1. みきさっくのJust DAO it!ヘンなラジオ
  2. #13 マネキン(VMD)について
2022-03-18 06:08

#13 マネキン(VMD)について

#13 マネキンコーデ、良いと思っても買う前に一呼吸。よーく考えてから決めてね。
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/62234dde62fdf0d800be6e88
00:07
こんにちは、みきさっくです。
世の中を少しだけでも優しくする、さきたみずきと申します。よろしくお願いいたします。
さあ、本日のテーマは、マネキンというテーマでお話ししようと思います。
皆さんは、VMDという言葉を知ってますか?
僕はファッションバイヤーのMBさんを通じてこの言葉を知りました。
ビジュアルマーチャンダイジングの略で、ビジュアル、視覚的にマーチャンダイジング、商品マーケティングを行うということになります。
VMDとは、アパレル業界で浸透しているビジネス戦略のことなんです。
うん、概要は分かったけど、具体例がないと分かりにくいですよね。
ということで具体例をあげます。具体例は、マネキンだったりディスプレイなどがあります。
マネキンやディスプレイって、売りたい商品を見えやすくして買いやすくすると思っていませんか?
そのお店の一押し商品がマネキンになっている。
もちろんそういった考えもあるのですが、VMD的には意味合いがちょっと異なります。
VMD的なマネキンの商品、それは街の中心地にない、街外れのコンビニの看板のような役割を果たしているのです。
どういうことか、中心地にないロードサイドのコンビニの看板って、運転中でもドライバーから見えやすいよう、
コンビニ店舗の数百メートル手前から、そして高い位置に出されていると思います。
さらには看板が目立つよう、コンビニのロゴだったりコンビニカラーを全面に押し出して、
ドライバーから気づいてもらいやすいように工夫されているのです。
これってつまり、分かりやすさや気づいてもらえることを重視しており、本当に売りたいものとは一線を着しているのです。
ショッピングモールを例に挙げます。
ショッピングモールのテナント、店舗ですね。
これってお客様の性別だったり、大体の年齢、そしてどのお店でどんなものを買ったのかということ、
さらにはどんな動線で買い物をしているのかということまで、そのテナント全て情報共有されているようです。
だから、自分の店に入ってくる人がどの動線から入ってきて、そしてどんな商品を買っていくのかという傾向を把握していることになっています。
03:01
その傾向を見て、自分の店に入ってくる人に向けたVMDマネキンを設置すると、それが直接売り上げに直結する、こういった観点からマネキンを設置しているのです。
だから、その店の一押し、売りたい商品を前面に出しているというわけではないんですね。
この商品が売れやすい、こういったのが目立つという目的に基づいたマネキンを作り上げているということになります。
ということは、店の店舗の真ん前に置いてあるマネキンですね。
今はこんなコーディネートが流行っているんだということで、そのマネキン自体のそのコーディネートを真似した洋服、それをそっくりそのまま買うということは、本来の一押し商品ではないよということになっております。
売れやすい商品を前面に押しているよということになりますので、その時に本当に流行っている商品だったり、実際に一押しという商品ではないのです。
これは十分に注意したいですよね。
この戦略、実は違うことにも使えるかなと思っております。
例えば目立つ、目立つことを前面に押し出しているという、一つ例を挙げますとNHK党があります。
NHK党ってNHKをぶっ壊すというパワーワードなんかで、人目を引くように設計されているんです。
これっていうのはつまり目立つための戦略なので、本当に言いたいこととは別になっているんです。
とにかく見てほしい、とにかく目立ちたいという論点から、こういった戦略を取っているのがNHK党の党首、橘党首だということになります。
なかなか面白いですね。こういったVMD戦略、いろんな場面で使えるよということの実例かと思っております。
こういったのをいろいろと調べていたり分かっていると、なかなか新しい発見があったり、本来の目的を見る目が養われるということにもつながるんじゃないかなと思っております。
さて本日はマネキンというテーマからVMD戦略についてお話ししました。
さあ今日の放送はこれで終わりたいと思います。ご視聴、ご視聴じゃないや、聞いていただきありがとうございます。それではまたね。
06:08

コメント

スクロール