ピアノ調律技能士の紹介
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。
今日は、今日の試験がんばってというタイトルでお話をさせていただきます。
今日、日曜日はサンダーミュージックガイドということで、地域の音楽のお話を、
水曜日なんですけれども、ちょっと特別なお話をさせていただきたいなというふうに思います。
何が特別かと言いますと、実はですね、
10月19日のこの後ですね、この平瀬楽器サンダーセンターで、
ピアノ調律技能士の試験が行われるんですよ。
今日はその話をさせていただきたいなというふうに思います。
この番組は、兵庫県サンダ市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
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はい、というわけで、今日ですね、この行われますピアノ調律技能士の検定試験のお話でございます。
ピアノ調律技能士って何ぞや、というところから説明しないといけないなと思うんですが、
ピアノ調律技能士っていうのは、2011年に始まりました、ピアノの音を整える、いわゆる調律士ですね。
調律士としての技術を証明する国家資格なんですよ。
実はね、調律士って国家資格になってるんです。
それも2011年に始まったんで、まだ15年も経ってない、結構成り立てほやほやの国家資格なんですが、
毎年ね、年に、9人もいるんですけどね、2回くらい行われていまして、
兵庫県の会場が、なぜかこの平瀬楽器のサンダーセンターで行われています。
皆さんね、多分ご存知ないと思うんで、今日はピアノ調律技能士の検定試験のお話を少ししようかなと思うんですが、
いったいどういう風な資格で、どういう風な受験資格が必要なのかですね。
その話をしようと思うんですが、まずね、3級から始まります。
3級の試験はですね、学科試験を受けようと思うと、1年以上の実務経験がある方なんですね。
もしくは、ピアノ調律に感性する学校とか、各種養成機関を卒業した人が受けれるというやつですね。
学校卒業の人が受けるやつですね。
2級は、2年以上の実務経験があるか、もしくはですね、
そういう学校を卒業してから1年以上の実務経験があればいいと。
要はまあ、学校出ただけじゃダメですよってことですね。
1級になると、7年以上の実務経験。
もしくは、学校出てから5年以上の実務経験。
要はまあ、ちゃんと学校出てたらちょっとだけ短くなるけれども、ある程度経験をしていないと受けれませんよというのが、
このピアノ調律技能士の検定試験になります。
まあ、なんというか、いわゆる思い出受験ではないですけども、なんとなく受けに来ましたみたいな。
なんか勉強もしてないけど受けてみますみたいなのはNGですよってやつですね。
まあ、何より調律とかするんでね、道具は持ってないとダメなんですけどね。
なのでやっぱり素人さんがいきなり一遍受けてみようみたいな感じではないんですけれども、
まあまあ実務経験が少しあれば受けれるというやつですね。
で、まず試験の内容は学科試験があります。
試験の内容と条件
学科試験ってどんなことをするのかと言いますと、
音楽の歴史、歴史ね結構僕ら求められることが多いんですよ。
いつピアノができましたかとかね、ピアノができた歴史なんかも話しできないといけないという風に言われています。
例えばピアノの先生であったり、お客さん地でね、ピアノの歴史ってどういう風にできたんですかねみたいなことはやっぱりふわっと問われることがあるんですよね。
その時に、いや知りませんでは具合悪いので、こういう風な歴史を追って、こういう風な進化の過程を経て今のピアノだったんですよみたいな話は、
やっぱりできないといけないんです。
あとは音楽の歴史ですね。
難しいことはともかくとしまして、バロック時代があって、古典派があって、ロマン派があって、みたいなそういう風な時代、そこの時代の代表的な作曲家の名前、
ドビュッシーとかベートーベンとかね、ハイオンモーザルトみたいな話はできないといけないので、ピアノの先生ともしゃべりますから、
そういうのは知っておいてくださいねみたいな一般教養、音楽の一般教養ですね。
それ以外にも調律とか修理のための知識が必要になります。
調律とか修理っていうのは結構数学なので振動数の計算とかをしないといけないんですよね。
あとは覚えておかないといけない教養の部分もあります。
それを覚えているかどうかの学科試験があるんですよね。
その他に調律の実技試験、成長の実技試験、成長ってピアノの鍵盤をまっすぐ整えるとか、そういう風な実技試験、
あとは簡単な修理ですね、それもあります。
修理はいくつかパターンがあって、長弦っていうのが一番ベターかな、弦が切れた時に張る試験なんですけども、
実際にピアノの弦を切るわけにいかんので、長弦キットみたいなのがあってね、それでやったりします。
今日やるのはこの学科試験ではなくて、実技の試験をこの平瀬楽器のサンダーセンターで行います。
3人か4人が多分来られると思うんですけども、
朝からは試験官の方が来られてね、各教室のピアノの調律をザッとして、
修理の試験用のピアノを壊すという作業をされます。
わざと狂わすんですね。それはきっちり直してくださいよ、みたいなことをします。
で、先ほど言いました長弦ですね、弦を張ったりする修理の試験はまた別の会場、別の会場というかうちの一番広い会場で行われると、
そういう風になっております。
結構ね、シビアな試験でですね、
緊張感漂う試験当日
2級というのが行われるんですけども、
合格率は20%から40%くらいの間みたいな感じですね。
これ、合格率実は出てるんですよ。
1級になるとですね、都市によってなんですけども、9%なんていう時もあったみたいです。
ちなみに僕は2級で、1級はね、ちょっと受かる気がしないなと思って受けてないんですけども、
結構シビアな試験なんですよね。
というわけで今日はね、普段は小さいお子さんが来てレッスンをしているような会場、教室なんですけども、
今日だけはちょっとシビアな空気になるわけなんですよね。
受けに来られる方っていうのは緊張しておりますし、
それを試験する試験官の先生方っていうのもやっぱり緊張されます。
試験官の先生っていうのは当然1級の超越師ですし、
その中でも選ばれし者だけが来られるので、やっぱり緊張してる感じはしますよね。
僕はというとただの見せ番なんで何もしないんですけども、
みんな緊張してるなぁと思って見ています。
緊張を克服する
僕自身も超越師ですし、2級を受けた時のことを覚えているので、緊張するなぁという気持ちはすごいわかるんですよ。
僕は一辺ちょっと試験を混ぜてダメだったこともあるんで、
もう本当緊張っていうのが一番アカンなっていうのがめちゃめちゃ知っているので、
やっぱりちゃんと緊張せずにいつもの実力を発揮できたらいいなというふうに思います。
普段やってることの延長線上なんでね、
普段の実力を出せばおそらく皆さん問題なくいけると思うんですけども、
やっぱり緊張が一番の敵なんでね、
それをなんとか克服して、
しっかりいつもの通りの実力を出してやっていただけたらいい結果が出るんじゃないかなというふうに思いますし、
これからもし興味があって受ける方があれば、
ぜひまた頑張っていただけたらなというふうに思います。
別に今のところこの検定試験を受けないといけないというルールはなくてですね、
1級を持っているからホールの超越ができるとか、
そういうことは今のところはないんですけども、
超越師業界の中ではそこはちゃんとしていこうみたいな動きはあるんです。
なのでおそらく3級を持っていないとご家庭を回れないとか、
2級を持っていないと学校ができないとかホールの超越できないとか、
なんかそんないろいろ多分出てくると思うんですよね。
そうなってくる前に超越師やる方はぜひここを受けていただいて、
まず検定の何級持ってますよっていうのがちゃんと明確に明示できるようにするのも一つかなというふうに思います。
興味ある方はぜひちょっと調べていただいて、
ウィキとかにも載ってますんでね、ぜひぜひチェックしていただければと思います。
そんなこういった専門職の試験がですね、
なんとこの兵庫県三田市というかたいなかの地域の楽器展で行われているっていうのが、
結構大きなことなんじゃないかなと個人的には思っています。
またこれですね、インスタとかにも書くと思うんですけども、
だからといって別にうちの教室がすげえってわけではないですが、
そんなことやってるんやなっていうのをちょっと思っていただければなというふうに思います。
というわけで今日はピアノ超越技能士の試験をちょっと紹介させていただきました。
ちょっと参加センターの空気がね、ちょっと今日はちょっとだけ張り詰めています。
一般の方は今日はお休みなので、貸し切りということでお店にも入れないことにしているんですけども、
今日これ聴いてどんなしてるのかなって思った方はチラッと遊びに来ていただいてもいいですよ。
別に試験のところは見れないですし関われないですけども、
良ければそんなことしてるんやなというのを知っていただければと思います。
というわけで今日も最後まで聴いていただきましてありがとうございました。
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というわけでこれから僕は試験会場の作りに行ってまいります。
多分ね日曜日だからお休みだと思いますので、ゆっくり休んでいただければと思います。
明日の朝もまたモーニングの音でお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。
平瀬楽器の平瀬智樹でした。
