総力戦研究所のシミュレーション
もりっしぃです。8月19日の声日記を話しようと思います。
帰り道でございますが、何喋ろうかなと思ったんですけども、
昨日ね、NHKプラスで再放送を見とったんですけど、
ちょっと真面目な話をね、今日はらしくもなくやらせていただくと、
皆さん、総力戦研究所ってご存知ですか?
僕もね、存在は知ってたんですけども、詳細なことを勉強したことはないんですが、
実はね、戦前の時に結成された日本中のエリートを集めて、
もしイギリス、アメリカと戦争を追っ始めたらね、勝てるかどうかっていうのをね、
模擬内閣、内閣を組んでシミュレーションする、機上の机の上でシミュレーションするっていうね、
そういうことを実はやってたんですよ。それを記録は残ってました。
だからリアルなフィクション、じゃなくてノンフィクションの話ね。
これを今回ですね、16日の日に、終戦の翌日かな、NHKでね、ドラマ家池町壮介を主役にしてね、
なかなか豪華なメンバーでね、ドラマ化してたんですよ。
それをちょっと見まして、これよーできててっていうかね、すごい面白いドラマで、
これをね、シミュレーションっていう題名ですわ。
よかったら見てみてもたらなんですけど、だからネタバレはせんようにね、
ちょっと感想の話すると、これは言うていいんかな。結局結論ね、シミュレーション上は、
戦ったら必敗ですと、必ず負けるっていう結果が出て、
その時の内閣および陸海軍の前で発表するんですけどね。
だからその結果も皆知ってるわけなんですけどね。
いやー、やっぱ改めてこう、数字って嘘つかないですね。
要するにね、鉄がどれだけ、まずその戦力の比較ね、戦力の比較をして、
だからもう全然アメリカと数の差は大きすぎるわけですよ。
数の差は大きすぎるし、鉄も足らん、石油も足らん、石油運ぶ船も足らん、
それがね、年々年々枯渇していくという状況を完全にシミュレーションして、
結果その数字の通りにね、この国はボコボコになったっていう話なんです。
現在の社会状況
数字ってね、嘘つかないんですよ。
本情とかね、気持ちとかね、いいんですけど。
そこでね、やっぱちょこちょこの小屋日記とかでもね、たまに思うことがあるから言うけども、
実は今もそんなに変わらないんですね。今も世の中的には全然変わらんなっていうふうに思います。
物価とか決定していく様、引き返せない様っていうのはね、今も全く変わらない。
決定したことに対して、動き出したことに対して理由をつけていったりとかね、
いける、それが正しいかのようなね、本当にどうできるだなぁ。
だからその前もね、言ったこともあるんですけども、
必ずね、これは人は同じ間違いっていうかね、今も戦争という最悪のね、トリガーというかそれがないだけで、
政府はじめどこの企業、どこのグループでもね、起こってる状況、何にも変わらない。
だからそうやな、いくらIT化とか世の中が便利になってもね、その社会の進化ほど人はね、進化してないんですよね。
だから利用する側のモラルとか思考のプロセスとかっていうのをよっぽどね、やっぱり学習しないとね、
結局当時の世論も明らかに戦争に傾いた。これ他のデータとかでも見たことあるんですけど、
結局誰が悪いじゃなくてね、一旦そうなったら止まらない。
それがね、本当に、東条秀樹がね、その時に言う、人では無理やから神の力を借りるしかないっていうね、
ちょっとね、また見てもうたら出てくるんですけど、ほんまね、そういう、だから俺では無理やって言うんやけど、まあまあ確かになっていうふうに思いますわ。
それぐらいのものでないと動き出した流れは止められない。だからそういうね、流れを作らないように、本当はそのためには数字っていうのがものすごく大事。
ほんまはね、あまり理系分系とかっていうことで差別したくないけど、やっぱり理系の優秀な、優秀な人がほんまはリーダーになってね、しっかりと数字で把握できる。
要するに、数字は本当に薄つかないんで、その冷静な判断、そこに思惑とかバイアスっていうのをね、排除をやっぱりできる。どう考えたらいいんだって確率論ですからね。
異性者も育ってほしいなっていうふうに思うんですが、現在までの内閣総理大臣、何台まで来た?100台まで来たんやったっけ?
今石場さんですけども、ずっとほとんど分系で、過去にいた理系の総理大臣ってね、聞いたら驚くんですけど、一応おるはおった。
誰か2人だけなんですけどね、それが環直人と鳩山一郎です。ということで今日はこの辺で、それではまた。