フル字幕の利点と欠点
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。今日は、フル字幕？要点字幕？迷わないための使い分け方というタイトルでお話をさせていただきます。
動画に字幕を入れるのは当たり前と思われがちなんですけども、実は全部入れるのが正解と限らないと思っています。
フル字幕、要点字幕、字幕なしもありますけども、それぞれメリットデメリットがあるので、今日はそんな目的とか視聴環境にも合わせた字幕の使い分け方についてお話しできればなというふうに思います。
このMORNING NOTEは兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。
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というわけで、今日木曜日は平瀬楽器の動画ラボということで動画のお話をさせてもらうんですけれども、今日のお題は字幕のお話です。
SNS、動画いっぱい流れてるじゃないですか。Facebookもそうですし、Instagramもそうですし、Twitterなんかもそうです。Xもそうですね。動画いっぱい流れてますよね。
フル字幕っていうのが当たり前になってきてるような気がしませんか。僕はですね、そうやって本番に全部必要なんかなってちょっと思うんですよね。
僕的、平瀬楽器的な結論はフル字幕は別に全部が全部必要ではないと思っています。動画の目的とか視聴環境によってそこが変わってくるんじゃないかなと思うんですが、そのあたりのお話を今日しようかなと思います。
まずですね、フル字幕、完全に字幕をつける場合のメリットは、やっぱりその通勤とか職場の休憩とかでも音が出せない状態でも内容が伝わるっていうのはフル字幕のすごくいいところです。
音が出せなくても全部見れるってめちゃめちゃいいですよね。あとですね、難しい言葉とか固有名詞とかの聞き間違いを防ぐっていうのもあります。フル字幕の場合はね、なんか専門用語とか使う場合にやっぱりわからないですからね、いきなりだとね。
あとYouTubeでは今自動字幕つくじゃないですか。あれもすごい便利なんで字幕の代わりにはなるんですけども、やっぱりね、そことは違うニュアンスのコントロールっていうのもできるのがこのフル字幕のメリットだと思います。
例えば色とかね、大きさとかでもそのニュアンスコントロールできるじゃないですか。YouTubeの自動字幕の機能っていうのは同じようにバーって出るだけなんで、あれはすごいいいなと思うんですけども、やっぱりこっちでコントロールできるっていうのはメリットかなというふうに思います。
逆にデメリットは何ぞやというのを考えてみますと、やっぱりね、一番は編集時間ですよ。労力がむちゃくちゃかかる。まあ大変ですよね。過去にもこれお話ししたことあるかもしれないんですけども、40分ぐらいね、過去の仕事で40分ぐらいの長い動画のフル字幕っていうのがあったんですよ。
フル字幕でちょっと3分もないな、30秒聞いて止めてバーって打って、でちゃんと合ってるかなって。合ってるかなって確認して、で文字のサイズ合わせて、でまた30秒聞いて文字打って、合ってるかなって聞いて、また文字の大きさを合わせてみたいなのを30分40分繰り返さないといけないんです。
今だとね、ある程度こう自動でやってくれる機能とかもあるんですけども、やっぱそれも完璧ではないので、やっぱ結局やり直しながら聞きながら出直ししながらみたいになるんで、むちゃくちゃ時間かかるんですよね。で、あと見る人にとってもやっぱ文字量が多いとですね、聞くのが聞くことよりも読むことがメインになってしまうような気がします。
結局その画面で出せる1回の文字量が多ければ多いほど編集は楽にはなるんですけども、それをしちゃうと画面の絵を目で追えなくなって、目で文字を追っちゃうようになっちゃうんですよね。
あと今やったら縦動画、ショート動画で縦動画あるじゃないですか。ショートじゃなくても縦でいけるので、縦動画って文字を置く場所難しいんですよね。横がすごい短いから。文字を置く場所がすごく難しいんですけども、いつものように下の位置に文字を置くとですね、画面下のところに置くとですね、見てる人は結構目を動かさんといかんので、これ結構疲れるんですよ。
縦動画の場合はやっぱりね、真ん中よりちょっと下ぐらいに文字を置くのが正解というふうに言われてるんですけども、この文字を置く位置によっても見てる人に負担を与えるなというふうに感じます。
要点字幕と字幕なしの活用
ではですね、フル字幕ではなくて、要点だけ字幕を置くっていう、要点字幕っていうのはどうかなというのを考えてみましょうか。
ポイントになる単語とかね、フレーズだけ表示するのが要点字幕なので、基本的に動画なんで聞いてもらいたいじゃないですか。
動画で喋ってることを。目自体は動画を追ってほしいので、そこで聞く情報と読む情報のバランスがすごく良くなるように僕は思います。
何よりやっぱ編集の負担がね、全然軽くなりますし、見た目も画面の中で文字ばーっかり出てくるわけじゃないんで、見た目もスッキリしてるように感じます。
教育系であったりとか、トーク系の動画に僕は向いてるんじゃないかなと思いますけども、うちの場合もそうですよね、フル字幕ってあんまりないので、ひらせ楽器の動画に関しては。
やっぱり要点字幕にしてますよね。テレビのバラエティ番組とかもこれですよね。フル字幕のバラエティ番組ってまあないですけども、要点的にバンって入れてメリハリ生まれるっていうのもありますけども、そういうことをして面白く作りやすいっていうのが要点字幕のメリットかなと思います。
一方で字幕なしっていうのが有効なパターンもあるんじゃないかなと思いますね。昔はね字幕なしが当たり前だったんですけども、今やっぱりそうはいかんので字幕がほとんど張りますが、一方で字幕なしが有効なパターンっていうのもあります。
それはですね、映像がメインですよ、映像の表現がメインですよっていうパターンですね。映像クリエイターの方とかが作られるような動画であったりとか、あと僕らがやってるようなコンサートの配信とかも必ずしも字幕が必要なわけではないので、字幕なしでも有効かなというふうに思います。
音楽の演奏であったりとか景色であったりとかちょっとおしゃれなVlogとかもやっぱり字幕を入れすぎるとねちょっとうるさいなと思うので字幕なしの方が有効かなというふうに思います。まあいろんなパターンありますけどね。
まとめて実践のアドバイスをするならば、字幕っていうのは全部入れるのは確かに親切ではあるんですけども、全部入れるべきっていうのが正解ではないと僕は思っています。
その動画の目的に応じて使い分けるのが僕的な正解かなと思うんですよね。なのでこれから動画やろうかなと思ってらっしゃる方はまずこの動画の目的っていうのを考えていただきたいんですよね。
目的っていうのはこの動画を見終わった方が次どんな行動をとってほしいかっていうのが目的になると思います。そこの目的に合わせて字幕を全部入れたらいいのかちょっとでいいのか全然入れないのかっていうのを考えていただくのが必要かなと思います。
言えるのであれば最初はね、要点の字幕から始めるのが続けやすいと思うんですよね。これ今僕だいたい毎朝10分喋ってますけども、この10分の原稿でも結構ですよ。
400字詰め原稿用字で多分10分やったらどうですかね。5枚とかになるんじゃないですかね。結構な量喋ってると思います。これを毎回手打ちでやるっていうのは初心者の方はきついと思うんですよね。だから要点字幕から始めていって続けていけるのが一番いいと思います。
あとはですね視聴者の反応とかアナリティクスを見ながら徐々に調整していけばいいんじゃないかなというふうに思いますね。あとね、昨日うちはたまたま昨日来てたんですけどYouTubeから通知が来てたんですよ。
自動字幕の進化
今冒頭で言いましたけどYouTubeの自動字幕っていうのがすごい便利な機能がありますけども、各国の言語に置き換えることができるオーバーダビングっていう機能が始まっているみたいなんですよ。今僕が喋ってるのが例えばそのオーバーダビングで英語っていうのを選ぶと僕が喋ってるのが英語になる。
コワイロがどこまで英語になるかわかんないですけども多分喋ってるこの声をサンプリングして英語に置き換えて僕がペラペラ英語を喋ってるみたいなのができてきているんですね。これもAIツール使ったらできるんですけどもYouTubeの標準の機能としてこのオーバーダビングっていうのが実装されていっているようです。
これから出す動画が自動的になるし過去の動画に関してもできるようやったらしますみたいなことがちょっとフワッと書いてるなぁと思って見てたんですけどもこれ多分ある程度チャンネル登録が多いところから順番になっていくと思うんですけどもいずれ全部なると思うのでオーバーダビング多分たくさんチャンネル登録があるところとかはもう今実装されていると思うんでいっぺんどんなもんかっていうのを見ていただいたらいいと思うんですけども
もしこれが完全になれば自動字幕がもっともっと便利になれば多分我々が手で言える字幕っていうのはいずれ必要じゃなくなるんじゃないかなというふうに思います。とはいえ動画自体のメリハリを作るっていう意味で字幕っていうのはすごく便利なのでうまく使いこなすと動画を盛り上げる演出する要素になるかなと思うので一遍やってみたらいいんじゃないかなと思うものの
AI自体ってねやっぱりね字幕って経営得意なんでねこれからどうなるんかなぁと思ったりもしていますまた皆さんの考えもね教えていただけたら嬉しいです
はいというわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました
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