カフェホワイトムーンの思い出
夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和、二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、
暖かく優しい昭和の情景、心のままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話、カフェホワイトムーン、覚えている人もいらっしゃるでしょうか。
夕焼け物語特別バージョン、最後に主報の宝典、とある北大阪、
緑地公園の遠景カーダンを一人のレディーが髪をなびかせながら、
その公園を抜けて、ある施設沿線に向かう並木道、
その途中にカフェホワイトムーンがありました。
主報は懐かしい、そのカフェの前で思い出す、
自分が学生時代、キャピンアテンダントの夢に思いを馳せていた時に駆け抜けたあの日の思い出、
この店で人々に接客、その人々のドラマを自分のことのように思いを寄せることを学んだあの日の日々、
今ドアの前で少しの緊張、懐かしい文字がドアに掲げてある、
ドアをカラーンよい、コーヒーの香り、そしてマスターが振り向く、
塩ちゃん待ってたよ、マスターマンドリンコーヒーください、
主報はあの頃に時として奮発していた、マンドリンを頼む苦味の美味しいコーヒーだ、
マスターは一杯出しで、カッターミルで引き、ペーパードリップで真鍮製のドリッパーで、
主報のために主報のまるで今日までの日の、主報の時代を自分の主報がウェイトレスで、
このカフェホワイトムーンでウェイトレスをその日までの思い出を埋め合わすかのようにコーヒーを立てる、
マスター独自の眺めの漏らし、そして一等伊達で、はいこれだよね、
そしてマスターはサバから彼女のあの頃好きだった、同じ形のコーヒーカップ入れて差し出す、
マスターは自分の思い出を探るようにサイドにあるフォトフレームにある、
それは主報と北海道とマスター自らが店の入り口で写真を撮ったそのものである、
主報はウェルカムというエプロンにシルバーお盆を胸に抱えて両手で微笑んでいる、
マスターはかくばった銀縁眼鏡で渋い、そのあの頃の若いマスター、今は少々の白髪が混じっている、
そして北海道も写っている、マスターは主報に言う、
あ、いろんな人が来たね、朝日菜さんから北海道、そして以前には優斗、
そうだ自分の同級生なんだ、そして三崎さんも来たね、
時谷さんとも仲良しだった、そして後輩のゆずきルカさんと星田翼さんやってきたよ、
彼女たち今活躍して空を飛べるんだってね、みんな立ち会えたことが嬉しいよ、
マスターは顎を刺す、そしてマスターは師範にコーヒーカップをカチッと合わせた控えめの乾杯だ、
人々との出会い
香りを嗅ぐ時にマスターは二周回すのが癖なんだよね、
忘れてた、塩ちゃん見てよ、ホワイトムーンの天井はドーム型になって様々なエアプレイの模型が掲げてある、
そして一つのジェットがとりわけ目立っていた美浴にはそうだ、
マスター、SA-Lのカラーリングにしたんだね、
美浴には夕日のマークだ、今もね、ボイング37-30は元気で飛んでるんだ、
そうだ、師範は手のひらに原骨で軽くタッチして、
ルカと翼も好きな飛行機だ、マスターお見通しなんだね、
二人はマスターも師範も目が合う、
そして何よりも美味しいこのカフェを、マンドリングはタシナンも、
マスターも目を閉じて、師範も目を閉じる、
師範は懸命に来た北大阪の学生次第、語学にも励んで、
彼女は外国病系の大学でもあった、
そしてこのファイトムーンで学んだ、
その人々の一期一会に立ち会えて、
その後のキャビンアテンダントの10%としての歴史、
マスター、ここが私の道しるべでもあったかもしれません、
本当にマスターありがとうございます、
マスターは思わずその言葉を聞くために店を継げているかもしれないね、
そんなマスターは言葉で締めくくった、
話は変わります、カフェホワイトムーン、
現代では並木道にカフェホワイトムーンは、
その存在は誰もがわからなくなっているかもしれません、
あるうち時代に輝いていたそのカフェホワイトムーン、
人々の歴史、カフェ、その湯気とそれを通した人々の、
その表情は誰しも人生の時の中で喜怒哀楽、
それを演出するのに何よりも素敵なものだったかもしれませんね、
それは道路にの思い出とも重なるものがあるかもしれません、
そんな心のカフェホワイトムーンの物語を今日は語ってみました、
夕焼けひとりきり、あなたの思い出のカフェ、
それは今もあなたの今日までの道しるべかもしれません、