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優しさだけじゃ、守れないものがある。 #131
2026-09-24 09:22

優しさだけじゃ、守れないものがある。 #131

「優しい人」でいることと、
本当に誰かを守ることは、
同じなのでしょうか。

言わないこと。
合わせること。
笑って流すこと。
波風を立てないこと。

それを私たちは、ときどき
「優しさ」と呼んでしまうことがあります。

でも、誰かが我慢しているから
静かなだけかもしれない。

そして、
悪気がなかったことと、
相手が傷つかなかったことは別の話。

SNSで感じること。
看護師として医療の現場で感じること。
そして、自分自身の境界線のこと。

優しさには、
想像力も、責任も、勇気も必要なのかもしれません。

「優しい人だと思われること」より、
大切なものを守れる人でいたい。

今日は、そんな「優しさ」の奥にあるものについて
少し深くお話しします。

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サマリー

優しさとは、波風を立てず相手に合わせることだけではなく、相手への影響を想像し、必要な時に声を上げることだと語る。SNSの輪の中で無理に笑ったり合わせたりしている人がいないかを考え、医療現場では「言わない優しさ」が患者を危険にさらす場合があるため、責任を持って指摘する必要があると述べる。また、自分の境界線を守ることも重要で、「それは嫌です」「今回は離れます」と伝えることを優しさの一部として捉える。嫌われる覚悟を含め、尊厳や安心、信頼、自分自身を守れる人でありたいという思いを語る。

波風を立てないことは優しさか
みなさん、こんばんは。もこです。 24日だっけ?24日、木曜日。
今日は、どんな1日でしたか? それでは、いきましょう。
なんだい? 優しい人って、どんな人だと思いますか?
困っている人に声をかける人。 相手の気持ちを考えられる人。
傷つけないように言葉を選べる人。 もちろん、それも優しさ。
でも、最近、私は思うんです。 優しさだけじゃ、守れないものがある。
というより、私たちが優しさだと思っているものの中には、
もしかすると、優しさではないものまで 混ざっているのかもしれません。
例えば、言わないこと、黙っていること、 合わせること、笑って流すこと、
まあいいかと飲み込むこと。 それは本当に相手のためなんでしょうか?
それとも、嫌われたくない自分を守るためなんでしょうか?
ここって、すごく難しいところだと思うんです。
だって、黙っていれば波風は立たない。 その場の空気も壊れない。
面倒な人にもならない。
だから、私たちは、波風を立てないことを 優しさだと思ってしまうことがある。
善意と相手の境界線
でも、波風が立っていないことと、 誰も傷ついていないことは同じじゃないんですよね。
誰かが黙っているから、静かなだけかもしれない。
誰かが我慢しているから、 丸く収まっているだけかもしれない。
そして、もっと怖いのは、それが繰り返されると、 このくらい普通だよね、になっていくこと。
人って、悪意だけで誰かを傷つけるわけじゃないと思うんです。
むしろ難しいのは、善意の中にある無自覚。
喜ぶと思った、みんな楽しんでいるから、悪気はなかった。
きっと、本当にそうなんだと思います。
だけど、悪気がなかったことと、 相手が傷つかなかったことは別の話かなって思います。
善意だったとしても、相手の境界線を超えることはある。
だから私は、優しさには想像する力が必要なのかなって思いました。
自分がどういうつもりだったかだけじゃなくて、 相手にはどう届いたんだろうか、そこまで考えること。
SNSの輪から見えにくいもの
SNSでも同じかな。
人が集まれば、和ができます。
仲のいい人ができて、みんなで盛り上がって、一緒に何かをする。
それ自体は素敵なことです、とっても。
でも、和ができると、和の中にいる人には見えにくくなるものもある。
中にいると、みんな楽しいに見える。
でも、そのみんなの中に、入れずにいる人はいないだろうか?
きょろきょろ。
合わせるために無理している人はいないだろうか?
ちょっと嫌だなと思いながら、笑っている人はいないだろうか?
そして、自分自身が誰かにそうさせていないだろうか?
私は、ここは忘れたくないんです。
医療現場で声を上げる責任
これは、SNSだけの話じゃありません。
医療の現場でも、見たことがあります。
患者さんに優しく寄り添う。
もちろん、とても大切です。
でも、患者さんが嫌がるから言わない。
空気が悪くなるから指摘しない。
そして、相手が先輩だから黙る。
それで、守れるものばかりではありません。
医療では、その言わない優しさが、
時に患者さんを危険にさらすことさえあります。
だから、何かおかしいなと思った時には、声を上げなければならない。
それが、たとえ少し空気が変わったとしても、
たとえ自分が気疑われたとしても、
それは、誰かを責めたいからじゃなくて、
守る責任があるからだと思うんです。
自分の境界線を守る言葉
そしてね、ここまで考えて、
私はもう一つ思いました。
守るって、誰かの代わりに戦うことだけじゃない。
自分の境界線を守ることも、
同じぐらい大切なんですよね。
それは嫌です。そこまではできません。
私はちょっとそう思いません。
今回は離れます。
こういう言葉って、冷たく聞こえることがあります。
でも、自分を苺のかき氷のように削ってまで、
相手に合わせ続けることを、
私は優しさとは呼びたくないなぁって思います。
自分を大切にできない優しさは、
いつか苦しさに変わるんじゃないかな。
嫌われる覚悟を含む優しさ
だから、本当の優しさって、
ただ、ほんわかまんまるおまんじゅうみたいな、
柔らかいものじゃないのかもしれません。
優しさの中には、想像力があって、
責任があって、境界線があって、
そして、嫌われるかもしれないことを
引き受ける勇気がある。
何でも受け入れる人ではなくて、
必要な時に、それは違うよーって言える人。
でも、相手をパサーッと切り捨てるためではなく、
大切なものを守るために言える人。
私はそんな人でありたいなぁって思います。
優しい人でいたい。
でも、優しい人だと思われることを
守りたいわけじゃない。
私が守りたいのは、
誰かの尊厳だったり、
その人の安心だったり、
信頼だったり、
そして、自分自身だったりする。
もし、それを守るために、
少し嫌われることが必要なら、
その時は、優しいだけの人じゃなくていい。
優しさだけじゃ守れないものがある。
優しさだけじゃ守れないものがあります。
だから、本当の優しさには、
時々覚悟がいります。
私はそう思っています。
あなたが思う優しい人って、
どんな人ですか?
はい。
それでは、素敵な夜を。
モコの声時間、モコでした。
〇
言っちゃうよ。
今日は強めに。
じゃあね。
09:22

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