三毛別羆事件の発端
2025年10月24日現在、全国の死者は9名、人身被害は108名、北は北海道から南は兵庫県あたりまで、史上最悪の死傷者数を出しております。
もはやこれは、対岸の火事ではありません。
町中でも起こりうる災害となっておりますので、くれぐれも油断されないよう、
東京MITSULOWコレクション、どうもMITSULOWでございます。今日のお相手はこの方々です。
バブさんです。チランス矢村です。どうも、こんばんは。
ということで、緊急で録音しております。全くこのポッドケースは速攻性がないのでいいんじゃないですか。
これ出るの何週間か経っています。緊急で回しております。
さあ、今日はチランスさんがやっていただけるということで、早速本題に行きましょう。今日は何でございましょうか。
三毛別羆事件と後日談です。
三毛別羆事件、これはWikipedia三大文学の一つですね。
そうなの?MITSULOWさんはこれ知っているの?
知っていますよ。すごい有名な話ですよ。Wikipediaを読んでいただくと一つの文学になっています。
すごい詳しく書いてある。
ということで、全国で広がるクマ被害に対して今日はこの三毛別羽羽事件を掘ると共に継承を促そうということで、
ジラース熊田さんがやってくれるということで、
ジラース熊田さんと熊さんと熊朗でお送りします。
あなたの名前は熊さん。
バブに熊って書いてないもんね。
熊さん。あなたは熊さんです。
レオナルド熊みたいな。
私は熊朗です。
熊朗。
今日は日本でかつて起こったインサンな羽羽事件についてお願いします。
よろしくお願いいたします。
インサンで有名で、
同一の野生動物による被害、殺傷事件としては世界丸に見る最悪の事件ということで、継承をならすべくご説明をしていきたいと思います。
事件の場所ですね、舞台となったのが北海道の北部ですね。
結構北の方ですね。
当時の住所でいくと、
鉄潮の国、戸前郡、戸前村、大和座、敵ビル村、三家別、五良農地6号新区画、開拓村区六千沢という長い地名です。
さすがですね。開拓感が半端じゃないですか。
半端じゃないですよね。
これ今、三家別ひぐま事件というので名前で有名ですけれども、当時は戸前ひぐま事件と言われていました。
戸前。
戸前郡、戸前村で起きたということで。
そしてこの事件、どのようにして起きたかというところで、まずは全庁がありました。
惨劇の予兆。
ドッキリですね。
現在は1915年11月頃。
開拓間もない頃ですね。
11月頃にはひぐまによるトウキビ、トウモロコシの食害が干していてですね。
うちの木下で干していたトウキビの食害が見つかって、ひぐまの姿も既に目撃されていました。
当時の人々はひぐまの姿は山林に現れるものと思われていて、人間が襲われることはないだろうと思っていたんですね。
しかしだんだんひぐまによる家のトウキビの被害が増えてきて、
ついに11月31日、人火に侵入したひぐまへ両銃で発砲しました。
しかしそこで仕留め損なって、かすり傷で逃してしまいました。
このひぐまが後々の甚大な被害をもたらします。
あ、なんか若カウトみたい。
襲撃の詳細
確実にあれの根幹にはあるでしょうね。流れ星銀の根幹。
そしてそうこうしているうち、運命の12月9日がやってきました。
その日、村の男たちは木材の伐採、運搬作業に借り出されていました。
家には女房と幼い子供が残るだけになりました。
作業員の一人太田は、他家の預かり子の美清という子供と、
妻の真由、寄宿人同居人の長松陽吉、通称織戸と暮らしていました。
その日、太田と織戸は家に、幼い美清と真由を残して作業に出向いていました。
この時、美清はなぜか、一緒に連れてってくれ、一緒に行きたいって泣いて、
根幹したのをなだめて置いていきました。
フォース観音者なのに。
織戸が昼ごはんのために家に戻ってくると、
静まり返った屋内の囲炉りの片隅で、
うつむいて座っている美清の後ろ姿がありました。
なんか怖い音が鳴ってきます。
囲炉りの音です。
聞こえますか皆さん、囲炉りの音がしています。
臨場感がありますね。
織戸はですね、いたずらのつもりで美清の顎をくすぐりました。
ぐいぐいと。
そうしたら織戸の手には大量の血がこびりつきました。
美清の喉元は鋭くえぐられて、絶命して座っていたんです。
美清。
織戸は美清が死んでいたこと、そして眉が行方不明になっていたことを仲間に急いで伝えました。
お家に戻っていくと、見たこともない動物の足跡、
そして体毛が付着しており、
これが人間の仕業ではなく、冬眠できなかったヒグマの仕業だということが分かりました。
そして眉が連れ去られたことが、点々と残る血痕で分かりました。
そして眉の捜索隊は、家から150メートル離れた戸戸松の根元で、
巨大なヒグマと眉の遺体を発見しました。
捜索隊がヒグマに向かって発砲をするのですが、
手入れが行き届いていなくて、打ち損じてしまって逃がしてしまいました。
入室経路ですね。窓から入って、囲炉裏にいる美清を瞬殺して、
寝室にいる眉を食害して連れ去っていった。
その夜、夜半に美清と眉の死体の一部を取り戻して、
艶がしみやかに大竹で取り行われました。
艶の最中に大きな撃突音が家に響きました。
そして美清と眉が安置されている場所に、巨大なヒグマが現れました。
何回来るんだよ。
ヒグマは獲物を取り返しに来たのです。
人々は大声で威嚇し、ヒグマはその場を去っていきました。
大声、大きな音にはちょっと警戒するんだね。
ヒグマが立ち去っていった先のところには、川下500mほど離れたところに、
苗家家というお家がありました。そこがターゲットです。
苗家の当主安太郎の家には妻弥生、長男の力造、次男の雄次郎、
三男の金造、四男の梅吉、長女久野の6人がおりました。
主人の安太郎は留守にしています。
そこへ川上から避難してきた齋藤武、その三男岩尾、四男春吉の3人、
さらに用心として大竹の寄宿人、さっき言った織戸の総勢10人がそこにいました。
ヒグマが大竹を襲撃したその10分後、苗家家が餌食となります。
吹雪の中、ヒグマがゆっくりと苗家家に近づいていきます。
そしてヒグマが苗家家に撃突します。
当時の家は全然普通に破られちゃうんですね。
頑丈な壁だったりしないからね。
苗家家に侵入したヒグマは焚木やランプを消し出し、
暗闇の中でヒグマの咆哮と荒い息遣いが家の中に響きます。
まず弥生に背負われていた幼い梅吉はヒグマに噛みつかれ即死しました。
転倒した弥生はヒグマに馬乗りにされ、頭を噛みつかれ重傷を。
後に幽二郎を連れ出して逃げ出すことに成功します。
物陰に隠れようとしていた織戸は、
前腕、お尻から右内ももの筋肉をえぐり取られました。
重傷を負います。
その様子を見て泣き叫んでしまった金像は一撃で叩き殺されます。
弥生は打撲で前腕から大腿部後面まで骨と皮膚だけになる重傷を負います。
その後病院へ搬送中に死んでしまいます。
すごいな。
さらに春吉も一瞬で撲殺されました。
さらに悲劇を襲います。
竹は子供たちの弾松間の叫びを酔い聞いて、思わず身を乗り出してしまいます。
竹は臨月でした。
竹は腹を破らんでくれ、喉かき切って殺してくれと叫びます。
子供を守るために。
そして熊に首元を噛みつかれます。
なんでちょっと言葉通じてるんですかね。
竹の声は小細いうなり声になり、ひぐまは腹から胎児を引きずり出しました。
そして竹と幼い胎児は殺されてしまいます。
有名なとこですよね。
野生動物の捕食する姿を見るとわかるんですけど、
まずはお腹の中にある内臓を食べるんですよ。
栄養価が高いからね。
力象は穀物だわらの陰に隠れて、必死に息を殺して身を隠して助かります。
力象はこの惨劇の一部始終を見ています。
長女のヒサオは必死死んし無傷でした。
死んだふりで生き残ったのではなくて、
ひぐまが竹やその他の人たちを襲っていたので目もくれなかったのではないかと言われています。
死んだふりが良かったわけではなくて。
たぶんここから死んだふりが有効なんじゃないかという続説が出てきたと思います。
そしてこの惨劇を察知した約50人の討伐隊は苗家の家を取り囲みます。
しかし屋内は暗くてひぐまの位置が特定できないので誰も乗り込むことはできません。
討伐とその後
下手に乗り込むと自分が犠牲になります。
討伐隊は穴から響く惨劇を聞いてひぐまが出てくるのを待つしかありません。
家から出てきたひぐまを討伐隊が発砲しましたが、
不発だったり暴発したため仕留め損なってまた逃がします。
何してるのさっきから?
ひぐまが人間を襲うことはないと鷹をくくっていて日頃から銃の手入れを怠っています。
これがやっぱり惨劇が広まった原因です。
うまくいかないな、討伐隊。
50人もいたな。
一連の死傷者は胎児を含めて死者8人、重傷者2人でした。
苗家は囲炉裏からひぐまが侵入し、次々と人が襲われました。
この時間は午後8時50分から午後9時40分ごろ、
5日1時間にわたって繰り広げられました。
ついに大規模討伐隊が編成されます。
集落のおうち15軒中10軒が被害にあって壊滅的な打撃を受けたので、
そんなにやられた。
海宅民たちは下流へ避難をしました。
当然集落は閉鎖されることになりました。
重傷者は事件発生から3日目でようやく病院にたどり着きました。
歩いて担いでいきますからね。
頭かじられてる人とかいるんでしょうね。
12月12日、事件発生から4日後ですね。
熊谷本部が下流の大川家に設置されました。
警察、陸軍、北海道庁により
のべ600人からなる大規模な討伐隊が編成されます。
ヒグマはこれ以上深く入り込まないように
ここで踏みとどまって討伐することに決まりました。
下流に行くとさらに大きな集落があって
さらにですね、逃げ場が広がってるんでね。
そこを下流に行ってしまうと範囲が広がってしまうので
三毛別羆事件の発生
そのために遺体を取り落としてですね、大竹に集めます。
遺体を。
熊は獲物を自分のものと決めたらですね
必要に執着する習性があるので
その遺体をですね、大竹に集めておびき寄せます。
インサンな作戦なので
反対する意見もあるかなと思われたんですよ。
家族が嫌だろうね。
しかしあまりにも悲惨な事件なのでですね
誰も反対する人はいませんでした。
作戦が実行されます。
ヒグマは家に近づいて様子を伺います。
やっぱ来るのね、ちゃんと。
家の中に入れば一斉に射撃する用意ができていました。
しかしヒグマは頭がいいのでですね
警戒して家の中には入らず逃げていきました。
ちゃんと分かってるんだね、殺気を感じるんだね。
ヒグマは頭良くてですね
雪で足跡がつくじゃないですか
それで自分の居場所が分かるので
足跡を後ずさりしながら辿って行って
雪をくらましたりします。
頭いい。
内営町の領友会の人が
ヒグマを相手するのは
米軍の特殊部隊を相手するようなもんだって
前に言ってたんですけど
そんなに進出規没というか
ちゃんとやるんだね。
やがて討伐隊は600人もいるのでですね
次第に追い詰めていきます。
なんとか追い詰めているのね。
その討伐隊の中に伝説の漁師
山本平吉さんが加わっていました。
山本平吉さんは討伐隊とは別にですね
たまたま付近で漁をしていたんですが
漕いがかかって加わることになりました。
山本さんはかつて
サバザキ包丁、小型のナイフみたいなもので
ヒグマを仕留めたことがあると言われています。
すごい。
それでついたあだ名が
サバザキの兄貴です。
かっこよ。
サバザキの兄貴です。
山本さんは生涯で約300頭
クマ撃ちを成功したと言われています。
でもやっぱり撃つのはね
サバザキ包丁だけでやるすごいやつ。
バイオハザードのナイフプレイみたいなことはしないです。
サバ兄貴頼みますよ。
山本兵器屋さん
日露戦争の時に従軍した時に
被っていた軍帽を使ってですね
常に着用していました。
山本さんの使っていた
狩猟に使っていた銃はですね
日露戦争で従軍した時に
ロシア兵からよかったものを使っていました。
かっこいい。
サバ兄貴。
ただ酒癖が悪くてですね
借金をしていたり、喧嘩っぱええところが
しょうがないわ、そりゃ。
ちょっと敬遠されていたところがあるんですけど
ただ熊を出したらやべえぞ。
伝説の用心を頼むしかないと
参加しました。
山本さんはですね
やっぱりその
討伐隊とは別行動を取ります。
運命の12月14日。
一時の日だ。
はい。
山本さんは討伐隊とは別の単独行動を取ってですね
山の上の水ならの幹で
討伐隊から銃撃を受けて
傷を負ったヒグマを見つけます。
そしてヒグマは木の上からですね
討伐隊の様子を伺っています。
討伐隊の活動
上?
山の上ですね。
下を覗いて討伐隊の流れを見て警戒しているんですね。
山本さんはヒグマに20メートルほど近づき
心臓付近に銃を一発放ちます。
さらにもう一発。
一発目の銃弾が心臓付近に当たります。
その時すでに致命傷を負っていたんですが
ヒグマは最後の力を振り絞って山本さんに襲いかかります。
兄貴やばいぞ。
二発目でですね
頭部に命中してついに絶命しました。
やっぱ頭を撃ったら一発なのかね。
そうですね。
難しいから頭動いてる。
ただ頭部の前面は骨が硬いので
そうなんだ。
そうなんですよ。
米紙とか置かないと。
米紙とか置かないと。
難しそう。
こういうところね。
なので20メートルぐらい近づかないと。
20メートル結構あるけどね。
ヒグマは時速60キロで走るので
やばいやばい。
20メートルは本当にもう
すぐだ。
数秒です。
当時の寮銃は単発式なんですよ。
村田銃っていう。
構える時に
押さえている手で
次弾を二発目三発目を指に挟んでおくんですよ。
すぐリロードできるように。
そういう状況の中
ヒグマを倒しました。
やっぱり流れ星銀に出てきたじっちゃんも
村田のうちに使ってたね。
武田のじっさま。
倒伐したヒグマの体長は2.7メートル。
2.7メートル。
体重は340キロに対していました。
怖いよ。
340キロ、それで旬便なんでしょ。
怖い。
私、すみません。
北海道のクマ牧場で
ヒグマを見たんですけど
マジででかいですよ。
ヒグマって大きいの?
もう動けないですね。
上からエサ投げて
おいちょうだいみたいなのを見るじゃないですか。
あれ、下に降りれるんですよ。
で、クマと同じレベルに行って
鉄製の囲いの中から見るみたいな。
ちょっとしたサファリパークみたいなことがあるんですけど
来るじゃないですか、目の前まで。
動けないくらいでかいですよ。
怖いね。
クマもわかってて
俺たちの目の前で
ヤオラ交尾を始めました。
しかもこっちを見ながら。
女子たちがキャーキャー言うじゃないですか。
それが面白いみたいで
こっち見ながらやってました。
おたまいいんだ。
いいのか悪いのかわからない。
サービス精神。
当然それで俺たちがエサやりましたから。
男子はそれでお前はなんてすごいんだっていうことで
それでエサもらえるっていうことももうわかって。
おたまいいね。
すごいクマの交尾師をお見せされました。
怖かった交尾師っていうのもでかいから。
迫力すごそうです。
すごかった。
すごそうですね。
という三郎クマ牧場の思いで。
貴重な経験ありがとうございます。
めちゃくちゃ怖かったです。
貴重な経験ありがとうございます。
それだけでかいヒークマだったので
冬眠できなかったんですよ。
冬眠体が入る。
穴ねえか。
見つからなかったという。
穴がないってこと?
はい。
あれかと思った。
手傷を負ったから痛くて寝られなかったのかと思った。
後に知るんですよ。
それもやっぱりあります。
ヒグマが人を襲った理由はいくつかあるんですけど
それもやっぱりあるんですよね。
で、冬眠できなかったヒグマのことを
穴持たずって言うんですよ。
穴持たず。
はい。
このヒグマはけさがけのようなんですね。
毛皮の模様がついていました。
ヒグマはついに仕留められました。
ヒグマの肉はみんなで食べて。
みんな食べちゃったんだ。
はい。
なんか食いたくないなあ。
そうですね。
胃の内容物を調べたら
やっぱり人間の体の一部と胃腹の一部が見つかって
このヒグマが重害の兆候になるということが特点でした。
それがレプリカなんですが
その三ケベツの事件のところにある
今見せてもらってるけどやっぱりデカ。
デカいですよね。
本当こんなんだったね。
今三ケベツにちなみにこういう資料館じゃないけど
再現されている施設があるんですよね。
事件の教訓
あります。
自分は行ったことないですけど。
デカいよ。
家の屋根くらいまであるよ。
ちょっとした大魔神みたいな。
ゴジラじゃないですか。
そうですね。
こわ。
この当時のお家は木と藁でできたようです。
木と藁が通信されたらひとたまりもない。
ひとたまりもないですよ。
この事件から教訓があります。
お願いします。
ヒグマの出没がたびたび確認されていてもですね
警戒心が薄かったことが一つあります。
銃の手入れを怠っていたりとかですね。
ヒグマの生体に精通している人たちを呼んで対策を取らなかった。
どうせ来ないだろうと。
被害が広がった理由の一つです。
そしてヒグマを完全に仕留められず
手追いの状態で野に放ってしまったわけですね。
それはやっぱり良くないんだね。
凶暴になってしまいました。
切れてるってこと?
はい。
この野郎と思ってるけど。
熊はブチ切れさせちゃったんだ。
まずいな。
そしてヒグマにとってですね
遺体は所有物になりました。
折れんだぞと。
それを家に残して
そのまま置いておいて避難せずに
持ち帰ってですね
ツヤで前葬儀をしていたので
その獲物を求めて襲撃されたと。
ツヤぐらいするわね。
ポッとこけないからね。
その前にやっぱり
生態に熟知している漁師に声をかけて
これ取り返しに来るぞって言ってもらわないといけなかった。
いけなかったってことです。
そしてよくですね
熊は火を恐れると言われているんですが
獲物はだいたいそういうイメージが
この事件の時はですね
ヒグマはイロリがあろうが
松明があっても脅威反応は示さなかった。
続説だ。
火を怖がるというのは続説です。
そしてヒグマはですね
非常に警戒心が強いので
人間の罠にはかかりません。
そして獲物に対する執着心が強いので
遺体やそのものをですね
回収すると横取りされたと思ってですね
取り返しに来ます。
今回のヒグマは
一番最初に被害のあったオオタケを
必要に何度も襲撃していました。
実際にですね
ヒグマやツキノマグマに襲撃された人のうち
三毛別羆事件の影響
約半数から半数を超えた人たちがですね
クマスズとか
そういうクマを避けるための装備を
身につけていなかったと言われています。
やっぱりそれなんだ。
警戒心が薄いと襲撃されやすい。
これはちょっと東北の方
今聞いている方いらっしゃったら
すぐ銃の手入れしていただいて
そうですね。
ジャラジャラと。
鈴の効果あるんですね。
でもそれも
やっぱり慣れてくると
効果をなさないといけない。
結構慣れるらしいからね。
そしてこの事件によって
衝撃を受けた人がいます。
ご実談としてこの事件に
衝撃を受けて
マタギを決意した
大川春吉さんという方がいらっしゃいます。
この大川春吉さんは
クマ狩り本部が置かれた
大川家の長男。
事件発生当時6歳。
マタギってのはあれですよね。
クマ打ちのことですね。
クマ打ちのことです。
6歳。
当時6歳でした。
大川さんは
運ばれてくる遺体
戦慄し
クマを憎むようになりました。
そして当初の父親から
領主となって
死者一人に対して
10頭のクマ打ちをしろと
託されます。
そして大川さんは
狩りに来たアイヌや
に教えをこえて
クマの習性を
アイヌの人はやっぱり詳しいのね。
教えてもらったり
そして伝説のマタギ
山本平喜一さんに
弟子入りをして
サバの兄貴?
サバの兄貴に弟子入りしました。
漫画みたいな話になってたな。
そうか。さすが。
そして一人前として
一人で寮をすることになります。
しかしですね
当初は
あの3ケ月の事件が
脳裏に焼き付いていてですね
恐怖でなかなか
打つことができませんでした。
でしょうよ。
初めてクマ打ちに成功したのが
独り立ちしてから
11年経ったこと。
11年。
結構クマは難しいと言うよね。
そんな都合よく
出てきてくんねって言うよね。
しかも確実に進めるためには
できるだけ近づかなければならない。
使っている寮銃は
単発式なので
一発打ったら
素早くリロードしないといけない。
走行している間に
ヒグマが近寄ってきて
打ち損じたら
自分の身が危ない。
というトラウマに囚われていました。
11年。
すごいな。
ただそこで
11年目にして
初めてクマ打ちに成功し
そこから
落ち席を取り戻して
クマ打ちを始めます。
馬騎で言うところの
童貞を捨てたってやつですね。
馬騎で言っているところは
初めて人を殺したっていう
そうです。
オリバーの。
今度はいらないですか?
はい。
はい。
あれ?
気分の悪い回は
やめてもらっていいですか?
やがて大川さんは
命またぎと呼ばれて
引退するまでの
37年間のうちに
102頭を仕留めました。
そうだ。
オリバーじゃなくてガイアでした。
ガイアでした。
カットするんで
やめてもらっていいですか?
どこカットしていいか
わからなくなるので。
なんだっけ?
大川さんは
生涯102頭のヒグマを
仕留めました。
兄貴何頭だっけ?
300頭だっけ?
300頭。
サバの兄貴はすごいな。
サバの兄貴だいぶ
持っていると思いますよ。
持っていると思うんですけど。
300頭だったねと言って
そんな感じ?
兄貴酒口悪いからね。
邪気もあるしね。
もう500銭の杯みたいな感じですよ。
なるほど。
大川さんは
熊打ちをするために
タバコは一本も吸いませんでした。
匂いがね。
匂いでばかり。
あとは神聖な山に入るために
お酒も一滴も飲まなかった。
またぎやの。
山に入ったら
熊の悪口は一切口にしない。
熊の悪口?
よくわかんない。
アイヌの人たちにとって
ヒグマは神様なんですよ。
そっか。
アイヌの人に教えを
こう思ったから
色々精神が。
アイヌの熊は変わらないんですか?
変わらない。
変わらないんですか?
変わります。
神様は買っちゃうの?
アイヌは
買って成功した獲物は
神様が与えられたものという考え方なんです。
神聖なものではあるんだ。
悪口言っちゃいけない?
いけない。
ヒグマのことをアイヌの人たちは
ウェンカムイって言うんですよ。
カムイは神様ですからね。
そっか。
はい。
そして
引退した後
息子もまた
両親になりました。
大川さんは
狩猟を続けていくうちに
最初は
最初は
ヒグマの憎しみだけで
熊打ちをしていたんですが
だって十倍返しの教えがあるからね。
はい。
十倍返しの教えすごいっすね。
熊打ちを続けていくうちに
ヒグマの生態や
自然との関わりを
感じてですね
本当に悪いのは
熊ではなく人間の方じゃないかと
思うようになりました。
要はその
被害が出てないのに熊を見つけただけで
殺してくれっていう要請があったり
人間の例えば登山で置いていった
ゴミとか生ゴミを食べて
洗われたりとか
原因、人を襲う原因は
ヒグマではなく人間の方にあったんじゃないかと
葛藤するようになりました。
今もまさにそういう意見を言う人はいますね。
いますよね。
熊打ちをしているお母さんや両親たちは
自然や熊に敬意を持って
向き合っているということですね。
ゲゲゲゲの鬼太郎みたいな話になってきましたね。
ちょっとわかんないですけど。
だいたい妖怪が人間を襲うのにも
理由があったりとかして
結局人間が悪かったみたいな話になりがちじゃないですか。
鬼太郎に出てくる人間は
ネズミ男が軽蔑するくらいですから。
そういう時もあるよね。
本当にどうしようもないよ、あいつらみたいな。
そして大川さんは1977年に
地元の三景神社に
地元の人たちとお金を出し合って
ヒグマの事件の
慰霊碑を作りました。
亡くなられた8名の方々と。
そしてヒグマ自身も慰霊をする目的ですね。
熊貝と書いたほうが雄貝って読むんですか。
これ雄貝です。
熊と書いて雄って読みます。
そして事件発生から70年後の1985年
70回記の法要は取り行われました。
その中で大川さんは
公園を頼まれました。
これ息子?
大川さんは春吉さん本人です。
もう76歳になっていましたが
健康で元気だったので公園に立ちました。
壇上に上がって
挨拶をしようとした時に倒れてしまいます。
そしてそのまま亡くなってしまいます。
屈しくも大川さんが倒れて亡くなったその日は
初めて3軒別の事件が起きた12月9日でした。
なんやと?
ちょっとシンクロニシティ。
事件発生から70年後のその日に
熊の居礼儀の挨拶で死んでしまったと。
大川春吉のマタギとしての成長
どっちの呪いですか?
関係者の人たちは口々に
何か目に見えない存在
運命のようなものを感じました。
この3軒別の事件って悲惨な部分だけばかりクローズアップされるんですけど
実際その後の後日談もあって
こういう
大川さんみたいな人が出て
大川さんが熊狩りをしたことによって
熊の被害が劇的に下がったんですよ、その間。
食べ物食べられちゃったりとかのあれが?
それだけやっぱり功績を残したんですよ、大川さんに。
全国の熊被害の中でも北海道はまだ今少ないのは
大川さんの遺産があるのかもしれないですね。
熊の生態と人間の関わり
思ったより北海道の被害は少なかったんですよ。
秋田が岩手あたりがダントツで。
でもヒグマじゃないんだよね。
あー、そっかそっかそっか。
さっき見たヒグマみたいなのが市街地に出てきたら終わりですよ。
終わりですね。
月野はまだちっちゃいもんね。
半分ぐらい。
ただやっぱり半分でもデカい。
半分でもデカい。
今三尾さんからお話があったように秋田は岩手が多いんですけど、
実は東京もですね、ウカウカしてられないという。
そうなんです。
国でですね、熊の目撃情報をアプリにしたクマップっていうのがあるんですが、
名前。
目撃情報を見てください。
八王子市、目撃あります。
秋野市、日野市。
日野市でもあんの?
奥多摩なんかバリバリですよね。
八王子の山伝いに来れば町田ぐらいまで来れそうだし。
だから、田舎の話だろうなと思ってる人は危ないですよ。
三尾さん今日帰ったら銃の手入れしてください。
あと熊の悪口絶対言わないでください。
お酒飲んじゃダメですよ。
全部ダメじゃん。
そっか、熊の悪口言いながらお酒飲んで銃の手入れもしてないですよ。
まずいですね。
というのが今回の暮らしでした。
バブさんどうでしたか?今日の話を。
クマさんですね。
バブクマさん。
クマさんとしたらちょっと怖いし、
メガソーラーとかダメなんじゃないの?
あるかも。
結局そういう話になってくるね。
すごい社会的な話。
社会派ですよ。
クマさんなんだから。
クマさんですからね。
そういうとこありますよ。
三毛別羆事件の解説
今日の結論としては、
メガソーラーは百がやって一理なし。
一理ぐらいありそう。
メガソーラーをやめよう。
TMCはそういう感じですね。
そういう活動をしていきます。
あれのせいで熱海の水害とかも起こったんでね。
あれメガソーラーです。
確かそう言ってました。
ちなみにこの3キャベツの事件ですね。
参考文献ですか?
参考文献としてですね、
宮町に勤めていた木村盛竹さんという方が
道国の谷というレポルタージュを残しています。
生存者や関係者に聞き込みをしてですね、
この事件を残しています。
その事件を元にして、
小説家の吉村昭氏が
クマ嵐という小説を書いています。
これ有名ですよね。
有名です。
すごいタイトル。
クマ嵐と道国の谷という。
クマ嵐、表紙怖すぎる。
怖いですよ。
大川さんに関してはですね、
吉村昭さんの短編集、
トドという短編集の中で
銃を置くという話があります。
この話かっこいいんですよ。
大川さんが最後の熊内に行く時にですね、
熊内に向かいながら
過去のことを10回していくという話です。
やっぱりインパクトでかかったんでしょうね。
本になるということはね。
そして間違いなく流れ星銀河にも影響を与えてますね。
そうですね。
赤兜の側筋でケサ掛けっていますからね。
いたよね。
そうそう。ケサ掛けって聞いた。
あれなんか聞いたことあるなって思った。
まず側筋ってとこは気になりますけど。
片腕の重さと
まだらとケサ掛け
組織図みたいなのがちょっと気になりますね。
側筋が気になりますね。
しかも赤兜は確か頭に銃弾を受けて
脳みそを少しかすめて
なんかバカになって
凶暴になってますね。
成長が止まらなくなって
かすいたいです。
脳かすいたいに損害を受けて
それで成長が止まらなくなって
何メートルもの巨大グマになってしまう。
完全にこれが元ですね。
あの漫画面白いからまた。
流れ星銀の影響
ということで流れ星銀ですか?銀河ですか?
銀河流れ星銀。
銀河流れ星銀っていう漫画ですね。
犬漫画ですね。
あれ名作ですからね。
犬と書いて男と読みますから。
かっこよ!かっこよ!
いいですね。犬と書いて男。
男と読むのは熱いですからね。
熱いね。
カンと書いて男よりよっぽどすごいですね。
よっぽどすごいね。
この犬があって今悪い意味で言われるけど
あれ男っていう意味ですかね。
北海道にいるシベリアハスキーのワンちゃんたちが
津軽海峡を泳いで渡って
赤カブト討伐に加わるんですよ。
援軍みたいな感じでね。
ハスキーちゃんたちが来てくれるんですよ。
男たちが。
白狼が。
かっこよ!
海を渡ってね。
その銀の子供が。
銀の話もういいですよ。
孫まで出てきますから。
すごいんだね。
銀の息子のウィード。
ウィードの息子のオーリオン。
そこまではわかんないけど。
オリオンくらいまで行くとつまんなそうです。
ウィードの敵すごいですよ。
ロシアから軍用犬が海を渡って北海道に来る。
また海渡ってくるのかい。
北極熊とグリズリーのハイブリッドが
襲ってくる。
熊は熊ですごい進化をとるね。
少年漫画屋のずっと。
もういいって。
赤目の話したかったのに。
赤目かっこいいですよ。
人間の赤目。
赤目かっこいいじゃないですよ。
僕紅桜ないですよ。
うるさいよ。
ということで今日はこんなところでございます。
もう相手はミツロウと
クマロウと
クマさんと
クマダでした。
ジラスクマとね。
クマダでした。
クミアダね。
クミアダ。