音楽教室の柔軟なアプローチ
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、平瀬楽器の音楽教室に正解のレッスンはありません、という、ちょっと変わったタイトルでお話をさせていただきます。
このMORNING NOTEでも何回もお話はしていると思うんですけども、平瀬楽器って結構いろんな音楽教室でレッスンをしとるんですね。
30コースとか言いますけど、そのどんなレッスンっていうね、一言で言えないっていうのが現状なんですよ。
それってどういうことなんかなーっていうお話をしてみたいというふうに思います。
この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話しています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。
はい、というわけで改めましておはようございます。12月23日火曜日の朝です。
12月23日前までだったらね、天の誕生日だったらあれですよね。
今日はですね、火曜日、教室の舞台裏ということで、音楽教室の舞台裏のお話をする日なんですけれども。
毎回なんですけども、実はこの火曜日の教室の舞台裏ってね、いつも何を喋ったらいいかなって悩むんですよ。
それってなぜかと言いますと、僕自身はレッスンを教える先生ではないので、
なのでこういうふうに教えていますとか、このやり方が正しいですとか、そういうふうなみたいな話って基本的にできないんですよね。
レッスンに関わっていないので。なので今日も当然なんですけども、そんなお話はしません。
その代わりなんですけども、平瀬楽器では先生にどんなことを任せていて、どんなことを任せていないのか、
そういうお話をしてみようかなというふうに思います。
うまく言語化できるかどうかちょっとわかんないんですけども、そんなお話をしたいなというふうに思います。
例えばですね、平瀬楽器の場合はヤマハ音楽教室というレッスンをやっています。
ヤマハ音楽教室ってね、全国で全世界でやっているレッスンなんですけども、きちんとしたカリキュラムっていうのがあるんですよね。
あれは適期教育って言って、何歳になったらこのコースがあって、何歳になったらその進級してこのコースになって、
何ヶ月くらい経ったら例えば片手奏が両手奏になって、みたいな感じのカリキュラムというのが一応決まっているんですね。
なので、例えば今ここでやっている4歳の子が東京に引っ越しします。
やっても東京の楽器店さんで同じようなコースが行ける時間帯にあれば、そこに入れば基本的に同じ進捗道で進んでいるので、
すっと合流できることができるんですよね。
これって素晴らしいこと。
やっぱりカリキュラムがあるって良いことだなと思うんですけれども、
一方で東楽器の個人レッスンっていうのは明確なカリキュラムはありません。
だからこそなんですけども、基本的なスタンスとしまして、生徒さんが望まれるレッスンっていうのをしてもらいたいという風な感じになっています。
例えば、ちょっと極端な話なんですが、S先生という先生がいらっしゃいます。
この方はエレクトーンとピアノと今ボーカルを教えていらっしゃる先生。
元々エレクトーンで来ている先生さん、当然いらっしゃるんですよね。ずっとエレクトーンの先生なんで。
エレクトーンで来ていて、エレクトーンで来られていた先生なんです。
ある時、何年くらい前かな、ボーカルをずっと習っていたと実は。
ボーカルを教えたいっていう風に言われまして、今ボーカルのレッスンもされているんですね。
エレクトーンでずっと通っていらっしゃる生徒さんも当然いててね。
その方がある日なんですけども、レッスン終わって、この子月3回あったんですけども、1回追加でボーカルを見ることになりましたと言われることになりました。
いやいやいや、エレクトーンの生徒さんやんと。それあかんのですよとはならないんですよね。
やっぱりその時に先生とどんな会話があったかわからないんですけども、その生徒さんがやっぱりやりたいなと思われることをちゃんと受け止めてレッスンの形にしていく。
レッスンの形を変えていくっていうのは全然いい話だと思うんです。
レッスンの正解とは
もう一人、C先生。C先生って陳坂先生なんですけども、今日の晩ですね。
ちょうど日立楽器のYouTubeチャンネルで陳坂幸子のワンダーフルートアットYouTubeという配信番組をしているC先生の場合なんですけども、
この陳坂先生はですね、もともとフルートの先生としてうちに来られたんですけども、
フルート、オカリナ、鍵盤ハーモニカ、ピアノまで弾けるような、わりとマルチタレントなプレーヤーの方なんですよね。
一応、うちコースとしては、オカリナ、フルート、鍵盤ハーモニカとこの3コースを見ていただいていることになっているんですが、
この配信コンサートをやっているので、生徒さんみんなね、いろんなことをできるのを知っているんですよね。
なので、日中の時間帯の大人の生徒さんが多いっていうこともあるんですけども、
先生今日はピアノを教えてくださいとかね、オカリナ今日は持ってくるの忘れたから、鍵盤も見てくださいとか、
みたいなことが急に起こるらしいんですよ。
普通は音楽教室、オカリナのコースであれば、オカリナを教えるのが当たり前なんですけれども、
まあまあ知らないですね、今日はピアノをしましょうかとか、そんな感じが普通に起こっちゃうみたいなんですね。
先生自身、こんなに自由にさせてもらえるのは平手楽器だけですわ、というようなことを言って笑われています。
よくこれは配信コンサートの中でも言ってありますけどね。
じゃあね、レッスンの正解って何でしょうかっていう話なんですけども、
例えばヤマハの音楽教室であれば、先ほど言ったようにカリキュラムが決まっていますので、
もちろんいろんな頻度があるお子さんをですね、ある程度カリキュラムに沿ったように進めていくこと、これがもう絶対正解なんですよ。
カリキュラムがあるからね。
でもカリキュラムがない状態だと正解って一体どういうことなのかという話なんですが、
テキストが進むことが正解なんでしょうか。
曲が仕上がることが正解なんでしょうか。
上手に弾けることが正解なんでしょうか。
もちろんどれも一つ一つは大事なことなんですけれども、うちはやっぱりね、それを正解にはしていないんですよね。
一方で、何でもかんでも自由なのかというと、そうではなくてですね、
例えばレッスンに直接関わらないかもしれないんですけども、安全面の配慮とか、
あと生徒さんへの向き合い方とかね、
あとレッスンの基本的な最低限の約束事ですね、レッスン回数であったりとか、
うち振り替えはできませんよというルールになっているので、振り替えのこととか、
そういう風な教室の最低限の約束事、そこはやっぱりね、
正解のないレッスンスタイル
我々は運営として基地の先生方にも共有しています。
やっぱりそこは自由にしすぎたらやっぱり全体がブレてしまうんで、
そこはやっぱりダメだなという風に思っています。
カリキュラムがない、正解がないっていうのは、
もしかすると弱点に見えるかもしれないんですけれども、
実はこれってやっぱり先生方がある程度ベテランさんが多くてキャリアを持っていて、
生徒さん一人ひとりに会わせられる余裕があるからだと思っています。
その裏返しが自由だと思うんですよね。
正解がないからこそその人それぞれに合うレッスンがそこに残ると。
それがやっぱり平瀬楽器の個人レッスンのスタイルなんかなという風に思うんです。
だからこそいろんな先生がいてて、いろんなコースがあって、
例えばピアノっていうコース一つとっても同じように進んでいなくて、
その人それぞれでやっぱり合う先生があって、合うレッスンがあってっていうのはそういうことなんですよね。
だからこそやっぱり体験レッスンっていうのが存在して、
そこで合う先生と見つかるようになるべく促しますし、
その前の段階で我々スタッフはどんなレッスンを望んでらっしゃるのかなっていうのを懸命に聞き出して、
一番フィットする形の先生であったりレッスンであったりっていうのを提案させていただく。
これが平瀬楽器のある意味正解の形なのかなという風に思っています。
なのでタイトル、平瀬楽器の音楽教室に正解はありませんっていうのはこのことですよね。
正解がないのが正解っていうとちょっとトンチみたいな感じですけども、
一人一人に合わせる形をとっているからこそ正解はないのかなという風に思っているという今日のお話でございました。
イベントのお知らせ
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
ただいま平瀬楽器ではオリジナルガイドPDFしておきたい銃のことシリーズを無料配布しております。
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それと先ほどちらっとお話ししましたけれども、
本日19時から今年最後になります、
鎮坂ゆき子のワンダフルートアットyoutubeというライブ配信のコンサートを平瀬楽器のyoutubeチャンネルで行わせていただきます。
無料で見ていただけるコンサートになります。
今回はフルート鎮坂さんにピアノ河合由加さんという性パートナーを経てやる形になります。
いつもやってる2人なんで安心して見えるんですが、
鎮坂ゆき子のワンダフルートアットyoutube的にこの2人の組み合わせは鬼門でしてね。
絶対何かトラブルが起きると言われております。
言っといて普通に流れるかもしれないんですけども、
どんなことが起きるか、
7時から開始なんですけども、
6時55分くらいからyoutubeの前でパソコンの前でスマホの前で待機していただくといいかなと思います。
おそらく僕がですね、
7時から開演なんですがちょっと待ってください。
トラブってますっていうコメントから始まると思います。
きっとそうなるだろうなと思っています。
一体どんなことが起きるか、
今日7時からはぜひyoutubeで鎮坂ゆき子のワンダフルートアットyoutubeをご覧いただければと思います。
今日の配信ちょっとでも面白かったなとか役に立ったなとか思っていただけましたら、
いいねとか感想のコメントを残していただけると嬉しいです。
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どうぞどうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに平瀬楽器のyoutubeチャンネル、今4799人登録者になっております。
あと一人で4800人ですね。
気持ちいいので4800人ぜひいかせていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。
平瀬楽器の平瀬智樹でした。