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2024-10-26 10:00

100%を目指した人が払う代償の大きさ #みんラジ 83

何事もほどほどに。

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はい、じゃあ始めます。 えっと、今日は100%を目指さない医療について話します。
何でもね、100%目指さない方が世の中うまくいきませんが、
100%ってやっぱり結構その
コストがかかりすぎるというか、
何て言うんだろう、無駄が増えるんですよね、すごい。 えっと、だからテストで言ったら、
0点から60点を目指すのと、60点から100点を目指すのと、点数だけで言ったらね、
最初は60点、次の40点アップっていう感じで、全然60点の方が多いけど、
実際そのテストで60点取ろうと頑張るのと、60点の人が100点取ろうと頑張るのと、
するときに、どっちが大変かって言ったら、
0点から始めるからちょっと極端な話違うかもしれないけど、まあまあそのフラットに考えてください。
あまり極端に頭悪くない人ねって考えたら、
100点取るためには、もういろんな細かいことを理解してないといけないけど、60点だったら大体わかっていればいけるはずなので、
だからその、やっぱりどっちが楽かって言ったら、60点目指した方が楽なんですよ。
医療で100%目指すってどんな感じで考えるかって言ったら、
例えば胃がん検診を毎日受けるとかね、
そういう話になりかねないんですよ。
あるいはイカメラずっと入れっぱなしで生活し続けるみたいなね。
やっぱり極端にやろうと思えばできなくはないけど、でもそんなやらんでしょっていう話です。
だから例えばまあがんの検診の話で言ったら、
1年に1回とかで受けるじゃないですか検診を。
それを回数を短くすればするほどもちろん早期発見できるし、
見逃しとかもなくって済むけど、大変ですよね。
だからそのやっぱり100%大丈夫ですよねっていうのを目指すのは現実的じゃないって思うべきだと僕は思うんです。
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完璧主義な方がそういうのをやろうとする方がいらっしゃるんですけど、
あなたの体は機械じゃないので、やっぱり細かい違いとかがいろいろあるんですよ。
車を作ったりするとは全然わけが違うんです。
人間の体に対して何かするっていうのは、いろいろと細かい違いが人によって山ほどあるので、
それを検査で100%見つけるとか治療で100%治すとかっていうのがやっぱり難しい時があって、
検査もさっき言ったようにやりすぎてはいけないし、治療もですね、病気は治ってもあなたが生きられなければ意味ないので、
よくある典型としては、自分消化器だったので、水蔵がんの治療ですね。
水蔵がんの治療ってめちゃめちゃ手術、体に負担が大きいんですよ。
その手術のせいで死ぬことだって全然珍しくないぐらい、体力的にもですね、結構厳しい手術しか今はなくて、
今はないというか、その状態によりますけどもちろん、
水蔵がんができた場所によっては、いっぱい血管とか神経とかが近くにあるところを全部ごっそりとっていかないといけないので、
腸とかもね。だから手術した後に体力が戻るまでの体の負担がすごく大きいんですよ。
だし、それでちゃんと手術でつないだところがうまいこと引っ付いてくれないといけないんですけど、そういうのがやっぱり
うまくいかなくて、いろいろと合併症として、その後追加で治療しないといけなくなるということは珍しくなくて、
そういう治療を、病気が治したいがために強行してしまうと、
がんは治ったかもしれないけど、それのせいで寿命が短くなるということは全然あり得る話で、
だから治療も100点満点を目指そうとするのは結構危険。
治療100点満点って言ったらね、やっぱ合併症なしだろうけど、
じゃあ合併症なし、絶対治る治療をしてくださいって言ったら、
100年後、手術しましょうみたいなね、話になりかねない。でも100年後、生きてないし。
だから結局、どこかで手を打たないといけない時が来るんですよね。
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やっぱりある程度のところで妥協する必要が出てくるので、
だからその妥協点を正しく見極めるっていうのが一番大切だと思います。
何でも100%は無理なので、
なので、どこで妥協するかっていうところは、
一番はやっぱり医者の経験とかでわかってくるところじゃないかなと思うので、
そこの妥協すべきところは、やっぱり慎重にお医者さんと相談してもらって検査するメリット。
だから、この検査したらどれぐらいの確率で見つかる?
だいたいね、見つかりやすいのか、やっても多分見つかんないだろうなのか、
っていうどれぐらいの確率で見つかるかっていうところだったり、あるいはかかるお金だったり、時間。
目に見えるあなた、患者さんへの負担。
あとは検査したことによる副作用合併症っていうこともあったりするので、
その辺のバランスは考えないといけない。
だから主治医と患者さん側と相談しないといけない。
治療も一緒です。
治療もやっぱりお薬使ったことでどれぐらいの確率で治りそうかっていうところ、
そのお薬は効くのか効かないのか、その手術はちゃんと治せるのか治せない可能性のほうが高いのか、
あとはどれぐらいの体への負担になるのか、手術の入院期間どれぐらいになるのかとかね、
っていう、
あと合併症がどういうことがあるかっていうところは、やっぱり、
何だろう、こう、
医者から説明してもらって、それを説明を聞いた上で、やっぱり患者さんが判断する話、最終的には、
だと思っているので、
もう全部そうです。何でも血液検査であってもね、
やっぱり血液検査も針刺すから痛いし、お金もかかるしね、検査の。
血液検査も、だから次どれぐらい、いつぐらいにやったらいいですかっていうのも、
結局、極端な話言えば、毎日血液検査した方がいいんですよ。わかるからね。
でも絶対しないじゃないですか。
それは、だってね、あの、
毎日、まず毎日病院に来るっていう意味がわかんないし、
まあ、医者だったらあれだけどね。
なので、その次検査、いつがいいかっていうのは、
えっと、いろいろと総合的に考えたら、次、例えば1ヶ月後ぐらいでいいんじゃないか、3ヶ月後ぐらいでいいんじゃないか、
1年後でいいんじゃないか、っていうのが、その、だからだいたいなんですよね、さっき言ったように。
やっぱりその、その答えは、実際100点の答えじゃないんですけど、
でも、100点を目指すのは難しいというか、目指してたらやってらんないので、
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やっぱりどっかで、手を打つっていうところが、その、次、いつぐらいでどうでしょうかっていうところになってくるわけですよね。
っていう、こう、なんかニュアンス感は、えっと、ぜひ伝わってほしいなと。
これがやっぱりね、なかなかこう、医療の独特なところかもしれないんですけれど、ただやっぱ大切なところだと思うので、
やっぱりそういう、こう、100点を目指さない、妥協をする、どうやって妥協するかっていうところは、
あの、ぜひ皆さんも考えていただければなと思います。
ということで、今日の話は、えっと、100点を目指さない医療についてでした。ありがとうございました。
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