富士山公園の思い出
夕焼けひとりきり始まりました。昭和。二桁生まれのパーソナリティー。ミッキーロンリーがご案内します。昭和レトロン。
今は懐かしい思い出。明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。温かく優しい昭和の情景。
心のままにお話しできればと思っています。 どうぞお付き合いください。
今日は富士山公園。昭和レトロのお話。 大きな
お山の滑り台がシンボルの富士山公園。 子どもたちがボール遊び
ケンケンパー 一段落して広場に集まってきました。
体育座りして誰かを待っている様子だ。 私ミッキーがそばにいて
様子を伺いたいと思います。お付き合いください。 時は昭和60年代。
富士山公園。大きな滑り台のお山がシンボルの公園。 子どもたちが遊びを終えて広場で体育座りして誰かを待っている様子だ。
今や今やと。 ワクワクドキドキ
あっ あの黒い大きな自転車は
キシキシってやってきた。 滑り台には
上島 ジェウジさんがやってきた。
うわぁ 子どもたちがジャンプしている。
飛び上がってハイタッチする子もいる。 ガッツボーズもしている。
みんな元気にしてたかい。
久しぶり。 ジェウジさんもとても嬉しそうだ。
特別な物語でもあるのかな。
ジェウジさんはカム芝居の準備を終えて幕を開けます。
おいしいカレーライスの街
パチパチパチパチパチ ある喫茶店で
グループの人たちがコーヒーを飲んでいました。 そして
ランチタイムカレーライスが 出てきてその時の話です。
ある人は
自慢のカレーライスのお話に花が咲きました。 どんなカレーが今までで美味しかった?
主婦の方同士のお話です。 ジェウジさんカム芝居をめくります。
ある一人の方は
有名なシェフが作るカレーがあって そこの味
カレーライスの特別な思い出
忘れられないのね そんな話。そして
ある一人は 観光地で
ご当地カレーと言いましょうか。その時の思い出話をします。 美味しかったわー
そんなカレーライスの話題で後きり
みんな カレーが好きだったんだねー
そして ある一人の人が言いました。
私が 一番美味しかったカレーは
みんなが彼女の 本に
目が向きます。ジェウジさんカム芝居をめくります。 そして彼女は答えます。
まおけて 恥ずかしそうに
うちの子供がね
母の日に お兄ちゃんと妹で一生懸命作ってくれたカレーが
一番美味しかったんだ。 味はね
色が少なくて水でシャビシャビだったんだけども 一番美味しかったんだ
彼女は 考え深くに語ります。そして
周りの方もシーンとします。 ジェウジさんカム芝居をめくります。
そして その
テーブル席でカレーライスの話をしていた 皆は
自分にも思い当たる そうだ
まだ幼い 子供それとも自分の
母親 大事にしていた
自分のことを思ってくれた人が 一生懸命作ってくれた
懐かしいカレーライスを思い出したようです。 いつの間にか
遠い眼差しでうぐんと頷く人 微笑む人
テーブルはそんな空気に包まれます。 温かく
ジェウジさんカム芝居をめくります。 彼女は
その時の 兄弟のカレーが
本当 台所で二人で
一生懸命作ってくれたのを思い出しました。 水っぽく
有名な主人が作ったカレーには及ばないかもしれない。 ただ
世界でただ一つ 自分のことを思って母の日にプレゼントしてくれた
そのカレーライスは 生で食べたカレーの中で
私にとって 一番だった
そんな思い出を
語ります ジェウジさんカム芝居をめくります
カレーライス ジェウジさん僕もカレーが大好きなんだ
美味しいカレーを求めて それはいつもカレーは
どこの店も 美味しい
それぞれの個性がある。だけど 自分のことを思って作ってくれたそのカレーライスは
特別だよね そんな
カレーは 世界でただ一つなんだ
ジェウジさん最後のまごろします。おしまい。 パチパチパチパチパチ
公園の体育座りしているみんなは 思い当たる子供もいたようです。そして
私も今度 作ってみよう
そんな 声をお互いに掛け合っています
私ミッキーもカレーライスが好きです いろんなお店のカレーライスを思い浮かべるけれども
誰かが誰かのことを思って作ってくれたカレーライス それは
自分でも それを考えるだけで嬉しくなってほっこりします
自分の母親が作ってくれたカレーを思い出しました 皆さんもその思いが終わるでしょうか
夕焼けが富士山公園に染まってきました 子供たちは自分の自転車に乗って日を見つけます
みんな気をつけて 帰るんだよ
夕焼け一人きり このあたりで本日終わりたいと思います
私ミッキーは 今日カレーライスでも食べると
しましょうかね 本日はお付き合いしていただきありがとうございました
次回の番組お楽しみに