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米国株投資の耳よりな話を聞くの皆さん、こんにちは。
こんにちは。
さあ、今週の株式市場。
いや、もう世界中の投資家がですね、カタズを飲んで見守っている一大イベントが、いよいよ明日に迫ってきましたね。
はい。まさに今季の決算シーズンの、まあ、ラスボスともいえるNVIDIAの決算発表ですね。
ですよね。
市場のエネルギーがもう全部ここに集中しているって言っても過言じゃないくらいです。
AIブームのど真ん中。まさに主役中の主役ですからね。
市場の期待も最高潮と思いきや、ここに来て何やらこう不穏な動きが次々と出てきているんですよね。
そうなんですよ。業界のいわゆる大物たちが、まるで示し合わせたかのようにNVIDIA株を売っているというニュースが飛び込んできています。
今日はこの謎めいた動きの真相に深く詰まっていきましょう。
はい。お願いします。
まずは一番衝撃的だったこのニュースからですね、映画マネーショートで一躍有名になったあのマイケル・バーリ氏が動きました。
いやー、これは本当に大きな話題になりました。
百戦錬磨の彼が、今をときめくNVIDIAにキワを這いたわけですからね。
彼がNVIDIAとするから、パランティアに対しても巨額の空売りを仕掛けていることが判明したんです。
空売りですね。
はい。株価が下がる方にかける投資手法、つまり彼はNVIDIAの株価がこれから下がると本気で呼んでいるわけです。
しかもただ株価が割高だみたいな、そういう単純な話じゃないんですよね。
そうなんですか。
彼が指摘している点が非常に鋭くてですね、彼はAIのハイパースケーラーたちは原価消却の期間を巧みに調整して利益を人為的に良く見せているというかなり踏み込んだコメントを出しているんです。
原価消却の調整ですか。
それって具体的にはどういうことなんでしょう。
これはですね、単に利益を水増ししているという話ではないんですよ。
AIの進化ってものすごく早いじゃないですか。
サーバーみたいな機材は3年もすればもう時代遅れかもしれない。
それなのに会計上は5年とか7年の寿命があるものとしてゆっくり費用を計上していたらどうなるか。
なるほど。
目先の利益はよく見えますけど、将来その帳簿上の価値と現実の価値のずれが一気に損失として出てくるリスクを抱えているわけです。
うわー。
バーリ氏はこのブームの足元にあるその会計的な無労さをピンポイントでついているんですよね。
それはかなり根が深い話ですね。
バーリ氏だけでも驚きですけど、続いて日本でもおなじみのあの人も動きました。
孫正由氏指揮いるソフトバンクグループですね。
はい。
こちらも本当に驚きのニュースでした。
なんと、保有していたNVIDIA株をすべて売却したと言うんですから。
すべてですか。
ええ。その額約58億ドル。日本円にするとちょっと想像もつかない金額です。
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公式な説明としてはオープンAIへの投資資金に充てるためということですが、どうなんでしょう。
額も額ですし、もっと他に売るものはなかったのかなとか思っちゃいますけど。
そこがまさに謎めいているところなんですよ。
アナリストの中にはですね、ソフトバンクは過去に一度AIブームが本格化するまさにその直前にNVIDIA株を売却してしまって。
ありましたね、その話。
その後の巨大な利益を取り逃したっていう苦い経験があるわけです。
その経験があるからこそ今回は慎重になるはずなのに、なぜこのタイミングで全部売るのか。
本当にオープンAIへの投資な理由なのか、それとも他に資金繰りの事情があるのか。
真意は孫さん本林にしかわかりませんけどね。
いろんな憶測を呼んでますよね。
そして昨日明らかになったのがこの動きです。
ペイパルマフィアのドンとも言われるシリコンバレーの伝説的な投資家、ピーター・ティール氏。
サレマシチールヘッジファンド、ティール・マクロもですね、
4月から9月の間の保有していたNVIDIA株を全株売却していたことが判明しました。
これで3人目の大物ですね。
そうなんです。
これまた全株売却ですか?
彼はテスラ株のポジションも減らしているっていう情報もありますから。
これはもうNVIDIA単体の話じゃなくて、
AIとかEVとか、これまで市場を引っ張ってきたハイテク株全体への見方が
少し慎重な方向に変わってきた可能性も示唆されますよね。
おっしゃる通りですね。
これだけ次々と大物が売っていると聞くと、もしかしてAIブームもこれで終わりなのかな?
なんてちょっと不安になってしまいますよね。
なりますなります。
でも話はそう単純じゃないんですよね、これがまた。
というと?
今ご紹介したような非常に弱気な動きがある一方で、
ウォール外の大手金融機関なんかは、
全く逆の信じられないほど強気な見方を維持してるんです。
例えばバンクオーバーメリカ。
はい。
彼らはNVIDIAの投資判断を買いで継続。
それどころか、2026年、27年、28年といった
かなり長期的な売上と利益の予測をさらに引き上げてるんですよね。
そうなんです。
AIバブルへの懸念は短期的なものに過ぎないとまで断言していますからね。
強いですね。
ええ。
彼らはNVIDIAが持つ技術的な優位性とか、
AIを動かすシステム全体を作り上げる実行能力、
これは他社には到底真似できないと評価しているわけです。
ウェルズファーゴなんかも同様に非常に楽観的ですね。
まさに強気派と弱気派のガチンコ対決みたいな。
そうなんですよ。
ある調査データが非常に興味深いんですけど、
直近の3ヶ月間でNVIDIA株のポジションを増やしたヘッジファンドが161社。
161社。
一方で減らしたファンドが160社。
うわ、ほぼ全くたじゃないですか。
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そうなんです。本当にほぼ同数。
これほどまでにプロの意見が逆行するっていうのは極めて珍しいですよ。
へえ。
市場がいかにNVIDIAの将来について迷って、
そして激しく議論しているか、その現れと言えるでしょうね。
うーん。ますますわからなくなってきました。
はい。ではこの状況をどう考えればいいんでしょう。
バーリー氏、ソンさん、ピーターティール。
業界の中心、いわばインナーサークルにいる彼らが、
AIブームの象徴であるNVIDIA株を売る。
この事実が示唆する可能性をいくつか整理しましょうか。
はい。まず考えられるのが最もシンプルなシナリオ1。
AIバブルのピークアウト説です。
つまり、もう十分に上がった、一旦利益を確定しておこうということですね。
その通りです。NVIDIAの株価はここ1年で本当にさまじい上昇を見せましたからね。
純粋に加熱感を警戒して、賢明な投資家たちが利益確定に動いているという可能性。
これはまあ常にあり得るシナリオです。
なるほど。では次の可能性は?
シナリオ2として、個別事情説ですね。
個別事情?
はい。これは彼らが必ずしもNVIDIAの未来が暗いと考えているわけではないという見方です。
あー、先ほどのソフトバンクの話がまさにそれですね。
オープンAの投資という明確な目的があって、その資金を年出するためにたまたまNVIDIA株を売却したと。
あるいはポートフォリオのリバランス、つまり特定の株の割合が増えすぎたから調整しただけという可能性もありますもんね。
ええ。そして3つ目のシナリオが今の相場全体を読み解く上で非常に重要かもしれません。
シナリオ3、物色のローテーション説です。
ローテーションというと資金の移動ですか?
そうです。投資家の資金があるセクターから別のセクターへ移動している流れの一環だという見方ですね。
AIや半導体みたいにすでに大きく上昇してしまった銘柄から資金を抜いて、
例えば銀行株とか高決算だった建設株とか、まだ割安で出遅れているセクターへ移している。
ふむふむ。
賢明な投資家たちが次の上昇の目を探して資金を循環させているというわけです。
でもそのローテーション説だとするとちょっと疑問が残るんですけど。
お、なんでしょう?
なぜこれほどNVIDIAがこう槍玉に上げられるんでしょうか。
同じように大きく上昇したマイクロソフトとかアマゾンからは、これほどの大物が売ってるって話はあまり聞こえてきませんよね。
あー。
やはりNVIDIA特有の何か見えないリスクを彼らは感じ取ってるんじゃないでしょうか。
いやー素晴らしい指摘ですね。まさにそこが確信なんです。
え?
そしてこれら3つのシナリオが実は同時に起きていること自体が最も重要な洞察なんです。
どういうことですか?
つまりこれはAI投資の第一章が終わったサインかもしれないということです。
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第一章の終わりですか?
ええ。これまではもう極端に言えばAIなら何でも買いっていうすごく単純な潮流だったじゃないですか。
はい。確かにそうでした。
でも今バリのような空売り専門家、ティールのような潮流を読む投資家、そして孫子のような事業家がそれぞれ全く別の理由で利益確定に動いた。
これは市場が次のフェーズ、つまりAIの本当の勝ち組みは誰か。
そしてAIが次にどの産業を変革するのかというより複雑で選別的な段階に入ったことを強く示唆しているんですよ。
なるほど。壮大な物語の転換点にいるのかもしれないんですね。
そういうことだと思います。
では最後に我々個人投資家は明日の決算発表前にどう心構えをしておけばいいでしょうか?
はい。重要なポイントが3つあります。
まずポイント1はボラテリティ、つまり価格の大きな変動を覚悟することです。
値動きが激しくなるということですね。
その通りです。今のNVIDIAには市場の期待がもう異常なほど高まっています。
ええ?
そのため、たとえ普通に見れば歴史的に素晴らしい決算が出たとしても、市場の期待ほどではなかったという、ただそれだけの理由で売られる可能性も十分にあるんです。
ああ、ありますよね、そういうこと。どんなに良い数字でもコンセンサス未達の一言で売られるみたいな。
まさに。逆に予想を大きく上回ればまた急凍するでしょうし、どちらに転んでも株価は大きく動くことを覚悟しておくべきです。
はい。
次にポイント2はヘッドラインだけでなくガイダンスに注目することです。
ガイダンス、今後の見通しのことですね。でも企業が出す見通しって大抵は保守的だったり、逆に強気すぎたりしませんか?
投資家はそれをどうやって割り引いて考えればいいんでしょう?
非常に良い質問です。もちろん数字そのものも大事なんですが、それ以上にCEOのジェンソン・ファン氏の言葉のトーンに注目すべきなんです。
言葉のトーン?
はい。今後のAIチップの需要について彼は自信に満ち溢れているのか、それとも少し慎重な言い回しを使っているのか、また懸念されている中国への輸出規制の影響についてどれだけ具体的に、そして正直に語るか、その言葉の端積みに未来の株価のヒントが隠されています。
なるほど。数字の裏にある経営者の本音を探るわけですね。
まさに。そして最後のポイント3は、自分自身の投資シナリオを再確認することです。
お、これは一番大事なことかもしれません。
ええ。マイケル・バーリが売った、ソフトバンクが売ったという大物の動きはもちろん重要な参考情報です。でもそれに振り回されて自分の投資判断を見失っちゃいけない。
そうですよね。
それとも、AIが作る10年後、20年後の長期的な未来に賭けているのか。この決算という大きなイベントを前に一度立ち止まって、自分自身の投資の軸を再確認することが何よりも大切だと思います。
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いやあ、強気と弱気がこれほど激しくぶつかり合う中での決算発表、本当に目が離せませんね。明日市場がどう反応するのか本当に楽しみです。
まさに正念場ですね。この決算が、AIラリーが今後も続いていくのかどうかの大きな分水嶺になるかもしれません。
米国株投資の耳寄りな話では、このようにタイムリーな情報もどんどんお届けしていきます。ぜひこの機会にYouTubeチャンネルの登録をお願いします。
はい。今回のNVIDIAの話や、今後取り上げて欲しい銘柄、あるいは番組への感想などがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。
それでは次回も、お耳を拝借。