1. 妄想ロンドン会議
  2. 第72回:阪急英国フェア2016に..
2016-10-15 1:32:47

第72回:阪急英国フェア2016に行ってきた/【ネタバレ】コリン・ファース×ジュート・ロウ 映画『ベストセラー』レビュー

第72回:阪急英国フェア2016に行ってきた/【ネタバレ】コリン・ファース×ジュート・ロウ 映画『ベストセラー』レビュー by Miz & Sin
00:01
今すぐにでもロンドンに飛び立ちたい2人が、現実にはいけない今週のロンドン旅行プランを妄想します。
このポッドキャストでは、実際にロンドン旅行に行くまでが1シーズンです。
それまで、インターネット上や雑誌にあふれるロンドン情報を駆使しながら妄想旅行をすることで、実際のロンドン旅行をより充実したものにするのが目的です。
では、第72回妄想ロンドン会議を始めます。水口です。
清水です。よろしくお願いします。
ボブ・ディランさんが、ノーベル賞を取ったね。
あのボブ・ディランさんって、私の知っているボブ・ディランさんでよかったのかしら。
愛の有能なボブ・ディランさんだよ。
すごいね。
世界のハルキストの皆様が、高齢行事みたいになってきて申し訳ないなって。
私が申し訳なく思ってもしょうがないんだけど。
本当そうだね。むしろハルキさんに申し訳ないよね。
今年も無理でした。ごめんなさいって私が言っちゃうよね。
本当本当。
こんな昨今でございますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ね。秋も深まりね。
イギリスと何の関係もない話をしてやったわ。
いや関係はあるよ。だってイギリスの某、ブックストア的な予想。
ブックメーカー?
ブックメーカーが予想してたわけだよね。今年も。
ハルキです。みたいな。
2位やったかな。最初1位で2位やったんかな。
すごく近差で1位やったけど、ちょっと2位になったみたいな。
ていうところを来たね。大穴みたいになってて。
そうだね。もうなんかね。
あれだねと思って、アカデミー賞を取れなかったレオナルド・ディカプリオさんみたいなもんだなって私は思いながら、
ハルキさんの騒動と言いますか。毎年も見てる。
てことは、そろそろ来るんじゃね?的なね。
だから、次の作品書いたら来るんちゃうかっていう。
あーなるほどね。
だって1984だっけ?から書いてないよね。
翻訳の方とかされてるんじゃないかな。
そうだね。
フェッツ・ジェラルドとか本当に翻訳されてた気がする。
そっかそっか。
あ、違うか。チャンドラーか。
チャンドラー?
作品翻訳されてるんかなって思うけど、ロンドンの翻訳屋さんにもいっぱい翻訳本売ってたりしたしね。
そうなんですよ。翻訳本の想定の方がかっこよかったり。
うん。これないやろ。この本ないやろって思うぐらいかっこよかったけどね。
そんなこんなでですね、行ってまいりました。
えぇ。
これ当てるかな?この展開の仕方。
当てる。もうそのままぶっちぎっちゃってください。
はい。阪急梅田英国フェアの季節ですね。行ってまいりましたよー。
今年も来ちゃったね。
なんかね、私前回は行けんかったんやっけ?
行ってたで。
行ってたで?
お母様と行ってなかった?
いや、お母様と行ったことは一回もないんだけど。
あれ?なんか、私を差し置いて行きやがってこの野郎って思ったの。
スコーン買ったのっていつやった?あれ前回?
スコーンはね、でもしょっちゅう買ってる。
英国フェアで買った。
あ、ほんとに?じゃあ去年じゃね?
03:01
なんかね、今年のね、規模がめっちゃデカなってた気がして。
去年あれぐらいあったよ。
去年見れてなかったんかな?あの辺のことを言ったりと。
広場の方行ってなかったんかもね。
行ってなかったかもしんないね。
ほんまに祭典会場ってんですかね。
催し物のちっちゃい店舗がいっぱいバーって並んでるところと、
プラスしてちょっと吹き抜けの階段があって、座れるちょっと劇場型になってる広場があって、
そっちの方にもね、漏れ出していってんのね。
そこがもうなんか凄かった。デジタルスタイルイメージとかも使って、
で、実際のコッツウォルスにありそうな伝統的な英国のお家を模した、
出たコッツウォルス。
私たちがイギリスの田舎って言われるとちょっと想像するような、
そんなお家が真ん中にドーンって建ってたりとか、
今年はウェールズ推しでウェールズコーナーがあったりとか、
実演販売みたいなのが結構出てたよね。
そうだね。
特に現地の方を呼び捨ての実演販売。
そうね。売り子さんが多分本当にそのお店に勤められてる方だったり、
職人さんだったりするんだろうなっていう方を、
要はもう1週間から10日くらいですか?ひっペガしてきたね。
そこに全員集めてるのがすごいよね。本当に。
今日、お店の名前忘れちゃったけど、チーズの試食してくださってたおばさまとか、
たぶん本当にお店の人やんね。
そうね。完全なるイングリッシュオンリーやったもんね。
日本語一言もやったよ。
そうだよね。
なんとなくチーズの会話やったらいいかって思ってたけど、
どのチーズかもよく分からへん状態で配り歩いてたよね。
でも私はチーズ好きやったから美味しかった。
なんかめっちゃ食べてすごい、めっちゃ美味しいとか言ってたら、
ちょっと気を良くしたのか、別のやつとかもこう、
なんかフルーツが入ったやつ?
クランベリーチーズ。
普通に辛いチーズにクランベリー入ってたね。
あれ美味しかった。
あれすごい大混乱した。
びっくりした。
ああいうのって英語でお口がパーティーって言うんだって。
お口がパーティー。
パーティーマイマウス。
チーズのすごく豊かな、普通に日本で食べるチーズよりも濃いじゃん。
濃い濃い。
濃いし、しょっぱいし、クランベリーの甘酸っぱい感じも一緒にワーってきて、
ホゲホゲホゲってなる。
あれはでもめっちゃ美味しかった。
あれクラッカーとかに乗せて食べたら美味しいんやろうなっていう。
結構濃いめのチーズいっぱい試食させてもらって。
最初のやつなんて、名前がさ、
ブラックパンサーみたいなやつやったよね。
パンサーやったかな。
でもブラックなんとか。
これは強そうって思ったら実際すごい味で。
06:01
ちょっとなんかパルメザンみたいな感じかな。
ちょっと塩気が強くて、ちょっと悪がある味というか。
ストローングって言っちゃった。
濃いめちょっとずつちょっとずつ食べたらワインが進みそうな。
そうねそうね。チーズ好きとしてはもうあれだけでオッケーみたいな。
あららら。
私はそのままでも良かったけどしんちゃんはビールビールビールって言ってね。
すぐビール会に走りましたね。
口の中がパーティーやった。
そうでしょ。扱ってくれた。
覚えた。
イディオンも覚えた。
でもさ、なかなか良くない?これ好きやねんけど。
なんかちょっとランチ期な感じね。
そうでしょ。口の中パーティーみたいな。
おやくちゃおやくちゃって感じね。
コロッケうどんに七味いっぱいかけて食べた時の感じね。
絶対違う。
絶対違うけど。
口の中パーティーになりませんからね。
絶対違うけど、でもまあまあそうとも言うのかな。
チーズとチョコのリップを施したポテトチップスの食べた感じ。
チョコのリップのポテトチップスは私はちょっと認めてないんですよね。
でもあれやん。ロイズのさ。
いや、あれ認められない。
チップスの塩っけいの良さを消してると私は思っている。
チョコ塩チップスみたいなやつ。
全然塩ないもん。
チョコに負けてるもん。
うっさいな。私結構好きなんです。
嫌だ嫌だ嫌だ。
柿の種チョコも好きなんですよ。
それだったらカルビーのポテトチップスに蜂蜜かけた方が美味しい。
あ、それ美味しいよね。
美味しいよ。
全然関係ない話していい?
いいよ。
梅田とかにあるワイヤードカフェ。全国チェーン店かな。
ちょっとオシャレな。
電源とかもあったりする。
そうそう、アンティークのソファーがバーっと置いてあったりとかして。
打ち合わせとかによく使われるワイヤードカフェね。
もうヒート押しあったりとか、シリコン押しあったりする。
あのワイヤードカフェで売ってるポテトアイスみたいなやつが超美味しい。
あー、それは美味しいね。
食べたことないけど、あれは美味しいね。
超厚切りの温かいポテトチップス。
熱々のポテトチップスにアイスクリームをドーンって乗せて、その上からメープルをうわーってかけてるの。
あれが美味いね。
超美味しい。何の話や。
あれでしょ、マクドのポテトシェイクみたいなことでしょ。
そういうことね。
ほんとどうでもいいね。
お口の中がパーティーっていう。
そのね、ちょっと説明。そんぐらいチーズとクランベリーがパーティーしてたよって話ね。
あなたのお口の中がパーティーを教えてくださいっていうコーナーを開きたくなるよね。
開きたいね。
お便りこちらまでっていう。よくラジオであげてる。
あるあるある。
まあそんな感じでね。
私たちはお口の中がパーティーのまま、ビールと、私はアップルサイダー。
09:01
シードル、アップルサイダー。なんかよくわかんないけど。
アップルサイダーかな?を飲んで、半分ずつ飲んで、手に持ったままサイジ会場に入って。
ダメですよ、あれ。
ハルクスのカバン見たり。
あれバシャンってなってたら、もうえらい額を。
ちょっとドキドキしながら持ってたけど。でも誰にも咎められなかったし。
まあ言って貼るんやろし。あんだけ会場内で売ってたらね、食べるなっていうほうが無理やからね。
でも途中ね、私の大好きなエルダーフラワージュース売ってるお店もあって。
あったね。
そうで、試飲できますよって言ってくれたけど、今これ飲んでるんでって見せたら、それは無理だって言われてね。
まあ後で喉乾いたら来てくださいっていうすごくいいお姉さんがね。
なんかその、あそこに関わってるお店の方達っていうのかな。
なんかすごい前向きっていうか、雇われたバイトじゃないぜみたいな。
雇われたバイトなんかも知れんけど、ポテンシャルではない、なんかすごいこの祭児自体を楽しんでるって感じがね、それが伝わってきてめっちゃよかった。
多分ね、でもあの阪急梅田店、阪急梅田本店の中で、あの祭児の中で今ナンバーワンらしいのね。
北海道店は?
北海道店抜いたみたいよ。
あ、そうなの?
もうなんか、なんとナンバーワン人気のって言ってこの間テレビで紹介されてたから。
やっぱね、やる気半端ないんやと思うし、人でも半端ないんや。
こっちゃこちゃやったね。
気なしやったし。
すっごい並んでた、特にフィッシュ&チップス?
フィッシュ&チップス、シンプソンズかな。
フィッシュ&チップスと、でっかい三角、シャドウのシャングリラホテルのスコーン。
焼いてたね。
すっごい並んでたよね。
もうなんか次から次へと職人が焼いてた。
焼いちゃうり、焼いちゃうりってなってたけど。
めっちゃ並んでて、私たちは並ぶのは遠慮してね、そのまま帰ってきちゃったね。
ロンドンで食べよっかみたいな。
高いんだよね、ちょっとね。
都営して、その値段とかを考えたらもちろん安いけど、
でも普通に考えて、普通に日本にあるお店の美味しいお店行ったらもっと安いなみたいな。
フィッシュ&チップスとかはね。
思っちゃうこの庶民的なね。
でもちょっと並びすぎやったね、何時間待ちやろうかね。
まあちょっと今日金曜日やったからかもしれないんだけど、結構な並びっぷりで。
これ待ってる間に普通に2週ぐらいできるよなっていう人がいてらしたので。
あと気になったところといえば、フルトンの傘コーナーとかね。
あったね。
結構可愛かった。
いろんな柄売ってた。
いつもネットで探してて、私フルトンの傘やっぱり欲しいなと思って。
欲しいね、あれね。
ずっと見てるんだけど、絶対検索に引っかかってくるのが子供用っていう。
12:03
まあまあお安いし、子供用でもいいんじゃないかっていう誘惑にとらわれそうになっとって。
なんなら子供用買ってみるかって思っててんけど、
今日なんか普通に展示を見て、子供用無理だっていう諦めがついた。
本当に子供用だよ、あれ。シャーロットぐらいの子供用だよ。
あ、シャーロット。シャーロットちっちゃくね?ジョージじゃない?
ジョージ、ジョージ。ジョージぐらい。
幼稚園生、小学校低学年ぐらい。高学年無理でしょ、あれ。
そうか。
本当に子供用だと思う。
肩ギリやったもんな。狭かったもん。
狭かった。しかもあの形状が余計ね、顔だけ被って終わるみたいな。
フルトンって鳥かごの形をした女王陛下とお揃いの傘なんですが、
そうか、子供用でも無理かっていう諦めがついて、今日行ってよかったなって思った。
諦めがついて、今日行ってよかったなって思った。
あとね、ハロッツのグッズとかすごい充実してたね。
あれ毎年あんな充実してる?
わかんない。ハロッツはあそこまで注目したことがなくて、
なんかハロッツバッグ売ってるなとか、ハロッツベアいるなとかって思いながら横目で見てたけど、
今回ちょっとね、すっげー可愛いカバンが目に入っちゃって。
わかったね、とうとう買っちゃった。
お買い上げですよ、水口さん。
そうなんです。でもね、日本円にして7000円ちょい。
上抜き6800円。
そうそうそう。
でも素敵だと思うわよ。
イギリス行くこと考えたらね、行くんやけど、
でも行ったからといって、私たちがもう一度ハロッツに行くかと言われると、
いかんなと思って、いろいろな計算が頭の中で来たの。
あとは可能だとすれば、空港の免税店で買う。
でもあれが売ってるかどうか。
でもあれ売ってない気がするな。
売ってないと思う。
いわゆるよく見かける、なんていうのかな。
ビニールバッグみたいなね。
うん。
キャンバス地というか布地の。
コーティングしたキャンバス地になるのかな。
一応でもあれ防水ぽいよね。
ぽいぽいぽいぽい。
だから汚れもきっとつきにくいと思ったし、
あと中身がもうね、ドピンクでね。
裏地がね。
裏地が。で、ちょっとポケットもついてて、
めっちゃよかった。
で、外はハロッツの外観を黒の線画で描いてるみたいな感じの。
で、なんかピンクの風船飛んでたりとか、
女の子が黒いシルエットでいたりとかっていう。
で、黄色のハロッツのロゴが控えめに入ってるっていう。
あれ可愛かった。
あれ可愛かったね。
この買い物は正解だよ。
これいいよね。
まあまあ、私から見て水口にすごく似合うなっていう。
本当に。ありがとうありがとう。
あと、そうだな、気になったものって言ったら。
軍物コーナーとかあったよね。
あの古着コーナーね。
うん。多分ミリタリーの古着のコートとかを
ちょこっと売ってて。
あとなんか、いろんなお店のジュートバッグが。
あったあった。
5種類、6種類ぐらい。
そう。だからあれとか、バラマーケットのね、
15:02
ジュートバッグも置いてあった。
あったね。あとどっかのデリカテッセンのとか。
そうだね。結構ね、オシャレやった。
あ、ホイルズのやつもあったかな、本屋さんの。
あったあったあった。
ジュートバッグなかなかね、私愛用してましてね。
うん。
日本でね、探すのもあんまりないのかな。
ないんだよね。便利やねんよな。
でもいろいろ、私最も最近愛用してたのは
フォートナム&メイソンのジュートバッグで
いろんなものが入るんだよね。
そうだろうね。でかいバッグだからね。
そう、でかいし、しかも底板ついてたし。
うん。
私ね、あれね、実はそんなに得意じゃなくて。
肘の内側の骨がちょりちょりして
擦り傷になったことがあって。
持ち方ね、いろんな持ち方あるからね。
そうね。ちょりちょりってなってから
ちょっと敬遠してるんですが。
でもちょっと今日かわいいなって思ったから
また挑戦したいなって思った。
夏とかにね、持つのなかなかいいんだよね。
カゴバッグみたいな感じかな。
あ、そんな感じで持てる。
しかも私のおすすめは、特におすすめは
夏っぽいのはね、ナチュラルキッチン。
あ、メリルボーンにある。
メリルボーンにある。
食器屋さんかな?
雑貨と、あと食料も売ってる。
食品も売ってたね。
っていうちょっとしたスーパー。
オシャレスーパー?
非常にかわいらしい。
あれどこっぽい?
ディンアンドデルーカみたいな感じかな?
あ、そんな感じ、そんな感じ。
それのメリルボーン版やねんけど
あそこのジュートバッグが最高に使い勝手がよくて。
ペンギンさんついてたやつ?
ダック。
ダックさんついてたやつ?
第一中小持ってたんやけど。
しかもだからさ
コレクターかよ。
そんな高くないから
本当にデイリー使い良いように売ってるからね。
でっかいやつが2000円とかぐらいやから
そんなもんやから
使い古してクタクタになって
捨てることに躊躇がないみたいな。
また買ってこよみたいな感じで。
あれかわいかったし。
そうですね。
なんか、なんていうか
輪廻る女子な感じね。
輪廻る女子ね。
分かる分かる。
いいと思う。あれはおすすめ。
なのでそんなんもあるので
しかもそれが結構
そのジュートバッグ売ってたところは
ぐもののお店の片隅やったんやけど
割とね、ひっそり売られてたから
皆さんちょっとあれは掘り出し物ですので
ぜひぜひ見て欲しいなと思いました。
だいたい2000円、3000円ぐらいかな。
ちょっと現地で買うより高めな感じではあるけど
もし気に入ったやつがあればね。
ね。
あとはね、やっぱり
今年ちょっとこう
注力を注いだと言われる
ウェールズグッズ。
あれね。
愛を告白のスプーンよ。
愛のスプーン。
見てみたかったんやけど
改めて見て
意外な大きさにびっくりした。
18:01
でっかいと思って。
ああいう、なんか
新州とかに売ってそう。
やめて。
木彫りのクマが横にいそうな
でかさだったよね。
ああ、確かに確かに。
クマが使ってそうな大きさのスプーンね。
だいたい、えっと
彫刻がついた木彫りのスプーンで
全長30センチぐらいかな。
30センチもあった。
これぐらいだったっしょ。
20センチぐらいじゃない?
え、え、だって彫刻入れたらこれぐらいだったやん。
え、ほんと?
なんかオリジナルのね
ハートが重なったような模様とか
十字架とか
模様にね、いろいろ意味があるみたいだけどね。
ハープとかもあった。
職人さんがその場で作ってくれてたけど
実はウェルズでは
自分で掘った
男性が自分で
スプーンと
愛を象徴するマークを掘って
女性に渡したら
休婚の合図になるって。
あなたを一生食べさせていきますみたいなね。
え、だから結婚式じゃん。
いやでもさ、可愛いよね。
木彫りのスプーンだよ。
可愛くない?
あれで
ミルクがゆとかすくって食べさすのかね。
そうだね。
そうなのか。
食べささないでしょ。渡すだけでしょ。
あ、そう。
飾っとくの?
飾んね。飾んね。
あんたとはもうやってらんないわよって言ったら
そのスプーン投げつけるってこと?
燃やすとかね。
バキって。
あのウェールズグッズがね。
あのウェールズのさ、何?
あの獅子みたいな。
国旗のね。
ドラゴンみたいな獅子みたいな。
あ、ドラゴンか。ウェールズドラゴンって書いてたから。
あいつがいっぱいグッズになってて可愛かった。
なんかボールペンとかさ。
隙あらば入ってきよったからなあいつ。
そうそう。なんかキーホルダーとか。
ちょっと空白見せたらバーン入ってきよったからな。
しかもね、なんかね、ちょっとね
なんかこうヘタヌマな感じの
ドラゴンなんだよね。
決してなんかこう
重厚なとかさ
かっこよくなりきれない感じ。
かっこよくなりきれないとかじゃない
あの感じがいいよね逆にみたいな。
まあユニオンジャックに入れようがなかった
あのドラゴンやからね。
あれ入ってないから
ユニオンジャックは洗練されると思うよ。
いやもうあれね、押していこうこれから。
押していこう。あれ可愛いなと思った。
ちょっとね、買おうか迷ったんやけど
結局買わずに買ってきましたけれどもね。
でもあのミニスプーンの
あのキーホルダーは
最後までちょっと買おうかなって迷っちゃって
650円くらいかな
なんか普通に
メタリックな感じで
5センチくらい
5センチか7センチくらいのスプーンの
模型みたいなのが付いた
キーホルダーね。
いい感じに安物感
これ褒めてるよ。
いろいろ書いて
すごい良いことを書いた解説の紙の
一番最後に中国製って書いてある
ウェルズじゃんかいって
そこはね
21:00
その頃に
この英国フェアの
で販売しているものは
必ずしも
英国産とは限りません
って至るところに書いてて
そりゃそうだよと思って
日本国内出店とかって書いてあったり
そういうお店もいっぱいあったしね
だからそういう風に
クレーム付け張るお客さんも
いてるんやろうなぁとは思って
イギリス製ちゃうんやん
しゃあないやんと思うけどね
日本全部運んできてたら
大変になってるからね
そうだよ大変だよ
40人から運んできてないからもう許したって
もうね阪急インターナショナルに
泊まってんのかしらね
ええなでもその風呂はやだな
いやなことないけど
一斉に出勤していく
そうそうそうみんなね
今日も頑張るぞおーって言ってね
いいやんいいやん
可愛いな
まぁちょっとねそんなね
阪急英国フェアでございましたけれども
はい18日までかな
そうなんですよ
ただ本当に人が多いので
もうお時間に余裕持たれて
土日とかえらいことになりそうだね
一回行ったことあるけど入れんかった
あーやっぱり
ボエーってなって帰ってきた
そうだね今日もさ
ウェールズから来た
あのハーピストの方
演奏してらしたけど
20歳のすごく綺麗なねお嬢様ね
いやけどもう人が多くてざわざわしすぎて
こうハープの音がですね
もうあの
ハープの音が
人並みに飲まれてましたからね
平日でねこれやからね
いや結構ね恐ろしい
大阪のおばちゃんがいっぱい来て春から
おい
まぁね我ら含めね
そうですね
ぐっくり進んでたからね
私アルコールも吐いてたんでね
ぐっくり行っちゃったからね
ぐっくり来ましたね
まぁまぁそんな感じですよ
楽しかったねやっぱね
うんやっぱなんかね
ほんと見るだけでも楽しいから
なんかこうぜひね
でしかも最次回以上の中じゃなくて
その広場の方は比較的ちょっとゆとりがあって
まだね
まぁまぁ空間広いしね
そうだね
あっちはちょっとゆっくり見て
買い物もしやすいんじゃないかなって思ったんで
めぐるみとか
そうハリスツイードのお店とかもあったし
ションキとか
あとお花柄を手書きで書いたポストカード
あったあったあった
借りて貼ったね
貼られててすごく素敵だったので
なんかちょっとした本当にアトラクションじゃない
テーマパークみたいになってたんで
うん
ぜひぜひね
ねー楽しかったね
一年に一度のお祭り
そうだねまた来年もね楽しみだよね
絶対やるの分かってるからね
儲かると思うであれ阪急
いやあれ儲かるよ
あれやってこそね
ほんと日本人ってね英国好きだなって思いました
いやでもなんか安心する
うん
24:00
なんかどれも可愛いし
まあこの季節やからっていうのもあるよね
今からちょっと寒くなるこの感じのね
タータンチェックとか
うん
ババリのコートとか
ハリスツイードが似合う季節にね
持ってきよるからあいつら
余計にね
夏のイギリスもね素敵ですのでね
いつかこうマニアックなね
もう秋冬に飽きて
マニアックな夏のフェアとかやってもらいたい
ところでもあるけどね
さあ夏何見してくれるみたい
夏のチップス熱くて食べられへんぞ
そうだね
まあまあまあそんな感じでございました
はい
はいそしてですね
今日はね大変だったね
その後すぐにね移動しまして
はい
見て参りました
映画ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ
このポッドキャストを通じて
初めてこの映画の正式名称を言えたね
そうだね知らんかった今日
今日さパンフレット買おうとして
うん
見終わった後に
パンフレット屋さん
受付のね
受付のとこ行ってパッと行って
パンフレット
ちょっと待って何て書いてある
ちょっと待ってジーニアスジーニアス
ジーニアスは違う
確かあれは現代で
名編集者パーキンズ
違うそれは本のタイトル
なんやっけー
ベストセラーくださいって
長いわ
だいぶその間ね私シーンってなってて
この人何したいんか
私もう出てこなくて
コリーファースト柔道コーナー
って言いそうになって
そのお姉さんが把握してればいいけれど
知らんわからんよなと思って
すごい頑張ってこのベストセラー
っていうタイトルをね
今日認識することができましたですよ
若干わかりにくいタイトルではあるなと
なんでこのタイトルにしたんかなって
ほんと思っちゃう
この辺からもうね
いろんな私たちの感情が垣間見えて
いやいやもうやめてやめて
このタイトルが
完全ネタバレで
お送りさせていただこうと思います
今日はとっとといくよ
今まで長かったからね
じゃあ今日初日ということでですね
ここからですね
皆さん聞きたくないよって方は
スイッチオフでお願いいたします
それではスイッチオフ
ため息出ました
いやでも
この期待値の高さがさ
すごかったのよ
このコリーファースト柔道
共演
ってすごいやん
いやもう久々のね
コリーンの新作ということで私も
いやありますよもうすぐしたら
ブリッジドジョーンズの日記3
いやでもね
あのコリーンは
私の求めてるコリーンじゃない
たまに見るにはいいんやけど
私の求めてるコリーンじゃないので
そうなんですね
やはりこう英国王のスピーチとかね
コート着て中オレゴをかぶった感じの
27:01
着てる
なのではね
この感じね
紳士的な感じね
アメリカ紳士ではありますけれどもね
あとねこの作品を
アメリカのお話なんですけども
アメリカのですね
編集者と
作家の
1930年代のお話なんですけれども
なんで妄想ロンドン会議的な
作品なのかと言いますとですね
ジュード・ローとコリーンファーストが
主演っていうのはもちろんあるけれども
これですね監督が
サンデージ監督
はい、こちらの方ですね
私たちととてもゆかりのある監督でございます
ちっちゃい時に三原向こうに住んでいたおじいちゃんの
2013年の初めての投影の時にですね
私たち当日券でお芝居見に行きました
ウェルカワド劇場ですね
ジュディ・デンチさんとベイミッションさん主演のですね
ピーター&アリスという会話劇だったんですけれども
ピーター版とアリスの作者の
不思議の国のアリスがね
2人の開講劇とでも言いますか
そういうお話だったんですが
それのですね、演出されてました
ウェルカワド劇場の芸術監督を務めているというところもあったんだけれども
その時にね
だから5本立てで
シリーズでやってたんでね
大掛かりなもの1年半ぐらいかけてやってあったので
ダニエル・ラドクリフ君主演の舞台もそのシリーズだったし
あとこのジュード・ローさんの
ヘンリー・ゴセイ
これがその次になったんだよね
私たちのピーター&アリスの次の
の演出もされてたらしいのね
今知ったけどって感じ
そうなんですよ
すごいたくさんの舞台を
イギリスで手掛けられてて
ご自身でもその劇団と言いますか
プロデュースチームを組んで
いろんな作品を精力的にされてる方
結構大活躍の演出家さんだよね
そうなんです
それでもって
この脚本家
この方ともですね
その親交があるということで
脚本家はアメリカの方なんですけれどもね
誰さんやっけ
脚本家
ジョン
ジュー
ジュー
ジュード的な名前じゃなかった?
ジョン・ローガン
ジョン・ローガンさんね
この方とですね
その演出家の方が
舞台でご一緒したことがあると
そもそも
うん
これが初めてのコンビっていうわけではなかったのね
ないけれども
その監督がですね
舞台ではなく
映像の初デビュー作
初監督作
うん
ということで映像作品では
初めて
うん
なんだよね
このローガンさんに関して言うと
結構いろんなハリウッドの大作の作品
手掛けてらして
それこそ私が大好きな
グラディエーター
グラディエーターとか
あとスコセッシ監督のアビエーター
30:01
うん
とか
ヒューゴの不思議な発明
うん
そうですね
なんだろう
スイニー・トット
うん
あと英雄の照明
あと007のスカイフォール
はいはいはい
原案も手掛けた007スペクター
結構ね
名だたるですね
ヒット作の脚本を手掛けてらっしゃる
ヒットメーカーだね
そうなんですよ
そういう成り立ちというか
背景がこの作品にあるっていうところも含めてですね
うん
これはちょっと見たいなっていう
うんうんうん
のがあって喜美さんで言ったんです
はいしんちゃん何点って言った?
何が?
これを見た人の感想
私ね
うん
平均的に3点
わーやばいちょっと待って
一応聞いとこ
何点MAX?
10
10か
よかった100じゃなくてよかった
それ低すぎるわ
帰っとるわ
でも私も3かな
なんかね
期待値が大きすぎたのかな
っていうレビューが始まってしまいますので
この映画
嫌いしてるとこなんか聞きたくないのって方は
早めに聞いてください
本当にごめんなさい
聞いた方がいいかもしれないね
もう私たちが抱いた感想です
そうなんです
めっちゃ好きなんです
コリーンファースさんも好きやし
ジュードローさんも好きやし
めっちゃ好きなんですけど
ちょっとごめんなさい
私ドミニックウエストさん超好きなんです
出た出た
あのパンフレットのドミニックウエストさんの
インタビューというかコメント読んで
めっちゃ嬉しそうだったもんね
可愛いのこの人も
なんだよ
おじさん可愛いってなんやねん
可愛らしいの
素敵なコメントやなと思いましたけど
うん
私はYouTubeで一生懸命見たっていうくだりが
可愛らしいなと思って
エグ作りに対して一生懸命な感じとかが
すごく好きなのですが
なんかね
そうなんですよね
あのちょっと焦点がぶれたというか
見たい物語がどこにあったのかがわからなくて
私はね
言いたいことがいっぱいある
原作読んだのよね
そうなんです
この私がそのタイトルに対して
ちょっとこう
え何やったっけこのタイトルってなっちゃったのは
原作をですね
本当にあの見に行く寸前のギリギリまで
読み込んでいたっていうのもあり
はいはいはい
まあ原作は名編集者パーキンズっていう
あのタイトル
日本のねタイトルになってるんですけれどもね
これがね
めちゃくちゃ良かった
うん
あの
この
えっとパーキンズさんの
うん
手紙っていうのが残されてまして
よく言う往復書簡集みたいな感じかな
まあそうやねそこにですね
当時の人々のそのお話とかを聞いて
このもともとはですね
えっとこの著者の方
えっとなんとかスコットさんやったかな
ちょっと待ってくださいね
あースコットさんやったね
あそう
えースコットバーグさん
うん
スコットバーグさんがですね
あの論文か何かで
うん
33:00
あの提出された
これをもとにですね
あの本にまとめたらしいんです
うん
でこれがすごいの
あの上下巻ですね
ありまして
各500ページぐらいあるんで
全部でですね
まあ1000ページぐらいかな
読み応え
この読み応え
もうこのありまくりのですね
はい
でまああのこれから読むっていう方に
ちょっとお伝えしときたいのは
えートマス・ウルフさん
はい
今回の映画でですね
ジュード・ローさんが演じてらした作家ですけども
うん
まああのこのお話はですね
あの編集者のパーキンズと
うん
あのトマス・ウルフさんと2人のですね
あの関係をもとに
うん
というお話なんですが
えー上巻のですね
276ページ
ようやくトマス・ウルフさんが
275ページまでは出ていらっしゃらない
出てこないです
のでまあまあ軽い気持ちで
読まれても大丈夫ということかな
そうなんですが
ここまでがね
結構大変
うん
だからまあ本当にですね
あのちょっとこう
最初読んで
うん
読んでしまう方がいるかもしれないので
うん
あの挫折しかけたらですね
うん
大丈夫276ページに飛んでください
挫折するよりは
そうです
そちらに飛ばしていただいた方が
はい
いいかと思います
はい
でもそこからのですね
うん
まあそれまでもまあ
まあ私面白く読んだんですけど
それこそあのフィッツジェラル
フィッツ・ジェラルトとか
はいスポット・フィッツ・ジェラルト
そうそうそう
ヘミングウェイとか
アネスト・ヘミングウェイ
はい出てきてましてね
はい
まあそのギャッツビーに関しての
うん
ギャッツビーですかね
うん
グレート・ギャッツビー
はい
のあの記述とかもちゃんとあって
うん
すごくあのそこは面白く読んだんですけれども
うん
でそれまでにもあのパーキンズさんのね
いろんな顔が見れますので
うん
面白かったんですけれどもね
まあでそこからやっぱトマス・ウルフさんが出てきてから
うん
のもうなんかもうすごいの輝きが
うん
この本のね
うん
でもうちょっと止まらなくなっちゃって
うん
でまあもうこれねあのもちろん史実ですので
うん
まああのてかネタバレオッケーなんでしゃべっちゃいますけど
はいはい
あの亡くなりますよねあの彼がねトマス・ウルフさんが
若くしてね
若くして亡くなるんですけれども
はい
まあそのですねその亡くなるところまでその下巻の何ページかなこれ
これまた276ページまで
オッケー
なんじゃこれ
うんそうそう
ここまでもうノンストップした
あー
あのただこの物語を読むや見るにあたって
トマス・ウルフとは
うん
っていうのが日本人にあまり馴染みがないような気がして
36:00
その並んで表されるフィッツ・ジェラルドとかヘミングウェイは
代表作のさ世界中の古典中の古典というか名作に入っているけど
じゃあトマス・ウルフって誰なんやって言ったら
日本でほとんど出版されてないよね
そうね私たちもこの映画を見る前にさ
トマス・ウルフの作品読んでみたいねって探したら
うん
絶版になってて
なんかね天使よ故郷を見よ
デビュー作だね
タイトル聞いたような聞いてないような
まあありがちなタイトルだけどね
っていうのと有名になった第二作時と川の
変な名前
時と川の
いやそれねそういう風に訳されてたんだけど
こっちでは違ったの
あそうなの
映画中はずっと時と川の時と川のって
なんか時と川の何とか
時と
ちょっと待って
今見つけたよ
どこ
時と川に
時と川について
っていうこの本の中ではね
そういう風に訳されてました
でも映画の中では時と川のだったね
っていう作品
それが二作目なんだよね
うん
まあまあ有名というか
ていうかね
彼自身が作家として活躍したのが
6年間しかなかったんだよね
これ2冊出して
2冊どもベストセラーになって
っていうことなんやと思うんやけど
だからさそれを読んだことがないし
知名度が分かんかっていうねまず
分かんないね
だから世界的にすごく有名な作家さんなんやったら
もうちょっと日本人でごめんなさいって思うんやけど
なんかこの
フィッツ・ジェラルドイコール
ヤツビーとか
老人と海イコール
ヘミングウェイみたいな
ぐらいにみんなが読んでる作品なのか
どうなのかっていうのがちょっと私には分からなくて
なんか大作家大前提で
物語が語られていくやん
あの有名な人の過去の話
あの有名な作家の真実を暴くみたいな
作品の作りになってたんやとすれば
ちょっとね知識不足すぎて
その説明が一切ないので
ただなんか冒頭とか途中とかに
その作品の朗読が結構長い時間入って
それがなんか
そこだけ語られても
とても美しい言葉だと思えばいいのか
なんか若いなって思えば
あの時代だねって思えばいいのか分かんなくって
ちょっとそれが妙に情緒に感じて眠ってなっちゃって
あれは眠くなるよね
39:01
でも申し訳ねえなと思いながら
いいよ正直に
トマス・ウルフ知らんからしょうがないやん
そうだよね
私も庭科知識なのでね
この本によるね
でも何本かあと短編集とかも出してる
執筆量はすごかったのよね
多分映画の中でも描写が出てくるけども
紙のカバーが山になって出てくるぐらい書いてはいる
そうもうなんかね噂が噂を読んで
もう出版社にトラックで横付けされて
そこにめっちゃ原稿用紙積まれてたっていう噂になってたりとか
そういうぐらいだった
今このパンフレットに写真が載ってるけど
木箱に原稿用紙らしきものが山積みになったところに足をかけて
まだ原稿に手を入れているという肖像画が残ってる
すごいこれ肖像写真?
写真が残ってるぐらいに
多分書くのは書いたんやろうね
そうそうそう
いっぱい書いてた
もうなんかでもね
本当でもすごい良かったって私は言ったんだけども
私ね映画見る前に読んでたので
このエピソードすごいな
ここのシーンすごいなっていうのを
皆さんね同じように原作本読まれるときとかは読むと思うんですけど
それにですねいわゆるドッグイヤー的な感じで
バンバン折りまくって
ここは映像化してくれこれ見たいっていうのを
しんちゃんにしか見えないんだけど
このイヤーが小さいのは北市章で
大きいやつは台なのね
台なのよこれ
これとか台なのよ
ドッグイヤーで何ページぐらい
20ページぐらい毎ページ毎ページ折られていて
本が変形してます
っていう箇所もあります
ここはもうすごいぞこの一連すごいぞっていう箇所もあります
なんだけどそれのうち
映像化してくれた箇所っていうのが
一箇所しかなくて
その一箇所ももっとできたやろっていう
二人でね屋上に登って夕日を見つめるシーン
あそこなんですけど
印象的に描かれてはいたけれど
そうなんですよっていう感じで
えっこのシーン使わへんの?
このエピソード使わないの?っていうのが
もういっぱいあって
私はそれがですね
あの映画の個人的に残念なところでもあったし
使ってほしいな映像化してほしいなと思ってたところが
割と彼らの日常的な
日常のですね
42:00
彼らにとっては日常
でも私たちから見たら
へーそんな感じなんやっていう風に思って
彼らの関係性だったりとか
深めることができるなって思うシーン
そういうのがね全部ね
なかったなんじゃこれっていう
ステレオタイプな編集師当時の
1930年代の私たちが想像する
あの大恐慌の時代
ジャズエイジと言われる
ちょっとこうねきらびやかな
それこそギャッツビーの時代
おへての
パーティーからのパーティーの時代ね
そうそうそう
で大恐慌で景気も悪くなって
でもアーティストたちは夢忘れてないぜみたいな
あの時代のですね
まあ想像の範囲の編集者と
想像の範囲の作家がですね
想像範囲の展開で
なんか編集者の仕事って
ある程度想像は作るけれど
多分個人差すごいものやと思う
あそこまで
この編集者パーキンスにおいては
すごく手を入れて
作家と同じぐらい文章について考える
編集者として描かれてたけど
そうじゃない人たちも多分いっぱいいるはずで
直して直して直して
まだだまだだっていうだけの人
多分いてとかっていうのの
塩梅がわからへんや普通の人には
だからこの編集者パーキンスっていう人が
どれぐらい熱心な人なのかとか
どれぐらい仕事量がすごい人とか
そういう目安もないし
どれだけ慕われてたとか
どれだけ偉大だったのか
有名有力な編集者だったのかっていうことも
大前提として描かれてなかったので
すごいすごいって言ってるけど
他の人らはほんまにそう思ってんの
ほんまにこの人の本売れ行き良かったのとかっていうのも
本のタイトルでちょっと背拍子が見えてとか
っていう描写だけやったから
その辺の塩梅がねわからなくって
だからこのトマス・ウルフなる人が
この日パーキンスに編集してもらうってなって
大喜びしてる様とかっていうのが
ちょっとなんか遠いことのように感じてしまって
何がそんなに嬉しいの?
こんな人にやってもらったから売れるとか
そんなんあんの?っていう
ちょっとそんなん編集者とか言っときながら
手入れすぎちゃうみたいな
感想を抱かざるを得ないような
ちょっとうすらぼんやりした印象しか持てなかったなと
いうのがちょっとなんかね
45:01
私のメイン残念ポイント
人物が描けてないってやつね
今なんかすごいタイトル出たみたいな
ルパンのタイトルみたいなの出たけど大丈夫?
エヴァンゲリオン的な
そうなのかな?
なんか
そうやね
いっぱいあるよ私も
原作を読んだ身としてはね
えーってなるね
だってさ
ただの変態やったよね
ずっと帽子かぶり続けてた
あの帽子かぶってる描写も
多分意味がある
なんかあるよね
聞きたい?
うん
なんで帽子をかぶってたか
あのパーキンズさんがね
ずっといついかなるときも
帽子をかぶってるっていうね
うちの中で食事中も
パジャマに着替えてても
帽子を取らないのよね
山高帽を
山高帽じゃないよ中折れ帽を
中折れ帽カットね
もうずっと本当に
寝るとき以外は着けている
っていうことを
何の説明もなく
ただそういう人物として
描かれているので
ちょっと私ね正直ね
ハゲトンやと思った
隠したい見せたくない何かが
あの帽子の下にはあるのだと
っていうくらい固くなにかぶってるように見えた
けどそうじゃないよね
あの帽子はですね
ちょっとまあ私もあんまり
そこまではっきりと覚えてないんですけど
あのー
誰かからですね
テンガロンハットを
プレゼントされたか
誰かがかぶってたやつを気まぐれにかぶってみたか
そんな感じのところがありまして
かぶってみたら似合うじゃないかと
気に入って
しかも帽子をかぶっていると
社内で
お客さんが尋ねてきたときに
帽子をかぶっているということは
これから
出かけるということだな
じゃあ長いは失礼だから手短に済まそう
ということで
自分の時間を節約になる
そして帽子をかぶることにより
深くかぶることにより
耳を前に
押し出すことができて
人の声をよく聞こえるようになるんだよ
って
フフフって笑いながら
ハーキンさんがそのことについて
こういうふうに説明していたっていう
エピソードが残っていると
この作品で
映画では全く一言も触れられてなかったんだけど
パーキンズは結構
難聴持ちだったんです
でもすごくプライドも高くて
聞こえてないなんて
言いたくない
どんどんでもどんどん耳が悪くなった
そういう描写があって
それはなかった
48:00
そう
それも読み取れてなかったし
じゃあ
その難聴とかを省いたにしても
都合がいいからかぶってるんだ
っていう一言を言っておいてくれれば
私が
1時間40分くらいかな
ハゲ疑惑を持ち続けることは
なかったじゃないですか
そうだね
それもノイズにしかならなくて
なんでかぶってんだよ
寝たばれ
寝たばれするって言ってるから
大丈夫だよ
すると最後の最後に
トマス・ルフという作家が
亡くなるわけですよね
病気で
最後の手紙を書き残していて
パーキンズに
その手紙が届く
もう死後
お葬式も終わっている
しばらく経ったときに
その手紙が届いて
改めて読んだときに
自分への感謝の気持ち
あの輝かしい時代が楽しかった
もっと伝えたいことがあったんだ
とても感動的な手紙が届いて
パーキンズが
初めてその帽子を脱ぐ
っていう描写が
ラストシーンにある
多分そのために
帽子をかぶり続けてたんやろうな
としか思えなくて
見終わった後でも
一言言っといてくれたら
気にならへんかったやん
でその
一番感動するシーンで
撮った瞬間に
剥げてへんやんって思うこともなかったやん
っていう
関西人の
しかも綺麗に
七参に整えられてたね
そうめちゃめちゃ
脱いどったらよろしいやん
っていうぐらい決まりに決まった
今帽子撮影のためにかぶったよね
帽子撮影のためにかぶったよね
っていう髪型やったから
ちょっとなーと思って
そこがね
物語に色取りとか
深みを与えるっていうエピソードではなくて
ノイズにしかならなかった
残念だな
そういうことがちょっと
結構見える作品
になってしまってるのかなと
しんちゃん優しい
私は結構怒り狂ってる
怒りぶちまけといて
いやいやいや
もうね
なんやろな
ちょっと
上積みめいた作品と言いますか
なんかこう
雰囲気だけとでも言いますか
なんでああなっちゃったんだろうね
なんかねこのパンフレット読むとね
えっと
作家の方
トマスウルフが
2メートル近くの
大男で
体色感で声がでかい
51:02
っていう人物だったってことを書いてあるんだけど
柔道郎さん
むしろ線細いやんっていう
しかもねコリーンファースさんより背が低い
セリフだけで
僕は声がでかいからとか
こんな体色感にね
っていうことを説明として言ってんねんけど
とてもそうは見えなくて
じゃあなんで
2メートル近い俳優さんを連れてこなかったんだろう
ほんとそれよね
だから柔道郎さんが
もしくはそこあげね
柔道郎さんのね
シークレットの
そこであげるのか
頭であげるのかはちょっとよくわからないけれど
なんか
そのそやで
大きくって
ただすごく繊細なハートを持っているっていう
なんかその見た目と
内面のギャップを持った人物っていうのを
キャサンナー柔道郎さんが
演じるために
柔道郎さんはすごく苦労されている
必要以上にそやに振る舞って
大きい声で喋ってっていうことが
もったいなくって
もっと繊細なお芝居
できるはずのところを
そっちの方にパワーを使わざる得なかったんじゃないかな
っていう気がするのと
逆に
コリーンファースさんは
なんか想定内すぎて
チャレンジングなところが
ちょっと読み取れなくて
むしろなんか抑えて抑えて
お芝居をされているように
見えてしまったので
そこのバランスがね
ちょっと取り切れてないかなって
すごく友情で結ばれた
二人っていう描写にしては
演じ方が長くすぎて
なんかちょっとアンバランスに
見えてしまった
なっていう
結構私これでも言ってんな
私こんなもんで
終了?
水口さんの怒りをあとは聞きましょうか
いやいやいや
そんなことない
聞いててん聞いててん
原作を読んでない人の感想って
やっぱすごい真剣っていうか
私はもうこの映画だけから
そうだよね
受けた印象からあとパンフーン
を見てじゃあなんでやねん
泳いちゃうやんけっていうところを今
2メートルにも
登る
泳ぐ?
2メートルに近い?
大男っていうのは
やっぱ原作の中でも
すごく特徴的
彼を
フィッツ
フィッツジェラルトとか
ヘミングウェイに関しては
そこまでその
外見で特徴的な
印象的に残る
何かの描写があったかって言ったら
そうじゃなくて
やっぱりこのトマスウルトが
めちゃくちゃ魅力的に描かれてるんだよね
その中の特徴の一つに
背が高いってことがあって
54:01
でね映画の中で
チラッと出てきてたと思うんだけど
冷蔵庫の上で描いてたでしょ
あれは何でかって言ったら
あの高さが
彼が
机がちっちゃいのか
あそこで立ちながら描く
っていうのが彼のスタイルなの
でもそれ一つとっても
すごくセンセーショナルなエピソードで
私は本読みながら
で彼といえば
冷蔵庫と
ちょうどいい高さが冷蔵庫って言ったら
すげーでかい人だもんね
そうでそのまあ
亡くなった時にも近しい人が
言ってたけども彼は
体の大きさも
そうだけれども
思ってることだったりとか
才能だったりとか
そういったものの大きさが
すべて今のアメリカでは窮屈で
そのサイズに合わせて
頑張って合わせようとして
頑張って生きてた人だったっていう
そういう評され方をね
してて
本当にそうだなって
だから彼の
あらゆる意味での器の大きさが
あだとなって
本当にその短い生涯を
終えたんだなっていうのがね
すごくこう
染みるというか
そういうエピソードがあったんだけど
わかんないじゃん映画じゃさ
あなんか締め切りに追われて
冷蔵庫の上で書いてんのかなって
しかも一瞬しか出てこんかったし
なんか2回くらい冷蔵庫の上で
書いてるなっていうのはわかってるけど
なんか
机の上はご飯があるから無理
なんかなって思ってた
邪魔だなみたいなね
そうだよね
私その
決して原作から
はみ出るなとか忠実に
あれって言ってるわけでは
決してなくてむしろ映画化
するにあたって面白くなるための
改編っていうのには
大歓迎なんですよ
もちろんこんな
上下間合わせて1000ページも及ぶ
マーキングさんの
電気とでも言うべき
このまま語りをね
それはね1時間40分
に縮めろっていうのは
それに全部エピソード込めろ
っていうのは無理だと思ってるから
じゃあどこをどこ切り取るのかなっていうのが
私の
原作読みながらの
楽しみなポイントであったんですよね
これはわかる?
わかるよ
私原作先にストやから
そうだよね
これは原作っていうよりかは
原案的な
小説ではないので決して
そうだね
創作ではないからね
映画の中には出てこなかったんだけれども
実は映画で描かれてた
パーキンズの奥さんが
ルイーズさんと
トマスウルフの愛人であった
アリーンさん
その2人の象徴的な
女性の他にもっともっと
大事な第3の
女性っていうのがいたの
57:01
それはエリザベスさんっていう
彼女が
ずっと
パーキンズとやりとりを
していた手紙で
その手紙を全部残して
あって
その
彼女の残してた
手紙っていうのも
その本を書くにあたって
とても
これがなかったらできなかっただろうなっていう
ぐらいの
その時に思ったこととか
悩んでることとか
エリザベスさんは誰なの?
友達なんだよね
2人の共通の友人ってこと?
首を振ってみたけど
いいえと私は首を振って
言いました
首を横に振る
パーキンズさんが
これもちょっと
忘れちゃったんだけども
たまたま知り合った
女性で
すごく話があって
パーキンズさんの
ご友人
そうなんです
あくまで友人って最後まで
すごいの
彼女のことはすごく敬愛してて
エリザベスさん
っていう名前なんだけど
ニックネームベスなんだけど
絶対ニックネームでもいらない
エリザベスって呼ぶの
でもそういうところに
パーソナリティーって出るよね
そういう人物なんだよね
パーキンズさんって人が
その彼女に
あててて
だからね
その
まあ
いいんだけど
それは削るよねって
実際その人は
何に
関わってるわけでもないんだよね
この
電気を読んでると
その人の存在が
よりパーキンズさんの
パーソナリティを
起立たせるわけなのよ
じゃあ例えばそのエリザベスさんの
画面に登場しなかったとしても
ナレーション
最初と最後のナレーションだけで
エリザベスの視点で
パーキンズと
トマス・ウルフとの関係性を
描くとかっていう方法もあるわけじゃん
そうなんだよね
この脚本家さんが
この電気を読んで
ずっと
温めててこの映画を撮りたい
って思ったっていう
そういう経緯があるのだとしたら
じゃあ
なぜ
あそこまでアリーンを前に出して
エリザベスについては
一切語らなかったんだろうか
とか
あとは
映画の表現上仕方がない
ことだったのかなって思うんだけれども
このやっぱ電気の素晴らしいところは
もう
1:00:01
何千通にも及ぶ
パーキンズが各作家たちに
あてて書いた手紙
今ではさ
きっと原稿が届いて
それに関して返事メールで
出すぐらいの感覚で
手紙というものが使われてて
電報と手紙ね
それが全編にわたって
描かれてるんだけども
この映画の中では
最初の
作品
なんだっけ
天使がどうたらっていう作品と
天使よ故郷を見よ
そんなやつだったかな
天使だっけ
天使は天使
2作目の
川の流れないんじゃない
時と川と
そうそう
で2作目がさ
どうやら2年かけて
出版されたらしい
みたいなことは
なんとなくわかるけどさ
もう
実はその1作目出した
本当に思いもよらぬヒットになったんだけれども
その後
イギリスの
イギリスの
とても
辛口の批評家たちに
やり込められるわけよ
こんなもの文学じゃないみたいな
最低だよみたいな
その批評を受けて
描けなくなっちゃうのトマス・ウルフは
その時代の人たちってみんなそうなのかなと思うんだけど
フィッツ・ジェラルドも
比較的精神が
安定していたように描かれていた
アーネス・ヘミングウェイも
すぐ旅に出るのね
でトマス・ウルフも
すぐ旅に出ちゃうの
旅に対する
憧れがすごいんやろうなとは思う
やっと旅ができるようになったとか
っていうことが憧れに
すごく繋がるんやろうなっていう気はしてる
旅に出ればどうにかできるかもしれない
っていう
今トマスはどこにいるみたいな感じ
今イギリスですとか
今ドイツですとか
結構ドイツのことは気に入ってるみたいな
そうやって
いろんなところに行ってて
連絡取れないみたいになっちゃって
でも
なんとか
鍵付けて
彼に電報を送るのよ
今どうしてますかって
ちょっとでもいいから
返信くださいみたいな
でも書けない書けない
ってなって
でもかと思えば
持ち直して頑張りますみたいな
っていうやり取りを
ずっと手紙で
やっているのが
この電気にはね
描かれてるんだけど
なんか
その
年月の長さだったり
二人が
ちょっと信じ合えなく
1:03:01
なっちゃったりとか
嫌いになっちゃいそうになったりとか
っていう
それが
何回も何回もある
でも
この映画の作品では
なんかこう
たった一夜の
私たちからしたらどうでもいいような
口喧嘩がきっかけで
なんか仲違いしちゃって
みたいな感じに見えるなって
映画を見ながら思ってるけど
しんちゃんはどうだった?
流れとしては
一作目持ち込みました
時間をかけて手を入れたら
大ヒットしました
こっから私の本まで想像があるけど
なので
それに気を良くして
家中の原稿を
保護にしてたものから
全て丸めて
ひっくるめて持ち込んで
なんとか二冊目をデッチ上げました
一冊目から二冊目の
年月の経過が
全く感じられなくて
なんかもう
用意していたもの
一冊目と平行していて
書いていたものを
仕上げて持ってきた
っていう風にしか見えなかった
そうだよね
私はやって思って
一冊目と二冊目の間は
そういう旅に行ったりとか
ドイツに滞在してみたりとか
と思えば
ちょっと書く気になって
頑張って書いてみるってなって
早くちょっとでもいいから
見たいっていう風に手紙送っても
まだ送れないってなったりとか
っていうのを
ずっと経て
大丈夫かなって思ってたら
できた!みたいな感じで
今までよりも大量のやつを
持ち込んでくるっていう
そういう流れがあったんですよ
もちろん原作の中で
それは全く感じれなくて
むしろ旅に出てるのは
できて書評読みたくないから
逃げるって感じ
のところだけあったから
もちろん編集者と作家として
討論したり
いさかいがあったり
っていうことは当たり前にあるんだけど
そこまで
二人の関係性が進んでるようには
見えなくて
なんか
印象的に描かれていたけど
ジャズバーに二人で行って
分かり合うみたいな
形式にとらわれている
パーキンズに
僕はジャズみたいな
自由な生き方がしたいんだって
訴えるトマス・ウルフっていう
構図になってたんやと思うねんけど
それすら
響いてるのかどうかが分かんなくて
多分
それまでにいさかいのエピソードとか
二人の振り違いのエピソードが
描かれていれば
初めて和解して一つのリズムで
一緒に踊るっていう
シーンが印象的になったんやと思うねんけど
1:06:01
いさかいがなかったから
なんかね
分かり合い度も
そうなんだよね
もうこれさ
ごめんな途中で切れてた
多分大丈夫
あのさ二作目の大量に
持ち込んできたやつで
やるぞってなって
その段階だったかどうだったか
正確な部分忘れてしまってるんだけどもね
あの
パーキンズはさ
引っ越してくるんだよね
会社の近くに
あの邸宅売っちゃったの?
いや本人だけ
仕事人間やからね
トマスも近くに住むの
もう24時間
ずっともう
その作品に向き合うっていう
そういうところがある
あってそういう時期があって
でもめっちゃ近くに住んでるのにも
関わらず
二人は手紙でやり取りしてたとか
そういうのもあるのよ
なんか
そういった
細々としたこと
彼らのその日常の
ささいなところが
私はやっぱりそのキャラクターに
厚みを持たせると思うんだよね
なんかそういうの欲しかったなぁと
本当に
なんかねその
編集者として
パーキンズが
あの作品にしか
関わってないのかっていう風に
見えてしまって
それってありえへんよなと
他の仕事も並行して絶対やってるはずで
そればっかり
違う持ち込みの原稿を
読まなきゃいけないし
フィッツ・ジェラルドを
急かさなきゃいけないしとか
そういう仕事を並行してやってるようには
見えへんからただの暇のおっさんに
見えてしまって
なんかその他の仕事を
片付けて
で無理やり時間を作って
トマス・ウルフのために
睡眠時間を割いてでも
編集作業をしているとかっていう
厚さが感じれたら
全然
なんて素晴らしい人なんだって思えるんだけど
なんか
暇な人が日がな1日
作家につきまとって
ここちゃうやんここちゃうやんって言ってるようにしか見えなくて
それがもったいないなって
これ絶対作品の意図ではないよなって
そうだね
なんかねその辺が
だって
この電機には
もう合間合間に
もうたくさんの作家が
登場して
同じように持ち込みをしてくる人とか
直談判に来る人が山ほどいるはずなんだよね
そうなんだよ
しかも他にも編集者の人がいて
あの会社のね
1階には書店があってね
そこの書店の
店長さんが
編集者になったり
とか
そういうのもある
1:09:03
そのエピソードどうやって入れたらいいのか
それは無理や
それは無理ってのは分かんないけど
でもいるんだよ他の
その人たちと喋るシーンもちろん
気のある
編集
出版社っていうものが見たかった
あそこみんなチンって
座ってただけで
唯一原稿
手書きの原稿をタイプして
起こすときに
タイプライターさんが
いっぱいいたけど
あの場面以外が
会社が止まってるように見えて
なんかさ
普通ね
原作はどうあれなんだけど
例えば
トマスウルフに関わるのやめなよっていう
編集仲間の人だったりとか
あいつの原稿はどうなってるんだ
っていうような上司の姿
だったりとか
っていうのが全然なくて
ただ一人で偉そうに座ってるだけに
バタバタと
仲間の人が駆け込んでくるとか
追い返されてる作家がいるとか
っていう描写も
ベタやねんけど
そういうとやっぱり
あってほしかったね
流行ってない会社にしか
見えなかった
ほんとね
もちろん
3階が宣伝部で
4階が経理部で5階が編集部
みたいなそういう描写がね
あるのね
原作には
いかに
伝統的で活気にあふれた
出版社だったかっていうのが
描かれてはいる
でもね
私は
予算なかったなって思ったところいっぱいあって
これ映画の話になるけど
もちろん
出版社の描き方もそうだし
だって何回出てきた
同じアングルで
女の人だけが映ってるあのアングルね
そうだし外から見た
看板というか
壁の文字が映ってるあの角度ね
会社名が書かれている
あの角度の
あのアングルと
あれ3回ぐらいでできたね
あとはさ
パーキンズが家まで通っていた
電車のね
あの駅グランドセントラル
なんだけれども
あそこも
当時の
駅の見際
昔からあった時計台
有名だね
あの駅の様子を
こっちは
映像化するっていうので
そこに期待しながら
見るんだけど
描かれるのは同じアングルで
しかも
駅の片隅でしかなくて
これは
予算なかったかな
で見ながら
予算なくても
もちろん面白い映画はたくさんあって
でも同じ
1:12:01
そのアングルなんかも見せるんやったら
そこで
同じやなって思わせたら終わりやんか
そこで物語とかが進んでたりしたら
同じ景色でも
違うように見えたりとかって
絶対あるから
同じものを逆手に取って
例えばささきみずぐちと喋ってた時にさ
その電車に乗るシーン
パーキンズが
絶対同じ電車に乗ってたんやっけ
そうなの
同じ時間にね
決まった時間の電車に
今と違ってさ
そんなたくさん電車の放送もなかったよなと思うんだけど
なんかそれが
映画の中では
普通にパーキンズが
駅員さんにやーって声をかけて
駅員さんがその後
普通にトコトコトコって
ついていって発車するっていうだけの
描写になっててんけど
そのエピソード絶対毎日
同じ電車に乗るっていう
多分名物になっとるんよね
そうだね
パーキンズさんが来たら出発するぞ
声が変かったらすごい心配する
ぐらいの
信頼感を持って
社会的に地位が高いというか
信頼されている人物っていう
描写になったんやと思うんだけど
そういうことが一切なかったから
友達なんかな
この駅員さんとぐらいのね
そうそうだから
一回飲みに行ったんかな
実はそれぐらい
信用されている奥たい人物である
毎日同じ時間に
ちゃんと乗ってたっていう
だからこの人が来たから
よしゃあ出る時間やぐらいの
名物おじさん
帽子かぶってる
あの時代のニューヨークを
ある意味象徴する人物であった
っていう描写が
あったら物語がすごく
豊かになったのに
なんか
その電車ずっと絶対同じとか
それが知れ渡ってた
っていうことすら
描かれてなかったから
私も実際聞くまで
そんなこととはつゆ知らず
っていう感じやったから
もったいねえなっていう
もったいないエピソードがね
5万とあってね
私が思わず
涙したエピソードっていうのがあって
それは映画では描かれることは
なかったんだけれども
何かっていうと
1作目を描いた後なんだけれども
2作目も
ヒットがするんです
ヒットはするんだけども
映画ではその後すぐ仲違いして
山に倒れて
亡くなっちゃったで終わってたけども
あの後やっぱりその
お前は
トマスだね
パーキンズがいなかったら
何も描けないんじゃないか
みたいなことを
嫉妬とかもあったやろし
実際そういう風に
1:15:01
いろんな人から言われて
自分の才能も信用しきれなくなっちゃって
もう
あなたとの縁を切りたい
違う会社に行く
行きたいってなってしまって
実際それで
仲違いするんだよね
本当は
映画で見たような夜に
ピッツジェラルドに失礼じゃないか
態度改めろみたいな
あんなんじゃなくて
もちろんそういうこともあったかもしれへんけど
それじゃなくて
そういうことが積もって
っていうことだよね
自分の才能が
信じられない
あなたがいると
自分を出せない
でもパーキンズ的には
そういうことを
してきたつもりは冒頭ない
自分は黒子やし
物語を
描いたのはあなたですよ
一回もう削除しろって
映画の中では
僕に命令してくるとか言ってたけど
一回も命令したことない
一応そういうことになってましたね
原作ではね
でも
仲を
互えてしまう
違う編集者に決まりました
そこで
別の
出版の準備とかを
してたそんな折に
このウルフさんはさ
言ったら
全部詩小説じゃない
事前じゃない
彼の名声を
妬んでっていうのもあったけど
幼少期に住んでいた
村の登場人物に
されてしまった人たちが怒って
その中の一人とかが訴訟を起こして
裁判方になるっていう
シーンがあるんですよね
でも裁判になった時には
もう違う出版社に
いててパーキンズとも縁を切る
みたいな状態になってて
パーキンズはすごく心配しながらも
そんな時にウルフは
証言台に
パーキンズに
立ってほしいっていうお願いを
するんです
でパーキンズは
エリザベスさんにね
この時に自分を頼って
素縁になってしまったけど仲違いしたけど
自分を頼ってくれたことが
すごい嬉しかったっていう風に
言ってて
証言台に立つのよね
で証言台に
立った時に
ウルフは
来てくれたってことも嬉しかったんだけど
あの
絶対に人前で
絶対に補聴器つけるなんてこと
絶対しなかったパーキンズが
補聴器をつけるっていう
エピソードがあった
でそれが
もうウルフのために
もうここは失敗してはいけない
っていう場面で
聞き逃してもいけないし
1:18:01
自分の意見もちゃんと言わなきゃっていうので
つけたんだと思うんだけども
あそこまで耳悪くなってるんだなって
ウルフが思ったりしたことと
自分のために
あんなにプライド高くて
人前では耳悪いなんてことを見せたくなかった
パーキンズが
聴器つけたっていうので
ウルフは涙するっていう
この私の中では
裁判のシーンでね
コリンファースがね
補聴器つけるっていう
そのシーン見れると思ってたよ
なんかね
多分それを描こうと思うと
二人の年月の長さを
描かなきゃいけなくなるじゃない
出会ってから
どんどん成長していって
男盛りを迎える
トマスと
働き盛りとはいえ
どんどん老いていくパーキンズ
対比も必要なんだよね
父の背中を追う息子という
表現として
この物語
この映画では
月日の流れが完全な
時と川の
編集を続ける2年間
とてつもない時間
自分が一回描いた物を
2年間手を入れ続けるっていう
多分すごい神経がすり減る
消耗の激しい作業だと思うけど
それが一切感じれなくて
2週間かなっていう
あんなくらいだったよね
軽かったね
年月の重みとか
っていうことが全く感じれなかったから
補聴器のエピソードって
出会った頃とはもう違うんだみたいな
老いていく父の背中を見て
寂しくなる息子の心境っていうのも
多分あるんだよね
この父っていうものに対して
すごくコンプレックスを持っている
トマスとしては
あれ?お父さん
こんなんやっけって
すごく寂しくなる瞬間とか
っていうことを描く
できるチャンスやねんけど
お父さんが
お父さんが
描けるチャンスやねんけど
そこまで物語を
進められへんかったんやと思う
私が見たい
エピソードはそこやねんけど
今聞いたらそれしか
それが入ってるやなって思うんやけど
それを描くためには
ニコール・キッドマンさんとの
あのエピソードがあんなに長い
必要はないし
なんで出した?アリーンをなぜ出した?
って私は今思ってるけどね
なんかちょっとずつちょっとずつ
エピソードを入れてしまったために
物語が平坦になってしまって
そのエピソード
補聴期のエピソードが
入る好きとか
入れれるような余裕もないんじゃないかな
1:21:00
っていう
そうなんだよね
そうなんだよね
なんか
さっき言ってたさ
帽子を最後の最後に取るために
多分置いといたんやないかな
っていう気がせん
その一瞬で外すために
ぬるっと帽子を
かぶせ続けた気がして
っていうのが
前編にわたって
この映画
なんかこのシーンを
見せるためだけに
他のシーンを
ぬるっとやり過ごした気が
するのね
そうだね
確かに
それがなんかちょっともったいないな
私が求めていた
編集者と作家とかっていう
超地味なさ
本当は地味なはずなんだけど
鉛筆対赤鉛筆の戦いやろ
超地味じゃんね
っていうものの
物語の厚さとか
っていう
のは
今回のこの映画では
感じれなかったなっていう
ちょいちょいあるけど
例えばファンレターが届いて
そのファンレターに
一個一個めっちゃ丁寧に
返事をする
トマス・ウルフだったりとか
そんな様子だったりとか
2メートルの男が手紙読んで
すごい嬉しそうに手紙
返事書くとかさ
そういう日常的なこと
本当に
もっと見たかったなって
ハーキンズに関しても思うし
あと本当にですね
映画の終わりがですね
ウルフが亡くなって
最後手紙が来て
終わるっていう
その手紙に涙して終わるっていう
終わり方だったんだけど
そこで終わるのって私思ったんですよ
なんでかって言ったらね
実は
ウルフは
あの時点で
もう一個新作というか
書き溜めていた本があったの
それが
後々死後
届けられるんだけどね
それは
泣けるで
とある編集者を
主人公にした物語で
どこを読んでも
全部描かれてるのはハーキンズや
粋なことする人やね
ハーキンズはそれを読みながら
自分ってこんな癖があったのか
そういう風に見られてたのか
みたいな感じで
ラブレターじゃんね
それ書かなかったんやと思って
それは描かなかったんだな
って
もし
今回の映画の終わりが
あそこだったとしても
そこまでの描かれ方がとても
満足のいくものだったら
私も思わないんだけど
ちょっと不満が残るというか
1:24:00
不満がいっぱい出てきてた中で
あの場面で終わられたから
もうさ
あの作品のことを
言おうよみたいな
でもね
やっぱり本で読むのと違って
映像
映画で見せるっていうのは
例えば私が再三言ったけど
手紙がもっとあったとか
電報のやり取りしてたとか
それって映像では
表現しにくいことなんだろうな
と思うし
残されてた作品っていうのが
パーキンズをモデルとした
編集者の話であり
父の話であったっていう
そういうのも
文字で語るのは簡単やけど
映像で見せるのって
すごく難しいことだと思うんだよね
でもだからこそ
どうやって見せてくれるのかなって
思いながら期待してて見てた節があって
それに関してはね
ちょっと本当にね
あー残念って感じで
ございました
心の叫び以上でございます
うーん
そのエピソードさ泣けへん?
今泣きながら喋っておりました
バラしたった
いやなんかね
書いてた?パンフ
にゃ
とかね
雲の巣と岩
何時再び故郷に帰れず
なのかな
そのタイトルが
残された原稿は
パーパーズの編集者が
担当して
新しい出版社ね
っていう一行が
出版されましたよってことしか
雲の巣と岩
これこれ
何時再び故郷に帰れず
っていう
描写が
しかも
彼の何兆のことまで説明してあるって書いてあって
うん
なんかね
さっき父と子の関係
それは作品の中でも触れられてたけど
お父さんと息子
っていう関係性
なんやと思うし
なんかね
なんなんやろな
友情というか
恋だよね
ここまで来ると
同性愛的と言ってしまえば
それまでなのかもしれないけど
その流れにのっちゃうからね
でもそういうので
語れないぐらい深い結びつきが
本当に彼らにあったんだなって
作品に
恋に落ちたとか
いうことがないと
多分
ここまでの関係性は気づかれへんかったんやろな
っていうぐらいに濃い関係を
気づいた2人っていうものが
見たかったんやけど
結びつきが薄く見えてしまって
薄かったね
のおりには1人にずっと掛かずらってるから
お前暇かっていう
そうだよね
1:27:00
ほんとそうだよね
そんな
ベストセラーの
そんな大丈夫ですかね
でもね
俳優さんはかっこよかった
これを言わずには帰れない
かっこよかった出ました
ウィリクエストさん最高
出番2分ぐらい
ヘミングウェイ
しかも
パンフ見られた方
これだけは
パンフレットにヘミングウェイと
パーキンズが実際に撮った写真
っていうのがね
載ってるわけですよ
当時の写真
本人たちが載ってる写真がね
同じ
劇中と同じように
カジキマグロって言うんですか
口がショーンってなったやつ
自慢げに笑っている写真があんねんけど
実物の方はね
体操ちっちゃいの
映画の方体操大きいの
そこはね
そこは私はいいと思うよ
映像的にこっちの方が楽しい
こいつら盛り寄った
大丈夫
結構ね
3倍ぐらいの大きさになってる
盛ったねこれ
っていうお楽しみが
パンフレットに
載っておりますので
もし買われた方はじっくり見てみてください
ほんとに
いやー
もうなんかね
この映画を見て物足りなかったな
と思われた方はですね
ぜひ
A.スコットバーグさんが書かれた
女編集者パーキンズ
超下巻ですね
こちらをですね
今ちょうどキャンペーン中なのか
限定カバーで
見たらわかる
売られてますので
映画を見た後に読むと
よりですね
彼らの風貌だったりとか
そういったものがですね
具体的に想像したまま
読むことができるので
感動は
2倍にも3倍にも
膨れ上がるんじゃないでしょうか
ぜひ
私が感動したページを
読んでほしいなと思いました
というわけでこれはしんちゃんに
贈呈します
贈呈ちゃうな
見終わったやつもう嫌や
この人こういう人なんですよ
見終わった映画のものを読まない人
読んで
じゃあこの私が追ってるところだけでも
読んで
そこだけでもちょっと感動するから
追ってるところの大きさが
大きいのが
より
という感じで
今日はちょっと
久々に長く
1時間半
喋ってしまいましたね
最初の30分英国フェアやったから
だから長い
どっちにしろ長い
はい
1:30:00
来週は
なんだっけ
我らがその岸
行きますか
これはしんちゃん原作読みました
私読んで今日水口に
原作本渡しております
また読まないかこれほんと大変
ただめっちゃおもろい
ほんまに
原作の方がめっちゃおもろい
わーって言った
わかんないもん
英語は知らないもん
さっき読んじゃっていいのかな
でもね
るかれ先生のやつね
結構やっぱ人物の
相関図が難しいから
裏切りのサーカス現象が
起きるんじゃないかなと思って
私裏切りのサーカスは
原作読んでないですけど
ほっぺ3回ぐらい
見ましたけど
あのね
難しいよ
まあね
似たようなおっさんしか出てこえ
最初ね
まだ英国俳優に
馴染みのない頃に見たっていうのもあって
みんな同じ人に見えてね
全然ちゃうねんけどなって
思いましたけどね
まあでも途中まででも
読んどいたら
多分入りやすくはなるんだろうなって
ファーストインプレッションを
映画にしなくていいのかなって
私全然そこ拘らへんから
もうえんちゃん読んでまえやって普通に言っちゃう
ちなみに主演
ユアン・マクレガーさんですね
ステラン・スカルスガルトさんが
誰だよ
えっ
誰だよスカルスガルト
えっと
ドラゴンタトゥーの女
見てねえもん
マイティーソウで
覚えてないもん
っていうね
一応そういうのをね
ちょっと調べてちょっとだけ
頭に思い描いてからやと物語に入りやすくなるかもな
と思いながら
来週に挑みたいと思います
わかりましたじゃあ予習していこうと思います
はいよろしくお願いいたします
わかりました
はいじゃあねこの私が
先に原作を読まない私が
2作続けて原作を読むという
新しい
じゃあだからねやっぱさ原作の方が
面白いに決まってるやん
もんなもう読まんでもって帰るわ
読むよ読むよ読むから
わかりました読みます
はいそういうわけでですね
来週は我らがその岸物の
レビューが続くね
続いてねしたいと思います
はい
あー疲れたね
今日はね帰ってね
早速我らがその岸物を読み始めようと思います
はい
ではまた来週お会いしましょう
さよならありがとうございました
01:32:47

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