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第313回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
清水です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
というわけでですね、本日は、ナショナルシアターライブのですね、
ロミオ&ジュリエットのレビューに行かせていただきたいのですが、
ちょっとね、だいぶ、ナショナルシアターライブ側もいつもと違った形態であれば、
私たち側もいつもと違った形態で視聴させていただいたという、これ二重にね。
どうなんですかね、ついにというのかやっとというのか。
2人ともやらかしてしまいましてね。
やらかしてしまいました。何をしたんですか、しんちゃん。
行けねえ。見に行けねえ。
何が何が。
また早すぎて動けん。
そっちね、そういう理由でやらかしたね。はいはい。
劇場でね、やってくださっていたのは、もう十々承知だったんですけれども、
大阪の劇場で、駅のすぐ近くとはいえ、神戸からは少し離れた大阪で、9時10分でしたね。
9時10分ですね。
動けませんでした。
そうですね、ちょっと早すぎましたね。
でももし9時10分に私そこ間に合うように行こうと思ったら、
7時台、まあ7時台も前半に出ないとですね、家を間に合わんみたいな。
ですわな、そうなりますわな。
そうなりますね、はい。
で、ちょっとね、あの、その状態でなかなか行けないっていうね、もあるし、
まあこのね、オミクロン株の猛威を振るっている中、
なかなかその、私普段隔離されてますんでね、あの固い中に神戸の。
ですからちょっとなーっていう、いくらね、ナショナルシアターライブとはいえね、
ちょっとやっぱり控えれるところは控えといた方がいいんじゃないかなっていうのも、
まあちょっとね。
ナショナルシアターアットホームなるですね、
まあこれは本当にコロナ禍のおかげがあってこその形態だと思うんですが、
はい、あのナショナルシアターさんがですね、
皆さんお家で配信でナショナルシアターライブを楽しんでくださいということで、
その、まあ有料のねサービスなんですけれども、
家でナショナルシアターライブを楽しめるという、そういうね。
そのコロナ禍になった一番最初ぐらいの時に、
1週間ずつぐらいかな、いろんな作品を週替わりで公開してくださってて、
そう、あれはYouTube上だったかな確か。
うん、で次は何が来るんだって見逃してたやつが来るかもしれないとかって楽しみに待ってたけど、
それをまあサブスクって形かな。
そうですね。
うん、で配信サービスとしても確立したものを作ってくださって、
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知ってたよ、知ってました。
知ってた。
知ってたけど、
うん。
なんかどうなんやろ、今ね、違う国のやつでもあるし、
大丈夫なんかなとか思いながら気にはしてたけど、
踏み出せずにいたけど、いやーもう簡単に登録すんだ。
それはそうです。アプリもありますからね。
うん。
もちろん全てのナショナルシアターライブ作品が見れるっていうわけじゃないんだけれども、
おそらくね、私たちほらまだね、ナショナルシアター、
ナショナルシアターホームっていうサービス名なんですけど、
ナショナルシアターホームの新米サブスクライバーたちなんでね、
詳しくはないんですが、
おそらく日替わり月替わりって、その期間配信される作品っていうのが決まっていて、
ちょっとずつ作品を入れ替わって立ち替わりみたいな感じで、
見れること、見ることができるんじゃないかなっていうね、
そういうサービスでございますね。
宝の山でした。
そう、そこにですね、このコロナ禍がきっかけで生まれた作品といってもいいんじゃないでしょうか。
今回ナショナルシアターライブジャパンの方でですね、
1月の末からですね、現在も地区によっては、地域によっては、
まだ劇場公開されているところもあると思いますが、
ロミオとジュリエットという作品ですね。
これがですね、このナショナルシアターホームで、
結構長いこと見れるのかな、これはね。
これはね、今の段階で今年の半ばぐらいまでの日程書いてましたね。
いつまで見れますよ、みたいなやつが。
なので、すいません、ちょっと今、期間に関しては、
4月の4日までは見れるみたいですね。
4月の4日、なるほど。
違う、これ違う、これ上映の日や。
2021年やから、まだ期限は書かれてないかな。
書かれてない。
しばらく見ることができるよっていうことでですね、
それをいろんな条件重なりまして、
ついに私たちはそのナショナルシアターホームに登録をしまして、
月額1500円ぐらいだったかな。
なんかレートによって違うみたいね。
違いますね、はい、もちろんです。
何ポンドかちょっとすいません。
本当にふわっとして申し訳ないですが、
月額いくらで入手できるサービスで。
10ポンドくらいじゃね。
なんで今のレートだったら1500円ぐらいみたいな感じね。
2ヶ月で3000円ぐらいかな。
あれ、3000円ってひょっとしてナショナルシアターライブを映画に行って
1本見るお値段なんじゃないって気づいたのか。
正解でございます。
ちょっとお得に見れちゃうよってことなんですね。
なので少なくとも2ヶ月は絶対登録しようと思ってます。
そうですね、確かにそうですね。
探検しようと思ってます。
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私もとはいえ、やはりナショナルシアターホームさんと
言ってないね、なんで下が
ナショナルが言いにくい。
ナショナルシアターライブジャパンは別物でありますので、
日本での映画館での上映を
言えません。
言えません。難しいですね、ナショナルの発音。
国際劇場。
ナショナルシアターライブジャパンさんに
国際劇場にしようか。
映画館での上映を続けていただくためにも、ちょっとコロナ落ち着きましたら
また私は映画館に足を運びたいなと思っている所存でございます。
感激体験としては、似て非なるものだなとは思います。
そうだね。
やっぱね、違う。
上映されていないものをより、もっと見たいの方で
このサブスクリプションの方は使わせていただいて、
劇場は劇場でやっぱりちゃんといかんどね、
集中力が全然違うわ。
違いますね、なんかしながら見れちゃうしね。
そうそう、ちょっとポテチーとか言っちゃうからね。
言っちゃうね。
でもこれね、今私ちょっと見れるものを見てますけれども、
結構ね、私が見逃したものをたくさんやってくれてるんですよ。
三菱さんちょっとウハウハでしょ。
ウハウハよ。
まず、イヴのすべてね。
オールアバウトイヴ。
めっちゃ見てほしい。
そうですね。
あと、まだ日本でやってないけど、
これこの間ね、話題にしてました。
ピーター・パン。
うん。
これね、ちょっと見たいって言ってたやつだったりするし、
あと宝島と、なんだっけ?
私見てないって言ってたやつね。
あとね、
ディープ・ブルーシー。
深く青い海と、
あと欲望という名の電車?
そうですね。
見てないはずよ。
うん。
で、しんちゃんはしんちゃんで、
エンジェル・スイン・アメリカね。
ねえ、二部を見逃してて、
何が何やらさっぱりわからんのです。
もったいないことしたよね。
ほんとに。
すすめだから、ごめんなさい。
もう1回1から見てもらった方がいいと思います。
ですけど。
はい。
長いよこれ。
うん。
めちゃくちゃ長いからね。
頑張ってね。
ちょっと1日籠る用意をしてから見ようと思ってますけど。
ねえ、そう。
なので、そんな感じでですね、
ちょっと私たちのナショナルシアターライブライフが
少し潤ってる昨今でございます。
もう1回見たいなと思ってたものの、
イアン・マキランさんとパトリック・シチュアートさんの
ロマンズランドとか、
この間上映になってたジューニアとか、
いろいろあるのでね。
はい。
やっておりますね。
じゃあちょっとナショナルシアターホームの魅力は
09:02
また後で語るとして、
今回のね、デビューのテーマでもあります
ロミオとジュリエット。
はい。
これちょっと話してみようじゃないですか。
どうですか?
ですね。
もうこれ、世界一有名な演劇じゃね?
ああ、でもそうかもしれないね。
と思ってみた。
そうだね。
ロミオとジュリエットって聞いて、
みなさま、ここでネタバレが?みたいな、
そんなことはきっとね、
このポッドキャストを聞きの方は
気にされる方はいらっしゃらないと思うんです。
はい。
そして最後にロミオがどうなるのか、
ジュリエットがどうなるのか。
あ、ロミオとジュリエット死にます。
言うたね。
だいたいね、みんなみんなみんな聞いて。
急にタメ口ごめんね。
シェイクスピアの悲劇、みんな死ぬから。
みんな死にますよ。
だいぶ死ぬから。
気持ちいいぐらい死にますよ。
まあでもね、ロミジュリの場合に関しては
どのように死ぬかはみんなわかってんじゃないかなと思う。
すぐすれ違うから。
すれ違うし、すぐ死ぬ。
有名な映画があったりとか、
どこかで皆様触れられてたりとか、
あとアレンジバージョンとして
ウエストサイドストーリーがあったりとか。
今まさに、ついこの間公開になったばかりかな。
そうなのよね。
スティーブン・スピルバーグさんが久々にね、
監督手掛けられたんじゃなかったでしたっけ。
すいません、ウロくて。
でもめちゃくちゃ意外やったけどね。
そうだよね。
今日ちょっと口が回ってないな。
やばいな。
なんか久々に人と喋った感がすごいある。
自分の中で。
大丈夫ですか。
分からへん。
鳴らしていこう。
鳴らしていこう。
やっぱ私はいろんなロミジュリありますけど、
私の中で最新のロミジュリ言っていい?
レオナルド・ディカプリオさんのロミジュリ。
やっぱそうなるのかな。
最新でもないか。
死んじゃったのあれ見たもんね。
あのキネス・ブラナーさんのさ、
キネス・ブラナーシアター。
ブラナーシアターライブ。
それそれそれそれ。見に行ったよね。
あったかな。
あってるかな。
白黒のやつ。ロミジュリの。
見たね。
あれが最新かも。
嘘言った。
言うとあかんやつやろ。
え、なんで。
ボルデモード的なやつ?
あれよかったよ。
ボルデモード?
うん。
え、言うとあかんやつって言ったから。
あー。
言ったあかんのかな。
言ったあかんのかなと思った。
え、いいよね。いいよね。
いいですよ。大丈夫ですよ。
そう、えっと、
ジオナルド・ディカプリオさんの
ロミュート・ジュリエットね。
はい。
すごいあの、めちゃくちゃ、
当時、
なんやろ、アイドル映画と言われ、
あの、めちゃくちゃ評判が、
まあそんなよろしくなかった作品ですけど、
映画館見に行きましたもん、私。
行った行った。
ていうか、しんちゃんと行ったんやっけ。
もうそれすら思い出せないんだけど。
なんで2人でロマンチックなもん見とんねん。
結構見てるよ。
12:03
そう、たぶんあの、
ハーバーランドね、
が館じゃなかったかなと思うんですけど、
よく行ったもんね、あそこね。
そうね、よく利用してたけど、
なんか、
あの舞踏会のシーンがすごく綺麗で、
ていうのでね、
よく映像とかも流れてたけど。
そう、あの曲とね。
私でもね、ちょっとやっぱり気になったから
見ちゃったの。
前編じゃないよ。
YouTubeでさ、
あの、新シーン上がってたから。
うん。
もうやっぱね、魅力爆発してたね。
可愛かった2人とも。
すっごい可愛かった。
いやもうほんまになんか、
有名の世界みたいな感じだなと思って見たのを覚えてる。
なんか、あの、
まあね、あの、この、
後々の今回のロメオとジュリエットの感想とも関わってくるんだけど、
やっぱね、若いお2人がやるっていうのが、
一番必要かもしれない。
だからそういう意味では、
ケニス・ブラナーさんのやつもね、
えっと、誰さんやったっけ、リリー、えっと、
リリー・ジェームスじゃなくて、
リリー・ジェームスさん、
何だったっけ、誰だったっけ、が出てたよね、確か。
そう、やっぱね、あの、若くて、
あの、なんか、なんだろうな、
おバカなことをしても許せちゃうみたいな、
そんな考え方をしても。
なんかの時に調べて、
あれ、ロメオとジュリエット、
14歳とか16歳とかなんだよね。
そうそう、そうなの、そうなの。
そう、だから今回、
ちょっといきなりもう感想入ります。
ネタバレといい。
はい、もちろんです。
今回その、ナショナルシアターライブ版の、
ロメオとジュリエットを見させていただいて、
いや、すごい、やっぱり、
ゾウズの役者さんやし、と思ってたけど、
ジュリエットの人が、
結構まあ普通に、
ベテランさんとは言わんけど、
そうですね。
まあまあまあ、
30歳くらいの方かな、
ちょっとよくわかんないけど、
まあまあ普通に、
経験積んでらっしゃる女優さんがやってたから、
すごい有名な方ですよ。
なので、なんか、
勘違いで死んじゃうキャラには見えなくて、
すごい理性的だし、
自信にも満ち溢れてたし、
それがすごく、
ジュリエットの、
今回のジュリエットのキャラクターをね、
魅力的に見せてたとは思うんだけど、
やはりその、なんか、
本来のジュリエットたるものとの乖離が、
ちょっとでかいなっていう感じは受けましたね。
ケリス・ブラーナー版、リリー・ジェームスさんですね。
すみません、あとリチャード・マッテン君とね、
やってましたね。
うん、かわいかった。
これもかわいかった。
超注目株の時にね、
やられてて、
それはそれでもう、
美しかったけど。
ジェシー・バックリーさんかな、今回。
そんな名前であってる?
ロミオ君が女子ウォーコナー君。
うん、ですね。
有名な。
有名なじゃないけど、
今とっても人気な方ですね。
ありがとうございます。
なんかだからその、
やっぱ若気の至りが、
15:00
大前提である物語やから、
もう言っちゃってますけど、
勘違いに勘違いを重ねて死んじゃう2人なので。
そうだね。
なんかバカかな、みたいな。
パッと会って、恋に落ちた。
駆け落ちする2人で一緒になる。
あ、死んだ。
死んだ。
え、死んだ?
あ、生きてた。
死んだ。
みたいなあらすじなので。
なんかね。
その、ちょっと待てよっていうのを、
若さでぶっちぎるっていうのを、
舞台で見ると、
ある程度まだいけるかなとか、
ちょっと違うエッセンスで、
嫌な言い方やけど、
ごまかしが効くところもあると思うんだけど、
やっぱ映像で見ると、
本当に若い人とかがやらないと、
その説得力っていうのは、
いやなんでこの人がこんなこと思う?
なんでこの人がこんな死んじゃう?みたいな。
若干覚えるよねっていう。
そうなんですよね。
最初にもちらっと話題に出しましたが、
このロミオとジュリエット、
実はもともと、
2020年にオリビエ劇場で上演予定だったんですね。
それがコロナの影響で中止となって、
で、さあどうしましょうかってなって、
出演者も押さえてる、スタッフも全部おる、
撮影スタッフもおるってなって、
そして、ちょっとここは一応、
映画作品、映像作品として、
作品を作り直してみえへんかっていうことで撮られた、
ナショナルシアターライブ的には、
初めての試みの作品だったんですね。
映像として撮ったものよね。
舞台の映像化ではなく。
そうなのそうなの。ややこしいんですけど、
ナショナルシアターライブは、
普通に劇場でお客さんが入って、
出演されてるその作品を、
カメラで中継をして、
全世界に同時上映をする。
日本は時差の関係で、
後々遅れてから、
普通に記録上映って形になってるんだけどね。
一回ね、同時上映で見てみたいけどね、
その同時上映感ってすごい楽しいからさ。
それはあるけど。
一体感感じてみたいなとは思うけどね。
まあなんですが、
このロビアンとジルエット、
オリビア劇場で上映予定だったけども、
この映像作品として、
17日間ですね、撮影したらしいんですけども、
それを撮ったのは、
リトルトン劇場、
ナショナルシアターの中劇場ですね。
そこでセットを立てて撮ったそうです。
大きいところでやるはずだったやつを、
ちっちゃいところで撮ったのね。
そうなんです。
で、それがですね、
18:00
ちょっと変わった作りをしていたってところから、
ちらっとお話をさせていただきたいと思うのですが、
これ変わってたよね。
最初、え?って思うぐらいに、
稽古場から始まって、
だから芝居を作るよ、みたいな。
渋滞かな?
文章がさ、
パターンってこう開いてたから。
閉まった、閉まった。
顔合わせかな?みたいなところから始まって、
読み合わせから立ち稽古に入って、
みたいな印象で、
ロミオとジリエットの物語を立ち上げて、
徐々にやっぱり、
稽古儀やったものが、ちょっと衣装が入ってきたりとか。
そう、舞踏会のシーンあたりからガラッと変わって、
あれ?みたいな。
で、実際のロケをしてるんだろうな、みたいな、
セットのところに行ってみたりとか、
実際はたぶんされてないんやとは思うけど、
全部ね、リトルトン劇場でやったみたいな。
やけど、どんどん写実化していくって言ったらいいんかな。
映画みたいに。
普通の映画に寄っていく。
難しいね、説明がね。
でも途中でふっと稽古場に戻るとか、
稽古儀に戻るとか。
途中の2人が恋に落ちるあたりでさ、
謎に稽古場にまた戻ってさ、
あれ?みたいな。
芝居を作る過程を見てる印象でもあるのよね。
それはそうかもしれないね。
お稽古をやって重ねていって、
衣装合わせをして衣装をつけた状態とか、
セットが立ってきて、
そのセットに立って照明が入った状態とかって言うと、
制作の過程をどんどんどんどん上映の方に寄せていって、
最後は綺麗に上映します、みたいなのを。
で、映画の撮り方やからすごいアップもあるし、
煽りもあるしっていうので、
映画っぽく、セットっぽく撮ってたりもするっていう、
映画と映像作品の中間地点をずっと行ったり来たり、
行ったり来たりしてる感じ。
そうそう。で、クライマックスに近づくにつれて、
その映画の分量が多くなってきて、
あ、もうなんか映画を見てる気分でいたら、
最後の最後のラストの独白のところで、
素舞台っていうかまた戻って、
夢が覚めましたね、みたいな。
お芝居終わりですよ、みたいな感じの、
そういう不思議な構成の、
舞台とも言えない、映画とも言えない、
どっちとも言えるような作品の映像版っていうのを見たんですね。
撮影大変そうやなと思ったけどね。
21:02
なんかね、YouTubeにメイキングプラスインタビューみたいな、
10分ぐらいのやつが上がってたので見たんだけど、
すごい感動的な仕上がりになってたので、
このコロナ禍で、みたいな感じのさ。
そっちのドキュメンタリーな。
そうそう。それだけじゃないけどさ。
で、こういうふうに作ったよ、みたいなのが、
実際のセットの裏側じゃないけど、
もう見て、でもすごい楽しそうだった、みんな。
ちょっとすごい閉塞感があるところの中で、
やっと作品作りができるっていう喜びもあるだろうし。
そうだね、もうなんか使命感もあっただろうし、
で、せっかく手に入れたこのチャンスをね、
どうにか作品として消化して、
全世界のみんなに届けたいっていう思いで、
作られた作品なんだなっていうのが、
すごくね、見終わった後に、
私はネイキングを見て感じた。
すごい面白い試みだとは思うよ。
けど、どうしんちゃん?
ロビオとジュリエットってさ、
この作品上映時間何分だっけ?
これね、130分かな?
これね、130分かな?
あれ?
110分。
なんか2時間ないくらい。
1時間?
うん。
1時間35分かな?
はいはいはい。
うん、こんだけでわかるんや。
そうそう、だから、いろんな人のおしゃべりがなかったね。
おじさんとかおばさんとかの、あとお友達とか。
マキューショーのひとりがたりとかがなかったね。
なかった、マキューショーって語ってたよね、もっとね。
めちゃくちゃ語ってた、世の中語ってた。
そうだよね、そうそうそう。
けど、そぎ落としたら1時間半でいけるって私常々思ってて。
これ、この時間入れて、下手したら3時間レベルぐらいの上映時間になるんやと思う。
3時間。
半分でやっぱわかるやんって。
でもね、この作品だったからなのか、
それとも、110分、95分に縮めたからなのか、ちょっとわかんないんだけど、
あれ?こんな、何やろ、ちょっとこう、何ですかね、
やっぱ、ロミオとジェリエットに感情移入できぬままに終わった感はすごいある。
なんかやっぱり周りの人のいらんなと思ってた語りって必要なんだなとかっていうのを思い出させてくれる作品もあった。
裏腹。
裏腹ね。
話はわかるけど感情がわかんないとか。
そうそうそうそう、そうなんだよね。
大前提としてなんですけど、私の前提ね、しんちゃんの前提であるかもしれないんですけど、
24:04
すみません、英語ふわっとしてますっていう、なのでふわっとしかストーリーの機微を理解してませんので、そこについては本当ごめんなさいです。
私ふわっとどころじゃないよ。
けど、ロミジュリアか許してって感じよね。
話は知ってるから。
どの人がだいたいどういう役割っていうのもわかってるから、見れるけど、
見れる見れる。
だから話は最低限わかるやんっていう感情なのも、もしかしたら自分の中で結構肉付けしちゃってるというか、
人はこういうのっていうのを大前提として、でも意外と短かったあれっていうので見ちゃってるから。
そうだね、今回特に感じたのは、ロミオくんがさ、ジュリエットと出会うパーティー、本来であるこの舞踏会。
で、そこからのバルコニーのシーン。
舞踏しちゃダメでしょ。
舞踏会ね、舞踏会。踊りますみんな。
いやいやじゃないです。舞踏会からのバルコニーのシーンがあんな前半やったんやと思って、
なんかもっと中間の見せ場として私の中ではインプットされてたのよ。
ロミオのシーンね。
バルコニーのどうしてあなたはロミオなのっていうね。
そうそう。
呼ばれてって帰らなきゃって言ってんのに、なかなか帰らへんかったっていう。
そうそう。
なかなかこうドキドキするというか。
そうですね。
スリリングなシーンなんですけど。
あれは確かに中間の見せ場やなとは思ってて。
意外とサラッといったよね。そこまで。
そこまでが割とサラッとで。
なので、その短かったことにより、やっぱそのロミオとジュリエットさん2人が、
もともと幼い2人で、しかもジュリエットさんは好きでもない人と結婚しなさいとか言われててさ、
そんな時に知り合った、ちょっと燃え上がった恋っていうこともあり、
どんどん、ただでさえその燃え上がりスピードって早いのに、
今回短縮版の脚本アレンジになったことにより、
より短縮されてどうしたみたいな大爆発が起こってるっていうね。
ちょっとそこになかなかついていけないっていう、私はね、なりましたね。
それどうなんやろ、だから演劇で見た時に、やっぱり演劇は演劇の盛り上げ方があるけど、
今回映像だから結構煽りも入ってるし、
その稽古場と舞台を行き来してるみたいな印象は別のところの脳みそ使ってるから。
そうなんよね、なんか三カ国語ぐらいで見た感じがする、わかる?
なんか行ったり来たりするよね。
そうなんよね。
自分の中での印象の切り替えというか、
27:02
演出的にすごいって思いながら物語に没頭していくのではなく、
映像の作り方を理解しながら、それに対する感情を持ちながら物語を見ているから、
そういうプロセスは多いんよね、やっぱ。
多いねー、あとどうしてもね、
いつものナショナルシアターライブ作品とカメラワークが絶対的に違うところっていうのがあって、
もちろん基本は違うんだけど、映画の撮り方、映像作品として残すための撮り方してるからさ、
いつもは舞台上にカメラがあるなんてありえないし、
この距離で役者の顔を映すなんてありえないとか、手元のアップとかね、もちろんあるんだけど、
私そのカメラがちょっと揺れたりとかするのがすごい気になっちゃって、
ものすごいアクティブだったよね、カメラが。
そうそう、なんか、
それがね、そういう撮り方や手法があるのもちろんわかってるし、
そういう絵がいっぱいあるし、それで面白いやつもいっぱいあるんだけど、
なんか今回はそれがすごく気になっちゃって、
やっぱりそのカメラの向こうで作られているものっていうのが、
逆にちょっと際立っちゃった気がしてね、距離をね、感じちゃってね。
なんかその稽古場で撮ってるっていう前提があるから、
後ろに待機してる人が写ってたりとか、
っていう配置もすごい考えてやってあるんやろうなっていうのも思うんやけど、
そうなるとこのカメラって誰目線なんやろうって思っちゃうのよね。
でもそういうことかな、そういうことだったのかな。
そうだね、カメラ撮ってる人まで想像できちゃうってことかな。
誰かの視点とか、演出家の視点とか、
映画も別に誰の視点で決めてるわけではないけれど、
撮り方っていうのはやっぱりそれぞれポリシーがあって、
作ってらっしゃるんやとは思うねんけど、
その演劇作品を撮るっていったときに一個客観性が欲しいけど、
どっちかというと主観を持った目線に感じてしまって、
ちょっとなんていうんやろな、私の目線でもないしなっていう。
そうだね、ちょっと気になったよね、私は気になった。
最初はすごいアクティブに動いてて面白いなって思うねんけど、
演劇作品として考えたときにもう一個引きで見たいなとか、
映画はやっぱり視点を監督が決めるべきものやと思うけど、
演劇って視点は私が決めるものやから、
30:03
っていうのが根底に自分の中で無意識にあったんやと思うねんけど、
あれ、この目線誰?ってちょっと一瞬思ったことがあって、
何を見てるんやろって、どこを見てるんやろっていう印象が狙ったものなのか、
やっぱり演劇っていう視点から作ったものなのかっていうので、
好き嫌いは分かれるやろなって思う。
そうだね、私の希望ではね、せっかくそうやって撮るのだから、
すごい綺麗だったの。仕上がった映像って美しかったし、めっちゃ綺麗かったんやけど、
そうじゃなくて、もっと粗くていいから、
何やろ、ちょっと私の中ではまとまってた感がすごくあって、
なので、もっと出来上がってない映像作品に、
この言い方がちょっと正しいか分かんないんだけど、
を見たかった。
もっとナショナルシアターライブ感が欲しかったってことね。
ライブ感がそういうことです。
ナショナルシアターライブ感とは何ぞやって言い出すと、
ちょっと私もうまく説明できないんですけど、
思ってたんとちゃうかったって感じかな。
そもそもの話になりますけど、
私ほんとにいつもネタバレほとんど見ずに見に行く人やから、
今回はたまたまこのサブスクライブで見ることにしてね、
ナショナルシアターホームで。
それで、あれこれって映像作品なん?って知らんかったわってしんちゃん見たと思うんだけど、
それ知らんながら、
きっとね、もし映画館に見に行ってたら、知らんながら見に行ってて、
え、何これ?ってなって、あれこれ演劇ちゃうやん?ってなって、
なんなら見終わったときに怒っとったかもしんない。
来てたのと違う、思ってたのと違う。
そう思ってたのと違う、演劇見なかったんやーみたいな。
だから演劇ではないと思う、やっぱりこの作品は。
いくらナショナルシアターライブが演劇を記録している映像作品だったとしても、
根底には演劇っていうものがあって、
でも今回の作品は、
もしね、例えば無観客だったとしても、
子供と作るはずだった作品を撮って見せてくれたのであれば、
まだ納得がいったと思うね。
あ、そっか、コロナ禍だから観客入れれなかったんだなって、
私は納得できたと思うし、
むしろそっちを見たかったなっていうのが、
本来の作品、何だったんですかね、サイモン・ゴドウィンさんっていう。
どういう気持ちですかね。
33:00
だから、芝居の大前提として絶対止められへん、
ショーマストゴーっていうのが、
一番の根底にあるわけで、
ってなった時に、例えばさっき、
ちょっとふと名前を出したから思い出したけど、
ノーマンズランド、誰もいない国で、
パトリック・スチュワートさんがパッと投げたグラスが、
コッパみじんになって、みんながちょっと一瞬引くっていう、
あのトラブルを乗り越えるのが演劇だったと思うんだけど、
今回ロビオンとジュリエットはNG出たら絶対止めて、
もう一回撮り直してるよなっていうのを感じてしまって、
それはでも演劇性としては、
不可価値ではないのよね、マイナスポイントになっちゃう。
そうよね。
だからそれを、
ノンストップで、
衣装の付け替えとかはちょっと置いておくとしてもね、
ノンストップであんだけ移動して、
今衣装も変えてやって、
っていうのができたらすごいんやろうなと思うね。
芝居としてノンストップで一本上映っていうのを記録やったら、
あの撮り方でも納得がいくと思うし、
だってカットで決めてるやんか、このシーンからこのシーンまで撮って、
姿に変えて、日を変えて撮ってるやんなっていうのは、
なんか、
今回、うちらが求めてた演劇感、ライブ感っていうものにはなかったなっていう。
そうね、そうね。
面白いです。すごい入れ合いも綺麗し、
舞踏会のシーンとかも不思議やなと思いながら見ててんけど、
なんか、
演劇やからかな、動きが統一感があって、
ただただ踊ってる人たちも。
すごいちゃんと振付されてましたね。
でも演劇だったら多分普通に好き勝手踊るシーンがあったなと思う。
そうかもしれないね。
やっぱ振付がきっちり決まってる状態でやるとかって、
なんかこの感じ不思議やなと思って見てて。
それがちょうど演劇と映画のいいとこ撮りなのか、中間地点というのか。
その中で恋に落ちる2人っていうのもちゃんとクローズアップされてるし、
やっぱり撮り方もすごい考えられてるとか思うねんけど、
あれ、ほんまにワンカットでやってほしいなっていう。
そうだね、それだったらそうしてほしかったよね。
だからなんか今回見て、すごいでもめちゃくちゃいいコンテンツやと思うのよ。
36:06
分かる分かる、このね。
この仕様。
はい。
これどうなんやろな。
でも、そうか。
どうした?
どうした?
いや、ここでナショナルシアターアットホームのラインナップを見たときに、
すごいお馴染みの演出家さんっていうのがいっぱいいるわけで。
サイモン・ゴドウィンさんももちろんそうだし、
私たちが大好きなマリエール・ヌー・エリオットさんとか、
ニコラス・ハイトナーさんとか、イボ・バンホーベさんとか、
いつも作品を見れる作家さんっていうのが、
だいたいいっぱい出てきたわけじゃないですか。
はい。
なんていうか、常連さんって言ったらいいの?
はいはいはい。
その人らで、このコンテンツで共作してほしいなっていう。
それはね、見てみたい気がするね。
だから、
そう、なんかそんな機会もないから、
例えばシェイクスピア作品とか、
ロミオとジュリエットって限ってくれたらむちゃくちゃ面白いけど、
で、1時間半で映像作品として撮る演劇作品っていうのを、
全員が作ってくれへんかなと思って。
それまたもう全然あれやね、
面白いと思うね、面白いと思うけど、
また違う、何やろ、
もう手紙書いたらやってって。
メール送りしちゃう。
ちょっと企画書書いてみましたって。
そういうのが見てみたくなる可能性を感じてはいるのよね。
今回はやはり突発的なタイミングと言いますか、
やむにやまれぬっていうね。
で、撮られた形だったと思うけども、
あえてね、このスタイルでっていうのも面白いかもしれないね。
それはそれで気になるよね。
ナショナルシアターを使って、
あの舞台で映像を前提とした物語で、
1時間半なりしは2時間以内でとか、
で、シェイクスピア作品でとかっていうのも。
シェイクスピア作品まで限定されちゃうんだね。
まあまあコンテンツで、
次はこの演出家が来ますとかってなったら、
それはそれでもう別の売り方ができるんかなとか、
思ってみましたけどいかがでしょうか、ナショナルシアター。
私はやっぱりね、ワンカットって言い方おかしいな。
止めないで見たかったな。
39:02
バードマン方式ってことですか。
何マン?
バードマン。
バードマンは止まってないように見えるけど止めて撮ってるやん。
そうじゃなくて、演劇作品として上演。
役者の演技が止まらない。
ノンストップで。
ノンストップ、ノンストップ。
そうそうそうそう。
なんかちょっと違うけど、今回その企画をね、
このコロナ禍だから劇場で映像作品撮りました。
いつもとちょっと違うよっていうのだけ最初に情報を知ったときに、
あれ思い浮かべてるよね。
ダンサー・イン・ザ・ダークのラース・フォントリア監督の
ドックビルっていう作品知ってる?しんちゃん。
ミコール・キッドマンが出てて、
めっちゃ長いのよ3時間ぐらいあるんだけど、
映画なんだけどセットがなくて、
それこそ何にもない空っぽのスタジオに
白い線で地図みたいに部屋とか道とか書かれてて、
その上で人々は演技をするのね。
ラース・フォントリア監督やから、
すごいなんですかね、
全員演技的な。
道徳的な。
そうそう。
内容もさ、わりと賛否両論みたいな、
人の道徳心を試すみたいな感じの作品だったんだけど、
そういう撮り方なのかなと思ったのよ。
だから稽古場でね、
例えば私たちも、
私はちょっともう引退と言いますかお休みしてますけど、
演劇作品作る時に稽古場で投資稽古とかするよね。
その時の作品を、
作品というか記録映像とか撮るじゃない、
他のスタッフさんたちにも見せたりとか、
自分たちで役者さんがチェックするために、
そんな感じのやつのもっとすごいやつを見れるんかなって思ったのよ。
これは本当に私が勝手に期待した、
今回のロミオとジレットだったんだけど、
未完成だけどお客さんもいないけど、
映像なんだけどでもそこに想像力を働かせてみてねっていう。
そういったら今回の、
最初素舞台で本読みしてるみたいなところから始まったけど、
それがずっと続くみたいな、ノンストップで。
それ見れるんかなって思って見て、
でもそういうの見たかった。
これ願望でした。
これは勝手な私の期待なんで、
いや言われましてもあなたって感じだと思うんだけどね、
サイモンさんでしたらね。
サイモン・ゴドウィンさんがその時やりたかったことなんやろうなって思うし、
やりたいことはすごくわかるし。
そうね。
でもほんじゃ良かったとこも言わして。
聞いとこ。
42:00
後半は私すごく、
すごい良いなと思ってみたところがあって、
やっぱね、もう彼女が優勝です、タムシン・グレイグさん。
すごいね。
優勝?
優勝。え、なんで?他におる?優勝した人。
私。
ウバーの。
あ、ウバーの人ね。
あの人あれだよね、アレルヤの看護婦さん。
そう。
というか、なんていうか、悪魔というか、ダークヒーローというか。
そう、他にも出てたよね。
あれか、人と超人とかも出とったんやったっけ?
かな?
あれちゃうかったっけ?
でもあの方ね、ナショナルシアターで見た。
そう、ニコラ・サイトナンさんのアレルヤでむちゃくちゃ印象残して去っていった彼女。
あの人ウバーの役で、それはそれですごい良かったんやけど、やっぱ存在感もすごいし、
でももっと見たかったなって思っちゃった。
そうね、ごめん、タムシン・グレイグさんがちょっと色々とっていっちゃったから、ほんとごめんね。
なあ、モテたなあ。
そう、なんか好きなんかなあと思って、やっぱりサイモン・ゴドウィンさんが、タムシン・グレイグさんのことを。
で、前見たジュニアだっけ?
うん。
では、ほんとに開演って感じだったけど、妖怪の開と書いて開演ね、やったけど、
今回はもうめっちゃかっこよくて、すごいさ、美しくて、
で、ジェリエットを突き放すとこのシーンあったじゃん。
うん。
あん時にもう美しすぎて、かっこよすぎて、ちょっともうキュンってきちゃいますね。
ちょっと高大しささえ感じる。
で、そこからめっちゃ集中してみた。
ごめん、そこまでごめんって感じなんですけど、
かと思えば急に亡霊みたいに共演の皆さんが現れたりとかして、
やっぱね、そこからもせっかく映像作品として、映画として集中して見てたのに、
またあれ、本当に蛍光機現れたみたいになっちゃって。
その他もやるのは舞台っぽいっていう。
そうなんよ。でも、やっぱいろんな方の感想を見てたら、
そこをすごく褒めてた、そこが良かったっていう。
あのね、ジェリエットちゃんが毒をね、
毒みたいな眠り薬を過死状態になるやつを飲むときに、
でもすごい怖いし、どうしようってなってるときに、
いろんな方のですね、お顔が、物理的にですね、周りでジェリエットちゃん見てるみたいなシーンがあるんですけど、
それが非常に良かったって書いてらっしゃる方もいるんですよ。
だから私は、またこれになっちゃったってがっかりしちゃったんだけど、
45:05
がっかりっていうか、なんだろうね、どう表したらいいんだろう。
舞踏会のシーンとかも、やっぱだからもう舞として、その他のキャストの方たちが出てくるんじゃない。
演劇の人は当たり前の話だし、
芝居で見てたら、あの人やわって思うねんけど、舞として見るけど、
映画やったらあれ、舞踏会裏ついてきたっけとか。
総出演だったからね。
そうそう。この人ここにおっていいんかなとかいろいろ思っちゃうわけですよ。
これ正解?あれ?間違い?え?っていう。
そう、なんか演劇のルールと映画のルールに縛られすぎなのかな、私たちが。
私たちが頭が固いかもしれん。
けどね、気になっちゃうよね。なんか切り替えれないわと思って。
もうなんかね、一番思ったのは、最後にロミオが勘違いして死んじゃうじゃない?
毒を飲んでさ。
で、その後、後っていうかほとんど同時に、ジュリエットが過死状態から目覚めて、
あれ?みたいな。
毒飲んで、え?死んでもた?ってなるんじゃない?
私に毒も残してくれないなんて。
そうそう、それそれ。有名なセリフね。
それで、舞台で見るとね、ロマンチックに見えたシーンが、
映像だったら、え?待て待て待て、危ない危ない危ないってなるのが、
毒を飲んだ唇にまだ毒残ってんのに、キスすんなってすごい思っちゃって、危ない危ない危ないみたいな。
それ、ただしんちゃん。
それで死ぬんか。
で、探検用、私の胸にお眠りって言って、自分でぶっ刺して死ぬんやけど。
そっか、毒くれって言ってんのか。
もう、あったんじゃなかった。
確かにそうだね。自分で言って、自分の矛盾に気づきました。
自分をどうして連れてきてくれないのっていうシーンやから。
そっか、それはあってるね。
まあまあ、人間の感情としてあってるのかどうかわからへんけどね。
いや、ジュリエット的にはあってた。私は間違ってた。本当にごめん。
わかんないわかんない。残ってないかしら。
あなたの唇に残ってないかしらみたいなやつじゃなかったっけ。
そっか。いや、そうやったそうやった。
でも今回すごいなんか、なんでやろう。
すごいそこをね、これはごめん、サイモン・ゴドイのせいじゃない。たぶん私のせい。
48:02
キャラクターのセレクトとして、死にそうじゃないっていうのは大前提であると思う。
そういうこと?そんなことないよ。女子横奈くん頑張ってたよ。
女子横奈くんも非常にかっこよかったですけどね。
男前足、線細くて、なんかね、いる男って感じだったけど。
で、その後になぁ、見ちゃったからなぁ、リカプリオちゃんとクリア・デイムズちゃんのやつ。
リカプリオちゃんって、今はすごいおっさんやけど。
当時は若かった。
若かった、可愛かった、綺麗かった。
少年、少年です。びっくりした。可愛かった。
あの有名な水槽のシーンね。
いや、あれ今見てもイケてたよ。すごかった。
なんかね、やっぱさ、あれは、もちろんリカプリオバージョンは賛否両論ですけど、
なんか、それなりの現代版にするにあたっての解釈っていうのが、
見てる人たちの気持ちをキュンキュンさせるための仕掛けっていうのがいっぱいあったんだなっていうのが、
アイドル映画上等っていうぐらいの、本当にキュンキュンシーンがいっぱいだったなってことがわかった。
今回ね、全体的になんだけど、ずっと不穏な雰囲気だったのよ。
で、音楽もちょっとドラマチックに不穏だったし、
幸せなはずの時間もずっと不穏な音楽流れてたのよ。
死にますよね。
そう、死ぬんですよ、みたいな。
カウントダウン始まったって。
2人の出会いからずっとカウントダウンされちゃってたから、
せっかく素敵ね、ロマンチックねって盛り上がれるはずのところが、
ずっと不穏だった。
悲しいお話だったわ。
これは好みの問題ですけど。
演出の問題なんかな。
映像の作り方やわな。
曲1個とか表情の作り方1個で全然変わってくるものではあると思うんで。
ただ私は本当に2回見ましたから、これ。
すげえな。
いやいやいや、ちゃんともう1回見終わって、そう見返すことができるんです。
ナショナルシアターホーム。
もう1回見たかったら、もう1回次の日の9時10分に行かなあかんから。
そうなんですよ。
普通やったらね。
もう1回見れるんです。
作品もたくさんあったのでね、やってらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思うんですけど。
そうなんです。だからね、本当ね、良かった私これに入って、もっといっぱい見れるから。
そうね、繰り返し見れるわね。
そうなんですよね。そうっていう感じでね。
私のロミオとジュリエットの感想はそんな感じかな。
51:04
もうだから、すっごい良かった、素敵だったっていう方には本当に申し訳ないぐらい。
いや、素敵じゃないとは決して言いません。
美しかったよ。
可能性もすごく感じて、嫌いではないんですよ。
そうなんだよね。
あとまあ、多少のアレンジも加わってたじゃない?脚本上で。
例えば、マキューシオとさ、誰だっけ?
ベンボーイオが恋人同士だったりとか、男の子なんだけどね。
が急に、そういう設定と思って。
あれは効果的に働いたと思うんだけど、突如そこだけで盛り上がってそこで終わったから、
なんかもったいなかったなと思ったし、
あと、私がやっぱりタムシングレーグさん良かったと思えた一番の原因やと思うけど、
キャピュレットさんのお父さんとお母さん、
まあタムシングレーグさんはお母さんなんだけど、
でしょ?
違うの違うの。
だけど、お父さん側のセリフとかもすごい言ってたの。
だからメイン、2人の役を1人でやってたみたいな感じ。
そうだよね。
あれ?と思って、一応確認したんだけど、やっぱりそうで。
なので、そういうところもあって、ただ他にもいっぱいあったかもしれないんだけど、
その2つが私は特に目がついたというか。
物語を集約するというか、シャークにするためのアレンジっていうのを結構細かくやってはったんやろうね。
やってたと思うんだよね。
だけど、なんかそういう、やっぱりシェイクスピア作品、ロメジュリーに限らずですけれども、
このカンパニーは、このプロダクションは、今のこの時代にどんなシェイクスピアを見せてくれるんだろう、みたいな期待感で見てしまうところはあるので、
なんかそういった意味では、せっかくその2つの私はアレンジ、良かったなって思うんだけど、
ちょっとそのバランスがというか、それだけみたいな気持ちはちょっと否めないというか。
あったのかも、ごめんなさい、私が気づいてないのは多いと思う。
だってロメジュリー自体がそこまで私詳しくないので、ハメレットとかに比べると。
ハメレットってもう初心者みたいなもんですよ。
でもね、ハメレットいっぱい見たもんね。
結構ね、回数は重ねている。
回数は重ねております。
自分で作品作るのに関わったりっていうのもあったんで余計になんですけど、ロメジュリーはちょっとそこまで詳しくなくて。
54:05
なんでなんで、なんかね、私の演劇ともつかず、映画ともつかずっていう感じでした。
ただ今回のこの構成ね、どんだけ功労しようとしてるって感じだけど、
言いましたけど、最初に本読みみたいなところが素舞台から始まって、だんだん映像になっていって、そしてまた素舞台として終わっていくみたいな構成っていうのは、
実はこれ、シネマカフェさん、メディアのね、北村沙耶さんが書かれてた、今回のロメジュリエットのレビューの中で書かれてて、私も初めて知ったんですけれども、
この手法っていうのは、ローレンス・オリビエさんが、ローレンス・オリビエ賞で有名な、オリビエさんが、
名優ですね。
はい、名優でございます。1944年にヘンリー5世の映画を撮られたそうなんですが、
その時に使われたやり方だそうで、そのオマージュじゃないかというふうにおっしゃってます。
このヘンリー5世はオリビエさんのね、シェイクスピアの時代のグローブザム舞台という設定で芝居が始まるんだって、映画なんだけど、
それがいつの間にか劇場飛び出して、設置の規模とかがどんどん大きくなって、戦争シーンだったりっていうのも加わって、っていう映画作品、普通のになると。
で、それは言ったら何もない劇場で始まっても、この役者の力と観客の創造力でどんどん舞台っていうのが目の前に立ち上がっていくんですよっていう、
そういう舞台のあり方、舞台そのものの、私たちがいつも舞台の魔法みたいな感じで思っている、あれを映画でも再現しようとして作った、そういう演出方法の映画だったそうなんですが、
それのオマージュだと、サイモン・ゴドリンさんは明言してないと思うんですけれども、小川さんはおっしゃっております。
ですが、ほーっと思って、そうか1944年にそういうことをやってんだと思って。
57:02
でももしかしたら、その時代も政策に多少なりともというか、多大なる影響があったと思うので。
戦争の頃か。
第二次世界大戦、真っ只中になるのかな。
なので、その中でどうにか努力して、他の国にも行けないしとか、そういったところで努力して作られた上で、生み出された手法やったのかもしれないね。
わかんないですね。
でも、古典的って書かれてるんで、そういう手法のバリエーションを書いて、いろいろあるでしょうね。
その演劇と映像を撮ってなったときに、まず考えるものでもあるけれども。
みんなロミオとジュリエと知ってるでしょって言って短くしても大丈夫かなとか、いろいろね。
そこはね、やっぱり行間を勝手に読めるもんね。
ここからこのシーンに行くまでに、この人たちこうなってたっていうのを、まあまあ知ってるから、こんだけ縮めてもOKだったんかな。
全く初見の人、あらすじ、ロミオとジュリエとか死にますぐらいしか知らない人が見たときにどう思うかね。
そうだね。
それを唐突と思うのか、一つの物語としてきちんと紡がれていると感じるのかっていうのはちょっとわかんないので。
その感想はちょっと聞いてみたいかもしれないですね。
君のめいこちゃんとかに見せてみたらどうやろう。
めいこさん3歳やねんけど、3歳わかるかな。
真っさらピンで見てもらおうかなって。
今お尻探偵にはまってるけど大丈夫?
知ってた?お尻探偵といえば。お尻探偵の次の映画、何だと思う?知るわけないって。
お尻探偵シャーロックホームズと出会う。
ちょっと惜しいな。タイトル言っていい?
うん。
シリアーティー。めっちゃかっこいいね。
シリアーティーは顔お尻の形してんねんけど、仮面かぶってんねん。何の仮面やと思う?レースのパンツ。
で、声が福山政晴、超かっこいいから。お尻探偵史上最強の敵が現れるから。
めっちゃかっこいいで。ちょっと本物見てみて一回予告を。
私もうめっちゃ楽しみで。
赤いキジキン。
よかった。しんちゃん楽しんでもらえた?
私さ、映画館でさ、この間何やっけ、映画見て。
あ、そうそう。キングスマン見に行った時、ファーストエージェントの時にチラシコーナーでね、不穏なチラシを見かけて、え?って手に取ったら、シリアーティー。めっちゃかっこいいロゴでさ、書いてんの。
1:00:08
お尻探偵の新作やったから。マジ見て。
これ今までお尻探偵さ、東映だっけ、東宝だったっけ、漫画祭りのさ、2本立てとか3本立てとかの1個になってたのに、いよいよお尻探偵単品来ましたから。
ファンが多いんですよ。しんちゃんも好きやと思うよ。結構面白い。
左右感。
左右でございます。
左右感。何の情報を与えられてるんやろ私。
おすすめです。というね。すいません、ちょっと。
そんな感じでございますかね。ちょっと今日も長くなってしまいましたね。いつもね、めちゃくちゃ予感出てたのに。
黒い、黒い、黒いレースやった。
見た?見た?シリアーティーの画像見た?
うん。
マジでイケてるから。面白くなる予感しかないから。
このミラクルがモリアーティー知ってるかどうかがわからんけどな。
絶対知らんやろ。絶対知らん。
将来モリアーティーと出会った時にシリアーティー、あーってなるやろ。
なって欲しいよね。
なって欲しくないから言うてんの。
なんで?なんて欲しいよ。これがさ、チャールクホームズへの入り口だとしたら最高やん。こんな出会い方してみたかったよ。
もうちょっと違うもんあるやろうに。
もう全アレアで大人たちがすごい楽しみにしてるから。
大人がね、楽しみにするのはわかるけど。
ロミオとジュリエットが全部シリアーティーに持ってかれるっていう、それで合ってますかね?
間違ったらないです。今日伝えたかったことのうちの一つにシリアーティーもあったんで、それは大丈夫です。
よかったよかった。
なんならシリアーティー別で特集したいくらいですね。
興味のある方はぜひ情報収集してみてください。
違うね、そういうことじゃないね。
私もう一個皆さんに情報をお届けしたくていいですか。
タイトル忘れちゃった。ロミオとジュリエット繋がりの話をしようと思ったんです。
今ね、映画で、
ウエストサイドはありますよ、じゃなくて。
ウエストサイドストーリーやってますが、
ちょっと待って、本当にタイトル忘れしました。
私の友達の友人がプロデュースしています。
友達の友人、遠くなった。
友人がプロデュースをしています。
舞台作品がですね、
これだこれだ、いつあるんだったっけな。
5月に上映されるんですけれども、
それがですね、タイトル。
彼がね、すごくお客さんが入らない、
もう全然ガラガラの劇場の夢を見るって言うんですよ。
1:03:02
だから、私、ロミオとジュリエット好きな方にね、
ぜひこの情報をお届けしたいなと思って、いいですか。
どうぞ。
タイトルが、なにわぶしシェイクスピア、トミオとユリコ。
作本演出、杉水健一さんなんですけれども、
私の友人のMさんがですね、プロデューサーをしてまして、
別にここ伏せる必要ないんですけれども、
東京公演が2022年、今年の5月の4日から17日まで、
キノクニアホールで。
で、大阪公演が5月29と30。
これ大阪短い2日間だけなんですけど、
梅田芸術劇場シアタードラマシティで、
やりますので、絶対面白いと思うので、
見てください、よければっていう感じです。
ね。
そう。
前もそういうシェイクスピアを、なにわバージョンみたいなことやられてて。
やられてました、はい。
うん。
スキンスさんね。
うん。流れもあるのかな。
そのシリーズですね、そう。
あります。
シェイクスピアじゃないわ。
あ、シェイクスピアやってたか。
ハムレットやってたんかな、こないだ。
そうそうそうそう。
最初はあれよ、レミゼラブルやったんだよ。
あ、そうか。
レミゼアンっていうタイトルで、
そうだね。
大阪が、そうそうそう。
あれはね、名作だったね。
あれはまた見たいね。
うん。
そうそう。
です。
結構な出演者の方です。
うん。
どんな荒い紹介の仕方ですかね。
ちょっと興味のある方はこちらも調べていただければと思います。
はい、ぜひ日本版の、
なにわ版やな。
なにわ版のロミオとジルエットのアレンジ楽しんでいただけるのではないかなと思います。
ということでMさんに無断で勝手にご紹介しました。
はい。
うん。
です、そんなとこですかね。
うむ。
うん。
まあ、ちょっとナショナルシアターアットホーム、これからも楽しませていただこうという意気込みは、
ちょっとね、そこからまたピックアップして感想なんかもお届けできたらいいなとかちょっとちょっぴり思っておりますが。
そうだね、なんか新作のやつをまた一緒に見たりしよっか。
一緒にって一緒に見ないけどさ。
一緒には見ないけど。
うん、このしんちゃんの言ってた、これ?
The Habit of Art?
そうそうそう。
うん。
それはちょっと絶対見たいのね。
これ見たかったやつ?
1:06:00
いや、大注目でしょこれ。
全然知らん。
ちょっと待って、私が今情報をどっかいってしまった。
多分ね、キャストがね、結構熱いのよ。
あ、そう。
アレックス・ジェニーグズさんとか出るんじゃないかな。
あー、はいはいはい。
結構なベテラン人がこぞって出られるかと思いますわよ。
なるほど。
どういうお話なのか、誰が演出なのか、私全然ちょっとすいません、今わかってないんですけども。
これニックラス・ハイドナーじゃないのかな?
ニックラス・ハイドナーか。
勝手に思っておりますが、間違ってたらごめんなさい。
はいはいはい。
ですねー。
カミングスーのところにも結構ね、作品が並んでいるので。
オールマイさんとかね、もう1回見たいのも目白押しでね。
はい、こちらの方もちょっとね、すごい遊び道具を手に入れてしまったので。
また機会があればお届けさせていただければと思います。
はい。
じゃあちょっとしんちゃん、私喉がなんかやられてきたので、メッセージのお願いをお願いします。
妄想ロンドン会議ではお便り募集しております。
ハッシュタグ妄想ロンドン会議をつけて、ツイッターでつぶやいていただくか、直接メールをいただいても全然大丈夫です、大歓迎です。
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リクエストなんかも、これ面白かったよなんていう情報もお待ちしておりますよ。
ありがとう。
必死で伝えましたよ。
治りました。
治ったんかい。
ありがとうございます。
私の努力は無駄かい。
そんなことない。伝わった。
伝わった。ありがとうございます。
というわけで、今日はこの辺りでお別れしましょう。さよなら。
ありがとうございました。