2023-06-19 10:50

063.利他の心を持とう

いつもありがとうございます。

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世界に多くの喜びを提供しよう 起業家たちの心構え
はい、こんにちは。ナオトです。
今日は、利他の心を持とうというテーマで 話していきたいと思います。
Google のコンサルティングをしている アダム・グラントさんという方の著書に
Give & Take というものがあります。
この本はですね、ぜひ皆さんに 一度読んでみて欲しいんですけど
内容を簡単に説明すると、
人の思考と行動パターンには 3タイプあるという考え方です。
それが、ギバー・与える人と テイカー・受け取る人と
マッチャー・バランスを取る人 この3種類です。
一つずつ説明していくので、ぜひ家族や 会社で一緒に働く同僚や自分は
どのタイプにあたるのか 考えながら聞いてみてください。
まず、ギバーは誰かに何かを捨て上げることで 幸せを感じるタイプの人です。
情けは人のためならずという いい言葉がありますけど、
その言葉を地でいくような人たちですね。
ギバーには、自分を犠牲にしてまで 他人に尽くすという自己犠牲型と
基本は与える姿勢でいますが、 自己利益を損なわない
他者志向型のギバーの2種類がいます。
自己犠牲型のギバーの例は、 いつか自分を助けてもらえると信じて
自分の仕事を後回しにして 誰かのために働くみたいな人です。
他者志向型のギバーの例は、 自分の仕事を押し付けてくる人のためだけで
ためではなくて、本当に困っている誰かのために 自分の仕事を後回しにして働く人などです。
次にテイカーはギバーの人のために 行動するという考え方と真逆で
誰かに何かをしてもらいたいと考えている人です。
基本的に自分のことしか考えていない利己的な人で、 他人に与えるよりは常に自分が多く受け取ろうとしている人です。
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テイカーの例を挙げますと、 評価に直結する仕事ばかりを選んだり
他の人の状況を考えずに 自分のメリットを優先して働くなどです。
そしてマッチャーはギバーとテイカーのちょうど中間で 何かをしてあげたら、その代わりに何かを返してもらいたいと考える人です。
与えることと受け取ることのバランスを考えて行動する人と言えます。
マッチャーの例はいつも助けてくれるメンバーには協力するけど、 そうでないメンバーには特に何もしないなどです。
家族との関係ではギバーでも、 ビジネスの場ではマッチャーになるなど、
その時やその時の役割とか、 周囲との関係性によっても使い分けている人が多いそうです。
アダム・グラントさんの調査結果によると、 仕事の成果が最も悪かったのはギバーだそうです。
これは人から頼まれると断れずに、 自分の仕事を後回しにして働くためにパフォーマンスが低下するからです。
そうなんですけど、逆に最も成果を収めるのもギバーだと言います。
ギバーの姿勢は評価が高いために、 信頼されて周囲に人が集まり出します。
そうするとマッチャータイプの人はいつも 助けてもらっているからといって、また助けてくれるようになりますし。
そこで気をつけないといけないのが、 テイカーとの付き合い方で、
受け取るばかりのテイカーにギブをし続けていると、 何の感謝もされずに疲れ果ててしまうだけになってしまいます。
ギバーであってもテイカーに搾取され続ける 自己犠牲型ではなくて、
しっかりと与える相手を見極める 他者志向型であることが重要です。
それで僕の考えですけど、今の日本の企業は 従業員から奪い続けるテイカーなんじゃないかなと思いながら、
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いつも仕事をしています。
僕は製造業をしていて、 会社のために少しでも生産性を上げようと、
毎日頑張っていたんですけど、 例えば休憩時間を削って、
就職の休憩も飯食ってすぐやってみたいな、 ろくに取らずに頑張った結果、
やっと仕事がこなすことができるぐらいの量を 毎日頑張ったりしてたんですけど、
そうすると上司は、 簡単にできるじゃないみたいな、
普通にできるじゃんみたいに軽く言って、 その休憩削ってまでやった仕事量を通常の作業に仕上がりました。
お褒めの言葉も感謝も全くなしでしたね。
それで最終的に作業量が増えただけでした。
このように相手を選んでギブしないと、 奪われるだけの結果になってしまいますので、
注意してください。
僕の例のような自己犠牲型ではなくて、 他者志向型ギバーへの第一歩として、
成功するギバーになるには、 与える相手をしっかりと見極めないといけません。
そしてテイカーからはさりげなく 適切な距離を取るようにしましょう。
また、他者志向型のギバーは、
相手に与えることに喜びを感じるために 見返りを求めない人が多いです。
例えば自分も忙しいのに人の仕事を手伝うのは、
興味がある分野だからスキルアップにつながるとか、
厳しい環境下が自分を成長させるというギブが 与えられるのを知っているからです。
なかなかこの考えに至るのは 簡単ではないかもしれませんけど、
意識的にマインドセットを行っていて、
日々の生活の中に少しずつギブを取り入れてみましょう。
ビジネスにおいても見返りを求めずに 人のためにすることは、
時間を置いて自分に返ってくるそうです。
例えば人の恐怖や不安を煽って強引に売りつけるような テイカー的な商売をしていると、
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短期的にはたくさん稼げるかもしれませんけど、
奪われた人は二度とその人からは 買おうとはしないと思います。
そうじゃなくてですね、見返りを求めずに 世の中のためや人のためになることをして、
いつの日か忘れた頃に与えたものが自然に返ってくるような 商売をしていきたいと僕も思っています。
僕の商売のキャッチコピーは 世界に多くの喜びを提供しようというものです。
圧倒的なギバーを目指して日々の情報発信に挑んでいます。
あなたも必ず誰かの役に立つ何かを持っていると思いますので、
あなたなりのギブをしていけばいいと思います。
ですが何でも言いますけど、 ほんとにくれぐれもテイカーには気をつけてください。
適当に距離をとって付き合わないようにしましょう。
はい、ありがとうございました。
今日は以上になります。
それでは良い一日をお過ごしください。
直人でした。
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