ピアノ移動の重要性
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。
今日は、ピアノの移動ってなんでこんなに高いの?というお話をさせていただきます。
今日は、タイトル通りピアノを動かす時のお話です。 引っ越しとか模様替えの時に、思った以上に大変なのがピアノの移動なんですよね。
今日は、ピアノの移動の裏側について少し触れさせていただきたいなというふうに思います。
このMORNING NOTEは、平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
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今日はピアノの耳頼り、月曜日はピアノの耳頼りでピアノのことをお話ししているんですが、
いつもはピアノの音とか、調律師から見るようなピアノの内部の話をすることが多いんですけども、今日は外側ですね。
ピアノの移動のお話です。 ピアノって、購入する時に、これ買うから持って帰りますとか、プレゼントに進んでくださいっていうのができないですよね。
されている人は見たことないんですけども、必ず専門の業者さんが別日に納品をされるんですよね。
で、大きな家具とか、冷蔵庫とかね、ああいう大型の家電、代物家電っていうのが、ああいうのは家具屋さんとか電気屋さんとかが配送されるんですけども、
ピアノみたいにですね、僕らが納品するわけではないんですよね。ピアノの場合はね。ピアノの専門業者さんが移動することになるんですよ。
これちょっと珍しいなぁと思って。他に、こんな楽器屋が売るけども運送屋さんは専門の業者さんみたいなのが何かあるのかなぁと思って調べてみたら、やっぱりあんまりないんですよね。
ちょっとあるのが、あの医療機器、でかい医療機器、レントゲンとかね、ああいうのとか、お仏壇なんかは専門の業者さんがいらっしゃるそうなんですけども、それぐらい本当に珍しいこの形態らしいんです。
で、今日はですね、そのピアノの移動についてのお話をしてみたいなと思います。
移動費用の理由
ピアノってね、だいたいアップライトの軽いやつでも200キロぐらいは必ずあるんですよ。
で、グランドピアノの大きいやつだと350とか400キロとか、すごい重い楽器なんです。
なので大人で3人とか4人とか、グランドピアノがでかいのになったら5人とか、ようやくこう持ち上げて動くみたいなレベルで、ただ重いだけじゃなくて、一応ね、繊細な楽器なんですよね。
中はやっぱり弦がいっぱい張ってあったりとか、ハンマーがあったりとか、絶対大事なキーの強板、響く板なんかが入ったりしてて、振動とか衝撃にやっぱりすごい弱い楽器なんです。
なのでね、その家具とか冷蔵庫がどうでもいいってわけではないんですけども、やっぱりそういうのに比べると慎重に運ばないといけない楽器なんですよね。
なのでやっぱり専門の人たちが熟練の技で運ばないといけないですし、クレーン使って2階にあげることもあったりします。
でね、やっぱりこの移動なんですけども、お客様はね、ピアノって何回も何回も買わないじゃないですか。基本的に多分1回、多い人で2回とかだと思うんですよね。
だからその時にお支払いされる料金がやっぱりどうしても高く感じると思うんです。 特にこのピアノの移動ってなんでこんな高いのって聞かれることがあります。
これにはやっぱりね理由がいくつかあるんですよね。 で1個目は人件費です。
やっぱそのピアノの移動って一人じゃできないんですよ。アップライトピアノでも絶対2人で移動します。1人じゃ持てる重さじゃないですからね。
2人でもすごいんですけども、2人で必ずやります。 でグランドピアノの場合は3人でやります。やっぱ安全確認のため3人で必ずやるんですよね。
やっぱその人件費っていうのはそのものがやっぱ全体社会として上がっています。 なのでそれがどうしても料金に反映されますよね。
2つ目にはガソリン代も上がってるじゃないですか。 なんかガソリン税がどのコーナーってあるんで、もしかするとあれがねガソリン代が下がればピアノの運送代も下がるかもしれないんですけども。
今のところガソリン代上がってますので、そこがどうしても反映されます。 あとピアノを運ぶのには制御のトラックが必要ですよね。
ユニック、クレーンがついたトラックで運ぶ場合も多いですし、ウィーンって上がるようなエレベーターみたいな後ろのゲートがあるんですけども、そういうのがついたトラックが必要です。
普通の軽トラじゃねなかなかダメだと思うんですよね。 なのでそこらへんの運送業自体がどうしても上がってるっていうのもありますけども、
こういった特殊な制御のトラックが必要というのもあります。 3つ目、作業のリスクですよね。階段で運ぶ場合とかクレーンで運ぶ場合とかいろんな場合もあります。
最近は住宅事情もどうしても小さい家、背の高い家というのが増えてきてますので、作業が結構大変なんですよね。
特にクレーンで3階で吊り上げるとかなると、やっぱり何かあってピアノが押してきたってなったら、隣の家の屋根突き破る可能性も当然あるんですよね。
なので大怪我とか、ピアノが大破する恐れもあります。 なのでその分ですね、保険料とか安全対策のコストっていうのも含まれてるんです。
あったダメなことなんですけども、過去にはこのピアノ運送さんが新居のお宅にピアノ納品するじゃないですか。
そこで壁紙破ったことも当然ありますし、新品のピアノを傷つけたこともあります。 でもそれはね全部保証してくれるんですよ。
これは専門業者さんだからこその対応かなというふうに思います。 これが絶対我々が引越し業者さんとか使わない理由なんですよね。
安心と安全の代価
やっぱり多少高くても、やっぱピアノの安全というのを一番に考えたいので、これは専門業者さんにお願いしています。
そんなこんなでね、やっぱりどんどんどんどん値段が上がってきてるんですよね。 これも業界全体として仕方がない流れかなと思います。
じゃあね、自分で動かせばいいやんと。これ買って帰りますって言えばいいやんという方もいらっしゃいます。
まあ別にどうしてもやったらしていただいたらいいと思うんですけども、やっぱりね素人さんが動かすのは本当に危険なんですよね。
まあ単純に重いんで腰痛めるとかね。 あと下手すると床に穴が開くとか。
でちょっと考えたら怖いんですけど、アップライトピアノってねキャスター付いてるじゃないですか。 金属の。アンダンが
ご自身の足の上に押したらどうなると思います? 足穴がきますよね。
いやーピアノが壊れるよりも怖いんですよ。そうなると。 だからちょっとねそういうのはされない方がいいんじゃないかなと思うんですよ。
移動費用よりもそうなった時の治療の方がよっぽど高いんじゃないかなと思うんです。 なので最初からやっぱり専門業者さんに任された方が絶対
安心で安全なんじゃないかなというふうに思います。 もちろんお部屋の中のちょっとした移動なんか僕らでも移動できます。
ピアノぐらいでできるんですけども。やっぱりピアノっていう楽器を納品ってなるともう絶対プロに任せます。
そうじゃないと無理だと僕らは思ってますね。 だからそれぐらいやっぱりちょっと怖いって言うとあれですけども大変な作業がピアノの移動
納品という作業になります。だからどうしても値段が高くなってしまうんですよね。ここらへん はなるべくしっかり説明をさせていただくようにはしているんですけどもなかなか伝わらない
ところかなぁと思ったりもします。 というわけで今日はですねピアノの移動のリアルな事情っていうお話をさせていただきました。
料金がちょっとここ数年ずんずん上がっているっていうのは人件費の高騰とか燃料費が 高くなっているというのももちろんあるんですけれども
やっぱりそもそも専門のその力、知識とか技術とかパワーというのもありません。単純にね。そういうのがいる作業だっていうこと。
これがあるのと、あと裏を返せば安心と安全を買っているということなんですよね。 もしこれからあのお引越しとかね模様替えでピアノを動かそうと思っていらっしゃる方
あとこれから新しくピアノを購入されようと思っていらっしゃる方は知っておいていただけたら いいかなというふうに思います。
ピアノの移動っていうのはちょっと高いんですけれども ここまでのことを説明するとだいたい皆さんそうだよねって思っていただけるんですよね。
高いと思わずにこれはもう安心と安全を買っていると思っていただいてご理解いただければ嬉しいなというふうに思います。
ぶっちゃけあの例えばアップライトピアノね 移動するの2万とか3万とかかかるんですけれども
ピアノ運送業者さんの料金であって、楽器店はそんなに別に何もしてないです。間の連絡取り継いでるぐらいなんでそこでめっちゃ稼ごうなんて思ってないですからもう純粋にこれは高くなっていると思っていただけた方がいいんじゃないかなというふうに思います。
はいというわけで今日も最後まで聴いていただきましてありがとうございました。 今日のお話で気になったことがありましたらそして音楽とかレッスンイベント動画のことなんでも
平成楽器の公式LINEからお気軽にご相談ください。 LINEの検索画面で平成楽器と入力していただきますと平成楽器サンダーセンターっていうアカウントが出てきますのでそれを
友達登録していただきましてメッセージを送っていただけたら幸いでございます。 はいというわけで8月の一番最後の週が始まりましたね。
小学校とか夏休みもそろそろ終わるみたいで地元の小学校は木曜日から始まるらしいですね。 もう31日まで休みじゃなくて木曜日だから29日30日
30日から始まって木金と学校行ってまた休みという風になるみたいですね。 最近いろんな働き方があるようなんで小学校もそんな感じになっとるんですね。
皆さんもお盆明けでそろそろまた疲れが出てくる頃だと思うんですけれども 十分疲れ対応しながらまだ頑張っていけたらなというふうに思います。
てなわけで今日の話が何か一つでもあなたのヒントになっていたら嬉しいです。 また明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします平成楽器の平成智樹でした。 ではでは
