なんか納豆ご飯やけどおいしいねとか、
そんなんで良くなってきた。
それはなんか工夫がある?それかもう意識を変化させただけ?
そうそう、ここだけ。
頑張らないようにする?
そう。
でもさ、ここを変えるとさ、なんとなく見えやすくなるから、
工夫の仕方が上手くなったりとか、
時間の配分がさ、なんか気づいたら上手くできるようになってたりとか、
そういうのはあるよ、現実的に。
まあそうやね。
でも一回さ、出たら長いやんか、
それは面に何回もあるからさ、
例えば今日の夜みんなとご飯食べに行ってくるわっていう、
お母さんのポジションとはちょっと違うけど。
面が違うよね。
やっぱ許さないと回らない現実を突きつけられるとこあるかもね。
まあ何回も行くことでそれに慣れてくるのもあるから。
お父ちゃんと子供たちがな?
自分も。
汚くてもいいかとかさ。
やっぱ慣れか。
何事もチャレンジして回数してこなして。
だからさ、その時にさ、最初絶対上手くいかないとこって出てくるから、
そこを許すっていうか認める努力は必要かもね。
そこは頑張りどころみたいなのもあるかもね。
許すとこに努力を進めるな。
なるほどね。
今言うてんのは工夫は多分あんねんけど、
小さい工夫の積み重ねすぎて、
それを日々の中で思いつくにはまず自分の意識を変えようっていうとこの方が大事。
それを変えようとすれば、
その日々の小さな工夫というか技は後からついてくるみたいな話やんな。
自分の気が整ってたらさ、その場その場で必要なことができるから、
あれはこうで、あれはこうでっていうのは私も得意じゃないし、
でもその時にうまく動けたらさ、うまく回ってそれでいいわけだから、
そういうタイプなのかな。
だいぶじゃあ4年目の今年はずいぶんやりやすくなっている。
なってる。
進化、成長。
4年目ってことは下の子もちっちゃかったときは一緒に行ったの?
行ったことあるね。
マンは5番目と6番目が多分3歳、4歳とかのときに行ってるね。
大変だったな。
大変よね。
でもそこで大変やからやめようって普通思うけど、やるぜってなったところが一番ポイントやな。
そうやね。もともとだって家族で旅したいっていう気持ちがすごい強いから、
なんか父ちゃん一緒じゃない、全員一緒じゃないけど一緒に行ける子で回ろうみたいなのはやっぱり今でも思ってて、
それはなんか行きたい人みたいなそういうのを一個ずつ。
そう、でも今回は一番下は断ったけど、ごめん無理とかって。
行きたいって言ったけど。
なんか行く先で大人ばっかり過ぎたらちょっと大変やろうなとかね。
場所によって。
6人とも割と行きたいの?
最初の頃はそうだったけど、今なんかだんだん学校好きになってるメンバーが増えてるから、
行ってらっしゃーいってなっちゃう。
2、3、4番目は結構学校行けてて、だから大丈夫。
寂しい。
母ちゃん寂しい。
行こうよって命の祭りも結構2日前くらいまで毎日電話かけて、絶対楽しいよって。
行こうよって。
飛行機買ってあげるよって言ってた。
嫌って言われた?
うん、大丈夫って言われた。
大丈夫。
みんなで行こうって思うときやる?今後?全員で動いてみよう。
絶対やりたいよ。特に海外行きたい。
行きたいよね。
旦那さんはみんなで旅をするのが好きなタイプ?
楽しんでくれるけど、今は畑とか海とかが好きやから、移動しなくてよくなってて、そういう時期だね。
なるほどね。
満足してる。
そうそう、満足してる。でもいつか行こうねって感じ。
それはお互いのバイブスがあった時が一番いいタイミングかもな。どっちかが引っ張り回すよりね。
そうなんだよね。大変やしね、私だけで企画してさ、いろいろ予約とかこうするとかさ、無理やな。
なんかでも子供いっぱいいたらさ、誰かの受験やったりとかなんかこうさ、あって、今度旅行くねんけどさ、考えてみたらあんまり行けるときないやんとか思って。
一緒。
早く行って、なんかタイミングないなみたいな。
ほんまに?
うん。コロナやったりとかしたし、その後誰かの受験とかまたなんかあるもんな。
あるね。その隙間を縫って行くしかないよね。
そうだね。その隙間ってあんまりないなって気づいてさ、前はなんか早く一人でどっか行きたいって思ってたけど、隙間がないってなって。
チャンスがお金ないとか言ってんといいかなと思った。
で、お母さんとかもなんか年取ってくるさ。
ねー。めっちゃいい人。
子供がもし大人になったら、それこそ仕事とか始めたらいけんやんしな。
そうだね。
もう一生全員揃うことはないんじゃないっていう気はするよね。
え?
え?せへん?
コロナ。
まだいけんじゃん。
うん。まだ脳みてぇしててないよ。
そっか。
行きたい。行きたい。
だから逆に一人はいつでも行けるんやなって思って。
そうだよね。
変わった。なんか。
めっちゃおもしろいもんね。家族みんなで旅するの。
なんか大変じゃないとか言われるけど、おもしろいよね。
おもしろい。
大変なこと多ない?
でもなんかそれでさ、旅日記とか書いたりするやん。
子供がおらんくなったら何も書くことないやろなとか思う。
あ、そうなん?
子供がどうしたとか書いてるから。
まあ多いよな。
書いてるんや。
うん、書いてる。
すごーい。
これからもこういうこう旅しながら。
そうだね。楽しいから旅続けていくんだけど、
だんだんさ、こうやってみんなとつながりだしたら、
みんなに一番とに来てほしくて、
そういう場所を作りたいって思ってて。
いいところがあったら、そこで撮影もできるし、
みんなが来て泊まってもらえて、
みんながこうやってワークショップしてくれたり、
ご飯作ってくれたり、
そういう場所ができたら最高だなと思う。
ライブとかね。
できそうな物件がある?
まだその具体的にはないけど、
でもなんとかしてできる気がしてるから楽しみ。
ほんまに。お砂糖作ってるのとかも見たいしな。
そうじゃね。
そうね、お砂糖作ってるな。
サトウキビ畑を作ってて、旦那さんが。
で、自分たちで刈り取って、
自分たちで絞ってる。
絞ってる。
生徒は町のみんなで作った組合があって、
工場をひとつ構えてくれてたから、
そこに持ってって、
でも生産者ごとに炊くから、
混じることはないんだけど、
今日は吉田さん家の分みたいな感じで、
ひとつずつ炊いてて。
その地域はサトウキビを育ててる地域なの?
そう、昔から。江戸時代から。
知らんかった。そんなとこ本島にあったんや。
本島?本島。
意外と静岡ぐらいまで全然できるらしくて、
サトウキビって。
だからね、高知県3ヶ所今残ってるし。
もともとそういう炊く場があったってことや。
そう、地域にひとつ窯があったらしいよ。
でもやっぱり砂糖安くなりすぎて、
みんな仕事には、金にはならんみたいな感じで
買ったほうがええってなって、
作らなくなっていって、
工場もなくなっていったんだけど、
でもなんか、うちらの町の砂糖は、
神様に献上するようなレベルの砂糖を作ってたから、
この技術なくすのもったいなすぎってなって、
おじいちゃんたちが組み合い作って残してるって感じ。
何が違うん?他の地域というか、
沖縄とか他の地域の砂糖と何が違うん?
めっちゃ丁寧かも、いちいち。
栽培もね、沖縄の砂糖こんなんやん。
うちらの砂糖こんなんじゃん。
ちゃんとアングル立てて、ピシーって紐張って、
まっすぐに竹みたいな感じに育てるんよ。
それを秋になったら、皮ちゃんと全部剥いで、
アクが出ないようにどんだけするか。
沖縄の黒糖って黒くてさ、
黒糖ですっていう味にするけど、
これ違うけど、その違いってこと?
そうなんよ。
アクを栽培の時から出えへんようにするやり方があんねんよ。
栽培のやり具合とか。
あとめっちゃ砂地で作ってるから、うちらの町って、
もう栽培が抜け切ってしまうんよ。
だんだん寒くなって紅葉して、
最後甘みだけになって枯れますみたいな瞬間にバンって枯れる。
そしたらスッキリするって言われてる。
めっちゃスッキリしてる。
作る時も一釜一釜手で全部やるから、
工場みたいなのじゃないから、
アクめっちゃ取ってて。
なるほどね。
アクなんや、あれは。
あの味がな。
そうなんや。
これ色もさ、他の黒糖に比べてちょっと薄いように思うけど、
黄が薄いよな。
それはアクを丁寧に取るとか、
そういうところでこの差が生まれる。
あと品種もあるけどね。
ちょっとサムさんに強い品種ね。
沖縄じゃないから。