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米国株投資の耳よりな話へようこそ。
こんにちは。
さて、今日はですね、皆さんももう毎日使っているあの会社。
はい。
Googleの親会社、アルファベットについて深掘りしていきたいと思います。
いやー、来ましたね、アルファベット。今一番ホットな目柄かもしれないですね。
ですよね。最近アルファベットの株価がもう絶好調なのご存知ですか?
ええ。
その裏にはなんかすごい理由がいくつも隠されているみたいなんですよ。
今日はその秘密をちょっと一緒に見ていきましょう。
はい、よろしくお願いします。
まず最初に驚いたのが決算なんですけど。
ええ。
2025年の7、9月期って、なんかこう他のハイテク企業は結構金利とか景気とかで苦しんでたイメージがあったんですけど。
そうですね。全体的にちょっと荒れ模様というか厳しい決算シーズンでしたよね。
ですよね。でもなんかアルファベットだけまるで別世界の住人みたいな結果を出してきてるんですよね。これ一体何が違ったんですか?
まさにそこがポイントなんですよね。一言で言うとAIへの投資がですね、もう期待の段階じゃなくて、実際の収益っていう形に実を結び始めたっていうその最初の兆候が見えた決算だったってことなんですよ。
ああ、なるほど。数字にもう現れてきたと。
ええ。数字を見るともうはっきりわかります。まず市販機の売上高が、なんと市場をはじめて1000億ドルを突破したんです。
1000億ドル。ちょっと日本円にすると15兆円とかですか。たった3ヶ月で。
そうなんですよ。規模が大きすぎてちょっとピンとこないかもしれないですけど。
いやすごいですね。伸び率もえげつないですよね。売上が前年比で16%増で、純利益は33%増。
そうなんです。純利益が33%増。いやー、他の会社が横ばいとか。なんならマイナス成長で苦しんでる中で、この数字はちょっと異常とも言えますよね。
ええ。
これ具体的に何がここまで成長を引っ張ったんですか。
やはりクラウド事業ですね。
クラウド。
はい。売上が前年同期比で34%増の約152億ドル。
これはもう驚異的な伸びです。
34%増。
ええ。
で、大事なのはこれただサーバーの貸し出しが増えたとか、そういう話じゃないんですよ。
と言いますと?
世界中の企業がGoogleのクラウド上で提供されているAIツールとかAIの開発基盤をもう本格的に使い始めたっていう証拠なんです。
なるほど。AIを動かすためのインフラそのものの需要が爆発してるみたいな。
まさにこれまではAIは未来の技術っていう期待感で株価が動いてましたけど、ついにAIは儲かるビジネスっていう現実に変わりつつあるってことですね。
ああ、なるほど。もちろん検索とかYouTubeみたいな元々の広告事業も万弱だったからこそこの利益率が出せたっていうことでもありますよね。
その通りです。安定した広告収入っていう巨大な基盤があるからこそクラウドとかAIみたいな未来への投資を大胆にできる。
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はいはい。
この両輪がすごくうまく噛み合った結果が今回の高決算に現れていると言えますね。
なるほど。決算が絶好調と。でも株価を動かした要因ってそれだけじゃなかったみたいで。
ええ。
ちょうど同じタイミングで投資の神様が動いたっていうニュースには本当に驚きました。
ウォーレンバフェット氏のことですね。
そうです。
彼が率いるバークシャー・ハサウェイがこの第三四半期にアルファベットカゴを43億ドル。
43億ドル。
日本円で約6,750億円分も新たに購入したことが明らかになったんですよね。
いやーすごい金額。バフェットって言えば長年ハイテフ株には懐疑的というか。
そうでしたね。
例外はiPhoneっていう生活必需品を作ってるAppleくらいで。
しかも彼自身が過去にGoogleに投資しなかったのは失敗だったみたいなことを言ってましたよね。
言ってましたね。
I blew itって認めてました。
あれだけ後悔してたのになぜ今このタイミングでついに投資に踏み切ったんでしょうか。
そこがめちゃくちゃ面白いポイントですよね。
理由は大きく二つあると考えられます。
一つはさっき話したようにアルファベットのビジネスがもう得体の知れないハイテク企業じゃなくて。
彼が好む安定して収益を生み出す万弱な企業に進化したっていうことを今回の決算で確信したからでしょうね。
なるほど。AIが流行りの言葉から具体的なキャッシュフローを生む事業になったっていうのをちゃんと見届けたと。
そういうことです。で、もう一つの理由が割安感なんですよ。
割安感。アルファベットがですか?意外ですね。
意外に思われるかもしれないですけど、AI関連の巨大企業の中でアルファベットの株価って相対的に割安だと評価されてるんです。
株価の割安さを示す予想PERっていう指標で見るとアルファベットが約25倍。一方でマイクロソフトが約32倍。
AI半導体の王者NVIDIAに至っては約42倍ですから。
本当だ。あれだけの利益成長を遂げてるのに他のAI銘柄より評価が低いんですね。
ええ。
ってことは、バフェットは市場がまだアルファベットの本当の実力、特にAI事業の将来価値を完全には織り込んでないぞと判断したのかもしれないですね。
まさにそうだと思います。これは単なるお墨付き以上の意味も持つんですよ。
どう言いますと?
バフェットみたいな流行り騒ぎじゃなくて企業の永続的な価値を見る投資家が動いたことで、
アルファベットは一家制のAIブームに乗ってるだけじゃないんだっていうものすごく強力なメッセージを市場に送ったことになりますからね。
うわあ、なるほど。安定したファンダメンタルズに伝説の投資家のお墨付き。
はい。
これだけでももうお腹いっぱいなのにアルファベットの会心劇はここで終わらなかったんですよね。
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そうなんです。
今回一番衝撃的だったのが最新AIモデルジェミニ3の発表ですよ。
えー、来ましたね。これが現在のアルファベットを語る上で最も重要なピースかもしれません。
はい。
2025年の11月18日に発表されたこのAIモデルは控えめに言ってもゲームチェンジャーです。
ゲームチェンジャー。性能評価では博士号レベルの推論能力を持つとまで言われてるとか。
そうなんですよ。博士号レベル。
具体的には何がそんなにすごいんですか?これまでも新しいAIモデルって次々出てきてたじゃないですか。
決定的だったのは客観的なベンチマークテストの結果ですね。
あらゆるテストで競合の例えばオープンAIのGPT 5.1とかアンソロピックのクロードサネット 4.5みたいな最強クラスのモデルをのきなみ大幅に上回るスコアを叩き出したんです。
うわー全部上回ったんですか。
特に象徴的だったのがLMアリーナっていうテストの結果ですね。
LMアリーナ?すいません初めて聞きました。それはどういうテストなんですか?
これはですねAI同士を戦わせてどっちの回答が優れてるかを人間が評価するっていういわばAIの総合格闘技みたいなものなんです。
へー面白い。ブランド名とか全評判が一切通用しない実力だけの世界みたいな。
まさに。そこでイーロン・マスク氏のXAIが出したGlock 4.1を抜き去ってジェミニーさんが堂々のチャンピオンに輝いたんですよ。
すごい。ブラインドテストで実力を証明したわけですね。
そうなんです。
一番興味深かったのがその後の業界の反応で特に最大のライバルであるはずのオープンAIのCEOサム・アルトマンの反応にはマジで驚きました。
あのXの投稿ですね。
そうですそうです。
ジェミニーさんの発表おめでとう素晴らしいAIモデルだって。
これ異例中の異例じゃないですか。普通競合のトップが新製品を褒めることなんてまずありえないですよね。
ありえないです。それだけジェミニーさんの性能がもう業界の誰がも認めざるを得ないほど圧倒的だったっていう何よりの証明ですよね。
ですよね。この一連の発表でアルファベットの株価は最高値を更新して年初来の上昇率は57%に達してマグニフィシェントセブンの中でもトップになったと。
はい。
ただここで一つ聞いてみたいことがあるんですけど。
何でしょう。
性能がすごいのはもうよくわかりました。でもAIの世界ってやっぱりオープンAIが先行者として圧倒的な市場シェアを握ってるじゃないですか。
そうですね。
最高のモデルを作ってもユーザーに使ってもらえなきゃ意味がないみたいな見方もできると思うんですけど。
Googleはここからどうやってビジネスとして巻き返すんでしょうか。
非常に重要な指摘ですね。そしてそれこそがアルファベットの本当のその揺るぎない強みにつながる部分なんですよ。
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ちょっとその強さの構造を整理してみましょうか。
ぜひお願いします。ここまで見てきたコウケスさんとかジェミニーさんの成功を支えている根本的な力は何かってことですね。
その通りです。アルファベットの強みは大きく分けて3つの要素がもう完璧なサイクルを形成している点になるんです。
3つの要素。
はい。第一の要素は言うまでもなく圧倒的なデータ量です。
やっぱりそこですか。
Google検索、YouTube、Gmail、Googleマップ、世界中の何十億人という人々が毎日あらゆる活動のデータをGoogleに提供し続けているわけですから。
AIを賢くするためのエサが質、量ともにも他の他者の追随を許さないレベルで存在しているわけですね。
そうです。あるアナリストがリアルタイムのウェブサイクリング、インデックス化っていう言葉を使ってたんですけど。
はいはい。
インターネット上で今まさに起きていることを瞬時に把握して整理する能力。これは確かにGoogleにしかできない芸当ですよね。
確かに。それが一つ目。
そして第二の要素がそのデータを活用して利益を生み出す安定した収益源。
さっきも触れた広告事業とクラウド事業という2つの巨大な柱です。
ここから生まれるもう莫大なキャッシュがAI開発っていうお金をいくらでも飲み込むブラックホールみたいな研究開発を支えている。
データという資源とキャッシュという燃料。なるほど。
そして第三の要素がそれらを動かすためのエンジンそのもの。
エンジン?
まさに。それが自社で保有運営するインフラ、つまり世界中に張り巡らされた巨大なデータセンターです。
あー自前で持ってると。
そうです。AIの開発と運用にはもう天文学的な量の計算能力が必要ですけど、
Googleは他社からサーバーを借りるんじゃなくて、全部自前で、しかもAIに最適化された形で構築している。
これは一朝一夕には真似できません。
テキサス州での新たなデータセンター建設計画、あれには本当に驚きました。
投資額が400億ドル。で、日本円で約6.2兆円。もはや1企業の投資額じゃないですよね。
国家予算級の投資ですよね。これはもうAIの覇権を握るためには、インフラの段階から他を圧倒する必要があるっていう、彼らの強い意志の現れですよ。
はい。
そしてここが一番重要なんですけど、このデータ、収益、インフラっていう3つの要素が、それぞれ独立してるんじゃなくて、
すべてがジェミニーのような最先端AIの開発っていう一点に集約されて相互に作用し合ってるんです。
なるほど。豊富なデータを餌にAIを賢くして、万弱な収益で開発資金とインフラ投資を賄って、世界最強の自社インフラでAIを動かす。
で、賢くなったAIが検索とかYouTubeみたいな既存のサービスをさらに強化して、それがまたデータと収益を生む。
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そう。
これが完璧なサイクルの正体なんですね。
そういうことです。だからさっきのあなたの質問、最高のモデルを作ってもどうやって市場シェアを取るのかに対する答えもここにあるんですよ。
と言いました?
Googleはジェミニー3を全く新しいアプリとしてゼロから普及させる必要がないんです。
ああ、そっか。
すでに何十億人ものユーザーがいる検索、Android、Chrome、Gmail、Googleワークスペースといった自社のプラットフォームに、この最強のAIエンジンを組み込んでいけばいいだけなので。
確かに。ユーザーは特に意識することなく、いつの間にか世界最高のAIを使ってるっていう状況を作り出せるわけですね。
ええ。
それはオープンAIとか他のスタートアップにはない圧倒的なアドバンテージだ。こうして整理してみると、アルファベットっていう企業のまさに資格のない強さが見えてきますね。
ええ。もちろん独占禁止法みたいな規制リスクとか、技術革新のスピードが速すぎることによる不確実性っていうのは常にあります。
はい。
ですけど、少なくとも現時点では、高決算、バフェットの投資、そしてジェミナイスリーの成功っていう3つの追い風が、この完璧なサイクルをさらに加速させているように見えますね。
うーん。今後の注目点は、やっぱりこのジェミニスリーが次の市販機決算でどれだけ具体的な収益として数字に現れてくるかですね。いやー非常に楽しみです。
そうですね。今日の話がアルファベットという企業の現状と将来性を理解する上で少しでも役に立てば嬉しいです。
いやーめちゃくちゃよくわかりました。散らばってた情報が見事につながって全体像がクリアになりました。ありがとうございます。
よかったです。
さて、この番組、米国株投資の耳寄りな話では、これからも注目の米国株を楽しく解説していきます。
はい。
ぜひYouTubeチャンネルの登録をお願いします。
お願いします。
あと、次に取り上げてほしい銘柄とか番組の感想なんかをコメント欄で教えていただけるとすごく嬉しいです。
皆さんのコメントお持ちしてます。
それでは次回もお耳を拝借。
お耳を拝借。