画として売り出してる割にはちょっと少ないみたいな、
そこに至るまでの過程、
思い至るまでに書類をぶちまけて、
18:03
ヒエラルキーを逆にするっていうところまでに、
何かもうちょっとプーからの、
そうなんですよ。
なんかサジェスチョンが欲しいよね。
サジェスチョン欲しい。
サジェスチョンが合ってるのかどうかわかんないけど、
うん、わかります。
なんか彼らとこの時間を過ごせたからこそのっていうのが、
何もしないをするっていうことだったんだとは思うんだけど、
ちょっとなんか弱く感じてしまって。
そうなんですね。
だからやっぱりここでもパリントと比べてしまうんですけれども、
その前半の伏線をですね、
見事に回収していただくというところにおいては、
そんなカタルシスはなかったなみたいな、
うーん、そっかーみたいな感じで、
ふんふんふんへーほーほー、
あ、終わったーみたいな感じの、
おーっとーみたいなのがちょっとね期待してまして、
やっぱストーリー的にね。
ここで掃除機登場みたいなね。
そうね、あれはでもまぁちょっと、
あれこそパリントンしかできないふざけっぷりだと思いますけど、
でもああいうキュンとなる、
うわーそれやってくれちゃうみたいなところが、
ちょっと足りない。
うん。
それに、じゃあとてもリアルに寄っているかっていったら、
伏線絶対割れねーとかね。
あー、前にそれ思わんかった。
あの伏線具でもその小道具としてとてもいい味を出していて、
そこだね、いやほんとそうだね。
もうあの、でもね、
あれだけでもう絵が成り立ってるやんもう。
うん、赤い風船ね。
うん、そう。
で、あれさ、映画の間中さ、
すごいあの紐を引っ張る音。
ぽんぽんぽんぽんって。
してた?
ずーっと入ってんの。
全然気づかなかった。
なんかだから、あの、
娘さんはね、バッコンバッコン打ってるときはすごい音してたけど、
バッコンバッコン打ってるときね。
ウィンブルターン優勝とかやって遊んでるときはもちろん入ってるけど、
普通に人が持って歩いてるときもずーっと、
あの、風船ってさ、衝撃でぽんぽんぽんって鳴るやん。
鳴る鳴る鳴る。
ぽんぽんぽんぽんみたいな。
あの音ずーっと入ってて、
じゃあこれ何かにもっとフューチャーされるものなんだと思ってたら、
結局最後あれ?みたいな。
そうやね。
どっか行っちゃったね。
どっか行って、そうなんだよね。
あの風船もあそこまで頑丈なんだから、
いやあんだけさ、
ずーっと汽車の外でバンバンバンバン当たってて、
割れないわけないじゃんって思っちゃうやん。
何かそこにも一つテーマが欲しかったなって思うねんけど。
そうだね。でもそれもやっぱり見てる人感じてくださいみたいな。
なんかちょっとその見てる人に委ねる部分っていうのがちょっと多すぎるなっていう。
ちょっとそれがさ、みんなプーンのこと知ってるよねみたいな。
21:03
多分エピソードの中にもすごい、
一個一個が物語をちゃんと踏まえてるんだっていうのは分かるんだと思う。
だからクリストファー・ロビンが穴が抜けれないときに、
僕もそうなったことあるよっていうとか、
原作のエピソードはね、
すべて踏まえられて、あのセリフがある、あの経験をしてきたからこその何かなんだっていうのは、
とても分かるんだけど、
それだから知ってる前提なんですね。
あるあるで。
プーあるある。
なるほどね、あれねっていう懐かしさに膝を打つみたいなのを前提として描かれてるのだとすれば、
私はそれについていけてないので、
後で他の物語のあらすじを読んだりとかして、
こういう話あったんや、あそこで出てきてたやつこれなんだとか、
あそこで喋ってたやつこういう体験をしてたんだねとかっていうのは、
もう後追いでしかなくて。
いやほんとそうなんだよね、だからその、
今回の映画でも結構な長さを占めてた、
象と火たちのエピソードありましたね。
火たち。
100エーカーの森にロンドンからプーさんを連れ戻しに、
連れ戻す?
強制召喚。
強制召喚させに行った先の森で、
恐れられている魔物たち。
象と火たちだってなるんですね。
これは原作を見てた人たちからしたら、
来た!象と火たち!ってなる、
かなりの有名シーンというか、
もうトラウマ級の、これはもうディズニー映画の中でも、
かなり子供たちにトラウマを作ったと言われる、
カリーさん来た!みたいな。
それです。
エピソードでして、
私これ気になって、どんなもんなんかなと思って、
見てみましたら、
象と火たち。
これはプーさん、
プーの怖い夢っていうエピソードかな、
に出てくるもので、
プーさんがある夜夢を見てた。
で、そこに出てくるんだけど、
ズッチャズッチャズッチャズッチャみたいな、
ブンカブンカした曲と共に、
象と火たちの歌が流れるんだけど、
それがまあシュールで、
確かにこれ子供たちが見たらトラウマなるよねっていう、
もう象と火たちがやってくるぞみたいな感じで、
もう象と火たちは何にでも化けることができて、
で時玉、それはね、
24:00
象っぽくて火たちっぽい感じなんだけど、
シマシマ模様だったり、水玉模様だったり、
いろんなものに化けては、
蜂蜜狙いにやってくるっていうのを、
3分ぐらいのミュージカルシーンで、
夢の中が、悪夢が描かれるんです、プーさんにとっての。
めっちゃいいシーンなので、
これYouTubeとかで、
象と火たちで調べたら見ることができるので、
是非、しんちゃんにも見ていただきたいと思うんですけれども、
プーさんの物語の中で、
プーたち子供やから、よく言葉を間違えたりとかしてね。
プーおっさんや。
子供なんです。あんまり言葉知らないから、
例えば、プーさんのハニーハント、
しんちゃん行ったことある?
ないの。
ないんか、ディズニーランドのね。
そこでもハニーの綴り間違えとったりとか、
そんな感じあるのよ。
よく言い間違いみたいな。
そうそうそうそう。
言葉遊びで。
そうなんです。
探検が。
そうそうそう、なってたね。
トンケンみたいな。
トンケンとか、そうそうそうそう。
なので、このズオウっていうのは、もともとエレファント。
これを、多分うまく言えなくて、
フェファランみたいな。
フェファラン。
フェファランとウーズウみたいな感じで、
それを日本語訳にしたのが、
ズオウとヒイタチっていうのなんだけど。
ズオウ。
それが、見たことのない、
でもズオウとヒイタチはどこでもいつでもお前のこと狙ってるみたいなんで、
それを見た子供たちはね、
もうなんか、夜になったら、一人になったら、
ズオウとヒイタチ狂っちゃうかって、怖かったりとか。
そうそうそうそう。
そうやね。
で、動物園に行って、初めてズオウを見たときに、
えっ、ズオウや!ってなって怖がったりとか、
っていう、なんか経験がある人が、
この、今回のプーとオトロになった僕を見たときにね、
ズオウとヒイタチだ!ってなって、
で、これはおそらくなんだけれども、
小さな頃には、
ズオウとヒイタチっていう、なんか訳のわからない、怖いもの、
夜になって見るお化けだったりとか、
そういう、子供ならではの恐怖心が生み出すものとして描かれてたものが、
おそらくは、今回、大人になったクリストファー・ロビンにとっての
ズオウとヒイタチっていうのは、
社会そのものであったりとか、
まあ、会社と上司と、みたいな感じかな。
っていうのを、あらわしてたのかって、
私は見終わった後に納得したんですよね。
だから、
なんとなく社名にもかかってるような、
そう、そうなんです。
ウーズラーとかだったっけ、社名が。ちょっとごめん忘れちゃったけど。
ウィーズル、ウィーズル。
ウィンダムみたい。
ウィンダムは違うな。
でも、ちょっと似てんだよね。
27:00
ウィンストン。
ヘファランとウーズにちょっと似てる感じなんだけど、
なんか、それはあったんだけど、
でも、そのズオウとヒイタチのエピソードを私知らずに見てるから、
おそらくそういうことだろうなとは思うんだけど、
でも、なんかこう、直接心に、深いところに響いてこないんだよね。
残念なことに。
だから、
これは本当に、いやまあそうはいっても、
プーさん、原作をね、知ってる人が知ってる前提で行くべきだったんだよって言われたらそれまでなんだけど、
知らない人からするとちょっと入り込みにくい作品だったかなというふうには思いましたね。
そこ。それ。
じゃあ、もう知らないやつ見に来んなでも、
よかったんじゃねえかってぐらいにね。
いや、うーん。
でも、希望としてはやっぱり知らなくても楽しめるというのをね。
まあもうこっちはね、求めてしまうので、
そうなんですよ。
というふうに思いましたね。
はい、そんな感想。
なので、あとね、だからね。
じゃあピーターラビットはまだ見てないんだけどね。
どうだったんだろうとかね。
ピーターラビットでもめっちゃ面白そうやね。
私も見てないからコメントあかんね。
これ今年のマフターに向けてちゃんと見ないといけない。
ピーターラビット、そろそろソフト化するはずなんだよね。
ちょっと年末に向けて私たち急に、
ちょっと今年見忘れてた英国映画とかを見始めるかもしれませんけど。
あと、グッバイクリストハーロビンという作品がね、
公開になるそうで。
あ、違う。ソフトで発売。
あ、今までなってなかったの?
そうか、去年の映画だもんね。
去年の映画で、DVDスルーという形になるんかな。
あ、日本での公開はなかったんだ。
なくてもソフト化だそうですが、
こちらの方、皆さんご存じだと思うんだけど、
ドーナルド・グリーンソンさんとマン・ゴッド・ロビーさん主演。
あと私的にはスティーブン・キャンベル・ムーアーさんが出る。
こっちは原作者のミルンさんに焦点を当ててる映画なのかな。
と、その息子のクリストハーロビンさんですね。
電気的、自伝的な感じの物語ですね。
だから、本当にクマを持った男の子がいます。
そうですね。
これがプーの元になったクマってことだよね。
っていう物語が見れるみたいなので、
こっちの方をちゃんと見てみたいなと。
でもね、そっちなんか微妙な評価なんだよね。
ロッティントマトとか見てたら。
そうなんだよね。
30:01
まあでも見てみたいなと思うけど。
せっかくクリストハーロビンの方を見たので、
世界観を少しでも埋めるものは埋めたいなと思いきつつ。
ぜひYouTubeの公式ディズニーのやつで見れるから、
しんちゃんにはプーさんのアニメも見てほしいし、
あとズオーとヒータツも見てほしい。
これはおもろいなって思うから。
世界中の子供たちが夢中になる魅力が絶対あるんだから。
それに乗り切れてないこのすさんだ大人の私。
すさんでる。
まあでもそうだね。
あとね、出演者でいうとマークゲイティスさんも
愉快な頭で出てらしてね。
マークさんがちょっと頭を生やしてると
ちょっとぷぷって思っちゃうの私だけなのかな。
あれは何を風刺しているんだって思っちゃうんだよね。
その役別にさ、髪の毛いらんくないって思いながら、
何かのキャラに似せてるわけでもなくて、
マークゲイティスさんね、皆さんご存知の通りシャーロックの
お兄ちゃんの役ですけれども、おなじみですけれども、
彼、頭の毛がそんな多くないんです。
年々ちょっと薄くなっているなって思うんですけれども、
それ似合ってるんです。
今回はあえてそこにふさふさのカツラをつけて登場されてて、
技とかあそこになんでそのおもろを持ってくるのっていう。
別にマークゲイティスさんの普段を知らない人にとっては
そういう人かって思うかもしれないですけど、
なんでつけてるのかなカツラっていう風にちょっと思ってしまって
そこでププって思っちゃったっていうのがね。
嫌味な上司の役ですからね。
それでちょっと滑稽に描きたいんだろうなと思うんだけど、
そこまで無理やり突っ込んでこなくてもね。
思いました。原作にいるキャラってわけでもないだろうしね。
それはちょっと思ったんだけど。
まあそうだねという。ごめんなさいね。
こんなレビューになってしまって、
久々にね。あんまりネガティブなレビューとか
やっぱりしたくないなっていう風に思ってまして。
本当に思ってまして。
だからもうごめんなさい。プーが良かったっていう人は
本当にごめんなさい。
ちょっと今年見た映画の中でも私は割とランク低めでした。
純粋な心を無くしてしまった私が悪い。
そうなんかな。そうなんかな。
そういうことなのかな。
いやいやいやいや。
そんな感じよ。
不完全燃焼。
あかんね。やばいね。
でも最近エラブ映画が自分の中でちょっと不完全燃焼感があって。
33:04
まあそういうターンなんだね。
今多分そういうターンなんですわ。
なのでね、ちょっとあかんループに入ってるなって思うんですけど。
あかんで、ピュアな心を取り戻そう。
映画を楽しもう。
なにユリアン、ユリアン。
あの、モフモフ三部作のピーター・ラビットもちゃんと拝見して。
見ないといけないね。
ピーター・ラビットも知らないという意味では全く知らないので。
え、でもちょっと知ってるよ。
ピーチャミンっていう子がいるっていうのは知ってるよ。
ぬいぐるみがかわいかったから。
お父さんだっけ、おじさんだっけ。
うさぎパイにしちゃったんだよね。
されちゃったっていうのも知ってる。
結構天敵の人間のおじさんがおるっていうのも知ってる。
だって行ったもん、六皇山英国フェアで。
行きましたね。
ピーター・ラビットの本見たもん。
そこここに置いてあるやつ。
ピーター・ラビットはかなりバイオレンスなアクション映画だって私は聞いてますので、ある意味楽しみです。
全然毛色が違った作品として拝見できればなと思っておりますので、またレビューできればいいね。
そうだね、今年中にやって年末のマフターに向けて。
もう見れるのかなピーター・ラビット。ソフト化してるのかな。
そろそろ10月初めだったかな。
本当に。じゃあちょっとなったら見ましょうね。
適当に私が言ってます。
わかりました。見ましょうね。
あと映画っていう流れでいきますと、私たちが夏にドハマりしましたインド映画バグバリ。
これの伝説誕生が10月26日から長い完全版として上映されますんで。
イギリス行ったりインド行ったり大変ですもんね。
よかったら見てください。本当に最高の映画でございます。
あとパディントンもよろしくねということで。
今日はそのところかな。
そうだね。
ちょっと反対意見のある方たちも本当に本当に私たちに言ってください。
教えていただきたいことがたくさんある。
ありますね。
ちょっと本当にプーの知識が欲しくて申し訳ありませんという感じです。
というわけで妄想論論会議ではお便り募集しております。
ハッシュタグ妄想論の会議をつけてツイッターでつぶやいていただくか、直接私たちにリプライDMいただけると嬉しいです。
インスタグラムのコメントでもお待ちしております。
またメールのお便りも大歓迎です。
妄想論論atmarkgmail.com
mosonlondonatmarkgmail.comまでお便りください。
もうふざけんなっていうご意見募集中でございます。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなので。
製作陣の方もね。
本当そうだよ。
36:00
お前ら俺の作った映画どこ見とったんじゃって言ってくれればいいんですね。
そういうのをいただきたい。本当そうです。
あとフォローするみたいで申し訳ないけど、映像とかは本当にお金かかっててザスやなと思いました。
そうだね。
数々の駅の描写だったりとか、森とかは暗く寂しい感じではあったけれども、
本当にその辺はもうぬかりなくディズニー映画やなって思ったので見応えあるなと思いました。
あとぬいぐるみ一つ一つの質感が本当に違う感じ。
そうなの。あとあれね、撮影。
全部最終的にはCGなんだけど、演技する時には実際にぬいぐるみを持って、ぬいぐるみに向かってお芝居してたんだって。
ぬいぐるみを動かす人が面白いよね。
本当にその役の人がやってたって。
ブンブンブンブンって。
うひゃうひゃって飛ばしながらやってたわけだね。
面白いなって思いました。
かわいい。
その方が、そういうのを見たかったなって。
うん、そうなのね。
もうちょっと重いのか、もうちょっと軽いのかをはっきりして欲しかった。
はい、もう最後までプートトラになって僕への、制作人への意見が止まらない私たちではありますが、
今日はこの辺りでお別れしたいと思います。
ありがとうございました。
さよなら。
37:21

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