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俺は、シャワートイレ。かっこいいシャワートイレなんだぜ。
俺には仕事がある。俺の仕事は、水を温水を放出すること。
俺の放出する水だったり温水によって、人様のホールをきれいにする。
俺の仕事は、洗浄する。そんなことこそ、俺の仕事ってわけ。
俺は、きれいにする。そこに、快感を覚えている。
俺の快感は、きれいにすること。きれいになってもらうことが、俺の仕事ってわけ。
ただ、俺が、人様のホールをきれいにしようとするとき、
受け入れ体制も、人によっては人それぞれ。
人によっては、受け入れる体制が整っていて、そのホールを広げてくれる。
人によっては、そのホールを全然開いてくれない。
やっぱり、開いてくれるほうが、俺の目的に達成しやすい。
俺の目的地は、ホールのど真ん中。ホールインワンしたいってわけ。
だから、ホールを開いてくれる場合には、きれいに、一直線にホールインワンする。
そんな可能性が広がるってわけ。
ゴルフでのホールインワンは、ホールインワンを達成した際には、
みんなでお祝いする。そのためのパーティーを開け、そんなこともあるみたいなんだぜ。
俺の場合は、ホールに一直線。
たとえ、ホールに一直線してホールインワンしても、
それはもう、焦点する。
焦点する。焦点する。
言い方はそれぞれなんだが、焦点させる。
そんなことを目指して、俺は、直に、穴に、一直線、ホールインワンを目指してるってわけ。
ホールインワンすると、やっぱり気持ちいいぜ。
気持ちいい。そう、気持ちよさを求めて、俺は、ただただ愚直にホールインワンを目指して、一直線。
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そんなこと。
そして、時々、そのホールインワンを目指すプロセスに、ちゃっぴり不快を覚えることもある。
これもまた、人それぞれ。
人それぞれなんだが、俺が、最も提唱したい、訴えたいことは、ただ一つ。
俺を使う前に、この俺のシャワーを噴出する前に、もし可能なんであれば、
一度トイレットペーパーで、人様のホールを綺麗にふきふきしてから使ってほしい。
綺麗にふきふきしてからの俺の仕様だと、人様のホールがさらに綺麗に洗浄される。
でも、トイレットペーパー君を使わずに、そのまま俺のシャワーを使っちゃうと、それはもう俺が運のシャワーだよね。
運のシャワーが降ってきて、大変きつい、大変厳しい状態だ。
この大変厳しい状態で、また次の人が俺の仕事をオーダーしてくれた際には、
人様のネクストバッタ、ネクストホーラーのホールに目指す、そのシャワーっていうのが運のシャワーになっちまう。
それだけは避けさせていただきたい。そんなことを繰り返すと、始まりに俺の方が商店してしまう。
そんなことは避けさせていただきたい。
可能なんであれば、トイレットペーパーでまずはホールをふきふき、それから俺の仕様をしてほしいってわけ。
俺が最も訴えたいことは、そこ、ただ一つ。
使用前にはトイレットペーパーでふきふき、これをよろしく頼むぜ。
これが俺、シャワートイレの務め。
お聞きいただき、ありがとうよ。また聞いてくれよな。