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妄想ロンドン会議、夏休み特別編、妄想インド会議、バーフバリーの間奏会後編ということで、
私たち、ロンドンから飛び出しまして、インド、ちょっとですね。
日本から飛び出してロンドンに行く、そっから飛び出してまたインドに行く。
夏はね、ちょっとインド映画で熱くなろうじゃないかということで、
新しい試みでね、イギリス映画、イギリス映画のため以外のことをちょっと話してみようということで、
バーフバリーですね。
もし、この後編から聞いてらっしゃる方は、その1個前ですね、前編ございますので、
ちょっと聞いていただけたらいいなと思います。
バーフバリー、何のこっちゃっていうか、前編の方で語っておりますので、そちらの方でお確かめくださいませ。
もうね、ゆるいね。
そういうね、ちょっとインド映画初心者の私たちがバーフバリー見て楽しかったので、
ぜひ妄想ロンドナーの皆さんにも見てもらいたいなということで語っております。
妄想インドナー。
妄想インドナー、インドナーなのかな、ちょっとわかんないけどね。
前半はですね、バーフバリー面白かったよ、ちょっとこういう話だよ、
一部と二部の構成困難だったよっていうところまでぐらいしか話してないんですけども、
後編はですね、ちょっと中のね、濃い話もしていきたいなと思います。
見ていただきたいので、極力ネタバレはなしでいきたいなと思います。
いやー、ただね、本当にもうインド文化に馴染みのない私にはとても衝撃的。
どうだったんでしんちゃん、面白かった。
面白かった。
私に気遣って面白かったよって言ってくれてるなんて悪いなって思ってさ。
気遣ってるぐらいだったら、別に繰り返し曲が聴きたくてもう一回DVD再生したりはしないし、
あるならちょっと歩きながら歌ってみたりはしないと思うのね。
ほんまに?ちょっと歌ってみたりした。
これね。
このさっき使ってたやつね。
こんな曲最高でしょ。
ちゃんと人が上がるように作られている作品だな。
すごいね。
いやもう話自体はね、ごめんなさい本当にファンの方には失礼になるかもしれないけど、
口頭無形です。
いやー、でもね、口頭無形かもないけど、ようできた話やねんって。
ストーリー自体はね、ただ伝説の一つ一つがちょっとバカっぽいっていうね。
確かにね。
うん。
そうやね。
表現の一つ一つがいちいち大げさあるかいみたいな。
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それは確かにそうだね。
本当にコミックっぽい、劇画っぽい。
それがなんとなくその表現に馴染んでくると癖になるというか、
もっともっとみたいなね。
おかわりおかわりって言いたくなるような不思議な魅力のある映画だなと。
本当そうでしょ。
なんかね、ただただ面白いっていうかさ、
バーフバリ最高みたいな感想しか見たことなかったんやけど、
この映画の本当の素晴らしいところっていうのは、
見終わった後に、
てか登場人物、悪者、完全超悪の話なので、悪者いるんですよ。
いるんだけど、誰もがすがすがしい。
で、女性がかっこいい。
そうだね。
それぞれお父さんと息子の物語で、それぞれに奥さんがいて、
あとは国母と呼ばれるお母さん。
お母様ね。
柴神様ね。
がいらっしゃって、その3人の女性が三葉にかっこいい。
そうなんすよ。
私、インド映画見たことないって言ったけど、
1個だけ見たことがあって、
マダム・イン・ニューヨークっていう話知ってる?
知ってたね。
インドの何の変哲もない主婦の人が、
ご親族の結婚式がニューヨークであるっていうので、
ちょっと自分だけ早く行って、
そこで生活をするっていうね。
本当に家庭から出たことない人が初めてニューヨークに行くっていう話なんだけど、
そこで描かれてたインドの女性像っていうのが、
本当に何十年前かの日本みたいな。
なんかちょっと散歩下がってみたいな。
そうそう。
奥ゆかしいのが女性の美しさみたいな。
本当にそうで、
でもやっぱりインドでも、
女性の権利だったりとか、
そういったものっていうのは、
今やっぱり大事にされてるとか注目されてるっていうか、
っていうところで、
ちゃんとその世相も反映されてるっていうか、
強い女の人ばっかり出てきて、
それが男子と対等でいるっていうところが気持ちよかったですね。
それぞれにかっこいい。
ちょっとね、私がしんちゃんに送った感想っていうのが、
どんなもんやったんかっていうのを、
ちょっとここで紹介してみようと思います。
バフバリ感想その1。
映画館で見たのはバフバリ王の凱旋で、
実はこれは2作目にあたります。
単純やけどめっちゃ面白かった。
とにかく非常に気持ちのいい映画。
ストーリーというよりキャラクターが全部すごくいい。
いらないキャラが一人もおらず、
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男も女も敵も味方も全員気持ちいい奴らばかり。
おすすめいただいた友人からは、
1を見なくても大丈夫って言われてたけど、
見終わった後、これいつも見なあかんかってやつやん。
となって翌日すぐに1を見た。
2を見てたからこそ1で、
ああ、あの時のこれそうかってなることがいっぱいあって、
2から1でも相当楽しめた。
その3。特に1の後半は、
ロード・オブ・ザ・リング2バリの戦闘シーンがあって、
アドレナリン出まくり。
どんなわけあるかい?とツッコミを入れたくなる展開は多々あれど、
それすら愛おしく思えてくる。
思い返せば思い返すほど、
すがすがしく、良き映画でありまして、
悪いところが1個もないと。
そんなに私は興奮をして書いてましたね。
マットマックス見た後の興奮とすがすがしさを思い出した。
マットマックスの共通点あるっしょ。
すき抜けてる感じね。
純粋やん。
キングスマンとかはさ、まみれてるやん。
そのまみれっぷりが魅力のひとつっていうか、
トリビア発見して小技を探すのも楽しみのひとつになるけど、
熱意だけで作られているのではないかというね。
でもね、熱意だけでもないんだよね。
その後に私の大好きなライムスター宇多丸さんのラジオの票があってさ、
監督のインタビューがあったのよ。
来日されてて、すごい対談してて。
それで聞いて、SSラージャマウリ監督がさ、
宇多丸さんもそうなんだけれども、
いかにこの映画がものすごく緻密に作られてて、
脚本の構成だったりとか伏線の貼り方だったりとかね、
素晴らしいのかというのを解いてらっしゃって、
私もうその通りその通りみたいな、
ずっとボタン押したかったんやけど、
ヘイボタンね。
ヘイボタンね。
だけど、それを、だから2見てH見たらやっぱり2見たくなって、
もう一回見ちゃってそれを確認するみたいな。
だからそのトリビアっていうか、
伏線の貼り方とかっていうのも熱意があるからこそっていう、
それは確かにね。
その緻密さ、
小手先の技とかこうあるべきでしょうっていう、
他人の意見ではなく、
自分の中のこうあるべきなんだっていうことに従ったがゆえの、
あの物語なんだろうなっていう感想。
本当にそうだね。
その通りでございますね。
しんちゃんはどんなキャラが良かったですか?
カッタッパさん。
カッタッパさんね。
最小的な立場の人なのかな。
ユパ様みたいな人やね。
あ、そうね。
おじさん?
おじいさん。
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おじさんって呼ばれてた。
おじいさんとか呼ばれてたけど。
呼ばれてましたね。
なんかただ奴隷なのね。
インドはカースト制度っていうのがありますので、
詩の交渉的なね。
上の物に隷属している。
だから生まれ流れにして奴隷だっていう。
でもすごい剣の使い手で、
王族にずっと使えてるっていうね。
頭もいいし、剣もすごく。
で、主人公のお父さんの方からいくと、
アマレンドラ・バーフバリさん。
お父さんね。
お父さんの方が、
生まれてすぐ、
お父さんもお母さんも亡くしてしまったっていう背景があって、
だからほんと父代わりみたいな感じで、
ずっとアマレンドラ様のことをね、
語った方が可愛がってたっていうね。
あのコンビは良かったですね。
なんかね、とても慈悲深い、
本当に大きな人なんだろうなっていうのが、
あの役者さんのお芝居がすごく、
良かったね。
心の広い演技をされていたなと思って。
名役者さんだそうですよ。
だと思う。
そうだわね。そればっかりだわ。名役者ばっかりだわ。
あのキャラクターはすごい良かったな。
良かったですね。
あとね、ホワーってなってるね。
群衆のおじいさん。
どの人だろう?
祭りじゃーって言ってた人?
えっと、どの時だ?
いっぱいあったのね、そういうシーン。
そういうシーンいっぱいあった?
割と民草がホワーってなってるもんね。
ああいう人たちも表情が輝いてて素晴らしいなと思うんだけど。
なるほどね。
確かにね。
でも好きなシーンとか語りたい。どうしよう。
ちょっとメタバルとかになっちゃうか。
メタバルならない、大丈夫。
私体感好き。
これがね、めっちゃ好き。
かっけーな、あれな。
どうしよう、メタバルで喋りたい。
どうしたらいい?
メタバレしませんって自分で言うタイミング。
そうだよね、メタバレはしません。ごめんなさい。
もう私は、やっぱり、
このお父さんと息子二代で演じた
シブズバフバリ役のプラバーサさん。
彼にメロメロになりました。
すごいね。
何が?
あの人の眼力。
眼力すごいし、めっちゃかっこいい。
すごいね。
私にお勧めしてくれたTさんは、
全然主人公かっこよくないんやけど、
最後にはめっちゃかっこよく見えるって言われて、
私も初めからこの人かっこいいやんみたいな。
めちゃめちゃ好みやってるな。
めっちゃ好みっすよ。
でかい。
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この作品を撮ってたときは、
115キロだったそうですね。
すごかったもんね、肉体。
めっちゃかっこいい。
体脂肪率8%。
すごいっす。
このプラバーサさんもそうだし、
あと今回の悪役、
バラーラデーバ役の
ラーナーダックバーディーさん。
彼の体もすごかった。
しかも男前。
めちゃくちゃ男前です。
そちらの方の方が男前。
世界的にはきっとね。
世界基準では。
後からびっくりしたんだけどね。
一応バラーラデーバが兄で、
弟がアマレンドラバーフバリじゃない。
なんだけど年齢的にはね、
中の人の年齢的には、
バーフバリさんが1979年生まれで、
で、お兄ちゃん役のバラーラデーバ役の方が、
1984年ということでね。
若い。
そうやね、若いね。
やなのにさ、
現代、息子パートの時にはさ、
もう50歳ぐらいのね、
うん、そうだね。
白鎌尻の感じの演じてらして。
もうほんとにおじうえ。
そうそうそう。
おじうえ。そうやね。
そうなんですよ。
ね。びっくりでしょ。
経験してるんだね、面白い。
面白いよね。
親子二代に渡ってっていう演じ分けもね、
ちゃんとしてらしたから。
そうなの。やっぱりね、
お父さんかっこいいよね。
うん。
カリスマ性がね、
王としての、もう、
みんながヒレ伏す感じがわかるな。
私ももうなんかちょっとさ、
くじけそうになったりとか、
心に嫌な気持ちを抱いてしまいそうになった時とかね、
ちょっと羨ましいなとか、
これ嫌だね、やりたくないなとか。
ねたましいなとかね。
そういう時には、
いかんいかん、
アマレンドラ様のこと思い出すんだと思って。
そうして、
ちょっともう、あの、
浄化して、
ブラックな黒い和高まりを。
ほんもうもうもう。
なんかその、どんな状況においても、
王としての気高さを、
失わないどころか、
ますます増していき、
民衆の人たちの、
支えとなり、
星となり、
でしょ?
いやもうこれがね、
なんか、
本当はわかりあえたはずなのに、
だってお兄ちゃん大好きだったじゃん。
一緒に遊びました、みたいな歌あったもんね。
あったよ。
遊びました、みたいな歌ね。
そうでしょ?
いやのに、
兄的にはさ、
兄弟じゃないんだけどね。
一緒に兄弟のように育った、
王族の子たちなんだけど、
妬ましくなってさ、
もうなんか表面的には、
いい兄弟みたいなふりをしてるけどさ、
でも、
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裏では、
心の持ちを一つだったんだろうな、
っていうのはね。
だからでも、バフマリ君にとってはよ、
お兄ちゃんのバラー君は、
ずっといいお兄ちゃんやってんよ。
だろうね。
いやほんまに、そう思うと、
心がね、私は押しつぶされそうです。
物語にもやられてます。
ドンハマリ。
いやマジで、
ほんまに歌舞伎ネクストでやってもらえへんかなって。
そうやなぁ。
そう。
あのー、ねえ、
いちかわすめごろさん、げんまつもとこうしろさんにね、
やってや!って。
いいやん、アテルできたんやったら、できるでしょバフマリ。
ワンピースもできたんやったら、できるでしょバフマリ。
ってすごく思う。思わん?
歌舞伎に向いてるよ。
あのなんか、けれんみというか、
そのド派手演出も、
とても歌舞伎的といえば、
歌舞伎的なんだよね。
歌舞伎もきっと登ってくれると思うんだよね。
そうだから、ナショナルシアターライブとかより、
いやいやいや、
歌舞伎向きやと思うねんこれ。
歌舞伎で、超ロングランしてくれるんやったら、
たぶんね、
元も取れると思うんです。
いやほんまそう思うんです。
問題は、歌舞伎と、
あとはない、あの銅像とかか。
あれはいらんか。
銅像はどうにかなる。
象かな。
象!エレファントね。
エレファントな。
いやでも彼らならなんとかしてくれる。
きっとしてくれるよね。
巨大なガマガエルを出す日本の文化だ。
そうだよね。屋台崩しもできる日本の文化だもんね。
うん。
いやきっといけると思うんだよね。
ちょっと歌舞伎的、
だし、
なんだろうね、
神話が入って、
そうでしょ?
アテルイっぽいでしょ?
言ってたの分かった?
分かった。
そうなんだよね。
切ないしね。
いやもうだから、
本当にね、
何が言いたいかって言うと、
めっちゃよかったから、
見てほしいっていうね。
なんかもっとね、いろいろ
言いたいけど何を話してもネタバレになっちゃうなと思うので、
ぜひちょっと、
この夏はバフバリを見ていただいて、
終わった。じゃあ近々ネタバレ会をすればいいんだね。
こんなにインド会議続けていいのかな、
ちょっと分かんないんですけども。
万が一だからいいんじゃない?
そうですかね。
時間があったらまたさせていただきたいな、
なんて思います。
取り留めもない会を2回も続けてしまって、
申し訳なかったなと思うんですけれども、
他にも本当に魅力的な役者さんもいっぱいいらして、
熊原役の方とか来日されましたしね。
素敵だなぁ。
なんかちょっとお芝居の方法もね、
あまりちょっと馴染みがないというか、
ナチュラル芝居を
良しとする文化には、
もう正反対な演じ方をされる方々だけど、
18:00
それはそれでとても趣深い。
趣深い。興味深い。
だって6点トマトの評がさ、
トマトメーター100だよ。
評論家100。
素晴らしいね。
ポップコーン86とかぐらいだけどね。
それは好き嫌いだからね。
本当に納得の作品だなと思ったので、
ちょっとね、経路の変わったものを
見てみたいなと思われた方は、
ぜひレンタル屋さんとか、
Amazonのビデオとか、
チューンズとかでレンタルして
見ていただけたらなと思います。
そんなね、
妄想インド会議でございました。
暑い夏の夜にどうぞ、
もっと暑くなれます。
もう曲も最高です。
マハラジョみたいに踊るっていうんじゃなくて、
どっちかっていうと、
ミュージカル仕立てというか、
ちゃんと曲が進んでいる間にもですね、
お話進んでいくっていう、
素晴らしい構成です。
何時間でも見せてくれて、
私思いましたので、
もし叶う方は今現在、
やってるかな?もうやってないか。
長いバージョンの方ね、
私は切に切にお勧めいたします。
はい。私もそっちは見てみたいな。
めっちゃ良かったです。
長い方がね。
そんな感じです。
妄想インド会議ではお便り募集しております。
本当?
ハッシュタグ妄想インド会議をつけて、
私たちにTwitterでリプライして、
Twitterにつないでいただくか、
直接リプライください。
ハッシュタグ妄想インド会議ですからね。
はい。
インドしか妄想してませんからね。
メールで語りたいという方は、
インド会議のメールは持ってないので、
妄想ロンドン会議、
妄想ロンドン
妄想ロンドン
妄想ロンドン
妄想ロンドン
妄想ロンドン
妄想ロンドン
厚映画見ちゃったね。
しばらく後を引きそうな。
そうですね。
私はこの映画、
今年のベスト1級という風に
言いましたので、
ベスト1級がパディントン2、
ウィストン・チャーチル、
バーフバリと並んでいる。
そんな状況でございます。
今日はこの辺りでお別れしましょう。
次回妄想ロンドン会議でまた
お会いできたらと思います。
さよなら。