ポッドキャストの始まり
みなさん、初めまして。
みみ三重ラジオ、スタートしました。拍手!
この番組は、これから毎月第1、第3金曜日に配信していきます。
三重県南部の地域に焦点を当てて、人や場所や物を紹介して、皆さんと一緒に三重県を旅するようにラジオをお送りしていきます。
お相手をするのは、私、パーソナリティ西川百栄と
玉置侑里子です。今回はチュートリアル的にお届けするvol.0なんですけれども、次回からは2人で交互に番組をやっていきます。
じゃあ、ももちゃん、まずは自己紹介お願いします。
西川百栄です。三重県の伊勢志摩エリアにある南伊勢町というところで、普段は移住定住コーディネーターをしています。
日本酒がめちゃくちゃ好きで、日本酒プロジェクトといって南伊勢の道行竈というところで、酒米を作るところから日本酒を作っていって、販売まで行っています。
酒米を作るところから?
そうなんです。もっと言うと、耕作放棄地を複田して田んぼを作るところからやりました。
じゃあ、ゼロからというか、もはやマイナスからスタートして日本酒作りにこぎつけてるってことですか?
この話するとめちゃくちゃ長くなるので、たぶん2時間で収まらないので、またこれはちょっとずつ小出しにしながらお話をしていきたいなと思っています。
ゆっくりまた別の機会に聞きたいなと思います。
玉井ちゃんの方はどういった活動をされているんですか?
私は愛知県犬山市出身なんですけれども、熊野古道が大好きすぎて、熊野古道に惚れて3年前に地域おこし協力隊として三浜町という町に引っ越してきました。
三浜町は三重県の一番南にある東吉州エリアの中でもかなり南のほう、ほぼ和歌山県に近いところにある町なんですけれども、
今そこに住みながら名古屋でラジオパーソナリティ、ZIPFMというラジオ局でパーソナリティをしながら、熊野では熊野古道のウォークガイドのツアーだったりとか、そういったものを企画したりして活動しています。
ということは二拠点で生活しながらってことですよね。
そうなんです。三浜町と名古屋と州の半々ぐらいずつで行き来しながら、どっちの生活も楽しんでるっていう感じです。
結構今二拠点の人多いですけど、ちょっと憧れます。
全然どっちも違うんで、ライフスタイルというか暮らし方がどっちも味わえるので、すごく贅沢だなと私も思ってます。
プロのパーソナリティとして私を引っ張ってください。
頑張ります。
よろしくお願いします。
ももちゃんにいろいろ教えてもらいながら私も頑張りたいと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
どういうきっかけで私たち知り合ってこういうラジオを始めたかっていう話をしたいんですけど、
三重県南部地域をテーマにしたラジオなんですけど、ももちゃんから教えてもらおうかな。
三重県南部っていうとどのエリアになるのか。
三重県の方はよく分かると思うけど、外の人からっていうと、よく分かるのは伊勢島エリアですね。
伊勢島エリアと、あと東吉州って私たち呼んでますけど、三重県の形で言ったら南部のほうの熊野、それから和歌山寄りかな。
言ったら下のほうですよね。
そうですね。
下のほうの部分、東吉州と呼ばれるんですけど、その辺りのこの2つのエリア辺りが三重県南部と言われます。
主にそこの情報を皆さんにお送りしたいなということですね。
なかなか三重県っていうと伊勢ぐらいまでを想像してしまう方も多いんですけど、本当はもっとその下に素敵な場所がいっぱいあって、楽しい人たちもいっぱい住んでて、その魅力をお伝えしたいんですよね。
あと有名じゃないところとかね。
じゃないほうですよね。
じゃないほうって言われがちなところを。
なんだけどめちゃめちゃいいとこあるよっていうのを伝えたいんですよね。
地域の漁村の紹介
そんな形でミミミエラジオっていうものを作ってこれからお届けしていきます。
どうぞ今回から皆さんよろしくお願いします。
ミミミエラジオ
このミミミエラジオは毎回三重県の南部のいろんなエリアからお届けするんですけど、今日は大和から。
大和でね、私たちね、今日は茎っていうところに来ています。
茎町になりますね。ココノツの鬼と書いて茎町。
朝からね、第0回目ということで、茎でたまゆるちゃんと2人で撮影をね、してたんですよね。
サムネイルとかに使う写真をね、撮ってました。
港ですごくね、景色が良くって。
港の下を覗き込んだら魚がたくさん泳いでて、多分水深5メートルぐらいあると思うんですけど、そこまで見えてめちゃめちゃ綺麗でした。
すごい綺麗、透明度が高い海と山と、それと家が立ち並んでる風景。
なんか本当ザ・漁村っていう感じで。
心が和むって感じの風景でしたよね。
あれちょっとまた写真でもね、また皆さんに見てほしいですよね。
多分このエピソードが公開されてる頃には、写真もいろいろ仕上がってきてるはずなんで。
見てもらえたら嬉しいですね。
いっぱい撮りました。
そういえば写真撮ってる時に不思議な人に私たち出会いましたよね。
出会いましたね。麦わら帽子の方ですよね。
そう、メガネをかけて歩いてる青いシャツのお兄さんがいたんですけど、
どうやら地元の人に聞くとすごい人らしいみたいです。
それで今日こんなラジオもしますし、せっかくですから
ゲストにということで、今日来ていただいてます。
それじゃあどうぞ。
こんにちは。下田と申します。
よろしくお願いします。
下田先生、今日はなんで久喜にいらしてるんですか?
そうですね。まずちょっと出会い方から修正させていただきたいんですけど
怪しい人ではなくて、逆に普段見ない怪しい人たちが港にいたので
追いかけさせていただいたって感じです。
逆に私たちが怪しかったと。
怪しかったなと思ってます。
なかなかこんな漁村でキッチンカーで撮影してる人いないですもんね。
確かに。
私たちも対外編だし、でも下田先生はもっとちょっと変わった方だと聞いたんですけど
何をされてる方なの?
私は兵庫県の西宮市にある大手前大学っていうところで
建築を教えている学者教員です。
大学で建築学を教えながら、自分の研究の専門として
全国の漁村を建築の視点から研究しているっていう
そういうフィールドワークっていうんですけど
漁村のフィールドで民家だとか路地だとか街の景観だとか
そういったことを調査してます。
茎がとても魅力的な街なので
足しげく通ってたら今日出会ったと。
見慣れない奴らがいたと。
見慣れないキッチンカーだと思ったら
ラジオっぽいぞみたいな感じの方々だったので
お声掛けさせていただいたって感じです。
つまり漁村のスペシャリストってことですよね。
日本で一番漁村に詳しい学者を目指している43歳です。
よろしくお願いします。
お願いします。
気になったんですけど漁村って言われたんですけど
日本中の漁村ってことですよね。
そうですね。
日本って漁村っていくつぐらいあるんですか。
いくつぐらいあると思いますか。
でも海のあるところ都道府県で
でも南瀬町だけでもね17ぐらいある。
そうなの?
じゃあ300ぐらい。
いやいやもっとあるでしょ。
本当?
ももちゃんは?
2、3000とか。
全然足りないです。
6298漁村あります。
6298?
8漁村あります。
そんなに?
そうなんです。
直線距離にするとだいたい5から6キロに1つ漁村があるっていう
そんな感覚で実は日本の沿岸を振ってできてたりするんですね。
確かに南瀬でも5から6キロぐらいごとに漁村がある感じはするけど
6000?
6200もあるんです。
6300ですね約。
なんか日本地図にマッピングしたら漁村で生まれるくらい沢山。
知らなかった。
日本地図の沿岸部に漁村をプロットしていくと
ちゃんと日本の輪郭が浮かび上がってくると。
それだけ実は沢山漁村があるんですけど
その中でもトップクラスに魅力的なのがここ茎です。
そうなんだ。
どういったところが先生の推しポイントですか?
好きな人のここが好きですみたいなの一つじゃないですね。
深い。そうだな。全部ですもんね。
いくつもありますね。
その人がその人だから好きなのであってみたいな。
茎が茎であるから好きなんだっていう。
好きだし性格も好きだしとか。
取り憑かれてますね。
そんな偉人としてますね。
愛する女性をめでるかのように。
振られない片思いを茎としてるという感じですね。
何この先生。
ちょっと怖いかも。
それは私言わんとくと思った。
言っちゃった。
めちゃめちゃ本命言葉。
私も三重県の漁村に行ったことあるんですけど
三重県以外の漁村ってそんなに見たことがなくて
全然違いますか?
全然違うし、でもすごく似てたりもしますね。
だからすごく面白いです。
特に日本の漁村はここ茎ですけど
先ほど港で見たら海が透明で山が見えてみたいな。
例えばここ茎みたいな場所だったら
いわゆるリアス海岸ですよね。
入り組んだ入江の中に漁村がポツンと立地してて
この辺の東岸エリアは山がすぐ後ろに迫ってて
山と海がほぼ接してるような
海山が非常に近い景観が魅力的なのが
この辺りの漁村の魅力の一つですね。
なるほど。すごくよくわかります。景色がね。
そうですね。私は愛知県出身なんで
漁村ってものを見て育ったことがなくて
東吉祥地域に来てからすごい綺麗だな。
だから私は逆に山があって海があるのが
漁村のノーマルな状態だと思ってたんですけど
そういうわけではないんです。
いろんなパターンがありますね。
例えば愛媛県とかに行くと
茎の漁村の魅力
海と街が漁村ってだいたい接してるイメージですよね。
でも例えば愛媛県の定崎半島っていうところに行くと
海と街がこんな高低差が70メートルとか100メートルとかって
崖を降りてって船に乗るっていう面白いエリアもあったりします。
不便。
不便です。だから魅力が残ってるんですよ。
なるほど。
どうですか?好きなところは言えないくらいあると思うんですけど
茎の港が他のいろんなところ見られてきたのと
違う点とか茎の個性ってのはどんな部分なんですかね?
例えばですけど建築の観点から見ると
茎の漁村の街中は歩きましたか?
少し歩いたことありますか?
漁村の共通の魅力なんですけど
車が走れない細い道がたくさん入り組んで街ができてますよね。
こういうのを路地ってよく言ったりしますけど
そういう入り組んだ路地が漁村の魅力の一つですけど
古国記では石畳だったり石垣だったり
そういったものが路地にたくさん立地してたりします。
立地というか室内として。
そうかもしれない。
確かに。熊野古道とかも石畳、その辺の石がいっぱい取れるから石を埋めて
それで漁村も作ってるみたいなことですか?
熊野古道はやっぱり進行の道ですよね。
だからああいう石畳とかでしっかりと足元を固めたりとか
もうちょっとちゃんと言うと石畳って高いんですよね。
お金が?
お金がかかりますね。
古国記は小さな一漁村なんですけど
石だらけです。石階段、石畳、石垣。
すごいコストがかかるはずの石畳がなぜか一漁村にたくさんある。
たくさん残ってて、さらに石畳や石垣でできてるだけじゃなくて
石の加工をよく観察していくと
漁村の文化と慣習
すごい高い技術でその街並みが構成してるっていうのが古国記の魅力なんですね。
といえばももちゃんも前に南伊勢の漁村もよく見てきてるから
ちょっと雰囲気が違うって言ってましたよね。
ちょっと違いますよ。
建物もそうやし、たぶん私気づかなかったけど
たぶんこれですね、石の階段とか石の使い方。
今先生ちょっとパソコンで見せていただいてるんですけど、写真。
これは今何をパソコン出してくださってるんですか?
これは私クッキーに通い始めて12年ぐらい経つんですけど
街が魅力的なのでこうやって一個一個の階段の寸法を測ったり
どういう石の加工がなされていたりだとか
なんでこんな石組みができてるのかっていうのをスケッチに残したりだとか
そういった街の魅力を可視化する建築的に可視化していくと
そういう記録を今ちょっと見ていただいているというか
今この細かいスケッチとか全部それで寸法をそこに写真の上に置かれたりとか
すごい細かいですね。
すごいですね。
これは12年かけて測量というかされていたんですか?
そうですね。時々こうやって通わせていただいて
そんなこと考えて階段登ったことないもん。寸法を測ろうとか
ちょっとラジオで悔しいんですけど
今見ていただいている立派な階段の写真を見ていただいているんですけど
この階段は茎の中にあるお寺さん。新元寺というお寺さんがあります。
お寺さんはちょっと高い位置にあるので階段が3道になっていて
2本の階段で混同まで上がっていきます。
Y字になっている感じですね。
僕初めて来た時にこれなんで2本あるんだろうとか思っていて
よくよく調べていくと
これ生きている人が上がる専用の階段と
遺体の上がる専用の階段になっています。
びっくりして
こんな日本昔話みたいな話が空間として顕在化すると
これは漁村の魅力なの一つだなというふうに思いました。
お葬式とかそういう時にしか使われない階段をわざわざ作ったみたいな
昔はお寺さんでお葬式をしていたので
茎では座寒と言って体操座りして
寝寒普通寝寒ですけど座寒と言って体操座りして
遺体を運んでいくんですけど
鉢に抱えて運んでいくんですけど
その時はこっちの道を上がると
これ僕から言わせると漁村の一つの風景だなって
実はうちの漁村も同じなんです
お墓行く時にお葬式の時しか通らない道と
普段はそこ通ったら怒られるんですがそこは通ったらいかんとかって
それって漁村の習慣というかなんですね
そういう言い方もできると思うんです
漁村って漁師さんたちの街ですよね
漁師さんたちって毎日取れるか取れないかわからないお仕事をしてますよね
サラリーマンみたいに月収安定して入ってくるってわけじゃなくて
行ったら魚取れる日は取れるし取れない日は全然取れない
自然相手だからわからないですもんね
だから縁起を担ぐんですね
黄色いハンカチを今日して漁に行ったら大漁だったから
次の日も黄色い何かつけてこうみたいな
例えばそういう感じ
背中合わせで逆っていうのを非常に意識していて
逆っていうのはけがれとか
良くないことに対する意識も非常に高くて
特に民族学の用語で言うと黒不浄とか赤不浄っていって
死とか血とかに対してはけがれの対象になるんですね
だから例えば僕が漁師さんだったら
奥さんに子供が産まれましたと
めでたいけど血が出るのでけがれの対象なので
7日間海でちゃダメだとか
これ民間で言うと戸橋市なんかの漁村では
昔あった習慣だったりしますね
そういった民族慣習みたいなものが空間として
バチッと立ち上がっちゃうのがやっぱ漁村の魅力ですね
思わぬ沼じゃないですかこれ
ちょっと軽く聞こうと思ったのに
めちゃくちゃ面白い深いですね
さっき気持ち悪いって言われたんで
負けられなくなった
気持ち悪いし物色しようと思って
余計に怖くなってきた
余計に沼にはまり込んだ感じが怖いんですけど
すごい面白い
建築が専門っておっしゃってたけれども
その漁村の建築にしか残ってない
漁村で暮らしてきた人々の
営みみたいなのが見れるのが
茎の素晴らしいところ
家だけとかじゃなくて
民族学っていうところまでっていうのが
めちゃくちゃ面白いですね
地元で聞いたことあるとか
聞くとすごくよく分かるんやけど
そういうことなんていうか
すごく地元の人間としても面白いです
その辺が探偵してるみたいで
調査してると楽しいですね
なんでこうなってるんだろうとか
謎解きしてるみたいな感じですね
もしかしたら聞いてくれる人の中にも
もしかして漁村に住んでますとかね
漁村におじいちゃんおばあちゃん家族いますっていう人が
うちのあれはもしかしてこれだったのかって
なってる人いるかもしれないですね
特に漁村に出てって都会に出てって
何も知らずに都会に出てった人
そんな人が聞いたら
そういうこと?って
今度帰った時に見てみようとかね
町の方にとっては
当たり前の風景になっていることも
たくさんあると思うので
ちょっとそれをちょっぴりだけ専門的に
ビジュアル化すると
町の魅力を共有化したり
発信できたりとか
そういうことも僕や学者にできることの
一つかなと思って
こういう活動をさせていただいています
地域イベントの準備
なんかすごい今日あれでしたね
先生と一緒に若者たちが
わらわらとたくさん来てたんですけど
彼ら彼女らは一体何者?
今回は学生を引き連れて
区域にやってまいりました
何人くらい来られてるんですか今回?
僕入れて13名で
昨日からお邪魔させてもらいました
その学生さんたちも一緒に
町をいろいろ歩き回って
研究してる?
実は今回は研究のために来てるんじゃなくて
僕たち学者とかのお仕事って
論文を書くことが仕事なんですけど
論文って
漁村の論文とかって
特に書いても誰も読んでくれない
確かに私たちも先生に会うまでは
景色綺麗だなと思って見てたけど
漁村読もうとはね
あんまり思ったことなかったです
今は興味あるけど
文字ばっかりだし
なんかもったいないなと思って
ちょっとこういうスケッチだとか
見える化したりだとかして
論文だけじゃない漁村の魅力の発信をしている一環で
今回学生たちと来てるのは
論文で書いたことを
頭で考えてることばっかりなので
やっぱ区域に惚れちゃったので
手紙としての論文を書いてるばっかりじゃなくて
ちゃんとアクションをしないとなと思って
ラブレターだけじゃなくデートに誘うみたいな
そういうことですね
町づくりの取り組みを区域でさせていただいていて
その準備でお邪魔させてもらってるって感じです
具体的にはどんな予定なんですか?
具体的には流しそうめんをお盆に実施するっていう
まちづくりイベントを準備していて
茎の町で流しそうめんを
茎の町で流しそうめんをする準備を今回しています
お盆にやるんですけどね
どこでやるんですか?
茎の町の中で細い路地でやります
細い路地に沿って
細い60cmから80cmぐらいの川が流れてるんですね
立派な河川です
80cmとか
その河川の上に竹鳥を浮かせるというか
宙に浮かせて
みんなで路地に立って流しそうめんを食べると
楽しそう!
実は去年初めてやって
今年2回目でその準備をしています
こんな感じですね
本当だ!すごい!
狭いところに
この川みたいなのは
茎の町の歴史
もともと何かに使われてたからあるものなんですか?
もともと茎に流れていた小さな河川です
ただ流しそうめんしてるだけじゃなくて
実は町を歩いてると
石が立派ってちょっとお伝えさせてもらったんですけど
石組でできた約2m角の大きな水槽が
その細い河川の上に立方体くらいの
お風呂みたいな感じの
そういった石組が乗ってる場所があるんですね
これ茎の固有の故障で
ぼっちって呼ばれてるんです
一人ぼっちのぼっち
これ他の漁村では言われてないんですよ
茎だけで呼ばれてます
これ何かっていったら
この河川沿いにぼっちが失来られてるんですけど
昔はここに水を貯めて生活用水として利用してたんですね
洗濯とか野菜洗うとか
野菜洗ったりとかバケツに水を入れて
お家に持って帰ったりとか
要は浄水道が町に通るまでの
重要な生活インフラの一つだったって感じですね
こういうのが町の中にいくつもあるってことですか?
昔はいくつかあったんですけど
今はっきりと残ってるのが一箇所だけあって
こんなの他の漁村で見たことがなかったので
勝手に生活遺産って呼んで
地域イベントの重要性
めでてたんですけど
水貯めたいなと思って
水を貯めて調べていくと
区域や東吉州そうですけど
町と海と山が近いので
山の上から水を竹どいで引いて
水を貯めてた
そういう水が水を貯める仕組みだったんですね
竹どいで水貯めるんだったら
半分にそうめん流したら人来てくれるかなって
そうめんを去年初めて実施させていただいた
その時は水を引いてきたんですか?
引いてきて竹どいで実際に
参加するのは区域の人ですか?
区域の街の方のためのイベントとして
開催させていただきましたので
ちゃんと言うと10代20代30代の方に来ていただいて
今年は去年来てもらった子どもたちと一緒に準備しています
今年は参加もしてくれてるんですか?
作る側に
街の人からしたら今まで枯れてる謎の浴槽みたいなのがあったけど
あれ何なんだろうっていうのが
これ水貼ってこうなるものなんやみたいなのが
若い方もいらっしゃるかもしれないですし
お年の方は知ってらしたので
約70年ぶりに水を貯めた過去の風景を現在にもう一度呼び起こす
というような取り組みをしてみました
何年前まで使われてた?
ちょっと半前としないんですけど
だいたい戦前戦後あたりまでってことだったので
約70年くらいかな
70年ぶりに嬉しかったでしょうねこのぼっちも
たくさん来ていただきました
気になるぼっち
ちょっと見に行きたいですね
後で見に行きましょう
そういう他の漁村ではなかなか残ってないようなものが
たくさんこの茎には残ってるんですね
残ってるから残し続けていくために
こういう取り組みをさせていただいてるっていう感じですね
ちなみに先生の見解では
なぜ茎にはそういうのが残ってると思われるんでしょうか
先ほどお二人がおっしゃってた超不便だからですね
きにくいし遠いし東奇襲だしみたいな
そうですね陸のこととも言われてる
だからこそ逆に人の手が入りすぎずに
ちゃんと残ってきたものがある
それがこんなもう茎ラブな方を
ここに呼び寄せてるっていうのがすごいですよね
改めて今日すごいところで取ってるんだなって気がしてきました
そして第0回目から大当たりですね
本当ですよ
茎大正解だと思いますよ
よかった
結構茎に研究のためにいらしてるって聞いたんですけど
何回くらい今まで来られたんですか
数えればよかったと思ってますね
そうですよね
カウントしておけばよかったなと思って
50回100回は行ってるかもしれない
行ってそうですね
おかえり食堂
そんな先生にお聞きしたいことがあって
このコーナー毎回三重の面白い人を呼んで
話をいろいろ聞いていくコーナーなんですけど
ちょっとおかえり食堂っていうコーナー名を題しまして
その人がいつもこの土地で絶対行くお店とか
ここのお店に行くとちょっと帰ってきたような気持ちになる
みたいな場所を聞いてまして
先生のズバリおかえり食堂はどこですか
実は茎には食べるところが今は一軒しかなくて
そこは普段茎にお邪魔させてもらうと
気軽に行けるところじゃないので
大瓦瀬の市街地になるんですけど
最近大来県っていう中華料理屋さんに
中華ですか
中華ですね
中華に行っちゃいます
特に帰る前に行っちゃいます
帰る前に
帰る前にっていうのはやっぱ
大瓦瀬お魚が美味しいので
こっちを邪魔させてもらうと
魚をたくさん食べさせていただいたり
食べたりするので
ちょっと後半ちょっと濃いもの食べたいなと
そうかそうですよね
大来県に行くと
ちょっと大瓦瀬の方
怒られるかもしれないですけど
大瓦瀬ってなんか味ちょっと濃いめなんですよ
ちょっと濃いめの酢豚定食を食べて帰る
いいですね
いっぱいたくさんお魚美味しいの食べて
お魚も美味しかった
でも中華が食べたいみたいな
最後大来県で酢豚食べて
ビール飲んで電車乗って
目覚めて現実に帰って
帰るかよ
そうなんですね
クッキーとの大瀬の締めに
酢豚食べてビール飲んで
いいですね
確かにわかるかも
私愛知県に住んでた時は
お魚ってすごいご馳走で
特別な日にしか食べれないものだと思って
子供の頃から生きてきたんですけど
こっち来るとやっぱみんな魚って
すごい日常的に食べてるからか
確かにみんな焼肉とか中華とか行きながら
びっくりしましたそれは
肉が多いですよね
漁師も大体焼肉行く
そうなんだ
こっちの地元に昔から住んでる子を
あんまりお刺身定食とか誘っても
別にそれはいいから焼肉行こうみたいな
言われる
何回もクッキーに来てるからこそ
もうその感覚がわかってらっしゃる
すいません
大阪の食堂をご紹介できず
いやでもこれはね
だからこそですよね
まさに出てる
クッキーを知り尽くしてるからこそ
のお答えでしたね
本当ですね
私たちラッキーでしたね
たまたまクッキーのスペシャリストに会えるなんて
なかなかないですよ
別に先生だって
いつも来られてるわけじゃないですか
そうですそうです
たまたまですね
めっちゃラッキー
幸先いいですね
ボリュームゼロにして
先生突然お呼びしたにもかかわらず
こちらこそ
失礼なこと言いました
どうもすみませんでした
いやいやいや
いや気持ち悪いって言っていただいて
褒め言葉
学者におりです
ということで
今日ゲストにお呼びしたのは
大手前大学の先生でいらっしゃる
下田茂樹先生でした
ありがとうございました
ありがとうございました
いやー楽しかったですね
下田先生の話
第0回目から
すごいレベル高いし
本当に話足りんかったっていうかね
まだまだ聞きたかったですよね
さっきの話も
後から話を聞いたら
ただただお楽しみのイベントだけじゃなくって
防災の意味も含まれている
っておっしゃってましたね
もし何かあった時に
昔使ってた水の水源というかね
それが使えるように
それをまた今から復興していく時の
メインになる若い世代と一緒に
それをやっていくっていう
その人たちに知ってもらうっていう思いも含めて
若い人たち
町の若い人たちと一緒に
こういうイベントをやってるっていうのが
次回予告とまとめ
すごいなと思った
またそれを流しそうめっていう
楽しいイベントに昇華しつつも
防災の役に立つ知識を
ちゃんと身につけてもらうっていう
これを聞いてる皆さんにも
きっと何か役立つんじゃないかななんて
本当に南海トラフ地震も
いつ来るかわからないって言われてる状況の中で
結構漠然と不安に思ってる人って
三重県南部地域の人たちめちゃめちゃ多いですよね
だからこそこういう取り組みしてる人もいるから
自分たちの町でもできることあるんじゃないかとか
もし参考になりそうなことがあったら
どんどん紹介していきたいですし
防災っていうのも含まれててすごく面白かった
ただのクキが好きすぎる変人じゃなかったですね
変人って言うとダメ
変人って言うとダメですよ
愛が強すぎる先生
防災のこともちゃんと考えてる
すごい方でした
素晴らしかったです
ということで次回からも
こんな感じでゲストをお呼びして
お届けしていきます
ちなみに次回はももちゃんが担当してくれるんですよね
そうなんです
次は私の地元の南瀬町からお送りします
収録のスポットとか
また三重県の面白情報とかっていうところは
公式のSNSがあります
InstagramとTikTokでフォローしてください
今日の番組の裏側なんかも
協調で撮影してもらってましたけど
それも流していただきますので
ぜひチェックしてみてください
というわけでこの番組ミミミエラジオは
ローカルPodcastの紹介
Spotify、Apple Podcast、YouTube Podcastなど
重要な音声配信プラットフォームで
毎月第1、第3金曜日に最新エピソードを配信しています
他にもリスナーさんのみんなからお便りも
どしどしお待ちしていますので
いろいろ聞きたいですよね
これ帰りがあったら嬉しいですよね
感想もらったり
あとなんか方言の話さっきしてたじゃないですか
そういうのも送ってきて
自分とこだけにある方言とか
さっきもスタッフのみんなで話題になったんですけど
三重弁なんてものはないっていう
違いますもんね
松坂あたりの言葉とか伊勢あたりの言葉
それから東吉州もすごく独特ですよね
そうなんです全然違う
私東吉州の言葉好き
北の方とかのイントネーションとかすごく好きで
聞いたらすぐに分かる
北の人やとかって
東島の人やなとかって分かるので
そういうのも伝えていきたいですよね
うちの言葉自慢みたいなのとか
うちこんな変わった方言なんですっていうのあったら
ぜひとも教えてください
番組へのお便りとか感想を送っていただくときは
番組の概要欄にあるフォームがありますので
そこから送ってください
ということで桃ちゃん次回はよろしくお願いします
よろしくお願いします
ちなみに私玉由里とは
次の次の第2回でお会いできる予定なので
また楽しみにしていてください
というわけでここまでのお相手は
ミミミエラジオパーソナリティの玉置由里子と
西川桃江でした
またねー
お疲れ様でした
どうでした桃ちゃん
どうなんやろう
昨日プロデューサーの一人から
結構ダメ出しされたじゃないですか
そうなんです
それで桃ちゃんは落ち込んでたんですか
うん全然
我が道を生きてますよこれからも
本当にそんな感じですよね
でも良かったですね本当に面白かったし
楽しかった
あっという間でしたね
あっという間ですよね喋ってると
タイムキープしてくれる方も
スタッフさんいらっしゃるんですけど
気づいたらもう30分くらい経ってて
もう時間ですよって言われて
びっくり
この後はもう
お酒飲みましょうって
昼ぐらいからずっと
今日もビールですね
ビールも飲みたいし
やっぱ桃ちゃんいるんで日本酒も飲みたいんですよ
うちのミッチークガム持ってきてるから
やった
しかも珍しい熟成酒
低温熟成酒で
乾杯しましょう
今みんなこの部屋にいる全員が色めき立ちました
もうね
飲むためにやってるようなもので
私たち
朝から撮影だったじゃないですか
朝8時半くらい朝早くからずっと
外で撮影してて
暑かったから
もうずっとビールが脳内にね
ほびりついてたんで
昼から収録あるんだけど
もう飲んじゃうみたいな空気に
一瞬なりかけて
さすがに我慢しましたけど
この後
この後やりましょう
収録そろそろ終わりしていきますか
はい
じゃあ飲みに行ってきます
行ってきます
この番組はトリオ事務局がお送りしました