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はいどうも、薩摩訛りのイラストコーチ、みやけんです。
今日は、コンテンツ紹介をやりたいと思います。
こちらはメンバーシップ配信にはなっているんですけれども、
8割無料で聴けるようになっていますので、
かつ、転生したらスライムだった件というアニメを見ての話なんですけれども、
こちらは基本的なネタバレなしで、結構ボリュームのある話ができそうだなと思っているので、
無料部分だけでも聴いていただきたいなと思っております。
ということで、よろしくお願いします。
転生したらスライムだった件、通称転スラという作品ですね。
結構前からあるので、知っている方は知っているんでしょうね。
僕は名前は知ってましたけど、全く見たことがなくてですね。
先に言っておきますけど、この連休の間に子供たちがハマって見始めたんですよ。
僕自身も見たんですけれども、ずっと一緒に見ているわけじゃなくて、
子供たちは容赦なくずっと見ているんですけど、
僕は飛び飛びみたいな、あるいは見てるけど音が聞こえないとかそういう状況で見てました。
今は第一期、第二期とあって、第三期の半分ぐらいかな。
だから一番最新はまだまだ追いついていない状態です。
ここまで感じたことというところでね、
コンテンツ考察、今日はねちゃんと考察も入っていると思いますよ。
をしたいと思います。
先に言っておくと、結構僕ハマっちゃったんです。
なのでそこらへんのね、
なぜハマったかみたいなね、そういう話でいきたいと思います。
ネタバレないです。中身には触れませんが、
こういう作りになっているようなこの話はあって、
結果的に僕だからハマっちゃったよな、みたいな話をしたいと思います。
ということでいきましょうか。
ちょっと前にですね、子供たちが、
転生したら第7王子だったので気ままに魔術を極めますっていうアニメを見始めて、
僕も一緒に見始めたんですけれども、
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あのね、これ結構面白かったんですよ。
第1期が終わって、2期まであったっけ?忘れちゃった。
とにかくそれがちょっと前の部分ですね。
それから長男がですね、転生物って面白いね、なんて生意気なことを言い始めましてね。
小学校1年生のくせに。
そしたらですね、次に転生がレコメンド、リコメンドで上がってくるんで見始めたんですよ。
僕も名前は知ってたんだけど、
いまいち見る気がなくて見てなかったんですけども、見始めたので一緒に見てやるかというぐらいの感じで見始めました。
第1期の話まずしていきますけど、
見て感じたのは、
この作者が、スライムといえばドラゴンクエストで代表されるように、
一番雑魚キャラみたいなイメージが強いですよね。
で、最初のね、一番最初の敵みたいな。
だから僕1期見てるときに思ったのは、
作者はね、この一番弱いスライムって思われてるけども、
実はこいつ能力をちゃんと測って、こういう設定にしたら一番強いんじゃないかっていうふうに思って、
それを実現しようとしたんじゃないかな、そういう作品じゃないかなと思いました。
で、かつ一番弱いやつがなんか強いっていうの面白いんじゃねみたいなね。
そういう発想なのかな。
これはですね、タイトルとかを見た時点で思ってたことでもあるんですけど、
そういう意味で、見る前は安直だなってちょっと思ってたんですよね、正直。
僕的にはそんな感じで思ってたんだけど、
見始めたらね、いろんな能力が非常に高いスライムであると。
で、設定上では、
そうそう、まず転生したらなので、転生前は現代人ですね。
現代の日本人の30歳くらいの男性。
細かい設定がね、やっぱりチラ見チラ見なのでよく把握してないんですけど、
刺されて死んで、目が覚めたらファンタジーの世界でスライムに生まれ変わったっていうところで始まるんですけど。
ポイントはですね、この世界のスライムっていうのは基本的には知性がない生き物らしいんですが、
転生してきたので、現代日本のサラリーマンの知識を持った状態でスライムとして生まれ変わるというところからスタートしていくので、
実はスライムが持っているいろんな能力っていうのを、この知性を持って扱えるっていうところがすごく最初の強みになっているっていうところですね。
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でね、なんだろうね、ざーっと一気見てて思ったのは、あんまり面白くないなっていうのが最初の印象ですね。
っていうのは、展開的には結構都合が良すぎる感じが受けたんですね。
まず最初の設定もね、都合がいいっちゃ都合がいいんですけど、展開もちょっと都合がいいなと思ってて、
正直、第7王子の方が面白いなと思ってたんですよ。
一気はね、どんな流れかっていうと、ある意味予想通り、予想通りというか予想よりも単純というか、
やっぱそんな展開なんだなって感じですね。
要するにね、やっぱり主人公は強いんですよ。
で、どんどんどんどん都合良くですね、仲間が増えていくんですね。
で、のし上がっていくみたいな感じの話です、一気は。
一気の全体を通してみた感じでは、
どっちかっていうと、ほのぼの系のアニメのテイストだなと思いました。
あんまり不安がない。
戦い、バトルになっても勝つんで、見てて勝つんで、勝つなっていう感じの展開ですね。
まあ転生者としては大体そうなんでしょうけど、やっぱりちょっと他の住民より能力が高いので、
まあまあ設定的にも負けることはないなという感じで、バトル的展開では安心して見れる。
で、見どころとしてはなんか結構町を作って、町というか村を作っていくんですけど、
最初に仲間になったゴブリンとかにね。
で、その村を作っていくところが、何だろう、何とか作るみたいな感じで、
シムシティみたいな感じで見れるっていうので、だから全体としてはほのぼの系ですね。
で、ほのぼの系の流れを通しながら、やっぱりこの世界の、この転生したファンタジー世界がどういう世界かっていうのを、
まあ紹介していくような章ですね。章立てとしては。
で、特徴的なのが、これもちろん後からも聞いてくるんですけど、
非常に特徴的なのが、いろんな魔物が出てくるんですが、
魔物に名前をつけてあげると、その魔物が進化するっていう。
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これがね、この物語の最大の、最初のね、最大のポイントになってます。
で、知性のあるスライムなんで、どんどんどんどんね。で、何も知らないので、
お前名前ないのかと。名前ないと不便だろう。俺が名前つけてやろうみたいな感じで名前つけるんですけど、
名前をつけると魔物がクラスアップ、クラスチェンジ、レベルアップするんで、
その名前をつけてもらえるということが、その魔物たちにとっては非常にありがたいというかね、
まあまあすごいことっていう設定の世界観になってます。
なので名前をつけてもらって、見た目も変わって、強さもアップするんで、
みんながみんなこの名前をつけてもらったというだけで、主人公に感謝していくというね。
あなたに使えますってなっていくという、非常に都合のいい展開であり、
かつ一気の全体の流れはほのぼのけで進みます。
だからそういう目線で見るとね、結構ね、見れるぞというアニメですね。
で、これがだいたい一気の総評なんですけど、だからあんま面白くないんじゃないかとか言ってるんですけど、
これがね、先に言うとね、三期までいくと非常に面白くなってくるんですけど、
やっぱりこの一期からの流れの積み重ねがあってこその三期っていうことになってくるんで、
後半面白くなるということを踏まえて、ここは見逃してもらえれば。
ちなみにですね、この辺りは子供たちは非常に楽しく見ておりました。
これがだいたいね、天空の一期の総評ですね。
二期に入るんですけど、二期に入るとですね、主人公はいよいよですね、
その辺の野山にいる魔物をすべて村を作るみたいなのが一期だったんですけど、
村がですね、どんどんどんどん本当に発展していって町になっていくんですね。
そんな中でですね、いろいろやっぱキャラクターが出てきて、
この世界には魔王と言われる強い種族がたくさんいるっていうことが分かってきます。
これ一期でも分かるのかな?
そういった魔王たちの中で明確な敵みたいなのが出てきまして、
これ一期からも繋がっているんですけど、明確な敵が出てきてこれと戦うという流れになっていきますね。
なのでちょっとアクション要素が強くなるんですけど、
でもその根底にはですね、この世界観ですね。
世界観をやっぱり理解してきた上で、
各主人公も町を持って町の名手というね、権力というかね、なっていくので、
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他のですね、国とか町とかとの関係というのがどんどんどんどん影響が強くなっていくと。
なので結構政治色が出てきます。
政治色が出てきて、そして明確な悪役が出てくるので、
この悪役との戦略合戦みたいなのが少しずつ見えてきます。
なのでここら辺になってくると大人もね、ちょっとね、面白くなってきますね。
なんですけど、なんですけど、まだまだですね、やっぱり都合のいい展開というのが続くんですね。
そしてですね、これ一気から徐々に感じてきてるんですけれども、
インフレ問題がどんどんどんどん加速していきます。
要するに名前をつけたり、何かするごとに魔物たちがどんどん進化していく。
だから味方の魔物たちも、いろんな種族がどんどん一気に味方になっていくんですけど、
そいつらがどんどんどんどん進化して強くなっていくんですよ。
だからこれ非常にインフレ感が出てきます。
だから我々世代のね、ジャンプとかから見てる大人からすると、
あーインフレ漫画かーっていう感じも出てきます。
なのでこのあたりですね、やっぱり僕はね、あんまり面白くないし、
なんかちょっと心配だなってなってくるんです、正直。
なってくるんだけど、なんかね、やっぱり見ちゃうんですね。
だから僕ミニキュアを見てるときはね、非常にちょっと自分でも困惑してました。
なんか展開が都合がいいし、バトルはインフレしていくし、
なんか面白くない、で主人公は弱点ないしね。
漫画としてはね、漫画的感覚で見ると必ず主人公には弱点をつけないと、
面白くなくなるっていう、まあ法則というかね、のがあるんですけど、
それがないし、都合はいいし、インフレしていくし、
面白くない要素がこんだけあるのに、なんでこれを続きが気になっちゃうんだろうっていうところがあって。
これはですね、やっぱりその政治的な部分、知力的な部分っていうのが結構、
面白さが増すのがこれがね、半澤直樹っぽいんですよ。
だから力では主人公強いんですけど、
でもいろんなやっぱ登場人物、味方、そして組織、グループっていうのが出てきて、
このグループがどういう動きをするかっていうのを、いろいろ主人公が交渉とかしていく中で、
すごくね、提案がうまい。交渉がうまいんですよ。
もともとサラリーマンで、ゼネコンの、しかもこれなかなかうまいなと思ったのは、
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主人公がもともと死んだ主人公が、天聖者でよくあるのは、
原生であんまり冴えなくて、全然イケてなくてダメダメだったやつが、天聖した先でよくなるみたいなのがイメージとして多いんですけど、
これがね、もともと非常に優秀なサラリーマンなんですよね。部下とかもいて、役職はよく知らないですけど。
この優秀さをね、結構発揮しているところが、だから半澤直樹っぽいんですよ。
だからちょっとね、冷や冷やしたりする展開がない分、
ミトコウモン的な王道展開で、かつ今回はどういう暗躍ぶりがあるんだろう。
まあ敵キャラもね、明確な敵キャラも出てきて、いろんな策略をかけてきたりとかするんで。
それにね、どう対処するかっていうところが、そっちの面白さがね、なんかちょっと勝ってきてるのかなっていう感じでいくのが二機ですね。
二機はそういう半澤直樹的な見方をすると、ちょっとこう、面白いですね。楽しめますね。
だから漫画的な都合の良い展開とか、バトルのインフレは一旦置いておいて、
もうその組織の動き、人の動きっていうのを追うのがちょっと面白くなってきますね。
これが二機です。
で、三機に入っていくと、
三機はね、どうしようかな。
僕がこの転生モノっていうのをどう対してきたかっていうところを見ると、今まで転生モノっていうのは興味なかったです。
全然見てなかったですね。
で、それなぜかっていうと、最初から設定的にこうなるじゃん、こう感じるって思ってるじゃんっていうのがあんまり僕好きじゃないんですよ。
スタンドバイミー、ドラえもん、ドラえもんスタンドバイミーっていうCGのドラえもんが何年か前にありましたけど、
あれも最初の時点で、ドラえもんがのび太を助けに来るというかね、元に来るんだが、
もう変えるっていうのが分かってるっていう設定だったんですよ、CMとかの時点で。
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それってもう感動させに行くの丸見えじゃないですか。
だから見るまでもなく泣かしに来るんだろうなと思ったんで、スタンドバイミー、ドラえもんも全然ね、話題になった時見なかったんですよ。
なんか分かったと思って。
とかね、あとあれなんだっけ、洋画のちょっと名前忘れちゃいましたけど、
あの人が、ブラピーが主演してるやつで、これは未だに見てないけど、
なんか、生まれた時がおじいさんで、年をとるごとにどんどん若くなっていくっていう映画が、
名前忘れちゃったなぁ、あったんですよ。
見た方は見たんでしょうけどね。
で、僕未だに見てないんですけど、これももうその設定でさ、その設定で泣けるストーリーになるのがもう目に見えてるじゃん。
っていうね、もう設定、最初の初期設定で、なんか話ができるじゃんっていうのがあんま好きじゃなくて。
だから転生者も、もうその転生して異世界で活躍するっていうのが、
僕そのテンプレート時点で、もっと言えば、作者が手抜いてるんじゃないかっていうぐらいに思っちゃうんですよ。
もうその設定にすればそういう物語できるじゃん、みたいなのがね。
だから転生者なんかも、最初のイメージで言ったように、なんか全然しょぼいやつが転生したら、
オタクでしょぼいって思われてたら、このオタクの時のこの知識が役に立ってめっちゃ強くなるとか、読めるじゃないですか、っていうね。
なので転生者っていうのは全然見る気がしなくて。
で、おそらくナロウ系という小説で流行った分野なんですよね。
だからアマチュアが小説書いてみました、みたいなね。
だからアマチュアが書くには、こういう風に設定しちゃえば話作りやすいじゃん。
だから流行ったんだろうなっていう風に思ったんです。
なんですけど、それでだからこれ流行ったのは、
この転生者で言えば最初ナロウの小説に出たのは2014年とかだから、10年ぐらい前ですね。
10年ぐらい前にナロウ系、そして転生者とかが最初に小説に入り出した時に、
まあ簡単な話作りやすいテンプレートに載せてアマチュアがいっぱい作ったやつぐらいに思ってたんですよね。
だから全く触れてなかったんですけど。
で、先月ぐらいに転生したら大難な王子だったので気軽に魔物を極めますっていうやつを初めて見た時に、
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ああこれはその転生物のテンプレートに載せれば話作りやすいじゃんじゃなくて、
それを、それがあるんだけどもしっかりと面白くなるような設定や話を別次元で作り込んでるなと思ったんですよ。
その時にちょっと振り返ったのが、
ああ、おしのこもそうだわと思って。
おしのこも転生物ではあるんですが、転生した設定はもうある意味途中からほとんどどうでもよくなってて、
むしろその本来の物語が非常に作り込んでて面白かった。
転生要素も一応大事であるんですけど、それに頼ってないっていうね。
転生したことに頼らずに物語を作ってるっていうのがすごく面白かったんですね、おしのこがね。
だから、なるほど転生物、僕そうやって簡単なテンプレートに乗っけて安易に物語作ってると思ってたけども、
そうじゃなくて、その安易さに寄りかからずに、それは一つの要素としてちゃんと面白い話を作ってるのがあるんだなと。
そしてそういえば、この転生したスライムだった件とか、リゼロっていうやつとか、
だから流行ったのが10年前だけど、いまだに人気コンテンツとなってるやつってきっとそういうことなんだなと思いを考えを改めたんですよね。
というのが僕は転生物に対する元々のイメージとですね。
そして実際に一つ二つ作品を見て、ちょっと考えを改めた。
そういった目でこの転生したスライムだった件を見たら、前半に言ったようにそういう目線で見てるにもかかわらず、
ちょっとなんか都合良すぎるとかいうふうに思ってたんですけれども。
まあ今日記の解説で言ったように、これはまたそういうファンタジーとか、少年、子供向けバトルマンガとかいう目線じゃない目線で見ると、
大人としてはこのやりとりが、組織の動きとかが面白いなということで、これはあれだと。軍気者だと。
いろんな国があってその国がいろんな動きをしていくと。だから三国志みたいなもんですね。
三国志みたいな面白さがあるんだと。この人はこういう能力に長けてて、でこいつはこういう動きをすると。
こういうスパイがいてとかね。
あーなるほどそういう話として面白いんだ。だから大人としても面白くなってきてるんだなと思うと同時に、
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子供たちが若干飽きてきてたんですよね。
はい、ていうのが2期の後半から3期にかけてですね、これね。
これテレビアニメでやる必要があるのかっていうぐらい会議ばっかりやってるんですよ。
逆に僕笑っちゃいましたけどね。これ会議ばっかりやってんなこのアニメっていうね。
いろんな国の動きとか魔王集団の動き、あれが2期で敵として出てくるやつ。これも魔王の一人なんですけど。
この策略とか、この策略にどうはまるのかどう回避するのかという動きがちょっとあったらすぐ会議するんですよ。
会議の中で状況の説明とか、今後どういう作戦で国を運営するかとかお話してて。
大人からすると結構面白いんですけどそこが。でも子供からするとやっぱ面白くないですよね、どう考えても。
ほんと会議ばっかりしてるんで。一方こちらではみたいな感じで、別な国ではまた別な会議してるんですよ。
その時にこの国はこの情報を持っててこの情報を持ってないっていうのがこの視聴者は分かるんで。
だから新しい情報に驚いたりするシーンとかでも、そうかこっち知らねえからなと思って。
それに対してこういう動きしようとしてるっていうのを、この俯瞰してる大人視聴者は分かるんだけど、中の登場人物は分かんない。
でこういう動きをしようとしてると。でも主人公たちのことも知らない、実はこういう裏の動きがあるんだよみたいなのがね。
こういうのがほんと軍紀物を読んでる感じです。歴史物を読んでる感覚で非常に面白くハマっていきます。僕歴史好きなんでね。
これが2期の後半からそして3期の頭にかけてですね。
もちろんその中でさらにこの世界観の設定っていうのがもっともっと増えていったり深掘りされていったりするんですけどもね。
だからですね、この転生したらサラメだった件っていうのは、前半はちょっとたるい子供向け感あるいはこのお約束感があるんだけども、後半ですね、2期から3期にかけて非常に軍紀物として面白くなってくるので、三国志のようになってくるので。
それがそういう風に楽しめるためにはこの1期での設定とかがやっぱり効いてはくるので、そういう見方をすると1期から2期3期にかけて非常に面白くなってきますよと。
これがね、転生したらサラメだった件を見て感じた感想の表向きの部分です。
ここからもう一歩レイヤー下げて深掘った結論に行きたいと思うので、ここからちょっと有料にさせていただきます。
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はい、ということでありがとうございました。じゃあ有料パート行きましょう。ちょっと深掘ってさらに行きたいと思います。
はい、ということでここまでの話で大体このテンスラーの魅力というか楽しみ方というのはわかっていただけたと思うし、見た方はこういう感じじゃなかったですかと言いたいところですね。
3期に入ってから僕は最終的に2期の段階とか表向きは軍器ものとして結論付けましたけど、さらに深くった僕の結論を言います。
このテンスラーというアニメ、これはゲームですね。作者とかのことをちょっと詳しく調べきれてないんで、ここはもう水路になるんですけど、この作者は多分ゲーム製作者なのか、あるいはゲーム製作をしたらいいんじゃないかっていう気がします。
ファイナルファンタジー12っていう作品がこんな感じなんですよ。最初から主人公が国の王女様で、いやこれが主人公と言えるのか。
ファイナルファンタジー12っていう作品は国と国との戦争なんですよ。
自分が最初から操作する主人公は実は主人公じゃないんですよね。語り部みたいな役割なんですよ。
国の王女様が最初に仲間になるんですけど、この王女様の立場、そして途中から仲間になってくる自由を愛する空賊っていうのが出てくるんですけど、実はこの人も国の大物だったりとかして、
結局国家間の戦争の話を、この少年パンネロがヒロインで、主人公の少年はこの王女とかに同行しながら一緒に戦っていって、結局この国の動き全体を見守る。
実はこの世界で起きている戦争の主役はこの王女、アーシェっていう王女だったり、バルフレアっていうその空賊だったりとか、本当に少年の王子とかも出てくるんですけど仲間になるんですけどね。
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ゲームなのでゲームパーティーになって戦ったりするんですけど、そういう人たちと一緒に戦いながら国の戦争を、本人はあんまり影響力がないんですよ、少年なので。
なんだけどこの影響力のある国家の住人たちと一緒に旅をしながら、このイヴァリエスっていう世界で起きている戦いの様子を、このプレイヤーがこの世界の戦いを、戦争の流れを楽しむっていう作りになってるんですよ。
ファイナルファンタジー12っていうゲームは。これが三国志を眺めている感じのゲームになってて、このテンスラはこれと非常に近いなと思いました。
主人公が頑張ってどうこうしていくっていうよりは、このまま12と違ってちゃんと権力を持つ主人公なんですけども、主人公を通してこのファンタジーの世界が魔物たちがいて、人間もいて、いろんな国があって、魔王とかがいてっていうこの国全体がどういう風に
戦争をしたりなしたりしながら、どういう未来に向かっていくのか。主人公は一番理想的な未来は、非常に半沢直樹みたいな良い上司なので、めちゃくちゃ部下に慕われるし、部下に対する扱いも非常にこんな上司だったらいいなみたいな主人公なので。
この主人公が理想の世界を叶えようとどんどんしていくんですよね。権力というか力を持っていって。この行く末がどうなるのかという感じで進んでいく。
これは本当にゲーム、ロールプレイングゲーム、特に最近のロールプレイングゲームに話が近いなと思っていたので、だからこれはアニメを見ている、あるいは小説を読んでいるというよりは、ゲームのプレイヤーとしてこの世界を楽しんでいるというのが一番しっくりくる。
本当の意味でね。テンスラーというコンテンツの正体だなと僕は思いました。だからこそ、私がゲーム好き、歴史好きの僕がハマったんだなと。
ほんとね、第3期は会議ばっかりしてるんですけど、今中盤ぐらいからいよいよ会議でいろんな国の方針が決まって、そしてそれぞれが動き出すと。動き出すとやっぱり実際に不可抗力とかいろいろ生まれていくっていうね。この辺もやっぱり面白いところですよね。誤解を招いたり、暗躍する奴がいるおかげで罠にハマっていく人たちっていうのが出てきたりね。
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そこに対して主人公の強さがどうとかはやっぱりあんまり関係なくなってきてますね。
だから最初で転生物でありがちな、テンプレートに乗った簡単な作りみたいなのは当然とっくに崩れてなくなってて、ロールプレイングゲーム40時間50時間でクリアするようなロールプレイングゲームをプレイしているような感覚で見れるアニメ。
これ原作は小説あるいはノベライズだったりするんで、これがちらっとこのウィキペディアで見ると18個の編に分かれてるんですよね。
で今アニメでやってるのが7とか8とか、この辺はまだ見てない部分に入ってくるんですけど、第7章第8章第9章ぐらいの話で、小説というか原作が18章まであるので。
作者はスライムとかを強く見せようとか思ってるのかなって最初思ってましたけど、そういうゲームとかファンタジーもちろんそういうのも好きなんでしょうが、それよりはこの人は将棋とかが好きなんだろうなって気がしますね。
僕なんかとてもこんな地略戦みたいな国を動かす地略戦みたいな話は思いつきはしないんですけど、こういうのが思いつける人ってやっぱ将棋とかが好きなんだろうなって思いますね。作者についてはよく調べてないんでこれは推測ですけどね。
ということでですね、このビッグタイトルとなっておりますアニメ、もうすでに25話25話が1期2期そして今第3期をやっていると。小説に至ってはこれがアニメで何期分に相当するのかわからないけど18の章に分かれていると。
さらにスピンオフとかいろいろあるんでね。これなかなか天性者として思って僕と同じように嫌いしてる人も今言ったような感覚で見ていただけると非常に人はハマるんじゃないかなと思いました。
だから子供たちには難しいと思うんですけどめちゃくちゃ子供たちも続きを見よう見ようとしますね。書いたら点すら見ていいみたいな。君たちもう意味わかんなくなってないって思うんですけどね。
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でもそういう大人が楽しめる部分とは別に子供から見てもやっぱりキャラクターの活躍とか動き可愛さとかかっこよさとかはあるんでしょうね。だからやっぱりとはいえ途中飽きてる感じはあったけど見たい見たいとは言ってますね。
はいということで今まだ第3期まだ続いている途中なのかなよくわかんないけど。これもねまた一つの面白いなんか進撃の巨人並みに楽しめそうな感じになってきているのでぜひぜひこれで興味を持たれたら。長いけどね。この3連休でずっと見てましたけどね。子供たちは僕はチラ見チラ見しながら追っかけてましたけど。
3期に入ってからね結構ガッツリ見てましたね。会議ばっかりしてるんで。でも会議の話が面白いんで話見逃したくないっていうので結構見ちゃいましたね。妻に怒られながらというお話でございました。
うわー40分語りましたよ。なかなかの対策になったんじゃないですかね。岡田斗司夫みたいな解説ができてきてるんじゃないかなっていう気が勝手にしてますけど。はい。ということでもし最後まで聞いていただいた方はメンバーシップの方に限られるんでしょうけどありがとうございました。終わります。以上です。お疲れ様でした。ではまた。宮剣でした。