行動を分割する重要性
はい、モチベに頼らず脳の仕組みを活用して行動せずにはいられなくなる方法、3つ目は、やるべき行動はできるだけ分割することです。
どんなことでも道のりが遠すぎたり、量が多すぎたりすると取り掛かりのハードルが高くなっちゃいますよね。
そうなると脳がエネルギーの浪費を恐れて最初から無理だという風になっちゃいます。
だから作業に集中できない状態を引き起こしてしまいます。
例えばですけど、どれだけ大好きなゲームであったとしても、スタートしてすぐにラスボスを倒してください、なんて言われたら面倒くさいっていう気持ちが先に来て、やる気なくしちゃうと思います。
ですから、できるだけ作業は細かく分割するんです。
これはなぜかというと、一番最初のハードルを超えるのが一番面倒くさいんです。
小さく始めることで、初めのハードルを下げることができます。
詳しく解説していきましょう。
私がポッドキャストの投稿を始めた頃のことをお話しします。
当時収録するのが本当に嫌で嫌で仕方ありませんでした。
面倒くさいし恥ずかしいし、正直やりたくない気持ちでいっぱいでした。
でもそんな時に自分にこう言い聞かせたんです。
下手でもいいからとりあえず1分だけ収録してみよう、と。
それだけを目標にして無理に頑張らないようにしました。
1分だけ収録するというものすごく低いハードルを設定して、その先のことは一切考えないようにしました。
そしてその1分間の収録が終わったら、それだけで自分に
よくやった、今日はこれで100点満点だ、と満足感を与えるようにしたんです。
不思議なことに1分だけ収録するという小さなハードルを超えると、
その勢いでついでに投稿まで進んでしまうことが多いんです。
これが最初のハードルを低く設定する効果です。
そしてこの方法はポッドキャストだけでなく、勉強や作業など他のことにも応用できます。
例えば勉強ならとりあえずデスクの前に座るだけ、テキストのページを1ページだけ開くだけ、
作業なら机を整えるだけ、パソコンを起動するだけ、といった具合に最初の行動をとにかく簡単に設定します。
この最初の一歩が実は一番面倒で億劫に感じる部分なんです。
最初のハードルをどれだけ低くできるか、それが行動を始める鍵になります。
そしてその最初の一歩を踏み出したら、次にすることをさらに細かく、さらに簡単に分割してみてください。
本を1ページ読む、一行だけ書く、運動靴を履いて外に出るなど、小さなステップを積み重ねる感覚です。
すると気づいた頃には、え、もう終わったの?という感じで作業が進んでいることに驚くはずです。
だからもし何かを始めるのが嫌だなあ、つらいなあ、と感じたら、まずは最初のハードルをとことん低くしてみてください。
注意点と心の持ちよう
そしてできた自分をしっかりと褒めてあげるんです。
それだけで次の行動が自然と続いていくんです。
具体的なアクションプランとして、今取り組みたいけれど手がつけられないことを選んで、とりあえずここだけやってみようという小さなステップを決めてみましょう。
例えば運動するなら1分だけ散歩をする、ブログを書くなら最初の一行を書く、日記を書くなら日記帳を開く、など簡単なステップにしてみましょう。
はい、そして次に必ず注意すべきことについてお話しします。
モチベーションに頼らず脳の仕組みを活用して行動せずにはいられなくなる方法は非常に効果的ですが、いくつかの注意点があります。
これを意識しないとせっかくの努力が逆効果になってしまうこともあるので、ぜひ気をつけてください。
まず一つ目の注意点です。それは目標設定を欲張りすぎないことです。
行動を促すためには小さなステップから始めることが大切です。
いきなり完璧を目指そうとすると脳が負担を感じてしまい、逆にやる気を失ってしまうことがあります。
だからこそ最初はたった1分だけ、1ページだけといった小さなハードルに絞って始めてみてください。
注意点2つ目。それは途中で行動が思うように進まなくても自分を責めないことです。
人間の脳はストレスや不安を感じると余計に行動がしにくくなってしまいます。
今日は思うように進まなかったなと感じたら、でも次はできるかもしれないと前向きに考えましょう。
行動し続けること自体が大切で、完璧である必要はありません。
注意点3つ目。環境を整えることも忘れないでください。
例えばスマホやテレビなど気が散る要素が周りにあると、脳はそちらに注意を奪われやすくなってしまいます。
行動をスムーズに進めるために、作業に集中できる環境を作ることが大切です。
注意点4つ目。無理をしないことです。
この方法はあくまで自然と行動できる仕組みを作ることが目的です。
やらなきゃと無理に自分を追い込むと、せっかくの脳の仕組みが働かなくなってしまいます。
心と体の調子が良い時に少しずつ進めていくことで、無理なく続けられるようになります。
行動を習慣化するために
この4つにくれぐれも注意して、焦らず自分のペースで進めてみてください。
最後にとても大事なお話をさせてください。
今回、モチベに頼らず脳の仕組みを活用して行動せずにはいられなく方法をお伝えしてきました。
これを聞きながら、でも実際に何をすればいいのかわからないと思った方も多いのではないでしょうか。
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今回お話した内容を簡単にまとめておきます。
私たちの脳にはエネルギーの消費を嫌うという本能が備わっています。
これは生き物として自然なことなので、モチベーションや理屈で抑え込もうとしても絶対にうまくいきません。
だからこそ脳の仕組みを理解し、それをうまく活用することが重要なんです。
ポイントは3つです。
1つ目、事前に予定を立てて選択肢をなくす。
何をするか迷う時間をなくすために事前に具体的なスケジュールを決めておきましょう。
2つ目、行動の先にあるポジティブな感情に目を向ける。
辛い作業をする前にこれをやったらどんな未来が待っているのか想像してください。
その成功の先にある喜びや満足感を意識することで行動がぐっと楽になります。
3つ目、最初のハードルを低く設定して作業を細かく分割する。
何かを始めるときはとりあえず1分だけ、机の前に座るだけといった簡単な一歩から始めましょう。
特別な方法ではなく当たり前といえば当たり前の話です。
でも成功者と呼ばれる人たちはこの当たり前のことを淡々と繰り返し習慣にしてきたからこそ今の成果を手にしているんです。
モチベーションや根性だけに頼らなくても大丈夫です。
大事なのはやるかやらないか、それを習慣にするかしないかです。
今回お伝えした内容を持ち帰ってぜひあなたの人生に活かしてほしいです。
本当に実践するだけであなたの行動力や日々の充実感が大きく変わっていくはずです。
この内容は一度聞いただけでは身につかないかもしれません。
だからこそ何度も何度も繰り返し聞いて理解して実践して習慣にしてください。
まずは100回を目標にしてみてください。
それだけできっと新しい自分に出会えると思います。
本当に人生を変えたいなら今日をその第一歩にしてください。
近々脳の仕組みを活用して行動を習慣化する方法や
潜在意識を上手に使って目標を達成する秘訣について投稿していきます。
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