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2023-04-29 22:34

#37 賢く生きて勝ち上がれ!オオカミの厳しい「ランキング社会」〜日本のオオカミ編その2【ミモリラジオ】

【日本のオオカミ編その2】オオカミの社会について / 王様「アルファオス」と女王様「アルファメス」 / どの群れにもアルファオス・アルファメスがいる / 少数だろうとリーダーと序列がある / なんとも厳しいランキング社会 / 「王様&女王様」の組み合わせしか交尾しない! / 後尾の時期に起こる、激しいボス争い / 第1位アルファ VS 第2位「ベータ」 / 第3位はアルファ|の味方になって、ベータをボコボコにする / 第3位がさらにアルファを裏切ったりする / オオカミ社会の苛烈な上下関係 / 暴走族みたいな世界観 / 交尾シーズンが終わると仲良くなる / 安定期の社会ではみんなで子育て / 旭山動物園オオカミに漂うバチバチの緊張感 / 若いオオカミたちの役割 / 若オオカミは日々ランキングが入れ替わる / 子育てと教育係が若オオカミの役割 / 衝撃的な「年上の弱体化オオカミを追い出す役割」 / 「ツッパリ少年隊」 / 次世代のリーダー小アルファ / アルファの真似をする小アルファ / 「こやつめ、ハハハ」寛容なアルファオス / 「ナメているのか?」厳しいアルファメス / 見栄を張って失敗する小アルファ / フリーダムな特権階級!子供のオオカミ! / 8ヶ月までは何をやっても怒られない / 子供同士の遊びの中で、社会性を学んでいく / 社会性を身につけなかったオオカミは、そのうち段々いじめられていく / 一緒に暮らしながら別のピラミッドを生きるオスとメス / たった6種類!オオカミの鳴き声 / オオカミの遠吠え / 鳴き声の主を聞き分けられる / 遠吠えに共鳴する…が….? / ここでも出てくるピラミッド社会 / 遠吠えの理由は複数あり / 「縄張り範囲の確定」 / 「群れの団結を高める精神統一」 / オオカミが目覚める朝 / 遠吠えを聞いたら起きて、遠吠え! / 1日の始まりと、狩りの始まり / 「1匹オオカミの叫び」 / 同じ1匹オオカミの仲間を探している / 群れを作りたい1匹オオカミと、再スタート / オオカミと匂いについて / お尻の匂いで誰かをチェック! / 腐肉を擦り付けたり、うんちを擦り付けたり / 友達同士は、鼻をくっつけて握手! / 厳しすぎるオオカミ社会 / 次回「ヒトとオオカミの関わり」     【今回の写真】 オオカミ達

見た目でオスメスの判別をするのは難しいです。

頭を上げているオスが何となく偉そうで、序列を感じます。     【番組へのご感想はこちら】

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※収録に際しリサーチしておりますが、きままな自然トークのため厳密な考証は行なっておりません。   ※内容は諸説あります。


00:00
ミモリラジオ、このポッドキャストは、自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを深堀るトーク番組です。
パーソナリティを務めます、ミモリのアンディです。
はい、ミモリの野田和樹です。
オオカミ編その2でございまーす。
前回は、オオカミが日本の森からいなくなった結果、今、シカとかがやばいよね、という話。
やばいからね。
やばいよね、実際。
そして、オオカミと犬の違いから見る、オオカミってどんな生き物なのか、そういった辺りを伺ってまいりました。
続きでございます。
はい、じゃあ2回目なんだけど、今回は序列について話していこうかなと思いますね。
オオカミの群れの社会についてってことだよね。
そう、だからもう群れの学問ですね。
そうだね。
そう。
人にも通ずるものをすごく感じるってきたよね。
感じるね。
じゃあちょっと、群れの構成する役割から紹介していきたいと思います。
まずなんだけど、前回の最後に言ったんだけど、アルファオスとアルファメスがいますね。
一つのオオカミの群れの中にオスもメスもいて、
そのオスメスどっちもそれぞれにピラミッド構造、順位があって、
その一番にいるのがアルファ。
つまりアルファオスは王様、アルファメスは女王様っていうことだったよね。
そう、ボスオスとボスメスだね。
ボスオスとボスメス。
このオオカミの群れのサイズっていうのは本当にまちまちで、
5頭とかもあれば30頭もいたりとか、すごい幅が広いんですよ。
なんだけど、どの群れにもアルファオスとアルファメスは絶対に存在します。
5頭だろうといるんだ。
います。
人間の社会でも30人だろうが5人だろうが、リーダーっぽいやつ絶対出てくるんだよね。
5人の会社だろうが社長は社長だもんね。
なのでそういう感じ。
どこの群れにもサイズ関係なくボス、オス、ボス、メスがいますね。
この群れの中の序列がなんで大事かっていうと、
オオカミの生殖に関わるんだけど、
交尾だね。
基本的に群れの中のアルファしか交尾に参加することができないです。
一番トップのボスしかダメなんだ。
トップのボスとトップのメスが交尾をするんですよ。
メスもそこだけなんだ。
一夫多妻じゃないよね、だから。
一夫一妻制なんだね。
一夫一妻。かつ一番群れの中で地位が高いオスとメスしか交尾しないですね。
あとはもう全部構成員なんだ。
なので、交尾ってすごい遺伝子残さないといけないからさ、大事じゃないですか。
動物たちにとってはすごく大事なことだよね。
この交尾の時期にアルファの座を巡る戦いが大体起きるのね。
ボス争いが起きるんだ。
このアルファの下の二番手のことをベータって言うんだけど、
このベータがアルファの位置を狙ってアルファに攻撃を仕掛けたりします。
裏切るんだ。
発情期のメスアルファっていうのが一番攻撃性が強くなるんだよね。
オスよりも強くなるんですよ。
女王様が一番攻撃性が強くなる。
なんでこの一番目のメスが二番目のメスと対決するんですよ。
03:01
一番目のメスと二番目のメスが対決する形になるのね。
なんだけど、この三番目のメスは一番目のメスに付くんですよ。
なるほどね。強そうな方に乗っかるんだ。
一番目のメスと三番目のメスが二番目をボコボコにするっていう構図が。
これ結構いろんな論文に書いてました。
2対1もあるんだね。
余裕で2対1だね。
この三番目のメスが戦いで疲弊した一番目のメスをさらにボコボコにして、
アルファメスの座を獲得する群れみたいなのはよく確認されてる。
そこの裏切りもあるんだね。最後の最後にね。
だから意外と三番が強いみたいな。
なるほどね。
あるのかなって、そんな数読んだわけじゃないけど思ったりしたね。
確かに。
あとこのいじめ。もう狼の世界すごいですね。
あるんだ。
人間社会でいう礼儀って言うじゃん。よく。
お前は礼儀がなってないって。
ああいう礼儀みたいなものがあるんだよね。
あるんだ。
この上位の狼が下位の狼に結構唸ったりするのね。
この時に下位の狼は服従の姿勢?
尻尾をすぼめたり体をすぼめたりしないと集団でボコボコにされます。
へー。
お前は礼儀がなってないっていう感じだよね。
これで群れを追い出される一匹狼になるっていう。
本当話が暴走族とかみたいだね。
かなり原始的な群れっていうのはそういうことなんだと思う。
そうだね。
動物としての群れはね。
確かに。
これも面白くてね。
攻撃的なアルファのメス。
交尾の時期にね。
攻撃的になるから。
女王様だね。
交尾の時期が終わると貝のメスに対してめっちゃ有効的になります。
そうなんだ。
その時期だけなんだ凶暴なのは。
なんで有効的になるかっていうと一緒に子育てを手伝ってくれるんだよ。
貝のメスとか貝のオスたちっていうのは。
ママ友的関係性だよね。
なんかあった時に手伝ってくれるし。
子供とか預けられるから仲良くしようみたいになるんだよね。
交尾が終わると。
社会が安定期に入るんだね。
本当にその交尾の時期だけが乱戦なんだ。
ちなみに今回僕リサーチで朝日川の朝日山動物園でオオカミ見てきたんですよ。
ハイレオオカミを。
いるんだね。
3頭だったのね。
オスとメス2頭。
なんだけどちょうど今発情期で。
やばいね。
僕飼育員さんに聞く前段階で見ただけで。
メスとメスが距離とっているのが分かったのね。
飼育員さんに聞いたら今発情期でアルファメスと下のメスがすごい仲悪くて。
アルファメスがすぐちょっかい出すみたいな。
こっち来んなみたいな。
やるって言ってて。
そのくらいはっきり人間の目でも分かる。
そういう状況なんだ。
そうっていう感じだね。
次なんだけど群れを構成するオオカミの中でオスメスの若いオオカミたちがいます。
06:03
この若いオオカミたちは成長するに従ってだんだん攻撃性が高まってくるんだよね。
その若いオスメスたちの中にも順位っていうのは歴然と存在してるんだよね。
そうだよね。
なんだけど決まったものではなくて力関係が毎日絶えず変わるんですよ。
同じくらいのレベルだからね。
例えばAオオカミが尻尾を上げて歩き回るかと思えば次の日はAオオカミはそんなことしなくて。
Bオオカミが尻尾を上げて尻尾を上げて歩いてる。
彼らの役割なんだけど子育てを手伝ったりとか赤ちゃんオオカミと遊びながら赤ちゃんオオカミにオオカミ社会の群れの厳しさも優しさもこういうふうに振る舞えっていうのを教えてくれる役割がある。
育成係先輩みたいな立ち位置だね。
そうそう。っていうのが彼らの一位だね。
それ以上に僕がこの若いオスメスのオオカミたちの役割について興味深いなと思ったのがあって。
これやばいよ。
年上いじめられっ子を群れから追い出すっていう役割がある。
つまりはさっきの1位と2位が戦っているときに3位が1位の味方をして2位がボコボコにされちゃったとき2位をみんなで追い出すんだ。
っていうのがこの若オオカミたちだね。
いじめのカタンって感じだね。
アルファは自分の地位を守れたら目的達成なのでそれ以上ボコボコにしないんだけど、
この戦いに敗れたオオカミにこの若オオカミたちが乗っかっていじめますね。
自分より立ち位よりも順位は元々上だったオオカミだよね。
このいじめに参加する若いオオカミたちのことを僕が読んだ本では突っ張り少年隊っていうふうに表現されてて。
わかるわかる。
ちょっとこれ覚えておいてね。表現。これまた出てくるので。
突っ張り少年隊。
突っ張り少年隊。
これも覚えておいてください。
次この小アルファっていうのがいますね。
小アルファ?
これは次世代のアルファになるオオカミ。
なるほど。
この突っ張り少年隊の中の強い個体っていうのが同世代の中でもすごい等格を表してくるんですよ。
ガキ大将ってこと?
ガキ大将。
このガキ大将が小アルファだね。
この同世代の中で自分が頂点かのように振る舞うオオカミが確認されていて。
本来ならこのアルファのオオカミだけがするおしっこの時に足を高く上げるっていう行動をアルファはするんだよね。
行動を真似する小アルファとかが出てきます。
ただそれはアルファがいるところではやんないよね。
これもねオスとメスの違いがあって。
オスのアルファっていうのは基本的に寛容なんですよ。
カイのオスに対して。
王様や。
別にそんなふざけた行動を舐めたような真似をしても威嚇したりとかあんまりしないんだよね。
若いオスが若いのが意気がってるわーぐらいの感じで余裕なんだね。
09:00
一方メス?
はい。
メスアルファは常に目を光らせていて。
これねメスの若い個体がアルファみたいな振舞いをするとやりすぎて威嚇されて攻撃されることが多いです。
何調子に乗ってんだって突っ込まれるんだね。
メスの社会の中だと。
メスの社会の中で。
メタファ味があるね確かに。
すごいよ人間と比べちゃうんだよね。
比べちゃうね。
安易に自然界と人の社会というものを比べるのは良くないよねっていうスタンスをこれまで取ってきているけれども。
だがだがだね。
なのだが似てる。
そうなんだよ。
このね小アルファがおしっこの時に足を高く上げるっていうのを真似したりするんだけど。
それはオスだよね。
オスオスなんだけど完全にまだ小アルファでアルファじゃないのでそのままひっくり返ってしまうみたいな。
ちょっと下手なんだ。
下手なとかも観察されてました。
っていうのがこの若狼のグループだね。
なるほど。
次、群れの中の子供についてですね。
このね子供の狼は狼の群れの中で特例なんですよ。
だって基本的に王様と女王様の子供しかいないんだもんね群れの中には。
この狼社会の礼儀に従わなくていいです。
へーすごい特権階級だ。
面白いよね。
生後8ヶ月から1年くらいまではこの無礼な働きをしたとしても何も怒られない。
そうなんだ。
例えばねこの子供の狼がアルファ狼に対してこうしつこくねつきまとったりとか。
じゃれってね。
そうじゃれって飛びついたりするんだよね。
アルファが嫌がっても子供狼って続けちゃうんだよ。
でもアルファなんてさ強いからさ子供狼なんて噛み砕けるじゃん。
反撃したら一発だよね。
一発なんだけど絶対にこれやらないですね。
へーそうなんだ。
だから子供はこのアルファに対して嫌い性を感じていないしアルファは子供に対しては攻撃をしないです絶対。
でねただ子供狼っていうのもちゃんとこの礼儀とか順位付けっていうのを覚えていかないといけないよね。
じゃないと社会に馴染んでいけないよね。
これをいつ獲得するかっていうと子供同士の遊びの中。
あそこなんだ。
で子供同士の喧嘩とかで獲得するっていう風に言われている。
子供の中で順位がまたできていくんだね。
そうなんです。
なるほど。
人間みたいだよね。
でこの時にしっかりこう礼儀とか上の階級の狼に対して正しい反応を覚えていくんだけどもちろんできない答えもいるんですよ。
まあ最初特に幼いとそうだよね。
でこの1年を過ぎたら評価されていくからね群れから。
社会にね組み込まれ始めるね。
これ正しくそのアルファとかに反応できないといじめられてきます。
あーそうなんだ。
やっぱだんだんとそういうところになっていくんだね。
遊び大事ですね。
うん確かに確かに確かに。
そこを子供の時に学んでいくんだ。
そう。
面白いね。
っていうのがこの狼のまま群れのざっくりとした説明。
よく肉食動物だと遊びの中で狩猟について学んでいくとかさあったりするじゃん。
12:01
狼の場合は遊びの中で社会を学んでいくんだね。
そう狩猟も社会も学んできます。
あーそれはすごく面白いね。
これもね面白くてあのオスの狼たちはメスの狼たちに対して絶対手を出さないですね。
攻撃しないです。
なるほど。
なので全然オスとメスは違うピラミッドがあるっていうのがポイントだね。
普段普通に関わってはいるんだもんね同じ群れの中で。
一緒の群れにいる。
そうだよね。若いオス若いオス。
噛みついたりとかほぼしないですね。
そうなんだ。
威嚇もしない。
どっちかっていうとあんまり関わらないみたいな感じなのかな?交流がないって感じなのかな?
同じところにいたりして餌とか同じようにあげるんだけど
対立とかは男同士だけみたいな。
対立は女同士だけみたいなルールがあるみたいだね。
じゃあ次なんだけどこれね狼の鳴き声についてこれ6種類しかないです。
6種類?
6種類狼の鳴き声の種類があって。
あのクンクンとか。
ボフボフとか。
うなり声とかね。
はいはいはい。
色々あるんだけど。
カテゴリーに分けると6種類。
6種類。
その中に遠吠えっていうのがあるんだよね。
狼といえばっていう感じですね。
そうそうそうそう。
これがねもう狼のイメージそのものだとみんなそういう風に思ってるんじゃないかなっていう風に。
だけどこのね狼の遠吠えっていうのは個体それぞれに特徴があって
あの狼を観察してる人だとあいつが鳴いたなっていうのは普通に識別できる。
へーそんな違うんだ。
全然違うらしい。
へー。
なので狼たち自身も自分たちの仲間の誰が鳴いてるのかっていうのはもちろん聞き分けることができるんだよね。
で遠吠えは1匹の狼がワオーンってさ遠吠えすると2匹目の狼がコーラスみたいに遠吠えするんだよね。
なんだけどこれ地位が低い個体が最初に鳴き始めると誰も反応しない。
悲しい。
やばいよね。
わかるしどれかっていうのがわかるし誰が鳴いてるのがわかるし地位が低かったら誰も鳴かないんだ。
そう。
悲しいな。
逆にねこのアルファが遠吠えするとどんだけ離れてもすぐ群れが反応してどんどん遠吠えをコーラスになってくるんだよね。
そうだよね。
そこで鳴かなかったら復讐してないっていうことになりかねないし。
そう。
でねこの遠吠えの機能はこれだっていう風な客観的なデータはないんだけど。
ないんだ。
そう。
なんだけどこの群れごとの遠吠えの意味合いが違うんだよね。
なので研究段階ですね。
なんだけどこの3つだけちょっと遠吠えにはこういう機能があるんじゃないかっていう仮説を3つ紹介しておきますね。
1個目。
縄張りの確認だね。
なるほど。
鳴いてる範囲が縄張りだと。
そうそうそう。
これはね想像しやすいと思うんだけど狼の群れ同士もう喧嘩したいわけじゃないよね。
まあそうだよね。
だからお互いの群れがどこまで縄張りがどこまでなのかっていうのを確認するために遠吠えをします。
なるほどなるほど。
人間でいうこの法律ここまでが僕の土地ですとか国境とかまあそういうのと同じ感じで争いを回避するための遠吠え。
15:03
そこから入ってくるとちょっと戦いになりかねないからちょっと僕らここにいるよっていうのを明確にしておくっていうことだよね。
そうっていうのが遠吠えの役割のまず1つ目。
2つ目これ群れの団結を高めて意識の統一をする。
なるほど。
ちょっと精神的な。
そうだね。
ちょっとこれ想像しながら聞いて欲しいんだけどこれ寝起きの群れの狼によく見られる行動です。
えー朝礼?
そう行くよ。
まず1匹の狼が眠りから目を覚まします。
そしてねこのあー眠いなーっていう感じでこの小高い丘に登っていくんでね。
2匹目の狼が今度また起きます。
これ背伸びとかして。
太陽の光に目をパチパチさせてる感じね。
この3匹目の狼は起きるんだけどちょっとだるそうにしてる感じね。
この時半分ぐらいの狼がまだ寝ています。
ここで1匹目の狼が小高い丘で遠吠えをします。
わーんと。
そしたら他の狼がみんなすぐ立ち上がります。
伸びをしておを振ったりしてみんな興奮しだすんだよね。
そして2番目の狼が遠吠えするんだよね。
そしたら狼のコーラスが始まります。
そうなんだ。
っていうのが一連の遠吠えっていうのが夕方早朝狩りに向かう前に確認されてるんだよね多く。
なのでこれが狩りの始まりとか1日の始まりとして心を合わせるじゃないけど
群れを統率するための機能の統一。
合図みたいな。
そういうので機能してるんじゃないかって言われたりします。
ちなみにその小高い丘に登って最初に起きた狼っていうのは
これあの順位の低いオスだったらダメなんじゃないかって思ったんだけど
ダメだろうね。
そうだよね。
ある程度順位の高いオスじゃないといけないよね。
これはアルファだと思いますよ。
アルファだよね。
じゃあ次これがね3つ目面白いですよ。
1匹狼の叫びっていうのが遠吠えの中に入っていて。
さっきの群れとかの話からすると
1匹狼が鳴いても周りの狼は鳴かないんじゃないかって思っちゃったけどね。
これはね狼が発情期に入る1月から3月の間に
群れに所属していない単独狼たちが自発的に遠吠えをするんですよ。
なんでもちろん帰ってこないことも多いです。
遠吠えが。
アメリカでは孤独の叫びって言われていて
同じような群れから追い出された恐竜の狼を探してる鳴き声なんだよね。
探してるんだ。
これに反応した単独の狼同士はとても有効的に反応して
できるだけ接触してもう一度群れを作ろうとする傾向があります。
1匹狼でもずっと1匹でいたいわけじゃないんだね。
群れだって子孫を残せないからね。
そうだよね。ずっと1匹なのかなって思ってたけどそうなんだ。
この孤独な単独の狼たちが遠吠えによって接触して
18:01
出会い群れを作り子育て交尾をするっていうケースもあるんだよね。
また新しい群れを作っていくんだね。
人生の再スタートの遠吠えです。
確かにそういうことだね。
っていうのが3つ遠吠えの仮説でした。
群れの中から弾き出されちゃった狼にもその後がありそうで面白いなって思いますね。
縄張りの確認と群れの団結と1匹狼の叫び。
3つだね。
狼は犬と同じなので嗅覚もすごい優れてるんですよ。
嗅覚を使ったコミュニケーションもあって
群れから外れてしまった狼は行為的にじゃなくて道に迷ったりしてね。
そういうパターンもあるんだ。
放浪から帰ってきた狼とかをどうやって識別するかっていうと
肛門から生殖器にかけての匂いを嗅ぐことで仲間かどうかを識別するらしい。
こいつだって。
不快な匂いも狼好きなんだよね。
好きと言うとどういうこと?
犬とかもそうだと思うんだけど
臭いところで体を擦ったりするんだよね。
狼も臭った肉とか汚物、うんちとかだね。
の上で転げ回る習性があったりしてて。
狼は臭った肉もよく食べるんだよね。
研究者の推測では臭った臭いを自分の体につけることによって
群れの他のメンバーに食べ物があるんじゃないかっていうのを知らせる習性じゃないかって言われたりします。
どういうことかちょっとまだわかってないな。
臭った肉の上で狼は転げ回るのね臭いところで。
臭いを自分につけることによって群れの皆にここに食べ物があるぞっていう風に。
それでいくとうんちの場合はどういうことなんだろう?
これねわかってないです。
うんちはわかってないね。
もう一個別の仮説もあって
獲物の動物に対する嗅覚のカモフラージュ。
この狼の匂いを隠すと。
うんちとかによって。
鹿とかが狼の咳に近づかないように鹿のうんちをこすりつけたりとかそういう意味だよね。
そうそうそうっていう仮説もあったりします。
それはそれで面白いね。
だからねこういうのもねもうあの分かってないっていうのが現状だね。
あとこの鼻の穴と鼻の穴をすりつけるような行動も確認されてて。
これはね同じ地位の個体でしかやらないです。
同じ地位の個体って言うとオスの中は順位がはっきりしてるよね。
そうなんだけど絶妙に同じぐらいのやつ5番と6番とか。
あーそういうことね。
こういう個体同士は鼻をすりつけるんだって。
人間流こう握手みたいな。
私とあなたはちょっと対等ぐらいの感じの時にやるっていうのが確認されてます。
はいじゃあここまで狼の生態について見てきましたね。
ものすごい厳しい社会だね。
厳しいよね。
厳しいね。
アルファもウカウカしてられないじゃん。
アルファが弱ってきたら多分3番目のオスとか2番目のオスに味方してアルファが今度追い出されちゃったりするわけでしょ。
21:06
まさしくあの老いるしね。
歳をとるから絶対それはあるよ。
なんか安全な老後とかとは無縁な生き物なんだね。
すぐ下告状するからね。
戦国時代を常に生きてるって感じがしてすごく面白かったです。
っていうので狼の生態を見てきたんだけども。
次回はね人間がどのように狼を扱ってきたのか。
海外とかだと赤ずきんちゃんとか。
そうだね出てくるね。
ネガティブなイメージがあるじゃないですか。
人が食べられかねないようなイメージがすごくあると思うけど。狼男とかね。
狼男とか。
海外ではイメージがすごい悪かったんだけど日本って明治時代までずっと皇帝的だったの。
狼っていう名前自体が。
そうもう神だから。
そうっていうのがあったりして。
ただ赤ずきんちゃんが明治神で海外から入ってくるんですよ。
海外からいろんなものが入ってくるじゃない。
それから日本の文献に狼が怖いっていうのが急に出始めます。
へーそれは面白いね。
なのでこの次からは狼っていう生き物を人間がどのようなイメージで扱ってきたのか。
それによってどういう風に犬は愛され狼は殺されっていう差がどうやって生まれてきたのか。
っていうのをちょっと見ていきたいと思います。
ありがとうございます。狼は変わっていないけれども人間がどう変わっていったかっていうことだね。
それが狼の絶滅にも関わってくるということで。
楽しみです。
ありがとうございました。
22:34

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